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 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、あさっての土曜日にわたしは両国国技館へ大相撲9月場所を観に行く予定なのですが、なんというか……盛り上がりに若干欠ける展開なのは皆様ご存知の通りで、大変しょんぼりしております。昨日の11日目現状、カド番脱出が確定した大関・豪栄道関が10勝1敗で単独首位を守っており、まあ、わたしも豪栄道関には頑張ってほしいと思っているのでその成績には納得なのですが……順当に勝ち星を重ねると、明日の金曜日には、優勝が決まってしまうかもしれず、そうなったらわたしが観戦予定のあさっては、もうとりわけ何かがかかっているような取組がなくなってしまい、さらにわたし的気分は盛り下がってしまうような気がしております。はあ……せっかくチケット獲れて浮かれてたのになあ……まあ、今日は、わたしが最も応援している前頭四枚目の松鳳山裕也君がその豪栄道関と戦う一番が予定されておりますので、豪栄道関のファンの方々には大変恐縮ですが、松鳳山関には是非とも勝利し、混戦を演出していただきたいものです。しかし中日八日目の、松鳳山関と嘉風関の一番は興奮しましたねえ! 翌日のNHKの解説によると、血まみれになった嘉風関は「松鳳山関が全力で来てくれたから最高の一番が取れた」と言ってくれ、そして我が愛する松鳳山裕也君も「嘉関との戦いはいつも最高です」的なことを言っていたそうで、二人とも小兵と言っていい力士だけに、その『鮫島』的コメントに、わたしは大変胸が熱くなりました。
 それでは、まずは今週の週刊少年チャンピオン2017年43号概況です。
 ■巻頭グラビア:都丸紗也華嬢。大変極上です。いろいろ夢が溢れてますなあ!
 ■弱虫ペダル:距離の巻。前号でラストの牽きを見せた泉田君のおかげで700mの距離を稼いだ箱学。総北は追いつけるか。まあ、そりゃ追いつくんでしょうな。”山王”坂道くんの出番がとうとう来たようですよ!
 ■刃牙道:気の強靭さの巻:さあ、再び主人公・刃牙の出番が来たようですよ!
 ■BEASTERS:生命の味は重い鉛の巻。ルイ先輩の変化の謎のお話です。凄い展開!
 ■囚人リク:侮蔑の巻。今週はもう相当な数の”顔芸”炸裂で大変楽しめました。ヤバいす。
 ■吸血鬼すぐ死ぬ:帰ってきたメチャクチャマンの巻。今週もしつこいギャグが最高す。
 てな感じの週刊手年チャンピオンでありました。

 さて、それでは今週の『鮫島』ニュースをお伝えいたします。
 先週は、【天雷】の”怪力”が一瞬炸裂するものの、すぐにまわしを切った鯉太郎のアッパー気味もろ手突きが【天雷】にクリーンヒットするというシーンで終わりましたが、今週はその続きです。どうも、先週の描写によると【天雷】は、鯉太郎と戦えることがうれしすぎて、若干気が緩んでいた的な心理状態だったようですが、まあ、このまま【天雷】がやられっぱなしで終わるはずもなく、今週はラストの大ゴマで描かれる、【天雷】の決意に満ちた表情が超カッコ良く、大興奮であります。
 まず、今週の開幕ページは、NHKアナの絶叫中継から始まります。
 「鮫島 下から諸手で突いた――!! 意表を突かれたか天雷! モロに入った! すかさず鮫島 追撃に入る! しかし 下がらない天雷!!」
 というわけで、2発目のもろ手突きも【天雷】にヒットしますが、動じない【天雷】の図です! 鯉太郎の腕はビリッビリッと痺れています。そして【天雷】の下半身はがっちり体勢を維持。そんな【天雷】に鯉太郎は嬉しそう!
 「ハハッ…詰まってんな…」そう思う鯉太郎の脳裏には、ギッチリと積み重ねられた石垣のイメージが浮かんでいます。コイツは頑丈というか難攻不落だぜ!? そんな土俵を見守るどんぐり渡部くんは言います。
「やはり鮫島君の体格で天雷君を相手に正面から行くってのは無理があるんだ…」
 ちょっと、どんぐり君、お前黙ってろ! もちろん、そんな我々読者の心情を代弁してくれるのは、親友、石川大器くんです!
 「バーーーーーカ… それでもいくさ……鮫島(アイツ)は…」
 さあ、土俵上では両者体勢を整え、鯉太郎はダン、としっかり腰を下ろし……おおっと! 張りの速射砲発射だ! パパパンと【天雷】に高速張り手が炸裂! しかし、その張りは【天雷】には軽いようです! やっぱり体格差はどうにも埋まらないのか? 鯉太郎は脳裏でこう考えています。
 「くっ…違う…もっと速く突く…そして速く引く……上体は起こして体重はしっかり下半身に乗せる……回せ…もっと速く…もっと…もっと…まだいける…まだ……まだ出せる…」
 そうです、これぞまさしく! 大器くんの必殺技ですよ! 
 「石川(アイツ)のように…もっと…もっと! 己を乗せろ」
 そんな鯉太郎の姿に、「俺の…相撲…」と大器くんはもう泣きそうです。わたしも泣きそうです! これはアレですね、北斗の拳的に言うと、ラオウと戦うケンシロウが、トキやレイの技を繰り出すあのシーン(JC14巻)が目に浮かびますなあ! この石川スペシャルが【天雷】に次々ヒットする様が、見開きで描かれ、NHKアナの絶叫中継が興奮を盛り上げます。
 「鮫島まさに息もつかせぬ猛攻!! 何も出来ない天雷 防戦一方!!」
 しかしそれでも【天雷】の上体が上がらず、鯉太郎の張りでは通用しないのか、とNHK中継は続きますが、大器くんとしては、そんな体格差で通じないなんて断固認めません。
 「ふざけんな…その突きは…その張りは…足りねー体で…幕内で…渡りあってきた……一級品だ…いけ…いけ!」そしてついに、【天雷】の上体が浮いてきましたよ! もちろん【天雷】は、くっ…と体を下げます。が、その瞬間こそ! 石川スペシャルのフィニッシュ技である「非情の一撃」を放つ時です! 土俵を見守る大器くんの「はなて!」とともに、鯉太郎渾身の「非情の一撃 feat.飛天翔SPECIAL」が大ゴマで炸裂だ―――!!! コイツか効いたか!? 絵的には、さすがの【天雷】も”飛んだ”表情です。
 恐らくはこの瞬間、【天雷】の脳は時間が引き延ばされ、スローモーションのように感じているのでしょう。飛びそうな意識の中で、天雷は思います。
 「痛感する…自分の浅はかさを…本当に鮫島(コイツ)は”今”しか見えていない…”今”しかない…」
 【天雷】は、もう今場所はこの取組以外はどうでもいいとか言っていました。でも、鯉太郎は”今”の一瞬一瞬だけしかないわけです。そして【天雷】は、次の大関は決まりだな、とか、次の横綱候補とか言われていたわけです。しかし、関脇として横綱【泡影】と対戦してきた【天雷】は感じていました。
 「評価とは裏腹に感じていた 絶対的な者の前で 圧倒的に足りない何か…泡影に触れどこか見えていた自らの底…俺は鮫島のように戦えていたのだろうか…鮫島のように底など気にする余裕もない覚悟で戦えていたのだろうか…俺は恵まれた体にあぐらをかいていたんじゃないのか…鮫島……やっぱりお前は……」
 ときて、デカい文字で続きます。
 「俺の憧れだ…
 この1ページブチ抜きの大コマで、ガシッと鯉太郎の右腕を両手でホールドする【天雷】が描かれます。もうなんというか、本当に胸に来ましたよ。男にあこがれを感じさせる鯉太郎のこれまでの激闘を思うと、本当に泣けてきますし、そしてそれを素直に吐露する【天雷】も泣かせますねえ! さあ、いよいよ、本当の意味で【天雷】の逆襲が始まりそうな気配です!
 「だから鮫島…俺もお前のように…本当の全てでいく…
 という【天雷】の、これまでで最高にカッコイイ決意の表情で今週は終了でありました。いやーーーこれはもう、来週から大変なことになりますよ、きっと。今週はこのラストの【天雷】の表情を、ぜひともチャンピオンを買って、その目で確認していただきたいと思います。鯉太郎的には超マズイ展開ですが、物語的にはとうとう【天雷】の真の意味での本気が見られるわけで、毎回書いているような気がしますが、もう今すぐ来週号が読みたい気分であります! ヤバいすねえ! はーーー興奮した……。というわけで、来週からの【天雷】の逆襲が超楽しみです!
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけど11日目から休場
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 11日目:【天雷】東関脇
 --------
 【王虎】&【猛虎】共に東大関。共に10日目現在10勝0敗。
 【天雷】東関脇 10日目現在9勝1敗
 【稲虎】田上改め。十両力士に成長してた!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。65連勝中。モンゴル人。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。 
 
 というわけで、結論。
 鯉太郎VS【天雷】はハッキョイから3週目でとうとう【天雷】の本気が発動しそうな超いいところまでが今週は描かれました。そして今週は、鯉太郎による飛天翔SPECIALも炸裂し、それを見て泣きそうになる大器くんの姿にわたしも泣きそうでした。来週からは【天雷】の逆襲が始まるはずですが、果たしてこの一番はどのような結末に至るのか、ちょっと想像がつきません。とにかく、勝負の行方よりも、鯉太郎の体の方が心配ですなあ……。もう既にまったく大丈夫じゃないもんなあ……。とにかく、情熱が残酷を超えるその時、わたしはきっと泣くのではないかということだけは確かなようです。しかし今週の大器くんの表情には、もうホントに胸に刺さるものがあったすね……。もういろいろヤバいす。以上。

↓ とりあえず土曜日、国技館でいろいろグッズを漁ってくる所存であります。こういうので、松鳳山関Verが欲しいのだが……売っているのだろうか……。 

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、何週間か前に、ここでわたしは「9月場所のチケットが取れたぜ! わーい!」とか無邪気にはしゃいでいたわけですが、皆様ご存知の通り、現在熱戦が繰り広げられている大相撲平成29年9月場所はですね……まあ大変な数の休場者なわけです。白鵬関・鶴竜関・稀勢の里関の3人の横綱が休場、そして大関・高安関、元気な宇良関までもが休場と相成り、せっかく生で観られるぜ! と盛り上がっていたわたしとしては、実に残念です。なんか、怒りは別にわかないのですが……とにかく残念というか、マジでしょんぼりっす……。おまけに出場している横綱・日馬富士関も昨日4日目の段階で早くも2敗、カド番大関・照ノ冨士関も既に3敗、期待の関脇・御嶽海関も3敗、嘉風関は4敗と上位陣がかなり厳しい状況で、これまた何というか……しょんぼりです……せめてわたしが一番応援している前頭4枚目の松鳳山裕也君には、逆に優勝目指してチャンスを掴め!と日夜応援しているのですが、現状2勝2敗。どうか二けた勝利目指して戦っていただきたいと念じております……はあ……なんかなあ……せっかくチケット獲れたのになあ……かえすがえすも残念す……。
 それでは、テンション低めですが、まずは今週の週刊少年チャンピオン2017年42号概況です……。
 ■巻頭グラビア:今週は久松郁実嬢。ええ、素晴らしくお綺麗ですよ……。最高す……。
 ■弱虫ペダル:FINAL ROADの巻。泉田アブ一郎くんの仕事完遂……お疲れっす……。
 ■刃牙道:消えたねの巻。いよいよ刃牙が再挑戦みたいす……遅くね……? そして花山君は鎬紅葉先生の手術で一命はとりとめたようです。あー良かった……。
 ■BEASTERS:炎のオセロの巻。ルイ先輩が帰ってきたっす……極道として……。
 ■囚人リク:無駄の巻。ラストのコマは……変態剣崎最高す……。
 ■ヒマワリ:「クローバー」でお馴染みの平川先生による新連載。期待したいす……。
 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました……。

 さて、それでは今週の『鮫島』ニュースをお伝えいたします。今週はセンターカラーで大増23Pなので、是非ともチャンピオンを買っていただければと思います。カラー扉がとてもカッコイイですよ!
 先週は、とうとうハッキョイでバトルスタートとなった鯉太郎VS【天雷】戦ですが、序盤の立ち合いは鯉太郎のブチカマシが3連コンボでクリーンヒット、【天雷】が吹っ飛ぶ絵で終わりましたが、今週はつづいて4発目が炸裂しそうなところから開始です。NHKアナは興奮の実況ですが、【飛天翔】こと石川大樹君のカットインで「ボーーーーッとしてんじゃねえぞ天雷!!」という激が飛びます。
 えっ!? なんだよ【天雷】、お前、ボーッとしてたのかよ!? とわたしは若干びっくりしましたが、ともあれ、鯉太郎の4発目が炸裂します。が、【天雷】は「ガッ」と右腕一本で鯉太郎の頭を押さえ、止めにかかりました。しかしHNKアナの絶叫の通り「がっ 止まらないーーー!!」という状況で再び押しやられる【天雷】です! なにしてんの! 弾幕薄いよ! とブライトさんなら叫んだことでしょう!
 【天雷】は若干の驚きの表情(?)で、思います。
「あぁ…そうだな… また土俵でお前と会えた歓喜…いつの間にかそれに浸り気付かずゆるんでいた… 少しでもゆるさを見せれば一瞬で首を切られる…土俵はそういう場所だよな…お前はそういう奴だよな…なぁ…鮫島…」
 さあ、反省タイムはこれまでだぜ? 【天雷】の逆襲が始まるぞ! というわけで、めくった先は、見開き一枚絵で、右手一本で鯉太郎を振り払う【天雷】の図であります! カッコイイ! 首をひねりながら吹っ飛ぶ鯉太郎に、常も【白水】さんも大器君も、マジかよ的な表情です! そして吹っ飛ぶ鯉太郎に【天雷】が迫る! 大器君も思わず「くるぞ鮫島!!」と絶叫、鯉太郎もすかさず体制を戻して左手一本の強烈な張りをお見舞いだ!!!
 しかし! 止まらない! 鯉太郎の強烈な張りを受けたまま【天雷】前進だ――!! NHKアナも「あーーー!! 打った鮫島が逆に下がってる!! ここで体重差が露呈したか―――!!」と絶叫です! そして見守る常も、「ふざけろよ…280㎏の巨桜丸でさえぐらつかせる張りだぞ…それをまるで虫でもあたったかのように いくらなんでもそれは…」と唖然の表情です! まさしく、いともたやすく行われるえげつない行為!!
 そして今度はすかさず【天雷】が詰め、右のまわしを取りに行きます! 常も思わず「ダメだ…」と絶叫! 鯉太郎もそれはヤバいことは十分承知ですので、体を開いて組まれることを阻止します。「危ねえ…天雷にマワシを取らせちまったら終わりだ…」と常松も読者たるわたしの心境を代弁してくれていますが、ああ! なんと! 【天雷】の左の小指一本が、一枚まわしに引っかかっている! やばいやばいやばい! めくったその先のページは、一枚まわし&小指1本で、うりゃあああ! と鯉太郎をぶんなげる”怪力”【天雷】の図です!! こちらも見開き一枚絵で描かれた迫力の絵です! NHKアナも「天雷が強引に持って行った――!!」と叫びます!
 しかし! 鯉太郎はその強引な投げを、間一髪でまわしを切って耐えました! アッブねえ! 常は「た、助かった…指1本で…」と顔面蒼白、大器君は「なんつー馬鹿力だよ…」と冷や汗、虎城理事長は冷静な表情で見守り、そして、【王虎】さんは「引っぱられたか…天雷…」と好勝負に冷静な分析をします。そしてページをめくった先では、【天雷】は何かを感じ「ゾクッ」とします。そう、ここは【王虎】さんの解説を引用すると、「いや…引っぱり合いか…」というわけです。【天雷】だけじゃあなく、鯉太郎も、この勝負にニヤリとするほど、ギンギンに来てるわけです。
 NHKアナは再び絶叫です!「あ――――――――!! 鮫島またブチカマシの体勢に入る!!」
 そうです、鯉太郎は再び腰を低くし、ブチカマシの発射体制に入りました! それに対して【天雷】は「もう…効きはしない…」という判断。あかん! 【天雷】! お前、油断しちゃあだめに決まってんだろうが!!! そして今週最終ページは、そんな【天雷】にむけて、鯉太郎の低い位置から上へ撃ちだす形での、両手を突き上げるもろ手突き(?)がクリーンヒット、【天雷】の首から上が強烈なアッパーカットを喰らったかの如くゴッと上を向いてしまうの図で終了です。
 はーーーー……今週も興奮したわ……。つーかですね、ええっ!? 【天雷】って油断してたんすか!? そんな馬鹿な!? 油断というか、嬉しくてたまらなくて「ゆるんで」いたんすかね? まあ、【天雷】がこのまま、ある意味一方的にやられるはずはないし、単行本収録を考えると、先週の134話から、次の次の新刊(16)巻に収録されると思うので、まだ7話分はVS【天雷】戦が描けるはずなので、来週からの展開も楽しみにしたいと存じます。
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけど11日目から休場
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 11日目:【天雷】東関脇
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 【王虎】&【猛虎】共に東大関。共に10日目現在10勝0敗。
 【天雷】東関脇 10日目現在9勝1敗
 【稲虎】田上改め。十両力士に成長してた!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。65連勝中。モンゴル人。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。 
 
 というわけで、結論。
 今週は【天雷】の”怪力”が炸裂する展開になるかと思いきや、いまのところ鯉太郎優勢で進んでおり、鯉太郎の強力なアッパーが炸裂して【天雷】吹っ飛ぶの図で終わりました。しかしアレかな、来週の冒頭は、「あーーーっと! 天雷無傷! 効いてナーーーイ!!」で始まるのでしょうか!? はーーーヤバいすなあ……。何度も書いていますが、この【天雷】戦のあともまだ4番残っているわけで、鯉太郎の体も心配ですが、わたしの脳の血管も心配です……。大丈夫かな……まあ、とにかく鯉太郎最後の15日をその終わりまで、見届けたいと存じます。それではまた来週! 以上。

↓ しつこいですが載せておきます。リンクを踏む必要は全くないので、どうかどこかで買って、この作品を応援していただけないでしょうか! 最新(14)巻は泣ける常松回です!

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、3週間前かな、とうとう週刊少年チャンピオンも、紙媒体と電子版の同時発売が始まりました。で、今週から試しで電子で買ってみたのですが、やっぱいいすね! たまったチャンピオンを捨てるのも、若干面倒なわけで、わたしが愛用している電子書籍販売サイトBOOK☆WALKERでは、毎週予約をポチっておくと、勝手に決済まで完了して、朝起きたらダウンロードも完了しているわけで、これでもう、コンビニの店員さんがもたもたして電車に乗り遅れる!と、プチイラつくこともないわけですよ。まあ、読み終わったら削除してもいいし、単行本が出るまでほっといてもいいし、少なくともわたしにとっては、マイナス点はないすね。あ! マジか! ひとつ残念なお知らせがあるな……マジかよ……『ドカベン』だけ電子版には掲載されてないな……ぐぬぬ……ううう……ど、どうしよう……。ちなみに、今週いっぱいは,過去のバックナンバーが10円で買えるようなので、買い逃した方はぜひ! なんと今なら今週号も10円ですぜ!※2/12の23:59までの限定価格。Kindleだと99円みたいです。
 そして、昨日、『鮫島』の最新刊が発売となっておりますので、こちらはもう義務ですよ! 少なくともこのBlogを読んだ方は、もれなく買いでお願いします。

 さてと。というわけで、まずは週刊少年チャンピオン2017年第11号の概況です。
 ■巻頭グラビア:内山莉彩さん&渡邉幸愛さんのお二人。『六道の悪女たち』とコラボ企画ですな。
 ■『弱虫ペダル』:フェイズ99完遂の巻。集団VS総北&箱学!手嶋さぁぁーーーーーん!!
 ■『牙刃道』:両断の巻Part3。もう落としどころが全く見えないす……。
 ■『囚人リク』:脱獄チーム分散の巻。周龍&ピカソ内海の組はいろんな意味でやばそうすね!
 ■『吸血鬼すぐ死ぬ』:半田&お母さんの巻。いやー、マジ笑える。べたですが最高です。
 ■『Gメン』:Gメン登場の巻Part2。いよいよボス戦に突入しそうです。薫君がカッコいいすね。
 ■『六道の悪女たち』:新展開への序章の巻。ようやく乱奈さん主役回になりそう、かも!
 ■『BEASTARS』:レゴシの妹!? の巻。今週も新キャラ登場で、大変イイですね!面白い!
 とまあ、こんな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 では、今週の『鮫島』ニュースをお送りします。
 先週は、教習所時代の常松の様子が描かれ、後に【毘沙門】と四股名を変える当時のトンパチ速川君が順調に本割で勝ち星を挙げるのに反して、学生横綱として幕下からデビューした常松が、入門2場所目でも4勝3敗と、ようやくの勝ち越しを決めるのが精一杯だったという、皮肉な過去がラストで描かれました。
 今週は、さらに入門3場所目の7戦目の模様から描かれます。入門3場所目は、3勝3敗で迎えた7戦目。力士にとっては勝ち越しと負け越しでは天と地の差があるほど、後に大きく響きます。周りの親方衆も学生横綱と鳴り物入りで入門した常松のそんな苦戦をみて、「少々期待ハズレでしたな…」なんてことを言っています。
 そして、7戦目、相手はどうやら、鯉太郎や石川と同期の、あのどんぐり渡部君のようです。しかし……常松は、全く集中していません。常松が見ているのは、どんぐり渡部君ではありません。常松の脳裏には、クソ野郎だった父親や、そんなダメ力士だった父親をバカにする虎城親方の姿といった、いわば雑念が渦巻いています。そうです。常松はこの時、次のような思いで頭がいっぱいだったのです。
 「俺にとって相撲はただ金を稼ぐための手段…憎悪と嫌悪を固く握り 必死にそう言い聞かせていた……」わけです。思い出しますねえ、『Burst』の頃を。常は当時、鯉太郎に向かって言いましたよね。相撲界に入ったのはいわば就職だ、と。
 そして、そんな雑念に捕らわれていれば、どんぐり渡部君に勝てるわけもなく、あっさり負ける常松。入門3場所目は負け越しで場所を終えることになりました。そんな土俵を見ていたトンパチ速川は、あからさまに「うっわ~~~~~ダッセ~~~~」なんて笑ってます。しかし、同じく常の相撲を見守っていた鯉太郎は、心配そうな顔です。
 そして場面が変わって、国技館横のテラスでうつむく常松。この時の常松の脳裏には、妹や母の顔が浮かんでいます。心配しないで、俺は父親(アイツ)とは違うから。俺が必ず、楽させるから。そんなことを妹や母に言って角界入りしたのに「何をやってんだ…俺は………」と悩める常松。そこに、缶コーヒーを持って現れた男がいました。もちろん、我らが鯉太郎ですよ。そんな鯉太郎の気遣いに、常松はまた生意気なことを言います。
 「………やめてもらえますか…こういうの…気持ち悪いんで…」
 「ハハハ かってーなーお前は…本当よく似てるよ 俺とよ…」
 鯉太郎のこの笑顔は、とてもいいですなあ!優しく強い男の笑顔ですよ。しかし、常松は、そんな鯉太郎の言葉に、一瞬はっとして、すぐにまた怖い顔になって、鯉太郎と自分が似てるだなんて、冗談でも笑えない!と怒ります。なぜなら、鯉太郎は、なにしろ大関の息子。そして自分は三段目どまりでハイエナ芸者と揶揄されるようなダメ力士の息子。能力も性格も、生き方さえも遺伝でほぼ決まる、プロに入った途端、取組中にあのクズ野郎が頭によぎるんだ!と、常松は吠えます。
 しかし、鯉太郎は、静かに語ります。自分の父、元大関【火竜】も、親らしいことなんてしてもらったことはねえクソオヤジだったと。そして、言います。
 「ただよ…クソオヤジのせいでいろいろと生き辛かったけど オレに相撲を残してくれたことは感謝してる…お前も…そうだろ…」
 「………俺にとっては相撲はただ金を稼ぐ手段…それだけですよ…」
 「金のためだけなら お前ほど頭の回る奴…他でもっと稼げるだろ…好きなんだよ…相撲が……」
 「いや…俺は…」
 「じゃねーとそんなに負けて落ち込まねーし悔しくねーだろ…」
 もうですね、今週は本当に、皆さん、チャンピオンを買って読むべきですよ!!! マジで泣けるわ……鯉太郎の語りは続きます。
 「覚えてるか…お前が石川にのされた後 親方(オヤジ)に言った一言…あれは、己の弱さを知ってるからこそ吐けるんだよ…」
 「何を……勝手なこと…」
 「俺もクソ弱えーからよく分かるんだ…別に俺はお前に変われって言ってんじゃねえ…俺らみてーなのは意地張ってねーと立ってられないとこもあるからな…ただよ…もう少しいらねー力抜けよ…たとえ憎んだオヤジが相撲取りだったとしても…相撲は敵じゃねーからよ…」
 鯉太郎よ、お前ホントにすげえ奴だよ。お前だって『バチバチ』の最初の頃は超とんがってたのに、なんていい奴に成長したんだ!それもこれも、阿形さん、吽形さん二人の熱い戦いや、白水の兄貴の意地のようなものをしっかりと見つめ続けて、「空流部屋の魂」をきっちり自分に刻み込んだからだよな。もう、おっさん読者としては鯉太郎の成長は本当に泣けますな!! そしてそんな、鯉太郎の心は、常松のハートにも響くわけですよ。
 常松は今週ラスト、当時をこう振り返ります。
 「俺は空流に入らなければ…鯉太郎さん(このひと)と出会わなければどうなっていたのだろうか…必死に握りしめていたものは、恨みなどではなく…自分を支えていた大切なものなのだと そしてこの時初めて飲み込めた…俺は相撲が好きなんだと……」
 どうやら【松明】として立派な関取となった今の常松が誕生した瞬間のようですね。ラストの二人の会話もいいすねえ。常松は、ぼそっと小声で言います。
 「空流(ここ)でよかった……」
 「んっ?何か言ったか?」
 「いや…鯉太郎さんの今日の取組 脇が開きすぎて隙が多かったって言ったんですよ…」
 「ハハハ うるせーよ!負け越した奴が!」
 「くっ…見てて下さいよ…あなたより先に関取になってみせますから…」
 もうこのラストの会話で、『Burst』でクソ野郎だった常松が、『鮫島』ではデータ力士としてすっかり頼れる味方になった【松明】へ変身した経緯が明確に分かりましたね。そういうことだったんすねえ……いやあ、ホントにマジでお願いします。今週号は、ぜひチャンピオンを買って、実際に絵を見ながら読んでください。電子なら今すぐ買えますよ!! しかも今なら10円です!※2/12の23:59までの限定価格
 ホントに『鮫島』は最高すね!!! この常松回は、わたしとしては現状での『鮫島』最高のエピソードですね。はあ……もう【毘沙門】なんてどうでもいいぐらいす。鯉太郎よ、「強い」ってことがまるで分ってねえ、新弟子から「まるで成長していない」トンパチ【毘沙門】野郎をぶっ飛ばしてくれ!! 頼むぜ!!!
 というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
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 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。
 今週、我々読者はとうとう、クソ野郎だった常松が【松明】として立派な関取となる誕生の瞬間を見届けました。いやー、なんというか、これは全国の部下を持つおっさん中間管理職にはぜひ読んでいただきたいすね。クソ生意気な部下を持つ方には特におすすめですよ。器ってやつですなあ、人間としての。そして、生意気なクソガキの部下は、結局自分を写す鏡だってことですなあ。マジで『鮫島』は最高です。さっさと【毘沙門】をぶっ飛ばして、再び【天雷】や【王虎】、そしてもちろん【猛虎】さんとの取り組みも読みたいですね! 絶対【猛虎】さんとは対戦してほしいなあ……なにしろ素人時代の借りがありますからね。佐藤先生、超楽しみに待ってます! 以上。

↓ そしてこの漫画はやっぱり単行本を買うべきだな……つーか、さっき買いました!電子で。ドヤァッ!

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、先日の横綱【稀勢の里】関の明治神宮奉納土俵入りをご覧になりましたか!? わたしが大好きな【松鳳山】関が堂々露払いとして参加したわけで、わたしはそっちに大興奮ですよ!同じ二所ケ関一門の関取として、【松鳳山】関も嬉しそうでしたな。そして横綱【稀勢の里】関の弟弟子である【高安】関も、太刀持ちとして一緒の時を過ごせて本当にうれしそうで、、なんかみんなが幸せそうなのがいいすね。しかし、【松鳳山】関は相変わらず黒いし、【高安】関は毛むくじゃらだし、面白い露払いと太刀持ちコンビで、わたしとしては大変ウケました。次の大阪場所がとても楽しみですな!
 というわけで、まずは週刊少年チャンピオン2017年第10号の概況です。
 ■巻頭グラビア:今週はナシ。
 ■『弱虫ペダル』:京伏ヤマさんの決意の巻。さあ、追いついちゃいましたよ!どうする泉田君!
 ■『牙刃道』:両断の巻Part2。完全に殺人犯ですね。クローン武蔵篇はもう飽きたっす。
 ■『囚人リク』:中門通過の巻Part2。面白キャラ玉木の面白さがまだ発揮されてません。
 ■『Gメン』:Gメン登場の巻。土井君ナイス!! これで形勢逆転だ!
 ■『六道の悪女たち』:平和な日常の巻Part2。乱奈さんはホント可愛いなあちくしょう!
 ■『BEASTARS』:雌鶏のプライドの巻。この雌鶏もナイスキャラで今週は超傑作ですよ。最高!
 とまあ、こんな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 では、今週の『鮫島』ニュースをお送りします。
 と、その前に、最新刊11巻の発売が先週から告知されています。

 この鮫島ニュースを毎週チェックしている方は、購入は義務ですのでよろしくお願いします。
 さて。先週からいよいよ10日目に入り、どうやら常松主役回のようです。『Burst』でとんでもないクソ野郎だった常松は現在、東前頭の立派な関取として、四股名も【松明】 と改め、妹や母親の面倒を見るイイ奴に変身したわけですが、そんな常松の教習所時代が先週のラストから始まりました。
 先週、常松は、自分の教習所時代を 何も分かっていない「どうしようもねえアホ」だったと述懐しました。しかし、今週いくつか新たに判明したことがあります。まず、常松が教習所に通っていたのは「5年前」だそうです。そして常松の初土俵は5月場所で、教習所に通っていたのは6月のことのようです。つまりですね、常松は鯉太郎の激闘、そして幕下優勝を見届けた後、ということになります。ここは重要なポイントですね。『鮫島』(2)巻で描かれた、まだ関取になる前の鯉太郎が【宝玉光】にガイにされたのも5年前。あの時、常はまだ髷も結えない状態でしたが、既にイイ奴になっていたので、どうやらやっぱり鍵は教習時代にありそうですな。
 で、教習所では、ゆとり力士養成員たちが、おしゃべりに夢中でまともに稽古していません。教官も大層おかんむりですが、その原因は、先週描かれた通り、常松が指導員の先輩力士をぶっ飛ばしてしまったからです。なので、指導員たちもすっかり縮み上がっていると、そんな状況です。
 そんな中、後に【毘沙門】と名乗ることになる、当時の速川君は、常と一番取りたくてたまらない様子です。常は偉そう言います。お前らのレベルに合わせて稽古したって何のメリットもないと。
 お前なあ……親方に強くなりたいって言ったのに、なんだよその態度は!
 しかし、トンパチな速川君も引きません。つか、コイツ、マジでバカなんですかね?デカい声でわめきます。
 「チッ…何だよ!逃げんなよ!! つまんねーなー!どっちがここで一番偉いのか 決めようって言ってるだけじゃん…」
 こんなことを言われては、常も黙ってはいません。あぁ?と凄んだところで、教習所に、さらにでかい声が響き渡ります。
 「オイオイオイ何だ何だ何だ!! この覇気がねー空気は!!?」
 この声の主はまさか!? わたしはドキドキしながらページをめくりました。たぶん、わたしはうれしくてにやけていた可能性が高いです。電車の中でしたが。 
 そうです! 我らが鯉太郎&石川のバチバチトンパチコンビの入場です!! そう、教官はたるんだ空気を壊すには「こいつらを呼ぶのがベストだろうと思っ」たのだそうです。教官、ナイスです!
 そして鯉太郎は、ゆとり養成員どもに言います。
 「オイ…挨拶は…!? 挨拶は!!!?」
 「ハイッ お疲れ様でございます!!」 と、一発でビビるゆとりども。いいですねえ! 
 しかし、トンパチな速川君はイマイチわかってません。まーた威張ってるのが来たね~~~~みたいな反応です。そして常に聞きます。どうするの常松君、またやっちゃう?と。しかし常は、もう場所での鯉太郎の熱い戦いを観ていますので、そんな馬鹿なことはしません。スッと鯉太郎の前に行き、きっちりと頭を下げて言います。
 「お疲れ様でございます…」
 鯉太郎も笑顔で、「おう!」と嬉しそうですよ。あのクソ生意気な常が、きちんと頭を下げるなんて、ホントうれしいじゃないですか。そもそもですね、常は大卒、つまりこの時23歳ぐらい。そして鯉太郎は、前の年に(?)高校中退(たぶん)で入門したわけですから、まだ17~18歳ぐらいですよ。歳の差が5歳はあるわけですが、この世界のルールがちゃんとわかってきた常に、おっさん読者としては胸が熱くなります。
 そして、常のそんな態度に、トンパチ速川君は、どういうこと?とハテナ顔ですが、【大吉】が教えてやります。
 「あの石川ってヤンキーみたいな人は 場所で常ちゃんを一撃で倒しているんだ…そしてその石川さんを倒しているのが幕下優勝してる鮫島鯉太郎さんだ 常ちゃんよりも強い同部屋の兄弟子だよ」 当然『Burst』を読んでいる我々はその時のことをよく知っています。ホントに一発でしたなあ。
 それを聞いて、またも「うはっ!」と嬉しがる速川君。
 「ちょっと! 邪魔! どけよ常松! 鮫島さん!俺と一番取ってもらえますか!」
 お前なあ!さっきまで「常松君」って言ってたくせに、もう呼び捨てかよ!そして鯉太郎は、まだ入門したばかりで腹筋の割れている速川君に、稽古をつけてやることにします。というわけで、鯉太郎と速川君は土俵に入りました。速川君は、右か左か、いや、絶対まっすぐ来る、と鯉太郎の動きを予想します。そしてその予想通り真正面からぶつかる鯉太郎。そこで、速川君は、石川ですら、「おっ……速ーぞあのガキ……」と心の中で思うほどのスピードで変化しました! しかし! そんな変化に全く慌てず、右手をハズにかけて、あっさり速川君を投げ飛ばします! 石川も思います。「まあ…俺らの比じゃねーがな……」
 土俵に大の字になった速川君は、その驚きに、爆笑で答えます。
 「強っえーーーーー!! アーハハハハ」
 まわりのゆとり養成員たちも鯉太郎の実力に唖然。そして、「つーか何笑ってんのアイツ……」と速川君の態度にも呆然です。そんな周りを一切気にせず、興奮気味に速川君は言います。
 「俺 速川って言うんス! スゲェっス鮫島さん! まさか今の動きに付いて来れるなんて…」
 「正面から来いよ正面から…今から稽古でそんなだとクセがついちまうぞ…」
 「でも…俺…軽いっスから…頭使わねーと…」
 「俺も入門した頃は虫みてーな腹してたんだよ…んなもんこの世界で言い訳にはなんねーぞ ただお前のスピードは大したもんだよ…それを逃げに使わず攻めに使えよ…」
 「うはっ! もう一丁いいっスか!?」
 「オウ! いくらでも来いよ…」
 鯉太郎はカッコいいすねえ!教官も、「あの鮫島(トンパチ)も成長したな…」と嬉しそうです。そして傍らの常に言います。
 「なぁ常松…上に行く力士ってのは度量もあるもんなんだぞ…お前には力がある…小さな力士になるなよ…」
 そんな優しい言葉に、この頃の常は変わりつつあるとはいっても、まだこんなことを言いました。
 「関係ないでしょ…学生ならまだしもここはプロの場だ…確かに鯉太郎さんの強さは認めるが オレは彼とは違う…何より考えるべきはどう番付を上げるか…自分がどう強くなるかそれだけでしょう…」
 まだ常は、「強い」ということがどういうことか、もがいていたわけですな……そして教習前期が明けた名古屋場所(七月場所)では、明暗が分かれます。なんと序の口を全勝優勝したのは速川君。そして常松は4勝3敗と何とか勝ち越しを決めるのがやっとでした。この時の常松は幕下かな? 三段目には落ちてないと思うけど、まだ幕内の壁を破れないでいたようです(※鯉太郎は、前場所で幕下優勝したわけですが、稽古のまわしが黒なので、まだ十両昇進には至ってなかった模様)。速川君が大喜びで鯉太郎に全勝優勝を報告に来て浮かれているそばで、常はタオルを頭からかぶって「こんなはずじゃ…こんなはずじゃねえ」とつぶやく有様。この時のことを、常松はこう述懐します。
 「あの時の俺はただ 突き付けられるリアルを視界から逸らし 崩れる自我を支えるのに必死だった…」
 そうか……常よ、今の【松明】になるまで、辛い日々があったんだな、やっぱり。そりゃあ、学生横綱を張った男だもんね、年下の力士に苦戦していては、プライドも何もズタズタでしょうよ。しかし、それでも今は立派な関取なわけで、きっと、鯉太郎をはじめとする空流部屋の兄貴たちの背中をしっかり目に焼き付けてきたんでしょうな。もう、何かそれだけで泣けるっすね。来週以降の展開も楽しみっす!

 というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
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 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。 
 どうやら、本当に常松主役回の様相を呈してまいりました。いいですねえ!大変イイと思います。そして、実はわたしは、『Burst』から『鮫島』に至るまでにどのくらいの時が経ったのか、はっきり分かっていなかったのですが、今週のお話で明確に5年と判明しました。【宝玉光】にガイにされていた頃が5年前だったので、あれはこの常の教習時代とほぼ同時期なんすね。これは、ちょっと『バチバチ』から『Burst』を経て『鮫島』に至る、年表的なものをまとめておいた方がいいような気がしますな。リクエストがいっぱい来たら、記事にまとめようとと思います。いやー、それにしてもホント、常松話は泣けそうですよ! 以上。

↓ というわけで、わたしはいつも通り、紙と電子の両方を買って応援します!

 

 毎週木曜日は、今週の『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、先週も書きましたが、現在、大相撲春場所の真っ最中でありまして、わたしの愛する黒ブタ野郎こと松鳳山関(西前頭五枚目)が昨日の11日目現在2勝9敗と非常に厳しい闘いになっておりまして、わたしとしては大変毎日ちくしょー!! なわけです。はあ……常に前に向かっていく姿勢は鯉太郎や石川のようで大変好ましいのですが、足がおっついてないんすよね……頑張れ松鳳山!! それでも応援してるからな!!
 というわけで、 まずは今週の週刊少年チャンピオン概況です。
 ■『弱虫ペダル』:チーム総北、先頭集団に合流!! 驚く箱学、坂道くんも山岳くんに再会、勝負だ!! となるも、残念ながらそこは「先頭集団じゃなかった」 。既に新開弟・葦木場・キモー筋ら有力選手はさらに先行していた!! どうする総北!? まで。ま、先週も書いた通り、実際のレースではよくある光景ですな。総北は一瞬も休まずそのまま先頭集団を追うべきでしょう。これは常識的展開です。総北には登れるアシストがいないのがマズいっすな。
 ■『牙刃道』:武蔵先制攻撃!! ピクルには効かず!! ピクル、白亜紀時代をぼんやり思い出す、の巻。
 ■『囚人リク』:沢田リングイン。対レノマ戦スタート!! ラストの大ゴマが相変わらず凄いw 漫画力高し。
 ■『ビーストコンプレックス』:今回はカンガルーのホテル経営者と訳アリ客のクロヒョウの少女の話。いいっすねえ。非常に毎回クオリティ高し。短期集中連載は今回で終了。もったいない!!
 ■『Gメン』:勝太参戦まで。
 ■『ニコべん!』:函津米くん、梅宮さんを笑わせることができて浮かれるの巻。一方、やたらと場の空気を読む達人の鳥田くんは、多部ちゃんの函津米くん大好きオーラに気付いてしまい――!?
 ■『少年ラケット』:イチローくん、カーブドライブを試合中に練習す、の巻。試合中にコイツ……と思いつつも、練習試合だからこれでいいんだとビリーさんも気づく。そしてとうとうビリーさんを左右に振ってポイントゲットのイチロー君。ビリーさん楽しくなってきた!!
 ■『錻力のアーチスト』:4番弐織先輩2ベース!! 安保先輩ブフゥッと送りバント、そして眼力王頭木先輩犠牲フライで1点返したぞ!! まで。
 というわけで、いやー、やっぱり今のチャンピオンはジャンプより面白いと思うのですが、そう思うのは私だけでしょうか。なお、先週から始まった、『放課後ウィザード倶楽部』は、わたしの憎悪するエブリスタの小説原作だそうで、ありがちな、なろう系小説的展開です。漫画の方はなんとなくマガジン系な絵柄のような気がします。まあ、好きな人は好きなんでしょうな。

 さて。では今週の『鮫島』ニュースです。
 先週は立ち合いからファーストアタックの獲り合いが描かれ、見事鯉太郎のブチかましが炸裂し、張り手を【蒼希狼】の顔面に何発か決めたところで、【蒼希狼】が雄たけびとともに鯉太郎へ向かう所まででしたが、今週は前に出た【蒼希狼】の頭が鯉太郎の顔面にブチかまされるところから再開です。【蒼希狼】のブチかましがクリーンヒット、たまらずよろける鯉太郎。間髪入れずに猛烈な追撃が続きます。鯉太郎は思わずニヤリとします。「また土俵で強ええお前と、怖ええお前と出会えて・・・」嬉しいのです。【蒼希狼】の追撃に、フッと下がる鯉太郎。NHKの実況も「あっ・・・!!? 鮫島が・・・!? あの鮫島が引いたーーー!!」と興奮の絶叫です。しかし花道通路で見守る関脇・天雷は分かっています。「いや・・・アレは・・・・・・」そうです。鯉太郎が繰り出すのは、親友・石川の必殺技、強力な右ストレート!! もとい、つっぱりです!! 「もらうぞ・・・石川」そう鯉太郎はつぶやきます。そして新寺部屋では、石川はテレビを見ていません。付け人に、テレビ見ないんスか? と聞かれる石川は答えます。「バーーーカ・・・俺はもう復帰したくても出来ねーんだぞ・・・んなモン見て火ィ点いちまったらどーすんだよ」そう、石川はこの場所の初日に鯉太郎と戦い、鯉太郎にすべてを託して引退したばかり。とてもテレビは見られないのです。いいっすねーこの石川の表情は!! NHKの実況もまたも大興奮です。「強烈―――!! 引いたと思ったら一閃 全体重を乗せた一撃――――!!」しかし、かなり心配な事態が発生しました。鯉太郎の右手首から嫌な音が!! これはまさか、ヤマ行ったか!? しかし構わず「ここで決める!!」と前に出る鯉太郎に、今度は【蒼希狼】の素っ首落としが炸裂!! 鯉太郎の突進を止めます。そして接近戦でのまわしの奪い合いは両者左上手の、お互い得意の組手で決着。NHKの実況は「先ほどの解放されたスピード勝負とは一転!! 凝縮された力の空間が生まれる!!」と相当な興奮状態です。そして、「先に動いたのは蒼希狼―――!!」というところで今週は終了です。
 はーーーわたしもホント興奮したわ……。いやーーーホントに『鮫島』は最高っす!! しかし、鯉太郎の右手首の状態はヤバそうですね……もう……心配すぎて堪らないんですけど、佐藤先生どうしたらいいんですか!! 読み終わったそばから、もう来週号が読みたくて堪んねえっす!!
 最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭七枚目←?? 同枚数ってあり得るのか?
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 【天雷】東関脇 
 【田上】番付不明 
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 というわけで、結論。 
 【蒼希狼】と鯉太郎の戦いは、わたしの希望としては単行本1冊にまとめていただきたいです。という事はつまり、あと5週分ということかな。まあ、勝負はあと4回で終わらせて、最後の1回は勝負後のお話という事になると想像しますが、とにかく鯉太郎の右手首の状態が気になりますね……そしてその次の八日目の戦い、おそらくは勝ち越しをかけた戦いだと思うけど、一体誰と戦うのか。佐藤タカヒロ先生、超楽しみにしてます!!
 そして松鳳山関よ、今日入れて残り4日、全部勝つつもりで頑張っておくれ!! 以上。

↓ やっぱりこういうのを買って勉強すべきかなあ……今場所は稀勢の里関が熱いんすけど、昨日の横綱・白鳳戦は残念だったなあ……。 

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