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 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、 わたしの会社は去年、靖国神社から歩いて3分のところに引っ越ししたため、現在絶賛満開中の咲き乱れる桜を毎日眺めて、綺麗だなあ~とうっとりしているわけなんですが、今朝、駅で「平成29年奉納大相撲のご案内」なるデカい看板に気づきました。おお、そういやニュースかなんかで観たことあるけど、そうか、そういうのがあるんだ、と朝からテンションが上がりました。開催日は再来週の4月17日(月)だそうで、こりゃあ、朝から仕事をサボっていくべきかもしれねえぞ……とスケジュール調整を検討しようと思います。横綱・大関以下200名の力士が勢ぞろいするそうなので、コイツはマジ要チェックだぜ! という気でおります。ヤバいすね。楽しみっす。
 というわけで、まずは今週の週刊少年チャンピオン2017年19号概況です。
 ■巻頭グラビア:浅川梨奈嬢:電子でも掲載アリ!素晴らしいお体です!
 ■『弱虫ペダル』:削れる命の巻。うーーん……まーた回想に入りそう……。
 ■『刃牙道』:瞬斬の巻。うーん……ほぼ無意味な斬撃殺人のみ。飽きた。
 ■『囚人リク』:煙幕の巻。まーた顔芸が炸裂で最高です。とうとうレノマ合流か!
 ■『Gメン』:恋に恋しての巻。奈々美ちゃんの恋ですが、ま、そうなると思ってましたよ。 
 ■ 『BEASTERS』:地下鉄の風はみずみずしいの巻。巻頭カラーです!そして明日は単行本(2)巻の発売です!買います!そして今週も大変面白かった。
 ■『少年ラケット』:高まる鼓動~SWITCHの巻・大変失礼いたしました。わたくし、ずっと「少年ロケット」とタイプミスしておりました。全然気づかなかった……今週はイチロー君の過去を知る女子が登場で大変イイ展開です!
 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。
 
 それでは、今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 先週はとうとうVS【毘沙門】戦の決着までが描かれました。天才としての才能に覚醒した【毘沙門】でしたが、残酷な現実を情熱が超えるところが観たいという常松こと【松明】の想いは見事鯉太郎に届いたようで、鯉太郎の勝利、で先週は幕を閉じました。なお、先週の記事で、わたしは決まり手を変形の仏壇返しか?と書きましたが、今週の最終ページに、決まり手は「櫓投げ」と書いてありましたので訂正します。今週は、勝負あり―――!! 鮫島これで10連勝―――!! というNHKアナの絶叫から始まります。やった……やった…! とガッツポーズの常松。嬉しそうですね。一方の敗れた【毘沙門】野郎は茫然自失。手が震えています。花道で見守るどんぐり渡部くんも驚きの表情。そして支度部屋のモニターで観ていた、大関【王虎】さんも、ニヤリな表情です。
 「フン…鮫島(アイツ)も陰険なヤローだ…力を引き出すだけ引き出してから あえて正面から喰いやがった…あれじゃ 言い訳のカスも残らねえ…毘沙門(あのガキ)…当分使い物にならねーだろ…」
 いやあ、【王虎】さんかっけえっす! つーかですね、あの【王虎】に、自然に「さん」付けで文章を書いている自分にびっくりですよ。あんなに悪党だったのに……。そして【毘沙門】野郎はうえぇ…ヒックヒック……と人目をはばからず泣いております。この泣き様は、どうやら怖くて泣いているようです。曰く、あの人は全部…見えてたんだ…全部……怖え……だそうで、震えが止まりません。あんな怖え人にどうやって勝てばいいんだよ、もうやだよ俺…と泣く【毘沙門】。こりゃあダメですな、ホントに。
 そして再び場面は支度部屋へ戻り、ニヤリな【王虎】さんに声をかける力士がいました。
 「嬉しそうだね 大関…まぁそういう俺も 鮫島の活躍は嬉し―けどな…」
 おおっと!!! 東関脇の”怪力”【天雷】関の久々の登場です!! 相変わらずイケメンです!
 (天雷)「待っていたからね…ずっと…」
 (王虎)「フン…誰がだ…」
 (天雷)「またまた~~~~…」
 (王虎) 「鮫島(アレ)は俺の道具だ…この先へ、に必要な…俺が泡影を超えるための」
 こんな同世代トークができるようになった【王虎】さんも成長したんすねえ……内容は物騒ですが、ちゃんとその力を認め合うその姿に、いちいち感動してしまいますね。しかし、こんな同世代トークに割り込んでくる力士がいました。そう、かつては「角界の良心」と呼ばれ、現在はスカルデザインのおっかねえ浴衣を羽織った姿でお馴染みの、ダークサイド【百雲】関です!
 (百雲)「チッ…イラつかせるな…テメーらみてーなぬるいガキが泡影を超える? バカも突き抜けると笑いにもならねーな…足りねーよ…テメーらじゃ…」
 (王虎)「フン…ならアンタは足りてるのか……」
 (百雲)「だから俺は 俺を殺した…」
 もう、ほんと意味わからないですねこの【百雲】関は。要するにこれはアレですか、北斗の拳で言うところの、万人に慕われる善のフドウがラオウ様と戦うために「このフドウ汚れなき命のために鬼神となって戦おう!!」 ってあの名シーン的な展開ですか!? でも、【百雲】関は顔じゃない(※相撲用語「顔じゃない」=分不相応)っすねえ。所詮、パルパティーンに突然土下座してダークサイドに堕ちたアナキン小僧レベルでしょうなあ。今日の【百雲】関の相手は常です。そんな取組を前にした常は、花道で鯉太郎を出迎え、深々と頭を下げます。ありがとうございましたと礼を言う常に、鯉太郎はキョトン。大吉もびっくりしますが、常は鯉太郎に、力…もらいました…と改めて言います。鯉太郎も晴れやかに、そうか…と嬉しそう。イイですねえ! 常は、今日、金の無心に来た大嫌いなクソ親父を国技館に招待しています。結果が全ての土俵で、「見せてやろうと思います…あのクズに…今の 俺を………」と決意の表情。鯉太郎も右手を差し出して言います。「あぁ…ブチカマシてこい…」
 今週はこの二人の兄弟力士が軽くグータッチするシーンで終わりでした。
 いやーー。はたしてダークサイド堕ちした【ダース・百雲】がどんなものか、来週からの展開が楽しみですよ。これはもう、ちゃんと常VS【百雲】戦が描かれることは確定なのでしょうか? だといいのですが…まあ、【百雲】関は常に軽くやられてほしいものですねえ! 常よ、鯉太郎にもらった情熱の力で【百雲】をブチカマシ、クソ親父に見せつけてやるのだ! はーーー。マジで今週も最高でした。今週も、絵として非常に素晴らしい仕上がりになっておりますので、絶対にチャンピオンを買って読むべきだと思います!
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
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 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 
 というわけで、結論。
 今週はVS【毘沙門】戦終了後の各力士の様子が中心のお話でしたが、やっぱり【王虎】さんがやけにカッコイイのと、久々登場の【天雷】関との同世代トークが最高でした。そして来週からは、鯉太郎の戦いに力をもらった常の出番のようですよ! 常よ、勝つのだ!! いや、漫画として負ける展開はないとは思いますけど、【百雲】の邪気を祓う、善の光というか、情熱の力を見せ付けてほしいすね! いやあ、それにしてもホント『鮫島』は最高です! 以上。

↓明日4/7(金)はチャンピオンコミックス発売日です! わたしはこの2冊を買います。

 

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、先日の日曜日に熱戦の幕を閉じた大相撲3月場所(春場所@大阪)ですが、まあ、ホントに新横綱【稀勢の里】関の奇跡の逆転優勝には熱くなったすねえ……! 13日目のVS【日馬富士】関との取組で負傷し、14日目のVS【鶴竜】関との取組でまったく力が入らない状態を見て、誰しもが、ああ、こりゃあアカン、と思ったと思います。しかし、15日目千秋楽で、本割で【照ノ冨士】関に勝利して相星となり、優勝決定戦でもねじ伏せる展開には、わたしもテレビを見ながら超興奮しました。そしてわたしの一番応援している【松鳳山】関は、最終的には5勝10敗と厳しい星取りとなりましたが、相撲自体は全然悪くないというかいいんすよねえ……勝ち星に繋がらなかったのは残念ですが、今後も応援したいと存じます。来場所は6~7枚目とかその辺りかなあ……もっと下がっちゃうかもなあ……でも、いつか再びの三役返り咲きを期待してるぜ!
 というわけで、まずは今週の週刊少年チャンピオン2017年18号の概況です。
 ■巻頭グラビア:電子版はナシ。紙の雑誌版は乃木坂の秋元真夏嬢だそうです。
 ■ 『弱虫ペダル』:焦る広島の巻。うーん、なんか広島はどうでもいいというか……。
 ■『刃牙道』:恐慌の巻。うーん、なんか武蔵はどうでもいいというか……。
 ■『囚人リク』:1分の巻。天野頑張った!天野のキメ顔がいいすね!
 ■『Gメン』:ななみのアルバイトの巻。妹奈々未ちゃん久々登場。平和回です。
 ■『BEASTERS』:その感情、極彩色の巻。今週も大変イイですね。単行本2巻は来週発売です。当然買いますよ、ええ。
 ■『吸血鬼すぐ死ぬ』ナイスショット&タマちゃんの巻。今週も大変笑えました。チャンピオンギャグマンガで一番面白いす。
 ■『少年ラケット』炎のように揺らめいての巻。なるほど、イチロー君はサウスポーだったんすね!超覚醒で来週からはイチロー君のターンだ!
 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 それでは、今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。今週は、ほとんどNHKアナの実況と、常松こと【松明】の心中の叫びで展開されるため、あまり書くことがないので短くまとめます。
 先週は、トンパチな【毘沙門】野郎が、鯉太郎の放つ圧倒的な殺気と技のキレで、とうとう「天才」としての能力に覚醒してしまい、鯉太郎が土俵際に追いやられてしまうところまでが描かれましたが、今週はその続きです。
 一気に前に出る【毘沙門】に、鯉太郎もすぐさま反応して前に出ます、が、【毘沙門】はその出足を蹴返しで叩き、鯉太郎の勢いを止めます。そして勢いの止まった鯉太郎のまわしをがっちり両手でホールド、二本差しの体勢です。鯉太郎も即座に巻き返しますが、【毘沙門】はそれを許しません。鯉太郎の得意の型、左下手が封じられました! そして内掛けで攻める【毘沙門】、鯉太郎は間一髪でそれを凌ぎますが、もはや土俵際、万事休すか!
 と、この状態で、常の心の語りが始まりますよ! もうですね、全文を記録しておきたいほどの想いがこもっていて、結構泣けるんすよね……!
 「クソ…クソ…知ってるさ…痛いほど…幕内(ここ)は 信じられないほどの化け物たちが巣食う世界 どんなに努力しようが…どんなに重い物を背負っていようが…どんなに負けられない理由があろうが…たとえ誰よりも相撲が好きだという情熱があろうが…より強い才能がそれを凌駕する……残酷な現実…」
 「けど…だけど…鯉太郎さんならそのクソッタレな現実(リアル)を 捩じ伏せてくれると思えるんです 俺は…知ってるから…ボロボロになりながら何度倒されても立ち上がってきた鯉太郎さんの背中を 必死に抗ってきた姿を…だから…だから…俺は見たいんです…情熱が残酷を超える姿を…」
 「頼む…頼む…情熱よ…残酷を…超えろ…!!」
 この、常の心の声が届いたかのように、鯉太郎は【毘沙門】をブン投げるわけですが、この常の心の声の背景に描かれる土俵の上での攻防、そして常や鯉太郎の表情は、もう文字では説明できません。ぜひ、ぜひともこれは、チャンピオンを買って読んでいただきたい! この『鮫島、最後の十五日』という漫画の、メインキャッチが「情熱よ、残酷を超えろ――」というコピーで、単行本1巻の帯にも採用されていましたが、つまりこういうことですよ。ホント、常のナレーションは倉本聡的で泣かせますねえ……。わたしも見たいんです……情熱が残酷を超えるところを!!!
 やっぱり、部下を育てるには、自分自身が熱い戦いをして、それを見せつけてある種のあこがれを抱かせるのが一番だと思います。男ならそういう、部下の目標になる男でありたいすねえ!
 というわけで、今週のラストは【毘沙門】を変形(?)の仏壇返しこと呼び戻しでブン投げる鯉太郎の姿が描かれました。どうやら無事に勝利したようです。はーーー良かった良かった。しかしこの後、鯉太郎の次の相手は誰なのか、そして、ダークサイドへ転落した【百雲】さんと常の戦いは描かれるのか、マジでもう読み終わったそばから来週が楽しみでたまりませんなあ! ホントに『鮫島』は最高です!!!
  それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
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 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。
 今週は、ズバリVS【毘沙門】戦の決着まで進みました。そして常の倉本聡ばりのナレーションがマジで泣けました。最高です。ホント最高ですよ。大相撲の【稀勢の里】関の逆転優勝を見て、弟弟子である【高安】関は、号泣したそうですが、そりゃあ泣けたでしょうね。【高安】関も、最高の兄貴をもって幸せですな。来場所の大関取り、ぜひ頑張ってほしいと思います。いやあ、ほんとこういうのに弱いすわ。『鮫島、最後の十五日』は最高です! 以上。

↓ わたしとしては買わざるを得ないような気がします。明日発売かな? 忘れないようにしなくては。
 

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、現在、大相撲3月場所(@大阪)の熱い戦いが毎日繰り広げられているわけですが、昨日の水曜日11日目終了時点で、新横綱【稀勢の里】関が11勝0敗で単独首位、そして弟弟子の【高安】関は昨日負けてしまって10勝1敗と後を追い、他にもカド番大関【照ノ冨士】関と西10枚目の【栃煌山】関が並んで1敗キープという状況です。いやあ、ホントに【稀勢の里】関は安定してますなあ。そしてわたしが応援している【松鳳山】関は、6日目に横綱【鶴竜】関を破って金星Get!なのは良かったのですが、今のところ3勝8敗とすでに負け越しが決まっており、大変厳しい場所となっております。くそーーー……毎回いい相撲なのだが……頑張れ【松鳳山】関! 応援してますよ!
  というわけで、まずは週刊少年チャンピオン2017年17号の概況です。
 ■巻頭グラビア:今週も電子版はナシ。紙の雑誌版は乃木坂の堀未央奈さんだそうです。
 ■ 『弱虫ペダル』:チーム二人加速の巻。でも青八木君の足が!的な展開かな……
 ■ 『刃牙道』:おいたが過ぎますの巻。なお、電子版では付録として、刃牙道の単行本カバーギャラリーがついています。しかし……主人公・刃牙が出てこなくても、単行本のカバーは刃牙なんすね……。
 ■『囚人リク』:無理!無茶!無謀!の巻。最後のページのリクの顔芸が最高です!
 ■『Gメン』:拓美の告白の巻。肝田君は無事振られました。笑えました。
 ■『BEASTARS』:レゴシは朴念仁ですねの巻。久々登場のジュノが可愛いすなあ!
 ■『少年ラケット』:イチロー君出陣の巻。ただし相手のオーラに恐怖を感じて……? マズいすねこれは……。
 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。
 
 それでは、今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 先週はとうとう始まった鯉太郎VS【毘沙門】戦の、頭と頭が激しくぶつかる立ち合いまで描かれましたが、今週はそこからの攻防です。スピードが速いので、あまりいろいろ書けません。たぶん、現実時間で10秒も経過していないのではないでしょうか?
 まず、ブチカマシをキメた鯉太郎、すかさず下から突き上げます。常松こと【松明】もその状況を見て「飛んだだろこれは…いける!! 終わるぞ…」と喜びの表情。男塾的に言うとますます雷電化が進んでますがお前は大丈夫か!?すっかり実況キャラな常は置いといて、しかし、です。【毘沙門】は「飛んで」いるはずなのに、鯉太郎の下からの突き上げをかわして横へ飛びます。そしてまた常は「なんで…飛んでただろーが…」と一転焦りの表情。もう完全に虎丸的なリアクションです。
 【毘沙門】は、どうやらブチカマシから右の突きまでを読んでいたようで、無意識に体が動いてくれたらしく、さすがのトンパチ【毘沙門】も、あっぶねーーーと冷や汗状態です。しかし、息つく暇もなく、横へ飛んだ【毘沙門】を鯉太郎は追撃! 再びの右の突きを繰り出す鯉太郎に対し、【毘沙門】にはその動きが見えていますので、この一発を堪えろ、と覚悟を持って受け止めます。
 しかし! 鯉太郎の攻撃の本命は、左の下手でした! 左下手……それはまさしく鯉太郎にとっての一番得意な形です。実況の常も「左下手!!」と絶叫。いや、見れば分かるって。
 この動きの速い展開に【毘沙門】野郎も心の中は焦りまくっています。嘘だろ、どーなってんだ、先の先を読まれてる、前に取った時とは別人じゃねーか……超えた山だった、既に見下ろす存在だっただろーが……と思う【毘沙門】の脳裏に、【王虎】さんからの一言がよみがえります。
  「お前…相撲取ってて怖いと思ったことないだろ…?」
 【毘沙門】は鯉太郎の殺気溢れる顔を見て、これが【王虎】さんのいってた「恐怖」か、とどうやら悟ったようですね。うわあああと絶叫する【毘沙門】。しかし、それでもやっぱりこの【毘沙門】野郎は只者ではありませんでした。すかさず自分も左下手をねじ込み、鯉太郎のまわしをがっちりつかみます。実況席の虎城理事長ですら、もう遅い、そこから何が出来る…と思う一方で、なんと【毘沙門】の脅威の身体能力が発揮されました。大きくのけぞって、左下手をとらえたまま体を右回転、その勢いをつけて出し投げを繰り出します! そのアクロバティックな動きに、NHKアナも思わず「何だ今のは―――!!?」と絶叫! 堪える鯉太郎に、すぐさま小股を掬いに行く【毘沙門】。それも堪えた鯉太郎、ですが、気が付けば土俵際に追い詰められたのは鯉太郎! 形勢逆転です! やばし!
 この戦いを見つめる【毘沙門】の兄弟子であるどんぐり渡部くんは思います。
 「どうなってんだよ…これは…毘沙門(アイツ)にはムラがあった…それは天才がゆえのムラ…初めて見た………あんなに集中した毘沙門は…誰よりも才に溢れて 誰よりも稽古好きで 鮫島君にあてられた天才が…目を覚ましやがった…」
 そして目を覚ました天才【毘沙門】の反撃開始か―――!? というところで今週は終わりです。はーースピード感あふれる攻防に息止めて読んでたわ……。
 というわけで、鯉太郎的にはマズい展開ですが、覚醒した【毘沙門】野郎との闘いの行方はどうなるるのか、もう来週が待ちきれない思いでありますね。 鯉太郎は勝てるのかな……いや、そりゃ勝つんでしょうな? 勝敗は勿論、体の方も大丈夫か大変心配ですが、15日の戦いを最後まで応援したいと存じます。
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 --------
 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。
 今週は鯉太郎の放つ猛烈な殺気に、天才【毘沙門】が覚醒してしまいました。まあ、鯉太郎は相手も強くしてしまうエネルギーというか、ハートを持っているわけで、そこに読者としてはグッとくるわけですな。いやはや、今週も大変楽しめました。そしてホントに鯉太郎の体が心配です。あと、気になるといえば、鯉太郎の今後の対戦相手も全く読めないですな。前頭14枚目で10日目まで全勝、既に小結戦はあったものの……結局、他の力士の星取り状況にも影響されるからなあ……でも、どう考えても本割で横綱戦があるとは思えないんだけどな……。佐藤先生、ここらで今場所の各力士の星取り状況も教えて下さい! よろしくお願いしゃす! 以上。

↓ 我が愛しの黒ブタこと、【松鳳山】関。実は結構小兵の部類に入ると思いますが、その前へ前へという相撲ぶりは大変カッコイイと存じます! 頑張れ裕也!

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、気付けばもう3月半ば。あと2週間もすれば桜も咲きますなあ。まだ寒いけど、春はもうそこまで来ているんでしょうな。そして、現在熱戦が繰り広げられている大相撲春場所(@大阪)ですが、なんというか、17年ぶりの4横綱がそろった場所となったわけですけど……新横綱の【稀勢の里】関は昨日現在4連勝と順調なのでいいとして、なんと【白鵬】関と【日馬富士】関が2勝2敗、【鶴竜】関も3勝1敗と序盤から大変荒れております。そしてわたしが応援している【松鳳山】関も未だ星があがらず0勝4敗……おまけに今日は【日馬富士】関との割が組まれており、あああ……だ、大丈夫か……と大変心配です。今場所は【照ノ冨士】関が元気ですな。かつての輝きをもう一度取り戻して、カド番脱出は間違いなさそうですね。
 というわけで、まずは 週刊少年チャンピオン2017年第16号の概要です。
 ■巻頭グラビア:電子版はナシ。くそう!紙の雑誌版は乃木坂の斎藤飛鳥嬢のようです。
 ■『弱虫ペダル』:エアチョップドシャークの巻。なんかの料理みてえ……。
 ■『牙刃道』:内閣総理大臣官邸の巻。さあ、今後は戦争だ……!
 ■『囚人リク』:男気の巻。今週もリクやピカソ内海の顔芸が炸裂しまくりですw
 ■『Gメン』:キモ田童貞卒業→調子に乗るの巻。いいすねえ!来週からは拓海回か?大丈夫か…なんかおかしなことになってきたぞ…
 ■『少年ラケット』ジョー先輩勝利の巻。イイ! 大変面白い! 漫画力高し!
 ■『ファインプレー!』先週今週来週の3週短期掲載ですが、非常に画力が高く、面白いすね。かなりレベルが高いす。
 ■『BEASTARS』:ルイ先輩とハルと、そしてレゴシの巻。バッタリ遭遇してしまったレゴシ、どうなるのか来週以降の展開が超楽しみですなあ!
 とまあ、こんな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 それでは、今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。今週は短いです。たぶん現実時間も2秒ぐらいしか進んでないのではないかしら。
 先週はいよいよ時間いっぱい、鯉太郎VS【毘沙門】が始まる直前、NHKアナウンサーの「あっ!?」という絶叫までが描かれましたが、今週はまさにそこからの続きです。そしてその絶叫の意味は見開きの絵で判明しました。なんと、【毘沙門】の野郎は、鯉太郎のぶちかまし対策として、土俵の一番後ろで仕切ったのでありました。場内の観客も、なんだアレ…マジかよ…と騒然とします。解説席の虎城理事長も、明らかなブチカマシ対策でしょうな、と見ていますし、NHKアナも、考えましたね、確かにこれなら強烈な出足を無効にします、なんてのんきなコメントです。そして常松こと【松明】も、「くっ」っと、あの野郎なんてこと考えやがる、的な表情です。お前は雷電か! あわてんなよ常! 鯉太郎の表情を見れば、鯉太郎が上等だぜ、と思ってる事が分かるだろ!
 そうです。鯉太郎はそんな奇策にも動じません。むしろ「いいんじゃねーの…」と闘志がメラメラ燃えてますよ! カッコイイすねえ! そして【毘沙門】の野郎は、そんな動じないどころかむしろ強力な殺気を放つ鯉太郎にイラつきを感じます。
 「仕切ったところでこの距離だぜ…何が出来るってんだよ…調子乗るなよな…弱ーくせによ~~~…この取組は すでに俺がコントロールしてんだよ…」
 はあ……まったく思い上がった傲慢なガキですなあ……ちょっと考えれば、その立ち位置は「もう後がない」俵を背負った背水だってことが分かるだろうに……1歩で土俵割っちゃうぞお前……おまけに、【毘沙門】はもう、両手を土俵に付けています。それは、つまり戦闘開始のタイミングを鯉太郎が握っているという意味です。鯉太郎の意思で、タイミングで、戦いが始まるというわけですから、主導権は鯉太郎にあり、【毘沙門】は受けに回らずを得ません。もう後がないのに。
 そしていよいよ、ハッキョイ! 戦闘開始です!
 「それはまるで獲物を狙う獣のように…静かで…しなやかで…美しい…ブチカマシだった…」と語られる鯉太郎のブチカマシは、距離があっても、もう一歩踏み込むだけで、あっさり【毘沙門】に届きます。その、プラスワンの踏み込みでさらに加速した鯉太郎のブチカマシは、【毘沙門】の想定を超え、奴も過ちを悟ったようです。もはや、いなしもはたきも間に合わない。胸で受けても、その運動エネルギーを堪えるための、空間的余裕がない。エネルギーを吸収できず1歩でも下がれば負け!
 ならば―――!! と【毘沙門】瞬時に選択したのは、衝撃をまともに受けることを覚悟し、自分も同じ角度で頭からブチカマシを迎撃するという方法でした。
 大相撲を見ていると、あまり回数は多くありませんが、まともに頭と頭がぶつかるすげえ立ち合いがありますよね。テレビだというのに、ゴッ!!! とすっげえ音が響くアレです。 あれは生で観戦したらすごいのでしょうなあ……。そして鯉太郎のキツイ一発を覚悟を持って頭で受けた【毘沙門】。「一瞬目から光が零れた…」というところで今週はお終いでした。
 しかし……こんな戦いを続けていたら、慢性外傷性脳症にもなりますよ、そりゃ……。『鮫島』(1)巻で、石川こと【飛天翔】関もそれで引退したわけで、心配というか……心配してももはや手遅れなんだろうけど、鯉太郎の未来に明日はあるのか、あってほしいと信じたいですなあ……。
 というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 --------
 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。
 今週は立ち合いに小癪な策を使った【毘沙門】が、立った瞬間その過ちに気づいて鯉太郎の強力なブチカマシを頭で受け、その瞬間目から光が飛ぶところまでが描かれました。ただムカつくガキですが【毘沙門】も、そう簡単な相手ではないでしょうから、来週以降の展開が大変楽しみです。そして常VS【百雲】も読めると嬉しいのですが……そこんところ、佐藤先生、よろしくお願いいたします! 以上。

↓ 欲しい……売っているのをまったく見かけないけど、ネット専売じゃないよな……? 

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、今週の電子版の週刊少年チャンピオンは、ちゃんと巻頭グラビアがついてました。やっぱり事務所の都合なんでしょうな。しかし「ドカベン」が読めないのは残念だなあ……。そしていよいよこの週末から大相撲三月場所(大阪)が始まります。新横綱【稀勢の里】関の活躍が楽しみですが、わたしとしては応援している東前頭三枚目【松鳳山】関が星を重ねて三役復帰できるかどうか、とても注目しております。三役復帰が叶ったら、後援会に入ってもいいぞ。頑張れ【松鳳山】!!
 では、まずは週刊少年チャンピオン2017年第15号の概要です。
 ■巻頭グラビア:松永有紗嬢。大変お綺麗でよろしいかと存じます。
 ■『弱虫ペダル』:VS広島開幕の巻。さっさとぶち抜いて、先頭に合流してくれ!
 ■『牙刃道』:久々の独歩先生&牙刃の巻。守護るって誰を……。
 ■『囚人リク』:周龍やばしの巻Part2。さあ、とうとう変態内海が本領発揮だ!
 ■『Gメン』:仲良く合コンの巻。日本童貞連盟会長のキモ田がとうとう!!! マジすか!!
 ■『少年ラケット』ジョー先輩熱い!の巻。今週も気合の入った絵とカット割りで、ホント熱いすねえ! でも、掲載順が一番後ろなのが心配だ……そして勝負の行方は来週判明!
 ■『BEASTARS』:裏市の巻Part4。なんか実に味わい深いというか、ホントこの漫画面白いす。単行本2巻が4月発売だそうで、サイン会があるそうです。行くしかねえかも……!
 とまあ、こんな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 それでは、今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 先週は常松が鯉太郎に「本当の強さ」をみる泣かせるお話と、一方でいつまでもバカな【毘沙門】野郎のわかってねえトンパチ振りが描かれ、実に対称的な同期二人の初入幕の頃が描かれました。
 今週は、時は現在に戻って、いよいよ十日目の朝です。「空流三人衆」が部屋から国技館へ向かう所から始まりです。 おっと、三人は同じ車に乗っての国技館入りなんですな。この車はタクシーじゃないみたいですが、ハイヤーなんすかね? たしか、空流部屋は、『バチバチ』(1)巻の説明によると、上野の不忍の池にほど近いところだったはずなので、まあ国技館まで車で10分ほどかな。しかし関取三人が普通車に乗れるもんなのかな? 相当狭そうですな、車内は。
 しかし、車に乗り込もうとする常松は、兄弟子二人に断って、ちょっと待ってくれと言います。部屋の前にたたずむ男に話があるようです。そう、この男は前夜前触れなく訪れてきた、常の父親であります。金の無心に来た親父を常は当然嫌っていますが、もう常は入門当時のギラついたガキじゃあありません。金が欲しければ、今日の場所を見に来い、と告げて、父親に背を向ける常。
 「楽に手には入らねーぞ…この金は…」
 カッコイイじゃあないですか。自分の闘っている姿を見て、その金の価値を、自身も力士の端くれだったのなら思い出せ、てなこことなんでしょうか。 戻って車に乗り込んだ常に、鯉太郎は声をかけます。「大丈夫か…?」常は答えます。「えぇ…きっと…」この、「きっと」には、傍点がついて強調されています。これはつまり、鯉太郎の「大丈夫か」という問いは、常松に向けたものではなく、親父さんに向けた問い、ってことなんでしょうな。それが分かる常も、「きっと(あのクソ野郎にも通じると思います)」という返事なのではないでしょうか。
 一方国技館では、既に【毘沙門】野郎がどんぐり渡部くんを相手に入念なウォーミングアップを開始しています。どんぐりくんはもうヘトヘトの体で、もうそろそろ出番なので体休めた方が、と進言しますが、トンパチ【毘沙門】は余裕の涼しい顔。やっと鯉太郎との再戦が叶ってうれしい様子です。どうやら、先週描かれたように、鯉太郎に勝ったものの、【王虎】 さんに言われた一言でスッキリせず、自分が未だ平幕で足踏みしているのは、あの時のモヤモヤのせいだ、なんて思っているようです。アホかお前。調子に乗ってバク宙まで披露する【毘沙門】は、【王虎】さんにドでかい声で宣言します。
 「今度こそしっかり見ててくださいよ! 大関~~~~~~!!」
 そして、チャッチャと鯉太郎をぶっ飛ばしてスッキリして、さっさと三役に上がって、アンタ倒して、番付も強さも全てで俺が上に行きますから、なんて無邪気発言をかまします。しかし、さすが【王虎】さん。完全ドシカトで余裕の笑みですよ。なんかカッコイイんですけど!【王虎】のくせに!
 そして、そんなうるせえ【毘沙門】野郎に一人の男が注意します。
 「おい…目障りだ…殺すぞ…」
 !? この発言の主は、先週までの回想では「各界の良心」とまで言われていた【百雲】関じゃないすか!! あんた……あんた一体、どうしちまったんだよ……!? 羽織っている浴衣の柄が、超おっかねえドクロ柄なんですけど、大丈夫ですか!? これはもう、第85話(単行本(10)巻収録)で描かれた、横綱【泡影】戦でまさかの金星を挙げてしまったことが関係していることは100%確実ですが、なんと!今日の常松の対戦相手はこの【百雲】であることが判明しました。空流の三人は支度部屋で話をしています。【白水】兄貴も、気を付けろよ、あいつ最近アブないだろ、と常をちょっと心配しますが、常は平気です。ここで【白水】兄貴は非常に気になる一言を言いました「今場所だって百雲(アイツ)のせいで…」おっと? 何があったんだ!? さっぱり見当もつきませんが、何かがあったようです。しかし常は気に掛けず、それよりも、と鯉太郎に【毘沙門】野郎をぶっ飛ばしてくれと言います。【毘沙門】野郎の調子に乗った言動や、鯉太郎を軽く扱う様子ははたから見ていて我慢がならん、オレも堪えるの大変なんす、と。
 「絶対に鯉太郎さんは毘沙門(アイツ)に勝たなくてはいけないんです…かつての俺のように 強さをはき違えたままの毘沙門(アイツ)に…(なぜならアナタこそ…俺にとって…”強さ”そのものなのだから…)」
 常よ…お前の成長にはホント泣けてくるぜ……そして成長させた兄弟子・鯉太郎も、カッコイイですなあ……!! ここの常松こと【松明】関の表情は、チャンピオンを買って読む価値アリです。最高ですわ……。
 というわけで、さっそく鯉太郎VS【毘沙門】の土俵入りです。今週は、時間いっぱいとなったところで、NHK解説の「あっ!!?」という絶叫でお終いでした。
 ちょっとちょっと!!! 一体何が起きたんです!? もう、今読み終わったばかりだというのに、もう来週が待ちきれないす!!! ここで終わりかよ~~~マジか―――一体何が起きたんだ!? くそー……来週からの立ち合いも超楽しみすね!! そして【百雲】VS【松明】も描かれることはもう確実でしょう。楽しみすぎてヤバいっす!! 佐藤先生、熱い戦いを期待してます!!!
 というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 --------
 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。 
 今週はいよいよ鯉太郎VS【毘沙門】の時間いっぱいまでが描かれました。そして常の父への思いの片鱗も垣間見え、おまけに十日目の常の対戦相手が【百雲】であることも判明しました。あの【百雲】が今や完全ヒャッハー的暗黒力士になっちまった経緯も大変気になりますが、鯉太郎よ、【毘沙門】野郎をきっちりぶっ飛ばしてくれよな。またもケガで、グラッ……とかは勘弁してくれよ!応援してますぜ! 以上。

↓ いっそ鮫島も、Figma作ってくれないかな……作ってくれたら買うのに……つーか、大相撲協会で公式フィギュア作ったら、結構売れると思うな。わたしも【松鳳山】なら買います。若い客を呼びたいなら、きっちりMD戦略を推進していただきたいものだ……こうなったらフルスクラッチで作るしかないか……。
 

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、やっぱ電子版の週刊少年チャンピオンだと、巻頭グラビアがないし、「ドカベン」も読めないし、若干問題あるな……以前は巻頭グラビアも電子版に載ってたんだけどな……タレントによって電子アリ・ナシがあるんだろうな……事務所的に。
  ま、いいや。まずは週刊少年チャンピオン2017年第14号の概要です。
 ■巻頭グラビア:電子版はナシですが、紙の雑誌だと欅坂の3人でポスター付きだそうです。
 ■『弱虫ペダル』:チーム二人順調の巻。とりあえず広島には追い付いた、と。
 ■『牙刃道』:別れいッッ!!!の巻。どうすんのこれから……。
 ■『囚人リク』:周龍やばしの巻。今月発売のコミックス告知が最高すぎるwwww
 ■『Gメン』:おうちに帰ろうの巻。勝太の出した結末はいいすねえ!
 ■『少年ラケット』:最終セットへの巻。イヤほんと漫画力高いす。力のこもったペンのタッチが素晴らしいと思うす。試合も盛り上がっております!
 ■『BEASTARS』:裏市のPart3巻。強面ジャイアントパンダがイイすねえ!
 とまあ、こんな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 それでは、今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。最近、ちょっと気合入れて長く書きすぎて時間がかかってしまうので、今週はあっさり目でお届けします。
 先週は、常松こと新生【松明】の新入幕場所の模様が描かれ、4連敗スタートとなった【松明】が5日目の朝げいこで、つい気合が入りすぎて鯉太郎が左膝を痛めてしまうシーンまで描かれました。今週は、その続きです。
  うずくまる鯉太郎に、すみません…すみません! と謝る常ですが、鯉太郎は笑顔で、謝るな常…大丈夫だ、問題ねえと言ってやります。ホッとする常に、鯉太郎は、落ち着けよ、焦んな、一つ一つ丁寧にやればお前は大丈夫だからよ、と大人な対応です。さすが鯉太郎、お前もホント成長したよな。新・空流親方こと【仁王】兄貴も、場所中に猛げいこしたって大した意味はねーからもう上がれとヤレヤレな顔です。
 そして始まった5日目。常は土俵上で気合を入れつつも深呼吸して気を落ち着かせ、鯉太郎の言ってくれた、「一つ一つ、丁寧に」を思い出します。そして勝負は寄り切りか押し出しか、分かりませんがともかく勝利!支度部屋のモニターで見つめる鯉太郎も、笑顔です。常は思います。
 「この幕内初勝利を…この1勝を俺はずっと忘れないだろう…」
 支度部屋へ戻って鯉太郎に礼を言う常。こんな常松の姿に、おっさんファンとしてはもう胸が熱くなりますな。あのクソ生意気だった常がよくぞここまで……。そして常は、鯉太郎に言います。次は鯉太郎さんの番ですよ、毘沙門(アイツ)は調子乗りすぎなんで黙らせてくれ、と。鯉太郎も、まかせとけ的な表情です。
 そして土俵に上がる鯉太郎と【毘沙門】。鯉太郎は全く冷静な表情ですが、バカ野郎な【毘沙門】は、いろいろと小癪なことを考えています。コイツ出世が遅すぎなんだよ、とか、王虎さんにはっきり見せてやるぜ、いずれアンタもコイツと同じになるってことをな、 とか、そんな生意気なことを考えている【毘沙門】野郎ですが、「ハッキョイ!!」の瞬間、鯉太郎の殺気というかオーラが爆発的に増大し、思わず「えっ…」と飲まれかけます。
 しかし! 朝、やっちまった鯉太郎の左膝が、よりによってこの時、ガクッと来てしまい、体勢を崩す鯉太郎。そしてそのブチカマシのエネルギーに、反射的に「わっ…!!」と引いてしまった【毘沙門】。そのまま引きおとして(はたき込みか?)勝負あり。なんてこった!という顔の常松、フン……という顔の【王虎】、そして当の【毘沙門】も、な、なんだ今のは……という表情を一瞬するも、勝負としては勝ったわけで余裕の笑み。ちきしょー!ムカつきますなあ、このガキァア!! しかし常は、すぐに気づきます。あれは今朝の膝のせいだ、と。そしてムカつくことに【毘沙門】野郎は、土俵上で鯉太郎に声をかけます。
 「だから言ったじゃん 鮫島(オマエ)のブチカマシなんて通用しないってさー」
 てめえ!!! お前わかってねえのかこの野郎!!! 腹立つわ……!! わたしは猛烈に頭に来たわけですが、大人な鯉太郎はそんな挑発には乗らず、さっさと退場です。【毘沙門】野郎はそんな鯉太郎に、さらに、チッ…無視かよ~~~~本当響かねぇな~~~とふざけたことを言います。 
 そして花道を引き上げてきた鯉太郎を常松が待っていました。常としては、完全にもう俺のせいだと罪悪感で思わず謝ろうとします、が、今週のハイライトはここですよ。鯉太郎はなんと言ったか分かりますか?
 「謝んな常!! 土俵は結果が全て…俺が弱えーから負けた…それだけだ……」 
 もう、鯉太郎よ、お前、人間出来過ぎだぞ!! この時の鯉太郎は推定20~22歳ぐらいです。 こんなカッコイイ20歳ぐらいの若者がいますか。プロであり、男っすねえ!!
 そして常は黙って鯉太郎に肩を貸し、鯉太郎を担ぎながら思います。ここはもう全文を備忘録として記録しておきたいすね。
 「たった1勝…そのために力士はどれほどの血と汗を流すのだろうか…そして1勝が重いのなら 1敗もまた同等に…いや…それ以上に重い…俺の不注意からこの人のその重い勝ちを奪ってしまった…普通なら恨み言の一つも言いたくなってしかるべき所を この人は自分のせいと笑った…サポーターを付けていなかった左膝は 星の挙がらなかった俺への気遣いだったのだろう…それはまた1勝の重さを この人は知っているからだ………俺はこの人の言い訳も泣き言も聞いたことがない…たとえ…誰かに軽く見られようと…土俵(ここ)では結果が全てと言い切る覚悟と潔さ…それはこの人の強さなのだと思えた…ここで謝ってしまうことは…この人の強さに対して失礼だと言葉を飲んだ…そして俺もその強さを…鯉太郎さんと同じ強さが欲しいと思ったんだ…」
 ヤバイ、今キーボードを打ちながら泣けてきたわ……。 もう完全に倉本総ばりな、北の国から的な泣かせる場面すよ……今週は絶対チャンピオンを買って、この場面を読むべきです。常の表情も最高ですよ。
 そして一方、頭の悪い【毘沙門】野郎は、支度部屋の【王虎】さんのもとへ、見ましたか、これでどっちが上かわかったでしょ、と浮かれて報告に行きます。しかしです。どーってことないですよ鮫島なんて、とはしゃぐバカに、【王虎】さんは、フッ…めでてー奴だな…とばっさり斬り捨てます。いいぞ【王虎】さん!もっと言え!! そして何もわかっちゃいない【毘沙門】野郎にきっちり言ってくれました。
 【王】「お前…相撲取ってて怖いと思ったことないだろ…? だから怖さがないんだよ…テメーの相撲には」
 【毘】「そんなもん思っちまったら 廃業だろ アホか…」
 【王】「ガキが…」
 うおーーー!! 【王虎】さんかっこいい!! マジで【王虎】さんもすげえ成長したんすねえ……!! まあ、『Burst』でのファイナルバトルで鯉太郎と死闘を演じましたからな……。【王虎】さん、さすがですなあ! とにかく落ち着いてるんすよね、鯉太郎も【王虎】さんも。その、落ち着きってやつが、大人なんでしょうな。まあ、二人とも直接会うと一触即発のガルルルル状態になってしまうのは先週描かれましたが、そんなとこも、とてもいいですねえ。ともかく、キャラクターの成長を味わう事がやっぱり物語の一番の醍醐味というか、読者の胸に刺さるポイントでしょうな。素晴らしいと思います。
 いやあ、まーた興奮して長く書いてしまった……わたしもちょっと落ち着かないと。鯉太郎の倍以上の年齢なのに、まったく情けなし、と、急にしょんぼりしてきたので今週はこれまで。
  というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 --------
 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。 
 今週は常松が鯉太郎に本当の「強さ」を見る、とても重要なお話が描かれました。本当に泣けますね、『鮫島』は。しかしそろそろ時を現在に戻して、クソ生意気な【毘沙門】野郎をぶっ飛ばしてほしいですな。でもただ勝つだけじゃあ、【毘沙門】野郎には響かないだろうし、どんな展開となるか楽しみにして待っていたいと思います。以上。

↓さあ、3/12からいよいよ春場所開幕ですよ! しかしやっぱり全然いい席は取れないですなあ……。。。わたしが愛する【松鳳山】関は前頭三枚目に踏みとどまりました。頑張れ~!!!

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、今週も電子版で買ってみた週刊少年チャンピオンですが、今週号も紙だと巻頭グラビアがあるのに電子版はナシか……うーむ……どうしたものか……でも、朝、起きたらすでにダウンロードされているってのは便利なんだよなあ……捨てる手間もないし……うーむ……一長一短ありますのう……ままならねえ世の中ですな。。。
  ま、いいや。まずは週刊少年チャンピオン2017年第13号の概要です。
 ■巻頭グラビア:電子版はナシですが、紙の雑誌だと欅坂の平手友梨奈さんだそうです。
 ■『弱虫ペダル』:共に進む力の巻。同調直接走法キター!キセキがまた顕現しそうな展開です
 ■『牙刃道』:電撃回復の巻。また一人殺しちゃった……。。
 ■『囚人リク』:ヤバみヤバみ!!!の巻。ピカソ内海の変態ぶりが炸裂して最高ですw ジャアアァアアァという擬音は何だと思ったら、超全力でお漏らししてましたwwww ヤバイのはお前だよ!!! と思わず突っ込んでしまう今週号は、ぜひ自分の目で確かめてください!!! 最高すぎるwwww
 ■『吸血鬼すぐ死ぬ』:新横浜ギルド巻。今回も安定の面白さでした。最高です。
 ■『Gメン』:八神さんの過去Part2の巻。八神さんの差し出すバットを勝太はどうするでしょうか。大変イイ展開です。
 ■『少年ラケット』:ジョー先輩立ち直るの巻。この作品はホント王道の漫画力の高さが光りますね。キャラクターや絵そのものもいいしカット割りの演出も素晴らしい!
 ■『BEASTARS』:裏市のPart2巻。まさかの愛嬌ゼロ!! 強面ジャイアントパンダ見参!! 彼の目的は…!? 次号につづく!! というエンディングのアオリがとてもいいと思います。そしてやけにカッコイイパンダも、その絵だけですげえイイすね!!! 竹担いでるし!
 とまあ、こんな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 それでは、今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 先週は、番付を駆け上がる【毘沙門】の過去話でしたが、今週は、一方そのころ常松は……的なお話です。まず、今週は3年前の11月にさかのぼります。空流部屋の後援会の皆さんが、皆おめでとーとお祝いしてくれていますが、どうやら常松の初入幕が決まったその日のようです。
 照れながらも、一足先に幕内力士となっていた【白水】兄貴や鯉太郎に抱えられて、超いい笑顔でガッツポーズを決める常松改め【松明】。常よ、お前もそんな笑顔をみせるようになったんだな、とわたしとしてはこのページだけでも今週号のチャンピオンを買う価値があると思います。この三人の空流の男たちの笑顔は最高ですよ。鯉太郎も【白水】兄貴も嬉しそうじゃあないですか!
 そして新入幕となった場所が始まります。まあ常識的に考えれば3年前の11月場所(=九州場所)ってことでしょうな。まさか年明けの初場所じゃあないでしょう。うーん、一度やっぱりこれまでの出来事を年表にまとめた方がいいかもしれないすねえ……まいいや。
 ともかく、その新入幕力士として場所を迎えた常松改め【松明】に、クソ生意気な【毘沙門】野郎が、「お前もやっと幕内かよ~~~~~」と寄ってきました。そしてどうやら、常が四股名を変えたのは、十両に昇進して関取となった時のようです。その時のことが【松明】の脳裏に再生されます。常は、大嫌いだった父親の【松明(たいまつ)】という四股名を継ぎたいと、今は亡き先代の空流親方に打ち明けました。曰く、「一度も火が灯らなかったこの名を 俺の力で輝かせたい」んだそうです。しかし先代は言いました。
 「そうか…だがせっかくだ…読み方変えてもっとデカくいこーじゃねーか…己だけじゃなく周りも照らす力士になれ…松明(まつあかり)!!」
 なるほど……そういうことだったんすねえ……これまた泣ける話じゃあないですか……常よ、お前ホントに空流に来てよかったな……最高の兄弟子たち、そして最高の親方じゃんか……
 で、クソ【毘沙門】野郎は、学生横綱から幕下付け出しで各界入りした常松に対し、それでなんで俺より出世が遅いんだよ、とか、常松に言いたい放題です。うるせえっつーの。しかし常は冷静に、「予定通りにはいかなかったよ…」とこれまでの苦闘を告げます。そしてその背後からやってきたのは鯉太郎。確かにお前のスピード出世は大したもんだけど、昇進が早けりゃいい手もんでもねーだろ、と常をバックアップです。しかし、そんな鯉太郎に、チョーシこいた【毘沙門】の口は止まりません。
 「だから鮫島(オマエ)はダメなんだろ~~~~…もう少し焦って頑張れよ…」
 こんな生意気な口を聞いたら、常も黙ってられないすよ。「おい…そこまでにしとけよ…」と若干キレ気味です。しかしかまわず【毘沙門】は、鯉太郎に対して、そんな体で幕内ってのが無理あんだよ、と 無神経な発言です。さらにキレる常松。そして【毘沙門】はさらに、鯉太郎の相撲スタイルについても、ブチカマシブチカマシって通用しねえ、もっと頭使えよ的な、ナメた発言を繰り返します。
 しかし、鯉太郎は、そんな【毘沙門】野郎の大きなお世話の暴言に対して、一言で流しました。
 「…………そうか…」
 この表情もイイすよ、実に。大人というか、これはなんつうんでしょうねえ…… きっと、土俵上の勝敗だけじゃない、本当の強さってものを追求しようとしている男なんでしょうな、鯉太郎は。そしてそんな鯉太郎のリアクションに、【毘沙門】野郎は、なんだよ、響かねえ男だなあ、と半ばヤレヤレ的なことを思い、そして常松は、ダメだ鯉太郎さん…この手の奴は一度ぶっ飛ばしてやらないと調子に乗るだけだ…と、ぐぬぬ…!!な表情です。
 そして!!! そんなやり取りを観ていたのか、一人の力士の登場です!!!!
 「クックック…昔の鮫島(オマエ)なら有無を言わさず殴りかかってたよな~~~~…随分立派になったもんだな…」 
 でたーーー!!! なんなんすかこの悪役感!!! 永遠のライバル【王虎】の登場だ――!!! ここはもう大興奮ですね!!! クックック…って……【王虎】さん、なんかお前、雑魚キャラっぽいぞ!!! そして【王虎】到来に常はヤバッ!! と慌てます。そして何もわかっちゃいない【毘沙門】は、呑気に「何言ってるんスか王虎さ……」と言いかけたところで、鯉太郎&【王虎】がFace to Faceで殺気を漂わせているのに気が付きます。
 鯉「(久し振りに悪タレ凶悪フェイスで)何か言ったか…?」
 王虎「(相変わらずの悪役フェイスで)ニコニコしてろよ さっきみてーに…」
 この対峙はまさしく『バチバチ』『Brust』時代そのものですな。あれから2年ぐらい経っているはずですが、いまだこの二人は、文字通りバチバチのライバルなんですなあ。そりゃそうだよ。そして、慌てて止めに入る常松や、逆にキレて「テメーコラ鮫島!! 誰に物言ってんだ」とわめく【毘沙門】野郎ですが、 この場を収めたのは、先週「各界の良心」と評された【百雲】でした。
 「やめないかお前たち…! 土俵入り前に何をやっている!」
 そんな【百雲】の一喝に、鯉太郎は「ボケが…」と捨て台詞を残し、【王虎】 は「アホが…」とにやにや笑いです。バカな【毘沙門】も、まったくなんだってんだ、身の程を知れってんだよ、とすっかり【王虎】サイドのつぶやきを発します。しかし、【王虎】は言います。
 「身の程を知るのは毘沙門(テメー)だ天然… 鮫島(あのアホ)は毘沙門(テメー)より上だよ…」
 おい! 【王虎】さん! なんだよお前、分かってるじゃないの!! 【王虎】よ、お前もちゃんと成長してたんだな。おっさん読者としてはこの【王虎】のセリフがやけにかっこよく聞こえてしまうじゃないか! いいすねえ! 今週号はマジでぜひ、買って読むことをお勧めします。
 そして幕が開いた【松明】の新入幕場所ですが、気合とは裏腹に4連敗でのスタートとなったそうです。しかも4敗目は、あの因縁の【宝玉光】だったみたいすね。そりゃあプレッシャーもあったでしょうし、勝たないと、という焦りもあったと常は述懐します。そんなとき、頼れる鯉太郎は、常松改め【松明】に、切り替えて行け、一度星上げればお前の力なら大丈夫だから…とアドバイス。【松明】も、すなおに「はい…」と良い表情で応えられるようになっていました。それは、2週前に描かれた通り、「自分の弱さを飲み込めたから」なわけですよ。いいすねえ……やはり、上司や先輩に恵まれると、成長できるんですなあ。グッときますね!
 そして支度部屋では、【毘沙門】野郎が翌日の割を見て興奮しています。どうやら翌日は、鯉太郎との割が組まれたようです。「鮫島(アイツ)が本当に俺より上なのかどうなのか…はっきりさせようなねーか…」と闘志をみなぎらせる【毘沙門】。そして場面は翌日朝の空流部屋に変わって、稽古に励む関取たちの様子が描かれます。とりわけ常松は、今日こそは、と気合が入っているようです。おっと、この時点ではすでに親方が【仁王】兄貴になってますので、先代が亡くなったのは3年前の11月以前のようですな。そして新たに親方となった【仁王】兄貴は常松に指導です。「コラ常! 強引になるな! ケガすんぞタコ!」そしてその親方の指導の直後! ゴギッ!と不吉な音が空流部屋に響きます!!!
 ああ、なんと! 今週号最終ページは、左ひざを抱えて土俵に倒れる鯉太郎の姿でした。やっばい! やっちまったのか!? そういえば、5週前(104話)では【毘沙門】は本割では鯉太郎と当たったことがないようなことを言ってましたが、4週前(105話)では前に顔合わせた時は楽勝だった、と言ってました。 しかも105話の一コマでその相撲の様子が描かれていて、立ち合いでブチカマシに行った鯉太郎を軽く引いて突き落としたような画になってましたっけ。まあ、いずれにせよ、鯉太郎は左ひざをやっちまったことは間違いないようです。そんな鯉太郎に楽勝して、それでまた【毘沙門】野郎は調子に乗っちゃったんですかねえ……あかんわ……そういうときこそ、常がきっちりケジメ取ってほしいものですが、さあ来週はどんな展開が待っているのでしょうか。超楽しみですなあ!!
 というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 --------
 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。 
 今週は常松が【松明】と四股名を改めたのは十両に昇進した時のことであり、さらに読み方を、父親の「たいまつ」ではなくて「まつあかり」とした理由が描かれました。泣ける……! そしてますます調子に乗る【毘沙門】野郎との本割の当日の朝、どうやら鯉太郎は左ひざをやっちまったことも判明しました。しかし、鯉太郎と【王虎】のやり取りは最高ですね。そして鯉太郎と常松の関係も、実に美しく泣かせますな。はーーーくそう、【毘沙門】野郎のような調子に乗ったガキはさっさとぶっ飛ばしていただきたいのだが……今後の展開がますます楽しみです! 以上。

↓ 買ってない人はいないすね? 大丈夫すね!? 常に携帯するのが男のたしなみですよ。
 

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、今週も電子版で買ってみた週刊少年チャンピオンですが、うーーん……やっぱり『ドカベン』が読めないのがなんか淋しいというか残念だなあ……あと、今週は巻頭グラビアも電子版だとカットされてます。やっぱり普通に紙の雑誌に戻すべきか……悩みますなあ……まあ、ともあれ、我らが『鮫島』の最新単行本(11)巻が発売になってますので、絶対に買いでお願いします。わたしは電子版と紙の単行本両方買いました。

 というわけで、まずは週刊少年チャンピオン2017年第12号の概要です。
 ■巻頭グラビア:今週は<電子版>ではナシ。なんですが、どうも紙の雑誌版ではちゃんとグラビアがあるみたいです。SKEの大場美奈さんみたいすね。未確認ですが。
 ■『弱虫ペダル』:手嶋さんピンチの巻。しかし純太のピンチにはこの男が!泣ける!
 ■『牙刃道』:武蔵電撃を喰らうの巻。まあ、どうせこれも……。。
 ■『囚人リク』:ピカソ内海の陰謀の巻。やっぱり敵っぽいすね。当たり前か。
 ■『吸血鬼すぐ死ぬ』:半田のお父さん巻。ロナウドも苦労が絶えないすなあw
 ■『Gメン』:八神さんの過去の巻。数年前の因縁の話です。そして薫君強し。
 ■『六道の悪女たち』:転校生の巻。新章開幕で、新キャラ登場です。
 ■『BEASTARS』:裏市の巻。くせ毛を気にするジュノが可愛い!面白し。
 とまあ、こんな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 では、今週の『鮫島』ニュースをお送りします。
  先週は、5年前までクソ野郎だった常松の、心の転換点ともいうべき鯉太郎とのやり取りが描かれ、常松がやっと空流の力士として前を向いた、的な超泣ける話が描かれました。そして今週からは、現・幕内力士【毘沙門】の過去話が本格的に始まりましたよ。
 しかしですね、この【毘沙門】野郎は、今のことろズバリ言えば好きになれないので、この過去話を延々と描かれるとやだな……というのがわたしの偽らざる本音であります。ま、ちょっとならいいんすけどね……
 というわけで、【毘沙門】は、どうやら柔道出身であるそうです。高校生時代の本名、速川くん時代の活躍がまずは描かれました。この、出身高校には注目ですよ。なんと柔道着に書かれている高校名は「国見舘」。そうです。我々はこの高校名を知ってるはずです。佐藤タカヒロ先生が『バチバチ』の前に連載していた柔道漫画『いっぽん!』に出てきた高校すね。 なので、わたしは、やっばい、まさか速川くんは『いっぽん!』にすでに登場してたのか? と慌てて『いっぽん!』をあさってみたのですが、どうも速川君の名前は出てこないようです。ざっとしかチェックしてないので自信はありませんが。しかし、こういうときに電子書籍はやっぱり便利ですな。わたしはタブレットに『いっぽん!』も『バチバチ』も『Burst』も全巻ダウンロードしてあるので、すぐに電車内でチェックできました。ちなみに豆知識ですが、『いっぽん!』には、吽形さんも柔道時代の吉田くんの名前で出てきますし、現在週刊トップの記者である橋くんも、『いっぽん!』では主人公と同じ高校のレギュラーとして登場してます。
 それはともかく。柔道時代の速川くんは、これがまた天才と呼ばれるほど才能あふれた選手だったようで、オリンピックさえ期待されていた逸材だったようです。しかし、高校2年で全国を獲った時点で、「ん~~~~~~…もう柔道はいいかな~~~~~…」とあっさり見切りをつけてしまったようです。というのも、全日本強化指定選手合同合宿で、憧れていたA代表選手をブン投げてしまい、確実に自分の方が上だなあ、と実感して冷めてしまったそうです。
 なるほど、そうなんすね。まあ、実際その気持ちはわからんでもないですなあ……。でもお前、それならもっと強い奴と戦うためにオリンピックでも目指せばいいじゃんか! と言う気もするわけで、真のTOPを極めてないうちに、そう言って辞めちゃうのはもったいないというか、うーーん……井の中の蛙というか、二流なんだろうな……。
 そしてそんな時に相撲部屋からスカウトが来て、何の冗談だよと思いつつも、柔道にはないプロの世界であり、その頂点は神をも宿す存在になれる、という話を聞いてどんどん興味がわいたそうで、柔道を辞め、相撲部屋に入門したことが正解だった、と確信したのは、2週前に描かれた教習所時代に鯉太郎との稽古でブン投げられたとき、だそうです。
 それ以来、速川くんはことあるごとに鯉太郎に勝利の報告に現れます。序二段優勝、幕下昇進、そして十両昇進と着実に番付を駆け上がる速川くん。そして十両でも勝ちを積み重ね、鯉太郎に言います。
 「よお…次勝ち越せばアンタより先に幕内だよ 鮫島…」
 とうとう呼び捨てですよ。クソ生意気ですなあ!! しかし、わたしの怒りを常松が代弁してくれました。いいぞ常松!!
 「おいっ! お前最近調子に乗りすぎだぞ!!」
 「当たり前だろ…番付は今や俺の方が上なんだぜ…つーかお前も誰に物言ってんだ?強い奴が偉いって、お前が言ってたことだろ…低すぎたんだよね…鮫島(アンタ)は俺の山としちゃ…」
 かーームカつく!! しかしこう言われてしまうと、常松もぐぬぬ……と何も言えないすなあ。そして、まだ髷も結えないうちに幕内力士【毘沙門】となった速川くん。鯉太郎をあっさり追い越し、相撲熱も冷めるのかと思いきや、そうではありませんでした。新たな山を見つけたのです。それは新入幕力士として参加した巡業の時でした。
 申し合い稽古で、いつものように空気を読まず、次!次は俺!と元気よく申し合いに参加するも、誰も幕内力士は相手にしません。とある力士は「どけ…顔じゃねえ…」とあっさり申し合いを断ります。逃げてんじゃねーぞ!と切れたところで、別の力士が言います。
 「ハハハ いいじゃねーか…元気があって…」
 こう言ったのは誰か、そして「顔じゃねえ…」と断ったのは誰か!? わたしは期待でドキドキしながらページをめくりましたよ。まさか……まさかこの力士は……!!
 「ひとつ相手してやれよ…王虎…」
 キターーーー!! 【王虎】が久々キター! そして、なんと【王虎】にそう言ったのは、『鮫島』での新キャラ【百雲】関だそうです。だそうです、と書いたのは、顔を見てもわたしにはわからなかったからなんですが、【百雲】は、第71話(単行本(9)巻収録)で初登場した力士で、あの時は「時に徹底した非情さで相手を沈める」関脇として、おっかない顔の横顔しか描かれてなかったわけで、今回のような温和な顔の【百雲】関は初めてです。しかも、周りの力士の会話では
 「さすが百雲…」「王虎に物を言える数少ない力士の一人…」「角界の良心と言われる男…」
 だそうで、ちょっと第71話の時の【百雲】関からは想像がつかない評価です。こりゃあ、【百雲】回も今後あるかもしれないすね……
 ともかく、【王虎】も、【百雲】関にそう言われては仕方ありません。「一番だけだぞ…」と嫌そうに申し合いを受けることにしました。そして……結果は【王虎】の完勝、【毘沙門】の負けです。この【王虎】VS【毘沙門】の戦いは、稽古とは言え激しいものがあります。何しろ稽古だってのに、そして相手は【王虎】だってのに、立ち合いはいきなりの張り差しで、【王虎】をひっぱたいたわけで、そんな戦いに、周りの力士たちは、稽古だってのに何やってんだよとブーイング。ちなみにこの中には、【闘海丸】くんもいて、【王虎】の攻めを全部いなした【毘沙門】に、一人こっそりこいつは要注意だぞ的な表情です。ブーイングの先輩力士たちに、【毘沙門】は、はぁ?何言ってるのかマジでわからねえ、という顔で、「何やってるって…勝とうとしただけだろ…」と戸惑いフェイスです。
 そんな【毘沙門】に、【百雲】関も、これは大したタマだと感心のご様子。そしてひっぱたかれた【王虎】も言います。
 「おいサーカス野郎…テメー名前は…」
 「毘沙門ッス! ※超満面の笑み」
 「次張り差ししたら殺すぞ…」
 というわけで、速川くん改め幕内力士【毘沙門】は、【王虎】という高い山を見つけたのでありました……というところで今週は終わりです。
 しかしまあ、5年前に入門して、まだ髷も結えないうちに幕内力士になったということは4年前ぐらいなんですかね? てことは4年間、平幕なわけで、その間【王虎】はもう大関になってるわけだから、【毘沙門】もずっと【王虎】やほかの力士に負けているってことになるんでしょうな。高い山がいっぱいあったと、そういうことなんすかね。うーん、意外と大したことがないような……まあ、何らかの壁にブチあたったということなのかな。そのあたりが来週以降描かれるのかもしれないですな。楽しみですが……あまり回数を長く続ける必要はないような気もします、コイツには。 とりあえず、来週以降も楽しみです!
 というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 --------
 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。 
 今週は【毘沙門】回で、元々柔道選手で各界入りし、スピード出世で番付を駆け上がったその背景が描かれました。どうやらコイツには心・技・体の「心」が足りないみたいすね。でも、『バチバチ』や『Burst』時代はまったく「心」が足りていなかった【王虎】が今や大関。そしてそれは鯉太郎との激闘があったから、とわたしとしては思いたいわけで、この【毘沙門】野郎にも、きっちり教えてやってほしいですな。頼むぜ鯉太郎!以上。

↓ こちらも面白いです。全巻買うのはもはや義務だと存じます。

 

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、3週間前かな、とうとう週刊少年チャンピオンも、紙媒体と電子版の同時発売が始まりました。で、今週から試しで電子で買ってみたのですが、やっぱいいすね! たまったチャンピオンを捨てるのも、若干面倒なわけで、わたしが愛用している電子書籍販売サイトBOOK☆WALKERでは、毎週予約をポチっておくと、勝手に決済まで完了して、朝起きたらダウンロードも完了しているわけで、これでもう、コンビニの店員さんがもたもたして電車に乗り遅れる!と、プチイラつくこともないわけですよ。まあ、読み終わったら削除してもいいし、単行本が出るまでほっといてもいいし、少なくともわたしにとっては、マイナス点はないすね。あ! マジか! ひとつ残念なお知らせがあるな……マジかよ……『ドカベン』だけ電子版には掲載されてないな……ぐぬぬ……ううう……ど、どうしよう……。ちなみに、今週いっぱいは,過去のバックナンバーが10円で買えるようなので、買い逃した方はぜひ! なんと今なら今週号も10円ですぜ!※2/12の23:59までの限定価格。Kindleだと99円みたいです。
 そして、昨日、『鮫島』の最新刊が発売となっておりますので、こちらはもう義務ですよ! 少なくともこのBlogを読んだ方は、もれなく買いでお願いします。

 さてと。というわけで、まずは週刊少年チャンピオン2017年第11号の概況です。
 ■巻頭グラビア:内山莉彩さん&渡邉幸愛さんのお二人。『六道の悪女たち』とコラボ企画ですな。
 ■『弱虫ペダル』:フェイズ99完遂の巻。集団VS総北&箱学!手嶋さぁぁーーーーーん!!
 ■『牙刃道』:両断の巻Part3。もう落としどころが全く見えないす……。
 ■『囚人リク』:脱獄チーム分散の巻。周龍&ピカソ内海の組はいろんな意味でやばそうすね!
 ■『吸血鬼すぐ死ぬ』:半田&お母さんの巻。いやー、マジ笑える。べたですが最高です。
 ■『Gメン』:Gメン登場の巻Part2。いよいよボス戦に突入しそうです。薫君がカッコいいすね。
 ■『六道の悪女たち』:新展開への序章の巻。ようやく乱奈さん主役回になりそう、かも!
 ■『BEASTARS』:レゴシの妹!? の巻。今週も新キャラ登場で、大変イイですね!面白い!
 とまあ、こんな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 では、今週の『鮫島』ニュースをお送りします。
 先週は、教習所時代の常松の様子が描かれ、後に【毘沙門】と四股名を変える当時のトンパチ速川君が順調に本割で勝ち星を挙げるのに反して、学生横綱として幕下からデビューした常松が、入門2場所目でも4勝3敗と、ようやくの勝ち越しを決めるのが精一杯だったという、皮肉な過去がラストで描かれました。
 今週は、さらに入門3場所目の7戦目の模様から描かれます。入門3場所目は、3勝3敗で迎えた7戦目。力士にとっては勝ち越しと負け越しでは天と地の差があるほど、後に大きく響きます。周りの親方衆も学生横綱と鳴り物入りで入門した常松のそんな苦戦をみて、「少々期待ハズレでしたな…」なんてことを言っています。
 そして、7戦目、相手はどうやら、鯉太郎や石川と同期の、あのどんぐり渡部君のようです。しかし……常松は、全く集中していません。常松が見ているのは、どんぐり渡部君ではありません。常松の脳裏には、クソ野郎だった父親や、そんなダメ力士だった父親をバカにする虎城親方の姿といった、いわば雑念が渦巻いています。そうです。常松はこの時、次のような思いで頭がいっぱいだったのです。
 「俺にとって相撲はただ金を稼ぐための手段…憎悪と嫌悪を固く握り 必死にそう言い聞かせていた……」わけです。思い出しますねえ、『Burst』の頃を。常は当時、鯉太郎に向かって言いましたよね。相撲界に入ったのはいわば就職だ、と。
 そして、そんな雑念に捕らわれていれば、どんぐり渡部君に勝てるわけもなく、あっさり負ける常松。入門3場所目は負け越しで場所を終えることになりました。そんな土俵を見ていたトンパチ速川は、あからさまに「うっわ~~~~~ダッセ~~~~」なんて笑ってます。しかし、同じく常の相撲を見守っていた鯉太郎は、心配そうな顔です。
 そして場面が変わって、国技館横のテラスでうつむく常松。この時の常松の脳裏には、妹や母の顔が浮かんでいます。心配しないで、俺は父親(アイツ)とは違うから。俺が必ず、楽させるから。そんなことを妹や母に言って角界入りしたのに「何をやってんだ…俺は………」と悩める常松。そこに、缶コーヒーを持って現れた男がいました。もちろん、我らが鯉太郎ですよ。そんな鯉太郎の気遣いに、常松はまた生意気なことを言います。
 「………やめてもらえますか…こういうの…気持ち悪いんで…」
 「ハハハ かってーなーお前は…本当よく似てるよ 俺とよ…」
 鯉太郎のこの笑顔は、とてもいいですなあ!優しく強い男の笑顔ですよ。しかし、常松は、そんな鯉太郎の言葉に、一瞬はっとして、すぐにまた怖い顔になって、鯉太郎と自分が似てるだなんて、冗談でも笑えない!と怒ります。なぜなら、鯉太郎は、なにしろ大関の息子。そして自分は三段目どまりでハイエナ芸者と揶揄されるようなダメ力士の息子。能力も性格も、生き方さえも遺伝でほぼ決まる、プロに入った途端、取組中にあのクズ野郎が頭によぎるんだ!と、常松は吠えます。
 しかし、鯉太郎は、静かに語ります。自分の父、元大関【火竜】も、親らしいことなんてしてもらったことはねえクソオヤジだったと。そして、言います。
 「ただよ…クソオヤジのせいでいろいろと生き辛かったけど オレに相撲を残してくれたことは感謝してる…お前も…そうだろ…」
 「………俺にとっては相撲はただ金を稼ぐ手段…それだけですよ…」
 「金のためだけなら お前ほど頭の回る奴…他でもっと稼げるだろ…好きなんだよ…相撲が……」
 「いや…俺は…」
 「じゃねーとそんなに負けて落ち込まねーし悔しくねーだろ…」
 もうですね、今週は本当に、皆さん、チャンピオンを買って読むべきですよ!!! マジで泣けるわ……鯉太郎の語りは続きます。
 「覚えてるか…お前が石川にのされた後 親方(オヤジ)に言った一言…あれは、己の弱さを知ってるからこそ吐けるんだよ…」
 「何を……勝手なこと…」
 「俺もクソ弱えーからよく分かるんだ…別に俺はお前に変われって言ってんじゃねえ…俺らみてーなのは意地張ってねーと立ってられないとこもあるからな…ただよ…もう少しいらねー力抜けよ…たとえ憎んだオヤジが相撲取りだったとしても…相撲は敵じゃねーからよ…」
 鯉太郎よ、お前ホントにすげえ奴だよ。お前だって『バチバチ』の最初の頃は超とんがってたのに、なんていい奴に成長したんだ!それもこれも、阿形さん、吽形さん二人の熱い戦いや、白水の兄貴の意地のようなものをしっかりと見つめ続けて、「空流部屋の魂」をきっちり自分に刻み込んだからだよな。もう、おっさん読者としては鯉太郎の成長は本当に泣けますな!! そしてそんな、鯉太郎の心は、常松のハートにも響くわけですよ。
 常松は今週ラスト、当時をこう振り返ります。
 「俺は空流に入らなければ…鯉太郎さん(このひと)と出会わなければどうなっていたのだろうか…必死に握りしめていたものは、恨みなどではなく…自分を支えていた大切なものなのだと そしてこの時初めて飲み込めた…俺は相撲が好きなんだと……」
 どうやら【松明】として立派な関取となった今の常松が誕生した瞬間のようですね。ラストの二人の会話もいいすねえ。常松は、ぼそっと小声で言います。
 「空流(ここ)でよかった……」
 「んっ?何か言ったか?」
 「いや…鯉太郎さんの今日の取組 脇が開きすぎて隙が多かったって言ったんですよ…」
 「ハハハ うるせーよ!負け越した奴が!」
 「くっ…見てて下さいよ…あなたより先に関取になってみせますから…」
 もうこのラストの会話で、『Burst』でクソ野郎だった常松が、『鮫島』ではデータ力士としてすっかり頼れる味方になった【松明】へ変身した経緯が明確に分かりましたね。そういうことだったんすねえ……いやあ、ホントにマジでお願いします。今週号は、ぜひチャンピオンを買って、実際に絵を見ながら読んでください。電子なら今すぐ買えますよ!! しかも今なら10円です!※2/12の23:59までの限定価格
 ホントに『鮫島』は最高すね!!! この常松回は、わたしとしては現状での『鮫島』最高のエピソードですね。はあ……もう【毘沙門】なんてどうでもいいぐらいす。鯉太郎よ、「強い」ってことがまるで分ってねえ、新弟子から「まるで成長していない」トンパチ【毘沙門】野郎をぶっ飛ばしてくれ!! 頼むぜ!!!
 というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
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 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。
 今週、我々読者はとうとう、クソ野郎だった常松が【松明】として立派な関取となる誕生の瞬間を見届けました。いやー、なんというか、これは全国の部下を持つおっさん中間管理職にはぜひ読んでいただきたいすね。クソ生意気な部下を持つ方には特におすすめですよ。器ってやつですなあ、人間としての。そして、生意気なクソガキの部下は、結局自分を写す鏡だってことですなあ。マジで『鮫島』は最高です。さっさと【毘沙門】をぶっ飛ばして、再び【天雷】や【王虎】、そしてもちろん【猛虎】さんとの取り組みも読みたいですね! 絶対【猛虎】さんとは対戦してほしいなあ……なにしろ素人時代の借りがありますからね。佐藤先生、超楽しみに待ってます! 以上。

↓ そしてこの漫画はやっぱり単行本を買うべきだな……つーか、さっき買いました!電子で。ドヤァッ!

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、先日の横綱【稀勢の里】関の明治神宮奉納土俵入りをご覧になりましたか!? わたしが大好きな【松鳳山】関が堂々露払いとして参加したわけで、わたしはそっちに大興奮ですよ!同じ二所ケ関一門の関取として、【松鳳山】関も嬉しそうでしたな。そして横綱【稀勢の里】関の弟弟子である【高安】関も、太刀持ちとして一緒の時を過ごせて本当にうれしそうで、、なんかみんなが幸せそうなのがいいすね。しかし、【松鳳山】関は相変わらず黒いし、【高安】関は毛むくじゃらだし、面白い露払いと太刀持ちコンビで、わたしとしては大変ウケました。次の大阪場所がとても楽しみですな!
 というわけで、まずは週刊少年チャンピオン2017年第10号の概況です。
 ■巻頭グラビア:今週はナシ。
 ■『弱虫ペダル』:京伏ヤマさんの決意の巻。さあ、追いついちゃいましたよ!どうする泉田君!
 ■『牙刃道』:両断の巻Part2。完全に殺人犯ですね。クローン武蔵篇はもう飽きたっす。
 ■『囚人リク』:中門通過の巻Part2。面白キャラ玉木の面白さがまだ発揮されてません。
 ■『Gメン』:Gメン登場の巻。土井君ナイス!! これで形勢逆転だ!
 ■『六道の悪女たち』:平和な日常の巻Part2。乱奈さんはホント可愛いなあちくしょう!
 ■『BEASTARS』:雌鶏のプライドの巻。この雌鶏もナイスキャラで今週は超傑作ですよ。最高!
 とまあ、こんな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 では、今週の『鮫島』ニュースをお送りします。
 と、その前に、最新刊11巻の発売が先週から告知されています。

 この鮫島ニュースを毎週チェックしている方は、購入は義務ですのでよろしくお願いします。
 さて。先週からいよいよ10日目に入り、どうやら常松主役回のようです。『Burst』でとんでもないクソ野郎だった常松は現在、東前頭の立派な関取として、四股名も【松明】 と改め、妹や母親の面倒を見るイイ奴に変身したわけですが、そんな常松の教習所時代が先週のラストから始まりました。
 先週、常松は、自分の教習所時代を 何も分かっていない「どうしようもねえアホ」だったと述懐しました。しかし、今週いくつか新たに判明したことがあります。まず、常松が教習所に通っていたのは「5年前」だそうです。そして常松の初土俵は5月場所で、教習所に通っていたのは6月のことのようです。つまりですね、常松は鯉太郎の激闘、そして幕下優勝を見届けた後、ということになります。ここは重要なポイントですね。『鮫島』(2)巻で描かれた、まだ関取になる前の鯉太郎が【宝玉光】にガイにされたのも5年前。あの時、常はまだ髷も結えない状態でしたが、既にイイ奴になっていたので、どうやらやっぱり鍵は教習時代にありそうですな。
 で、教習所では、ゆとり力士養成員たちが、おしゃべりに夢中でまともに稽古していません。教官も大層おかんむりですが、その原因は、先週描かれた通り、常松が指導員の先輩力士をぶっ飛ばしてしまったからです。なので、指導員たちもすっかり縮み上がっていると、そんな状況です。
 そんな中、後に【毘沙門】と名乗ることになる、当時の速川君は、常と一番取りたくてたまらない様子です。常は偉そう言います。お前らのレベルに合わせて稽古したって何のメリットもないと。
 お前なあ……親方に強くなりたいって言ったのに、なんだよその態度は!
 しかし、トンパチな速川君も引きません。つか、コイツ、マジでバカなんですかね?デカい声でわめきます。
 「チッ…何だよ!逃げんなよ!! つまんねーなー!どっちがここで一番偉いのか 決めようって言ってるだけじゃん…」
 こんなことを言われては、常も黙ってはいません。あぁ?と凄んだところで、教習所に、さらにでかい声が響き渡ります。
 「オイオイオイ何だ何だ何だ!! この覇気がねー空気は!!?」
 この声の主はまさか!? わたしはドキドキしながらページをめくりました。たぶん、わたしはうれしくてにやけていた可能性が高いです。電車の中でしたが。 
 そうです! 我らが鯉太郎&石川のバチバチトンパチコンビの入場です!! そう、教官はたるんだ空気を壊すには「こいつらを呼ぶのがベストだろうと思っ」たのだそうです。教官、ナイスです!
 そして鯉太郎は、ゆとり養成員どもに言います。
 「オイ…挨拶は…!? 挨拶は!!!?」
 「ハイッ お疲れ様でございます!!」 と、一発でビビるゆとりども。いいですねえ! 
 しかし、トンパチな速川君はイマイチわかってません。まーた威張ってるのが来たね~~~~みたいな反応です。そして常に聞きます。どうするの常松君、またやっちゃう?と。しかし常は、もう場所での鯉太郎の熱い戦いを観ていますので、そんな馬鹿なことはしません。スッと鯉太郎の前に行き、きっちりと頭を下げて言います。
 「お疲れ様でございます…」
 鯉太郎も笑顔で、「おう!」と嬉しそうですよ。あのクソ生意気な常が、きちんと頭を下げるなんて、ホントうれしいじゃないですか。そもそもですね、常は大卒、つまりこの時23歳ぐらい。そして鯉太郎は、前の年に(?)高校中退(たぶん)で入門したわけですから、まだ17~18歳ぐらいですよ。歳の差が5歳はあるわけですが、この世界のルールがちゃんとわかってきた常に、おっさん読者としては胸が熱くなります。
 そして、常のそんな態度に、トンパチ速川君は、どういうこと?とハテナ顔ですが、【大吉】が教えてやります。
 「あの石川ってヤンキーみたいな人は 場所で常ちゃんを一撃で倒しているんだ…そしてその石川さんを倒しているのが幕下優勝してる鮫島鯉太郎さんだ 常ちゃんよりも強い同部屋の兄弟子だよ」 当然『Burst』を読んでいる我々はその時のことをよく知っています。ホントに一発でしたなあ。
 それを聞いて、またも「うはっ!」と嬉しがる速川君。
 「ちょっと! 邪魔! どけよ常松! 鮫島さん!俺と一番取ってもらえますか!」
 お前なあ!さっきまで「常松君」って言ってたくせに、もう呼び捨てかよ!そして鯉太郎は、まだ入門したばかりで腹筋の割れている速川君に、稽古をつけてやることにします。というわけで、鯉太郎と速川君は土俵に入りました。速川君は、右か左か、いや、絶対まっすぐ来る、と鯉太郎の動きを予想します。そしてその予想通り真正面からぶつかる鯉太郎。そこで、速川君は、石川ですら、「おっ……速ーぞあのガキ……」と心の中で思うほどのスピードで変化しました! しかし! そんな変化に全く慌てず、右手をハズにかけて、あっさり速川君を投げ飛ばします! 石川も思います。「まあ…俺らの比じゃねーがな……」
 土俵に大の字になった速川君は、その驚きに、爆笑で答えます。
 「強っえーーーーー!! アーハハハハ」
 まわりのゆとり養成員たちも鯉太郎の実力に唖然。そして、「つーか何笑ってんのアイツ……」と速川君の態度にも呆然です。そんな周りを一切気にせず、興奮気味に速川君は言います。
 「俺 速川って言うんス! スゲェっス鮫島さん! まさか今の動きに付いて来れるなんて…」
 「正面から来いよ正面から…今から稽古でそんなだとクセがついちまうぞ…」
 「でも…俺…軽いっスから…頭使わねーと…」
 「俺も入門した頃は虫みてーな腹してたんだよ…んなもんこの世界で言い訳にはなんねーぞ ただお前のスピードは大したもんだよ…それを逃げに使わず攻めに使えよ…」
 「うはっ! もう一丁いいっスか!?」
 「オウ! いくらでも来いよ…」
 鯉太郎はカッコいいすねえ!教官も、「あの鮫島(トンパチ)も成長したな…」と嬉しそうです。そして傍らの常に言います。
 「なぁ常松…上に行く力士ってのは度量もあるもんなんだぞ…お前には力がある…小さな力士になるなよ…」
 そんな優しい言葉に、この頃の常は変わりつつあるとはいっても、まだこんなことを言いました。
 「関係ないでしょ…学生ならまだしもここはプロの場だ…確かに鯉太郎さんの強さは認めるが オレは彼とは違う…何より考えるべきはどう番付を上げるか…自分がどう強くなるかそれだけでしょう…」
 まだ常は、「強い」ということがどういうことか、もがいていたわけですな……そして教習前期が明けた名古屋場所(七月場所)では、明暗が分かれます。なんと序の口を全勝優勝したのは速川君。そして常松は4勝3敗と何とか勝ち越しを決めるのがやっとでした。この時の常松は幕下かな? 三段目には落ちてないと思うけど、まだ幕内の壁を破れないでいたようです(※鯉太郎は、前場所で幕下優勝したわけですが、稽古のまわしが黒なので、まだ十両昇進には至ってなかった模様)。速川君が大喜びで鯉太郎に全勝優勝を報告に来て浮かれているそばで、常はタオルを頭からかぶって「こんなはずじゃ…こんなはずじゃねえ」とつぶやく有様。この時のことを、常松はこう述懐します。
 「あの時の俺はただ 突き付けられるリアルを視界から逸らし 崩れる自我を支えるのに必死だった…」
 そうか……常よ、今の【松明】になるまで、辛い日々があったんだな、やっぱり。そりゃあ、学生横綱を張った男だもんね、年下の力士に苦戦していては、プライドも何もズタズタでしょうよ。しかし、それでも今は立派な関取なわけで、きっと、鯉太郎をはじめとする空流部屋の兄貴たちの背中をしっかり目に焼き付けてきたんでしょうな。もう、何かそれだけで泣けるっすね。来週以降の展開も楽しみっす!

 というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 --------
 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。 
 どうやら、本当に常松主役回の様相を呈してまいりました。いいですねえ!大変イイと思います。そして、実はわたしは、『Burst』から『鮫島』に至るまでにどのくらいの時が経ったのか、はっきり分かっていなかったのですが、今週のお話で明確に5年と判明しました。【宝玉光】にガイにされていた頃が5年前だったので、あれはこの常の教習時代とほぼ同時期なんすね。これは、ちょっと『バチバチ』から『Burst』を経て『鮫島』に至る、年表的なものをまとめておいた方がいいような気がしますな。リクエストがいっぱい来たら、記事にまとめようとと思います。いやー、それにしてもホント、常松話は泣けそうですよ! 以上。

↓ というわけで、わたしはいつも通り、紙と電子の両方を買って応援します!

 

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、先日の日曜日に熱戦の幕が閉じた大相撲ですが、わたしの愛する【松鳳山】関は、中盤は負けが込んでいたのですが後半は3連勝で最終的には7勝8敗と惜しくも負け越しで終了しました。惜しかったなあ……ホントに。って、それよりもですね、とうとうあの【稀勢の里】関が優勝し、そして昨日、ついに第72代横綱へと昇進いたしました。わたしは、強い相手に対しては強さを発揮するものの、格下相手にはするっと負けてしまったりすることのある【稀勢の里】関は、ホントにこの人は強いんだか弱いんだかわかんねえ、とか思っていたわけです。しかし去年は優勝回数0回なのに年間最多勝を獲り、いよいよその強さは本物になってきたぞ、と今場所は期待していたので、千秋楽で横綱【白鵬】関を下した相撲にはもう大興奮ですよ。あの千秋楽で負けていたら、横綱昇進もなかったかもしれないわけで、大変血圧が上がりました。【稀勢の里】関、本当におめでとうございます!! 今場所は本当にカッコ良かったぞ!
 というわけで、まずは週刊少年チャンピオン2017年第9号の概況です。
 ■巻頭グラビア:久松郁美嬢。実に素晴らしいBODYですね。
 ■『弱虫ペダル』:全員丸坊主の巻。京伏ヤマさん……なんかよく分かんねえ決意すね。
 ■『牙刃道』:両断の巻。もうみんな囲んで撃っちゃえばいいんじゃね……?
 ■『囚人リク』:中門通過の巻。妙な面白キャラは玉木進之介というそうです。
 ■『Gメン』:勝太大ピンチの巻。これは土井君が援軍を呼んでいる展開と思いたい。
 ■『六道の悪女たち』:平和な日常の巻。乱奈さんと幼田さんの関係もいいすね。
 ■『BEASTARS』:レゴシ君尻尾を振るの巻。この先、ルイ先輩も絡んでくるのかな?
 ■『サウエとラップ~自由形』:なんとあの名作『いきいきごんぼ』の陸井先生が大復活ッ!!!でもちょっと……どうなんでしょう、これは……。
 とまあ、こんな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

  さて。では、今週の『鮫島』ニュースをお送りします。
 先週は、とうとう鯉太郎の十日目の相手が、新キャラの【毘沙門】であることが判明しました。しかも【毘沙門】は、北里部屋所属であり、我々『バチバチ』時代からのファンには「どんぐり」君でおなじみの渡部仁くんの弟弟子であることも判明しました。 おまけに【毘沙門】は、常松こと【松明】や【大吉】と同期であることも判明しています。今週は、その北里部屋の十日目の朝げいこの模様から始まります。
 朝げいこで、どんぐり渡部君たちを相手に汗を流す【毘沙門】。もう十日目だというのに疲れを見せないタフな男のようです。しかも、これ以上は、とヘトヘトなドングリ渡部くん に対して、弟弟子だってのに、生意気なことを言います。
 「頼むよ~~~~仁パイセン~~~~…そんなんだからいつまでたっても関取になれないんだよ~~~」
 そんな無尽蔵のスタミナを誇る【毘沙門】に、どんぐり渡部君は思います。こういう奴を観ているとつくづく自分が凡人だと思う、幕内になる人間はやはりモノが違う、と。そして、こんなに稽古が好きな奴はいないんじゃないかと思う一方で、どんぐり君の脳裏には、いやいや、他にも一人いたな、と教習所時代の記憶がよみがえります。そうです。どんぐり君の同期である我らが鯉太郎ですよ。
 「さすが鮫島君に憧れてることはあるよ…君と稽古してると、彼との教習所時代を思い出す……」
  しかし、生意気な【毘沙門】は、こんなことを言います。
 「ハァ? アハハハ  ちょっとやめてよーーー憧れてるっていつのことだよそれ!たしかに昔はカッコ良かったけどさ~~~鮫島(アイツ)今はお話にならねーじゃん……前に顔合わせた時なんて楽勝だったし」
 どうやら鯉太郎と【毘沙門】はもう1回以上は対戦したことがあるようです。そしてさらに【毘沙門】はチョーシこいたことを抜かします。
 「今は番付も強さも俺の方が上だよ~~~? 昔教えてもらったんだよね~~~……この世界 強さが全てだってさ~~~……鮫島(アイツ)はもう俺よりも下だよ」
 なかなかムカつく野郎のようですよ、この【毘沙門】て野郎は。そして場面は空流部屋に移ります。入念にストレッチをしている鯉太郎。曰く、ちゃんと体と会話して、どこにガタが来ていてどこが動くのかを把握しておくのだそうです。そんな鯉太郎を切なげに見つめる椿ちゃん。もちろん、美和子先生に言われたことが頭によぎります。心配だよね……そりゃあもう。
 そしてその脇では、【白水】兄貴と常松こと【松明】が稽古中です。常松の激しい稽古に、【白水】兄貴も、場所中なんだからこれ以上は取組に支障をきたすぞと心配です。そうです。先週明らかになったように、常松の頭の中は、大嫌いな親父の影がちらついているわけです。子供のころ、ダメな父親に、どうせ俺の子供なんだからお前なんかダメに決まってると言われた常松。 それでも必死に頑張り、学生横綱のタイトルを獲って空流部屋に入門した当時、鯉太郎や【白水】兄貴を舐めきって、【王虎】や当時の【石川】に負け、悔しくて泣いたときに、今は亡き先代の空流親方がかけてくれた言葉を思い出す常松であります。
 「要するによ……強くなりてーーんだろ…?」
 あのシーンは『Burst』でもかなりいいシーンですね。まあ、ズバリ言うと『SLUM DUNK』の「バスケがしたいです……」でおなじみのあのシーンと同じですが。
 ともあれ、常松は、先代の言葉を思い出しながら、ふとつぶやきます。
 「俺は……強くなったんでしょうか……」 
 その言葉に、鯉太郎はハッとします。そして椿ちゃんは、何言ってんの、幕内の力士が、と元気づけます。弟弟子たちも、そおっすよ!松明かり関の相撲の強さは誰しがみとめるとこじゃないっスか! と言ってくれます。しかし常松は、「強さ」が、単純な相撲の勝負だけのものではないことを、今やしっかり理解しているのでありました。常よ、お前本当に成長したな!! 常松は言います。
 「いや………そうじゃねぇんだ…いや……その強さだけじゃなかったんだ……」
 というわけで、常松の教習所時代に時はさかのぼります。我々は『Burst』時代のクソ生意気な常松を知っていますので、想像は尽きますね? その想像通り、やっぱり教習所でも、クソ生意気なガキでした。 指導員の先輩力士に礼を失した態度で当たり、稽古でも腕を極めてヤマ行かせるような態度です。生意気なクソ野郎だった常松は、こんなことを偉そうに言ったようです。
 「分かりました……? あんたらは俺より下だ…今後一切俺に馴れ馴れしい口を利かないでもらえますか…? この世界 土俵の上では対等でしょ…いや…強い奴が偉いんだよ…」
 そしてこんな生意気な言葉に、一人の新弟子が目を輝かせて「うはっ!」と反応します。そうです。後に四股名を【毘沙門】とする、当時の新弟子北里部屋の速川君でありました。
 そういうことだったんすね!! どうやら今回は、やっぱり常松回のようですな。常松は当時の自分をこう表現して、今週は終わります。
 「あの頃の俺はナマイキでイジけてて…”強さ”とは何か まるで分かっちゃいない…どうしようもねえアホだった…」
 いいすねえ―――!! 今回もとてもイイですよ。あの頃の「どうしようもねえアホ」だった常松のことは、我々は『Burst』でいやというほどよく知っています。 あの常が、今や立派な関取。そこには兄弟子たちの背中をしっかり見てきた歴史があるわけです。泣かせるわ……もう常松のエピソードだけで泣けますね。
 しかし一方の速川君こと【毘沙門】は、未だそれが分かっていないわけで、こりゃあ鯉太郎との取り組みがものすごく楽しみですなあ!!  しかしまた、回想が結構入ってきそうな予感がしますが、大変大変楽しみであります!

 というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭5枚目。←今週番付判明!!
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 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。 
 どうやら、十日目は【毘沙門】との対戦というより常松が中心のお話になりそうな予感ですが、その展開は大変期待できそうですな。常はホント嫌な奴だったからなあ……。「強いとは何なのか?」。これは『はじめの一歩』でも大変おなじみのテーマですが、あの常松が、それを真摯に考え続けてきたというだけでわたしはもう泣きそうですよ。やっぱり、鯉太郎は背中でいろいろ語って来たんすねえ。いやー、ほんと『鮫島』は最高っす!以上。

↓ 現実世界では稀勢の里関の横綱昇進で大変盛り上がっております。


 

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、先週は現在熱戦が繰り広げられている大相撲初場所において、わたしが応援している【松鳳山】関の調子がよさそうだぞ的なことをここで書きましたが、その後、昨日1/18(水)十二日目終了時点で4勝7敗という星の状況になっておりまして、大変厳しい戦いとなっております。黒星先行ですが、ホント、惜しい相撲が多いんすよね……今場所勝ち越せれば、三役復帰もあり得たのになあ……まあ、まだ初場所は終わっていませんので最後まで応援を続けたい所存であります。
 というわけで、まずは週刊少年チャンピオン2017年第8号の概況です。
 ■巻頭グラビア:浅川梨奈嬢。りな、ではなく、なな、と読むそうです。大変素晴らしいBODYです。
 ■『弱虫ペダル』:京都伏見の陰謀?の巻。どうやら広島の動きには京伏がからんでいるようで?
 ■『牙刃道』:孤独ッッッの巻。もう、なんというか方向性が分かりません……。
 ■『囚人リク』:第2ゲートの巻。まーた妙な面白キャラが登場です!
 ■『Gメン』:勝太怒り爆発直前の巻。勝太が電話した相手は土井くんだった。だ、大丈夫か……。
 ■『吸血鬼すぐ死ぬ』:ドラクル作家デビュー?の巻。毎週楽しいです。
 ■『六道の悪女たち』:バイク篇完結の巻。最後は良い話で落ち着きました。乱奈さんが一番かわいいす。
 ■『BEASTARS』:動物たちの夏の巻。新章スタートです。またウサギの彼女が……。
 とまあ、こんな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

  さて。では、今週の『鮫島』ニュースをお送りします。今週は新展開ですよ!!!
 先週は、ちょっとしたおふざけ息抜き回(?)でしたが、ラストで空流部屋に残った常松こと【松明】関のもとに、何者かが訪れたところで終わりました。今週は、幾つか大変なことが判明するのですが、まずは部屋に戻った鯉太郎と椿ちゃんと【白水】兄貴が飯を食っている情景からスタートです。どうやら【白水】兄貴は、顔がボコボコになっていることから察するに、【仁王】兄貴こと現・空流親方にガイにされた模様です。記憶すら飛んでいるらしく、鯉太郎や椿ちゃんとの会話にもまるで頓珍漢な受け答えです。
 まあ、それはどうでもいいとして(白水さんサーセン)、問題は常松です。
 床上手さんのちゃんこを喰いながら鯉太郎と椿ちゃんは、常松がちゃんこも喰わずに先に帰ったことを聞かされます。そうです。すでに常松も立派な関取。なんと、ページをめくると常松が既に部屋から出て、自分の家に住んでいることが初めて判明しました。そして、『Burst』でその存在が確認されていた、妹さんが初めて登場です。立派なマンション。帰ってきた常松を出迎えたのはその妹でした。現在高校生の由佳ちゃんというらしいですが、何やらコスプレめいた衣装で登場です。常松は普通に聞きます。
 「つーか由佳…なんなんだ…その格好は…」
 というわけで、そのコスプレ衣装は、常松と同期の大吉からもらったそうです。皆さん憶えてますか?大吉はオタクの引きこもりでしたね、そういえば。そして由佳ちゃんの着ているコスプレ衣装は、『Burst』の(1)巻で、大吉が初めて空流部屋に引っ越してきた時に持ってきた(そして常松に壊された)等身大フィギュア、「マジカル少女マホ」の衣装だそうです。というわけで、常松も、可愛い妹とオタ趣味を共有している大吉に対して、心の中で(明日ブッ殺す…)と大層ご立腹です。
 そして、このマンションには妹の由佳ちゃんとともに、なんとお母さんも同居していました。そうです。常松と言えば、『Burst』では非常にムカつく嫌な野郎でしたが、それもこれも、元力士のクソ親父によって苦労させられたからです。今や立派な関取として、妹とお母さんを養ってるんすね。まったく、常松もホントにイイ奴に成長しました。しかし、帰ってきた常松の顔を見て、お母さんは、何かあったの? と聞きます。
 平静を保っているつもりの常松でしたが、母の眼はごまかせません。そこで、常松の脳裏には、先週のラスト、空流部屋を訪れた謎の人物との邂逅がプレイバックされます。なんと、やってきたのは常松が憎んでいる親父でした。しかしですね、わたしは常松がイイ奴に 変身して、父親との確執的なものも解消できたのかな、と勝手に想像しておりました。だって、現在の四股名の【松明】は、父のつかってた四股名ですから(※ただし読み方は、父は「たいまつ」、常は「まつあかり」と違う)。
 しかしです。やってきた父親が、常松に投げかけた言葉は、金の無心でした。
 「親父(テメー)が消えて、何年たったと思ってやがんだ…突然現れて…吐いた言葉はそれかよ…クズが…」
 というわけで、思い出し怒りに形相が一変する常松に、妹の由佳ちゃんは心配します。何か今日のお兄ちゃん、空流に入る前のお兄ちゃんみたい、と。
 そして場面はまた空流部屋に戻り、お色気たっぷりの美和子先生のマッサージを受ける鯉太郎です。そしてマッサージを受けながら、大吉の口から、鯉太郎の次の十日目の相手が発表になりました。なんと! というか、やっぱり! というか、十日目の鯉太郎の相手は、北里部屋の【毘沙門】です!!! 【毘沙門】は、(9)巻収録の第71話で初登場した、あの爽やか笑顔のアイツです。まだ番付は不明ですが、鯉太郎は小結戦の次はやっぱり平幕が相手でした。そして、【毘沙門】は、大吉や常松と同期であることも判明しました!
 場面は北里部屋に移ります。なにやら【毘沙門】を含めた若手力士たちがPS4(もどき)で格闘ゲームに興じています。そしてですね、「北里部屋」と聞いてピンときたあなたは、相当な『バチバチ』ファンと言って差し支えないでしょう。そうです。北里部屋の力士を、我々は一人知ってるはずです。そう、『バチバチ』において、鯉太郎や石川こと【飛天翔】、【天雷】【蒼希狼】とともに同期としてしのぎを削ったあの男、「どんぐり」でお馴染みの渡部仁くんの『鮫島』再登場です!!!
 いやー、突然のどんぐり復活には大興奮ですよ。どんぐりくんは、鯉太郎にも勝った男だし、現在も力士を続けていることは、『鮫島』の単行本(4)巻に収録された描き下ろしおまけでも判明していましたが、【毘沙門】を関取と呼んでいることから、どうやらまだ幕下以下のようですね。そして、どうやら【毘沙門】という力士は、その爽やか笑顔やフレンドリーな話し方に似合わない、実はかなり物騒な奴的な模様も描かれます。ゲームのコントローラーを投げつける【毘沙門】は、どんぐり先輩の言葉に答えます。
 「でも君言ってたじゃないか…鮫島君と場所で取りたいって…」
 「あ―――…あれね アイツら巡業とかでいじっても響かないからさー…場所でいじくり倒してやろーと思ってさー」
 ニヒッっと笑う【毘沙門】。どうやら十日目もただでは済まなそうですよ。
 そしてラストでは、美和子先生が椿ちゃんを呼び出して告げます。
 「彼の体は…もう限界だと思う…ダメージの蓄積が許容量を超えてるわ…あれで取組をしているのが不思議なくらい…よく…見ててあげて…手遅れにならないように…彼の人生は力士を辞めても続くのだから…」
 まずいっすね……読者としてはもうそんなこと知ってるよ、ですが、大変マズイ展開になってきております。果たして鯉太郎は、【毘沙門】相手に白星を掴めるのか、そして【毘沙門】はどんな相撲を見せるのか。そしてさらに、鯉太郎の体は最後の十五日目をどう迎えるのか、これからも『鮫島』からはまったく目が離せませんな。鯉太郎の明日はどっちなんすか!!
 というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】番付不明。常と大吉と同期←今週NEW!!
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 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。 
 今週はかなりいろいろなことが描かれました。常松のこと、【毘沙門】のこと、そして鯉太郎の体のこと。しかし常松の現在の星取りはどうなっているのか知りたいですな。七日目までは全勝だったはずで、その後、もう勝ち越しは決めてるんすかねえ? 常松は元々学生横綱で強い男なんだから、三役にいてもおかしくないだろうに。現在六枚目の常松。二けた勝てば、場合によっては小結昇進だってあり得るだろうから、お前も頑張れよ!以上。

↓ そういえば、PS4をそろそろ買った方がいいんじゃねえかという気がしてきたな……「バイオ」の新作がやりたい……。いくらするんだろう……うわ、Proは5万オーバー、たっけえ!!
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2016-11-10
 

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