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 北翔海莉という人は、明らかに努力の人である。
 おそらく、世間的にはそれほど知名度のあるお方だとは思わないが、こと宝塚歌劇を愛する人ならば、その名を知らない人はいるまい。1996年に宝塚音楽学校へ入学して、第84期生として1998年に宝塚歌劇団へ入団後、常に前へ前へと努力を重ね、入団した時配属された月組から2006年には宙組へ異動、そして2012年には専科所属となって、からの、2015年には星組TOPスターに就任し、わずか3公演、1年半という短い期間のTOP生活を2016年に終えた、ある意味で伝説クラスのお方だ。
 わたしは2010年から宝塚歌劇を観に行くようになったのだが、恥ずかしながら宙組時代の北翔さん(以下:みちこ/みっちゃん)を生で観ておらず、わたしがみっちゃんの技量を初めて生で体験したのは2014年、宝塚100周年の時の星組公演『ナポレオン』(専科所属として出演)であった。わたしは星組を一番応援しているので、2015年当時、「それほどよく知らない」みっちゃんが、星組のTOPに就任することになった時には、ええっ!? なんで紅子先輩(紅ゆずるさん)じゃねえんだよ!とかヒドイことを思ったものである。しかし、当時、わたしのヅカ師匠に「あなたは分かってないわね! みっちゃんは、歌・芝居・ダンスの三拍子全てがそろった、とてもレベルの高い素晴らしいお方よ! 大体あなた、去年のフランツが凄い良かったって、自分で言ってたでしょう!? あのお方よ!」と激しい調子で怒られ、あ、なんてこった、あのお方か!? と我ながら恥ずかしい思いをしたものだ。
 以来、わたしはみっちゃんのすばらしさに目覚め、その芸の見事さに深く感動し、そしてまるで菩薩めいた懐深い慈愛をもって星組を見事にまとめている姿を観て、コロッと、「みっちゃんは最高だぜ!」と大ファンになったのである。とにかく、何もかもが、巧い。歌は最高レベル、芝居も素晴らしく、ダンスのキレもピカイチで、まさしく完全無敵、ただしい意味での「芸能人」であり、まさしく「芸能」の人であることをわたしは深く認識したのであった。
 というわけで、今年2018年は、みっちゃんが宝塚歌劇団へ入団して20年、すなわち芸能生活20周年のアニバーサリーイヤーである。それを記念して、みっちゃんワンマンショーが開催されることとなった。タイトルは『CHALLENGER:ザッツ★北翔テイメント』。今なお自らを「挑戦者」と呼ぶみっちゃん。もうその考え方自体が尊敬に値すると思いませんか。しかも会場は故郷である宝塚のバウホールに凱旋!! である。これはもう、わたしとしては絶対に観に行って、みっちゃんを応援したいぜ! と思うに十分すぎるほどの公演だ。しかし、チケットはまるで取れず、こりゃダメか……と思っていたところ、みっちゃんファンクラブに入っているわたしのヅカ友の美しいお姉さまが、ファンクラブ手配でチケットを何とかしてくれるというので、わたしはそのみっちゃんのチケットに合わせて、現在大劇場で公演中の『エリザベート』も一緒に見に行けたら、こりゃあもう最高の一日になるじゃねえかということにハタと気づき、チケット争奪戦も辛くも勝ち抜き、11時から大劇場で『エリザ』を、そして16時からバウで『北翔テイメント』を観る、という奇跡的幸運に恵まれたのである。
 結論から言うと、まあ控えめに言って最高でしたね。みっちゃんは相変わらず最高のエンターティナーであり、その技量はマジで感動クラスであった。でも一つだけ言うなら、やっぱり日帰りするこたあなかったな。はっきり言って疲れたっすわ……素直に1泊してくりゃ良かった……。アホっすわ。
hokusyo
 ちなみに、わたしは朝イチの6時00分東京発のぞみ1号で駆け付けたので、大劇場には9時チョイすぎには到着し、9時半チョイ前の開門と同時に中に入ったのだが、キャトルで買い物して、現地集合のヅカ友のお姉さまを待つために正門へ戻ったところ、なにやら入り待ちの人々が、きれいな隊列を組んでおられた。あれっ? こんな時間に? と思い隊列を眺めていると、その手に、なにやら「北翔」の文字が見えるじゃないですか。おおっと? これはまさか!? とわたしも遠巻きに待っていると、そこにみっちゃんが降臨され、わたしの興奮は一気にクライマックスである。みちこ! みちこキタ!とやおら興奮しながら、写真を撮ったのだが、そういう入りの姿を公開していいのか分からないので、ここには載せません。入りのみっちゃんは、まあなんつうか、やっぱデカイ! そしてすげえ細い! そして、なんとスカート着用で、実にかわいらしい!女子、であった。みっちゃんも退団して2年、すっかり女子、であり、それはそれで大変結構なお手前であった。みっちゃんは芸歴20年と言っても、50近いおっさんのわたしから見れば、まだ37歳の全然可愛い女子そのものである。いきなりみちこに会えるなんて、コイツは朝から縁起がいいぜ、とわたしのテンションは高まる一方での『エリザベート』観劇であった。ちなみにみっちゃんは中卒での音楽学校入学なので、85期と1つ後輩のレジェンド柚希礼音さんより2つも年下ですよ。みっちゃん、実は若いのです!
 で、『CHALLENGER:ザッツ★北翔テイメント』である。
 公演は、予定よりもかなり伸びて、休憩含めて16時開始の18時半過ぎ終わりと2時間半ほどであったのだが、その中身はもう濃密で、お腹一杯である。正直、『エリザベート』のことはわたしの中ではもう吹っ飛んじゃったぐらいす。
 1部は、これまでのみっちゃんの宝塚での思い出の曲、そして休憩後の2部は、みっちゃんが今歌いたい歌、という構成になっていて、わたしはみっちゃんファン歴が全然浅いので、もちろん古い歌はあまり知らないんだけど、TOP就任の大劇場お披露目となった『ガイズ&ドールズ』の歌から始まり、退団公演になったロマンチック・レビュー『ロマンス』に至るメドレーはやっぱりみちこすげえ!と酔いしれる内容だったし(※しかもロマンチック・レビューの生みの親、岡田先生も最後列で立見で観に来ておられ、ギャグコーナーではネタにしていた! みっちゃんじゃないと許されないネタだったね!)、2部で、歌いたい曲として美空ひばりさんの「歌こそわが命」を歌った時には、みっちゃんの生きる道のような、確固たる覚悟を感じたっすね。カッコいい刀での演舞アリ、サックスの演奏アリ、ギャグコーナーあり(※すげえ気になってた『雨に唄えば』のリナを、あのかん高い声でやってくれた! 超最高!)、と、盛りだくさんで、そこはかとなく漂う昭和感も実にイイすね。実にみっちゃんらしい公演だったと思う。超COOLなタンゴの舞も、しびれるカッコ良さでしたなあ! アンコールでは、わたしがみっちゃんが歌うからこそ深い意味がある、と思っている名曲、「CLIMB EVERY MOUNTAIN」も歌ってくれたし、大満足であった。
 この歌は、かの『SOUND OF MUSIC』で、恋に悩む主人公マリア先生へ、修道院の院長先生が、逃げちゃあダメ、あなたはすべての山を登るのよ! 全ての虹を追いかけて、夢をつかむまで! と励ます歌なのだが、みっちゃんはこの歌を、自身のさよならショーでも歌ってくれたし、ホント、北翔海莉のテーマソングとわたしは勝手に思っている。この選曲ができちゃうみっちゃんがわたしは大好きっすわ。
 ところで、この『CHALLENGER:ザッツ★北翔テイメント』には、頼もしい友たちが援軍として出演してくれているのだが、その筆頭は、月組時代の仲間、マギーさんでお馴染み星条海斗さんだ(みっちゃんの2期後輩)。現在は本名の「りつこ」という名義で各方面で活躍しておられるマギーさん。まだ退団して3カ月?なのかな、「まだ髪が伸び出ないんですよ~」「あなた、加美乃素を使ってないからよ! ダメじゃないの!」というマギーさんとみっちゃんの、ヅカファンにしか通じないギャグなど、大変笑わせていただきました。他には、澪乃せいらは宙組、貴千碧さんは月組、妃白ゆあさんは星組、そして隼海惺さんは月組でみっちゃんと短い時間だけど一緒に過ごした可愛い後輩たちで、みな久しぶりのバウホールで、とても生き生きしていたと思う。ホント、楽しかったすわ!

 しかし、思うに、みっちゃんは個人事務所の会社を自ら設置し、活動されているわけだが、その大変さはおそらく余人には図りしれないものと想像する。間違いなく言えることは、みっちゃんクラスであっても、「仕事は勝手にやってこない」わけで、みっちゃんの活動はみっちゃん自身が、相当の営業努力で獲得しているものだと思う。どっかの芸能事務所に所属して、勝手に仕事がやってくるような立場とは、全く違う厳しさがあるはずで、退団後のジェンヌが活躍できるかどうかは、もう所属事務所で決まると言っても過言ではないはずだ。例えば、去年退団した元宙組TOPスター、朝夏まなとさんは、日本のミュージカル界では最大の東宝芸能に所属し、もう絶えることなく主演ミュージカルの出演が決まりまくっているし、ちえちゃんことレジェント柚希礼音さんも、アミューズ所属で、相当恵まれた退団後の活動を続けているが、要するにそういうことである。はっきり言えば、すべてコネがないとどうにもならない芸能社会で、みっちゃんが今後、どのように活躍していくか、わたしとしてはずっと応援していきたいと思うし、具体的に会社運営とかマネジメントとか、なんかお手伝いしてあげたいすね、ホントに。みっちゃん、あなた、本当に最高です!

 というわけで、結論。
 わたしの大好きな北翔海莉さん、芸能生活20周年を飾る『CHALLENGER:ザッツ★北翔テイメント』を、宝塚バウホールまで見に行ってきたのだが、その濃密な内容に、なんつうかもう、ノックアウトされたわたしである。素晴らしい歌とキレのあるダンスはますます磨きがかかり、本当にたのしい公演であった。わたし、ヅカ歴8年目にして初めてバウホールに入ったす。聞いていた通り、こじんまりしているものの、後ろの方の席でも観やすいし、劇場の一体感のようなものがとても濃密な、いい劇場ですな。キャパも500程度なのかな、舞台と近いのもとてもうれしいですね。どうかみっちゃん、これからも芸の道を究めるべく、すべての山を登ってください。ずっと応援いたしたく存じます! いやあ、ホントに北翔海莉は最高っすね! みっちゃんはマジ最高っす! 以上。

↓ みっちゃんフランツはわたし的には歴代最高です。

 宝塚歌劇を観るようになって8年が過ぎた。宝塚歌劇は、花・月・雪・星・宙の5組あるわけだが、実はわたしが記載した順番がオフィシャルの「並び順」で、わたしが最も愛している星組は、4組、4番目に出来た組、にあたる。そして並び順として一番後ろに記載される宙組は、5番目に誕生した組であり、その歴史が最も新しく、なんと今年は宙組誕生20周年のアニバーサリー・イヤーとなっている。
 わたしは、約30年前の大学院生のころ、後輩の超かわいい女子が大のヅカファンで、そのころ周りにWOWOWに加入しているのがわたしだけだったため、その女子のたっての頼みで毎月WOWOWのヅカ放送をVHSに録画してあげていたことがあるのだが、あの当時、宙組はなかった。そしてわたしも、ほぼ宝塚歌劇には興味がなかった。しかし、そんな宝塚歌劇に興味のなかったわたしでも、日比谷の東京宝塚劇場の建て替えのことはよく覚えていて(なぜならわたしは映画オタクなので、今の東京宝塚劇場の横にあった日比谷スカラ座によく行っていたから)、1998年から取り壊して建て替える間だけの限定劇場として、有楽町駅前にあったTAKARAZUKA1000days劇場のこともよく覚えている。もちろんわたしは当時はヅカファンではなかったため、中に入ったことはなかったけれど、このタイミング、1998年1月1日に誕生したのが宙組なのだ。この宙組誕生は当時結構ニュースになっていて、ヅカファンではなかったわたしですら、うっすら覚えているほどだ。しかしあれからもう20年。ホント、なんつうか、時の経つのが速すぎて、なんかもう、ヤレヤレ、ですな。
 さて。以上はいつも通りどうでもいい前振りである。
 わたしは今日、現在東京宝塚劇場で絶賛上演中の宙組公演『天は赤い河のほとり/シトラスの風』を観劇してきたのだが、結論から言うと大変面白く、実に楽しめたのであります。今回の公演は、去年新たに宙組TOPスターに就任した真風涼帆さん(以下:ゆりか)の大劇場お披露目公演であり、ずっと星組を応援してきたわたしとしても、大変感慨深いのである。えーと、これはヅカ道初段以上の方にはわたしの気持ちが通じると思うけど、まあ、あとで説明します。いやあ、ホント、物語としても面白かったし、ゆりかちゃんのTOP姿も大変結構なお手前で、わたしとしては大満足の一日であった。

 今日の演目は、ミュージカルとレビューショーのいわゆる2本立てである。まず、ミュージカルの『天は赤い河のほとり』だが、これは小学館のフラワー・コミックスかな、篠原千絵先生による少女漫画が原作で、単行本だと全28巻と結構長い物語だ。わたしは、映画や芝居など原作が存在する場合はかなり高確率で原作を予習してから観に行く男だが、今回は原作を一切予習せずに観劇することにした。ええ、まあ、長くて、全部買うのがつらかったんすけどね、単に。なので、全く事前知識ナシで今日は日比谷に推参した次第だが、のっけから言っておくと、原作未読でもキッチリ物語は理解できたし、楽しめたのは間違いないと思う。物語は、現代の女子高生(?)ユーリが、なんと古代オリエント、ヒッタイト族の支配する国へタイムスリップ、そこで出会ったイケメン王子カイルと恋に落ち、帝国建国のカギとなる様子を描いたものだ。
 わたしはそれほど古代オリエント史に詳しくはないが、ヒッタイトと言えば鉄器、ぐらいの知識しかなく、ずいぶんとマニアックな設定だな、と思いながら見ていたのだが、ズバリ言うと結構トンデモストーリーで、なんで言葉が通じるんだ? とか、普通の女子高生にしては相当様々な能力が高いな、とか、どうでもいいツッコミを入れたくなる物語であった。
 けれど、まあ、そんなのは野暮の極みなのでどうでもいい。カッコいい男たちとヒロインの歌に酔いしれれば、もうそれでいいのです。それに、物語はなかなかダイナミックでピンチの連続であり、最後まで飽きさせない作りは大変楽しめたし、わたしとしてはもう、十分以上にアリ、だと思う。
 というわけで、本作の主人公カイルを演じたのは、当然のことながら宙組TOPスターとなったゆりかちゃんである。彼女は、元々星組で育ち、その後2015年かな、宙組へ移ったお方なのです。なので、わたしは彼女が星組で活躍していたころを何度も観ており、あの当時は、3番手とかそれ以下の若手スターの一人であったわけで、そのゆりかちゃんがとうとうTOPに登極した姿を見るのは、やっぱりうれしいし、感無量なわけです。ホント、ゆりかちゃんは超イケメンだけど、かつては歌が……という弱点があったけれど(ファンの皆さんサーセン!)、やっぱりわたし的には2年前の『エリザベート』でのフランツを見事に演じきった経験が効いているような気がしますね。もう今や、グンと歌も良くなって、TOPとして堂々とした姿は眩しいほどでありました。今回は衣装もとてもカッコよかったすね。髪型もとても似合っていたし、純粋なイケメン度は、わたしの感覚では現役最強クラスだと思う。
 しかし、その主人公よりも、実はわたしが本作で一番カッコいいと思ったのは、主人公の友軍(?)であり、後に闘うことになるライバルキャラの、エジプトの将軍ラムセスだ。彼は後の古代エジプト第19王朝の初代ファラオ、ラムセス1世のことで、ちょっとした歴史知識があると、おお、とか思ってしまうキャラなのだが、演じた芹香斗亜さん(以下:キキちゃん)が大変素晴らしかった!! いやあ、キキちゃん、もう宙組の一員としてすっかりなじんでいるように見えて、ホント安心したよ。キキちゃんも、実は元星組で、わたしはその頃を2回ぐらいしか見ていないけれど、その後、花組へ移り、花組の2番手として順調にキャリアを積んでいたのだが、去年、わたし的には結構前触れなく急に宙組に異動になって、ちょっと心配してたのです。しかし、全然心配いらないみたいで安心したっすわ。今年の初めの国際フォーラムでの『West Side Story』はチケットが取れなくて、キキちゃんが宙組の舞台に立つのを今日初めて見たけど、大変カッコ良く、歌も芝居もまたレベルアップしたような気がしますね。今回のキキちゃんは、花組時代よりもなんか生き生きしてたように感じたっす。そもそも、宙組は平均身長が一番高い、スラッとしたイメージがあるけど、身長面でもキキちゃんは実は宙組がお似合いだったんだね。この異動は正解だったと思いたいす。最高でした。
 そして、ある意味、キキちゃんの宙組異動の割を食ってしまったように感じたのが、ずっと宙組で頑張ってきた愛月ひかるさん(以下:あいちゃん)だ。今回は……ちょっと出番少なかったような気がするなあ……あいちゃんは、どうだろう、世間的には演技の人、かなあ? 今回の役は、最初は主人公と敵対する「黒太子」としてビジュアル的にも非常に目立つ役なのに、終盤、主人公の味方として戦力に加わるのはちょっとよく流れが分からなかったかも。おそらく原作ではもっとエピソードの多い重要人物なのではないだろうか……。あいちゃんはわたしの地元出身なので応援してきたのだが、キキちゃんと同期であり、序列として、キキちゃんの下になってしまったわけで、なんか、ちょっと複雑すね……。でもこれからも応援したいと存じます!
 そして、わたしが宙組を観る時に必ず双眼鏡でチェックするのは、若手の和希そらくんだ。わたしのヅカ友の若い女子がファンクラブに入っているので、つい目が行ってしまうのだが、今回のそらくんは、それほど目立つ役ではなかったのもちょっと残念だったかも。でも、明らかにそらくんはダンスの人で、ダンスのキレはピカイチでやっぱり目立ってたすね。そらくんも若手とはいえ96期、もう新公学年(入団7年目まで)は卒業しているわけで、中堅として組を支える貴重な戦力に育ちましたな。この公演の後には初めてのバウホール主演も控えているし、今後も応援するよ!
 あと二人。ヒロインの女子高生を演じた、宙組のTOP娘役、星風まどかちゃんにつていも一言メモしておくと、まあ、可愛いですな。そして歌もやっぱり相当イイすね。100期生、まだ入団4年目と若さあふれる娘役で、初々しさがありますな。彼女もこの公演が大劇場お披露目なわけで、まあ、余人には計り知れないプレッシャーで押しつぶされそうな気持ちだろうなと思う。でもそれを感じさせない、舞台上の堂々とした姿はとても素晴らしかったすね。アカン、もう完全にお父さん目線でしか観られないす。わたしはまどかちゃんのこれまでをほとんど注目してこなかったけれど、今後はしっかり、その成長を見守りたいと存じます。
 最後。本公演をもって退団を発表されているのが、マギーさんこと専科の星条海斗さん。見た目も声も、とても特徴あるマギーさん。舞台に登場すると一発でマギーさんだ! と分かる存在感はさすがだと思います。月組時代からずっと舞台上のマギーさんを観てますが、これで見納めかと思うと淋しいすね。マギーさんは86期か。つまり凰稀かなめさんやキタさん(緒月遠麻さん)と同期か。専科の方は退団セレモニーとかあるんすかね? 淋しいすなあ……。
 というわけで、後半は「ロマンチック・レビュー」の『シトラスの風』である。この演目は、宙組創設時の第1回目の公演演目であり、宙組を代表するレビューショーだ。実はわたしは、映像でしか見たことがなく、生で観るのは今日が初めてなので、それほど思い入れはないのだが……でもやっぱり、耳に残るイイ曲がそろってますねえ! とりわけ、ラスト前の「明日へのエナジー」は、とてもグッとくるすね。わたしの隣の席の淑女が、ずっと涙を流されて感動していたのが印象的でした。わたし的にこの曲は、LEGENDちえちゃん(柚希礼音さん)の武道館コンサートでお馴染みなのだが、生の『シトラスの風』はやっぱり大変良かったです。ここでは、やっぱりキキちゃんにわたしは注目していたし、そらくんのダンスのキレは素晴らしく、やっぱり目立ってたと思います。
 とまあ、こんなところかな。もう書きたいことはないかな……。
 では最後に、毎回恒例の今回の「イケ台詞」を発表して終わりたいと思います。
  ※イケ台詞=わたしが「かーっ!! カッコええ!!」と思ったイケてる台詞のこと。
 カイル「ユーリが世話になったようだな!」
 ラムセス「ああ、お前がほったらかしているようだったからな。ちょっと可愛がらせてもらったぜ!」
 カイル「じゃじゃ馬で面倒かけただろう!?」
 ラムセス「なかなか乗りこなしがいのある馬だったぜ!
 カイル「本当に乗りこなせたのか?」
 ラムセス「心配ならもう二度と離さないことだな!!
 今回は、ラストのカイルVSラムセスの闘いの幕を切って落とす二人のやり取りを選びました。ここのキキちゃんはすげえカッコ良かったすね! ラムセスも、すっかりヒロインLOVEになりつつあって、カイルへの当てつけ的なこのやり取りはしびれるカッコ良さだったす! キキちゃん、宙組でも一番応援するからな!

 というわけで、もう取り留めないので結論。
 現在、日比谷の東京宝塚劇場で上演中なのは、コミック原作のミュージカル『天は赤い河のほとり』と、宙組設立20周年記念?のロマンチック・レビュー『シトラスの風―Sunrise―』の2本立てである。わたしはコミック原作を予習しないで観に行ったのだが、結論としては全然大丈夫であった。そしてなんといってもビジュアルが非常にカッコいいし、新TOPのゆりかちゃんのイケメンぶりは最強レベルであろうと思う。そして宙組へ異動になったキキちゃんもカッコ良かった! ただ、その分あいちゃんが割を食ってしまっているようにも思え、その点はとても複雑な思いである。とはいえ、いずれにせよ宙組の新体制は盤石だと思うし、これからも応援したいと思うお披露目公演でありました。そしてマギーさんの最後の雄姿をずっと忘れずにいたいと存じます。千秋楽まで、すべてを出し切って駆け抜けてください! お疲れ様でした! 以上。

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 わたしが宝塚歌劇を初めて観たのが2010年2月の星組公演で、以来すっかりハマり星組を一番応援しているわけだが、2回目に観た宝塚歌劇が同年6月の月組公演『スカーレット・ピンパーネル』であったことは、このBlogでも何度も書いているので、賢明なる読者の方にはお馴染みだろう。その頃の月組は、霧矢大夢さんがTOPになったばかりであり、その下に龍真咲さん(通称:まさお)と明日海りおさん(通称:みりお)のお二人がダブル2番手として活躍されていたことはヅカファンなら周知の事実だ。世にいう「まさ・みり」時代である。このお二人は、この頃ほとんどいつも役替わりで、同格扱い?だったように思うが、学年が2つ上のまさお(87期)の方が、実力も人気も、みりおちゃん(89期)にまさっていたような気がする。まさおはその後2012年に月組TOPに就任し、去年の9月に退団して今やすっかり女子力をUPさせて可愛い美人シンガーとなっているが、わたしは、最初に観た『スカーレット・ピンパーネル』が、たまたま、みりおショーヴランの回だったこともあり、7年前から断然みりお派である。みりおちゃんはその後花組へ移動になり、2014年の宝塚100周年の年にTOPスターとなって、今なお花組を背負う現役最古参TOPスターとして活躍している。おそらく、わたしの審美眼によれば、みりおちゃんは現在の5組のそれぞれのTOPスターの中で一番の美貌の持ち主で、とにかくその小顔といい、そのビジュアルは最強であろう。実に美しいお方だ、と毎回わたしは見惚れるわけである。
 というわけで、わたしは昨日の夜、日比谷の東京宝塚劇場へ推参し、絶賛上演中の花組公演『邪馬台国の風/Santé!! ~最高級ワインをあなたに~』を観てきたのだが、結論から言うとみりおちゃんの美しさはますます磨きがかかっており、その美貌に敵なし、とうっとりすることになったのである。まあ、そりゃあもう大変なお美しさであった。

 ところで、ちょっと最初に余計な豆知識を付け加えておくと、現在の宝塚歌劇は、各TOPスターの卒業や新TOPスターのお披露目などが相次いでおり、かなり顔ぶれが変わりつつある。そこでまとめとして、各組の状況を自分用に簡単にまとめておこう。
TOPスター 娘役TOP
花組 明日海りお
(みりお:89期)
ビジュアル最強
仙名彩世
(ゆきちゃん:94期)
月組 珠城りょう
(たまきち:94期)
若きプリンス
愛希れいか
(ちゃぴ:95期)
元男役の最強プリンセス
雪組 望海風斗
(だいもん:89期)
最強歌ウマ
真彩希帆
(まあやちゃん:98期)
星組 紅ゆずる
(紅子先輩:88期)
最強コメディエンヌ
綺咲愛里
(あーちゃん:96期)
宙組 朝夏まなと
(まぁ様:88期)
→次の公演で退団
真風涼帆
(ゆりか:92期)
元・星組の御曹司
不在
→次期娘TOPとして
星風まどか
(まどかちゃん:100期!)
 なるほど、改めてまとめてみるとすっかり変わったなあ……。コンビの学年差も様々ですのう。月組のたまちゃぴの1コ違いが異例ってことか、やっぱり。なんでこんなまとめをしてみたかというと、今回の花組公演は仙名彩世さん(ゆきちゃん)の娘TOP就任1作目のお披露目であり、実はわたし、ゆきちゃんのことをあまりよく知らなかったからである。花組ファンの皆さんサーセン。ゆきちゃんというと、わたしの印象に残っているのは北翔海莉さん(みっちゃん)主演の『風の次郎吉』での「手妻の幸」かな、WOWOWの放送で観ましたが、大変可愛かったすねえ。
 で。まずは”古代ロマン”『邪馬台国の風』である。
 わたしとしては、ゆきちゃんのヒロインぶりを堪能することよりも、まあ花組を観る時はいつもそうなのだが、実はわたしの愛する星組から2012年に花組へ異動になった芹香斗亜さん(通称:キキちゃん)のことを注目することに重点を置いていた。キキちゃんは先日結構突然に宙組への異動人事が発令され、えっ!マジかよ!! と思っていたのである。わたしとしては、無事に2番手として活躍を続け、みりおの次はキキちゃんでいいんだよね? まさか柚香光さん(ゆずかれー)に抜かされるとか、ないよね? とドキドキしていたので、この人事にはホントしょんぼりしたけれど、考えてみると、次期宙組TOPが決定している真風涼帆さん(ゆりかちゃん)とは、お互い元星組で仲がいいし、確かにキキちゃんの長身は、宙組にすげえ合ってんじゃね? という気もするので、キキちゃんの花組生としての最後の大劇場公演(10月にACT公演があるのでそれが花組生ラスト)を見届けてくれるわ!という気持ちで、昨日は日比谷に推参したわけである。
 お話の方は、まあ、結構スピーディーな展開であれよあれよとお話が進むが、それでもわたしとしては十分楽しめた。古代の日本における、後に女王・卑弥呼となる少女と、一人の青年とのラブロマンスで、そりゃあもうみりおちゃんの美しさは抜群だし、やっぱりゆきちゃんも歌が上手いすね。なかなかお似合いだとお見受けした。そして肝心のキキちゃんも、2番手スターとして悪役をきっちりと、そして美しく演じ切り、ラストは若干あっけないけれど、キキちゃんの芝居・歌はさらに良くなっているじゃあないかと嬉しくなった。
 この公演でわたしがちょっと驚いたのは、全然予習していなかったから、に過ぎないのだけれど、専科から二人のベテランが参戦していて、そのお二人が登場した時は結構びっくりしてしまった。まずは先代・大巫女を演じた美穂圭子さんが完全に場を持って行くいつもの超美声で劇場を支配するシーンはすげえ、と思ったし、そしてさらにマギーさんでお馴染みの星条海斗さんが悪役サイドのボスとして登場した時は、おっと! マギーさんじゃないすか! とさらに驚いた。ちなみにこのお二人、ショーの方でも大活躍で、これほどショーで専科スターがバリバリに出てくるのは珍しいような気がした。ショーでの圭子さんの「愛の賛歌」は鳥肌モンですよ。ホントに、一人だけマイクのセッティングがおかしいんじゃね? と思うほど圧倒的な声量で、このお方の歌は毎回本当にすごいと思う。
 そして驚いたことがもう一つあって、わたしはですね、ゆずかれー君のファンの方には大変申し訳ないのだが……かれー君の方が美貌で人気も高い(たぶん)が故に、キキちゃん応援団としては、ちっ! とか思ってたわけです。確かに、かれー君の美しさは抜群だし、とにかくダンスのキレ、とりわけ指先までの美しさは悔しいけどキキちゃんより上か……でも芝居と歌はキキちゃんの方が上だもんね! とか思ってたわけです。それがあなた! なんだよ、かれー君の歌がすげえ進化してるじゃないですか! いやー、かれー君の歌が上手くなってて、それがわたしは実は一番驚いたことであった。
 そして、今回の公演のある意味本命である、ショー、”レビュー・ファンタスティーク”『Santé!! ~最高級ワインをあなたに~』で、わたしの驚きはさらに上増しされたのである!
sante
 オープニングの5人の美女! 特にキキちゃん! なんだよ、すっげえ美人じゃあないですか!!! わたしはキキちゃんの女装は(女性に女装というのもおかしな話だけど)初めて観ると思う。よく、年末のタカスペとかでなんちゃって女装をみるけれど、キキちゃんの女装は、わたしは初めてじゃないかなあ。そして、おっそろしく綺麗で美人であった。男のわたしとしては、キキちゃんは5人の中で一番きれいで可愛かったね。これは単にわたしの趣味の話かもしれないけれど、かれー君より女装は可愛い! やった! キキちゃんにかれーに勝る点がもう一個増えた! と喜ぶわたしであった。この女装の後は、通常の男装の麗人に戻ったキキちゃんですが、一人、明るい金髪で、もやはわたしの眼には、銀髪でお馴染みの吉川晃司先輩にしか見えなかったすねえ! 男がみてもカッコイイ! 
 そして、このショーではみりおちゃんまで女装を披露してくれ、たぶんみりおちゃんの女装もわたしは初めてなんじゃないかと思う。このお方は、もう既に最初から美しいので、男のわたしから見ると女装も全く違和感なく、妖艶でセクシー、かつ可愛い! ので、わたしとしては大興奮のショーで大変楽しめました。なお、わたしは東京では初めて2階席だったので、Santé!! は出来ませんでした。超残念! 初めての2階席は2列目のド・センターだったので、心配してたよりも全然観やすかったす。
 というわけで、毎度お馴染みの、「今回のイケ台詞」を発表して終わりたいと思います。
 ※イケ台詞=わたしが「かーっ!! カッコええ!!」と思った台詞のこと。
 「この邪馬台の国に風が吹くとき、それはどこかでわたしがあなたを想っているときだ……!!
 今回は、やっぱり一番ラストのみりおちゃんのこのセリフでしょうな。タイトルの意味がはっきり分かる、大変にカッコイイセリフでした。こう言ってみたいもんすねえ! 今後勝手にパクらせて使わせてもらいます!

 というわけで、結論。
 みりお政権第3次コンビのお披露目となる花組公演『邪馬台国の風/Santé!! ~最高級ワインをあなたに~』を東京宝塚劇場で堪能してきたが、どうもインターネッツ上ではイマイチな評判のような気もするけれど、わたしは大変楽しめた。でも、キキちゃんとみりおちゃんをずっと観ていたため、肝心のゆきちゃんの印象が……ごめんよ……次回はゆきちゃんもしっかり見つめて応援したいと存じます。そして宙への異動辞令が発令されてしまったキキちゃん……宙に行っても、応援し続けます! 女装が大変失礼ながら予想外のお美しさで最高でした。みりおちゃんは歌・ダンス・芝居、すべてが円熟期にあり、その美しさはやっぱり格別であるのはもはや言うまでもなかろう。かれーよ、花の将来は美しい君に任せたぜ! でも、わたしが最も愛する礼真琴ちゃん(こっちん・かれーと同期)より先にTOPになったらダメだぞ! 以上。

↓ この中の記事で、だいもんが「一番共演してみたいジェンヌは?」の質問に、こっちんをあげてくれたのがうれしいす!
宝塚GRAPH(グラフ) 2017年 08 月号 [雑誌]
宝塚クリエイティブアーツ
2017-07-20

 もう何度も書いているが、わたしは宝塚歌劇を愛しており、その中でも、「星組」が一番好きである。それは、そもそものきっかけが、一番初めに観たのが星組の公演で、その時に柚希礼音さん(通称:ちえちゃん)のあまりのカッコ良さに一発KOを食らったからではあるが、あの衝撃的なファーストインパクトから6年経ったけれど、どの組も観るようになった今でも、やっぱりわたしは星組が一番好きである。
 いろいろなところで、星組ジェンヌの皆さんは、「星組は体育会気質がある」的なことを仰っているような気がするけれど、それは間違いなく、LEGENDと呼ばれる柚希礼音さんことちえちゃんの影響であろうと思う。そしてちえちゃんが退団し、新たなTOPスターに就任した北翔海莉さん(通称みっちゃん)の醸し出す空気は、非常にやわらかく、若干お母さん的存在のようにわたしは観ている。強烈なカリスマとして君臨したちえちゃん退団後の星組を温かく包み込むその空気感は、わたしには若干菩薩めいているようにも感じられていて、皆がのびのびと、そしてきっちりとまとまっているわけで、ちえちゃんが去った今でも、わたしの星組推しはやっぱり変わらない。
 何が言いたいかというと、ちえちゃんとはかなりキャラクターの違うみっちゃんさんであるが、見事に星組をまとめているのは間違いなく、わたしは現在のTOPスターの中でダントツに好きだし、実力も歌・芝居・ダンスの三拍子揃ったナンバーワンではなかろうかと思っているのであります。なので、先日既に今年中の退団を発表されているのが悲しくて淋しくて……もうホント、しょんぼりなのです……つらい……。
 というわけで、昨日は愛する星組公演『こうもり』を観てきた。そして結論から言うと、これまでに観た数十本の宝塚歌劇の演目の中で、1位……ではないかもしれないけど、とにかくここ数年では一番面白かったのである。最高でした。

 というわけで、今回の演目は、かの有名な、Johann Strauss IIのウィーン・オペレッタの名作『こうもり』である。わたしは大学・大学院でドイツ演劇を勉強した男であり、当時の友人がこの作品で卒論を書いていたことがあって、その女子と一緒に研究室のビデオでドイツ語原曲Verを観たことがある。非常に懐かしいが、いわゆるドイツ語による「ウィーン・オペレッタ」の代表作であり、とても楽しい作品だ。ストーリー的には、今回の宝塚版はかなり原作とは違っていて、特に、わたしの愛する礼 真琴ちゃん(通称:ことちゃん)の演じたアルフレードの役割というか素性が全然変わってるんじゃないかな? しかし、それでもまったく問題なし。大変笑わせてもらったし、明るく陽気で楽しい物語になっていた。最高です。
 で。各キャストについて、ちょっとまとめておこう。
 ■ファルケ博士
 演じたのはTOPスターの北翔海莉さん(通称みっちゃん)。いやー、本当に歌がうまいし、ダンスもキレがあって、芝居も素晴らしい。最高です。退団してしまうのがわたしは本当に淋しい……今回、ショーの『THE ENTERTAINER』では、ピアノの弾き語りがあるわけですが、その歌詞がですね……なんかさよならショーのような内容で、わたし、もう本当に淋しくなってしまって、たまらなかったです。染みたなあ……。青いバラの花言葉はDream Come Tureですよ。
 もう、これはあれか、退団公演はまたムラ遠征しろってことかもしれないな……チッ……こうなったら一人で行くしかねえかもな……スケジュール調整をして平日行って観よう!! 決めたもう!! 行くぜ!!
 ■アイゼンシュタイン公爵
 演じたのは2番手スター紅ゆずるさん(通称:紅子)。この人ももう、大好きすぎる。特に、高田純次ばりのテキトーな面白小悪党を演じさせたら、この人は確実にナンバーワンだと思うな。大阪人としての持ち前のサービス精神あふれる紅子の演技はいつ観ても楽しい。前作『GUYS & DOLLS』も明るく楽しい作品で素晴らしかったけれど、今回も本当に笑わせていただきました。最高です。ところで、次の星組TOPは紅子がなれるんだよね? 大丈夫だよね?
 ■アルフレード(アイゼンシュタイン公爵家の執事)
 演じたのは、わたしが今イチオシの礼 真琴ちゃん(通称:ことちゃん)。この人はとにかく歌が最強レベルに巧い。そして、素で可愛いんだよな……。わたし、今回、会場でことちゃんのファンクラブの申込書をもらって来ました。タレントのファンクラブに入るのなんて初めてですが、入会させていただくッッッ!! 今回も大変素晴らしかったと思います。ショーでも大変カッコ良かった。最高です。
 しかし、ことちゃんが今後もずっと星組でいられるのか、理由はないけれど、なんか心配でならない。何もなければ、紅子の次にTOPになれるはずだが、若干身長が低いからな……月とか雪に異動になったら、オレ、泣くよ!? 頼むからずっと、星組でいて欲しいのだが……。
 ■アデーレ(アイゼンシュタイン公爵家の侍女)
 演じたのは娘役TOPの妃海 風ちゃん(通称:ふうちゃん)。今回は原曲キーのままで、大変苦労したと先週の「Cafe Break」で仰ってましたが、とても伸びやかな歌声で、まったく問題なしだったと思う。最高です。
 ふうちゃんも、みっちゃんさんと同時退団予定なので、大変残念です……次の星組娘役TOPは誰になるんすかねえ……。いっそ、月から海乃美月ちゃんでも転校してきてくれないかな……。
 ■オルロフスキー(ロシアの皇太子)
 演じたのは、去年専科に異動になった星条海斗さん(通称:マギーさん)。月組時代から何度も拝見していますが、今回はかなりコメディタッチな役を楽しく演じてくれました。そして、ショーでは女性役をやって、恐ろしく美しいおみ足を披露してくれてびっくりしたよ。まあ、とにかくお綺麗でした。最高です。
 ■フランク(刑務所長)
 演じたのは十輝いりすさん(通称:まさこさん)。彼女は今回の公演で退団を発表しており、これまた大変淋しい……。宙組から移籍してきたのがもう4年前か……以来、わたしは彼女のことを「宙から来たでっかい人」としていつも注目していました。ちえちゃんと同期の85期生なんだよね。いつもその長身で存在感たっぷりだったまさこが退団か……悲しいなあ……今回、ショーではマギーさんと共に女性役を披露してくれました。いやあ、やっぱり抜群にお綺麗ですよ。最高です。

 主なメンバーは以上な感じかな。
 とにかく、今回は、オペレッタ原作だけあって歌も多いし、雰囲気もとても楽しく、まさしくタイトル通り、「愉快な」作品でありました。そしてショーの方は、随所に「有難う」というみっちゃんの気持ちがあふれていて、派手なシーンもしっとりしたシーンも、とてもキラキラしていたと思います。みっちゃん……もうちょっと、せめてあと2本ぐらいは大劇場公演して欲しかったなあ……。まあ、とにかく、ラストとなる秋の公演は、絶対にムラ遠征して、さらに東京でも観に行って、この目に北翔海莉という偉大なるTOPスターの雄姿を目に焼き付けようと思います。はーーー。作品はめちゃめちゃ笑える明るい作品だったし、実際まだ先なのに、なんかもう、すげえ淋しいっすわ……。
 というわけで、毎度お馴染みの、今回のイケ台詞の発表です。
 ※イケ台詞=わたしが「かーっ!! カッコええ!!」と思った台詞のこと。
 「さあ、愉快な復讐劇の開幕だ!!! いてて……」
 今回はコメディーなので、カッコイイという意味でのイケてる台詞は少なく、また歌率も高いので悩んだのですが、やっぱり冒頭の、復讐だけど、笑える愉快な復讐をしてやる!! というこの台詞がわたし的には一番気に入りました。「いてて……」はですね、二日酔いで頭が痛いのですw とてもこの作品を象徴していた台詞だと思います。

 というわけで、結論。
 わたしは宝塚歌劇の中で、ダントツに星組が好きである。そして現在公演中の『こうもり』という作品は最高に笑えて最高に楽しい、ここ数年ではナンバーワンに気に入った作品でありました。たぶん、宝塚初体験の方にもおススメできる、物語的に分かりやすく、また歌の巣晴らしい作品だと思います。これは……マジでBlu-rayが出たら買うべきかもな……つか、出るのかな? 前作『GUYS & DOLLS』がやっと出たので先に買おう!!
 えー、業務連絡です――Blu-ray買ったら、うちの4K-TVで上映会をしますので、ぜひお集まりください!!>このBLOGを読んでいるわたしを知っている皆様。以上。

↓ 版権の問題などいろいろあって、やっと6月に発売決定!! やったーーー!! オレは買うぜ!!

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