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 いやあ……なんつうかほんと、最高だったす。マジでもう、感無量っすわ……。。。
 何のことかって?
 実はわたし、昨日、ド平日に休みを取り、宝塚大劇場へ遠征し、現在絶賛上演中の星組公演『ロミオとジュリエット』を観てきたのですが、その感想であります。
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 もうホント、書いておきたいことがいっぱいあるんすけど……話し始めたらおそらく360分ぐらいしゃべり続ける自信はあるのですが……とにかく、なにゆえわたしがここまで胸にジーンと来ているか、について、ご説明いたしたく存じます。まず、そもそもの感想の前に、3つのオレ的胸熱ポイントを順番にご説明いたしましょう。
 【1.おれのこっちんがとうとうTOPスターに!】
 何度もこのBlogに書いていますが、わたしはれっきとしたおっさんであるにもかかわらず、2010年の年初に初めて宝塚歌劇を生で体験して以来、その時の公演は星組だったんすけど、当時の星組TOPスター柚希礼音さん(以下:ちえちゃん)のあまりのカッコ良さに一発KOされ、以来、ヅカ道を歩んでいるわけです。なので、今年でもうヅカ歴12年、ヅカ用語でいうところの研12でなのであります。
 そんなわたしが、2015年からファンクラブに入り、応援してきたのが、今回の主役であり現・星組TOPスター、礼真琴さん(以下:こっちん)なわけですが、こっちんはわたしがファンクラブに入った時は、まだ若手の一人で、序列としては4番目、ぐらいだったと思います。そのこっちんが、2019年の末についに星組TOPスターへ登極し、去年、こっちんのTOPお披露目公演がついに始まった! というタイミングで、世はCOVID-19に包まれたのでした。
 その結果、わたしが行くはずだった公演の数日前に公演中止が発表され、チケットは無効になり、さらに東京公演も同じくアウト、さらに夏に再開して発売された東京公演のチケットも、超不運なことにわたしが行く予定だった回は全部、急遽休演となってしまい、大切なお披露目公演を生で観られなかったのでした。
 ヅカファンにとって、自分の贔屓のスターがTOPスターに君臨するその日が来るのが最大の喜びなわけですが、わたしはそのお披露目公演を生で見ることができなかったわけで、マジであの時は、世界の! 全てが~! 闇に沈んだ~!! かの如く、深い絶望に打ちひしがれたわけです。が、そんなわたしの絶望なんぞは、こっちんをはじめとする実際の演者やスタッフ関係者の皆様の無念に比べたらゴミのようなものであるのも間違いないので、わたしとしては、次は絶対に! そう、絶対に! オレは観に行くんだ! と思っていたのです。なので、その想いが約1年越しに叶い、わたしは本当に本当に嬉しく、感無量なわけであります。
 いやあ、マジ最高だったすねえ!!! ラスト、大羽根を背負って歌いパレードするこっちんの姿に、お父さんレベルの年齢の男としてはホンットにグッと来たっすわ。お恥ずかしながら、ちょっぴり泣いちゃったっす。
 【2.オイイッ!しかも演目はあの!】
 で、さらにわたしを感激させてくれるのが、今回の演目が『ロミオとジュリエット』であるという奇跡ですよ! この『ロミオとジュリエット』という演目は、2010年に星組で初演がなされ、その後2011年に雪組、2012年に月組、さらに2013年には再び星組で上演された作品なのですが、わたしには深い思い入れがある作品なのでした。
 わたしは、冒頭に書いた通り2010年の初めにヅカ道に入門し、まずはちえちゃんにぞっこんLOVEとなったのですが、さんざん周りの人々に、柚希礼音さんは超最高だぜ、と言いふらしていたんすけど、わたしをヅカ道に導いてくださったお姉さまが、2010年の初演『ロミジュリ』に誘ってくれたのに、わたし、断っちゃった過去があるのです。というのも、お姉さまが観に行くのは博多だったので、まだ入門したてのわたしにはちょっとハードルが高かったんだよな……当時のわたしをぶん殴ってやりたいす。ホントにアホだった。。。
 とはいえ、わたしはその後でお姉さまが貸してくれたDVDで初演版をすぐに観ていて、その時わたしは初めて、礼真琴さんという才能を知ったのです。ただしその時のわたしは、「愛」を演じた娘、可愛いっすねえ~! とかのんきな感想を述べ、お姉さまから「あの娘は普段は男役よ。わたしも今回初めて彼女を意識したけれど、本物ね。おそらく、今後ものすごく目立つようになるわ」とか評論をいただいていたのでした。これはマジです。この会話、いまだに覚えてるっす。
 そしてわたしはこの後に、2011年の雪組版は劇場へ観に行ったし(なんと震災の翌々日の3/13(日)に日比谷へ観に行ったことでも忘れられない公演だった)、2012年の月組版は都合がつかず見逃してしまったけれど、2013年の星組版はちゃんと観に行き、ライブCDも買って、以来もう7年近く、そのCDを車で飽きることなく聞きまくっているのでした。
 その結果、ほぼすべての歌の歌詞もセリフも記憶してしまっているほど、『ロミオとジュリエット』という作品には思い入れがあって、大好きな作品なのであります。とにかくですね、歌が素晴らしくイイんすよ! すべての歌が! そしてこっちんにとっても、2013年の再演『ロミジュリ』は初めての新人公演主演を務めた作品であって、わたしにとってもこっちんにとっても、大変思い入れがあるわけなのです。その『ロミジュリ』をTOPスターとなった今のこっちんで上演してくれるなんて! と、わたしとしてはもう、それだけで胸熱なわけであります。
 なお、当然コイツは即買いました!
【初回生産限定】『ロミオとジュリエット』Special Blu-ray BOX
宝塚歌劇団
宝塚クリエイティブアーツ
2020-11-21

 なので、今回は役替わりや新人公演含め過去の全9パターン全て観て予習してから大劇場へ向かった次第であります。ずっと観たかった新人公演のこっちんVerも、珠城りょうさんVerもマジ最高だったす! このスペシャルBOXはマジで買いだと存じます。
 【3.ありがとう友会! 最高の席を用意してくれた友会に乾杯ッッ!】
 最後の3つ目のポイントはですね……わたしは何度もこのBlogで書いている通り、チケットはほぼすべて、「宝塚友の会(以下:友会)」会員限定の先行抽選販売に申込んで購入しているのですが、当然、必ず買えるわけでは決してなく、周りでも全然当たらない、という声はよく耳にしますが、どういうわけかわたしは、雪組と花組以外はほぼ毎回ちゃんと買えています(※雪組はとにかく当たる方が珍しく、花組もみりおさんのラスト2作は全くダメだった)。
 で、当然今回の『ロミジュリ』は、東京に住まうわたしであっても、(前記2つのポイント的にも)宝塚大劇場へ遠征すべき作品でありますので、わたしも申し込んだのですが……友会の先行申込みは2段階ありまして、最初はSS席と千穐楽のみの受付、そして2回目が千穐楽以外でSS以外の席全て、みたいな感じで、要するに抽選に申込むチャンスが2回あるわけなんですが、東京ではまずSS席は取れない、つうか当たったことがないんすけど、今回はなんと! 最初の申込みでSS席が当たっちゃったのです。まあ、それだけでもやったぜ!!と小躍りするぐらい嬉しいんすけど、よく見たらなんと超いい席じゃあないですか!!
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 奇跡の3列目のほぼド・センターですよ!!! いやあ、ホントに興奮したっすねえ! ド平日だろうと、オレは行くぜ! と決意し、そして実際にこの席で観てきた今、ホントに興奮収まらずなわたしなのであります! 東京の最前列は1度だけ経験があるんすけど、その時は上手側の若干サイドだったので、こんなド真ん中の席はやっぱり違いましたねえ! おまけに、最前列は感染防止の観点からそもそも販売してないし、あろうことか、当日びっくりしたんすけど、なんと2列目のわたしの前の席が空席のままで、結果、事実上最前列! しかもド真ん中! という幸運に恵まれたのでした。オペラグラスなしで、いつもオペラで覗いている以上の大きさで観られる神席をわたしにあてがってくれた友会の神様、本当にありがとう!! ほぼすべてのメインキャストの皆さんと目が合い、大興奮でありました。
 全然関係ないですが、去年だっけ?から始まった、上の画像に貼った「入場ゲートで当日発行されるチケット」はデザインも良くてカッコいいすよね! 今まではいつも劇場の自動発券機で発券してたけど、もうこの当日発行チケの方がカッコイイので、事前発行はやめようと思います。

 はあはあ。。。興奮は以上にして、それでは以下、登場人物ごとに思ったことをメモしてまいりたいと思います。が、ここまで興奮しといて何なんですが、おっさんたるわたしが冷静に振り返ってしまうと、いろいろ物語的にはツッコミどころが多いし、さらに、今回のこっちん版は最高だったと思っている一方で、比べてはイカンと思いつつも、どうしてもわたし的には歴代最強最高なのは2013年の星組再演版だという結論になってしまったので、辛口なことも書いてしまうかもしれず……ですので、そんなことは聞きたくない!という淑女の皆さんはここらで退場してください。

 というわけで、やっと本題に入ります。どうでもいい前置きが長くてサーセン。
 ◆ロミオ:モンタギュー家の跡取り息子。冷静にというか客観的にみると、相当なゆとりあふれる夢見がちな青年。おっさんとしては、もういろいろツッコミたいというか、正座させて説教したい……けど我慢しよう。そして演じたのは何度も言っている通り現在の星組TOPスター礼真琴さん。ズバリ言えば、歌はもう超最高で完璧だし、ダンスのキレも抜群。芝居も当然最高。大興奮したし、素晴らしかったと絶賛したいす。
 したいんだけど、うーん……
 完全に好みの話ですが、わたしはやっぱり柚希礼音さんの再演ロミオが歴代最高だと言わざるを得ないかもな……と思いました。やはり、なんつうかな、ちえちゃんの芝居は、ロミオに限らずいつもだけど、パワーと全身からダダ洩れるパッション? エネルギーがすさまじいんすよね。これはもう完全にちえちゃんの個性であって、もはや誰にもできないことなので、比較しちゃあいけない、とは思うんだけど、2位は初演ロミオのちえちゃん、そして今回のこっちんロミオは、やっぱり歴代3位かなあ、と思いました。
 特に、ティボルトとマキューシオの殺し合いの時に、「やめるんだ二人ともすぐ!殺し合ってなにが残る!やめろおおーーー!!」のあたりとか、こっちんの場合は歌としては、ひょっとしたらちえちゃんより上手くて、超素晴らしいのは間違いないんだけど、芝居としてはやっぱりちえちゃんの方が「もうマジでやめろ! やめてくれよ!!!」という魂がこもってるような気がするんすよね。。。わたしとしては、実はいつも思ってることなんですが、こっちんはもっと、歌はもう最強に上手なんだから、芝居の方により一層エネルギーをかけた方がいいのではないかという気がしてます。たとえばショーブランの時も思ったけれど、歌としてはこっちんの方が上手いかも、だけど、芝居としては、ちえちゃんの方がすさまじいまでのエネルギーの爆発みたいなものがあって、凄い! みたいなことを感じてしまうんすよね。。。たぶん、そのあたりが、何をやっても整ってしまう優等生と言われるこっちんの永遠の課題なのではなかろうか、と感じます。ぶっ壊し、限界突破するような爆発力?みたいなものが備わったらいいのになあ……。なんか、どこかリミッターがかかっているような気がするんすよね。。。でもまあ、今回のこっちんのロミオも間違いなく最高of最高でしたよ。それもウソ偽りなき感想です。
 ◆ジュリエット:16歳。キャピュレット家のご令嬢。名家とはいえ実は借金まみれで、お金持ちのパリス伯爵と結婚させられそうになっているが、結婚には愛がないとイヤ!と夢見る乙女で、ばあやたる乳母をこき使う、何気に無茶振りの多い突っ走り系お嬢様。まあ、ゆとり恋愛脳と言ったらヒドイですが、まだ16歳の乙女なので、これはもうしょうがないす。今回演じたのは、当然星組TOP娘役の舞空瞳さん(以下:なこちゃん)。そしてなこちゃん演じるジュリエットは、わたし的には歴代最高のジュリエットだったと大絶賛したいと思います。歌、演技、ダンス、すべて見事で、何よりもとにかく、可愛い!!! と思いました。
 わたしの眼では、過去のジュリエットの中では、夢咲ねねさんジュリエットはビジュアルが最強に可愛かったと思うし、歌も、たとえば月組新公版の妃咲みゆさんVerあたりがかなり好きだったんすけど、なこちゃんはマジで最高でした。とにかくですね、 まずビジュアルとしては文句の付け所はないですね。仮面舞踏会の時のミニスカ&ブーツの似合うことと言ったら! もう最高じゃないすか! そして芝居で見せる喜怒哀楽それぞれの表情も超イイし、歌も完璧ですよ。3列目で観るなこちゃんの華奢さと顔の小ささも衝撃的でありました。このほっそい体で、この歌の迫力はマジ信じられん! と思ったす。とにかく、歴代最強に可愛いジュリエットだったのは間違いないかと存じます!
 ◆ティボルト:ジュリエットのいとこで、嫡男のいないキャピュレット家の次期当主。ジュリエットが大好きだけど、ジュリエットの父がジュリエットの嫁ぎ先候補としてパリス伯爵を連れてきたことが不満で、イラついている。わたしが観た回でティボルトを演じたのは、瀬央ゆりあさん(以下:せおっち)。わたし的には、せおっちにはホント星組2番手であってほしいと思うけど、そんなことはともかくとして今回のせおっちティボルトも実に見事でした。かっこいいし、歌も、芝居の表情も、非常に良かったです! ただ、また比較しちゃうのが自分でも嫌なんだけど、あくまでわたしの好みとしては、歴代最高ティボルトはやっぱり2013年版の紅ゆずるさんかな……と思います。ティボルトは、かなりかわいそうな男でもあって、自分の望みがことごとく叶わないことにとても腹を立てているわけですが、紅さんティボルトは、その身に宿す「ちくしょーーー!!!」という怒りが物凄く伝わってくるんすよね。この「ちくしょー!!」があるからこそ、ティボルトから見たら三下のマキューシオごとにきに舐められることが許せないわけだし、ある意味では両家の不仲なんか関係なく、大好きなジュリエットを横取りしたロミオが男として許せないわけで、その「ちくしょーー!!」が重要だとわたしは思うのです。紅さん版は、その、尊大さとちくしょう!という怒りのコントラストが最強に素晴らしかったけど、せおっちティボルトは、あえて言うなら、若干上品だったような印象があります。でも、歌は見事だし、ビジュアルも非常に良かったと思います。
 ◆マキューシオ:ロミオの親友で舞台となるヴェローナ大公の甥っ子だから、それなりにお坊ちゃん。女たらしで経験豊富(?)。ティボルトを挑発し、止めに入ったロミオの腕のわきから、ティボルトに刺され殉職。わたし的にはティボルトとマキューシオの大げんかシーンが一番の見どころだと思うぐらい、この乱闘場面(のアクション・ダンス・そして歌)が好き。わたしが観た回でマキューシオを演じたのは98期生星組の若手スター天華えまくん(以下:ぴーすけ)。今回のぴーすけくんは、役替わりで「死」も演じてるわけですが、マキューシオ役にも相当な熱が入ってて、星組再演の時の天寿光希さんのように、サイドを刈り上げてラインも入ってる気合の入ったビジュアル表現をなされておりました。が、ごめんよ……わたし的歴代最強マキューシオは、やっぱり2013年版の壱城あずささんか、同率で月組版の美弥るりかさんかな……。とにかく壱城さんと美弥さん版マキューシオは、その狂犬ぶりがすさまじかったんですが、ぴーすけくんにも、もうちょっと狂っててほしかったかも、す。でも最初の「俺を呼んだ? 叔父上?」というセリフは、あれっ!? 今日のマキューシオって誰が演じてるんだっけ? とすぐにぴーすけくんとは分からないぐらい、マキューシオっぽくて良かったです!
 ◆ベンヴォーリオ:ロミオの親友その2。1幕ではロミオに対して、手がかかるお坊ちゃんだぜ、とマキューシオと一緒になって悪いことをさせようとしたりするが、ティボルトVSマキューシオの大バトルの際にロミオが必死で「誰が誰を好きになってもいいじゃないか!もうケンカするのはやめろ!」と歌うのを聞いて、ハッ!と争いのむなしさに気づき、以降は両家の争いを止めようと頑張る。そしてロレンス神父の秘密作戦を知らぬまま、うっかりジュリエットが死んだと勘違いして、ロミオにその誤報をもたらしてしまう、物語のキーパーソンの一人。追放されたロミオに対して、ジュリエット死すの報をオレはどうやって伝えたらいいんだ!? でも、ロミオにその悲報を伝えられるのはオレしかいない! と決意する歌が最高にカッコいいキャラ。2013年版ではこっちんも演じたことでお馴染み。
 つまりベンヴォーリオは1幕と2幕で考えが変わっていくので、芝居として実は一番難しい役なのではないかとわたしは思うのですが、今までの歴代ベンヴォーリオは、1幕の段階から、一番話の分かる真面目青年で、後にキッチリ止めに入る性格になるのだろう、という布石があったような気がするんすけど(この点では月組版の星条海斗さん版が一番分かりやすかったかも)、今回わたしが観た回でベンヴォーリオを演じてくれた綺城ひか理さんは、若干その点が薄かったような気がしました。さらに、せっかくの「どうやって伝えよう」の歌も、わたしにとってはCDで散々聞きまくって頭にこびりついているこっちん版の素晴らしい歌声と比べてしまい……サーセン、東京ではパリス伯爵を演じるのを観たいと思いました。そしてその時ベンヴォーリオを演じるのはせおっちなので、せおっちベンヴォーリオには超期待したいです。
 ◆乳母:ジュリエットを赤ん坊のころから育てたキャピュレット家の乳母。ジュリエットの幸せを第一に考え、ロミオとのメッセンジャーとしても大活躍する、けど……ロレンス神父とジュリエットの秘密作戦会議の時だけ、残念ながら側におらず、その結果、大誤報をもたらしてしまうことになる物語の重要人物の一人。現実的な思考をする人で、ロミオをあきらめさせようとして「ロミオなんざパリス伯爵に比べたら雑巾ですよ!」と暴言を吐いてジュリエットに「もう一度言ってごらん!!」と怒られちゃうシーンは最高です。今回の乳母を演じたのは星組の娘役では一番わたしが好きな有紗瞳ちゃん(以下:くらっち)。そもそも『ロミジュリ』という作品は、実は役が少なくて、くらっちはいい役もらえるかなあ、とか思ってたところで、乳母役がふられたと知って、すごく嬉しかったすね。非常に存在感があるし、ソロ曲もあるし、おいしい役で、くらっちは見事その期待に応えてくれたと思います。歌が上手いすねえ、やっぱり。もちろん芝居も抜群でありました。わたし的には歴代乳母役として一番憶えてるのが、雪組版の時の沙央くらまさん(以下:コマちゃん)かな。たぶんわたしが初めて観た雪組の公演だったので、当時はコマちゃんのこともよく知らず、あとで男役の人と聞いてすごい驚いた思い出があるっすね。そしてBlu-rayで観た新公での妃海風ちゃんの乳母もとっても良かったす。
 ◆死:この作品独特の「死」を擬人化した存在で、「死」や「諍い」や「憎しみ」などが漂う場面になるとこのキャラが舞台に現れて、キャラクターに付きまとったりする。セリフは一切なし。過去の歴代「死」は、現在の宙組TOPスター真風涼帆さんや月組TOPスター珠城りょうさん、次期ゆきぐみTOPスターが内定している彩風咲奈さんたちが若手時代に演じているわけですが、今回わたしが観た回で演じたのは星組の公式2番手スター愛月ひかるさん(以下:あいちゃん)で、ビジュアル的には、ほぼトート様だったすね。そして今まではもうチョイ「いいぞ愚かな人間どもよ、憎しみをぶつけ合うがいい!」的なニヤリとするような表情があったと思うんですが、今回のあいちゃんはほぼ無表情だったような気がします。いや、サーセン、正直に白状すると、ほかのキャラに目が行っていて、ほぼ「死」を見つめなかったので、分からなかっただけかもっす。あいちゃん、サーセンした! 東京ではあいちゃんがティボルトを演じるのを観に行きたいと思います!
 ◆愛:「死」同様に、「愛」を擬人化した存在。なんでも、フランス版ではこの「愛」は存在しておらず、小池先生が創造した日本オリジナルキャラらしいすね。初演時にこっちんが、入団2年目で抜擢されたことで有名。物語の一番初めに舞台に登場し、美しく滑らかな踊りで超目立つ役でもあります。わたしが観た回で「愛」を演じたのは希沙薫くん。100期生、今年からはもう研7になるのかな? 今まで役が付いたことがあるか、ちょっとわからんですが、今回は抜擢になるんでしょう。今後の活躍を期待したいすね。今回の「愛」は、非常になめらか?というか、柔らかい感じがよかったと思います。
 ◆パリス伯爵:ジュリエットの嫁ぎ先候補のお金持ち。たぶん、今までだと結構な年上で、ジュリエット目線ではかなりなおっさん、というイメージだったんですが、わたしが観た回で演じた極美慎くんがあまりにイケメンでビビったす。極美くんパリス伯爵なら、お嫁に行ってもよかったんじゃね? と品のないことを思いました笑。 まあ、やっぱり東京では、極美くんがマキューシオを演じるのが観たいですなあ! 極美くんがどんな狂犬ぶりを演じてくれるか、超楽しみっす!
 ◆その他、名のないキャラたち:もういい加減長いので、最後は名のないキャラについてメモしておこう。前述のように『ロミジュリ』は役が少なくて、ひどい言い方だけど「その他大勢」にまわってしまう演者も多くなってしまうわけですが、わたしの眼には、やっぱり小桜ほのかちゃんと華雪りらちゃんの二人はすごい目立って見えました。二人とも、ロミオ側の「モンタギューの女」だったんすけど、ダンスで魅せてくれましたね。ほのかちゃんは、なんか下級生時代のゆうみちゃんに似てるような気がしますな。大変可愛かったです。そしてこっちんの心の友、同期のひろ香祐くんも、「キャピュレットの男」として、気合のモヒカンで、ダンスシーンや小競り合いの芝居なんかで魅せてくれましたな。3列目だと、こういった名のないキャラたちのちょっとしたお芝居もすごくよく見えるのが感動的だったすね。

 とまあ、以上かな。ホントはもっと書いておきたいことがあるんだけど、もう長すぎるので、最後はいつもの「今回のイケ台詞」をご紹介して終わりにしたいと思います。
 ※「イケ台詞」=わたしが、かーっ! カッコええ!と感動した台詞のこと
 「ロミオォッ! ジュリエットを愛し抜け! 全ッ身、全霊でな!!!」
 これは、瀕死のマキューシオがロミオに抱かれていうセリフなんですが、おめえはなんて不器用でバカなんだ、だけど、それを貫くんだぞ!! という、いわば遺言でもあります。このセリフがわたし的には一番グッとくるんすよ。わたし的に歴代で一番このセリフがグッと来たのは、月組新公のあーさマキューシオかもしれないです。が、ぴーすけくんも凄い良かったぞ!

 というわけで、さっさと結論!
 
 わたしとしては、もう本当に心から待ち望んだ、礼真琴さん主演の『ロミオとジュリエット』を、とうとう観ることができ、もう胸がいっぱいで感慨無量であります。しかも超いい席で観ることができた幸運に、宝塚歌劇団への感謝をささげたく存じます。で、肝心の出来栄えなんですが、最高でした! と言っていいのは間違いないんですが、それでもやっぱり、歴代『ロミジュリ』と比べてしまう自分もいるわけで、その自分に素直に判定するならば、やっぱり歴代最高『ロミジュリ』は2013年の星組再演版の紅さんティボルト&こっちんベンヴォーリオの回だったのではなかろうか、と思います。まあ、それはそれで置いとくとして、今回の上演でわたしが一番すごいと思ったのは、現在のTOP娘役である舞空瞳ちゃんのクオリティの高さかもしれません。本当に素晴らしいパフォーマンスでした。しかし、わたし、観ながら思ったんですが、『霧深きエルベのほとり』と『ロミジュリ』って、なんかちょっと似てるっすね。ジュリエットも、マルギットも、夢見る乙女だけれど、ロミオがカール並みに大人の分別があったら……そしてティボルトもフロリアン並みにジュリエットの幸せを願うイイ人だったら……。。。要するに、結局『ロミジュリ』という物語は、「大人たちが招いた悲劇」だったんだな、とつくづく思いました。その大人たち、両家の両親についても言いたいことが山ほどあるんすけど、それは東京公演を運よく見ることが出来たら、また記そうと存じます。いやー、結論としては、やっぱりこう言いましょう。最高でした!!! 以上。

↓東京までに、久しぶりにちゃんと原作を予習しておこうと思います。
ロミオとジューリエット (岩波文庫)
W. シェイクスピア
岩波書店
1988-02-16

 もう30年前なのか……と、ちょっと調べてみて驚いたのだが、30年前、わたしは大学生から大学院生になるころで、すでに完全なる映画オタで、さらに言うと、わたしはドイツ文学科で戯曲を研究してたのだが、当時、わたしの専門外の「フランス戯曲」やShakespeare作品、さらにはロシア文学についても日本語で読めるものは結構かたっぱしから読んでいた時代があった。
 フランス戯曲と言えば、モリエールとかの喜劇が一番有名(かな?根拠ナシ)かもしれないが、わたしが読んで一番「コイツは面白い!」と思った作品が『CYRANO DE BERGERAC』という作品である。
 実はこの作品を読んでみたのは、大学生になったばかりの頃に観たハリウッド映画『ROXANNE(邦題:愛しのロクサーヌ)』が超面白くてグッとくるお話で、その原作に『CYRANO』という戯曲があることを知ったためだ。
 とにかく、主人公がカッコイイ。強いて言えばラオウ様的な? 強くて優しく、どんな困難の前でも決して自分の信念を曲げない主人公の生きざまに、まだクソガキだったわたしはもう、ぞっこん心酔(?)したのであります。
 で。わたしは『CYRANO』という作品は80年代終わりごろには知っていたのだが、その『CYRANO』が完璧に映画化された作品が今度公開される、というのをフランス語が堪能な哲学科の友達に教えてもらい、うおお、まじかよ、そりゃ観ないと! という勢いで当時渋谷のBunkamura単独で公開された映画を観に行ったのでありました。それが1991年のことだったらしい。そしてその時の前売り券の半券がこちらです。
CYRANO
 一応説明しておくと、わたしは映画オタなので、余人には全く理解されないような、ごみ同然のモノでも何でも収集しておく癖がある。ので、いまだ手元に30年前の映画の前売券の半券が残っているのだが、ご覧の通り、なんと3枚も持っていた。さっき思い出したけど、確かにわたし、渋谷に3回観に行ったすね。1回目は一人で。2回目はその哲学科の友人と。そして3回目は当時わたしが一番好きだった女子と、それぞれ観に行って、1回目はうっかり泣いてしまったぐらい好きな作品だ。ちなみにサントラCDも持っているぐらい、音楽も最高で、いまだに車で聴いたりしているし、とにかくこの映画は、わたしの生涯ベストに確実に入る作品であろうと思う。わたし、この映画を観て、「くっそう、オレは何でドイツ語を選んだんだ……フランス語にすりゃあ良かった……!!」と思ったことも思い出しました。とにかくセリフが流麗で、原語で読んでないから原作通りなのかわからないけど、要するに韻文で、発声すると美しい歌、のようにセリフが華麗なんですよ。現代的に言えば、ラップ的な? もう完璧な映画化で、完全フランス語な作品なのに、Wikiによればその年のアカデミー賞に5部門ノミネートされて、受賞したのは衣装デザイン賞だけかな、とにかく美しい!作品なのであります。もちろんフランス本国でのセザール賞は10部門受賞と、その当時大変話題になったりもしていて、わたしも映画版を観た後に興奮して指導教授に熱く感想を語ったところ、日本でもさんざん上演されてる戯曲だし、ひょっとしたら、世界で最も上演回数の多い作品かもしれないよ、なんてことを教えてもらったりした、思い出の多い作品なのであります。
 はい。以上は前振りであります。
 その、わたしの大好きな作品『シラノ・ド・ベルジュラック』が、わたしの愛する宝塚歌劇で上演される日が来たのであります!! やっほう! コイツは絶対観ないと!! と鼻息荒く、チケットもすぐに師匠に譲ってもらって入手したのだが……実はそもそもは東京では6月に赤坂ACTシアターだったかな、で上演される予定だったのに、COVID-19感染拡大によって上演はすべて中止となってしまったのでありました。超しょんぼりしたっす。。。しかし、その後の状況の変化によって、東京での上演は行われないものの、梅田芸術劇場シアタードラマシティにて、たった14公演だけ、上演されることとなったのでありました。
 わたしとしては、大好きな『シラノ』を観ないわけにはゆかぬ!! と思い、宝塚友の会でのチケット申し込みを行い、奇跡の3列目! という良席チケットをゲットしたので、やったーー! わーい! とか喜んでいたものの、折しも感染拡大は続き、果たして、わたしは大阪へ行って良いのだろうか……と正直悩みました。が、結論としては、完全防備体制で昨日、のぞみをぶっ飛ばして行ってきた次第であります。まあ、新幹線はほぼガラガラだったし、一人なので誰ともしゃべらず、マスクを外すこともなく、事あるごとに持参の消毒スプレーで手を殺菌していたので、出来ることはすべてやった、と思いたいものです。※自分用メモ:8:30ぐらいののぞみで大阪へ。11時過ぎころ到着。梅芸へ直行、14時半過ぎぐらいに終わり、すぐ大阪駅から新大阪を経て15時07分ののぞみで東京へ、と、思い返すと昼飯も食わなかったし、マジで誰とも一言もしゃべらなかったような気がするな。。。
 ともあれ。わたしは梅芸メインホールに1回だけ行ったことがありますが、ドラマシティは初めてでした。
ドラマシティ
 なんか、劇場の大きさとしては、東京で言うと青年館ぐらいなんすかね? ステージの幅がやっぱり少し小さいかな、こじんまりした感じだったと思います。そして、こちらがプログラムであります。なお、こちらも土曜日に日比谷のキャトルで先に買ったので、梅田では買ってません。遠征の際は、どうしてもプログラムが邪魔になるので、そういう時は先にキャトルで買っておくものよ、とヅカ友の超美人の淑女に教えていただいていたので、きちんとその教えを守ったっす。そうだよ、おれ、昨日、まったく財布触ってないわ。新幹線での飲み物はSuicaで買ったしな。
シラノ
 さてと。本公演は、「星組公演」となっていますが、ご覧の通り、主人公のシラノを演じるのは、宝塚歌劇団が誇るレジェンド、専科の轟悠さんであります。常々、轟さんは「理事」と呼ばれておりましたが、その理事職も先日お辞めになり、現在は「特別顧問」という職についてらっしゃいますので、わたしも今後は「顧問」と呼ばせていただこうと存じます。
 で、その顧問演じるシラノですが、シラノはそもそも、鼻がデカくてブサメンであることがコンプレックスになってるわけで、重要なファクターなんすけど……もう、どこからどう見てもカッコイイ、超イケメンなんですけど、どうしたらいいんすかもう! やっぱり顧問はカッコいいすねえ! 立ち姿からして、超・キマッており、また今回は衣装も実に美麗で、非の打ちどころがなかったすね。顧問に関しては、結構厳しい意見をお持ちのヅカ淑女が多いですが、わたしはやっぱりすごい人だと思うし、カッコ良さは別格だと思います。確かに、歌のパワーは落ちているのかもしれない、けど、はっきり言って存在感は完全に別次元ですよ。現在の5人のTOPスターすら凌ぐと思うすね。そして、そんな顧問にはシラノという役は超ピッタリでした。
 ただですね、今回の上演は、お話的に正直かなりはしょられていて、若干駆け足展開だったのが残念です。普通の宝塚歌劇の大劇場作品は、2幕モノだと90分∔60分、あるいは80分∔70分、みたいに2時間半がデフォルトなんすけど、今回は75分∔50分=2時間5分とちょっと短めでした。ホントはもっともっと、カッコいいんすよ。なお、ラストの「心意気だ!」で終わるのは原作通りなので、元々の原作や映画を知らない人は、あそこで終わるのはちょっとびっくりしたかもしれないすね。そういう意味でも、本公演を観る淑女の皆さんは、きちんと原典を予習していただきたいと思ったす。
 では以下、そのほかのキャストについて短くまとめて終わろうと思います。
 ◆ロクサーヌ:シラノの従妹の超美人。実際、男のわたしからすると、なんだよ、結局イケメン好き、男は顔なのかよ、と非難したくなる女子だけれど、ラストに至る流れですべて許します。男はやっぱり中身で判断してほしいす、とブサメンのわたしとしては願いたいところであります。で、今回のロクサーヌを演じたのは、99期生の小桜ほのかちゃん。歌うまとしてもお馴染みですな。今回も勿論、素晴らしい歌声を聞かせてくれました。芝居もいいですねえ! わたし、なんか今回のほのかちゃんを見ていて、元雪組TOP娘役の咲妃みゆちゃんに似てるように感じました。まあ、ゆうみちゃんレベルにはまだチョイ鍛錬が必要かもしれないけれど、十分その力はあると思うので、今後ますますの活躍を願いたいし応援したいすね。
 ◆クリスチャン:超イケメン、だけど文才がなく、シラノにラブレターの代筆をお願いすることに。でも、ただの頭の悪いイケメンではなく、シラノとロクサーヌの気持ちにも気が付ける心を持つ。馬鹿ではない。演じたのは、ますます色気と実力が高まっている瀬央ゆりあ君。せおっちは研9ぐらいからホントにグイグイ成長してきていて、今回はとりわけ歌がとっても良かったすね。見た目の華やかさも増しているし、わたしとしては、素直に星組2番手にしてあげたい気持ちす。人気実力ともに全く問題ないと思うんだけどなあ。とにかくカッコ良かった。今回は3列目(1列目は販売してないので事実上2列目)の超いい席で、生声も聞こえたし、キラキラオーラも溢れまくってるのが最高でした。
 ◆ド・ギッシュ伯爵:一応、本作では悪い人。結婚してるのにロクサーヌの美貌にぞっこんで愛人にしようとしたり、ロクサーヌがクリスチャンが大好きと知るや、クリスチャンとシラノを戦場に送ったりして、基本嫌な奴(だけど後に改心する)。演じたのは、91期首席のみっきぃでお馴染みの天寿光希さん。みっきぃさんも美しいですなあ。嫌な奴のお芝居もお手の物すね。大変結構だったと存じます。
 ◆ラグノオ:パリの街のパン屋さん(つうかパティシエ)で、詩を愛する男で、貧乏な詩人たちに店のパンやケーキをふるまったりしている男。シラノとも仲良し。映画版などでは、ラグノオは太っちょなおっさんなんだけど、なんと今回ラグノオを演じたのは、星組の期待の若手スター、極美慎くんですよ! 恐ろしくカッコいいラグノオでビビったわ。極くんも非常にキラキラしておりましたね。
 あと一人、わたしとしては、物売り娘とかいろいろな役で舞台に登場してくれた華雪りらちゃんをメモしておきたいです。りらちゃんはホント可愛いので、すぐわかるっすね。セリフも何気に多かったし、大変目立っていてうれしく感じました。
 あと、そういや本作は、エンディング後にパレード的ショーがついていて、ほのかちゃんと顧問のデュエットダンスも美しかったし、せおっちやみっきぃさん、極くんや若手たち男役勢揃いの群舞もきらびやかでありました。つうか、マジでほのかちゃんの歌はきれいですなあ。そしてせおっちの歌唱力がものすごく向上してるのを感じたっすね。2番手の実力は間違いなくあると思うんだけどなあ。。。まあ、とにかく、星組推しとしては、次の『ロミオ&ジュリエット』が楽しみでしょうがないですな。わたし、当然、税込55,000円の「ロミジュリBOX」買ったすよ! わたしが生で観たのは2011年雪組版と2013年星組版の2回なんすけど、ずっと観たかった新人公演版「珠城りょうさま×ゆうみちゃん」「礼真琴さま×しろきみちゃん」の2つをとうとう見ることが出来て、超最高でした! 来年2月からの新生星組版で、せおっちや極くんの活躍を超超期待したいすね! 希望としては、せおっち=ティボルト、極くん=マーキューシオのVerが観たいですねえ! そしてこっちんとわたしが呼ぶ礼真琴さまのお披露目公演を結局生で観られなかったわたしとしては、羽を背負ったこっちんを観て泣こうと存じます。
 とまあ、こんなところかな。もう書きたいことはないかな……。あ、一つ思い出した。シラノやクリスチャンが所属する軍の部隊なんすけど、若い衆が来ていたユニフォームのような青いカッコイイ衣装、ありゃ『ALL FOR ONE』の制服の流用だろうか?? デニムっぽい青に胸に黄色の十字架の服なんですが、実はシラノもダルタニアンも、二人とも「ガスコン(=ガスコーニュ地方出身の男)」であることを誇りに思っていて、共通してるわけで、時代もほぼ同じだし、制服が同じでも実は全く問題ないというか、あり得る話なので、わたしとしてはあの服が似てた(あるいは流用だった)のは、まったくアリ、だと思いました。

 さて、では最後に、毎回恒例の今回の「イケ台詞」を発表して終わりたいと思います。
  ※イケ台詞=わたしが「かーっ!! カッコええ!!」と思ったイケてる台詞のこと。
 「(迫りくる「死」に向かって)すべてを持っていくがいい。だがな! たった一つだけ、お前には奪えないものがある。それをオレは、折り目もつけず、きれいなまま、持っていくんだ。それは……オレの……心意気だ!」
 今回は、ちょっと前後が分からないと意味不明だと思いますが、有名なシラノのラストのセリフです。わたしがぼんやり憶えてるものなので、完全ではないと思いますが、要するにシラノは、権力だったり、理不尽だったり、妥協だったり、いろんな「敵」に対して、常に「ノン!」と言って生きてきたわけで、どんなにみじめな最期であろうと、「自分のハート」は誰にも渡さないで死んでいくぜ、というセリフなわけです。ああ、くそう、うまく説明できねえなあ! とにかくカッコイイの!文句は言わせません!!

 というわけで、結論。

 わたしにとって、フランスの戯曲『CYRANO de BERGERAC』という作品は、数ある世界の戯曲の中でもTOP3に入るぐらい大好きな作品だが、その「シラノ」が、ついに! 我が愛する宝塚歌劇団において上演される日が来た!! わたしはその報に接し、非常なる喜びを抱き、絶対観に行きたい!! と思っていたのだが……6月に予定されていた東京公演は中止となり、深い悲しみを味わったものの……この度、ようやく大阪は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティのみで上演されることとなった。この作品はわたしにとって極めて特別であり、いかなる困難があろうと観に行きたい作品であり、自分としては感染対策としてできることはすべてやる、という方針で観に行ってまいりました。感想としては、ええ、そりゃあもう、最高でしたとも! 轟顧問のシラノは抜群に良かったし、せおっちのクリスティアンも実にイケメンでありました。歌もすっごい良かったよ! ホントにせおっちは腕が上がりましたね! そして小桜ほのかちゃんの美声も最高でした。要するにですね、遠征してホント良かったです! 超満足! 以上。

↓ わたしはこの映画、たぶん30回ぐらい観てます。レーザーディスクも持ってたよ。今はNHK-BSで放送されたのを録画したのがわたしの宝物っす。
シラノ・ド・ベルジュラック ジェラール・ドパルデュー [Blu-ray]
リュディヴィーヌ・サニエ
IVC,Ltd.(VC)(D)
2014-10-24

↓そしてこちらはまだ買えるみたいすね。
シラノ・ド・ベルジュラック (岩波文庫)
エドモン・ロスタン
岩波書店
1951-07-05

↓そしてこちらも、とても笑えて泣ける超名作です。
愛しのロクサーヌ (字幕版)
マイケル・J・ポラード
2013-11-26

 宝塚歌劇を初体験したのが2010年1月。あれからもう少しで11年になろうとしている。その初観劇が星組公演で、当時のTOPスター柚希礼音さんのあまりのカッコ良さに一発KOをくらい、以来、わたしは星組をイチオシとして、ズカ道に邁進してきたわけだが、あれはたしか2014年の『The Lost Glory』という作品だったと思う。そこで、既に新人公演主役を2回かな、抜擢されてこなしていた礼真琴さん(以下:こっちん)のことを意識したのであった。もちろん、それ以前から、やけに歌が上手い可愛い子がいる、として、こっちんのことは知っていたけれど、この時、まあはっきり言ってチョイ役だったのだが……とにかく歌が上手く、ダンスは超キレており、そして可愛い。と、とにかく、舞台上で目立っていたのである。
 しかし、「可愛い」というのは、宝塚歌劇団に属する男役スターにとっては、誉め言葉にならないかもしれない。むしろ「可愛い」ことは、男役にとってはマイナスかもしれない。それでも男であるわたしの目から見ると、こっちんは女子として普通に、いや、普通以上に可愛いのである。
 以来、わたしはこっちんのファンクラブに入り、ずっと応援してきた。ちなみにわたしは、こっちんのお父さん(有名なサッカー選手)とほぼ同じ年代であり、まあ、残念ながら(?)、わたしがこっちんを見守り応援する様は、完全にお父さんめいております。なのでお茶会などに参加しても、わたしは完全に浮いております……が、いんんだよそんなこたあ! こっちんが舞台上で輝き、その痺れる歌声で劇場を支配するのがわたしの喜びであり、至福の時であるのだから。
 で。そんなこっちんがとうとう、2019年10月14日付で星組TOPスターへ登極した。このように、贔屓のスタ―がTOPになることが、ズカファンにとって最大の喜びであり、わたしも勿論、とてもとてもうれしく、TOPスターとして舞台に立つ姿を早く観たいぜ! と思っておりました。その念願が、とうとうかなったわけですよ!
 というわけで、正式な星組TOPスターとして臨む大劇場公演は来年だけど、現在池袋に新たにオープンした東京建物Brillia HALLなる劇場において現在絶賛公演中なのが、こっちんプレお披露目公演である『ロックオペラ モーツァルト』という作品だ。
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 いやあ……もう既に数多くのズカファンの淑女たちがWeb上において絶賛しているTweetやBlogを見かけましたが、なるほど、確かに! コイツは確かに超最高でした!! 本当に観ることができて良かったよ。
 何度か書いている通り、わたしはチケットをほぼすべて、宝塚友の会の抽選で得ているのだが、この『モーツァルト』はいわゆる別箱公演(=宝塚歌劇団が所有する専用劇場以外での公演)なので、期間も短く、要するにチケットがとても数少なくて、こりゃあ観に行けないだろうな……と思っていたのだが、わたしは幸運なことに友会で普通に当選し、観に行くことができました。しかも10列目、センターブロックの上手側通路ぎわということで、大変良い席でした。
 そして新築のBrillia HALLは、まだうっすら木の香りが残るきれいな劇場だったけれど……まあズバリ言うと小さいし狭いね。音響もそれほどいいとは思えない、まあ、フツーな劇場でした。新築された日本青年館ホールとあまり変わらないかな。
 で。『モーツァルト』であります。物語としては、映画『AMADEUS』だったり、ミュージカル『モーツアルト!』でもお馴染みのものなので、詳しく説明はしません。「天才」と言われたモーツアルトの栄光と挫折、そして死が描かれるものだ。
 しかし、わたしは今回の『ロックオペラ』に対して素晴らしかったと絶賛したいけれど、それはあくまでこっちんのパフォーマンスや、他の演者たちのパフォーマンスに対するものであり、残念ながら物語としては相当問題アリだったように思っている。要するに脚本的にかなりマズイのでは? と思ったのだ。なぜなら、どうもお話の軸が微妙にブレているというか、お話の山場が明確でないように思えたのだ。
 映画『AMADEUS』は、わたしの生涯ベストに入るぐらい大好きな作品だが、あの作品の一番のポイントは、天才モーツアルトと秀才(?)サリエリとの対比にあった。そこに深いドラマがあったのである。しかし、本作『ロックオペラ』は、どうも軸がブレていて、天才VS秀才の軸も弱いし、おまけにコンスタンツェとの恋愛も、お姉さんとの関係もあって、かなり弱い。正直本作だけでは、サリエリのこともよく分からないし、なんでコンスタンツェと愛し合うに至ったのかについても、どうも一本筋が通っていない。さらにミュージカル『モーツアルト!』で大きな軸であった、お父さんとの関係も、本作では全然弱い。なんというか、ごった煮のようになってしまっていて、お話としてはかなりイマイチだったと言わざるを得ない、というのがわたしの結論だ。『AMADEUS』などの作品を観ていない人では、お話についていけなかったのではなかろうか。さらに言うと、セットがやけに簡素なのと、音響がイマイチだったのも、やっぱり残念だったすね……。
 しかし!
 しかしですよ!!
 こっちんが!!! すげえ!!!! のです!!!!!
 歌もダンスも、もう圧巻ですよ。この演目は、現在の宝塚歌劇団においては、こっちん以外に出来ないものだと断言していいと思いますね。もちろん、歌のパワーとしては、最強歌唱力の雪組TOPコンビには一歩譲るかもしれない。けれど、「モーツアルト」という少年の面影を持つ天才像は、こっちんにしか演じえないものだし、あの圧倒的なダンスと歌唱は、こっちんの持ち味全開の、最高のパフォーマンスだったと思います。素晴らしすぎて、ゾクゾクしたっすね。一応、Blu-rayは購入する気満々だけど、これはライブじゃないとダメだろうな……ホント、チケットが買えてよかったす。
 というわけで、以下、キャストと役柄を短く紹介して終わりにします。
 ◆ヴォルフガング・アマデウス・モーツアルト:1756年生まれで1791年、35歳で死去したご存知天才音楽家。本作でもちょっとだけ言及された通り、彼の生きた時代はまさしくフランス革命と被ってます。実際、少年時代にマリア・テレジアの前で演奏したり、マリー・アントワネット王妃と面識があったそうですな。そして今回演じたこっちんのパフォーマンスは、もう最強最高でした。歌、ダンス、そしてビジュアルも強力に輝いてましたね。「笑わないサリエリさんを笑わせよう!」のアドリブコーナーでは、そろりそろり……でカチャ先輩を爆笑させることができて良かったね! アレはわたしも笑っちゃったよ。こっちんのこれからの進化がホントに楽しみですなあ!
 ◆コンスタンツェ:モーツアルトの奥さんとなる女性。作品によって描かれ方がかなり違う。今回演じたのは、こっちんとともにTOP就任した、舞空瞳さん(以下:ひっとん)。102期生首席ということで、もちろんその技量はさすがの腕前だけど、わたしは今のところ、まだひっとんの凄さを十分には分かってません。上手いのはよくわかったけど、わたし的にはまだこれからっす。
 ◆アントニオ・サリエリ:イタリア人。ウィーンの宮廷楽長。演じたのは専科の凪七瑠海さん(以下:カチャ)。カチャさんも89期首席ということで、その実力は最強レベル。わたしは月組時代からカチャさんをずっと見てるし、「エリザベート・ガラコン」でエリザベートを演じているのも見てますが、今回ほど歌が上手い! と思ったことはなかったぐらい、素晴らしいパフォーマンスでした。現在の星組には、キーとなるサリエリを演じられる人材がいないよなあ……とか思ってたので、カチャさんの出演はとても良かったと思うす。見事でした。
 ◆アロイジア:コンスタンツェのお姉さんでモーツアルトの元彼女。演じたのは99期の小桜ほのかさんで、とても歌がうまくて良かった! 新公ヒロイン1回か、路線からは外れちゃってるのかな、でも歌だけでなく演技も非常に上質で素晴らしかったよ!
 ◆ゾフィー;コンスタンツェの妹。基本的に物語にほぼ関与せず。演じたのは、先日突然専科への異動が発表された美貌の星蘭ひとみちゃん。今回、客席降りでわたしの超すぐそばまで来てくれました。ホント美人。かわいい。超小顔! 新公ヒロインも2回やって、抜擢されていくのかと思ったけど……世間的に歌がちょっと……と言われ続けているのが残念す。わたしは十分アリだと思うんだけどな。。。母校の後輩だけに応援していたのだが……。専科に行って、どのような活躍をするのかさっぱり分からないけど、これからも応援しようと思うす。
 ◆ジュースマイヤ:元サリエリの弟子でモーツアルトに出会ってその才能に惚れこむ若者。演じたのは極美慎くん。極美くんは星組の新世代スターとして今後も活躍することでしょう。とにかくそのルックスは実にカッコ良し。芝居もいいと思う。後は歌を一層精進していただきたいすね。
 ◆ヨーゼフII世:モーツアルトを庇護する時のオーストリア皇帝にして、マリー・アントワネットの兄。演じたのは、こっちんの同期である95期第2位入団の実力者、ひろ香祐くん(以下:ひーろー)。今回のような外箱公演だと、普段台詞も少ない役を担うことが多いようなみんな、とりわけひーろーくんの存在感は俄然高まりますな。きっとこっちんが最も頼りにする同期なのではなかろうか。今回はいろんな役でちょいちょい出てましたね。編み込んだ髪型もカッコ良かったよ。歌も上等だし、こっちんの支えとして、ホント貴重な存在だと思うす。
 ほかにも、いっぱいメモしておきたい方がいるんだけど、最後に一人だけ、役名はないよう端役なんだけど、やっぱり雪華りらちゃんの可愛さは舞台上で目立ちますなあ! 今回は、ちょっとだけ狂言回しチーム的役柄もあって、台詞もあって、意外な大人声が非常にいいと思うす。やっぱり抜群に可愛いすね!
 とまあ、こんなところかな。もう書きたいことはないかな……。
 では最後に、毎回恒例の今回の「イケ台詞」を発表して終わりたいと思います。
  ※イケ台詞=わたしが「かーっ!! カッコええ!!」と思ったイケてる台詞のこと。
 「敵が一人もいない奴は、味方も一人もいない!」
 今回は結構イケ台詞が多かったすね。その中でわたしが一番グッと来たのがこれでした。正確な言い回しは違ってたかもっすけど、なんつうか、すごく実感として胸に来たっすね。やっぱり、敵のいない奴は大したことないと思うす。こっちん、誰にでも好かれようとしなくていいんだぜ。優等生として、常に先頭を走ってきたこっちん。これからは、名実ともにTOPとして、こっちんの信じる道を全力で駆け抜けておくれ! アンチが出たって構うもんか! その後に、ちゃんとみんなついて来るから、心配しなくていいんだよ!
 
 というわけで、結論。

 わたしの愛してやまない宝塚歌劇団星組の礼真琴さんが、とうとうTOPスターへ登極した。そのプレお披露目公演『ロックオペラ モーツァルト』は、わたしとしては、まず第一に、お話的に微妙に軸がブレていてなんかアレだな、とは思った。が、しかし!! そのお話的なマズさを補って余りありまくるほどのパフォーマンスで、わたしとしてはもう、全世界に向けて、どうだ! 観たか! これが礼真琴だ!! と胸を張って大声で叫びたいぐらい素晴らしいものでありました。Web上のヅカ淑女たちが絶賛しているのも頷けますね。第1幕のエンディングの歌とダンス、あれはもう、本当にしびれたっすね。ホント、幕間で多くの方々が、「ヤバい」「すごい」と絶賛の嵐だったよ。わたしは俺を聞いて、完全にお父さん風に「観たか! これがおれの礼真琴だ!」と、心の中で誇らしくなったす。本当に今後も活躍が楽しみすね! まあ、とりあえずBlu-rayは買いますが、これは本当にライブで観られて良かったと存じます。最高でした。以上。

↓ いつ見ても最高です。記憶にある限り、劇場でわたしが泣いた初めての作品。高校生でした……。
アマデウス(字幕版)
F・マーリー・エイブラハム
2016-10-31

 わたしは宝塚歌劇をたしなむ世間的には珍しい男だが、まあ、最近は劇場に男の姿も結構見かけるようになっており、「珍しい」とは言えなくなりつつあるような気もする。
 そんなわたしは、2010年に一番最初に観た宝塚歌劇が当時のTOPスター、レジェンドと呼ばれる柚希礼音さん率いる「星組」であったため、ずっと星組をイチオシで応援している。
 以来、ズカ用語でいうとわたしのファン歴は「研10」なわけだが、星組以外の他の組の公演も可能な限り観に行っているわけで、もうこの10年で数多くのTOPスターの卒業を見送ってきたのだが、今年は2人の稀代のTOPスタ―が退団を表明しており、わたしとしては非常に淋しいというか、しんみりな心情なのであった。
 一人は、現在本拠地である宝塚大劇場(以下:大劇場)で退団公演中の、花組TOPスター明日海りお(以下:みりお)さんだ。みりお氏については、11月に東京で見送る予定なのでその時書くとして、既に大劇場にお別れを済ませ、現在東京宝塚劇場(以下:東宝)にて退団公演を上演中なのが、我が星組の紅ゆずる(以下:紅子先輩)さんである。
 紅子先輩は、わたしのズカ歴10年の中でもかなり特異なTOPスターで、カッコいいのはもちろんとして、その最大の持ち味はコメディエンヌとしての笑いのセンスだ。それは紅子先輩のオンリーワンの才能であり、悪ぶっているけど泣かせる、冗談ばっかり言ってるけど泣かせる、というキャラが多くて、いつも紅子先輩は、散々笑わせた後で、最後には泣かせてくれるのだ。
 その紅子先輩がとうとう卒業の時が来た。そして演目は、その設定やポスター画像からして、なんじゃこりゃ!? と思わせるようなコメディ作品であり、わたしとしては、もう行く前から、笑い、そして泣く準備は完了しており、昨日は日比谷へ赴いたのである。

 どうすか。もう、控えめに言って最高だよね。かなりトンデモストーリーで、腹を抱えて笑っちゃいました。そんな面白物語をまとめてみると、まず冒頭は、ヒロイン・アイリーンの幼き頃である。アイリーンは子供のころから、有名な孫悟空ではなくて、そのライバルでアンチヒーローである紅孩児(こうがいじ・牛魔王と鉄扇公主の子供)が大好きな活発な女子だった。一方天界では、その紅孩児が暴れて、どうやら現世へ……となったらしい。そして時は過ぎ、カワイイ大人に成長したアイリーンは、シンガポールで屋台経営をしていたが、そこは巨大資本の手によって地上げで立ち退きを迫られており、その資本系列の三ツ星シェフ、ホンと出会う。だがホンはなかなかの俺様ぶりで煙たがられており、巨大資本から追い出され、落ちぶれてしまう。そして行きついた先はアイリーンの屋台で、二人は屋台を守るために巨大資本に立ち上がるのだが、実はホンこそが天界から転落(?)してきた紅孩児だった―――的なお話であった。サーセン。いつも通りテキトーにはしょりました。
 まあ要するに、反目し合う男女がやがて恋に落ちて、一緒に巨大な敵と戦う、そしてラストは見事勝利して、めでたしめでたし、となるような、ある種のテンプレめいたお話なのだが、今回は随所に退団公演という空気感が織り交ぜられており、まさしく笑って泣いて、ハッピーなエンディングは湿っぽくはならず、笑ってお別れを告げるという紅子先輩の本領発揮、であり、実に紅子先輩の退団公演らしい作品であったと思う。非常に面白かったすね!
 というわけで、見どころとしては、当然、以下の4名の方々にあったわけですが、やっぱりそれぞれ皆さん素晴らしかったですなあ! なんか、ホントにこれで紅子先輩と一緒に退団するTOP娘役の綺咲愛里(以下:あーちゃん)さんとお別れかと思うと、マジで淋しいっすね……。
 ◆紅ゆずるさん:紅子先輩。当然演じたのは主人公のホン・シンシン。やっぱり最高でしたな。絶対この役は紅子先輩にしかできない役だったね。とにかく笑ったし、最後は泣かせる見事な卒業公演だったと思います。退団後は、変にテレビとかに出ないで、舞台中心で活躍してほしいな……紅子先輩はトークができちゃうので、バラエティ方面に行ってしまわないか、ちょっと心配す。大の仲良しであるちえちゃんと、ゆっくりランチを楽しんでください!
 ◆綺咲愛里さん:あーちゃん。演じたのは当然ヒロインのアイリーン。あーちゃんはとにかく可愛いし、今回のような、ちょっと強気で後半デレるような、いわゆるツンデレ的キャラが一番似合うような気がしますね。何度もこのBlogで書いているけれど、あーちゃんは地声が低いので、その意外な低音ヴォイスがとてもイイす。そして今回の衣装の奇抜さというか、トンデモ衣装は、絶対あーちゃん以外には着こなせないと断言できるね。あーちゃんだからこそのコスプレ的ファッションは本当に最高に可愛かったよ。退団後は、ちゃんと大きい事務所に入って、様々な方面で活躍してほしいす。ミュージカルに出ることがあれば、また会いに行くよ、必ず!
 ◆礼真琴さん:わたしがファンクラブに入って一番応援しているお方。わたしは勝手にこっちん、と呼んでます。こっちんが今回演じたのは、ホン打倒のために大資本がトップシェフに抜擢した真面目系男子シェフ、リー・ロンロン改めドラゴン・リー。今回は、いよいよ紅子先輩の後を継ぎ、次期TOPスターとなることが決まっているため、若干自虐めいた、僕がトップシェフなんて……的な部分も多かったすね。次に「星を継ぐもの」として、これでいいのかw? と笑わせるようなセリフも、やっぱり紅子先輩だから許されるんでしょうな。でも間違いなく、こっちんなら大丈夫だし、ヅカファン全員がこっちんがTOPスターとなって、大きな羽を背負って階段を下りてくるシーンを待ち望んでいると思うよ。まあ、恐らく、その時にはオレ、泣くね。確実に。ホント感無量っすわ。
 ◆舞空瞳さん:通称ひっとん。次期星組TOP娘役就任が決定している。花組からやってきて今回星組生デビュー。今回演じたのは、ちょっとしたスターでリーと最終的にラブるセレブ。ま、役どころとしてはほぼお飾り的な、なくてもいいようなものと言ったら失礼だけど、大きな役割ではなかったけど、明確にこっちんとのツーショットが多く、台詞的にもこれからよろしくね的なものもあって、いわば星組ファンの我々に対する顔見世的な登場でした。わたしは、正直ひっとんについて何も知らなかったのだが、この人はさすがに102期生首席だけあって、歌える方なんすね。なんとなく、妃海風ちゃんを思い出す歌ウマぶりで、歌は大変結構でした。95期首席である超歌ウマなこっちんとの並びも、文句ないす。ただ、どうやら世間的にはダンスの人という評判を聞いていたけれど、わたしの目には、ダンスはまだまだ、特にショーでのボレロを紅・こと・あーちゃん・くらっち(=有紗瞳ちゃん)・ひっとんで舞うシーンでは、あーちゃんとくらっちが完璧にシンクロしていた一方で、ひっとんは手の角度とか動きが若干甘いように見えたす。わたしとしては、今のところ、くらっちの方が数段上だと思うすね。今後に期待いたしたく存じます。しかしこのボレロのシーンは美しかったすなあ……そしてあーちゃんが、やっぱりTOP娘として、技量も高く、放たれるオーラも一番輝いていたのは印象的だったすね。
 はーやれやれ。ホント最高でした。
 そして後半はショー『Éclair Brillant』ですが、こちらもTOPコンビである紅子先輩とあーちゃんの二人の退団、そして次期TOPコンビであるこっちんとひっとんのお披露目的場面、それから、今回の公演で退団されるれんさん(=如月蓮さん)、まおさん(=麻央侑希さん)たちの場面など、今回特有の事情をきちんと踏まえた、華やかでとてもいいショーだったと思います。惜しくもTOP娘役に選ばれなかったくらっちもとても輝いていたし、せおっち(=瀬央ゆりあさん)もホントに歌が上手くなりましたなあ。わたしが何気に応援している華雪りらちゃんも、がんばっていたし、それから星組が推している若手のぴーすけ君(=天華えまさん)ときわみ君(=極美慎さん)の二人は謎の女装場面もあって、これはちょっとびっくりしたすね。くらっちとひっとんに混じって、あれっ!? あのデカい女子はぴーすけときわみ君じゃね? と目を疑ったすわw 
 とまあ、こんなところかな。もう書きたいことはないかな……。
 では最後に、毎回恒例の今回の「イケ台詞」を発表して終わりたいと思います。
  ※イケ台詞=わたしが「かーっ!! カッコええ!!」と思ったイケてる台詞のこと。
 「星なんていらない!! お前にくれてやる!! 俺は、俺はアイリーンが笑顔ならそれでいいんだ!!」
 今回は、まあどう考えてもこの、「星」を「お前(=リー=こっちん」に譲り渡す場面でしょうな。なんか真面目に考えると、それでいいのか?という気がするけれど、紅子先輩からこっちんへのバトンリレーは、これでいいんでしょうな。わたしとしてはセリフ後半の、俺はお前の笑顔があればそれでいい、という部分にグッと来たっすね。ま、前回の『エルベ』のカールもそうだったわけだし、男というものはそういうもんですよ。しかし今回は、エンディングもハッピー&ピースフルでホント良かったすね。紅子先輩とあーちゃんのこれからを、心から応援いたしたく存じます。

 というわけで、結論。
 ついに来てしまった星組トップコンビ、紅ゆずるさんと綺咲愛里さんの退団。そして年末にはついに訪れる、わが愛しの礼真琴さんのTOP登極。ファンとしては淋しさとうれしさが入り混じる感情の中で、星組公演『GOD OF STARS―食聖― / Éclair Brillant』を観てきたわけだが、やっぱり紅子先輩は稀代のコメディエンヌとして最高の舞台を見せてくれたし、あーちゃんは本当に可愛くて強い女子を熱演してくれました。これでわたしは二人が宝塚歌劇の舞台で輝く姿を見納めてしまったわけだが、退団後の二人に幸あらんことを強く望みたいと思います。そしてこっちん、とうとうその時が来ちゃったね! そしてTOPに登極するということは、まさしく終わりの始まりであり、間違いなく数年後にこっちんも卒業となることが確実なわけで、わたしとしてはこっちんの最後の時まで、全力で応援いたしたく存じます! なんか、どうでもいいような過去Tweetがニュースになってたけど、いいんだよそんなこたあ! 「星を継ぐもの」として、こっちんのこれからに超期待いたします。しっかしプレお披露目のチケット、全く取れる見込みがないんですけど、どうしたらいいんでしょうか……!! 行きてえなあ……! そして、急遽星組にやってくることになったあの方を、ファンとしてどう受け止めればいいんでしょうか……せおっち2番手でいいじゃん……ダメなんでしょうか……。以上。

↓ こちらもまったくチケットが取れず観に行けなかった……Blu-ray買わないとダメかもな。。。


 わたしが初めて宝塚歌劇を体験したのが2010年2月。あれから8年が経過し、わたしもヅカファン的に言うと「新公学年」を卒業し、ムラ遠征もソロで行えるようになり、お気に入りのジェンヌのファンクラブに入ってお茶会に参加するなど、まあ、ヅカ道における黒帯を取得したかなぐらいの経験を得てきた。
 そんなわたしが一番応援しているのが星組なのだが、よりによってイチオシの星組公演なのに、現在、東京宝塚劇場で行われている公演をのチケットがどういうわけかまるで取れず、ファンクラブ取次もお断りが入り、マズイ、これはマジで観られないのか? と若干焦っていたところ、わたしをヅカ道へ導いてくれた偉大なるヅカ師匠の美しいお姉さまから連絡が入り、チケットが1枚あるのだけれど、あなた、ご予定はいかがかしら? とお誘いを受けた。まったくもってナイスタイミングであり、わたしとしては即、押忍! 喜んでお供させていただきます! チケット全滅で困ってたんす! と返事をし、無事に昨日、観ることができたのである。はーーーホント助かった。師匠、マジあざっす!
 というわけで、わたしが昨日、日比谷の東京宝塚劇場で観たのが、我が星組公演『ANOTHER WORLD / Killer Rouge』である。落語原作の和物ミュージカルと、キラッキララキラッ!キラールージュ!とノリノリ&キラキラなショーの2本立てだ。
 結論から言うと、まあかなりトンデモストーリーな『ANOTHER WORLD』は最高に笑えて楽しめたし、ショーはもう大変なパワーで圧倒され、大変楽しめたのである。なんつうか、アレっすね、今の星組TOPスターである紅ゆずるさん(以下:紅子先輩)でないと出来ない作品だったといえるような気がしますな。最高でした。

 まずは和物ミュージカル『ANOTHER WORLD』である。これは落語噺「地獄八景亡者戯」などを原作?として作られたオリジナル作品だそうで、まあ、とにかくトンデモない、笑えるお話であった。ざっと話をまとめると、主人公の康次郎は、大阪の両替商の若旦那なのだが、とある女子にひとめぼれし、その女子、お澄もまた康次郎に憎からぬ思いを抱いていたものの、なんと康次郎は「恋煩い」で死亡、はっと目が覚めるとそこは「あの世」であった。そしてそのお相手の女子も同じく恋煩いであの世に来ているらしく、現世での知り合いや、あの世で知り合った江戸の米問屋の若旦那、徳三郎たちとともに、お澄を探す旅に出る。かくして無事にあの世で再び巡り合った康次郎とお澄だったが、二人の恋路の前には閻魔大王さまが立ちふさがり、スケベな閻魔大王さまはお澄に惚れてしまい、康次郎に地獄行きの沙汰を下してしまい――!? てなお話で、まあ要するにかなりとんでもない、笑える物語であった。開幕は、暗転から拍子木がちょーーんと鳴り、パッと明かりがつくとキャスト勢ぞろい、といういわゆる「チョンパ」であり、その絢爛な絵面も見どころの一つであろう。
 で。こういうトンデモ喜劇は、ちょっと他の組ではできないんじゃないかな……という気さえするが、わが星組の紅子先輩は、現在の宝塚歌劇団の各組TOPスターの中では、「最強コメディエンヌ」であることはおそらく誰しも認めるところであろう。まさしく今回は紅子先輩の本領発揮、まあ楽しそうに演じておられ、観ているわたしも最高に楽しめたのであります。というわけで、軽くキャラ紹介と、わたし的に、お、と思った方々を紹介しておこう。
 ◆康次郎:主人公。演じたのは前出の通り紅子先輩。大坂人なのだが、いわゆる「はんなり系」上方人で、現代のわれわれが思い浮かべるいわゆるコテコテ系大阪人とは違う。そしておっそろしくポジティブだし、ふざけるところはふざけ、決めるところは決めるその様は、本当に紅子先輩にぴったりであったと思う。最高でした。
 ◆お澄:ヒロイン。康次郎への恋煩いで死亡w。あの世の「美人館」なるショーパブ?の看板女優?に抜擢されているところで康次郎と再会し、夫婦に。演じたのは勿論TOP娘役の綺咲愛里ちゃん(以下:あーちゃん)。あーちゃんに対しては何かと批判的な意見を見かけるけれど、わたしは大好きですね。可愛いし。その意外な低音ボイスも大変魅力的。以前は、やや幼児体形かと思ってたけど、なんかちょっと痩せて、顔も尖ってきたし体もメリハリボディーになってきましたな。その輝きはまさしくヒロインですよ。今回もとてもかわいくて最高でした。
 ◆徳三郎:江戸のモテモテ若旦那でイイ人。現世であらゆる遊びを堪能し、あの世での楽しみを求め、フグの毒を喰らって死亡。すげえw 演じたのは、わたしが一番応援している礼真琴さま(以下:こっちん)。こっちん自身、江戸川区出身ということで東京人なわけだが、やはり今回のいなせな江戸人としての江戸弁は苦戦したとおっしゃられてましたな。でもまあやっぱりカッコ良く、そしてこっちん最大の武器である歌も、ダントツに光ってましたね。いやあ、マジこっちんは最高です。
 ◆初音:あの世(冥途)の三途の川ほとりにあるお茶屋「めいどかふぇ」の看板娘。康次郎一行の話を聞いて、仲間に。可愛いのに超毒舌というか、ハード系ツッコミ女子。演じたのは、星組娘役でナンバーワン歌ウマ&芝居上手だとわたしが思っている有沙瞳ちゃん(以下:くらっち)。くらっちは元々三重県人か。今回は関西弁であったけど、なんか違和感なかったすな。今回のようなアグレッシブな元気娘な役は初めて見たような気がする。やっぱりくらっちはイイすねえ! 最高です。
 ◆艶治:閻魔大王の妾で「奪衣婆」という役職をつとめていたが、なんと実は虞美人であることが判明。演じたのは音波みのりさん(以下:はるこさん)。出番は少ないけれど、出てきたとたんにオーラが違うし、歌も超ウマいすねえ、やっぱり。今や星組ではすっかり上級生のベテランとなったはるこさん。抜群だったすね。最高です。
 ◆貧乏神:あの世で観光案内をしていたところで康次郎一行と出会い、仲間に。極楽へ行き、福の神になりたい夢がある。演じたのは華形ひかるさん(以下:みつるさん)。みつるさんも85期(=柚希礼音さんakaちえちゃんと同期)、花組から専科に異動になったベテランだけど、存在感たっぷりでした。そして「貧ちゃん!」と呼ばれるのは懐かしいというセリフがあったけど、これはかつて『蒲田行進曲』でヤスを演じて「銀ちゃ~ん」をやっていたからなんすね。これは師匠に解説してもらって初めて知ったっす。師匠あざっす!
 ◆阿漕:あの世のショーパブ美人館の女性オーナー。康次郎一行に合流。演じたのは93期の夢妃杏瑠さん。やっぱりベテランの貫禄は一味違いますな。
 ◆喜六:康次郎の現世での知り合いの男子。コイツは5日前に捌いた鯖をアテに酒を飲んでいたら、その鯖が腐ってて?見事食中毒死した残念系若者。演じたのは、ひろきのお兄様でお馴染みのかいちゃんこと七海ひろきさん。かいちゃんは宙組から星組に来てもう3年か……すっかり星組には欠かせない存在ですよ。素顔のかいちゃんはキリッとした大変な美人女子ですが、とにかく整ったお顔が美しいお兄様ですな。かいちゃんは茨城出身なので関西弁は苦戦したとのこと。わたし的には全く問題ナシ、最高でした。
 ◆赤鬼赤太郎:閻魔大王配下の赤鬼軍団軍団長。演じたのは、躍進著しい瀬央ゆりあさん(以下:せおっち)。我が愛しのこっちんと同期のせおっちは、やっぱり去年の『阿弖流為』あたりから一皮むけましたねえ。大変良いと思います。最高です。
 ◆桃太郎:あの世で、閻魔大王率いる鬼軍団と対抗すべく、康次郎たちが助っ人を頼む中の一人。ほぼ出番はないのだが、やけに美形で、お、誰だろ? とすぐにわからなかったけれど、この桃太郎を演じている彼こそが、星組の期待の若手、極美慎くんですよ! ごめんよ……極くん推しとか以前書いたくせに、すぐわからなくて……でも今度こそ顔を覚えたので、次からは大丈夫と思いたい。
 とまあこんなところか。まあ、とにかく笑えて楽しい作品でありました。
 そして後半はショー『Killer Rouge』であります。
Killerrouge
 うお、写真撮るのが下手すぎる! あまりにキラキラなので、思いっきり光があふれてる……こりゃアカンわ。
 で、このショーは、秋の台湾公演に持っていく作品だからなのか、上記写真のようなタイトルロゴのオープニングであります。紅子先輩の名の通り、テーマは「紅(Rouge)」。星組のテーマカラーは青系なのだが、まあ今回はとにかく赤系の衣装で占められ、ある意味新鮮というか、大変にキラキラしている。このショーでは、もちろん紅子先輩を筆頭に、あーちゃんは可愛いし、こっちんは歌もダンスも最高に輝いており、わたしとしてはもう大満足であります。
 わたしは基本的にショーの時は、若いこれからの生徒をチェックするのがお約束なのだが、若手はソロ曲がまずないため、そのダンスのキレをチェックするのがメインとなる。今回、ダンスがとてもキレていたのは、やっぱり筆頭はこっちんであり、そしてくらっちも、ダンスもイケてますねえ! こっちんがTOPとなる時、その隣にいるのがくらっちだったら最高なのだが、どうなるかなあ……。こっちんは歌もダンスも芝居も見事な優等生だが、くらっちも、歌・芝居・そしてダンスも極めてレベルが高いすな。あと、どうしても名前が分からないのだが……ロケットに一人、すげえ美人がいたんすよね……アレは誰だったのだろうか……背が高かったから男役だと思うのだが……たぶん咲城けいくんか草薙稀月くんだと思うのだが、分からんす。そしてわたしが応援している新公ヒロイン星蘭ひとみちゃんや宙からやってきた華雪りらちゃんは、今回はあまり目立っていなかったけれど、相変わらず可愛かったす。
 まあ、この『Killer Rouge』は、わたしは9月に青年館で、そして10月に台北で再び見る機会があるので、その時もう一度チェックをしたいと思います。そうです。わたくし、秋は台湾へ行きます! 台湾子会社の知り合いがチケットを確保してくれたので! 行くつもりはなかったのに、チケット用意しときます! と連絡が来ちゃったので! 頼んでないのに! ありがとう! 楽しみにしてます!
 とまあ、こんなところかな。もう書きたいことはないかな……。
 では最後に、毎回恒例の今回の「イケ台詞」を発表して終わりたいと思います。
  ※イケ台詞=わたしが「かーっ!! カッコええ!!」と思ったイケてる台詞のこと。
 「江戸っ子は気が短けぇんだ! さあ、行くぜッ! (そして歌があってもう一度) 行くぜッ!」
 今回は、かなり冒頭で物語にあまり関係ないんだけど、こっちんが言うこの「行くぜッ!」がウルトラカッコ良かったすね。こっちんマジ最高す!

 というわけで、結論。
 宝塚歌劇団の中でわたしが一番応援している星組公演が現在日比谷の東京宝塚劇場で絶賛上演中であるが、どういうわけかチケットが全然取れず、これはマズい、と思っていたところ、わたしのヅカ師匠に誘われて観に行くことができた。そしてミュージカル『ANOTHER WORLD』は落語原作の和物喜劇なわけだが、最強コメディエンヌたる星組TOPスター紅ゆずるさんにピッタリの、笑える楽しい作品で、結構声に出して笑っちゃいました。娘TOPの綺咲愛里さんも、相変わらずかわいらしく、時に低い声で毒を吐く姿も実にあーちゃんらしくて、とても良いと思います。そしてもちろん、わたしが一番応援する礼真琴さんは、姿もカッコ良く、歌もしびれるうまさで、ダンスのキレも抜群と全く文句のつけようのないお見事なステージングでありました。こっちんがTOPになれるのは、来年の暮ぐらいすかねえ……どうでしょうなあ……そしてその時一緒にTOPを張る娘役は誰になるんだろうなあ……大変楽しみであります。そして秋は台湾で会いましょう! そちらも楽しみっす。以上。

↓落語は全く観に行ったことはないけれど、一回行ってみるべきかもな……。

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