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 毎週木曜日は、今週の『鮫島』ニュースのお時間です。
 今週の週刊少年チャンピオンも、とりわけ大変なことは起きていませんでした。『ペダル』では変態小鞠くんが、グラサンを着用したとたん、「最速の槍」 となって最終スプリント体制に入ろうとしている泉田アブ一郎くんに追いついてしまうという謎現象が観測されています。まあ、これはないな、現実的には。おそらく今週の『ペダル』において、全国の『ペダル』を愛する大きなお姉さんたちを最も騒然とさせたのは、最終ページの中学2年生当時の小鞠くんでありましょう。モジモジ文学少年に萌える腐女子の皆さんへのネタ提供ありがとうございます!! 渡辺先生!!
 あとは、やっぱり今週も『リク』ですね。天野の素晴らしい顔芸が最終ページで炸裂していますし、なによりP.168をまるまる使っての「田中のおっさんの顔アップ」、P170-171の見開きを使っての「田中のおっさんのイケ・ポーズ」、P178-179の見開きを使っての「何故か全裸の田中のおっさんのイケ・セリフ」と、非常にお腹いっぱいでありました。最高です。一体……まったくもって誰得なのか、さっぱり分かりませんが、あやうくまた電車内で吹き出しそうになりました。特に、全裸見開きでの、田中のおっさんのポージングが完全にJOJO化しているのがポイントでしょう。意味不明……ww 瀬口先生、漫画力高すぎます!!

 さて。では、 今週の『鮫島』ニュースです。
 小結昇進を決めた【蒼希狼】が、(たぶんモンゴルを離れてから初めて)モンゴルへ里帰りするお話でした。先輩力士で現在ではモンゴルの国会議員となっている元【大地狼】がレクサスでお迎えに来てくれます。【蒼希狼】がモンゴルを離れてから、経済成長率も上昇し、だいぶ国の様子も変わってきました。しかし【蒼希狼】には、そんなのは所詮は一部の金持ちだけが享受できる恩恵に過ぎないと言い切ります。そして懐かしの故郷に降り立つ【蒼希狼】。彼を迎えたのは、彼をヒーローとしてあこがれるちびっ子たちと、【蒼希狼】がせっせと仕送りしていた仲間のチョノでした。しかし、チョノから聞かされた話は哀しい現実で、慣れない金を手にしたかつての仲間たちの悲劇でした。 金があれば幸せになれるんじゃなかったのか……? その金が原因でみんなを不幸にしてしまったのか? ショックに心を閉ざしてしまう【蒼希狼】。無言で再び日本へ戻る車中で、大地狼から、こんな話を聞かされます。今、モンゴルでは貧困層の子供も通える学校を作っている、そしてその資金は、「あの横綱」が大半を出してくれたものだ。それこそまさに【蒼希狼】が夢見たものでした。それを、先に横綱がやっていた……。その話を聞いて、【蒼希狼】は笑います。涙を流しながら……。そして日本に戻った【蒼希狼】は、もう、別人のようになっており……。というところまでが今週の『鮫島』でした。
 なるほど、こうきましたか。
 頑張っても報われなかった、やろうとしていたことはとっくに、大横綱が始めていた……つまり、オレの頑張りは意味ないじゃん、オレがいなくても世界は何一つ変わらないんだ……。という絶望で、心が折れたという事のようですね。そうか……7週かけてそういうオチか……どうなんだろう、ちょっと長くかけすぎたかもな……でも、そこからの【蒼希狼】と兄弟子たる【大山道】の絆がわたしとしては読みたいですな。まあ、鯉太郎と兄・大山道の戦いが、【蒼希狼】はおろか我々読者の心までも震わせるものになるのは間違いないと思いますので、楽しみにしておりますよ、佐藤先生!!!

 最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
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 【天雷】東関脇
 【蒼希狼】??? 最高位は小結
 ※右額の傷は、初入幕初日の【桐の里】戦で負ったもの
 ※現在の現役横綱は、モンゴル出身力士で「大横綱」と称されている模様←今週NEW 

 というわけで、結論
 今週の『鮫島』は、だいたいこれで【蒼希狼】の過去は判明したところまで、であった。
 そしてモンゴル出身の力士が「大横綱」として君臨しているらしいことも判明した。小結に昇進した【蒼希狼】の初日の相手である。来週はその、【蒼希狼】VS大横綱を描いてくれないかな……。

↓単行本5巻が来週発売!! 偶然このblogにたどり着いた『鮫島』ファンの皆さん、佐藤先生に最後まで描き切っていただくためにも絶対買わないとダメですよ!! カバーの鯉太郎カッコイイ!! ちなみに、『囚人リク』の新刊も同日発売です!!

 毎週木曜日は、今週の『鮫島』ニュースです。
 今週は、ここ数週間続いた、ほかのマンガの「げええーーーっ!?」という展開はなく、比較的落ち着いて各漫画を楽しめました。先週の『弱虫ペダル』での事案発生wも、今週はまあ、通常レベルの変態展開でしたので、平常運転に戻っております。また、先々週大変なことになった『囚人リク』も、通常通りのテンションでありました。
 一応、今週の『弱虫ペダル』の変態展開で、クスッと笑ったシーンだけ引用しておこう。
 泉田「ハァハァ言っている もしかして もう 息 上がってるかい?」
 小鞠「え? 何ですか? 息? そりゃあ もう ハァハァものですよ あなたの筋肉の動きをこんなに間近で見れて ハァハァならない わけないじゃないですか」
 泉田(そっちか!!)
 ――いや、まったくもって、「そっちか!!」ですね。笑わせていただきました。なお、変態小毬くんは、泉田くんの左大胸筋――通称「フランク」――をもみまくった感触が「肘の方まで」残っているそうで、今週はずっともう満面の笑顔です。完全に犯罪者ですね、ありがとうございました。

 さて、では今週の『鮫島』ニュースです。
 今週の『鮫島』は、先週から引き続き過去の回想です。【蒼希狼】の入門から、十両昇格までがざっと振り返られました。「モンゴルの青い空の希望となる狼となれ」。そんな想いを込められて、親方がつけてくれた四股名であること。純粋なまでの強さへの貪欲さで、あっという間に三段目優勝を遂げた【蒼希狼】に、兄である【大山道】は「感謝」という日本語を教える。お前は一人で相撲を取ってるんじゃあない、周りに感謝して相撲を取らなくちゃいけねえ。【蒼希狼】は、土俵は自分の力だけだと言うが、その力はどこから来てるのか。【蒼希狼】は国の仲間に腹いっぱい喰わせてやりたいだけだと思っているが、【大山道】は、「小さいコト言ってんなーお前は・・・」と切り捨てる。「腹いっぱいどころか お前ならそいつらのタメのデッカイ家だって建てられるぞ・・・家どころか・・・勉強できる学校だって夢じゃない・・・」そんな夢を実現できる可能性がお前には詰まっていると教える【大山道】。どうやら、その背景には【大山道】も児童養護施設で育ったという過去があるようだ。
 それからますますけいこ量が増えていった【蒼希狼】。
 だが、どうやらここで、何かが起きたようだ。そのヒントは、今週うっすらと描写されている。どうも、やはりモンゴルにいるかつての仲間たちが影響しているらしい。【蒼希狼】からの仕送りが増える中で、彼らはどんどん身なりが良くなっていく姿が描かれているが、どうやらそういうことのようだ。十両昇進直前の場所前に、モンゴルの仲間に電話する【蒼希狼】。関取になれば(=十両に昇進すれば)、今までよりももっと金が入る。その金で「みんなで暮らせる デッケー家と 誰でも平等に勉強できる学校を作りてーんだ・・・」という夢を笑顔で語る【蒼希狼】。そして、まずは十両昇進を決めた【蒼希狼】に待っていた現実は――というところで今週はお終い。

 そうか……そういうことだったのかな……【蒼希狼】が戦う理由を失ったというのは、どうやらモンゴルの仲間に裏切られたってことのように、今週を読んだところでは推測できる。そういうこと……だけかな? まだ結論を下すには早かろう。それにしても、【大山道】兄貴がカッコよすぎて、早く鯉太郎との取組も読みたいですな。また泣けるような気がしてなりません。楽しみです。

最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明w
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
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 【天雷】東関脇
 【蒼希狼】??? 最高位は小結。

 というわけで、結論。
 今週の『鮫島』も、大きな進展はナシだが、【蒼希狼】に降りかかった運命は、来週以降、もっとはっきり見えてくるだろう。このペースだと、【宝玉光】戦ほどは話数がかからないような気がするのだが、鯉太郎VS大山道の熱い戦いを期待して待ちたい。

↓ 待望(?)の単行本は今月発売。明日か。応援のために、買うことにしよう。しかし……もうチョイ、読みやすく線を整理してほしいのだが……。
  

 毎週木曜日は、今週の『鮫島』ニュースです。
 ――が、今週もその前に一言だけ言わせていただきたい。

 へ、変態だーーーーッ!! 『弱虫ペダル』に変態がいまーーーす!! アブアブ泉田くんが乳もまれてまーーーーすっ!! 誰かーーーー警察呼んだげて―――!!

 というわけで、『弱虫ペダル』で、完全に事案発生のニュースです。
 本日、筋肉フェチでアッブない変態としておなじみの箱根学園キャプテンの泉田くんですが、同じく筋肉大好き変態として注目を浴びている京都伏見高校1年生の小鞠くんに、あろうことかレース中にもかかわらず、左大胸筋――通称「フランク」――をもみしだかれるという変態行為を受けました。なお、その際の渡辺先生による書き文字は「もぉみぃっ」だったとのことです。変態小鞠くんは、まったく反省の色がなく「すません ちょっと…暑さでふらついてしまいまして」と痴漢常習者らしいコメントを発しており、前日同じく被害を受けた猫足でおなじみの黒田くんは「てめェ 1年 また同じ口上を!!」と激怒している模様です。また、変態小鞠くんの所属する京都伏見高校のエース、キモー筋くんは、「ププ ホントにキミィは がまんのできん男やね!!」とニヤつくだけで、彼の管理責任も問われる事案と見られております。ただ、事案発生直前に、泉田くんによる、自らの大胸筋を上下に揺らす「大胸筋スクワット」なるアッブねえ変態技も披露されており、しかもその変態技を「ほぅら 見えるかい」などと見せつける挑発行為も行われた模様で、警察はこの変態挑発行為が小鞠くんを無駄に刺激したのではないかとして捜査を続けております。この事件の詳細は、来週また報道される見込みです。それではまた、来週の続報をお待ちください!!

  いやー、すごい変態バトルだったw。やっぱり『弱虫ペダル』も最高ですね。

 さて、気を取り直して今週の『鮫島』ニュースです。
 今週の『鮫島、最後の十五日』から、過去の回想に入る展開だ。入門当時の【蒼希狼】の様子が語られるが、とりわけ新しい情報はない。ほぼ、我々読者がすでに知っている情報がメインだ。ただ、今週描かれた、【蒼希狼】と【大山道】の兄弟弟子の絆は非常に美しく、おそらくは教習所で出会った良きライバルたちよりも、兄たる【大山道】とのつながりの方がきっと【蒼希狼】にとってはかけがえのないものとして、これまで戦ってきたのではないかという想像をかきたてるものであった。今週描かれた【大山道】の言葉は、非常にカッコ良くて、泣けるものだ。モンゴルにいる仲間たちを「腹いっぱい喰わせてやるため」に、そのハングリー精神だけで序ノ口優勝した入門当時。しかし、教習所で鯉太郎たちと出会うことで、壁にぶち当たった【蒼希狼】に、【大山道】は言う。
 「本当に強くなりたきゃ もっと俺を信じて頼れ もう一人で突っ張るな・・・デケーもん背負ってんだ 寄りかかれよ・・・もっと・・・俺を信じるのはタダだぜ蒼・・・」

 なんだよもう、【大山道】すげえいい人&かっこいいじゃんか……ホントもう泣けるわ。
 そんな絆で結ばれた(はずの)【蒼希狼】に一体何が起こったのか。そして、弟にもう一度その背中を見せるために、鯉太郎との割に挑む【大山道】。マジでもう、本当に毎週見逃せない。この漫画、本当に最高だよ。佐藤先生ありがとうございます。つーか、マジで単行本を毎回100冊ぐらい買おうかな…・・・100冊買っても45,000円ぐらいでしょ? 最後まで書き切ってもらうためなら、そのぐらい出してもいいよもう。どうかこのblogを偶然目にした皆さん、頼むから単行本を買ってください。それが、我々読者のできる最大の、そして唯一の応援方法なので、どうかよろしくお願いします。じゃないと、本当に最後まで描き切ってもらえるか、わたし、ホント心配だよ……。

 最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所では東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明w
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
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 【天雷】東関脇
 【蒼希狼】??? 最高位は小結。

 というわけで、結論。
 今週の『鮫島』は、大きな動きナシではあるが、ますます【大山道】の男前度が上がるお話であった。【蒼希狼】に何があったのか、ドキドキしながら次週以降の話を待ちたい。
 そして――『弱虫ペダル』も最高です。変態ばっかりですがw

↓2010年のツールで総合優勝したのが、泉田くんの右大胸筋でおなじみのアンディ・シュレック。ただし、パリで表彰台に上ったのはアルベルト・コンタドールで、後にドーピング違反で優勝をはく奪され、2位だったアンディが繰り上げ優勝となったいわくの年だった。レース展開はすごい面白い年だったんだけどな……。この年、左大胸筋でおなじみの兄、フランク・シュレックは、落車して鎖骨を折り、第3ステージでリタイア。残念だった。そして泉田くんの背筋でおなじみのファビアン・カンチェラーラがプロローグとタイムトライアルで勝った年でもある。
ツール・ド・フランス2010 スペシャルBOX [DVD]
アルベルト・コンタドール
東宝
2010-12-23

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