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 というわけで、先週の日曜日、今年の大相撲7月場所(名古屋場所)が千秋楽を迎えた。
 名古屋場所は従来から「荒れる」ことでもおなじみで、今場所は、大関【稀勢の里】関の綱取りがかかる重要な場所として、いよいよ日本人横綱誕生となるのか、 大方の相撲ファンの注目はその点に集まっていたのではないかと思う。
 わたしも、もちろんそんな一人だが、一番応援している黒ブタこと【松鳳山】関が、先場所二けた勝利を飾って大きく番付を上げ、東4枚目として戦うこととなったため、名古屋でまた勝ち越せば、三役復帰だってありうるかもよ、と大変期待を込めて、15日間の戦いを見守ったわけである。
 東の4枚目、という番付は、上位陣、横綱や大関との割が組まれるかどうか、という意味で非常に微妙、な位置だ。応援する身としては、そりゃあ横綱や大関をぶっ飛ばして、カッコいいところを見たいのは山々なのだが、若干情けない見方だけれど、そういった「勝てない可能性の方が高い」取り組みは少ない方がありがたい、なんてことも思うわけで、とにかく、非常に微妙、なのである。
 しかし、残念ながら、というと、これまた非常に情けないのだが、1横綱1大関、そして3枚目の力士が休場となってしまい、自分より上位の力士3人が不在となったため、わが愛しの黒ブタ【松鳳山】は2横綱3大関との割ががっちり組まれ、全15戦中10戦は自分より格上力士との戦いとなった。まあ、それは別に普通だと思うし、とりわけ厳しい割であったとは思わない。
 しかし結果は、5勝10敗。負け越しである。
 内容としては、2大関に勝利したことは大変評価できる、が、よりによって優勝を争う、そして綱取りのかかる【稀勢の里】関に、まさかの立ち合い変化で勝ってしまったのは、 まあ、【松鳳山】関のファンとしてはうれしいんだけれど、大相撲ファンとしては大変に心中複雑で、もし【稀勢の里】関が、わが愛しの黒ブタ【松鳳山】関にすんなり勝っていたとしたら、大きく局面は変わっていた可能性もあるわけで、なんか申し訳ない、的な気持ちになってしまうのである。
 一応、【稀勢の里】関は、優勝した横綱【日馬富士】関には完敗といっていいと思うが、なんとか翌日の割では横綱【白鵬】関をぶっ飛ばし、3敗を維持することで、綱取りのチャンスは来場所に持ち越された。ええと、どういうことかというと、ゼロからのスタートにならず、来場所優勝(に近い1敗とか2敗)できれば、念願の横綱審議委員会が招集される、とまあ、そんなことになっている。
 なお、わたしが2番目に応援している、通称「毛むくじゃら」こと【高安】関も、今場所は小結として大いに頑張り、11勝4敗といい成績で終わることができたし、どうも気になる存在の若い【錦木】関も、西前頭14枚目と後がない番付だったが、9勝6敗と無事に勝ち越すことができたので、もう少し枚数は上がるだろう。
 わたしが今、大変気になっているのは、今場所をカド番で迎えた大関【照ノ富士】関だ。この人は、ホントにあっという間に大関になったという印象が強くて、幕内に入幕してから9場所で大関まで駆け上がったので、小結を経験してないほどのスピード出世だったわけで、1年前の今頃は、きっと1年以内に横綱まで駆け上がっちゃうんだろうな、なんて予感すら漂わせていたのだが、ここ数場所、大変苦労している。相撲用語でいう所の、「ヤマ行っちゃった」んだよなあ……。要するに、ケガ、ですよ。
 去年の9月場所で、右ひざの十字靭帯損傷、それでも11月場所に強行出場してなんとか9勝と勝ち越すも、翌、今年の1月場所では右の鎖骨骨折と大きなヤマを背負ってしまう。そして左膝の内視鏡手術もやって、それ以降、3月場所はカド番として出場するもまた辛くも9勝を挙げ、何とか復活できるか、と思ったら、次の5月場所はなんと、初日2日目を白星でスタートするも、残り13連敗を喫し、大関ワースト連敗記録を更新してしまうことになった。なので、今場所はカド番だったわけだが、やはりどうも元気がなく、千秋楽を7勝7敗で迎えることとなった。千秋楽、負けて8敗目を喫してしまえば、大関陥落となり、来場所は関脇から出直しである。相当なプレッシャーだっただろうと思う。正直、何もかもいやになっちゃわないもんだろうか。相当な精神力がないと、あの土俵には立てないだろうなあ、とぼんやり思う。まあ、結果的には千秋楽で関脇【魁聖】関を「小股掬い」で下し、無事にカド番脱出、来場所も大関の地位を確定することができたわけで、よかったよかった、ではある。来場所は、近年では最速の出世をした勢いのある【照ノ冨士】関が再び復活してほしいものですな。
 なお、【照ノ冨士】関の所属する伊勢ケ濱部屋は、今場所優勝した横綱【日馬富士】関や、今場所大活躍した【宝富士】関も在籍する強豪である。しっかり稽古を積んで、来場所に当たっていただきたい。
 そして、我が愛しの黒ブタ野郎【松鳳山】関も、来場所はまた10枚目ぐらいかな、枚数を落とすのは確実だが、元気に力強い相撲を我々ファンに見せていただきたいものです。応援してるぜ。来場所こそ、国技館に応援に行きたいものだ。なんか、ここ数場所、一番盛り上がるのは13日目の金曜日のような気がしますな。その日付を狙って、チケット争奪戦に参加してみようかな。

 というわけで、結論。
 平成28年7月場所は、横綱【日馬富士】関が13勝2敗で優勝した。我が愛しの【松鳳山】関は5勝10敗。また出直しであります。でも、ホント、15日間の熱い戦いが終わると、なんかさみしいすね。次の9月場所、果たして【稀勢の里】関は念願成就できるのか、大変楽しみにしたいと思います。以上。

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 というわけで、先日の日曜日に今年の大相撲春場所は千秋楽を迎えた。
 先場所、10年ぶりの日本出身力士優勝に沸いた大相撲。今場所も、先場所優勝した大関【琴奨菊】関に続いて、二人の大関【稀勢の里】関と【豪栄道】関が2敗を維持し、千秋楽での取組でぶつかることになった。ただし、である。この二人の勝者が2敗で残るとはいえ、1敗の横綱【白鳳】関が千秋楽で勝利し、1敗を維持してしまえばそのまま優勝である。あくまで【白鳳】関が負けて、優勝決定戦にもつれ込むという展開にならないと二人の大関の勝者が優勝する可能性はゼロである。
 結果、千秋楽の結びの一番にて対戦した二人の横綱【白鳳】関と【日馬富士】関の勝負は、ごくあっさりと【白鳳】関の勝利に終わり、優勝が決定、そして千秋楽で勝利した【稀勢の里】関の優勝の可能性は儚く消え去ったのである。この、結びの一番での横綱同士の戦いは、【白鳳】関のまさかの変化で決まってしまい、ヤジの嵐となってしまったのだが、これはもう、【白鳳】関を責めてもどうしようもないというか、そりゃあもちろん、ファンとしてはバチバチの手に汗握る熱戦を期待したけれど、ま、思わず変化しちゃったんでしょうな。分からんけど。
 何しろ、現在、というより歴史上、最強を誇る【白鳳】関は、ここ数場所明らかに変だった。もちろん3場所前にヤマに行って(※ヤマに行く=相撲用語で「怪我をする」の意味)本場所途中で休場してしまって以降、どうもキレがない。今場所でも、初日に小結【宝富士】関にあっさり負けてしまい、その負けのダメ相撲ぶりから、全国の大相撲ファンの胸中には、「マジか……まさか白鳳が……もう……」と思わせるほどの取組であった。
 が、以降は勝ちを重ねるも、どうも相撲ぶりが以前とは明らかに違う。そもそも、わたし的には【白鳳】関が東の正横綱でなく、西にいることだけでも妙な違和感があるのに(TV中継で言うと、ほぼ常に【白鳳】関は画面の左側、すなわち「東」であるのが普通で、画面の右側、「西」にいるのが妙な違和感がある)、相撲ぶりもどうもキレがない。また、横綱らしからぬ「ラフファイト」や「ダメ押し」も批判の対象となった。とりわけ、わたしが観ていて、こりゃあ気の毒に……と思ったのが、 八日目の東関脇【嘉風】関との取組だ。立ち合いで【白鳳】関の右ひじが【嘉風】関の鼻にクリーンヒットしてしまい、【嘉風】関は盛大に鼻血を出して一発OKとなった取組である。立ち合いで、己の肩を相手の顎に下から上にブチかますのを、いわゆる「カチ上げ」と呼ぶが、ありゃあ、カチ上げなんかじゃなく、完全にエルボーアタックで、あんなの鼻っ面に喰らったら、誰だってぶっ倒れるわ、というすさまじいブチかましだった。まあ反則ではないものの、ラフプレーであることは間違いなかろう。あの【白鴎】関が、とファンとしては驚くに十分である。ただ、十日目以降はわりといつもの強さが戻ったような気がするが、まあ、やっぱりそれでも、千秋楽の横綱同士の戦いは、熱戦を観たかったですな。

 で。肝心の、というか、わたしが愛してやまない「黒ブタ」こと【松鳳山】関はどうなったかというと……おいおいおい……なんだよもう……とため息の毎日をわたしに送らせてしまったわけである。
 結果は4勝11敗。はあ……こりゃあ、来場所は十枚目以下に落ちちゃうなあ……。まあ、まだ十両にまで落ちることはないはずだが(たぶん)、次もこんな勝ち星では、再度の十両落ちもあり得るだろうし、今一度、奮起していただきたいものである。先場所は、「前頭筆頭」だったので、全横綱・大関・関脇・小結と戦わないといけない番付故に、10敗はまあ止む無し、とわたしは先場所終了時にここで擁護する記事を書いたが、ちょっと甘やかしてました。今場所の【琴勇輝】関をご覧なさいよ。今場所、東の前頭筆頭【琴勇輝】関は12勝3敗だぜ!? 横綱一人、大関二人に勝ち、関脇・小結との闘いは全部勝ちだぜ!? もう来場所の関脇は確実だよね。くそう、こういうい奴がやっぱり出世するんだよな……と、先場所の【松鳳山】関の闘いとくらべると、ため息しか出ない。
 とにかく、今場所の【松鳳山】関は、前に前に、という姿勢はいつも通り大変好ましいのだが、とにかく足が追いつかず、どたーんと前のめりに倒れる傾向があったように思う。とにかく、足腰ですよ。わたしなんぞに言われなくても、本人も、親方も良く分かっているでしょう。基本からしっかり、稽古に励んでください。
 
 というわけで、結論。
 今年の大相撲春場所は、とにかく【松鳳山】関を応援するわたし的にはしょんぼりな場所となってしまった。また、どうもやはり、横綱【白鳳】関が心配というか、気になる。また、「ああ、コイツにはどうやっても勝てねえ」と思わせるような横綱相撲を期待します。
 3月の「春場所」は、大阪開催。そして5月場所はまた両国国技館です。今度こそ、チケット獲れますように!! 以上。

↓ 横綱……土俵で泣かないでください……。

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