いやあ、宝塚歌劇は本当に最高っすねえ!
というわけで、昨日わたしは現在日比谷の東京宝塚劇場で絶賛上演中の星組公演『めぐり会いは再び~next generation/Gran Cantante!』を観てまいりました。劇場にいる3時間だけは、地獄の介護生活を忘れさせてくれるわけで、今のわたしのほとんど唯一の生きがい、であります。
ところで。
わたしは2010年に初めて宝塚歌劇を観劇し、それは柚希礼音さんのTOP2作目の作品だったのですが、その時わたしは、柚希さんのあまりのカッコ良さに、男のわたしが観てもこれはすごい! と一発KOされ、以来、すっかり宝塚歌劇にはまったという経緯がありまして、今回、わたしが昨日観に行った作品は、2011年と2012年に柚希さん主演で上演された『めぐり会いは再び』シリーズの第3弾なわけです。
当然、わたしはその前2作を両方とも劇場で観ており、しかも!前作(2作目)で登場したキャラクターの10年後、という設定なわけで、さらにもう一つ、当時は若手スターだった礼真琴さん(以下:こっちん)が、満を持してのTOPスターとして、第3作を主演として演じるわけで、長くなりましたが何を言いたいかというと、これもう、超超期待の作品であり、何があろうとも、絶対に観に行くべき作品だったわけです。
しかし……近年マジでチケットを取るのが難しくなっているし、とにかく観たい!ので、いつもは東京宝塚劇場での観劇がメインのわたしでも、まずは兵庫県宝塚市の宝塚大劇場へ遠征すべき作品であるのは間違いなく、宝塚友の会のチケット申し込みで無事に大劇場のチケットを購入したのです。。。が、またしても! もう、マジ残念なことに! またしても! COVID-19による上演中止で、わたしの大劇場遠征は夢と消えたのでした。そしてさらに、東京でのチケットは、完全なる全滅で、えっ!? おれ、マジで観られないの!? うそでしょ!? やっべえ! どうしよう!? とうろたえることになったのでした。
ですが、やっぱり持つべきものはヅカ友ですねえ……。わたしは周りの人々に、ヅカファンであることを全く隠しておらず、つうかむしろ、宝塚歌劇のすばらしさを会う人会う人皆さんに話しているキモイおっさんなんですが、2カ月ぐらい前、税理士の先生と打ち合わせしている時に、なんかの拍子で「いやあ、次の星組公演はチケット全滅で、マジ鬱っすよ……わたし星組イチオシなのに、もう何もかも、全くやる気にならねえっすわ……」とかどうでもいい話をしていたところ、数日後にその税理士さん、の元部下のヅカ好き淑女の方、のお友達の方、という全く面識のない方からチケットが譲ってもらえそうですがどうします!? というご連絡をいただいたのでした。
まさにめぐり会いですよ!と見当違いの大感動でわたしは勿論、即レスでチケットを譲っていただくことにし、昨日観に行くことができたわけです。今週末、千穐楽なので、ホントにギリギリ観られて嬉しかったです。本当にありがとうございました! でもオレのバカ!!! 昨日、会社から直接劇場に行ったんすけど、双眼鏡持って行くの忘れた!! アホ!! ホント自分が嫌になるっす。。。
というわけで、無駄にどうでもいいことが長くなりましたが、『めぐり会いは再び~next generation』であります。最初に申し上げた通り、本作は第2作目から10年後、第2作目で登場したとある伯爵家の次男坊、ルーチェくんのその後を描いたお話であります。すごく珍しいというか、同じ役の10年後を本当に10年経った時点で演じるなんてなかなかないことだと思います。
主人公ルーチェくんは、お姉ちゃん大好きっ子で王都に留学中、という設定でしたが、どうやら王都で無事に大学は卒業したものの……友人レグルスの探偵事務所に居候としてグダグダな毎日を送っている様子。さらに、前作で名前だけ出てきた恋人のアンジェリークとは、現在も付き合っているものの全然進展してない、つうかむしろケンカしてよろしくない状態らしい。そんな中起こる、次期国王の座をめぐる陰謀に、ルーチェくんは巻き込まれて……てなお話でありました。
そんなドタバタなお話も、ナレーションというか各キャラクターのセリフによって、ガンガンと状況は説明され、ああ、そういうことね、と分かりやすくお話は展開し、最後は当然めでたしめでたしで終わる物語は、観ていて大変楽しめましたし、最後にルーチェくんが男らしくキメるシーンはとてもカッコよく、わたしとしては非常に面白かったと結論付けたく存じます。
というわけで、各キャラクターと演じた皆さんをご紹介しましょう。キャラがすげえ多いんだよな……でもとりあえず書き始めてみよう。
◆ルーチェ・ド・オルゴン:オルゴン伯爵家の次男。ちなみにお兄ちゃんを1作目で演じたのは涼紫央さんですな。インテリ毒舌家のカッコいいお兄ちゃんでした。そして大好きなお姉ちゃんを前2作で演じたのは、当時のTOP娘役の夢咲ねねちゃんです。まあ、そんな兄姉のいるルーチェくんは、基本的にお坊ちゃまくんで甘えっ子なわけですが、演じたこっちんに非常にぴったりなお役だと思います。とりわけ、今回はお衣装が非常にカッコ良かったですなあ! あの黄色(金色?)のロングコートと帽子が超似合ってましたね! 最高であります!
◆アンジェリーク:ルーチェの彼女であり、実は国王の娘(=王女)。とある事情があって、王の甥であるローウェル侯爵の娘として育てられる。強気でイケイケな攻め系女子のため、グズグズしているルーチェにイラつきMAX! 演じた舞空瞳ちゃんの強気系女子はとってもかわゆい!!! いいっすねえ! 非常に良かったと思います! やっぱり、なこちゃんは演技巧者ですなあ。芝居・歌・ダンスの三拍子そろった素晴らしいTOP娘役だと思います。
◆レグルス:ルーチェの大学時代の友人で、親から引き継いだ探偵事務所を経営する若者。非常にイイ奴。演じたのはこっちんと同期の瀬央ゆりあさんですが、ついに! せおっちが2番手羽を背負った姿にわたしはもう大感動であります! 良かったねえ! でも、ありちゃんが公演に参加したら、その2番手羽はありちゃんに行ってしまいそうな気もする……けど、せおっちは紛れもなく、今の星組の2番手ですよ。歌も公演ごとに上達しているし、ダダ洩れる色気も2番手として十分すぎる器だと思います。素晴らしかったす!
◆ティア:女優志望の大学時代の友人。レグルスが好き。レグルスもティアが好き。たぶん。結構イケイケグイグイ系女子。演じたのは有紗瞳ちゃん。くらっちとしては、なんとなく珍しく激しい系女子だったすね。とても良いと思います! 歌も芝居も非常にうまいっすね!
◆セシル:新人劇作家。なんと師匠は前2作で現在の宙組TOPスター真風涼帆さんが演じたことでもおなじみのエルモクラート先生。エルモクラート先生はたしかルーチェのお兄ちゃんの友達だったよね。で、今回その弟子のセシルを演じたのは天華えまくん。ぴーすけも、なんかここ数作で歌がすごくうまくなったような気がしますね。同期が退団することが多くなってきたけど、ぴーすけにはまだまだ頑張ってほしいっす!
◆アニス:メカが得意な理系女子。大学時代の友人。セシルが好き。セシルもアニスが好き。たぶん。ぶっ飛びマッドサイエンティスト系女子だけど、ラストではその発明品が大活躍! 演じたのは102期生、なこちゃんと同期の水乃ゆりちゃん。今回は抜擢と言っていいのではないかしら。正直今までそれほど注目はしてこなかったけど、可愛いっすね、ゆりちゃん。若干ハイテンション演技のキンキン声系だったけど、普通なゆりちゃんを過去作で探してチェックしようと思います。
◆レオニード:前2作にも登場したローウェル侯爵の姪。ルーチェのお兄ちゃんが大好きで、男装してまで押し掛けたグイグイ系女子。無事にお兄ちゃんと結婚し(たんだっけ?)、現在は「恋愛アドバイザー(?笑)」として活躍中。演じたのは、これがついに卒業作となってしまった、いつも可愛い音波みのりさん。はあ……はるこさんが退団なんて……ホント淋しいっす。。。いつも、どんな作品でも、可愛いはるこさん。もっと舞台で輝くはるこさんを観ていたかった。。。今回は一瞬だけ、なつかしい男装姿も見せてくれて、最高に可愛かったす! マジ双眼鏡を忘れた自分が腹立たしい。。。はるこさんをガン見したかった。。。
◆フォション:初めて登場したレオニードの兄。そもそもレオニードが男装してたのは、この兄を騙ってなりすますための変装だったわけわけですが、今回ついにご本人が初登場。演じたのは、わたしが何気に大好きなこっちんに次ぐ95期次席のひろ香祐くん。ひーろーくんはホントに実力のあるお方なんだけど、残念ながら大劇場作品ではあまり見せ場をもらえないことが多かったのですが、今回はかなりセリフも歌もあって、とてもうれしいです。ショーでもかなり目立ってたね! こっちんが安心して背中を任せられる、頼れるお方ですよ!
◆ユリウス:ルーチェくんの実家オルゴン伯爵家につかえる執事。前2作から引き続き登場。前2作で結婚したプルニギョン(=演じたのは紅ゆずるさま)とリゼット(=演じたのは白華れみさん)の双子の子供と王都で待ち合わせていたため、今作でも登場。演じたのは、3作連続で同じ天寿光希さん。天寿さんも今回退団で、淋しいすね。。。
◆アージュマンド(アンヌ):アンジェリークの侍女であり、ボディガードとして腕も立つ忍び系女子。演じたのは103期生の瑠璃花夏ちゃん。いい役が付いてよかったね! るりちゃんはスカステの番組とかで観る限り、かなり可愛くて歌も上手そうで、ひとつ前の公演で新公初ヒロインも経験して、今後の活躍に期待ですな。
◆宰相オンブル:今回の悪い人。演じたのは花組からの転校生綺城ひか理くん。もう星組に来て2年か。いつまでも転校生と言ってちゃダメか。サーセン!
◆ロナン:オンブルの息子。父親の悪事に加担させられるちょっと可哀想な奴。演じたのは、ついにバウ主演が決まった星組の次世代スター候補の極美慎くん。きわみくんは、もうビジュアルは最強クラスなので、とにかく歌を頑張ってほしいすね。
◆ジュディス:ロナンの恋人で大司教の娘。彼女も悪事に加担せざるを得ず……お気の毒。。。演じたのは、99期とベテランになりつつある歌ウマの小桜ほのかちゃん。ちょっと役柄的に出番が少なかったのは残念だったなあ。。
◆カストル:ユリウスが王都で待ち合わせしてた双子のお兄ちゃんの方。演じたのは、ウルトラサラブレット&修造の娘でお馴染み稀惺かずとくん。105期生ってことは研4か。そろそろ役もついてきて、今回は台詞もそれなりに多かったね。でも、アレなのかな、ちょっと背が低い?のかな? 今回も子供の役でした。どう育っていくか、大変楽しみっすね。
◆ルベル:コソ泥3人組のリーダー格(?)。演じたのは、わたしが次世代の本命と思っている天飛華音くん。かのん君はマジこれからグイグイ成長すると思います。とても楽しみです!
◆マダム・グラフィス:前2作から引き続き登場。もちろん演じたのも、前2作と同じ、元星組長にして現在は専科の万里柚美さま。ゆずみさんはいつ見てもホントお綺麗な淑女ですなあ。70期生だから、たぶんわたしより年上なのは間違いないはずだけど、いつまでも衰えないその美貌は見惚れますね!
◆エメロード:有名歌手でこれまで名前は出てきたお方で今回初登場。演じたのは、現役最強レベルの歌唱力をもつ専科の美穂圭子さま。とにかく、けいこさんの歌は圧倒的で、いつも言ってますが、けいこさんだけマイクのセッティングが間違ってんじゃね? というぐらいの圧倒的声量&美声。本当にお見事であります! ショーでこっちんとともに歌うシーンは圧巻でした。わたし、こっちんとけいこさんが一緒に歌うのを観たのは初めてかも?
とまあ、こんな感じかな? はーーー長かった。。。
そして後半はショー『Gran Cantante!!』であります。
わたしは、こちらのショーでは、もうずっと今回で退団してしまう華雪りらちゃんを探して見つめておりました。わたしの中では、娘役の中でいっちばん可愛いと思うりらちゃん。本当に残念だよ。。。そして、双眼鏡を忘れたわたしはマジで自分が許せない。。。でも! わたしの目には、りらちゃんはすぐわかったよ。あっ!出てきた! またいた! と、一人りらちゃんを見つめ、その可愛い姿を目に焼き付けてまいりました。ほんと淋しいなあ。。。でも、なぜ、なんでスカステで「Memories of 華雪りら」を制作・放送しないんだ! 番組プロデューサーを正座させて説教したいっす。あー、本当に淋しく思います。。。
というわけで、昨日わたしは現在日比谷の東京宝塚劇場で絶賛上演中の星組公演『めぐり会いは再び~next generation/Gran Cantante!』を観てまいりました。劇場にいる3時間だけは、地獄の介護生活を忘れさせてくれるわけで、今のわたしのほとんど唯一の生きがい、であります。
ところで。
わたしは2010年に初めて宝塚歌劇を観劇し、それは柚希礼音さんのTOP2作目の作品だったのですが、その時わたしは、柚希さんのあまりのカッコ良さに、男のわたしが観てもこれはすごい! と一発KOされ、以来、すっかり宝塚歌劇にはまったという経緯がありまして、今回、わたしが昨日観に行った作品は、2011年と2012年に柚希さん主演で上演された『めぐり会いは再び』シリーズの第3弾なわけです。
当然、わたしはその前2作を両方とも劇場で観ており、しかも!前作(2作目)で登場したキャラクターの10年後、という設定なわけで、さらにもう一つ、当時は若手スターだった礼真琴さん(以下:こっちん)が、満を持してのTOPスターとして、第3作を主演として演じるわけで、長くなりましたが何を言いたいかというと、これもう、超超期待の作品であり、何があろうとも、絶対に観に行くべき作品だったわけです。
しかし……近年マジでチケットを取るのが難しくなっているし、とにかく観たい!ので、いつもは東京宝塚劇場での観劇がメインのわたしでも、まずは兵庫県宝塚市の宝塚大劇場へ遠征すべき作品であるのは間違いなく、宝塚友の会のチケット申し込みで無事に大劇場のチケットを購入したのです。。。が、またしても! もう、マジ残念なことに! またしても! COVID-19による上演中止で、わたしの大劇場遠征は夢と消えたのでした。そしてさらに、東京でのチケットは、完全なる全滅で、えっ!? おれ、マジで観られないの!? うそでしょ!? やっべえ! どうしよう!? とうろたえることになったのでした。
ですが、やっぱり持つべきものはヅカ友ですねえ……。わたしは周りの人々に、ヅカファンであることを全く隠しておらず、つうかむしろ、宝塚歌劇のすばらしさを会う人会う人皆さんに話しているキモイおっさんなんですが、2カ月ぐらい前、税理士の先生と打ち合わせしている時に、なんかの拍子で「いやあ、次の星組公演はチケット全滅で、マジ鬱っすよ……わたし星組イチオシなのに、もう何もかも、全くやる気にならねえっすわ……」とかどうでもいい話をしていたところ、数日後にその税理士さん、の元部下のヅカ好き淑女の方、のお友達の方、という全く面識のない方からチケットが譲ってもらえそうですがどうします!? というご連絡をいただいたのでした。
まさにめぐり会いですよ!と見当違いの大感動でわたしは勿論、即レスでチケットを譲っていただくことにし、昨日観に行くことができたわけです。今週末、千穐楽なので、ホントにギリギリ観られて嬉しかったです。本当にありがとうございました! でもオレのバカ!!! 昨日、会社から直接劇場に行ったんすけど、双眼鏡持って行くの忘れた!! アホ!! ホント自分が嫌になるっす。。。
というわけで、無駄にどうでもいいことが長くなりましたが、『めぐり会いは再び~next generation』であります。最初に申し上げた通り、本作は第2作目から10年後、第2作目で登場したとある伯爵家の次男坊、ルーチェくんのその後を描いたお話であります。すごく珍しいというか、同じ役の10年後を本当に10年経った時点で演じるなんてなかなかないことだと思います。
主人公ルーチェくんは、お姉ちゃん大好きっ子で王都に留学中、という設定でしたが、どうやら王都で無事に大学は卒業したものの……友人レグルスの探偵事務所に居候としてグダグダな毎日を送っている様子。さらに、前作で名前だけ出てきた恋人のアンジェリークとは、現在も付き合っているものの全然進展してない、つうかむしろケンカしてよろしくない状態らしい。そんな中起こる、次期国王の座をめぐる陰謀に、ルーチェくんは巻き込まれて……てなお話でありました。
そんなドタバタなお話も、ナレーションというか各キャラクターのセリフによって、ガンガンと状況は説明され、ああ、そういうことね、と分かりやすくお話は展開し、最後は当然めでたしめでたしで終わる物語は、観ていて大変楽しめましたし、最後にルーチェくんが男らしくキメるシーンはとてもカッコよく、わたしとしては非常に面白かったと結論付けたく存じます。
というわけで、各キャラクターと演じた皆さんをご紹介しましょう。キャラがすげえ多いんだよな……でもとりあえず書き始めてみよう。
◆ルーチェ・ド・オルゴン:オルゴン伯爵家の次男。ちなみにお兄ちゃんを1作目で演じたのは涼紫央さんですな。インテリ毒舌家のカッコいいお兄ちゃんでした。そして大好きなお姉ちゃんを前2作で演じたのは、当時のTOP娘役の夢咲ねねちゃんです。まあ、そんな兄姉のいるルーチェくんは、基本的にお坊ちゃまくんで甘えっ子なわけですが、演じたこっちんに非常にぴったりなお役だと思います。とりわけ、今回はお衣装が非常にカッコ良かったですなあ! あの黄色(金色?)のロングコートと帽子が超似合ってましたね! 最高であります!
◆アンジェリーク:ルーチェの彼女であり、実は国王の娘(=王女)。とある事情があって、王の甥であるローウェル侯爵の娘として育てられる。強気でイケイケな攻め系女子のため、グズグズしているルーチェにイラつきMAX! 演じた舞空瞳ちゃんの強気系女子はとってもかわゆい!!! いいっすねえ! 非常に良かったと思います! やっぱり、なこちゃんは演技巧者ですなあ。芝居・歌・ダンスの三拍子そろった素晴らしいTOP娘役だと思います。
◆レグルス:ルーチェの大学時代の友人で、親から引き継いだ探偵事務所を経営する若者。非常にイイ奴。演じたのはこっちんと同期の瀬央ゆりあさんですが、ついに! せおっちが2番手羽を背負った姿にわたしはもう大感動であります! 良かったねえ! でも、ありちゃんが公演に参加したら、その2番手羽はありちゃんに行ってしまいそうな気もする……けど、せおっちは紛れもなく、今の星組の2番手ですよ。歌も公演ごとに上達しているし、ダダ洩れる色気も2番手として十分すぎる器だと思います。素晴らしかったす!
◆ティア:女優志望の大学時代の友人。レグルスが好き。レグルスもティアが好き。たぶん。結構イケイケグイグイ系女子。演じたのは有紗瞳ちゃん。くらっちとしては、なんとなく珍しく激しい系女子だったすね。とても良いと思います! 歌も芝居も非常にうまいっすね!
◆セシル:新人劇作家。なんと師匠は前2作で現在の宙組TOPスター真風涼帆さんが演じたことでもおなじみのエルモクラート先生。エルモクラート先生はたしかルーチェのお兄ちゃんの友達だったよね。で、今回その弟子のセシルを演じたのは天華えまくん。ぴーすけも、なんかここ数作で歌がすごくうまくなったような気がしますね。同期が退団することが多くなってきたけど、ぴーすけにはまだまだ頑張ってほしいっす!
◆アニス:メカが得意な理系女子。大学時代の友人。セシルが好き。セシルもアニスが好き。たぶん。ぶっ飛びマッドサイエンティスト系女子だけど、ラストではその発明品が大活躍! 演じたのは102期生、なこちゃんと同期の水乃ゆりちゃん。今回は抜擢と言っていいのではないかしら。正直今までそれほど注目はしてこなかったけど、可愛いっすね、ゆりちゃん。若干ハイテンション演技のキンキン声系だったけど、普通なゆりちゃんを過去作で探してチェックしようと思います。
◆レオニード:前2作にも登場したローウェル侯爵の姪。ルーチェのお兄ちゃんが大好きで、男装してまで押し掛けたグイグイ系女子。無事にお兄ちゃんと結婚し(たんだっけ?)、現在は「恋愛アドバイザー(?笑)」として活躍中。演じたのは、これがついに卒業作となってしまった、いつも可愛い音波みのりさん。はあ……はるこさんが退団なんて……ホント淋しいっす。。。いつも、どんな作品でも、可愛いはるこさん。もっと舞台で輝くはるこさんを観ていたかった。。。今回は一瞬だけ、なつかしい男装姿も見せてくれて、最高に可愛かったす! マジ双眼鏡を忘れた自分が腹立たしい。。。はるこさんをガン見したかった。。。
◆フォション:初めて登場したレオニードの兄。そもそもレオニードが男装してたのは、この兄を騙ってなりすますための変装だったわけわけですが、今回ついにご本人が初登場。演じたのは、わたしが何気に大好きなこっちんに次ぐ95期次席のひろ香祐くん。ひーろーくんはホントに実力のあるお方なんだけど、残念ながら大劇場作品ではあまり見せ場をもらえないことが多かったのですが、今回はかなりセリフも歌もあって、とてもうれしいです。ショーでもかなり目立ってたね! こっちんが安心して背中を任せられる、頼れるお方ですよ!
◆ユリウス:ルーチェくんの実家オルゴン伯爵家につかえる執事。前2作から引き続き登場。前2作で結婚したプルニギョン(=演じたのは紅ゆずるさま)とリゼット(=演じたのは白華れみさん)の双子の子供と王都で待ち合わせていたため、今作でも登場。演じたのは、3作連続で同じ天寿光希さん。天寿さんも今回退団で、淋しいすね。。。
◆アージュマンド(アンヌ):アンジェリークの侍女であり、ボディガードとして腕も立つ忍び系女子。演じたのは103期生の瑠璃花夏ちゃん。いい役が付いてよかったね! るりちゃんはスカステの番組とかで観る限り、かなり可愛くて歌も上手そうで、ひとつ前の公演で新公初ヒロインも経験して、今後の活躍に期待ですな。
◆宰相オンブル:今回の悪い人。演じたのは花組からの転校生綺城ひか理くん。もう星組に来て2年か。いつまでも転校生と言ってちゃダメか。サーセン!
◆ロナン:オンブルの息子。父親の悪事に加担させられるちょっと可哀想な奴。演じたのは、ついにバウ主演が決まった星組の次世代スター候補の極美慎くん。きわみくんは、もうビジュアルは最強クラスなので、とにかく歌を頑張ってほしいすね。
◆ジュディス:ロナンの恋人で大司教の娘。彼女も悪事に加担せざるを得ず……お気の毒。。。演じたのは、99期とベテランになりつつある歌ウマの小桜ほのかちゃん。ちょっと役柄的に出番が少なかったのは残念だったなあ。。
◆カストル:ユリウスが王都で待ち合わせしてた双子のお兄ちゃんの方。演じたのは、ウルトラサラブレット&修造の娘でお馴染み稀惺かずとくん。105期生ってことは研4か。そろそろ役もついてきて、今回は台詞もそれなりに多かったね。でも、アレなのかな、ちょっと背が低い?のかな? 今回も子供の役でした。どう育っていくか、大変楽しみっすね。
◆ルベル:コソ泥3人組のリーダー格(?)。演じたのは、わたしが次世代の本命と思っている天飛華音くん。かのん君はマジこれからグイグイ成長すると思います。とても楽しみです!
◆マダム・グラフィス:前2作から引き続き登場。もちろん演じたのも、前2作と同じ、元星組長にして現在は専科の万里柚美さま。ゆずみさんはいつ見てもホントお綺麗な淑女ですなあ。70期生だから、たぶんわたしより年上なのは間違いないはずだけど、いつまでも衰えないその美貌は見惚れますね!
◆エメロード:有名歌手でこれまで名前は出てきたお方で今回初登場。演じたのは、現役最強レベルの歌唱力をもつ専科の美穂圭子さま。とにかく、けいこさんの歌は圧倒的で、いつも言ってますが、けいこさんだけマイクのセッティングが間違ってんじゃね? というぐらいの圧倒的声量&美声。本当にお見事であります! ショーでこっちんとともに歌うシーンは圧巻でした。わたし、こっちんとけいこさんが一緒に歌うのを観たのは初めてかも?
とまあ、こんな感じかな? はーーー長かった。。。
そして後半はショー『Gran Cantante!!』であります。
わたしは、こちらのショーでは、もうずっと今回で退団してしまう華雪りらちゃんを探して見つめておりました。わたしの中では、娘役の中でいっちばん可愛いと思うりらちゃん。本当に残念だよ。。。そして、双眼鏡を忘れたわたしはマジで自分が許せない。。。でも! わたしの目には、りらちゃんはすぐわかったよ。あっ!出てきた! またいた! と、一人りらちゃんを見つめ、その可愛い姿を目に焼き付けてまいりました。ほんと淋しいなあ。。。でも、なぜ、なんでスカステで「Memories of 華雪りら」を制作・放送しないんだ! 番組プロデューサーを正座させて説教したいっす。あー、本当に淋しく思います。。。
しかし、今回のショーを見て思ったんすけど、意外とぴーすけくんやきわみくんといった、若手メインシーンが増えてきましたね。せおっちはもう前からだけど、その次の世代をメインに持ってくるシーンは、これからを感じさせるものがあるし、一方では、こっちんの「いつか来る、おわり」が忍び寄って来ているのだと痛感させられるっすね。。。まあ、少なくとも2024年の大運動会までは、こっちん体制でお願いしたいっす。。
てなわけ、もう書いておきたいことはないかな、大丈夫かな?
それでは最後に、いつもの「今回のイケ台詞」をご紹介して終わりにしたいと思います。
※「イケ台詞」=わたしが、かーっ! カッコええ!と感動した台詞のこと
「ユリウス……僕が国王になんてなれると思いますか……?」
「当たり前です! オルゴン家の方々は誰だってどこに出したって恥ずかしくありません。わたしが保証します! 王国ぐらい、軽々と背負えますよ!」
今回は、本作で退団してしまう天寿さん演じるユリウスが、TOPスターこっちん演じるルーチェくんに贈る言葉としてのセリフを選びました。なんというか、こっちんはもうTOPに就任して2年以上経過しているのに、どうしても性格的に自信満々な人間ではないわけで、天寿さんにこう言ってもらえたら本当にうれしいでしょうなあ。天寿さん、最後にこっちんの背中を押してくれてありがとう! 大変カッコいいセリフだと存じます。
というわけで、結論。
わたしはもう13年、宝塚歌劇を観続けており、ずっと星組推しなわけですが、肝心の星組公演のチケットがまるで獲れず、絶望していたところ、予想外のつながりで全く面識のない淑女からチケットを1枚譲っていただき、観ることが出来ました。大変大変感謝しております。そして千秋楽ギリギリのタイミングで観ることができた『めぐり会いは再び~next generation/Gran Cantante!』は、とても楽しく騒々しい、ドタバタ劇でしたが、大変大変楽しめました。しかしこの公演で退団してしまう3人をもう舞台出来ることができないと思うと、とても淋しいすね。。。特に音波みのりさんと華雪りらちゃんのお二人は、星組には欠かせない娘役でしたなあ。。。二人は本当に可愛いお方なので、退団後の人生に幸あれと願わずにはいられないす。そして我らがTOPスター礼真琴さんは、なんかどうしても少年っぽい役が似合ってしまいますね。。。歌の多いギャッツビーこそ、こっちんに演じてほしかったかもな。。。まあ、これから先、まだ時間はあると思うので、大人な役にもぜひ、挑戦してほしいと思うっす。とはいえ……必ず「いつか来る、おわり」のその日まで、全力でこっちんを応援いたしたく存じます。はあ……はるこさんとりらちゃんを双眼鏡でガン見したかった。。。今後は会社にも予備の双眼鏡を常備しようと存じます。オレのバカ!! 以上。
↓ やっぱり予習しといた方がいいと思います。特に「2nd」は。
てなわけ、もう書いておきたいことはないかな、大丈夫かな?
それでは最後に、いつもの「今回のイケ台詞」をご紹介して終わりにしたいと思います。
※「イケ台詞」=わたしが、かーっ! カッコええ!と感動した台詞のこと
「ユリウス……僕が国王になんてなれると思いますか……?」
「当たり前です! オルゴン家の方々は誰だってどこに出したって恥ずかしくありません。わたしが保証します! 王国ぐらい、軽々と背負えますよ!」
今回は、本作で退団してしまう天寿さん演じるユリウスが、TOPスターこっちん演じるルーチェくんに贈る言葉としてのセリフを選びました。なんというか、こっちんはもうTOPに就任して2年以上経過しているのに、どうしても性格的に自信満々な人間ではないわけで、天寿さんにこう言ってもらえたら本当にうれしいでしょうなあ。天寿さん、最後にこっちんの背中を押してくれてありがとう! 大変カッコいいセリフだと存じます。
というわけで、結論。
わたしはもう13年、宝塚歌劇を観続けており、ずっと星組推しなわけですが、肝心の星組公演のチケットがまるで獲れず、絶望していたところ、予想外のつながりで全く面識のない淑女からチケットを1枚譲っていただき、観ることが出来ました。大変大変感謝しております。そして千秋楽ギリギリのタイミングで観ることができた『めぐり会いは再び~next generation/Gran Cantante!』は、とても楽しく騒々しい、ドタバタ劇でしたが、大変大変楽しめました。しかしこの公演で退団してしまう3人をもう舞台出来ることができないと思うと、とても淋しいすね。。。特に音波みのりさんと華雪りらちゃんのお二人は、星組には欠かせない娘役でしたなあ。。。二人は本当に可愛いお方なので、退団後の人生に幸あれと願わずにはいられないす。そして我らがTOPスター礼真琴さんは、なんかどうしても少年っぽい役が似合ってしまいますね。。。歌の多いギャッツビーこそ、こっちんに演じてほしかったかもな。。。まあ、これから先、まだ時間はあると思うので、大人な役にもぜひ、挑戦してほしいと思うっす。とはいえ……必ず「いつか来る、おわり」のその日まで、全力でこっちんを応援いたしたく存じます。はあ……はるこさんとりらちゃんを双眼鏡でガン見したかった。。。今後は会社にも予備の双眼鏡を常備しようと存じます。オレのバカ!! 以上。
↓ やっぱり予習しといた方がいいと思います。特に「2nd」は。