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 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つうかですね、今、何も書くことが思いつかないんですが、そういや3末決算の上場企業は株主総会の季節ですなあ。わたしも、かつては年明けから本格化する次年度予算策定~4月末の決算確定&IR決算説明会~6月の総会準備&実施と途切れることなく忙しく、ちょうど今頃は、もうあと総会を乗り切ればオレはほんの一瞬息が抜ける! 的に最後の気合を入れていたものですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 さて。それではさっさと今週の週刊チャンピオン2018年29号概況です。
 ■巻頭グラビア:電子版はナシ。紙雑誌版はNGT48の中井りか嬢のようです。
 ■弱虫ペダル:最後の糸の巻。マズイ……鳴子くん!! 泣けそうす!
 ■BEASTERS:この深淵に箒星の巻。ゴウヒン先生と食殺したキツネの少女のお話す。
 ■吸血鬼すぐ死ぬ:響け貧弱恨み節の巻。ほんとネーム多い漫画ですなあ。だがそれがイイ! ギャグ漫画はやっぱりマシンガンネームじゃないとね!
 ■昆虫武将チョウソカベ!:虎と龍と殿の巻。シンゲン公との戦い終了す。
 てな感じの週刊少年チャンピオン2018年29号でありました。

 さてと。それでは今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 先週は、虎城理事長や【王虎】さんの言葉から、【猛虎】先生の相撲の秘密らしき内容が語られました。要するに、体さばきで錯覚を生じさせ、隙を生み出し、そしてその隙を確実にモノにする体さばきで相手にあたる、と言えばいいのでしょうか? 相手にとって嫌な=自分にとって有利な体さばき、をまったく自然に行えているのが【猛虎】先生なわけで、ラストでは、鯉太郎は【猛虎】先生へ渾身の張りを喰らわせるも、どうやら効いてなーい、な状況で幕となりました。【王虎】さんの「全て」を「受け取った」鯉太郎。そんな鯉太郎に、お前の中の王虎を見せてみろ、大横綱・虎城の存在を感じさせてくれ! と望む【猛虎】先生。大変な展開になってきました!
 というわけで、当たり前ですが今週はその続きです。
 が、今週開幕は【猛虎】先生の稽古場での様子、すなわち回想から始まります。のっけから【猛虎】先生の長い独白で始まりますが、【猛虎】先生はそれまで稽古をしながらこんなことを考えていたそうです。
 「倒れてはいけない 土俵の外に出てはいけない 相撲という競技… 指一本でも地につけば…外に出ればその戦いの死を意味する特殊さ… わずかな崩れが文字通り命取りとなるうえで 足二本で立つという不安定さ…」
 な、なるほど? はい。今のところ分かります。
 「何より力を入れる初動の箇所が 親指というから始まる違和感…… 点という不安定さから最大の力が出るという のどを通らない理屈……」
 なるほど。確かに足の親指に最大パワーがかかるのは理解できます。しかしそこに違和感を感じたことは……あるかなあ? ま、ともかくそんな【猛虎】先生ですが……
 「くり返す自問自答は 親方の一言で光明を得る…」という出来事があったそうで、虎城理事長曰く、
 「何? 立つことに違和感がある?」「それはブワーっと広がらないということか? 足からブワーっと染み出し スーーー…っと吸い上げる感覚がないということか…? ならどうやって力を出しとるんだ? それがなきゃフワッフワのグラッグラだろ…」とのことで、【猛虎】先生には、
 「ウソのように…その言葉が脳に溶けていった…」そうです。
 なるほど? そして描写は土俵に戻り、先週ラストの鯉太郎による強烈な張りが炸裂したシーンに移ります。そしてやっぱり、【猛虎】先生には効いてなーーい模様ですが、その秘密とは、
 「使うべきは点ではなく 面…外側から染み出し 力が下から上へと伝わる 外旋
 ここは半見開きで、仁王立ちする【猛虎】先生の図で表現されています。実にカッコイイですなあ! そして「外旋」という言葉は、恥ずかしながら無知なわたしには理解できなかったので、すぐさまGoogle神にお伺いを立ててみたところ、どうやら解剖学における用語のようです。すなわち「回旋の動きのひとつ。回旋とは、上肢や下肢などの運動の種類のひとつで、位置を変えずにその場で回す動き」のことだそうで、「外旋で回す向きは右上肢・右下肢では右まわり、左側では左まわり。逆回転は内旋」だそうです。ええと、つまり「外旋」は外向きの回転運動ってことかな? これは実際に腕を回してみると分かると思います。なるほど。そしてちょっと待ってくださいよ……? 回転がキーだとすると、わたしの脳裏には虎城キラーであった先代・空流親方が鯉太郎に伝授してくれた、あの技をやっぱり思い出すっすね……。あの技も、足の回転がキーでしたな……。でもありゃ解剖学的な回旋とは違うか。まあそれはともかく、【猛虎】先生の解説めいた独白的思考は続きます。
 「足裏の安定は体の安定につながり 体の安定は攻守での体の使い方に変化をもたらした…点ではなく足裏からの線の連動・繋がり・動員で 肉…骨を動かす」
 そして描写は再び土俵へ。見守る橋くんは「あのハリがきかないってのか…」とゾッとしていますが、NHKアナの絶叫が状況を説明します。
 「猛虎 鮫島のハリを意に介さず前に出たー!!」
 吹っ飛ぶ鯉太郎! イカン! あーーっ! 【猛虎】先生が左前まわしを「ガシッ」と掴んだ! マズイ!! そしてページをめくるとさらに【猛虎】先生の右手がガシッと鯉太郎の顎を掴んだの図です! ぐんと押された鯉太郎は完全にのけぞり状態! コイツはのど輪を決められた格好だ!! ヤバイぞ!!
 「才能ひしめく大相撲というこの世界で 終わりの見えない階段を踏み外さず ただただ一心不乱に上り続けた 天賦の才がなかったからこそ… 必死に足掻いたからこそ たどりつけた己の力を…体を 最大限に発揮させる技術」
 持っていない才を、努力と理論で裏打ちされた技術で埋めてきた【猛虎】先生、というわけですが、そこには、こんな思いがあるわけです。
 (TVインタビューに答える大横綱・虎城)「ただひとつ わたしに飛び抜けた才能があったとするなら 誰にも負けないくらい 相撲が好きだったということでしょう…」
 (猛虎)「そう…それは……それだけは誰にも……アナタにだって…負けはしないから…」
 そういうことなんですな、つまりは。【王虎】さんのいう「振り切れてる」というのは、この相撲に対する想いが、圧倒的に振り切れているということでもあるのではないでしょうか。ここが【猛虎】先生の根幹であり、ドンとして砕けないものでもあるように思えます。
 というわけで、土俵上では鯉太郎大ピンチの図であります。NHKアナの絶叫中継が続きます。
 「猛虎がもっていった――!! 一気に土俵際!! 鮫島の快進撃もついにここまでか―――!!」こりゃあ、TVを見てたらもう相当血圧が上がって、おそらくわたしも絶叫していることでありましょう。場内の空気も「あ…」「あぁ…」ともはや絶望間際。常と大吉の空流ブラザーズも「腰を落として!」「堪えて鯉太郎さん!!」とこぶしを握ります。そして対する虎城ブラザース【稲虎】さんは「よし… よーし…!!」と勝利の予感に歓喜のこぶしを握ります。そして、鯉太郎の体から、もはやお馴染みの「ブチッ」「ビキッ」という筋繊維の断裂する音、的な書き文字が過剰なほどに描写されております。これはもう鯉太郎の全身の筋肉総動員令が発動されています!
 そしてページをめくった先には、大ゴマで笑みを浮かべる鯉太郎の不敵な表情だ! 鯉太郎はまったくもって楽し気です! そして「ギギッ」「メ゛ギッ」「ビキビキッ」もさらに増加! ページをめくると、NHKアナ絶叫です!
 「えっ・・ええっ!? 鮫島の体が沈み始めてる…」
 がっちり【猛虎】先生の右手がのど輪にきまってのけ反っていた状態の鯉太郎ですが、なんと体勢を戻しつつあります! これには【猛虎】先生もマジかよこの野郎的苦笑? です!
 「鮫島(コイツ)もまた そこはゆずれない 領分か…」
 そこ=相撲大好き、というポイントだと思いますが、どうやら勝負を分けるのもの点なのでしょうか? そして今週ラストは、この白熱の土俵を見守る二人の女性のやり取りで幕となります。
 鯉太郎母は、思わず目を閉じうつむきそうになりますが、ふと隣の椿ちゃんを見ると、椿ちゃんは決して目を離さず、土俵を食い入るように見つめています。その手はスカートをぐぐっ…と握りしめながら。鯉太郎母はそんな椿ちゃんを見て、幸せだったあの頃を思い出します。夫であり炎のファイターだった火竜は言いました。
 火竜「何で場所見に来ねーんだ? たまには生で見に来いよ…」
 母「(幼き鯉太郎を抱きながら)無理よ… どうせいっても 怖くて目を開けてられないもの…」
 そんな思い出のある鯉太郎母は、ギュッと椿ちゃんの手を握ります。ハッとする椿ちゃんに鯉太郎母は「ありがとね…椿ちゃん…」と一言漏らし、今週は幕でありました……。
 この様子は、編集部謹製のエンディングキャッチですべて語られていますので引用しましょう。
 「かつて自分が出来なかった 椿に尊敬と感謝を込めて―――」
 はーー……なるほど。今週は現実時間ではおそらく数秒しか経過していないと思いますが、濃かったすねえ……。決着までにまだ何週間かかかるんでしょうか? これはもう大変な大相撲になってきました。どういう結末を迎えるのか、大変楽しみであります! くそう、もう今すぐ来週号を読みたいですなあ!!
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけど11日目から休場
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 11日目:【天雷】東関脇
 12日目:【王虎】東大関
 13日目:【猛虎】東大関
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 【王虎】東大関。12日目現在11勝1敗。鯉太郎に敗北!
 【猛虎】東大関。10日目まで10勝、その後【泡影】に1敗した模様
 【天雷】東関脇。12日目現在9勝3敗に
 【稲虎】田上改め。十両力士に成長してた!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。67連勝中(12日目現在)。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。 

 というわけで、結論。
 今週は、さらに【猛虎】先生の相撲の秘密が明らかになってきました。点ではなく、面。これは大変分かりやすいと思います。しかし新たに今週登場した「外旋」という概念は、これは読んでいてなるほど、と分かるような気がするものの、実感としてつかみにくいようにも思えます。しかし、なんだかもう、最強と思えるような【猛虎】先生でさえ、まだ横綱【泡影】には届かないわけで、【泡影】はいったいどんなバケモノなのでしょうか……はーーーホントに毎週読み終わったそばから次週が読みたくなりますなあ。こういうのを傑作というのでしょうな。要するにですね、いやあー『鮫島』はホントに最高っすね! といつもの結論で終わりたいと存じます。以上。

↓ つうかですね、しつこいですが最新(18)巻は先週発売になってますよ! 是非ともお近くの本屋さんでお買い求め下さい!

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つうかですね、明日6/8(金)は、コミックス単行本の最新第(18)巻が発売になりますので、是非とも購入のほど、よろしくお願いいたします。毎回書いてますが、わたしは電子と紙の両方買って応援いたしたく存じます。

 表紙にキャラ単独でないのは、『鮫島』シリーズ初であります。内容は、第152話から第160話までとなるはずですので、【王虎】さんとの闘いが終わってVS【猛虎】先生がドーンと発表されるところまでだと思われます。わたしとしては、おそらく何度も何度も読むことになるでありましょう。今後復習するためにも必携の書ですので、どうか皆さん、買って応援していただければと存じます。
 さて、それではまずは今週の週刊少年チャンピオン2018年28号概況です。
 ■巻頭グラビア:久松郁実嬢。大変結構なお点前であります。イイすねえ……。
 ■弱虫ペダル:鳴子特急!! の巻。ホント、いつも鳴子くんには泣かされますよ……。クソカッコエエすねえ……今回はきっちりボケー筋に勝ってほしいす!
 ■BEASTERS:僕らの血は下水でも分離しているだろうかの巻。えっ、この世界では異種婚で子供もできるんですか!? ははあ、なるほど、レゴシ君はコモドオオトカゲの血が1/4入ってるクオーターだったんすね。へええ!?
 ■吸血鬼すぐ死ぬ:無限修正のオートグラフの巻。や~~い半田~~~ドジっ子ピッピ 鼻毛がボーン にわたしはもう電車内で肩を震わせるしかなかったす。オチも最高す。
 ■昆虫武将チョウソカベ!:殿はなにしにかわなかしまへ?の巻。ケンシン公VSシンゲン公の戦いに殿は……! という展開は意外と真面目で漫画らしく、面白かったす。
 てな感じの週刊少年チャンピオン2018年28号でありました。

 さて。それでは今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 ついに始まったVS【猛虎】先生との取組ですが、先週は立ち合いで後れを取った鯉太郎に【猛虎】先生のハイスピードな攻めが次々に繰り出され、鯉太郎も応戦するも後手に回るというか、起死回生のブチカマシさえ「パスッ…」と受け止められてしまうところまでが描かれました。また、同時に、虎城理事長による【猛虎】先生への教えも回想で描かれ、かつての大横綱・虎城の相撲を最も忠実?に体現しているのがまさしく今の【猛虎】先生である的なことも描かれました。
 というわけで、今週はその「パスッ…」からの続きです。入ったはずのブチカマシが入っていない。すぐさま【猛虎】先生の右手が鯉太郎に迫りますが、ゾクッと危機を察した鯉太郎はバッと離れ、距離を置きました。
 そして、NHKの実況が入りますが、この内容が結構驚きのものであります。
 「!? どうした鮫島 ブチカマシを軽く当てたと思ったら急に距離を取った!!」
 そうなんです。どうやら、第三者目線で土俵を見ている者には、「鯉太郎が軽く当てた」ように見えるのでありました。これは興味深い現象です。そして虎城理事長の解説が入ります。
 「脳をつかまれましたな…鮫島は… そうなることを予測するのではなく、そうなるように仕向ける技術…」
 な、なるほど? 言葉では理解できます。ブチカマシが来る!と予測していたのではなく、ブチカマシを来させるよう、【猛虎】先生が仕向けていたというわけですが、NHKアナも「??」と理解できていませんし、土俵を見つめる常松も、「何で途中でブチカマシを辞めちまうんだ…」といつもの顔面蒼白フェイスでつぶやきます。そして田上さんこと【稲虎】関は、「スゴイ……猛虎さんの言ったとおりだ……鮫島の相撲が届かない」と汗だくでやったぜフェイス。空流部屋と虎城部屋で明暗が分かれました。
 これは一体……という表情の鯉太郎。そこに【王虎】さんの独白がかぶります。
 「魔法か何かにかかったみてーだろ…鮫島……」
 そしてページをめくった先は、再び鯉太郎のブチカマシが発射されます! そして再び【王虎】さんの解説です。
 「人間は視覚から得られる情報から 己がどう動くのかを脳が定める…」
 描写としては、【猛虎】先生が「ぐんっ」と前に出、鯉太郎は「よし…」と思っている模様ですが、【王虎】さん曰く「まずは前に出ることを見せることにより 鮫島にブチカマシの最大威力で当たれる距離を予測させる…」
 そして鯉太郎は「!」と何かを見つけたか!? 【王虎】さんの解説は続きます。「その上で半身をさげ インパクトの距離をズラす… そのわずかなタイミングの時間のズレが 最大の威力を逃がし…消す…」 な、なるほど!? だんだんわかってきましたね……【猛虎】先生の秘密が。あっと、再びのブチカマシも、またも「パスッ」とナイスキャッチされた模様です!
 そしてページをめくった先では虎城理事長が、若干のドヤ顔で一言発します。
 「ピンと空間を把握し ピッと距離を掌握する」
 なるほど、これは分かります。なんというか、高度な物理演算を瞬時に行っている感じでしょうか。【王虎】さんの解説も続きます。
 「立ち合いの当たり負けも マワシを簡単にとられたのも 鮫島は視覚からの距離時間の予想を意図的にハズされたからだ…そして視覚から入る情報からのズレは 脳がパニックを起こし 思考が一瞬空白という隙をつくる ストループ効果…そして猛虎にはそのわずかの隙を逃さないスピードをうむ ヒザの抜きがある…」
 なるほど……なるほどっすね……ストループ効果という言葉、ご存知でしょうか? いや、恥ずかしながらわたしは無知で知りませんでしたが、詳しくはWikiへのリンクを張っておいたので、そちらをご覧ください。二つの情報が干渉しあうために起こる脳の情報処理がワンテンポ遅れる現象なんすな。なるほど。そしてその「一瞬生まれた隙」を【猛虎】先生は逃さないと。なるほど……! 大体わかって来ました。というわけで、再びの「パスッ」に対して、【猛虎】先生が攻撃に入ります!! そして理事長ふたたびの解説です!
 「ふみ込む力が重要なのではなく 大切なのはどう動きたいのか 体に任せる抜き…」
 【猛虎】先生のハズに構えたもろ手突き? が鯉太郎の胸にヒット!!! 鯉太郎の上体が崩れる! コイツはマズい!
 「闇雲に力を入れたところで それが間違っとれば何の意味もない…力ではないのです…これを理解できたのは 数いる弟子の中で猛虎だけです…」
 そして【猛虎】先生は体勢の崩れた鯉太郎に対し、右の張りを発射する準備を完了しているぞ! イカン!! これはキツイのが来る! 【王虎】さんの言葉が入ります!
 「相撲にすべてを捧げ…狂いぬき…妥協なき探求から猛虎が辿り着いた境地だ…」
 あーーっと! めっくったページの先は、1ページブチ抜きで【猛虎】先生渾身の右ストレートが鯉太郎の顔面にヒ―――ッット! マズイ! 鯉太郎いきいきごんぼ!(※半死半生のさまを指す言葉。サーセン、使ってみたかっただけっす)
 そして【猛虎】先生は戦いのさなかに思います。「どうした 鮫島… さぁ見せてみろ…お前の中にある王虎を…感じさせてくれ お前の中にある 大横綱虎城の 存在を…」
 この言葉に呼応するかのように、鯉太郎は反り返った体で無理矢理耐えます。思わずゾッとする【猛虎】先生。そして心臓が「ボッ」と音を立てたぞ! そしてめくったページの先は、見開きで鯉太郎が「ハッ…ハハッ」と笑い声をあげ、お返しの右ストレートの構えだ! この見開きは素晴らしいすね! 【猛虎】先生も「そうだ! それを期待してるんだ!」的な嬉しさと、「まだ来るか!」的な驚きの入り混じったニヤリです! そしてさらにページをめくった先も見開きです! そこには、鯉太郎の全体重が乗せられたような渾身の右の張りが「ゴボォン」という迫力の書き文字とともに、【猛虎】先生の顔面をとらえるの図であります!
 しかし! ああ、なんてこった!! 今週最後のページは3コマで表現されています。
 1コマ目:どうだ! 的鯉太郎のしてやったりフェイス
 2コマ目:【猛虎】先生の表情は描かれず、ふしゅう……と霧が晴れていく様子
 3コマ目:鯉太郎の、「な、なにい!?」的驚愕フェイス
 こ、これは……! 鯉太郎渾身の張りにも、【猛虎】無傷!! なのでしょうか? 今週はこれにて幕でありましたが、これは大変な戦いになってまいりました。ただこのままだと、決まり手がないというか、現在両者は離れて戦っていますが、勝負の行方はまわしを取っての投げに行くのか、それともがっぷり組んでの寄りになるのか、ちょっと想像がつかないす。鯉太郎的には、是非とも左下手が欲しいすね……。フィニッシュホールドとしては、やっぱり「虎城キラー」であった先代空流親方直伝の必殺技、そう、「アレ」が炸裂したら、わたし的に最強に興奮するんすけど……敢えて、火竜と虎城の時を超えた対決だけではなく、虎城キラー小結(?)【春風】のDNAも取り込んだ鯉太郎、がわたし的に一番熱くなるような気がします。わたしの希望としては、その時カットインで、吽形さんの「ヨシッ!」的な表情が観たいんすねえ……! はーーーホント、今週も興奮してサーセンした!
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけど11日目から休場
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 11日目:【天雷】東関脇
 12日目:【王虎】東大関
 13日目:【猛虎】東大関
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 【王虎】東大関。12日目現在11勝1敗。鯉太郎に敗北!
 【猛虎】東大関。10日目まで10勝、その後【泡影】に1敗した模様
 【天雷】東関脇。12日目現在9勝3敗に
 【稲虎】田上改め。十両力士に成長してた!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。67連勝中(12日目現在)。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。 

 というわけで、結論。
 今週はVS【猛虎】先生との闘いも中盤という感じでしょうか。そして、虎城理事長や、とりわけ【王虎】さんのお言葉で、だいぶ【猛虎】先生の相撲の秘密? が分かってきたように思います。まあ、ジャンプ的バトル漫画だと、確実に「ならば目を捨てる!」的に目を閉じたりして戦っちゃうような気がしますが、果たして鯉太郎は大横綱虎城の相撲を色濃く受け継ぐ【猛虎】先生に、どのように勝利を得るのか、実に今後の展開が楽しみであります。打撃系はもはや通用しないみたいですし、組技しかないように思いますが、まあ、きっとそんなわたしの浅はかな考えの上を行く展開となろうことは間違いないでしょう。しかし、「虎退治」には「アレ」しかないと思うのですが、果たしてどうなるか、鯉太郎の今後を熱く応援いたしたく存じます。いやあ、ほんと『鮫島』はマジ最高っすね! 以上。

↓ しつこいですが、とにかくもう何も考えず自動的に「買い」でお願いします。



 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つうかですね、平成30年大相撲5月場所の千秋楽はご覧になりましたか!? 世の中的には栃ノ心関の大関昇進や横綱・鶴竜関の二場所連続優勝に沸いていたわけですが、もちろん! わたしが一番大興奮して、いよっしゃああーーー! とこぶしを握ったのは、わたしが一番応援している松鳳山裕也君の取組ですよ! 千秋楽で7勝7敗、勝てば勝ち越し、そしてさらに鶴竜関が優勝すれば、唯一鶴竜関に土をつけた男としての殊勲賞も、という超ドキドキな取組前だったわけですが、見事に勝利、そして殊勲賞もGET!!
 いやー、なんつうか、とても嬉しいす!! これで来場所、本当に小結復帰できちゃったらもう、実際ヤバいす! 三賞インタビューもイカしてましたねえ! それにこの表彰前に、三賞力士たちが花道で揃って待ってる画が撮られていたのですが、同期である栃ノ心関(敢闘賞&技能賞W受賞)や、敢闘賞を受賞した千代の国憲輝君も一場所違いの同期なわけで、同期のみんなと何やら笑顔で話をしている松鳳山関の図に、どういうわけかわたしはもう激萌えですよ! 最高っすわ! マジで後援会に入るしかないかもな……現在、松鳳山関の所属する二所ノ関部屋は、去年倒れた師匠、元大関・若島津さんも順調に回復しつつあり、さらに、幕下の「一山本」君もあとちょっとで十両昇進が見えつつあって、わたしとしては大変応援したい気持ちMAXであります。ちょっと問合せしてみようかしら。はーーーしかしホントに嬉しいす!
 さて、暑苦しい興奮じみた妄言はこの辺にして、まずは今週の週刊少年チャンピオン2018年27号概況です。
 ■巻頭グラビア:電子版はナシ。紙雑誌版はひらがな「けやき坂」の小坂菜緒嬢かな。
 ■弱虫ペダル:奪われた200mの巻。ゴールまで5.5km。多分セミ・ファイナル・バトルなんすかね、VSキモー筋との戦いは。VS箱学がきっとファイナルなのでは。
 ■BEASTERS:その手 乱気流 巻いての巻。さあ、ヒグマのリズとのバトル開始っす!
 ■吸血鬼すぐ死ぬ:ちんは国家なりの巻。こういうギャグマンガ、ホント好きっす……
 ■開田さんの怪談:NO MORE怪談の巻。最終回。最初から短期集中の予定だったのかな?
 ■昆虫武将チョウソカベ!:殿が友と呼ぶ者の巻。ケンシン様のライバルと言えば! シンゲン公がとうとう登場す!
 てな感じの週刊少年チャンピオン2018年27号でありました。

 さて、それでは今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 先週はいよいよハッキヨイ、VS【猛虎】先生との闘いが始まりました。そしてファーストアタックは当然鯉太郎のブチカマシで、常松はその無駄のない完璧な出足に、思わず「勝った」なんてつぶやいてしまったものの……「打ち勝ったのは猛虎!!」ということで、脳内で混乱する鯉太郎に【猛虎】先生の素早い次の手が迫る!! という超イイところで幕でありました。
 というわけで、今週は「何っ!?」という混乱した鯉太郎を別アングルから描写した絵から始まります。すでに【猛虎】先生は鯉太郎の右側に体をスイッチ、ハイスピードで左まわしを取りに行く【猛虎】先生! 鯉太郎も「速い…」と驚きながらも、「左…取らせるか…」と対応しようとします……が! 【猛虎】先生の、「ピタッ…」という一瞬の溜めが、戦いの流れというかリズムを崩します!! 鯉太郎も「!!」と反応するも、その一瞬のリズムの狂いに乗じて「ユラッ…」と出された【猛虎】先生の左手は、鯉太郎の右前まわし(猛虎先生から見ると左前まわし)を「パシッ…」と、いともたやすくキャッチ、鯉太郎が「えっ…!?」と思う間もなく! 【猛虎】先生の出し投げが炸裂だ―――ッッ!!
 はあはあ……展開が速いので文字での説明が難しいす! どうやら【猛虎】先生の奥義は、一瞬の溜めによって相手のリズムを崩すこと? なのでしょうか……? まあ、はじめの一歩的に言うと、来るぞ来るぞ、このパンチをしのげ!という覚悟をもって喰らうのと、まったく不意にパンチを喰らうのとではそのダメージが違うわけで、ある意味でのカウンター、に近いのかもしれない、と思いました。いやいや、カウンター、ではないか。なんて言うのでしょう?
 そして「なっ…」と驚きつつもダンッと右足を返して耐える鯉太郎! すぐさま体を90度反転し、【猛虎】先生を正面に掴まえようとします! しかし! なんてこった! その振り向く回転に合わせて、【猛虎】先生の右手が鯉太郎の顎にクリーンヒット! これは純粋な意味でのカウンター張り手だ! イカン! 虎城理事長も真面目な表情で「キマる…」と見ています! しかしこのカウンターも鯉太郎はすかさず左手で【猛虎】先生の右ひじを下から突き上げ、何とか回避! 【猛虎】先生、ニヤリの図です! まるで「そうだ、それでこそ鮫島だ」的な不敵なニヤリです! これには虎城理事長も驚きの表情です! (※サーセン! 左と右が間違ってたので直しました)
 「アレを咄嗟に…鮫島の勝負勘も極限まで研ぎ澄まされているのか…」
 そしてページをめくると、鯉太郎は得意の型、左下手を狙って動きます。その動きに今度は常松&大吉の弟コンビが「左下手…速い…」と驚愕の図です! しかし、【猛虎】先生が左手でがっちりつかんでいるまわしはまだ切れていない! フッという神速の動きで、掟破りの連続出し投げ炸裂だ―――!! これには常も「!!?」と驚き、鯉太郎も「何なんだ…このスピードは…」と驚愕不可避です! そして鯉太郎はこの連続攻撃にも耐え、なんとか【猛虎】先生の左を切ることに成功します。「鮫島さんが 翻弄されている…」と常は顔面蒼白、鯉太郎も「スピードは 猛虎の方が上だってのか…!?」と考えながら体勢を整えようとしたその時! ああ! ページをめくった先は! 一瞬の隙に【猛虎】先生の強烈なブチカマシが鯉太郎の胸のど真ん中にヒーーーット! やばい! 鯉太郎の体が崩れた! そしてマズイ! 【猛虎】先生の右手が引かれ、強烈な張りが発射体制準備完了している!! コイツを喰らってはまずいぞ鯉太郎!
 しかし!! ページをめくった先では、「くっ…」と浮いた体をすぐさま前傾させ、0.5秒後にやって来る張りに対する防御姿勢をとりますが……張りが来ない! 「……アレ…?」と思う鯉太郎。しかし、その「アレ?」の一瞬の溜めこそが【猛虎】先生の奥義なのか、一瞬ゆるんだその時を狙って張りがキターーー! 「ボゴ」とすさまじいインパクトで描かれております!
 さあ、ここから【猛虎】先生の奥義に関する説明タイムの始まりです。
 まず、【猛虎】先生は、普通の常識として、「肉を太らせ 強靭な力を手にするのが力士…相撲は剛 強さは力とどこか信じていた…」そうで、いわゆる筋トレ、ビルドアップに励んでいたようです。「しかしどれだけ必死に力を求めても それを上回るものがいるという事実(※ここでは、仁王さんや天鳳、天雷といった代表的なパワー型力士が背景に描かれております) 肉の強さは…力の強さもまた先天的なモノが存在し…しかもそれだけが絶対ではないことを…体感する…(※ここでは泡影が背景に描かれています)」
 なるほど? HUNTER×HUNTERで言うところのオーラのタイプ別の戦闘スタイルの違いのような感じでしょうか? そして描写は三役昇進前の稽古の模様です。【王虎】さんに稽古でやられ、【王虎】さんからも「何だその様は どうしたテメーらしくもねぇ…」と激を飛ばされていた模様です。「三役を前に 己の相撲への迷い…違和感が体に絡まり始める 俺は…俺の体を…本当に使えているのだろうか…理解しているのだろうか…ここが俺の限界なのではと…」なるほど。
 そしてまた描写は土俵に戻ります。NHKアナも絶叫中です。「猛虎勝負に出たか 強烈に前に出る!!」土俵上では鯉太郎が【猛虎】先生の張りを何発も喰らいながら堪えている模様で、常もいつも通り「マズイ…流れを断ち切れ鯉太郎さん」と絶叫です。鯉太郎は張りを下からあてがって回避している状況。これは長くは続かないぞ……ヤバし!
 そして描写は再び回想へ。すっかり自分の相撲を見失い始めてしまった【猛虎】先生。とうとう負け越しも経験し、周りからも「あんな精彩を欠く猛虎さん初めて見たな…」なんてことまで言われる始末。真面目な【猛虎】先生は、虎城親方に謝罪します。
 猛虎「申し訳ありません…こんな大事なところで足ぶみをしてしまって…」
 虎城「どうした…? 最近相撲がよくなってきてるな…」
 !? 良くなってるって言ったこの人? 的ポカーンフェイスの【猛虎】先生。わたしもポカーンです。そしてここから、独特の虎城親方語による解説の始まりですよ。
 「お前の悪いトコはピンとひとつしか使ってなかったトコだ…腕なら腕…足なら足とそこだけギュッとなっていたが ソコを効果的に使うために他の箇所に ビビッと耳を傾けはじめとる…」
 一コマだけ、土俵上に描写は移ります。そこでは鯉太郎が渾身のブチカマシを発射ーーー!!
 そして虎城親方語の解説が続きます。「何よりフッと抜きが出来るようになってきとる…大事なのはユルッとした間…力だけで制するのは限界があるのよ…相手も…己もな…問題ない…その相撲を探求していけ…」
 どうですか、わたしにはまだその意味が咀嚼しきれていませんが、「凡人」として、努力をし続け、天才型の親方の言葉を翻訳し続けてきた【猛虎】先生には伝わったようで、涙を流す当時の【猛虎】先生。そして今週ラストの大ゴマは、鯉太郎の渾身のブチカマシを「パスッ…」と受け止める【猛虎】先生の図であり、そのコマには、虎城親方の言葉が重なっています。
 「昇ってみせろ…俺のいた場所まで…」
 というわけで今週はここで幕、でありました。編集部謹製のエンディングキャッチは「完成された猛虎にやはり攻撃は通じず」とあります。マズいすね……まあ、北斗の拳で言うところの、トキの柔の拳とでも言いましょうか、相手の攻撃の衝撃を受け止め、自らの攻撃のタイミングを一瞬ずらし、確実に相手を削っていく【猛虎】先生の戦闘スタイルは、かなり危険ですなあ……こういう相手に有効なのは、無想の一撃、無意識のうちに出る攻撃しかないのでは……と北斗の拳が大好きなわたしは思いましたが、果たして鯉太郎は勝利を掴めるのか、今後の展開が大変気になります……! ああ、来週号が今すぐ読みたいす……!
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけど11日目から休場
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 11日目:【天雷】東関脇
 12日目:【王虎】東大関
 13日目:【猛虎】東大関
 --------
 【王虎】東大関。12日目現在11勝1敗。鯉太郎に敗北!
 【猛虎】東大関。10日目まで10勝、その後【泡影】に1敗した模様
 【天雷】東関脇。12日目現在9勝3敗に
 【稲虎】田上改め。十両力士に成長してた!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。67連勝中(12日目現在)。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。 

 というわけで、結論。
 今週はファーストアタック以降のハイスピードバトルが展開され、【猛虎】先生の先手先手の攻撃が繰り広げられ、来る! と思った瞬間からわずかにズレてやってくる【猛虎】先生の猛攻に、鯉太郎は実際ピンチであります。そして、【猛虎】先生の奥義のようなものも、難解な虎城親方語で一応は説明されました。要するにパワー一辺倒では上には上がいて、通用しない壁にぶち当たってしまうからダメ、ユルッとした間が重要なんだ、ということ……でいいのかな? サーセン、まだわたしも咀嚼できておりません……。いやあ、今週はホントに文字で説明するのが難しく、内容的にも、なんでもジャンプ的に考えてしまうわたしにはちょっと難解でありました。いずれにせよ、「完成された猛虎」先生との戦いは、間違いなく鯉太郎にも何らかの変化をもたらしていくんでしょうな。鯉太郎よ、【猛虎】先生という壁を乗り越えるんだ! というわけで、結論としては若干消化不良ですが、毎週書いている通り、いやー、『鮫島』は最高っすね! ということでよろしくお願いします。以上。

↓ おっと、どうやら次の新刊(18)巻はもう来週発売ですって! 超イイ表紙!! 初めてのツーショットすね!!

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つうかですね、昨日で11日目までを終えた大相撲5月場所、通称「夏場所」ですが、なんつうかもう栃ノ心関の強さは本物ですなあ! 強い。昨日、琴奨菊関をもう力づくでぶん投げるの図には痺れたっすねえ! 間違いなく大関は手中にするでしょうし、一気に横綱まで行っちゃいそうな勢いすね。わたしとしては、栃ノ心関の強力なパワーは、なんだか「怪力・天雷」を思い出さずにはいられないのですが、強引に吊りに行ったりぶん投げたりする栃ノ心関は大変カッコ良いと存じます。そして、わたしの一番応援している松鳳山関は、その栃ノ心関と同期であり、幕内力士の中では明らかに小兵なわけですが、さすがに鯉太郎のようには行かず、現在5勝6敗と後がなくなりつつある戦いを繰り広げております。しかし昨日は活躍著しい阿炎関をぶっ飛ばしたので、その勢いのまま、勝ち越してほしいす。
 それにしても今日の結びの一番、栃ノ心関VS白鵬関の戦いも相当血圧が上がる激闘となる予感すね。今日は、職権を濫用して17時半からは会社のTVをつけようと存じます!
 さて、それではまずは今週の週刊少年チャンピオン2018年26号概況です。
 ■巻頭グラビア:小倉優香嬢。Wikiによると「リアル峰不二子」だそうで、極上す。
 ■弱虫ペダル:捕食の巻。とうとうキモー筋先頭へ!やっぱりこの人一番強いよ……。
 ■BEASTERS:ただの抱擁は布団にでも託しますの巻。タイトルがw
 ■吸血鬼すぐ死ぬ:オータムより新たなる刺客の巻。タイトル通りw 一番笑いました。
 ■開田さんの怪談:グリーンフィーバーの巻。絵はとても好きなんすけどね……。
 ■昆虫武将チョウソカベ!:きりんさんの心と殿の巻。イイお話なんですが、本筋はどうなったんだ……
 どうも、ここ1年ぐらいのチャンピオンの新しい作品がイマイチわたし的に盛り上がらないす……。ううむ……ジャンプはまた面白い漫画が増えてきているのですが……。。。
 
 さて。それでは今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 先週は土俵入りからハッキョイ1秒前までの様子が主にNHKアナと虎城理事長の掛け合いで描写され、鯉太郎から噴出される熱は国技館を興奮のるつぼとし、対する【猛虎】先生も静かに熱く燃え上がっているという対照的な様子が描かれたわけですが、さあ! いよいよ! 今週から闘いが始まりますよ!
 というわけで、扉はもう臨戦態勢の二人です。【猛虎】先生は既に両手をついておりますので、鯉太郎の左腕が土俵に着いた瞬間、戦闘開始となります。そんなバトル1秒前の状況で、橋くんは、国技館全体の熱にあてられた鯉太郎を前にして「少しも揺るがない」【猛虎】先生に驚愕しています。NHKアナも実況を続けています。
 「猛虎の構えはダラリと両手をおろす 力の抜けた独特な…異様ともいえる仕切りですね…」確かに、見たことのないその仕切りの型は特殊なフォームです。それを虎城理事長は以下のように解説します。
 「だが隙がない…開始の主導権は鮫島のふり下ろす手にあるが 呼吸は既にあっていると言っていいでしょう…たとえどんな嵐に襲われようとも…心ひとつ乱れることのない 精神力 愚直に積み上げ確立した 断固とした己の相撲への自信 そこからくる揺るぎない 強固な我 超一流ですよ 猛虎という力士は…」
 なるほど。「どんな嵐に襲われても心ひとつ乱れない」。いい言葉ですなあ。まあ、サラリーマンも20年もやってると、どんなピンチな状況に直面しても、大抵は、既に経験している、知っているピンチに思えて、まあ何とかなるだろという気になるような気がしますが、アスリートは何万何十万という練習(稽古)によって、そういう経験を積んでいくわけで、それが自信につながるんでしょうな。
 そして、そんな【猛虎】先生を前に、鯉太郎はもう、なにやらワクワクな表情?であります。思わず「スゲェ…」と声を漏らす鯉太郎。鯉太郎の脳裏には、【猛虎】先生と初めて出会った『バチバチ』第1巻第1話のあのシーンが蘇っております。
 「あの時とはすべて違う……ここで…また巡り会えてよかった…」
 さあ、【猛虎】先生から発せられるプレシャーがまた一段と増したようです! 凄い迫力の絵だ! コイツはヤバげです!
 鯉「真っ直ぐ…俺だけに当たる 俺だけに見える強烈な重さ…」
 猛「こい…」
 鯉「最高だ…」
 そしてページをめくると、おおっと! そこには見開きで! 「俺の全部をくれてやる…」とうとう鯉太郎の左手が土俵に着いた――!! ハッキヨイ!! バトルスタートの瞬間です!!! 行け―――!
 さらに次のページも見開きです! おおっと! 鯉太郎の出足が速いぞ! あーーーっと! 常松こと【松明】関の口からは「勝っ…た…」の一言が漏れている! オイィ! 常! ホントかそれ!? ナレーションにはこう書いてあります!
 「無意識に松明の口から その言葉が漏れた…それほどまでに無駄のない完璧な それでキマるほどの鮫島のブチカマシだった」
 マジかよ! キマるのか!? そしてページをめくると、「しかし…すぐに気付く…違和感…」というナレーションとともに、両者「ゴン」とぶつかるの図です! こ、これは!?
 あああーーーっと!!! 次のページに進むと、ああ、なんてこった! ジーザス! 
 「打ち勝ったのは猛虎!!!
 の図が見開きで描かれております! イった―――ッ! コイツは強烈だ!! この図は、もう絶対にチャンピオンで確認する必要がありますよ! ヤバイ! 鯉太郎! 大丈夫じゃないぞこれは!!!
 そしてページをめくると、鯉太郎のあのひたいの傷から血が噴き出ております! これは! まさしく『バチバチ』第1巻第1話の再現か!? この様に、場内「えっ…!!?」と一瞬静まり、田上さんこと【稲虎】関は「よしっ…」とこぶしを握り、常はまーた青ざめて「なっ…」と驚愕しております! 常の「何で…!!?」という思わず出ちゃった一言ですが、鯉太郎も思いは同様なのか、何が起きたか理解が追いついておりません。
 「タイミングは 完璧だった…が…そこにはいなかった… スカされた…? いや、そこにはいた…何で…何でだ…」
 『バチバチ』第1巻第1話では、若き幕下【猛虎】も相打ちで意識が吹っ飛んだはずです。しかし今回は、まったく違う状況。今週は、一瞬混乱している鯉太郎の右に、【猛虎】先生がすかさず回ってもう次のモーションに入る、その瞬間で幕、でありました。
 ラストのコマの鯉太郎の表情は、疑問が頭に渦巻いてしまっていて、ある意味意識が飛んでいるのかもしれません。完全に【猛虎】先生の動きを見失っています。さらに加えて【猛虎】先生の動きが速い! 鯉太郎からすると、消えた!? ぐらいなイメージなのかもです。はーーーこれはヤバいすなあ……! 右側に回られたので、鯉太郎の得意の左下手は無理か?  逆に【猛虎】先生は左上手をがっちり取れそうな位置取り。果たしてまわしを取りに行くのか、それとも右で張りに行くのか? さっぱりこの後の展開が分かりませんが、今のわたしの気持ちを一言で言うと、「未来のオレ、今すぐ来週号を持って来い!」であります。一言じゃないけど。いやーーーマズいなあ……ヤバイなあ……今後の展開がホント楽しみですね! なお、おそらく単行本(19)巻も、今週のここまでの収録となるはずなので、単行本派の方も、ぐぬぬ、(20)巻早よ!とギリギリすることでしょう。 はーーーホント『鮫島』は最高っすね!
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけど11日目から休場
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 11日目:【天雷】東関脇
 12日目:【王虎】東大関
 13日目:【猛虎】東大関
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 【王虎】東大関。12日目現在11勝1敗。鯉太郎に敗北!
 【猛虎】東大関。10日目まで10勝、その後【泡影】に1敗した模様
 【天雷】東関脇。12日目現在9勝3敗に
 【稲虎】田上改め。十両力士に成長してた!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。67連勝中(12日目現在)。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。 

 というわけで、結論。
 今週はとうとうハッキヨイ、鯉太郎VS【猛虎】先生のバトルスタートから、ファーストブチカマシが見事吹っ飛ばされ、混乱の鯉太郎に【猛虎】先生の次の手が迫る!! という超ヤバイ状況までが描かれました。しかし、ここで『バチバチ』第1巻第1話のリベンジという展開は、本当にお見事ですなあ! いや、そりゃあですね、鯉太郎が楽勝で勝つわけはないと分かってますし、そういう意味では予想通りではありますよ? でもですね、ここまで興奮させてくれる『鮫島』という漫画は本当に素晴らしいとわたしは思うわけです。とりわけ今週の【猛虎】先生の絵は、まさしく渾身のもので、佐藤タカヒロ先生を大絶賛いたしたく存じます。カッコイイすねえ【猛虎】先生は! ホント、『鮫島』は最高っすわ! 以上。

↓ そういえば昨日のNHK解説は元大関・琴欧洲でお馴染みの鳴門親方でした。栃ノ心関はヤマ行って険しい道のりを経てきましたが、今の栃ノ心関は、なんか全盛期の琴欧洲関を思い出しますなあ……

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つうかですね、現在両国国技館で開催されている大相撲平成30年5月場所なんですが、わたしの応援している東前頭2枚目の松鳳山裕也君は、初日から栃ノ心関、豪栄道関、白鵬関と格上相手に3連敗し、おまけに相撲内容も若干元気がなく、わたしとしてはかなりしょんぼりしていたのですが……見ましたか! 昨日の松鳳山裕也君の戦いを!! 横綱・鶴竜関を前に前にと攻め続けての勝利、いやあ、ホントに昨日は興奮したっすわ! しかし一方で、昨日は十両に下がっている照ノ富士関の休場も発表となり、このままだと、幕下へ落ちる気配濃厚ということで……なんか淋しいすなあ……ホント、あっという間に大関まで駆け上がり、こりゃああっという間に横綱になるんじゃね? と思うほど強かったのになあ……ヤマ行っちまって、極めて残念であります……。
 さて、それではまずは今週の週刊少年チャンピオン2018年25号概況です。
 ■巻頭グラビア:大原優乃嬢。大変結構なお点前ですな。控え目に言って最高す。
 ■弱虫ペダル:攻防!ダウンヒル!! の巻。さあ、最終局面、キモー筋も来たっす!
 ■疵面:今週はナシ。代わりに、夢枕獏先生による刃牙小説「ゆうえんち」掲載開始す。
 ■BEASTERS:アクロス ザ ユニバースの巻。ちょっと今週は若干意味不明?す。
 ■吸血鬼すぐ死ぬ:仕事しろ吸血鬼対策課の巻。もうタイトル通りす。笑いましたw
 てな感じの週刊少年チャンピオン2018年25号でありました。

 さて。それでは今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 先週は、主にNHKアナと虎城理事長の会話をベースに、いよいよ鯉太郎と【猛虎】先生の土俵入り直前まで進展しました。なお、NHKアナからは、なんと角界の怪鳥でお馴染み【天鳳】関が未だ負けなし全勝キープであるという情報ももたらされました。そして虎城理事長からは、自らの相撲を最も忠実に体現しているのが【猛虎】である、的なお話もなされました。
 というわけで、今週は国技館内に響き渡る呼び出しさんのコールから始まります。そしてページをめくると、お互い蹲踞して柏手を打つ鯉太郎&【猛虎】先生の図です。【猛虎】先生の表情が相当気合が入っているというか集中してますな。そして国技館へ到着し客席に着く椿ちゃん&鯉太郎母の二人。母は椿ちゃんに、やはり私は…と若干遠慮、あるいは鯉太郎と対面する心の準備が出来てない様子ですが、そこに、場内からは「鮫島!!」コールが。場内はもう、大変な盛り上がり。NHKアナも絶叫です。
 「場内 大鮫島コールです!! ここまで快進撃の鮫島の背をファンが後押しする!」
 この場内を満たす鮫島コールに、常や大吉は嬉しそう。【白水】さんはもう涙ぐんでますよ! わたしもなんだかうれしくて泣きそうです! そして椿ちゃんは「さぁ…始まりますよ…」と真剣な表情。そこには一瞬たりとも目をそらさない的な覚悟のようなものすら感じられます。NHKアナの実況は続きます。
 「この声援は力になりますね…きっと鮫島にも届いていることでしょう…!」
 まあ、そりゃ聞こえてるに決まってんだろ、とかわたしは思ったのですが、ページをめくるとそこには、「抑えろ…まだ…漏らすな…まだ…抑えろ…」という戦い直前の鯉太郎の独白とともに、虎城理事長のこんなイイ台詞が重なります。
 「いや…逆でしょう…鮫島の力が客の方に届いてるんですよ…」
 どういうことかと言うと……ページの先には理事長の台詞の続きがあります。
 「見てください…客の楽しそうな顔を…鮫島にあてられているんですよ…完全に…相撲をまだとれるという 歓喜を…」
 これは、数々の舞台やミュージカルを生で観に行っているわたしには、なんだかとても良くわかる話です。応援が舞台に届くというより、舞台の熱がこちらに伝わるんすよね……モロに。ダイレクトに。鯉太郎の全身からは、湯気のような、北斗の拳で言うところの「闘気(オーラ)」めいたものが発散されております。こいつが伝わっているのでしょうな、国技館全体に。わたしがこの場に居合わせたら、おそらくはもう相当血圧が上がって「鮫島――――!!」と絶叫していることは間違いないかと存じます。
 この鯉太郎の様を見て、【猛虎】先生は冷静に分析します。
 「これが…力士鮫島か…当たり前だがあの頃とは撒き散らすモノが まったく違うな…王虎ほどの奴が何故あれほど執着したのか 対峙するとよく分かる…喜びと厳しさが混同した鮫島の雰囲気は 俺の魂を滾らせ背筋を凍らせる…いい力士だ
 なんつうか、【猛虎】先生のこの分析もやたらカッコイイすねえ。気に入ったので思わず太字にしておきました。そして審判席の仁王兄貴こと現・空流親方の右手がスッと上がって、いよいよ時間いっぱいのサインが出ました! ドアアアアアアと一層盛り上がる国技館! ヤバイす! わたしも盛り上がってきました! そしてページをまくると、おおっと! 見開きで鯉太郎の強力なオーラはリミッター解除、全開で噴出しております! そして鯉太郎から噴出される熱が観客席を覆いつくしています! ナレーション曰く、
 「瞬間 鮫島から 全部が解き放たれる ソレが暴風雨のように 場内を激しく巻き込み 収縮し」
 そしてまたページをめくるとそこも見開きだ! 
 「一個の巨大な塊と化す」
 この一連の描写は是非チャンピオンを買ってご堪能下さい! これはもうこの場にいたら失神あるいはしめやかに失禁してもおかしくないオーラに大興奮ですよ! 常松も「何だ…アレ…」と驚愕、橋くんも「ス…スゲェ…」と絶句です! そして虎城理事長も驚愕しながら、またしてもイイことを言います。
 「まさか…これほど…これほどまで繋がるか…ここまでの激闘…死闘が想像以上に 見る者の心に蓄積していたということか…まるで自分の人生の一部であるかのように…もう…並では…ない」
 そう、そういうことだとわたしも思います。人は、まるで自分自身の人生を投影するものに、共感し、感動し、興奮し、応援したくなるのではないでしょうか。そしてこの熱は土俵下で見守る【王虎】さんにもビリビリと伝わっているようですが、一方の横綱【泡影】には、伝わっているのか良くわかりません。いつもの無表情です。【王虎】さんはちょっと嬉しそうに言います。
 「さぁ…どうする猛虎……」 そしてページをめくると……
 おおっと! 今度は【猛虎】先生のおっそろしく気合の入った立ち合いの図が見開きで描かれております!! この絵は超カッコイイ!! そして【猛虎】先生は先に両手を土俵に着いた! 完全に臨戦態勢、鯉太郎が真っ赤に燃える炎なら、【猛虎】先生は青く冷ややかに燃える炎か? 実に対称的であります!! というわけで今週はハッキョイ1秒前、以下のナレーションで幕、であります。
 「鮫島の巻き起こす熱風に……揺るがず…静かに…押し返す…」
 はーーーー……サーセン……今週も無駄に興奮してお伝えしてしまいました……。あと連載がどのくらい続くのかわかりませんが、もうホントに、わたしは『鮫島』が終わってしまった後でも生きていけるのでしょうか……燃え尽きてしまいそうな気がしてなりません……。いやあ、ほんと『鮫島』は最高っすね!
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけど11日目から休場
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 11日目:【天雷】東関脇
 12日目:【王虎】東大関
 13日目:【猛虎】東大関
 --------
 【王虎】東大関。12日目現在11勝1敗。鯉太郎に敗北!
 【猛虎】東大関。10日目まで10勝、その後【泡影】に1敗した模様
 【天雷】東関脇。12日目現在9勝3敗に
 【稲虎】田上改め。十両力士に成長してた!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。67連勝中(12日目現在)。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。 

 というわけで、結論。
 今週は呼び出しさんのコールから始まって、ハッキョイ1秒前までの場内の様子が描かれたわけですが、なんつうかもう、ヤバいすね。この興奮は。まだ立ち合い前なのに。つうか、やっぱり、スポーツでもミュージカルでも、やっぱり生の現場のリアルな熱は、体験するともう他では代替しえない記憶として深く胸に残るすね。それを漫画で表現・再現しちゃう『鮫島』という作品は、ホントにすごいと思います。いやあ、ホントに『鮫島』は最高っすね。もう同じことしか言えないす。来週からはおそらくいよいよハッキヨイとなるであろうと思われますが、この戦い、脳に刻み付けたく存じます。はーーー興奮した。以上。

↓ どうでもいいですが、わたしはミュージカル等の際はコイツを愛用しております。やっぱり演者の表情を見たくなるので。意外とそんなに高くなく、イイものはレンズが明るく超見やすいことを知りました。

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 なんつうか、ホントにもう、大相撲協会には問題が尽きないというか……やれやれです。が、土俵で戦う男たちの熱戦には、わたしも毎日興奮しております。わたしの愛してやまない松鳳山裕也君は、昨日の祝日11日目現在6勝5敗。毎日いい相撲なんすよねえ……。残り4戦、勝ち越しに向け頑張ってほしいす。そして帰ってきた男、逸ノ城関は昨日、横綱鶴竜関に負けて8勝3敗となりましたが、ホントに今場所は強いですなあ。二桁に乗せる勝利を挙げて、今年中に一気に大関まで行っちゃいそうな気もしますね。毎日、マジ血圧上がるっすわ。
 というわけで、まずは今週の週刊少年チャンピオン2018年17号概況です。
 ■巻頭グラビア:今週は連載中の『魔法少年サイト』アニメ化記念でキャスト陣の声優さんたちです。サーセン……全然詳しくないのでコメントできないす。
 ■弱虫ペダル:逆境の巻。にくまっしぐら! 変態小鞠君VS悠人の戦いスタートです!
 ■刃牙道:供養の巻。徳川のご老公の言ってる意味が、ちょっとよくわからないす……。
 ■BEASTARS:君の振り子時計で巻き戻しての巻。巻頭カラーす。レゴシ君の尻尾……。
 ■Gメン:さよならーの巻。次週最終回。感慨深いすなあ……。
 ■吸血鬼すぐ死ぬ:ビタースイート・ショット・メモリーの巻。ショット君の過去話す。
 ■昆虫武将チョウソカベ!:殿、三兄弟と対決すの巻。毛利編はまだ続くみたいす。
 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 さて。それでは今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 先週ついに発表になった13日目の取組、鯉太郎VS【猛虎】先生。この物語のいっちばん最初、『バチバチ』第1巻第1話からの因縁がついに土俵上で決着がつくという、おそらくこの『鮫島』ニュース読者全員が大興奮したであろう割が発表となりました。しかし一方で、VS【王虎】さん戦後の「その後」が語られようとしております。果たして今週はどんな物語が待っているのか、ドキドキであります。
 というわけで、今週の開幕トビラは、空流部屋の前で一人鯉太郎たちの帰りを待つ椿ちゃんの図です。ところで、鯉太郎と椿ちゃんは今何歳なんすかね……二人とも同じぐらいの年齢のはずですが、鯉太郎は『Burst』第1巻の冒頭で17歳、あれから最低でも5年は経過しているはずなので(?)、22~23歳あたりなのかな……。当時は女子高生だった椿ちゃんですが、すっかり大人びた表情です。
 そしてページをめくると、何やら雄たけびを上げている豆助です。そんな豆助に「うるさいな~もう…いいかげん落ち着きなよ…」と冷静にツッコミを入れているのは、あの森田茜くんじゃあないですか。なにやらご飯をよそっている茜くん。豆助としては、「バカヤロー!! 鯉太郎さんのあの魂の一番を見て燃え上がらねー奴がいるか! クソ…ダメだ~思い出したら涙が止まらねー……」だそうで、仕事も手につかない様子。茜くんは「早くチャンコ用意しよーよ…関取たち帰って来るよ…つーか僕お客なんだけど…」とイラッとしています。茜くんもすっかり空流の家族の一員ですなあ。
 ここから、豆助が空流に弟子入りする話が語られます。なんでも、どこかの田舎ヤンキーだった豆助は、その田舎に巡業にやってきた相撲の「力士に挑戦」コーナーで、鯉太郎に軽~く吹っ飛ばされたそうです。「それが鯉太郎さんとの運命の出会いさ…」とカッコ良く語る豆助ですが、背景に描かれる当時の絵は、大変カッコ良くないギャグ交じりのものです。しかし、そんな豆助の過去を聞くと、当然我々の脳裏には、『バチバチ』第1巻第1話の、あの光景がよみがえるわけですよ。豆助の話は続きます。
 豆「後から聞けば鯉太郎さんも 素人時代に力士相手に相撲取ったって言うじゃねーか」
 茜「へーーー……じゃ鯉太郎さんも豆助さんと同じでブッ飛ばされたの…?」
 茜くん、ナイスツッコミだぞ! その顛末を我々はよーく知っています!
 豆「それがあの人のスゲーところよ…ズタボロになりながら何と勝っちまったんだとよ! しかも相手は当時幕下付け出しのスーパールーキーだった」
 ここでページをめくると! そこにはあのお方が1ページブチ抜きで描かれております!
 豆「現大関 虎城の猛虎に…」
 車の中の【猛虎】先生は、外を眺めながら若干の笑み?です。そんな【猛虎】先生に、助手席の田上さんこと【稲虎】関が声をかけます。
 稲「何か嬉しそうですね大関…」
 猛「オレの意識を初めて変えてくれた男だからな…鮫島は…奴に鼻を折られなければ 今の俺はないよ…それに…」
 稲「……… それに?」
 猛「今日鮫島(アイツ)は王虎を喰った…鮫島の中に王虎もいる…こんな形で…願望が叶うとはな…」
 【猛虎】先生の願望……『バチバチ』第11巻の【猛虎】先生のセリフを思い出しますな……ちょっと今週号からは離れますが、当時の【猛虎】先生の発言を引用しておきます。あれは、自分が十両に上がったら、当時クソ野郎だった【王虎】さんを自分の付け人にしてもらうという約束を取り付け、そして、十両昇進を果たし、今日からお前は俺の付け人だ! と【王虎】さんに宣言したあの時のことです。全くダメ野郎として殴り掛かる【王虎】さんの拳に全く動じなかった【猛虎】先生でしたが、【王虎】さんが父、虎城親方につっかかって、【猛虎】先生ブチ切れるのシーンです。
 (当時の)猛虎さん「自分の虎の字は親方の虎の字です 自分はそこに誇りを持っています だから相手が誰であろうと今の親方に対する愚弄を見のがすコトはできない…大横綱虎城の息子はコイツだけじゃない」
 (当時の悪党な)王虎さん「クックック…違うだろーが…俺に偉そうに説教タレんのも 親方のタメか? オヤジの古惚けた名を 守るタメにここにいるのか? 腹黒ーーーな…お前も…(以下略)」
 猛「そうだ お前はただの餌だ! 俺があの頃の虎城親方がいた高みに昇るタメのな…」
 こうして【猛虎】先生と【王虎】さんの「歪で殺伐とした兄弟弟子の関係」が誕生したわけですが、「餌」と断じた【王虎】さんを「喰った」鯉太郎は、その意味でも、【猛虎】先生にとって戦う相手として最上の相手なわけですなあ。コイツはもう、ヤバいすねえ……!
 で。今週号に戻りますが、ようやく空流部屋の前にタクシーが到着、椿ちゃんは出迎えます……が、鯉太郎の表情は……これは文字では表現できないな……何と言えばいいのか……憔悴しているのかな……そんな表情の鯉太郎に、椿ちゃんは言葉が出ません。
 ふと、そんな椿ちゃんに気が付き、「よう…」と声をかける鯉太郎。デキル弟の常松は空気を察して大吉を伴って先に部屋に入っていきます。二人きり、部屋の玄関前で言葉を交わす鯉太郎と椿ちゃん。鯉太郎は語ります。以前、椿ちゃんには、くすぶり続けながら生きるのが怖い、的なことを言いましたが、今日の【王虎】さんとの取組を経て、はっきりと分かったことがあるとのこと。それは……
 鯉「俺はやっぱ相撲が楽しくて仕方ねえ…生きてるって実感も喜びも 土俵(そこ)でしか手に出来ねーんだ…その気持ちは誰にも…俺にも…止められねーんだ…だから俺は土俵に帰るんだ…最悪の…ワガママだ…ゴメンな…椿…」この気持ちを語る鯉太郎の表情は、ぜひチャンピオンを買ってご確認ください。もう、表現できないす。そしてこんな気持ちを聞かされて、椿ちゃんに出来ることがあるでしょうか……!? 
 椿ちゃんは、鯉太郎の胸を拳骨で叩きながら、「最悪だ…何なのよ…いったい…何なの…何なのよ…」という言葉しか出ません。そして心の中で思っているのはこんなことです。
 (止めることも…背を押すことも…何も出来ない私が ただ出来ることが…泣くことだけだなんて…最悪だ…)
 椿ちゃん……泣かないでおくれ……! もう鯉太郎、お前、椿ちゃんを抱きしめてやれよ! とおっさん読者としては思ってしまいますが、鯉太郎は男ですよ……。まるで、クラリスを抱きしめたいのにグッッッと我慢したルパンのように、椿ちゃんの肩に手を添えて、「ゴメン…」と一言漏らすのみでありました……。今週はこれにて幕、であります……。
 いやあ……ホントにいろいろありますなあ……【猛虎】先生の想い、鯉太郎と椿ちゃんの想い……なんつうか、生きるのは楽じゃないすねえ……。どうなんでしょう、この「その後」はもうこれ以上描くネタがあるんすかねえ……猛虎さんのこれまでの軌跡があってもいいとは思うものの……意外とすぐ取組に行っちゃうのか、それともしばらく続くのか……全く想像がつきませんが、今週の椿ちゃんの想いは大変グッときました。はあ、来週号が今すぐ読みたいす!
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけど11日目から休場
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 11日目:【天雷】東関脇
 12日目:【王虎】東大関
 13日目:【猛虎】東大関
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 【王虎】東大関。12日目現在11勝1敗。鯉太郎に敗北!
 【猛虎】東大関。10日目現在10勝0敗。11日目の結果不明
 【天雷】東関脇。12日目現在9勝3敗に
 【稲虎】田上改め。十両力士に成長してた!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。66連勝中(11日目現在)。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。 
 
 というわけで、結論。
 今週は、【猛虎】先生が鯉太郎との戦いにかける想いと、鯉太郎と椿ちゃんの想いが描かれ、とりわけ、止めることも背中を押すことも出来ない私が出来ることは、泣くことだけ……と嘆く椿ちゃんの姿がとても印象的でありました。そしてそんな椿ちゃんの肩にそっと手を添え、ゴメンと謝る鯉太郎。青春なんだかよくわかりませんが、わたしとしては痛く心に響いたっすねえ……。みんな真面目に生きている姿には、やっぱり感動しますなあ……。もうすっかりおっさんとなり果てたわたしには、非常につらいというか、まぶしいす。わたしに言えることはもう、ただ一つです。ホント『鮫島』は最高っすね! 以上。

↓ 最新(17)巻の書影キター! とうとう! 『鮫島』初の鯉太郎以外のカバーは【王虎】さんだ! ヤバイ! カッコイイ! 4月6日の発売日は、もちろん買いでお願いします!!

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 まあ、なんつうか、いろいろ問題噴出? な日本相撲協会ですが、そっちの話題にはコメントしませんが、あくまで土俵で戦う男たちの話なんすけど、昨日の平成30年大相撲春場所4日目の時点で、わたしが愛してやまない松鳳山関が大変イイ感じで、負けなしの4連勝と、わたしとしては非常に嬉しく思っております。3日目のVS正代関との一番も良かったすねえ! わたしは出先で打合せ中だったのですが、「おっと、失礼、そろそろ出番なので……よーし、行けコラァ松鳳山! つうか合口悪いとかうるせーんだよ寺尾!(※解説が錣山親方だった) よし、よし、よし、よーーし! よっしゃああ! ふーーー……さて、先ほどの話ですが……」と打合せ先が勝手知ったる相手であったため、3分ほど中断してワンセグ観戦しておりました。そして何週間前かにここで書いた通り、逸ノ城関も遠藤関もイイすねえ! 二人とも1敗しちゃいましたが、まあ、そんな感じに毎日の大相撲春場所に興奮しているわたしであります。
 というわけで、まずは今週の週刊少年チャンピオン2018年16号概況です。
 ■巻頭グラビア:牧野真莉愛嬢。モー娘’18のお方だそうです。大変良いですな。
 ■弱虫ペダル:新開悠人の覚悟の巻。タイトル通りす。悠人、かっこいいぞ!
 ■刃牙道:罪の巻。これにて武蔵編終了なのでしょうか? 若干オチなしのような……。
 ■BEASTERS:君はぼっちのナイトの巻。レゴシ君も強くなったすね。ルイ先輩登場す!
 ■吸血鬼すぐ死ぬ:歌うんだ!カラオケの鉄人たちの巻。のっけから笑ったすw
 ■昆虫武将チョウソカベ!:ダテとモウリと囚われの殿の巻。ダテさーーーん!

 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 さて。それでは今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 先週は決着のついた運命の一番に、様々な人々の胸に去来する想いが描かれました。【王虎】さんは悔しくて、チッと舌打ちするほどなのに、鯉太郎に向けて「進め、この先へ」とエールらしきものを送り、鯉太郎もしっかりと「受け取った」と決意の言葉を返しました。そして一番感動的だったのが、かつて墓前で「俺は謝らんぞ」と言っていた虎城理事長が、「悪かったな、火竜」と謝罪を口にし、二人の息子たちに「ありがとうな」と涙を流して礼を述べるシーンでありました。そして一方の椿ちゃんは、鯉太郎がもう手の届かないところへ、たった一人で行ってしまったかのように思え、嬉しそうな鯉太郎を止められる訳がないと悲しさと切なさで涙するところで終わりました。
 そして今週からは「その後」のスタートです。実はわたしはもう今週号を最後まで読んでいるので、超・興奮しているのですが、順を追って見ていきましょう。今週も超ヤバイす!
 まずは国技館を背景に、「場内の騒めきがまだおさまりません!! 鮫島と王虎の一番の炎はそれだけ大きかったということでしょう!」というNHKアナの実況がかぶっています。そしてページをめくると、まずは【王虎】さんサイドの「その後」から始まります。全身に汗をかき、消耗した表情の【王虎】さん。この表情は、やっぱり言葉では表現できないすね……どんぐり君も「うわ…これがあの王虎の姿だなんて…」と目を見張っています。そんな【王虎】さんに、田上さんこと【稲虎】関が「お疲れ…」と声をかけます。
「星を落としたのは残念だが しかしまだ1敗だ…優勝の目がなくなったわけじゃない…」
 しかしそんな【稲虎】関に、【王虎】さんはズバリ答えます。
「フン…だからテメーは駄目なんだ稲虎…」
 ガビーン!な表情の田上さん。【王虎】さんは言葉を続けます。
「力を残すような取組を あのバカと出来ると思うか? 今場所はここで終わりだ…張っていた糸は完全に切れた…力は鮫島(アイツ)に全て置いてきた…」
 剣市くん、ホントにいい男に成長しましたねえ……素晴らしい一番でしたなあ……。そして描写は鯉太郎サイドに移ります。一人で「行って」しまった鯉太郎を、なんとも微妙な表情で迎える大器くん。その脇から、右腕を吊ったままの常松こと【松明】関が「鯉太郎さん」と駆けつけます。常よ、君も本当にデキル弟よなあ……なんかこういうところだけでも、かつてを知るだけに妙にグッと来てしまいますね……。
「大丈夫ですか!? 肩貸します! つかまってください!」
 そりゃあ、常からすれば、前日の【天雷】戦後の鯉太郎の様子を観てますからねえ……心配にもなりますなあ。つうかわたしも心配ですよ。しかし、今日の鯉太郎は、しっかりと立ち、常に応えます!
「いや…いい…」※口元のみ描写
「俺の中のもんと重なっちまったからよ…」※背中のみの描写
「許さねーんだ ここで崩れちまうことは…」※目元のみアップ!
「王虎(アイツ)がおいてった…ドンとしたもんが…」※1ページブチ抜きバストアップ!!
 この鯉太郎の表情は相当ヤバいす! カ、カッコイイ! そして凄惨な笑みだ! この表情に、常も大吉もゾクッと感じ、こ、これは!?な表情。そして大器くんは、なんてこった、的に目を伏せます。
「王虎…お前なら鮫島を止めることが出来ると思ったが…止めるどころか残酷にも背を押すのかよ…分かってたんだろ…それが出来るのは自分だけだって…」大器くんの悲しさ? つらさ? 切なさ? そして悔しさ? そんな様々な想いのこもった独白は、髪を直してもらいながら群がる記者たちを前にした王虎さんの絵を背景に、こう続きます。
「そして知ってたんだろ…もう次はないってコトも…」
 そしてそんな辛そうな表情の大器くんに、鯉太郎が声をかけました。
「コラ…石川…辛気臭ー顔してんじゃねーぞ 柄じゃないだろ…心配すんな…俺はどこも壊れちゃいねーよ…約束しただろ…お前も俺の中に…しっかり入っているからよ…」
 約束、それは今場所初日の二人の戦いの終わった土俵での「(お互い相撲に選ばれなかったけれど)お前は必ず、相撲を振り向かせろよ…」のアレです。そしてそれをきちんと果たそうとしてくれる親友。そんなことを、超イイ笑顔で言われたら、大器くんはもう、こう言うしかありません。
「バカヤローが…」
 背中姿しか描かれていませんが、大器くんは涙していると思われます。もうわたしも泣きそうです。泣いていいでしょうか……。ホント『鮫島』は最高っすわ……。
 そして描写は再び【王虎】さんへ。記者たちが群がってインタビューしようとしていますが、若い衆が、今はやめてくださいよ!と間に入っています。それでも、橋くんは【王虎】さんへ冷静に問いを発します。「大関の言っていた 時期が鮫島に来たと考えていいんでしょうか…?」この問いかけに、【王虎】さんは静かに答えます。
 王「今日の俺に勝つということは そうなのかもしれないな…」
 橋「では鮫島は 辿り着けると思っていいのですね…王虎(アナタ)という大きな点を超え 点を繋ぐ線の辿り着く先…泡影 勝てるんでしょうか…鮫島は…最強と言っていい時期を迎えている あの横綱に」
 王「泡影(アレ)は普通の精神では 決して触れるコトのない場所で生きるバケモノじみた何かだ… だから振り切れてねえ者は その強大さに引き込まれ 飲まれ…勝負師としても力士としても 終わる…」
 さあ皆さん! ここからが今週のクライマックスですよ!!! 心の準備はいいですか!? 描写は西の支度部屋、鯉太郎が風呂上りなのか、大吉に背中を拭いてもらっている様子に橋くんのセリフがかぶります。
 橋「だけど王虎関…今場所の鮫島は あきらかに振り切れている… 泡影に飲まれることなく 今も戦いを挑み続けている王虎(アナタ)のように…」
 ふ、と前を観る鯉太郎。そして【王虎】さんの横顔にこのセリフがかぶります。
 王「振り切れてるやつはまだいる…もしかしたら…俺よりもずっとな…」
 そしてページをめくると、鯉太郎の目の前に一人の男が立っています!!!! そしてその浴衣の肩には、なんてこった! ああ! とうとう!! 「」の一文字が!!!! 鯉太郎は「あんたは…」的な若干のキョトン顔だ!
 王「鮫島の流れの線上に残る大きな点が 泡影に辿り着くまでにまだあるということだ…」
 そしてその「猛」の浴衣の男が声を発します!
 「いつか必ずもう一度…回ってくると確信していたよ…あの時から…」
 あの時、それすなわち、『バチバチ』第1巻第1話です!!! わたしも確信してたよ!!!!
 橋「それは…」橋くん、きみは知らないだろうね……!
 王「虎城の 振り切れたもう一匹の虎…泡影の首に 一番近い場所にいるのは…」
 そして今週の最終ページは、あのお方の顔アップと黒ベタ白太文字でズドーーーンとこう書かれて終わりです。
 十三日目 鮫島ー猛虎
 やっばい!!!! ヤバすぎます!!! 来たよ、とうとうその日が!!! ヤッタ―――――!!! ついに、ついに【猛虎】さんキターーーー!!! 先生!!!! やっべええええ!!! はーーーどうしよう、嬉しすぎて失禁しそうです! 来たっすねえ……もうですね、実はわたしは今週号を今日のAM1時ごろに読んで眠気が吹っ飛んだわけですが、なんつーか……本当にもう言葉にならないす。マジ最高っすわ……とうとう来た【猛虎】先生との一番。鯉太郎には大きな借りのある【猛虎】先生。こいつはもう、盛り上がるなと言われても無理ですよ。ホントに『鮫島』は最高っす。佐藤先生、最終回間近かと心配してましたが、さらにこんなに興奮する展開を描いてくれて、本当にありがとうございます! こうなるとまた、あと一人は誰なんだ問題が再燃しますなあ……! なんつーか、もう今日はおそらく一日中ニヤニヤと妄想にふけりながら過ごすような気がします。いやーーーホントに最高ですわ……。興奮が収まらないす! 今回までが単行本(18)巻収録なはずなので、非常にキリのいい演出で、大変素晴らしかったすね。
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけど11日目から休場
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 11日目:【天雷】東関脇
 12日目:【王虎】東大関
 13日目:【猛虎】東大関←NEW!!!!!!! ヤバし!
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 【王虎】東大関。12日目現在11勝1敗。鯉太郎に敗北!
 【猛虎】東大関。10日目現在10勝0敗。11日目の結果不明
 【天雷】東関脇。12日目現在9勝3敗に
 【稲虎】田上改め。十両力士に成長してた!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。66連勝中(11日目現在)。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。 
 
 というわけで、結論。
 今週はもう、ラストにとんでもない興奮が待っていて、真夜中に読んだわたしは眠気が吹っ飛びました。ついに発表された十三日目の割、鯉太郎VS【猛虎】先生。夢の取組がついに現実のものとなりました。ヤッターーー!! しかしその興奮の前の、大器くんの想いや、それにこたえる鯉太郎の笑顔には本当に泣かされましたなあ……常も剣市くんも、かつてはとんでもない奴だったのに、ホントにイイ奴に成長して嬉しいすねえ。ただ、ここで【猛虎】先生との戦いはある意味順当だとしても、あと一人は誰なんだ問題が、ホントに謎になってきましたなあ。まあ、それはまたその時に、な、なんだってーーー!? と興奮することにして、まずは【猛虎】先生との一番を楽しみにしたいと存じます。なにしろ、【王虎】さんをして、「俺よりもずっと」振り切れているかも、と言わしめる【猛虎】先生。コイツはタダでは済まないでしょうなあ! ヤバいすねえ、ホント楽しみですなあ! はーーーホントに『鮫島』は最高ですね!! 以上。

↓ まずはコイツを読んでもらおうか! 話はそれからだ!

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 今週は無駄に何か書くネタがまるでなく、なんだか妙に忙しかった……ので、さっさと始めます。まずは今週の週刊少年チャンピオン2018年第11号概況です。
 ■巻頭グラビア:電子版はナシ。紙雑誌版はAKBの入山杏奈嬢だそうです。
 ■弱虫ペダル:決着の握手の巻。山岳賞の次は鳴子くんVS新開弟が始まりそうです。
 ■刃牙道:今週はお休みです。
 ■囚人リク:決着の巻。まさに決着。そして次号、とうとう最終回!
 ■BEASTERS:糸電話の回線乱れておりますの巻。巻頭カラーです。板垣先生のロングインタビュー付きです。キャラ人気投票も開催。うおう!?電子版では投票できない!ぐぬぬ……!
 ■吸血鬼すぐ死ぬ:ペンギン・デスロードの巻。ほんと毎週最高に笑えますなあ!
 ■六道の悪女たち:コウモリの巻。ひっさびさに第4の悪女登場です!
 ■昆虫武将チョウソカベ!:獏の苦悩を殿たちは知っているの巻。新キャラ登場、コイツはイイ奴なのか? 裏がないといいのですが……。
 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 さて。それでは今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 先週は、なんというか【王虎】さんの魂のこもった愛の告白めいた激が鯉太郎に直撃し、鯉太郎も全力をもって応えるという、もうその様には椿ちゃんも思わず嫉妬するような熱い展開でした。このように書くと若干アレですが、内容的にはいたって感動的?というか、きわめてグッとくる、大興奮のぶつかり合いが描かれました。「お前の命をかける価値が俺にはある!」なんと傲慢でカッコいいセリフなんでしょう。あの剣市くんが……ホント先週は興奮しましたねえ!
 というわけで今週は一旦離れた両者でしたが、鯉太郎がスッと腰を下ろし、電光石火の動きで【王虎】さんの左下手を取りに行くところから開幕です。その動きに思わず解説の常松も「速い…」と叫んでおります。左下手、それは鯉太郎の「得意の形」であります!
 そして続く2ページにわたって、両者ともに、素早い動きでまわしを取ろうとする攻防が描かれます。しかし、とうとう鯉太郎は左下手をガシッと取り、そして同時に、【王虎】さんはガシッと鯉太郎の左腕を抱え込みました! これは! 左下手vs小手だ!
 常松「取った…左下手…」
 稲虎関「よしっ…王虎も腕を抱えている…」
 仁くん「速っ…」
 橋くん「両者 得意の形…そしてそこから出る得意技は…」
 そうです、もちろん鯉太郎は下手投げ、そして【王虎】さんは小手投げです!おお、懐かしいというか、来ましたぞ!!
 とページをめくると、1ページブチ抜きで迫力ある二人の投げ合いの図です! これは読んでいるわたしも思わず力が入りますよ! バーキも寺井君も天城元親方(着ぐるみ)も、来た!的な顔です! そしてNHKアナも絶叫です!
 「あっ あ――――――――!! 両者同時に投げに行った――!!」
 しかしこの投げの打ち合いは、両者の手がバチっと外れました! 空振りです! NHKアナも叫びます。「両者その勢いでハジケ飛ぶ! 一瞬の中で何という攻防!! 何というレベルの高さ!!」
 そして二人は一瞬にらみ合いますが、ページをめくると、二人の顔アップでお互いに「ニッ」っと笑みを漏らしております! 嬉しそうな二人です。
 鯉「おう…違うよな…」
 王「そうだな…もったいねえ…」
 鯉「俺とお前の間に…」
 王「小手先のやり取りはもういらねえよな…」
 鯉「王虎…」
 王「鮫島…」
 完全に想いがシンクロしている土俵上の二人ですが、この先は、9ページにわたって、土俵上でぶつかり合う二人が描かれながら、ナレーションが綴られています。なんか、これもう、最終回間近なのでは? と思ってしまうような演出に、わたしはもうかなりドキドキなんですが、だ、大丈夫なのでしょうか……以下に、そのナレーションを抜粋いたします。
 「その二人は まるで幼い子供が 愛を与えてくれる者の 胸へと迷いなく 飛び込むような姿だった 己の全てを 必ず受け入れてもらえるという 真っ直ぐで… 純真で… そしてワガママな 絶対的な信頼」※ここは見開きで、二人が脇を締めて低い体勢で飛びかかるの図が描かれております。
 「その想いを 僅かも零さず 受け止める」※ここも見開きで、ガッシーーーィィンン!!と鯉太郎の左下手、【王虎】さんの右上手が互いのまわしを取ってぶつかるの図です! どうやら四つに組んだようです!
 そして次のページは、ぶつかり合うその瞬間、土俵から光が、あるいは熱が、放射されているの図です。そしてその光に虎城理事長はこれは! という体で目を見開きます!
 「そして躊躇なく その想いに 牙を喰いこます」
 まさしく二人のがっぷり四つは、牙が互いの体に喰い込んでいるかのようです!
 そしてさらにページをめくると、そこには迫力の見開き1枚絵だ!
 「渾身の力で引きつけあう」
  両者互いに思いっきり、グイイイイッッッ! と引きつけ合っています! わたしはもう思わず、常松ばりに、ダメだ鯉太郎さん、パワー勝負では! とか見当違いのつぶやきを発してしまいました! これは、これは一体どうなる!?
 「鮫島と王虎 誰より認めあう二人の…互いに存在を肯定するような…咆哮だった」
 はあはあ……もう、今週は到底文章ではその迫力が伝えられません。無理です。今週はここで終わりでしたが、どうか、今週もチャンピオンを買って読んでいただければと存じます。
 はーーーーー……つうかですね、これはもう、本当にマジで最終回が近いのではないかと、超心配なんですけど……大丈夫なのでしょうか? なんか、大丈夫じゃないような気がしてならないす……『リク』も来週で最終回だしなあ……はあ……この先、一体全体どのようなことになるのか、さっぱり想像できませんが、この先まだ3番残っているわけで、その3番が描かれるかどうか、かなりあやしいというか、もう保証は出来ないような気がしますね……このVS【王虎】戦が、スラムダンクの山王戦になってしまう可能性は捨てきれないですなあ……杞憂であるといいのですが……まあ、どんな結末になろうとも、毎週、最後まで、応援を続けたいと存じます。ホントヤバいすわ……。
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけど11日目から休場
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 11日目:【天雷】東関脇
 12日目:【王虎】東大関
 --------
 【王虎】東大関。11日目現在11勝0敗
 【猛虎】東大関。10日目現在10勝0敗。11日目の結果不明
 【天雷】東関脇 12日目現在9勝3敗に
 【稲虎】田上改め。十両力士に成長してた!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。66連勝中(11日目現在)。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。 
 
 というわけで、結論。
 今週はまわしを巡る攻防から、真っ向からのがっぷり四つ、そしてお互い引きつけ合う様子までが描かれました。興奮したっすねえ……見開きの迫力ある絵に、ナレーションがかぶると、なんだかもう、本当に最終回マジかなのではと思ってしまうわけですが、いったいこの先どうなるのでしょうか……ちょっと、これはもう本当に想像できないです。でも、このまま終わってしまったら、横綱【泡影】はなんだったんだ……になってしまうし、わたしとしては大変楽しみにしていたVS【猛虎】戦もナシだったら残念だなあ……でも、この【王虎】さんとの戦い以上の熱はもう、有り得ないような気もするし……もう分かんねえっす! ただただ、毎週のチャンピオンを楽しみに、最後まで応援を続けたいと存じます! どんな結末に至ろうとも! 以上。

↓ 今月のチャンピオンコミックスは今日発売す。これをもうさっき電子版で買ったっす。あの読み切りがとうとう単行本化。やったーー!


 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 2018年最初の週刊少年年チャンピオンは本日発売。朝、起きたら既にわたしのTabletに購入完了のお知らせが表示されていて、電子書籍で自動購入してなければ気が付かなかったかもしれないす。本当に便利な世の中になったもんだなあ。
 それでは、まずは今週の週刊少年チャンピオン2018年第6号概況です。
 ■巻頭グラビア:電子版はナシ。紙雑誌版は乃木坂の齋藤飛鳥嬢だそうです。
 ■弱虫ペダル:自分を信じる!!の巻。山岳ラインまであと100m!手嶋さーーん!
 ■刃牙道:間近の巻。依然として刃牙VS武蔵が続きます。武蔵反撃な流れです。
 ■BEASTERS:踊り子にトゥシューズはないの巻。ルイ先輩渋すぎです。面白い。
 ■囚人リク:執行の巻。何というか……絵力がすごくていつもながら強烈っす。
 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 さてと。それでは今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 前回は、部屋に帰った鯉太郎と椿ちゃんのやり取りが描かれ、もはや椿ちゃんでも止められないことが確定し、鯉太郎の土俵への思いが改めて語られるお話が描かれました。そして今週からは、タイトルも「十二日目」に突入。まずは十二日目の朝稽古の場面から始まります。
 腕を組み、真剣な表情で鯉太郎を見つめる仁王兄貴こと現・空流親方。右腕を吊っている常松こと【松明】関も心配そうに鯉太郎を見つめます。
「今日はいつにも増して静かだ…これ以上はさすがに無理なんじゃないのか…?」
 常松がそんな心配をするのも無理はありません。前日のVS【天雷】戦の後の鯉太郎は立つのもやっとな状態でした。すると、親方が、スッ……と立ち上がる気配。ハッとする常松。これは……まさか?
「やはりさすがに出るか 親方の「どうすんだ?」が…」
 しかしです。「おい… 鯉… どうすん…」とここまで言葉が出たときに! 鯉太郎は四股を踏みます! そのまぶしい? 神々しい、まるで横綱【泡影】めいた「タンッ」という四股を観て、親方、常松、そして【白水】兄貴はゾクッとします。鯉太郎自身でさえブルッと感じるその四股。
 常松は「まただ…この感じ…昨日鯉太郎さんが気持ち悪いと言っていたあの四股…」とゴクッと息を飲み、親方も「いや…今のはアレよりももっと…」と目を見張ります。そして鯉太郎も「そうか…うん…少し…分かった…よし…」と、とうとう真の覚醒?に手ごたえを感じつつあるようです! 
 この四股を観て、親方は「チッ…」と軽く舌打ちをして、再び立ち上がりかけた腰を下ろします。まるで、「この四股を見せられちゃあ何も言えねえ」とでも言うように。そして常松も期待を込めて思います。「大丈夫だ…いらない心配だった…完全に回復している…」いやいや、回復というより、これはまさしくろうそくの火が消える前の最後の輝ってやつなんじゃあないのか……
 そして描写は虎城部屋の朝稽古の模様に移ります。
 「次!」と気合の入った様子の【王虎】さん。若い衆も、鼻と口から血を流している田上改め【稲虎】関もうれしそう。ここで、親方である虎城理事長が、ちょっと来いと【王虎】さんを呼びます。親方は聞きます。どうだ調子は、と。今日の割はついに鮫島、お前は入門してから奴とは何かと因縁がある、これは親の代、つまり自分の代から続く宿命、と話します。
「お前が 鮫島を止めてやれ」
 つまり鯉太郎は父親【火竜】と同じで器用な生き方、器用な相撲は取れないバチバカだから、このままでは破滅しかねない、というわけです。しかし、親方のそんな言葉に、【王虎】さんはこう言い切ります。ここからの【王虎】さん言葉がカッコ良すぎるので、全文引用します。ホントに剣市くんも成長しましたなあ! 今週のチャンピオンは絶対に買って読むべきですよ。すごくカッコよくていい表情の【王虎】さんですぜ!
「知らねーな…あのバカが破滅しよーが…それはアイツが選んだ生き様だ…誰にも否定できるモノじゃねえだろ…」
「生き…様…?」
「ここにガッとあって誰にも砕けねえ…ドンとしたものだ… 相撲の重さは己の中の生き様で決まる…そしてそれを土俵でぶつけ合うのが力士だ…俺と鮫島はそれだけあればいい…」
 こんな言葉を聞かされたら、そりゃあ涙も出ますよ。虎城理事長が泣いてます!
「まさか息子が…あの頃の俺と同じことを言おうとはな…」
 理事長の脳裏には当然、若き日のあの頃が蘇っております。そしていよいよ国技館入りする運命の二人。うつむく椿ちゃん、そして二人の決意の表情で今週は幕でありました……。
 もうなんだか最終回に向かっているかのような展開ですが、鯉太郎の戦いはまだこれから始まるVS【王虎】さんを含めて4番残っているわけで、いったいこの先どうなるのか全く想像できませんが、まずはこの戦いの趨勢を、毎週ドキドキしながら味わいたいと存じます。ついに「あの四股」に目覚めちゃった鯉太郎。そしてもはや心技体充実の極みにある【王虎】さん。こいつはヤバすぎますね!!
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけど11日目から休場
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 11日目:【天雷】東関脇
 12日目:【王虎】東大関
 --------
 【王虎】東大関。11日目現在11勝0敗
 【猛虎】東大関。10日目現在10勝0敗。11日目の結果不明
 【天雷】東関脇 11日目現在9勝2敗に
 【稲虎】田上改め。十両力士に成長してた!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。65連勝中(10日目現在)。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。 
 
 というわけで、結論。
 今週からタイトルも「十二日目」に突入したわけですが、今週描かれたのは空流部屋と虎城部屋それぞれの十二日目の朝稽古の模様でした。一方の鯉太郎は、親方の「どうすんだ?」が発動されそうになったものの、横綱【泡影】ばりの「四股」が完成に近づく姿を見て親方沈黙、そしてもう一方の【王虎】さんは、充実のけいこぶりで、あまつさえ父である大横綱【虎城】の意志を確実に受け継ぐぶっとい柱を心に打ち込んでいることが描かれました。こりゃあ、ホントにやばいすねえ! どちらにも勝たせてあげてくなりますなあ……ある意味、我々読者としては一番盛り上がる二人の戦いの幕は、あとちょっとで切って落とされますので、もう毎週ドキドキしながら味わいたい所存であります! いやあ、ホントに『鮫島』は最高っすねえ! 以上。

↓ 今月のチャンピオンコミックスは明日発売です!

↓ そして忘れてた! 最新(16)巻ももう発売です! カバーがカッコイイ!

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 今年最後の週刊少年チャンピオンですので、『鮫島』ニュースも今年最後です。今は寒くて、早くあったかくなんねーかなあ、とか思っているのに、夏になったら早く涼しくなんねーかなあと思うわけで、まったくもって1年はあっという間ですなあ。
 さて、それではさっさと、まずは今週の週刊少年チャンピオン2018年4+5合併号の概況です。
 ■巻頭グラビア:電子版はナシ。紙雑誌版は乃木坂の生田絵梨花嬢だそうです。
 ■弱虫ペダル:大声援の巻。山岳賞まであと少し。頑張れ純太!先輩たちも久々登場す。
 ■刃牙道:出端の巻。武蔵VS刃牙が続いています。決着が見えない……。
 ■BEASTERS:油を引いて火をつけろ!の巻。人気あるんすなあ。巻頭カラーです。
 ■吸血鬼すぐ死ぬ:リトル・リトル・協奏曲の巻。珍しく次号に続く、な展開でした。
 ■囚人リク:爆弾の巻。今週はもう、P216とP228に腹筋崩壊w ジャゴァアアァw
 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。
 
 さて、それでは今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 前回は、帰りの国技館内でバッタリ出会った鯉太郎と【王虎】さんの思いが交錯するグッとくるお話でしたが、今週は空流部屋での様子となります。ちゃんこが用意されているのに、空流の関取たちが揃って不在な様子。どうやら、【白水】兄貴は目丸手を連れて後援会とメシ、そして親方は常松こと【松明】関を連れて松明の後援会に挨拶に行っているようです。まあ、途中休場になってしまったので、挨拶も必要でしょう。
 というわけで、豆助が一人飯を食っている模様で、大吉はどこ行ったのか不明ですが、そこへやってきた椿ちゃんは、当然「鯉太郎は?」と聞きます。豆助によると、少し飯を食った後に稽古場へ行ったそうです。豆助曰く
 「やっぱりアレでしょう…明日は大一番だし あの人のことだ…気合が入りまくって漏れそうなのを 精神統一できっと抑えてるんスよ…」とのこと。
 そして描写は、薄暗い稽古場で一人座り込む鯉太郎の情景へ移ります。そこへパチッと電気をつけて椿ちゃん入場です。見ると、鯉太郎の周りにはバナナやエナジーゼリー類が。まさかコレで済ますつもりじゃないでしょうね…と心配な椿ちゃん。鯉太郎は明るい顔で、手っ取り早くエネルギー補給するにはこれが一番効率がいいんだ、なんて平気な顔。
 「明日の相手が相手だからな…少しでも長く動ける力を戻しとかねーと…」
 なるほど、どうやら鯉太郎は、VS【天雷】戦直後はもう歩くことすらままならない様子でしたが、【王虎】さんとばったり出会ったことで、それなりに気力は回復している模様です。あとは体力、なのか? そういう問題か?
 椿ちゃんはとても心配そうな表情で「明日って…」と聞きます。それに対して鯉太郎は想いを語ります。
 「王虎だよ…やっと…やっと届いた…クソムカツクヤローだけど アイツとの取組はやっぱ最高で…生きている実感が強烈で…限界超えてブチ当たり合える…言いたかねーけど…特別なんだ…王虎(アイツ)は…」
 しかし椿ちゃんの脳裏に蘇るのは、親友の石川くんこと【飛天翔】関の「鮫島のあの症状は、自分と同じだ」という言葉です。ゆえに、思わず椿ちゃんは鯉太郎に聞いてしまいます。
 「もう…体…限界なんじゃないの…?」
 石川くんは、椿ちゃんは唯一、鯉太郎を止められるんじゃないか、とも言っていました。だから椿ちゃんも、誠意を込めて、そしていくばくかの覚悟を決めて、鯉太郎に問います。もし何かあったらどうする。そこまですることじゃないでしょ、と。しかし、鯉太郎は、「そこまで…だと…」と椿ちゃんの言葉にかみついてしまいました。
 「黙れよ…お前…」
 おい! 鯉太郎……お前、椿ちゃんに当たっちゃダメだ! 椿ちゃんもそんな鯉太郎に、ついカッとなって、口論が勃発。ちょっと! 二人とも! 頼むから落ち着いてくれ! この口論は、わたしとしてはなんとも若干悲しいというか、つらいすね…。椿ちゃんは言います。
 「何よその言い方! アンタのこと心配だから言ってるんでしょ!」
 「うるせーんだよ! バカデケェお世話だ!」
 「あの石川君だって辞めちゃうようなことなのよ! 今だって限界なんでしょ!? これ以上続けたらどうなるか分からないの!?」
 「分かってねーのはお前だ!! 軽く言うんじゃねーよ!!」
 鯉太郎! ダメだそんなこと言っちゃあ! もうチョイ言い方考えて……! 
 「無茶することがカッコイイとでも思ってんの!?」
 椿ちゃん、それはちょっと違うんだよ……。 そうじゃあないんだよ……。
 というわけで、椿ちゃんの理論は、つまり引退した後も人生は続くわけで、相撲だけが全てじゃあない、というもので、まったく正論ではあります。が、鯉太郎は断言します。
 「全てだ!! お前も昔 俺に言ってただろ 俺の全てなんだよ…」
 そうです。「Burst」第(4)巻で、【王虎】さんに完敗し、不忍池のほとりのベンチで弱音を吐いた鯉太郎に「ふざけんな!!」と大激怒して再び土俵へ上がる勇気をくれたのは椿ちゃんでした。
 もう、ここまで鯉太郎に言われてしまったら、椿ちゃんは涙するしかありません。
 「なんで…分からないのよ……最悪…………死んじゃったらどうするのよ…」
 鯉太郎は言います。
 「コエーのはそこじゃねえ……俺は…見てっから…燃焼出来なかった人間の くすぶり続けながら生きる地獄を…死にながら ただ生きる地獄を…俺はアレが…怖くて堪らねー…」
 この時の鯉太郎の脳裏に駆け巡るのは、もちろん父、元大関【火竜】のあの姿です。
 「お前の言う通り体にガタが来たとしても…中で燃え続けるモノがある限り…止まれねーよ…もしこのまま土俵で終わっちまっても…終わりがきても…」
 そしてページをめくると、今週一番の見開きブチ抜きで、鯉太郎の、何とも素晴らしい表情が描かれています。
 「俺はそれでいい…」
 この表情は、いろいろ物語っているように感じられます。すがすがしさ、晴れやかさ、そして椿ちゃんへ、すまねえな、という申し訳なさと若干の照れも入っているような、何とも絶妙な表情です。これはぜひ、チャンピオンを買って、その眼でご確認いただきたいと思います。
 しかし、そんな顔で言われても、椿ちゃんとしては「だからって…だからってわかったなんて言えるわけないでしょ…」と涙が止まりません。わたしもまったく椿ちゃんと同じ気持ちです。つらいす……。
 今週は、そんな椿ちゃんに「心配すんな…俺の体はピンピンしてんよ…ほっとけよ…俺のことは…もう…」という言葉をかけて稽古場を後にする鯉太郎、で終了でした。
 はーーー……ほっとけるわけないだろ……鯉太郎よ……。椿ちゃん……こうなったら今すぐ、吽形さんに電話するんだ! 美和子先生にも相談して、もちろん親方にも相談するしかないすね……。ああ、先代が生きていれば……わたしとしては先代がいないことがとても残念す。
 いずれにせよ、椿ちゃんへの心情の吐露はこれで終わり、常識的に考えれば次は仁王兄貴こと現親方とのやり取りがあるのではないかと思いますが、今夜はもう無理だろうし、十二日目の当日朝稽古のときしかないか……でも、朝稽古は気力体力ともに、見かけ上は回復しちゃってるかもしれないすね……。
 どんどんとマズイ展開に近づいているように見えますが、まだ取組は4番残っており、大変今後が気になります!
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけど11日目から休場
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 11日目:【天雷】東関脇
 12日目:【王虎】東大関
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 【王虎】東大関。11日目現在11勝0敗
 【猛虎】東大関。10日目現在10勝0敗。11日目の結果不明
 【天雷】東関脇 11日目現在9勝2敗に
 【稲虎】田上改め。十両力士に成長してた!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。65連勝中(10日目現在)。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。 
 
 というわけで、結論。
 今週描かれたのは、11日目が終わって部屋に戻った鯉太郎と椿ちゃんの模様で、口論となってしまったものの、鯉太郎の断固たる決意は表明されてしまい、椿ちゃんでも止めることは出来ませんでした。まあ、漫画的にここで鯉太郎が辞める展開はありえないでしょうが、椿ちゃんに泣かれてしまうと、やっぱりキツイすね……。わたしとしては、ここで吽形さんの出番を期待したいですが、どうでしょうなあ……。もはや鯉太郎の決意は誰にも覆すことはできないでしょうから、吽形さんが出てきても意味がないかなあ……とにかく、最後まで応援したいと存じます。以上。

↓ 葉子お嬢様の「好きなのよ! 矢吹くん! あなたが!」は19巻ラストでした。しかし「リングには世界一の男ホセ・メンドーサがおれを待っているんだ だから…いかなくっちゃ」と控室を出るジョー。そしてそっと葉子お嬢様に「ありがとう…」言うシーンは猛烈にグッときますね!


 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースをお送りしていますが、今週は年末の合併号でお休みのため、番外編として、まったくの妄想を繰り広げてみようと存じます。根拠のない単なる妄想ですので、あまり深い突っ込みはご容赦ください……。先週の記事はとんでもない間違いを書いちゃったし……(※その点はご指摘いただいてあわてて修正しました)。
 さて。
 いよいよ十二日目の割「鮫島-王虎」が発表されて大興奮のわたしですが、【天雷】戦を終えた段階では、千秋楽までの残りの4番は、【王虎】さんと【猛虎】さんと【泡影】は確定であろう、と、おそらくこの『鮫島』ニュースを読んでいる方ならほとんどの方が確信していたと思いますし、実際わたしもそう思っていました。となると問題は、あと一人は誰だ? ということになり、これまでのお話を味わってきた身としては、例えば『鮫島』第1話で描かれた、”牛鬼”さんこと【明王山】関あたりが有力ではないかと思ってきたわけです。なにしろ『鮫島』第1話で、鯉太郎は牛鬼さんにまだ引退は早いだろ、と焚き付け、牛鬼さんもまた鯉太郎の全力を浴びて、再び闘志に火がともったわけで、現在のボロボロな鯉太郎と戦う相手としてはその資格十分、のような気がしていたわけです。そしてその「あと一人」は、きっと十二日目なんだろう、と単純なわたしは考えていました。
 しかし、ここにきて、まさか十二日目で【王虎】さんとの割が組まれるとは……わたしは全く予想外でした。こうなると、その「あと一人」が誰なのかに加え、それは何日目の相手なのかも全く想像できなくなってしまったのであります。とにかく、【王虎】さんとの一番が大変なことになるのは、きっと間違いなく、「あと一人は誰なんだ問題」は、若干わたしの中では先送りというか、それよりまずは【王虎】戦がヤバすぎる! と大興奮なわけです。

 というわけで、残りの4番、それぞれ勝ち負け(負けは休場含む)の2択で考えると、以下の16通りのパターンになるはず、です。ええと、間違ってないですよね? そして、とりあえず常識的に考えると……というわたしのメモを載せてみます。あーくそう、Tableタグを駆使して表を作ったのに、PCで見ないとどうしてもレイアウトが崩れる……技術力皆無でサーセン……。

十二日目 十三日目 十四日目 十五日目 ※ポイントとして、横綱泡影は15日目千秋楽に、前人未到の70連勝がかかるので、14日目まで負けるとは思えない……
王虎 猛虎&?&泡影か?
鯉太郎 1 奇蹟の全勝優勝。あり得るのかな?
2 千秋楽、全勝同士の鯉VS泡、そして鯉が負けて終わる、というのは「あしたのジョー」的で、十分あり得る。
もし鯉が負けても、決定戦へ! という展開になるためには、千秋楽前に泡影は誰かに1敗していないといけないわけで、それはそれで王虎さんに14日目で負けるとかもアリではあるけれど、連勝記録を考えるとやっぱりナシか?
3 もし王虎さんに勝ったとして、千秋楽前に、他の誰かに負けるという事態は、物語の盛り上がりとしては考えにくいような?
あるとすれば休場か、千秋楽前に泡影と割が組まれた場合、ぐらい? それとも猛虎さんが意地を見せるか?
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9 王虎さんには負けたものの、千秋楽に全勝の泡影を倒して1敗が3人、決定戦へ! という展開は大変熱くて燃えますが、この場合の必須条件は、「王虎さんが千秋楽前に泡影と戦って敗れていること」で、大関を差し置いて千秋楽に鯉VS泡が組まれることは、ちょっと不自然のような……猛虎さんの星取状況がカギか?
10 王虎さんに負け、千秋楽も負け、というのも、なんか考えにくいような気がする。
11 王虎さんに負け、千秋楽前にさらに誰かに負ける、という展開は、ナシとは言えないけど、盛り上がり的にどうなんでしょう……。
やっぱりあるとすれば休場か?
ところで、わたしの中では王虎さんよりも、猛虎さんの方が強い設定なんですが……。
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15
16 全敗。これもかなりあり得なそう。


 ううむ……結論としては、わたしには全く予想が付きません!
 「千秋楽は【泡影】の史上初の70連勝がかかる」ことを前提とすると……
 ⇒つまり【泡影】は千秋楽まで全勝なわけで……
 ⇒となると、千秋楽に【泡影】と戦うのは鯉太郎なのか、【王虎】さんなのか? がミソになるわけで……。
 ⇒普通に考えれば、全勝の横綱と戦うのは、鯉太郎との一番の結果にかかわらず、大関である【王虎】さんが順当。その時の【王虎】さんが全勝なのか、鯉に負けて1敗なのか、については2月から3月ころには判明しているはず。たぶん。たとえ1敗であっても、勝てば決定戦へ持ち込めるので、やっぱり普通に考えると千秋楽は【王虎】さんが順当な考え、のような気がする。
 ⇒一方、鯉太郎が【王虎】さんに勝って、全勝で千秋楽を迎えるなら、漫画的には千秋楽の【泡影】の相手は、鯉太郎というのもアリかもしれません。もし【王虎】さんに負けて1敗すると、千秋楽での鯉VS泡はいくら漫画でも厳しいような……。また、【王虎】さんとの勝敗に関わらず、千秋楽前の13日目 or 14日目に鯉VS泡が描かれる可能性も、現実ならそれは非常にありうるけど、漫画的にどうなのか……? という気もします。それに、千秋楽が鯉VS泡だとすると、【王虎】さんは千秋楽前に横綱と戦って、負けてしまっていることにもなり得るので、ますますどうなのか?分からない……。
 ⇒おまけに鯉太郎の体はもう限界が……残りの【猛虎】さんやもう一人の誰かとの闘いを乗り切れるのか? そもそも【王虎】さんとの一番でさえ、どうなるかまだ分からない。椿ちゃん、親方がどう納得して鯉太郎を土俵に上げるかが重要。1日だけ休場とか、もあり得るのか? まさか吽形さん登場でなにか深イイ話をしてくれるとか? 吽形さんはどんな思いで今の鯉太郎を見ているのか、超気になりますねえ!

 あーーーもう! わからんです! そしてもう気になってたまらんす!

 やっぱりですね、いろいろなパターンを考えても、十二日目に組まれた鯉太郎VS【王虎】さんの一番が超重要なのは明らかでありましょう。しかも土俵に上がるまでのドラマもまた、超重要のような気がします。
 そして怖いのが、【猛虎】さんですよ……現状では、わたしの中では横綱【泡影】以外では最強のはずなんですが……。王虎剣市くんよりも、仁王兄貴こと現・空流親方よりも強かった【猛虎】さん。その【猛虎】さんがBurst当時より弱くなっていることは、絶対にないはず、だと思いたいです。ホントはここに、常松の援護があればなあ……! はっ!? まさか、ここで【白水】兄貴の大活躍とか!? いやあ、それはどうだろうなあ……

 ダメだ! 想像つかねえです! キー――ッ!!
 たぶん、どの妄想も見事に外れるような、とんでもない展開が待っているような気がします。
 でもなんなんすかねえ、こうして妄想を膨らませながら、上記の文章をこの1週間、ああでもない、こうでもないとせっせと暇を見つけては書いては直していたのですが、結論としては、もう分からん! というどうしようもない結論なのに、書いてて楽しかったわけで、要するにですね、真の結論としては、『鮫島』は最高です! ってことになるような気がしました。
 いずれにせよ、鯉太郎は、『バチバチ』(1)巻では、「後に闘神と呼ばれる」存在であることが言明されていたし、『鮫島』(1)巻では涙を流しながら土俵に横たわる図が描かれていたわけで、これからの「鮫島、今後の四日間」は大変なことになるのはもう間違いないところでありましょう。もうわたしの中では、『鮫島、最後の十五日』という作品は完全に名作に認定されています。

 というわけで、結論。
 恥ずかしながら「鮫島、今後の四日間」はどうなるか分からん! というのが結論で、単なる妄想しかできませんでした。まあ、恐らく大変な展開となって毎週興奮するのはもう確実だと思われます。そして、妄想してたら楽しかった、というのが結論と言えば結論かも。ああ、本当に毎週楽しみだなあ! 以上。

↓ 先日電子書籍で一気買いした『あしたのジョー』。ひょっとしたら原作コミックをちゃんと読むのはわたし、初めてかも? と読みながら思いました。アニメ版よりだいぶ段平のおっちゃんがどうしようもないキャラで驚いたっす。でも、やっぱり面白いすねえ!

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 ところで、木曜日はかの「週刊文春」「週刊新潮」の発売日でもあるわで、わたしも新聞広告を見て、ふ~ん……と感じるわけですが、我々一般相撲ファンには、なんだかなあ、というネタがにぎわせているようですね……中を読んでいないので実際どんな記事か知りませんが。まあ、やっぱり今必要なのは、国籍問わず、白鵬関をも凌駕するような、若くて強い男が現れることなのではなかろうか、という気がします。やっぱり、土俵上での、バチバチの戦いが一番観たいすね……。
 ま、そんなことはさておき、まずは今週の週刊少年チャンピオン2018年2+3合併号の概況です。おっと、次の4+5合併号は12/21(木)発売のようなので、来週はお休みすね。来週は……『鮫島』今後の4日間の展望について、妄想記事でも書こうかしら……。
 ■巻頭グラビア:SUPER☆GIRLSの浅川梨奈嬢、渡邉幸愛嬢、内村莉彩嬢のお三方。大変よろしいかと存じます。電子版では、巻末に浅川梨奈嬢の過去のグラビアかな? 未公開写真が結構多く掲載されており、大変な俺得です。
 ■弱虫ペダル:のこり1.5kmの攻防!の巻。まさかの手嶋先輩覚醒か!? 頑張れ純太!
 ■刃牙道:絶技の巻。まずは刃牙のターン、そして武蔵のターンが始まる! ヤバし!
 ■BEASTERS:覚悟は漂白可能の巻。レゴシ君、毛を刈られてスッキリの巻です。
 ■吸血鬼すぐ死ぬ:シンヨコ・クリスマスの巻。反クリスマス同盟…なにやってんすかw
 ■囚人リク:避難の巻。リクたち一行、国会議事堂へ。でもまあ、そうなりますわな。
 ■六道の悪女たち:乱奈の選択の巻。長かった鬼島連合編終了。乱奈さんが良いですな。
 てな感じの週刊手年チャンピオンでありました。

 さて、それでは今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 <※初出時、大変な間違いがあったので一部修正しました。コメントで間違いを指摘いただいてホントにありがとうございます!>
 先週は最後のページで、わたしとしては衝撃の「十二日目 鮫島ー王虎」の割が発表され、大変興奮したわけで、わたしは先週、きっと次回からは空流部屋での様子が描かれるはず、とここに記しましたが、結論から言うと、今週は、先週ラストでの鯉太郎と【王虎】さんの邂逅のその後が描かれるにとどまりました。おそらく実際の時間経過としては、30秒もないぐらい、の描写だけであります。
 じゃあ、物足りなかったとでも? いやいや、そんなことは全くありません。この時、【王虎】さんと鯉太郎の二人の脳裏を駆け巡る思いが溢れていて、大変グッとくる今週の『鮫島』であります!
 それでは、順を追って再現してみます。
 まず、扉ページの次に描かれるのは、ページを上下に割った、上段に【王虎】さん、下段に鯉太郎の顔アップを描いた描写です。この二人の対称的?ともいえる表情。一体二人の心中や如何にといろいろ妄想が膨らみますねえ!
 【王虎】さんは、「鮫島ぁ!」というようなガン飛ばし表情。しかし一方では「なんだそのざまは!」と実にご機嫌斜めにも見えますし、「てめえそのざまは……」と想像以上?の鯉太郎の様子に驚いているようでもあります。
 そして一方の鯉太郎は、眼光鋭く【王虎】さんを睨み付け、「王虎……」的な、静かで深く激しい心情が現れている様子です。そんな状況で、常松は若干焦り気味で割って入ります。
「(この人はこんな時まで王虎の前だと意地を張る…)鯉太郎さん 落ち着いて…大関も…今は勘弁して く…ださいよ…」常松よ、お前ちょっと噛んでるぞ。大丈夫か?
 しかし鯉太郎はそんな常松を「どいてろ…誰も入るな…」と押しのけます。そしてページをめくると、そこには見開きで、ガンと壁を叩く鯉太郎【王虎】さんの迫力ある描写です! 常松も【王虎】さんの付け人2人も思わずビクッ! マズイ、鯉太郎【王虎】さん爆発か!? しかし、次のページでは、超極悪フェイスの【王虎】さんが鯉太郎に言い放ちます!
 「その様で俺の前に立とうってのか…?」
 ヤバイ! やっぱり【王虎】さん怒ってる! これに対して鯉太郎は、ここから「そう…テメーは…いつも…」と思い、ここから鯉太郎のと、【王虎】さんと鯉太郎の二人の?長い回想になります。その回想は、あの付け出し(?)時代、幕下時代から始まって、順調に番付を上げていく【王虎】さんの出世の歴史と、一方そのころ鯉太郎は、という対照的な力士人生の絵巻であります。
 「最初から…そうやって…圧倒的な力で…圧倒的な存在感で…」いつも【王虎】さんは鯉太郎の前にいたわけです。そして【王虎】さんが新入幕を果たしたとき、鯉太郎は記者のインタビューを受けたようで、同期の王虎が入幕したけどコメントある?と振られた鯉太郎は「待ってろ…ボケ…」と答えた、なんてこともあったようです。そしてやっと自分も入幕したものの、【王虎】さんは新三役としてすでに小結に。そして関脇へと順調に出世の階段を上りますが、一方の自分は休場、休場、と体のテーピングは増すばかり。同じようなこれまでの歴史を思い起こしたのか、「いつも…いつも…」先に行かれてしまっていた自分へのふがいなさなのか、鯉太郎はついさっきまで、常に背負われないと歩けないほどだったのに、歯を食いしばり、こぶしを握り、さらに全身から闘気めいた何かが噴出してきています。【王虎】さんが新大関として、伝達式で使者を迎えているころ、鯉太郎は休場、その悔しさからテッポウ柱を殴りつけていました。そして幕内力士として、毎日「幕内土俵入り」で見る【王虎】さんは、すでに貫禄ある大関で、差が付けられてしまっていたわけです。鯉太郎は「テメーは…テメーは…いつも…いつも…」自分の先を行っていた【王虎】さんを目の前に見るだけ。待ってろよという気持ちもむなしく、どうしても追いつけなかったわけですよ!
 そしてページをめくった先は、再びの見開きで、ガン飛ばし合いの二人が描かれますが、鯉太郎は、これは嬉しいのでしょう、「つかまえたぞ やっと…」というセリフ入りのニヤリの表情です!
 常松も付け人も、イカン、とビリッと緊張しますが、なんと【王虎】さんは超嬉しそう!
 「クッ…ハハハハハ 機が来たみて―だな 鮫島鯉太郎!! 明日は…俺に喰われて死ね……」
 やっぱり【王虎】さんも待ちに待った一番なわけで、これはもう上機嫌ですね! 俺に喰われて死ね……これは相当カッコイイセリフじゃあないですか。そして今週ラストは、この【王虎】さんの宣言に対する鯉太郎の嬉しそうな返答で幕を閉じます。
 「喰うのは俺だ…王虎…
 なお、ラストの編集部謹製アオリは次の通りです。「疲労困憊だったはずの鮫島に再び闘志の炎が宿る」。まあ、要するにそういうことのようです。わたしとしては、こういう展開は、いかにも漫画的かもしれませんが、大いにアリですよ。むしろ望んでいたとさえ言えそうです。永遠のライバルとの戦いのために、再びボロボロの体が動く、なんてもう最高ですなあ! いやあ、これは本当に楽しみです。
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけど11日目から休場
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 11日目:【天雷】東関脇
 12日目:【王虎】東大関
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 【王虎】東大関。11日目現在11勝0敗
 【猛虎】東大関。10日目現在10勝0敗。11日目の結果不明
 【天雷】東関脇 11日目現在9勝2敗に
 【稲虎】田上改め。十両力士に成長してた!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。65連勝中。モンゴル人。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。 
 
 というわけで、結論。
 今週描かれたのは、先週のラストで描かれた、鯉太郎と【王虎】さんという宿命の二人の邂逅の続きで、それは、鯉太郎と【王虎】さん、両者の明日の一番への想いが溢れるものでありました。どうやら鯉太郎の体は、最後の一滴を絞り出すために、何とか動きそうな気配であります。もし、この通路での邂逅がなければ、鯉太郎の体はもうダメだったかもしれず、やっぱり、これも宿命であったとわたしは言いたい気持ちです。しかし、ちょっと待ってくださいよ、まだ【王虎】さんとの戦いの後も3番残っているわけで、大丈夫なんでしょうか……そちらも大変心配であります。鯉太郎は当然【王虎】さんに、俺の全部をくれてやる相撲を取るわけで、その後の3番をどう戦うのでしょうか……。休場もあり得るのかなあ……まあ、とにかくですね、もう1週たりとも見逃せないですな。最後まで応援いたしたく存じます。以上。

↓ 先週、電子書籍で全巻まとめ買いをしました。やっぱり面白いですなあ!





 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね……現在日本相撲協会を覆う大変なニュースに、もはやコメントする言葉はなく、ただただ、残念としか言いようがありません……。。。ホント、本当に残念です……わたしとしては、土俵上で戦う男たちを今後も応援したいと存じます……はあ……。
 というわけで、テンション低めですがさっさと進行します。まずは、今週の週刊少年チャンピオン2018年1号概況です。今週から月号表記は早くも2018年、今年の刊行もあと3週で終わり、かな? 4週かな? ちょっと未確認ですが、もう年末ですなあ……。
 ■巻頭グラビア:牧野真莉愛城。大変スレンダーでお美しいですな。
 ■弱虫ペダル:響きあう震動の巻。山岳賞まであと2㎞、盛り上がってまいりました!
 ■刃牙道:今週は2話掲載、いよいよ刃牙と武蔵の戦いが開幕しました。
 ■BEASTERS:月だ 君は蛾になるの巻。レゴシ君、ゴウヒン先生に弟子入りです。
 ■吸血鬼すぐ死ぬ:バカ五番勝負の巻。今週も最高に笑えました。最高です。
 ■囚人リク:完了の巻。P330の「鬼道院永周潤む」の画が最高すぎて腹筋崩壊です。
 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 さて、それでは今週の『鮫島』ニュースをお伝えいたします。
 先週は勝負のついた【王虎】さんVS【百雲】関ののち、【百雲】関が引退届を提出した……というラストで終わりました。今週は【王虎】さんサイドの状況が描かれます。そして、ラストには(わたし的にはもう)とんでもない展開が予告され、わたしは今日のAM01:30頃に読んで一気に眠気が吹っ飛びましたよ! が、それは最後に記したいと思いますので、まずは最初から状況をお伝えします。
 冒頭は、NHKアナの絶叫中継、「勝負ありーーー! 勝ったのは王虎ーーー!」から始まり、その様子をTVで観戦している虎城部屋の模様から開幕です。
 虎城部屋では若い衆が「強っっっえ――!!」「やっぱハンパねーよ王虎関は!!」と盛り上がっていますが、そこに現れたのは、田上でお馴染みの【稲虎】関。みんなの嬉しい気持ちは分かるけど、ちゃんとチャンコの用意しろ、仕事せんか、とやれやれな表情です。あの田上も今や関取。俺も手伝ってやるからさっさとしろよ、なんて言う田上さんに若い衆は恐縮している模様です。
 そして支度部屋へ戻る【王虎】さんに、記者が群がってコメントを求める図になります。しかしそんな記者たちは完全無視の【王虎】さんですが、「鮫島も天雷を下し11連勝ですね…」と声をかける橋くんには、足を止め、ギロリとにらみます。橋くんは問います。
「大関の言う時機…再戦という運命の流れの点はまさに今なのかと…しかし今日の取組後 鮫島はまた倒れてしまった…もしかしたらこのまま休場の可能性も…それについて何か一言ありますか…?」
 【王虎】さんは身をひるがえし、橋くんに背を向けて答えます。
「だとしたら 俺の流れの中に 鮫島という点がなかったというだけだ…」
 この時の【王虎】さんはどんな表情だったんでしょうか。大変気になりますなあ。
 そして描写は再びちゃんこ準備中の虎城部屋へ。「やっぱカッコイイよな~王虎関」「おう…ものスゲーおっかねぇけどな」とかおしゃべりしながら作業している若い衆に、田上さんもだべってないで手を動かせよ、と呆れた表情。大体俺だって関取なのに王虎王虎って……とヤレヤレな顔です。若い衆曰く、稲取関は俺ら大好きっスよ、俺らの優しい兄貴っス。そして猛虎関は先生って感じ、そして王虎関は「ドン」すね、なんて言っています。ちなみに、「ドン」というコマには、マフィア的スーツ姿で右手にブランデーグラスを持つ【王虎】さんのイメージ図が描かれております。ちょっと笑っちゃいますが。
 しかし、田上こと【稲虎】関には、あの【王虎】さんがこれほど若い衆に慕われる現在が、もう感無量なわけです。それは我々読者も同じでしょう。田上さんは若い衆に、かつての【王虎】さんについて語ります。長いですが引用しましょうか。
「いや…もう昔はピリピリしてたよ…自己顕示欲が強いくせに誰よりも繊細で…誰にも腹を見せない奴でな…」「まぁ…王虎もここまですんなり来たってことじゃないからな…ウチの親方の…大横綱虎城の息子 入門時から確かにその光は他と違っていた…ただ…その光が一人飛び抜けなかったんだ…もう一人…史上最悪と言われた大関火竜の息子 鮫島の強烈な光があったからな…」「痛々しかったよ…あの頃の王虎(アイツ)は…」
 あの頃のことを思うと、田上さんの回想も実感がわいていてグッときますねえ! そしてそんな頃を知らない若い衆は、「鮫島って…でもまだ平幕じゃないっスか」「当時はそうだったとしても 方や王虎関は大関っスよ 顔じゃないでしょう…」と信じられない様子。しかし当時をよく知る田上さんは続けます。
「いや…鮫島がいなかったら今の王虎はないんじゃないかな…王虎をその暗闇から解放したのも また鮫島なんだ…本当…鮫島ってのは不思議な奴でな…俺らの世代は黄金世代…多くの人には王虎世代と呼ばれているが 王虎を含め同期の奴らで そう思ってるやつは誰もいないだろ…間違いなく 先頭にいたのは鮫島だ…俺も含め 鮫島の相撲に救われた奴は多いよ…」
 そうだよね……田上さんも本当にひどい目に遭ったもんな……そしてそれを救ったのは、鯉太郎だったよね……イカン、ちょっと泣けてきたっす……。
 そして描写は、診療所の鯉太郎の様子に移ります。診察を終えて座っている鯉太郎。しかしその眼はもうヤバい感じです。完全にうつろというか……タクシー来ましたよ、歩けますか? という常松こと【松明】関の言葉に全く反応しません。常も、クソ…ここまでか…この状態じゃ…明日はもう…とつらそうな表情です。そんな鯉太郎に肩を貸して通路を行く常&鯉太郎、そして帰り支度の【王虎】さん一行、そして田上さんの言葉がカットインされます
「顔を合わせればケンカばかりしている二人だが 王虎は鮫島を誰よりも認めているんだ…」
 常は鯉太郎を背負いながら、(何とかならないのか…ここまできて…ここまでして…)と無念の表情。そして田上さんのカットイン。
 「それは鮫島もきっと同じだろうな…」
 そして、常に半ば背負われていた鯉太郎の手が、ピクッ…と動き、常の肩から離れていきます。常は「?」と思い、目線を上げるとその先には―――ここで田上さんの言葉がかぶさります。
「土俵でお互い高め合える…特別な存在…」
 ページをめくるとそこに描かれているのは、通路で出会う鯉太郎と【王虎】さんの図であります! 見開きブチ抜きで描かれる二人が顔を合わせた瞬間は、なんか感動的ですらあります。運命の二人、ここに再会! な図ですよ! いいすねえ! こういう展開はベタかもしれませんが、わたしはもう、大好物です! そして、さらにページをめくると、そこはスミベタで、白抜きの大きな文字でズドーーーンとこう書いてあるのです!!!
 十二日目 鮫島ー王虎
 ヤバイ!!!!! キターーーーーー!!! 来ちゃった!!!! とうとう来た! なんとなんと、鯉太郎の次の相手は【王虎】さんで確定です!!!! やっべええええ!!! ど、どうしよう? これはヤバすぎますよ! 【猛虎】さんや他の誰かではなく、いきなり【王虎】さんが十二日目に組まれてしまいました!!! どうなんだ? 鯉太郎は戦えるのか? 親方の「おう、どうすんだ、鯉…」は発令されてしまうのか!? 今週はこの衝撃の発表で終了ですが、来週きっと描かれるであろう、空流部屋の模様が超・気になりますなあ!! いやー、もうホント楽しみすぎてヤバいす! 果たして一体どのような展開となるのか、続きは来週です! ドキドキしながら待ちましょう!
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけど11日目から休場
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 11日目:【天雷】東関脇
 12日目:【王虎】東大関 ←NEW!ヤバイ!
 --------
 【王虎】東大関。11日目現在11勝0敗
 【猛虎】東大関。10日目現在10勝0敗。11日目の結果不明
 【天雷】東関脇 11日目現在9勝2敗に
 【稲虎】田上改め。十両力士に成長してた!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。65連勝中。モンゴル人。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。 
 
 というわけで、結論。
 今週描かれたのは、主に虎城部屋での田上さんによる、鯉太郎と【王虎】さん二人の心情の解説でしたが、ラストでとんでもないニュースが投下されました。十二日目、鯉太郎の相手は【王虎】さんで確定です!!! 最高の状態の【王虎】さん、そして神がかった気迫を見せているけれど、もはや心身ともに限界を過ぎている鯉太郎。コイツはヤバいことになりますねえ!!! そして、そもそもこの対戦は実現するのかどうか? も大変気になります。仁王兄貴こと現・空流親方は、無茶はさせねえ、どんなに恨まれようがブッ殺してでも止める、手遅れになる前に…と仰っていました。まさにその時なのか? それとも―――。もう本当に今後が楽しみ過ぎてたまらないすね! はーーー今週ラストの衝撃は我ながら並外れて興奮しましたわ……文字だけなのに。マジ『鮫島』は最高です! 以上。

↓ 空流親方の想いは最新(15)巻に収録されてます。まだ買ってない方は今すぐ買って応援しましょうよ!

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、毎週お届けしている『鮫島』ニュースは自分用備忘録のつもりなのですが、毎週、海外ドメインからのアクセスが多く、きっと海外に赴任して、遠く離れた地でも鯉太郎の戦いの軌跡が気になってしょうがない人が多いんだろうな……と勝手に解釈しておりますが、他にも、どういうわけか地方自治体や公官庁のドメイン(県庁とか市役所はおろか国の省庁まで幅広い)からのアクセスも多いし、大学ドメインの.ac.jpもやけに目立つ(学生だか職員だか不明)、そして日中は一般企業のco.jpドメインからのアクセスも多くて、サボリーマンの皆さんやサボり役人の方々が多いんだなあ、とぼんやり認識しております。もちろん、まったく非難するつもりはありません。わたしも似たようなものなので。まあ、アクセスログをたまに見てみると、大変興味深いす。
 さて。では、まずは週刊少年チャンピオン2017年29号概況です。
 ■巻頭グラビア:今週は浅川梨奈嬢。電子版もアリです。大変素晴らしいお体です!
 ■弱虫ペダル:涙の巻。今週はもう相当泣けます! 青八木さぁぁああん!!
 ■刃牙道:拳豪VS剣豪の巻。今週も花山君のターンです!武蔵をぶっ飛ばせ!
 ■BEASTERS:罫線に白い毛這わせての巻。パンダのゴウヒンさんがイイですなあ!
 ■囚人リク:格好の巻。今週は史郎さんのどや顔で締めですw 最高ですw
 ■Gメン:どつき合いの巻。まあ、これにて一件落着ですな。
 ■吸血鬼すぐ死ぬ:パパ・一撃・さようならの巻。この漫画ホント好き……しつこいぐらいのボケの連続で何気にネームがすごく多くて毎週大変笑わせていただいております。
 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 それでは、今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 先週はついに決着した常松こと【松明】VS【百雲】の一番。結果は、横綱【泡影】を倒すためにすべてを捨てて非情を手に入れた【百雲】の勝利。サウザー様的「愛などいらぬ!」といった決意は悲痛な叫びのようにも聞こえますね。そして常も、投げ飛ばされなかったものの、無理な体勢でこらえたため、右肩は完全イッてしまいました。そして会場は常の健闘を称える拍手の嵐&勝った【百雲】へのブーイングが鳴り響く異様な事態となってしまいました。要するに、わたしが事前にテキトーな予想として考えていたような、どうせ常が勝って、【百雲】の纏う闇が払われ、会場の片隅で見守る元カノの綾子ちゃんと和解するんでしょ、という安っぽい展開には全くなりませんでした。むしろ正反対と言える、極めてシビアな結末で常VS【百雲】戦は幕を閉じたわけです。
 今週は、空流の若手【豆助】に付き添われて花道を下がってきた常を、鯉太郎が出迎える場面から始まります。真っ先に、「大丈夫か 常!!」と声をかける鯉太郎。しかし常の顔は、どこか晴れやか。そしてデータ力士らしく、自分のけがの解説を始めます。
 「左肘は関節包橈骨輪状人体が多少伸びているかもしれません…右腕は上腕骨と肩甲骨がズレてますね…」
 おいィ!解説してる場合じゃないぞ!同期の大吉くんも「痛くないの…」と震えていますが、常は冷静に「1人だったら阿鼻叫喚だ…」と大吉くんには素直な様子。鯉太郎も、バカヤロウ、すぐ診療所行くぞ、と促します。いつもは、取組後にボロボロになる鯉太郎を常が診療所へ連れて行くわけで、常も笑って「ハハハ…いつもと逆ですね」なんて言ってます。「軽口叩いてんじゃねーよ!」なんて答える鯉太郎に、空流の兄弟のきずなを感じますな。
 そして常は診療所へ向かうわけですが、大吉に、とある人物を呼んでおいてほしい、と頼みごとをしました。ページをめくると、それが誰なのかすぐに分かります。国技館横のテラスで常を待つ男が一人。そうです。常のクソ親父です。前日の夜突如として常の前に現れ、金の無心に来た親父。そんな親父の元に、帰り支度で右腕を三角巾で吊った常が現れます。そして袂から、かなり分厚くなっている封筒を取り出し、「ほらよ…」と差し出す常。
 しかし、あのクソ親父も、今日の常の戦いを観客席から見守り、常の成長を感じ取っていたわけで、自らを恥じているわけです。親父は、常に謝罪します。悪かったな…洋一…お前がどうやって生きてきたのか…取組を見て…俺は…泣いてばかりいたあのガキが…強くなっていたよ…。
 そんな親父の言葉に、常は答えます。それは、空流であったからであり、鮫島さんと出会ったからだ。鮫島、そう、あんたと同じ部屋だった、火竜の息子だよ、と。かつてはクソ親父も力士として、火竜の闘いを見守り、火竜に【松明(たいまつ)】という四股名を付けてもらったという縁があるわけですから、その火竜の息子である鯉太郎が常を鍛えてくれていることを知って、クソ親父としてはもう涙するしかありません。
 「そうか……そうか…ありがてーなー…」
 そしてクソ親父は、常にもう金の無心にきたことも忘れ、もう会うこともねえだろう、どうしようもねえ空っぽな自分とお前は違う、と別れを切り出します。しかし、常は本当に大人ですよ。冷静に親父に言います。「構えろよ…勝負しろ…俺と……」この時、常は雪駄を蹴り脱ぎながら言うのですが、実にカッコイイですなあ! まるで侍が本気の斬り合いの前に、草履を蹴り捨てて構えようとするような感じすね。もちろん、親父は、何言ってんだこんなジジイと幕内力士で勝負になるわけないとかごちゃごちゃ言いますが、常はまた、ビシッと親父に言います。これがまたカッコいい!
 「聞こえないのか…元三段目だった松明に言ってんだよ…それとも逃げるか…今までのように…そしてこれからも…戦いもせず…逃げるのか…ならなおさら俺がここで お前を終わらせてやる…」
 常の眼はもう完全に戦闘モード、「空っぽのまま 死んで行けクズが…」全身から闘気が溢れかえってます。常よ、お前本当にカッコイイ奴だよ! こう言われたクソ親父の脳裏には、かつての火竜の言葉や、幼き頃の常の姿が蘇ります。そして気合一発!常に挑む親父!そして、見開きで描かれるのは、当然、親父をぶっ飛ばす常の迫力の立ち合いです。そりゃそうだ。かなうわけはないし。でも、ここは、親父が逃げずに現役幕内力士に勝負を挑んだこと自体が重要なんですよ!
 ぶっ倒れた親父も、やっぱスゴイな幕内の当たりは、でもいっそ本当に殺してほしかったなどと言いますが、常はまた、ここでもピシャッとキメてくれます。
 「甘えるな…あと何年あんたが生きるのか知らねーが…生きてる間は終わりじゃねーだろ…見せて見ろよ…今みたいに意地を…立ち向かってみろよ…テメーの人生に…出来るだろ…アンタは俺の親なんだからよ…」
 もう、常よ、泣かせないでくれよ……このキメセリフの時の絵も素晴らしくカッコイイ常ですね。親父は泣きながら、ああ、そうだな…としか言えません。そしてそんな泣きながらぶっ倒れている親父に、常はそっと分厚い封筒を置いて立ち去ります。親父が、ちょっと待て、これは貰え…と言いかけたところで、常は親父の言葉をさえぎって言います。
 「チッ…礼だ…あんたは俺に相撲を残してくれたからな…」
 ――そして常はクールに去るの図、で今週は終わり、でした。はーーー今週の常はカッコ良すぎですよ……あの常松が……ホント成長しましたなあ……読者としては、Burstにおいてあんなに悪役だった常が、こうして立派に成長した姿を見せてくれると、本当に嬉しいというか、そう、これは感動ですよ、まさしく。常も言うように、空流だったからこそ、であり、鯉太郎と出会ったからこそなわけで、ホントに『鮫島』は最高です!
 ところで、今週の第124話で、単行本的にはおそらく(14)巻がちょうど終わるはずで、わたしは先週、いよいよ鯉太郎の11日目の相手が判明するかもしれないと書きましたが、上記の通り今週は常と親父の話の決着だったので、鯉太郎の次の相手は一切触れられませんでした。果たして鯉太郎は一体誰と次に戦うのか。そして【王虎】さんにぶっ殺す宣言をした【百雲】の「無情」の行く先は―――と、来週以降も『鮫島』からは目が離せないすね。はーーーもう、超楽しみっす!
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけどその後は不明
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
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 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。64連勝中。モンゴル人。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 
 というわけで、結論。
 今週は、常のエピソード最終編となる、クソ親父との決着が描かれました。そしてまあ、なんと常のカッコイイことよ……泣けたっす。そして気になるけがの状態ですが、まあ当然重症でしょう。果たして常は休場となるのか、ちょっと良くわかりませんが、いずれにせよ、11日目以降の各力士の星取り状況は、一度佐藤先生にきちんと公式発表していただきたいすね。【王虎】さんも全勝で来てるのかなあ? とか、【天雷】はどうだろう、とか、もう場所も後半優勝争いに突入しているわけで、来週あたり、その辺をどーんと教えてほしいっす。いやー『鮫島』はホント最高っす!以上。

↓ そういえば、5月場所の最中にちらっと両国に寄り、特に何も考えずコイツを買って来ました。なんか……癒されるナァ……。

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、全然関係ないのですが、わたしは自転車ロードレースが大好きで、スカパー!の「J-SPORTS」だけ契約しており、毎年7月に開催される「ツール・ド・フランス」をもう10年以上楽しみに観戦しているわけなんですが、実は5月にはですね、イタリア一周のレース、「ジロ・デ・イタリア」というのが開催されているのです。こちらも実にエキサイティングなレースで面白いのですが……しかしですね! 実にガッデムなことに、今年はJ-SPORTSで放送されなかったのです!! なぜかというと、なんちゃらというネット配信屋に、日本での放送権を奪われてしまったからです。くっそーーー。実に腹立たしい……そしてまさかと思うけど「ツール」もダメなのか!? とドキドキしていたのですが、先週かな? やっとJ-SPORTSから、今年もちゃんと放送するぜ宣言が出たので、まあ一安心なのですが、わたし的には「ジロ」が観られなかったのが未だにちくしょうなわけで、毎日結果だけ観ても、くっそう、全然盛り上がらねえ!と嘆いておりました。しかし、もうTVより配信の時代になっていくんですなあ……昭和の男としては大変残念というか、しょんぼりであります。
 では、まずは週刊少年チャンピオン2017年28号概況です。
 ■巻頭グラビア:電子版はナシ。紙雑誌版ではまゆゆでお馴染みの渡辺麻友嬢です。ホントかわええなこの人……
 ■弱虫ペダル:追いつく!!の巻。とうとう箱学の背中をとらえた!! 来週は青八木くんがとうとう……という展開かな。かなり泣けそうな気配濃厚です!
 ■刃牙道:疵と剣の巻。いいぞ花山君!ぶん殴れ!! 武蔵の顔面にクリーンヒット!!
 ■BEASTERS:雨雲に引き連れられての巻。パンダ再登場!キタ――!
 ■囚人リク:陽動の巻。今週は顔芸ナシです。ラストの田中さんのキメ顔ぐらいかな。
 ■少年ラケット:高みへ!の巻。ロッキー先輩勝利!カッコ良かったぞ!
 ■Gメン:男の意地の巻。ベタだけど薙っちょかっこいいぞ!さあ逆襲だ!
 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 さて。それでは今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 先週は、常松こと【松明】VS【百雲】の、両者の投げ合いからついに常の右肩が「ボクン」と嫌な音を響かせてしまったところで終了し、もうどうなったかドキドキしながら真っ先に今週の『鮫島』を読み始めたのですが―――結論から言います。常の右肩はイッてしまい、勝負がついてしまいました。常の負け、です。わたしは散々、常の光のパワーで、【百雲】の闇を払ってくれと書いてきましたが、残念ながらそうはなりませんでした。大変残念す……。
 では冒頭から見てみましょう。
 「ボクン」という響きに、常の父親は唖然、鯉太郎は、常!と叫びそうな顔、王虎さんは、やりやがった……的なクールな表情、そして解説席の虎城理事長は「やりおった……」と土俵を見つめます。
 一方の【百雲】は心中でこう思っています。「関係ねーさ…関係ねえ…これは俺が手にした力…余分なものを全て削ぎ落とし手に入れた力…泡影(アレ)を潰すための…俺の力だ…」
 そして、見開きで描かれる大迫力の投げのシーンが入ります! が、常も、最後の力を振り絞り、雄たけびを上げて堪えます! その結果、常の右腕はあらぬ方向を向いたまま、【百雲】のホールドからすっぽ抜け、投げられることはありませんでした。これは文字で表現するのが難しい! 要するに【百雲】の投げは、空振りです。そして客席に座る常の親父は、涙を流し「もういい…わかった…わかったから…もう立つな…もう…やめてくれ…」とつぶやきます。
 しかし土俵上では、完全に右肩を壊された常が、すごい形相で【百雲】に「ニヤリ」とします。この絵は、ぜひチャンピオンを買ってチェックしてください! まさしく、そう、まさしく鯉太郎と同じ笑みですよ!【丈影】やバーキこと【蒼希狼】たちを震わせた、あの鯉太郎的な凄みです!
 そんな常の顔を見た【百雲】は、さらにエキサイト、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛と咆哮をあげて、右手を振りかぶってフィニッシュに持ち込みます! そして、再び見開きで描かれる【百雲】の強力な突き落とし(?)が常の後頭部にクリーンヒット!!! 場内はシーン……となります。が、常はまだ【百雲】から目を離しません。しかも、数ページ後に明らかになりますが、どうやら常の意識は飛んでいる模様です。しかし、意識が飛んでいても自分を見つめるその目に、「ゾッ……」と一瞬の恐怖を感じる【百雲】。ここでの常も、まさしく鯉太郎的です。しかし、ページをめくると……すでに、常の右腕はぶらんと自由が利かず、土俵についておりました。勝負あり! 【百雲】の勝利です……。
 勝負がついても、場内は静まり返ったまま。NHKアナも、若干戸惑いながら「しょ…勝負あり 勝ったのは百雲…」と結果を伝えるしかありません。そして虎城理事長も「極められた腕が限界でしたな…しかし意地を見せましたよ…松明は…」と若干のねぎらいコメントです。
 そして、徐々に拍手が起こり、その拍手で飛んでいたと思われる常の意識も回復。
 「俺…は…あぁ…そうか…負けたのか…」
 やっと顔をあげた時には場内は割れんばかりの歓声が常に降り注ぎます。
 「クソ…」
 今週一番のグッとくるシーンは、わたし的にはここです。本人は負けてしまったことが悔しくて、出る言葉は「クソ…」なんですが、それでも常の闘いは、クソ親父だけでなく、観客全員の心を動かし、場内は満場の歓声に満たされたわけです。しかも、この常の悔しさを表現する「クソ…」の一言の際に描かれている絵は、常の背中なんです! どんな顔をしているか分からないんです!もう、それを想像するだけで泣けますよここは! 常よ……すごい戦いだった……惜しかったなあ……くそう!
 はーーー泣ける……
 そして一方の【百雲】は花道を下がっていきますが、これがまた場内から大ブーイング。ふざけんなコラ!! やめちまえバカヤロー 帰れ帰れ!! なんでそんな汚ねえ相撲しか出来ねーんだ!! とか、もうひどい有様で、缶ビールが【百雲】の頭に当たるほどです。でも、【百雲】の心中を知っている我々には、とても複雑ですね……我々読者としては、そんなひどい非難はできないすよね……どうしても。親方も、【百雲】に声をかけます。
 「もう…いいだろ…なぜ自分から首を絞めるような相撲を取る…本当のお前はそんな相撲を取るような奴じゃないだろ…」
 いやいや、親方的にはせめて理解者であってほしいような気もしますね……。そんな親方の言葉に、【百雲】はこう返答します。
「勝てただろ…それだけあればそれでいい…後ろはないんだ…俺にはもう…」
 そして! ここで! 支度部屋に戻る【百雲】に、声をかける男が! そうです!大関【王虎】さんです!
「フン…面白かったぜ…己を殺して手に入れたのは勝ちに固執する無情か…」
 さすが【王虎】さんは分かっていらっしゃる! 対する【百雲】はこう答えて、今週は終了です。
 「明日は…王虎(テメー)の番だ…」
 な、なんだって――――!? ここで翌日11日目は、【百雲】VS【王虎】さんの取組であることが判明しました!! まじかよ! 佐藤先生あざっす! 当然その戦いも描かれると思っていいんすね!? キタ―――! とうとう『鮫島』で【王虎】さんの戦いが描かれる日が! わたしはてっきり、これは翌日は鯉太郎VS【百雲】となって、リベンジマッチかな、とかテキトーに思っていたのですが、どうやらそうはならないようです。今週の最終ページの、編集部からのアオリをメモして終わりにします。
 「深き闇の底を蠢く百雲。そして十一日目、王虎と対決。」 やっばい! 超最高す!
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけどその後は不明
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 --------
 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。64連勝中。モンゴル人。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 
 というわけで、結論。
 今週はとうとう常松VS【百雲】戦が終結、結果は常の負け、で終わりました。残念すねえ……。ちなみに先に客観的なことを書いておくと、単行本収録としては次の124話が(14)巻の切れ目になるんじゃないかな。つまり来週までで、いったんの区切りになるはずです。てことは、きっと来週、鯉太郎の11日目の相手も判明する予感がしますね! わたし的には、ここで【天雷】が来て欲しいのですが、どうなるでしょうか。そして何より心配なのが、常の右肩ですよ。これは脱臼なんですかねえ? 骨折、ではなさそうですが……。なんか脱臼というと千代の富士関を思い出しますなあ……常よ、確かに星は落としたが、お前の意地は、十分にクソ親父に通じたようだし、休場もやむなしだけどまずはケガの治療に専念しておくれ……大変心配です……。以上。

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 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、昨日、ケンシロウの化粧まわしでお馴染みの毛深い男【高安】関がとうとう大関に昇進しましたね! そして会見ではラオウ様こと横綱【稀勢の里】関とがっちり握手。わたしはもう、おお……北斗の兄弟がここに……と感無量でありました。しかし、肝心の(?)、わたしの愛する黒ブタくんことトキ【松鳳山】関は同じ一門ではあっても部屋は違うし番付も下なのでこの2ショットには参加せず。当たり前ではありますがちょっと淋しいす。結局【松鳳山】関は後半4連勝したものの千秋楽は星を落とし、6勝9敗。もう1つ勝っておきたかったすねえ……また三役目指して頑張っておくれ……!
 では、まずは週刊少年チャンピオン2017年27号概況です。
 ■巻頭グラビア:電子版は今週もなし。紙雑誌版もなしなのかな?
 ■弱虫ペダル:6人の力!!の巻。巻頭カラーです。いよいよ集合、さあ、加速するんだ!
 ■刃牙道:「闇」の巻。花山君カッコ良すぎる!! 握力×体重×速度で武蔵をブッ倒せ!!
 ■BEASTERS:こぶしの縁に寄せての巻。レゴシの宣言はカッコイイですね!
 ■囚人リク:啖呵の巻。まさしく啖呵を切る田中氏のどや顔芸が素晴らしいww
 ■Gメン:条件の巻。さあ、薙のターンPart2です。早く勝太も駆けつけろ!
 ■吸血鬼すぐ死ぬ:ロマンス・ロナルド・ロードショーの巻。ボケ合戦が最高ですw
 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 さて。それでは今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 今週はちょっと、ラストがわたし的に、ど、どういうこと……だ? という感じなのですが、まあ、いつもどおり始めましょう。
 先週は、常松こと【松明】が【百雲】の左腕をがっちりホールド、かつて王虎さんに教えたという得意の小手投げの体勢に入った―――!! というところまででした。今週はそこからです。虎城理事長も、決まったか……という実況席ですが、まあ、漫画的にそりゃああっさり決まるわけがないですよね。もちろんのこと、【百雲】はダン!! と右足を出して投げを堪えます。
 常も、「クッ…片手だけじゃダメだ…手を組んでフックさせねーと…」と思いますが、先週・先々週描かれた通り、常の左腕はひじに強烈な張りを喰らっています。「クソ…左腕がまだ利かねえ…」なわけですが、一瞬のその隙に、【百雲】が吠えます! NHKアナも絶叫! 「あーーーー!! 百雲が掬い投げで返しに行ったーーーー!!」な展開です! これには、王虎さんも「百雲(あの)クラスにはわずかな隙も命取りとなる…」と冷静に状況を支度部屋で見守っています。
 この、常の思う、小手投げの際の「手を組んでフックさせる」というのは、アレですね、『Burst』(6)巻での【王虎】VS【天雷】の一番で、【王虎】さんがみせたフィニッシュ技ですな。そして、この常の小手投げと【百雲】の掬い投げの打ち合いは、なんとなく我々としては、【白水】兄貴が腕をへし折られたかつての【王虎】戦を思い起こさせるような、若干嫌な予感がしてなりません!
 そして常と【百雲】の投げの打ち合いのさなか、常の脳裏にはクソ親父への想いが駆け巡ります。自分に期待するな、お前は俺のガキなんだからよ、といつも言っていたクソ親父。だから何だ、俺はお前とは違う!自分で自分を諦めて、だた逃げていたテメーとは…抗うぞ…俺も最後まで…あの人のように…!! と、鯉太郎の姿に希望を見ている常。健気じゃあありませんか……。
 NHKアナの興奮も続きます。「しかし松明もまだ投げを諦めていない! 両者投げの打ち合いになった――!! どちらが先に落ちるか力勝負だ!!」そして場内は松明コールが鳴り響きます!! その松明コールを聞いて、常のクソ親父もまた、昔、鯉太郎の父、【火竜】に言われた言葉を思い出します。 「生き様に火を積めて燃え上がるのよ 土俵でな…」
 まさに土俵で燃え上がる我が息子の姿に、とうとうクソ親父の頬にも涙が……!!
「何だったんだろーな……俺の人生は…やり直してーなー…あそこから…」
 あそこというのは、弟弟子である【火竜】との稽古の日々のことです。すっかりダメ力士になった自分に、【火竜】は「楽しいと楽ってのは違うだろ……」と言いました。あの日、あの時から、やり直せたら……はーーー残念ながらもう戻れないんすよ、あの日にはね……
 というわけで、土俵上は投げの打ち合い、常は気合の雄たけびを上げて、決まれ…と渾身の投げを見せます! が、【百雲】もガガッ!と堪え、逆に【百雲】が両手をぎっちりフックさせることに成功、渾身の投げを炸裂させます!!! が、ここでも常がズン!と堪え、膠着状態に。ギリギリと常の右肩を締め上げる【百雲】と、こらえる常松。その様子に新発田部屋の親方も「もう…無理するな…無理するな百雲!!」と叫びます。
 そしてーーーめくったページの先には、「ボクン」という嫌な音が!!
 今週ラストは、鯉太郎のハッとする表情、クソ親父の呆然とした表情、静まり返る観客たち、虎城理事長の無念そうな表情、王虎さんの厳しいまなざし、そして……新発田部屋親方が「バカヤローが…」と頭を抱えて嘆いている表情、これらの集合絵で終わりました。
 さあ、この「ボクン」という音ですが、これは……普通に常の右肩(もしくは右ひじ?)がイッってしまったということですよね? でも、新発田部屋親方の無理すんな、というのは……そこまでやることはない、無茶すんな、そこまで悪役(ヒール)になるな、という悲痛な叫び、ってことなのでしょうか? それともまったく別の意味があるの……か?
 まさしくかつての【王虎】VS【白水】兄貴の再現のようになってしまったこの一番、そういえば日曜日の千秋楽、【高安】関も【照ノ冨士】関に同じようにがっちり極められて負けてしまいましたが、痛そうでしたな……どうやら来週、常VS【百雲】はいよいよ決着となりそうな気配ですが、果たして勝者は!? いやーー今週も興奮してサーセン。ホント『鮫島』は最高すね!
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけどその後は不明
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 --------
 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。64連勝中。モンゴル人。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 
 というわけで、結論。
 どうやらイッちまったかと思われる常の右肩ですが、大変大変心配なラストで今週は幕です。読み終わった瞬間、もう来週が待ちきれないのですが、これは……マズイすね……。【白水】兄貴は【王虎】さんに腕を折られても立ち向かいましたが……しかしもしこのまま常が負けるとすると、鯉太郎VS【百雲】もあり得る展開かもしれませんなあ……はーーーもう、どうなるんだよ! 佐藤先生、来週が待てないっす! 以上。

↓ 6月はペダルの新刊ですな。


 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、現在熱戦が繰り広げられている大相撲夏場所ですが、先場所で左胸~左肩を負傷してしまった横綱【稀勢の里】関が休場となってしまいました。まあ、しょうがないすよね……しっかり治して、次の名古屋でまた活躍していただきたいと存じます。そして今場所は、昨日11日目終了時点で横綱【白鵬】関が11勝0敗と単独首位。ここ何場所だろう、えーと、去年の夏場所以来だから4場所優勝から遠ざかっておりますので、約1年ぶりの賜杯を手にすることができるか、楽しみですな。そしてわたしが応援している黒ブタくんこと【松鳳山】関は、現在3勝8敗とよろしくありません。いつもは、黒星でも超惜しかった、というような相撲内容は良かった黒星が多い松鳳山裕也君ですが、今場所はどうも内容的にもなあ……昨日は久しぶりに勝ったので、残り4番、かっこいいところを見せてほしいと思います。
 では、まずは週刊少年チャンピオン2017年26号概況です。
 ■巻頭グラビア:電子版はナシ! 紙雑誌版だとAKBの入山杏奈嬢だそうですよ。
 ■弱虫ペダル:デスゲームの結末の巻。まあちょっと無理あったなあ。でもやっと手嶋さん&青八木くんが坂道たちに合流です。はよ追撃せんと手遅れになるぞ!
 ■刃牙道:純粋いの巻。「きれい」と読みます。花山君が相変わらずかっけえす。
 ■BEASTERS:美味礼賛のための巻。ハルちゃん超絶ピンチ!これもうアウトか!?
 ■囚人リク:地獄の巻。久々登場の鬼道院。もうほんと人間を超えてますw
 ■Gメン:惚れた女の為ならばの巻。さあ、薙くんのターンの始まりです!
 ■サウエラップ自由形:ダースレイダーの巻。「鮫島」ファンにしか通じないギャグが最高です。
 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 さて。それでは今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 先週は【松明】VS【百雲】がとうとう始まり、立ち合いの攻防から常がまわしを取ったものの、常の左ひじに【百雲】のキツイ張りが炸裂し、さらにカチ上げ気味の右エルボーが常の顔面にヒット!! というところまで描かれました。今週はそこからの続きです。
 解説席の虎城理事長も、常の左ひじを襲った【百雲】のキツイ張りに、「壊(い)ったか…」と見ています。こりゃあ、完全にヤマ行った感じですね。そして常の顔面に炸裂した【百雲】のエルボーは、常を吹っ飛ばします。そんなラフファイト気味のカチ上げに、場内からは「キタネーぞ!」とか「みっともねー相撲取ってんじゃねーよ!!」的なブーイングです。しかし、当の【百雲】の脳裏にはそんなブーイングは響きません。
 「辿り着かねーんだ…普通にやってたら…テメーらには分からねーさ…分かってほしいとも思わねえ… 躊躇はしねえ… 罵倒されようと…蔑まれようと…泡影に辿り着くまでの 俺が選択した道…まだ土俵(ここ)に立っているための 俺の覚悟…」
 なんというか、悲痛な決意ですなあ。こういう、「たとえ誰にも理解されなくとも、俺は俺の信念を貫くぜ」的な不器用な男像というと、最近ではNHK大河の「例え卑怯者・敵と思われようと俺は大好きな直虎さまを守るぜ」という小野但馬守正次さまの決意を思い出しますね。若干方向性が違うか。まあいいや。いずれにせよ、【百雲】のラフファイトの真意に虎城理事長はちゃんと気が付いています。それは、あまりに横綱【泡影】が異質であることを知っている虎城理事長ならではでしょう。そして理事長はそんな【百雲】の決意をこう評します。
 「だが…その道は…苦しみを孕むその道は…生半可な精神では耐え切れんぞ…一歩踏み外せば破滅…それでもその道を進むか百雲…」
 理事長……あなたホントいい人になりましたね……。そして土俵上では、エルボーを喰らって一瞬ガクッとする常に追撃がかかりますが、常は気合で(?)右肩を【百雲】にブチかまします! NHKアナも絶叫、「あーーー!! 鬼の形相で前に出た松明!! さすがにこのままやられっぱなしでは終わらない!!」 そして場内も大歓声!! 常は「クソ…不用意にマワシを取ってしまった…バカか俺は その後の予測はできたはずだ…」とデータ力士らしく一瞬反省、そしてすぐさま襲い来るエルボー2発目を喰らいながら、「これほどの男がここまでして勝ちに来る世界…奇麗汚いで割り切れる簡単なもんじゃない…必死…土俵(ここ)にあるのはそれだけだ…落ち度はすべて俺にある…」と自己納得完了です。
 そして! 納得の完了した常の眼は当然死んでいません! 石川に一発KOを喰らった新弟子時代の常松ではありません! 気迫に満ちた、まさに「鬼の表情」ですよ! そして、それを観客席で観ている常のクソ親父は「もう…いいだろ…なんで…そこまで…」なんてつぶやいています。そして常の幼少期のことが頭に浮かびます。どーせ俺のガキなんだからお前なんてダメ、自分に期待すんじゃねーぞ、なんてひどいことを言っていた自分。それでも常は、何度も何度も、クソ親父に相撲取ろうよと言い続けていた過去。そんなことを思い出しながら、常のクソ親父は、土俵上で戦う常に、こう思います。
 「バカな奴だ…お前はそうやってずっと…あの頃から…俺を責めているのかよ…」
 常もまた不器用すねえ……でも小器用な男より、不器用でいいじゃあないですか。男って奴は! そして土俵上では、【百雲】の左のハリが常を襲う―――!! というところで、ザッと【百雲】の左腕を常は右腕でがっちりホールド!!! これは! まさしく! 小手投げの体勢だ―――!! キタ―――!! 王虎さんに教えたという、伝家の宝刀、小手投げ!! これには支度部屋で見守る王虎さんも、思わずニヤリ!
 「常松(オマエ)らしくない ずい分と泥臭い相撲じゃねーか…」
 あのですね……常の方が5歳ぐらい年上なんすけど……まあ、王虎さんの方が番付も上だし各界入りも先だから、オマエ呼ばわりはアリすね。虎城理事長も「敢えてもらい距離を測っていたか」と常の戦略にご満悦。
 「簡単には終わらねーんだよ…俺は…あの続きを…あの先を…意地張って歩き続けてきてんだよ…」
 という常の意地の小手投げが炸裂する1ページブチ抜きの大ゴマで今週は終わり、でありました。はーーー興奮したわ……。
 まあ、このまま素直に投げられるとは思えない……けれど、常の意地と【百雲】の覚悟のぶつかり合いは大変興奮しますね。来週決着まで行くかしら……どうでしょうね……ホントにもう、二人とも勝たせてあげたいですが、果たして勝者はどちらか、そして敗者に光はもたらされるのか、楽しみに応援したいと存じます。
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけどその後は不明
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 --------
 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。64連勝中。モンゴル人。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 
 というわけで、結論。
 いよいよ佳境に入った常VS【百雲】ですが、ラストの小手投げが勝負を決めるかどうか、大変興奮するところで今週は終わりました。いやー、来週も楽しみですなあ。そういえば、常は7日目まで全勝だったはずですが、その後の8日目と9日目はどうだったんだろうか? 勝ち越して、二ケタ勝って、小結ぐらいに昇進してほしいすねえ。そして、鯉太郎の次の相手が本当に気になりますなあ。VS【天雷】辺りが来てほしいのだが……そして復讐に燃える【猛虎】さんとの本割も絶対実現してほしいすねえ……「……やっとお前に借りを返せる時が来たな……」的なカッコイイ【猛虎】さんがみたいすね。そこんところ、佐藤先生よろしくお願いいたします! 以上。

↓ 一応、毎週ちゃんと観てます。

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、いよいよ開幕した大相撲平成29年5月場所、通称夏場所ですが、なかなか波乱の展開であります。昨日4日目終了時点で、横綱・稀勢の里関は2敗。やっぱりどうも左が万全ではないようですな。しかし弟弟子の高安関が元気いっぱいです。今場所でいい成績を残せば大関昇進となるわけで、大変期待できそうです。一方で、わたしの応援する黒ブタくんこと松鳳山関は未だ勝ち星なしの4戦4敗。大変心配ですが、どうか頑張って! そしていよいよ公開された「北斗三兄弟」の化粧まわしですが、よく考えたら当たり前だけど……横綱は、その名の通りぶっとい綱(注連縄)を締めて、さらに紙垂をつけているわけで……凛々しく描かれたラオウ様がまるで見えない!のは大変残念です。まあしょうがないすけど……でも、露払いを務める松鳳山関の化粧まわしに描かれたトキはカッコイイすねえ!! 裕也よ、その化粧まわしにふさわしいカッコイイ力士になるのだぞ!
 はー。以上。では、まずは週刊少年チャンピオン2017年25号の概況です。
 ■巻頭グラビア:宮本佳林嬢。ハロプロの方だそうで大変お可愛いですな。
 ■『弱虫ペダル』:橋の上の決着!!の巻。えーと、ちょっと無理があるような……。 
 ■『刃牙道』:侠客立ちの巻。えーと、この話、もう何回目だろうか……。
 ■『BEASTERS』:ボディガードは神妙にの巻。狙われるルイ先輩、守るレゴシの巻。
 ■『囚人リク』:荷物の巻。やっと合流したリクとレノマ。さっさと移動しないと!
 ■『Gメン』:兄の懺悔の巻。なかなかイイお約束展開ですね。
 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。
 
 さて。それでは今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。今週は巻頭カラーですよ! 何とも晴れやかで華やかな、まさしく初夏といった浴衣姿の空流の戦士たちが見開きカラーで描かれていますので、これはぜひチャンピオンを買ってご確認ください! 電子書籍だと、見開きの絵は切れ目がなく大変美しい一枚絵として観ることができますなあ。
 前話では、【百雲】関の悲痛(?)な決意が描かれ、いよいよ対する【松明】関こと常松との取組は時間いっぱい、ハッキョイ、までが描かれました。今週は、数秒時間をさかのぼって、時間いっぱいから、NHKアナが虎城理事長に、勝負のポイントは、と話を振るところから始まります。理事長曰く、出だしは【百雲】がエルボーをモロに当ててカチ上げに来るだろうから、【松明】がそれにどううまく対応するかでしょうな、だそうです。そして土俵上の常松も、同じことを考えています。さすがデータ力士、【百雲】の放つ嫌な気を当てられても冷静ですね。常も、「もらえば間違いなくアウト……」と【百雲】のエルボーアタックは警戒していますが、「一見ただ粗いだけの粗悪な戦法に思えるが 恐怖を主体にした隙の少ないよく考えられた攻め」と【百雲】の戦型の本質をちゃんとわかっているようです。空流の軍師と言われるだけありますな。そして、それが分かっていて、なら必要なのは……と常は決意の表情、いよいよハッキョイ、正面から二人は立ち合います! その真っ向勝負に【百雲】は「アホが…」と容赦ないエルボー。しかし! 我々は知っています! 常の右肩のこぶの意味を! そうです! 常もまた、右ショルダーアタックでのカチ上げを得意とする男ですよ! 常の右ほほをかすめる【百雲】のエルボー。そして下から【百雲】の右腕を、常は右肩でカチ上げます! よっしゃ! いいぞ! NHKアナも、あ―――!!?と絶叫、虎城理事長も、やるな、的なお顔です。そして! なんとその常のカチ上げに、あの男がこんなことを言います!
 「フッ…勇気あるじゃねーか…常松…」
 なんとここで王虎さんからまさかのお誉めのお言葉です! 王虎さん! なんか宮田くんみたいじゃないですか! ヤバイ、王虎さんがどんどんカッコ良くなっていく! まあ、王虎さんと常の因縁ももはや懐かしいですな。わたし的には今週はこの1コマでもう満足です。
 そしてこの後は、【百雲】と常のハイスピード&レベルの高い戦いが繰り広げられます。左を取りたい常、そしてそうはさせじと攻撃を繰り出す【百雲】。その応酬を制したのは常です。とうとう左をがっちりホールド! 場内大歓声、松明(まつあかり)コールが国技館に響き渡ります!
 しかし―――。ここで一人、大歓声の国技館で呆然とする男がいました。そうです。常のクソ親父です。ここから親父の現役時代の回想に入ります。なんと、現役時代の四股名【松明(たいまつ)】の名付け親は、当時の大関【火竜】、すなわち鯉太郎の父であることが明かされました。そういや【火竜】は虎城理事長こと元横綱【虎城】と同部屋だったので、横綱【虎城】の付け人だった常の親父とも同部屋だったわけすね。そしてどうやら、当時は常の親父は【火竜】と仲が良かったようで、
 「おうよ…生き様に火を点けて燃え上がるのよ 土俵でな…」という思いがこもった四股名【松明(たいまつ)】だったそうです。しかし現在の国技館に響く【松明(まつあかり)】コールを聞いて、常の親父の脳裏には当時のことが思い出されます。必死に稽古を積んできたのに、なかなかいい成績が残せず、しょんぼりしていた時に、「諦めんな!飾りじゃねーぞその四股名は!燃やしてみろ もっと!」と激励してくれたのは、弟弟子だけど先に出世した大関【火竜】でした。そしてその【火竜】はまさしくその言葉通りに、土俵上で燃えたぎり、「見てたか松明!こうやるんだ!」と身をもって示す頼もしい弟であった思い出。そしてその激励に応えるべく、渾身の一番で勝利した時――【松明(たいまつ)】が得たものは……ガラガラの観客席から聞こえてくる、ちょっとした拍手のみ。まあ、幕下以下では、そりゃあ観客は少ないでしょう。親父は、ここで悟ってしまいます。
 「人には…持って生まれた分てのがある…その分を超えたものを望んでも 得るのはみじめさだけだ…」
 かくして常の親父【松明(たいまつ)】は横綱【虎城】の金魚のフン的な、男芸者と蔑まされる男に堕ちてしまったようです。うーーん……これは、しょうがないじゃすまされないと思うけど……やっぱり、にんげんだもの……な理解をしてあげるべきですかねえ……
 というわけで、そんな過去を、常の親父は国技館を埋め尽くす【松明(まつあかり)】コールの中で思い出していました。現在時制の親父は、そんな場内で一人、つぶやきます。
 「さっさと終われ、お前は俺のガキだ、分を超えてんだ、この声援は…」
 ちょっと! あんた、一人すねてないで、うつむいてんじゃないよ! 土俵を観ろよ! 土俵で戦う常を見やがれこのクソ親父! 「お前の名は…その名は…輝かねぇんだ…」じゃねえっつーの!!
 土俵上では、【百雲】の鋭い左の突き、からの、右の強烈な張りが、左をがっちりホールドする常の左ひじにヒット! ゴギッっと嫌な男が響きます! 見開きで描かれるこの一撃は、若干極まって常の左ひじがあらぬ方向へ!? こりゃあヤマ行ったか!? と思わせる迫力の絵で描かれています。そしてそこへ、【百雲】の左エルボーが常の顔面を襲う―――!!? というところで今週は終了でした。
 いやあ、常の親父はクソですが、そう言うのは簡単なわけで、やっぱりみつお的な理解を示したくなっちゃう……けれど、あんた、生き様を燃やして戦う息子をちゃんと見てないのは、そりゃあ男としてダメですよ。そしてその姿を観れば、感じるものがあるでしょうに……それでもあんた、分を超えてる、みじめだ、なんて思うのかね……。いったい、「分」って何かね……!? と菅原文太的に聞きたくなりますな。
 しかしそれにしても、やっぱり【百雲】は強い! さすがは勝つためにすべてを、愛すらも捨てた非情の男よ……。俄然面白くなってきたVS【百雲】戦ですが、果たして勝者は!? いや、まあ普通に考えたら常でしょうけど、常の勝利で、【百雲】に、そしてクソ親父に光が照らされるといいですなあ! いや、今週も最高だったす。
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけどその後は不明
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 --------
 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。64連勝中。モンゴル人。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 
 というわけで、結論。
 今週は、常VS【百雲】戦の立ち合いからの攻防、推定10~20秒ほどが描かれました。【百雲】もやっぱり強い! そして常の親父の堕天ぶりも、だいたい事情は判明しました。この親父を許せるかどうか、まあ普通は許せませんが、おそらくは、誰しも年齢を重ねていくと、許せないけど理解はできるようになっちゃうような気がしますね。しかしだからと言って、自分の息子の生き方まで決めつけないでいただきたいですな。息子は、いつだって親父のようになるまいと足掻くものなんじゃないすかねえ。そして結局、ああ、俺もあいつの息子だったと思うかもしれないし、見たかクソ親父!と胸を張れるようになるかもしれないし、そこが男の生き様なのではないかしら。いずれにせよ、常はカッコ良く、そして王虎さんがやけに印象的な第120話でありました。いやー、『鮫島』はホント最高すね! 以上。

↓ 王虎さんと常の因縁は『Burst』で! 王虎を「さん」付けで呼ぶなんてありえない、そう思っていた時期が俺にもありました……




 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、『鮫島』の最新(12)巻が今週発売になっておりますので、是非皆さんお近くの本屋さんか自分のお気に入りの電子書籍サイトでお買い求めください。(12)巻では第98~106話の九日目その後の白水兄貴のお話と、VS【毘沙門】戦の冒頭までですよ!

 そして時事ネタ的には、この週末からいよいよ大相撲5月場所が開幕しますが、前回興奮してお知らせした通り、わたしとしてはラオウ様こと横綱・稀勢の里関の土俵入りが超楽しみです。 そしてその土俵入りの際には、太刀持ちとして大関取りに挑むケンシロウこと高安関、さらには我が愛しの黒ブタくんこと松鳳山関がトキの化粧まわしで露払いを務めるわけで、マジで泣くかもしれないす。嬉しくて。↓この記事はかなりわたしの気持ちを伝えてくれております。


 いいすねえ……北斗天帰掌……もしあやまって相手の拳に倒れようとも、相手を恨まず悔いを残さず天に帰るという誓いの儀礼! このトキの絵柄を選択した人は相当分かってますな。最高です。
 というわけで、まずは週刊少年チャンピオン2017年24号概況です。
 ■巻頭グラビア:牧野真莉愛嬢。モーニング娘。の方だそうです。
 ■『弱虫ペダル』:青八木、最後の望みの巻。いよいよスプリント!そして秘策とは!?
 ■『刃牙道』:お迎えの巻。烈海王の最期を聞いた花山君が本気にッッッ!! やばし!
 ■『BEASTERS』:宣誓…上へまいりますの巻。ルイ先輩の驚きの過去が!!
 ■『囚人リク』:出発の巻。連載300回記念の巻頭カラーです。やっとレノマと合流。今週ももちろん、リクの顔芸が超イイ感じですw
 ■『サウエとラップ』:この作品の著者である陸井先生は、前作の『いきいきごんぼ』という最高のギャグマンガで、結構頻繁に『バチバチ』のパロディをやってましたが、今回!とうとう!久しぶりに!『鮫島』がネタにされていて笑えます!! しかも百雲をネタにしてるしw
 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。
 
 さて、それでは今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 前話では、【百雲】の、勝ってしまった後の深い絶望が描かれ、あろうことか愛する綾子ちゃんに八つ当たりめいたブチ切れをかましてしまったところまで描かれましたが、今週はまさにそこからの続きです。
 どうやらこのブチ切れの心境をまとめると、
 ◆自分の周りに人が集まってきたのは、相撲があったからだ。
 ◆その相撲とは、ガキの頃から唯一誇れるものであり、俺が俺である証明だった。
 ◆外面は謙虚に見せていても、実は内心では絶対的な相撲への自信があった。
 ◆お前(=綾子ちゃん)だって、そんな連中(=絶対的な自信を持つ相撲があったから集まってきた人々)の一人だろ…
 ◆しかし、そんな絶対的な自信のよりどころである相撲は、【泡影】の前では通じず、何も出来なかった。
 そして、【百雲】は涙を流しながら、綾子ちゃんに「消えてくれ…」とまで言ってしまいます。曰く、「いらないんだ…もう…余分なものは…何も……誰かの存在が力になる…強さになるなんて…足りない部分を埋めた気になるだけのまやかしだ…圧倒的で絶対的な個 あそこにたどり着くために俺にもそれが必要なんだ…」
 なんてこった! 【百雲】! お前、そんな悲痛な決意だったのかよ! まさしく、以前指摘したケンシロウに勝つためにユリアを手に掛け(ようとし)たラオウ様的心情じゃないか! でも、それでいいのか……!? つづく綾子ちゃんのセリフは、もうまさしくユリア的ですよ!
 「うん…分かった…道明さんなら…大丈夫だよ…」
 そうです。ユリアも、ラオウ様が「ユリア!お前の命をくれい!」と迫った時、そっとラオウの傷に布を巻き、わたしに出来ることは心置きなく送り出すことだけ、わたしに見つめられていては突きにくいでしょう、と背を向けて命を差し出しました。まさしく今週の綾子ちゃんは、あのユリア的慈愛の笑顔です。
 まあ、ラオウ様は結局ユリアを殺すことができず、それ故にこそ愛を知って無想転生を身に付けることができたわけですが、一方綾子ちゃんを捨てた(?)【百雲】は、かなりのダーティーファイターへと変身してしまいます。それは、次のような理由からのようです。
 「今までの手本のような自分では勝てないのなら…泡影(アイツ)が先を読めるのなら…先が分かっているのなら…想像を超える攻めを…一歩でも…一手でも先を…たとえそこに讃美がなくとも…たとえ汚濁の中に落ちようと…泡影(あそこ)に溶けちまった誇りを…奪い返すために…」
 なるほど……そういうことだったんすねえ……この最後の【百雲】の絵はかなりカッコイイですよ! 妙な言い方かもしれませんが、かなり「前向きな闇落ち」とでも言えそうな変化ですなあ。バーキのようにやさぐれた(?)わけでもなく、【丈影】のように泡影崇拝(?)にはまったわけでもなく、あくまで、自分(の誇り)を取り戻すために、あえて魔狼の悪名をかぶろう!というユリアの兄ヒュウガ的心境かもしれないすね。いや、ヒュウガとはちょっと違うか。やっぱりラオウ様的にわたしには感じられますね。
 というわけで、場面は土俵上で【松明】こと常と対峙する現在に戻ります。場内は割れんばかりのブーイング&松明コール。【百雲】は常を睨みつけながら思います。
 「フン…価値観が違うんだよ…お前らとは…どいつもこいつもゆるい顔で土俵(ここ)に上がるな…潰れて消えろ…」
 しかし、そんな土俵を見つめる虎城理事長は思います。
 「百雲…輝きの強い力士だったが…より強大な光にあてられて暗闇に落ちたか…」
 虎城理事長、あなたもほんといい人になりましたなあ……『Brust』まではかなりの悪役だったのに。あなたの闇を祓ったのも、鯉太郎の、空流の男たちの光のパワーですよ。土俵上では常が、【百雲】の殺気に「嫌な空気をあててくる…」と警戒気味ですが「問題ない!」とまわしを叩いて一蹴、そんな常の成長に、虎城理事長は嬉し気に思います。
 「昔はどこか陰気な影があった奴だったがな…気質が今ではまるで違っとるな…空流部屋の光が…松明を中まで照らしたといったところか…これは面白い一戦だな…」
 そうです!理事長、さすが分かっておられる!読者としては理事長すらも変わったことに、お前が言うな!と言って差し上げたいですな! いや、自ら変わった理事長だからこそ、言えることなんすかねえ……! 空流部屋の光は、あなたさえも、そしてあなたの大切な息子【王虎】さえ照らしたんだもんね!
 一方、観客席の片隅で見守る常のクソ親父ですが、クソ親父は【百雲】の暗黒オーラを眺めながら、こりゃまたオッカネー相手じゃねえか、泣いて許してもらえよ、ガキの頃みてーによ、なんて言ってますが、常の「問題ない!」の自信の表情に、そして時間いっぱいで場内に溢れかえる松明コールで常の成長を知ります。いいすねえ!常!お前かっこいいぞ!
 場内を埋め尽くす松明コール。【百雲】はそんなもん、クソの役にも立たねーよ…とさらに闘志を燃やしますが、今週ラストは、鯉太郎と常の光の兄弟愛が美しいシーンで終わります。
 「常!見せてやれ…親父に…今のお前を…」
 「はい!」
 というわけで、ハッキョイ!! で今週は幕でありました。
 まあ、なんつうかですね、どんな場面でもあると思いますが、自分自身がチックショー――!!と思っている時に優しくされると、逆にイラッとすることは誰にでもありますわな。まあ、八つ当たりなんですが、真剣勝負に生きる【百雲】としては、優しさは邪魔なだけだと、泡影に勝つには必要ないと切り捨てたわけで、残酷に対して残酷で対抗しようとしているわけです。しかし、空流の男たちは残酷を情熱で超えようとしてるわけで、この戦いの果てに、【百雲】がどう変化するか、ホント楽しみすねえ!!
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 --------
 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。64連勝中。モンゴル人。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 
 というわけで、結論。
 今週は【百雲】闇落ちの理由がさらに深堀され、大体のところは判明しました。どうやら泡影に勝つため、という実にまっとうというか前向きな闇落ちだったわけですね。それはもはやいい悪いの問題ではないと思いますが、まあ、残酷な現実に残酷な心を持って対峙しても、光は見えないような気がしますね……そして虎城理事長の言う「空流部屋の光」は、果たして【百雲】の闇を祓えるのか。そして常はクソ親父の闇さえも祓うことができるのか。いや、ほんと『鮫島』は最高ですね! 以上。

↓ わたしとしては、今チャンピオンで『鮫島』の次におススメです。

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、わたしは漫画で一番好きな作品は何か? と問われれば、間違いなく『北斗の拳』だと答える男なわけで、今週このニュースを見て、ものすごく興奮しました。

 な、なんだって――――!!? これはすごいというか、わたし的に嬉しくて泣ける!!! そしてさらにですね、横綱・稀勢の里関=ラオウ様なんですが、な、なんと!太刀持ちの関脇・高安関=ケンシロウ、そして! そして! ああマジか!! 露払いを務める我が愛しの黒豚こと松鳳山関が、トキですよ!! 松鳳山裕也がトキ……しかもどうやら絵柄としては「北斗天帰掌」の構え! なんてこった! その扱いは嬉しいけど大丈夫か!? いやーこれはもうホントに5月場所が楽しみですねえ! どうか裕也(=松鳳山)よ、その化粧まわしに負けない相撲を見せてくれよ! メロン喰ってる場合じゃないぞwww

 はーー……興奮した……。ま、わたしの興奮なんぞどうでもいいので、まずは週刊少年チャンピオン2017年22+23合併号概況です。おっと、そうか、来週はGWでお休みですな。
 ■巻頭グラビア:電子版はナシ。紙雑誌版だと欅坂の皆さんだそうです。
 ■『弱虫ペダル』:闘う6人!!の巻。久々に先頭集団も描かれました。
 ■『刃牙道』:国家の為の巻。警視総監と花山君の話です。とうとう喧嘩屋が動く!
 ■『囚人リク』:指輪の巻。変態ピカソ内海の過去話。意外と泣ける!
 ■『Gメン』:放課後の体育館裏の巻。薙の過去からの彼女話。こういう展開か……。
 ■『BEASTRES』:なら電気を消しての巻。ジュノちゃんは……結構自分を可愛いと自覚してる系の女子だったんすね……これは面白い展開になってきましたよ! 単行本3巻は5/8(月)発売です。買う!買います!
 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 それでは、今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 しかし……! 今週こそ本当に書くことがありません。今週は、【百雲】関が「勝っちゃった」あの横綱【泡影】涙の黒星の取組が描かれました。そこでの【百雲】関の内面については、簡単に箇条書きでまとめることにします。
 ◆あの時何が起こっていたのか、分からねー。それは誰にも分らねえ。
 ◆脳を強制的に繋がれ浸食されていくような気持ちの悪さ(を感じた)
 ◆矛盾するかもしれないけど、その状態に「圧倒的な心地よさ」も感じた
 ◆すべて事前に考えていた通りの、「数ミリの狂いもない完璧な百雲(オレ)の相撲」ではあった。
 ◆しかし……触れた瞬間理解する圧倒的な力の差、そして俺の取り口が寸分違わず泡影(コイツ)に透けているという不思議な感覚…それを確かめるように…味わうように…ただ…泡影は取組(ソレ)を傍観していた…
 ◆決めようと思えばきっと簡単に…勝ち負けの問題じゃねえ…勝負すらしてもらえなかった…
 ◆ここまで必死に磨き上げてきた俺の相撲が…この男にはその程度のものでしかなかった…
 という状態だったようです。そして、【泡影】はぽつりとつぶやきました。
 「また一つ…知れた…  ここにある全て………そう…お前のような小さな存在も含め全てが内にある…それだ……(そして涙)」
 そのつぶやきを聞いた【百雲】の絶望フェイスがなんとも……まあ、訳が分からんでしょうなあ。わたしも正直、正確にはよく分からんです。
 そしてお客さんや部屋仲間、親方はみんな、横綱に勝った結果に大興奮で賞賛してくれるわけですが、【百雲】は違う………やめろ………やめてくれ……と闇に落ちていくのでありました。そして挙句の果てには、横綱に勝った姿は涙が出るほどうれしかったよ、と言ってくれた愛する綾子ちゃんに「黙れよ!!」とブチ切れです。そう、「この金星で俺が得たものは…圧倒的な敗北感だけだった…」というのが今週のラストシーンでありました。
 はーーー。これはなんというか、難しいすね。ちょっとここで、過去【泡影】と闘って敗れた二人の男を思い出してみましょう。
 まず、バーキこと【蒼希狼】の場合ですが、彼は、良かれと思って実行していた故郷モンゴルへの仕送りが思わぬトラブルを招き親友の死に繋がってしまったことに絶望し、俺は今まで何のために闘ってきたんだクソッタレ!と気合を込めて【泡影】にぶつかっていきました(『鮫島』6巻)。そして【泡影】の強大な光のオーラの前にあっさりはじき返され、ああ、こういう力がないとダメなんだ、俺には何かを変える力なんてなかったんだ……と闇落ちしました。はたから見るとそれは、いわゆる「やさぐれた」ってことになるのでしょうか。まあそう言うのは簡単というかバーキに失礼かもしれませんけど。
 もう一人は同部屋同期の【丈影】ですが、彼の場合は非常に分かりにくい心理です。彼は自分の方が出世が速いのに、おまけに全然不愛想なのに、やたらとみんなの中心にいる【泡影】に対する嫉妬もあったんでしょう、渾身の殺気を込めて部屋の土俵で勝負を挑みます(『鮫島』9巻)。そもそも【丈影】が相撲を取るのは自らのハーフという血のアイデンティティーを確立するためで、いろいろ拘りとか信念があったわけですが、【泡影】のすべてを見通す相撲の前に、そんな思念は邪魔なだけ、あまりにチープだということに気づき、ただただ、無心で当たっていくしかなく、一発だけ、【泡影】を微笑ませた会心の一撃を放つことができたとき、やっと存在を認められたような気がして(=アイデンティの確立)、いつかこの人を倒す、この人の目から消えないために、それだけが我が望み、と土俵に屈しました。しかし以降の【丈影】はどう理解したらいいのかな……【泡影】親衛隊長であり、取組は、いつか【泡影】を倒すためのシミュレーションの場であって勝負の結果にはこだわらなくなった、ということ、だろうか。そして、我らが鯉太郎に、その「いつか」っていつだよバカヤロー!オメーの相手は目の前にいるこの俺だ!という気迫の相撲の前に、かつての熱を取り戻したと、そういうことのようです。
 で。
 一体全体、【百雲】の闇落ちはどう理解すべきなのか、まだわたしには良くわからんです。【泡影】との取組で、何を感じたのかは今週判明しました。とにかく得体のしれない異物感。それに対する恐怖のようなもの。しかし、その後完全に悪役的オーラを漂わせる【ダース百雲】になってしまったのは、単純にバーキのようにやさぐれちまったということなのか、それとももっと、それこそ「奴に勝つためには非情にならねばならん」的な別の意図があるのか……
  まあとにかく、そんな闇落ちした【ダース百雲】とわれらが空流の常がどんな闘いを見せるのか、来週以降の展開も大変楽しみですな。おっと、今週は合併号なので次は2週間後ですのでお間違えないように!
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 --------
 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。64連勝中。モンゴル人。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 
 というわけで、結論。
 今週は、あの【泡影】の涙の黒星の様子が【百雲】視点で描かれました。【百雲】が感じた圧倒的な異物感。それはこれまでもチョイチョイ描かれてきましたが、はたして常の情熱は【百雲】の残酷な闇を祓えるのか。そして間違いなく今後描かれることになる鯉太郎VS【泡影】戦はどんな戦いになるのか。いや、ほんと『鮫島』は最高ですね! そして新刊が5/8(月)発売ですので、このBlogにたどり着いた方は全員購入は義務として履行されることを願います!以上。

↓わたしはいつも通り、電子と紙の両方を買います。何度読んでも飽きないす。
 

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、3日前の月曜日に、わたしの会社から徒歩3分の靖国神社において、平成29年奉納大相撲が開催されたのですが、わたし、朝7時くらいに様子を観に行ったら、まだあまり人がいなくて、こりゃあ余裕だな、と思って一度会社に引き上げて、1時間ぐらいしたらまた見に行ってみよ、と思って仕事を始め、気が付いたらもう10時過ぎで、やっべえ!やっちまった!と慌てて靖国に行ったらですね……もう数千人がずらーーーーりと並んでいて、こりゃアカン、とすごすご帰ってきたわけです。はーーーくそう。せっかく我が愛しの黒ブタこと【松鳳山】関が息子二人を抱えて土俵入りしたってのに……くそう。見たかったっすわ……。やれやれ。
 ま、そんなことはどうでもいいので、まずは週刊少年チャンピオン2017年21号の概況をさらっとまとめます。
 ■巻頭グラビア:今週は久松郁実嬢。大変素晴らしいお体ですな。
 ■『弱虫ペダル』:待宮と浦久保の巻。正直興味なし。だからなんなんだ。
 ■『刃牙道』:英断の巻。とうとう花山君の登場だ―――ッッ!アガる!
 ■『囚人リク』:詰問の巻。もう最終ページのピカソ内海の図に爆笑です。最高すぎる!
 ■『Gメン』:昔の女の巻。今回はとうとう薙の回ですな。イイと思います。
 ■『BEASTERS』:野望はショッキングピンクの巻。おおっと!なんとジュノの野望が明らかに。ジュノがやけにかわいいですね。
 ■『少年ラケット』:NEXTの巻。無事にイチロー君勝利。そして次の相手校は!
 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 それでは、今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 しかし……! 今週はほぼ書くことがありません。なぜなら、【百雲】のこれまでの過去が語られるだけだからです。困った……ストーリー的にどうにも説明のしようがないというか……。
 先週語られたように、【百雲】は学生横綱(?)になった後に、期待されて新発田部屋に入門し、その相撲にかける情熱と人柄の良さでたちまち部屋を引っ張る存在になったわけですが、今週は入門したての頃の回想から始まりました。公園で彼女と語らう【百雲】。プロの世界はやっぱりすごい、信じられないほど強い奴らがごろごろしている、と語る【百雲】ですが、彼女の「綾子」ちゃんは、それにしちゃあ嬉しそうだね、と突っ込みます。そして、これほどやりがいのある世界はない、いつか必ず俺の相撲で横綱を倒す姿を君に見せる、なんて完全に死亡フラグめいたことを言いました。もちろん綾子ちゃんも、待ってるよ、と期待のまなざしです。おっと!? どうやら【百雲】と綾子ちゃんは高校の時から付き合って6年、だそうです。てことは、学生横綱は大学生の時のようですね。
 そして新発田部屋では、綾子ちゃんもすっかり馴染みになっていて、兄弟子たちとも仲がいいし、親方も、早く一人前になって綾子ちゃんを安心させてやらねーとな~~なんて言ってます。この当時のことを、【百雲】はこう述懐します。
 「温かく尊敬できる親方 熱のある後援会の方々 普段はくだけていても稽古場では厳しく切磋琢磨し合える意識の高い兄弟弟子たち…そして俺を一番近くで理解してくれる最愛の人…俺は…怖いほど恵まれている…これで強くなれなかったら…それは俺の責任だ…早く上へ行かないと…」
 そして晴れて新入幕。後援会からは化粧まわしを贈られ、みんなの期待を背負い、今まで以上に気を引き締めていかないと、と気合と不安が入り混じった【百雲】ですが、一番大切な綾子ちゃんの「大丈夫だよ…道明さんなら…」というその言葉に、勇気をもらいます。「俺は土俵(ここ)にいろいろな人たちの力で立てている…心からそう思えていた…」わけですな。
 そして連合稽古(地方巡業か?)では角界の怪鳥でお馴染みの大関【天鳳】をも寄り切るほどの力をつけ、実力だけでなく人柄からも人望が集まる【百雲】。ここで、誰だかわからないどっかの親方が言います。どうやら横綱【泡影】は、稽古に顔を出しても一人四股を踏んでいるだけで、下の者に胸を貸すようなことは滅多にないそうで、【百雲】のように地方でも場所を盛り上げてくれるのは大変ありがたい存在だと。新発田部屋親方も、そういう点と比較すると、【百雲】の人柄は【泡影】を超える逸材だと確信している、とのことでした。そして新発田部屋親方は【百雲】を呼び出して話をします。どうだ、ここらで嫁さんをもらってみたら…あの娘もそれを待ってるんじゃないのか……? と。しかし、【百雲】はここまで一人で強くなれたわけじゃない、綾子だけでなく親方や後援会の皆さんにもらった恩をまだ返せていない、そんな半端な自分が結婚なんて、まだ早い、ときっぱり告げます。これはまるで新横綱【稀勢の里】関のようなカッコ良さ、ではありますが、あかん……こりゃますますフラグ色が強まってしまいましたねえ……。親方はその言葉を聞いて、【百雲】に告げます。そう言うと思ったよ、でもお前は強くなった。俺はお前が泡影にだって引けは取らんと思ってる。来場所はうまくいけば初めて横綱戦が組まれるだろう、そこで今のお前の力を実感してこい!そしたら胸を張って、あの娘を迎えに行ってやれ…。
 そして迎えた場所では、【百雲】は初日から4連勝、とうとう5日目に横綱戦を迎えました。その前日、【百雲】は綾子ちゃんと夜の公園で語らいます。
 百「ついに明日だよ…」
 綾「うん…楽しみ…?」
 百「……不安と半々ってとこかな…」
 綾「夢だったもんね…道明さんの相撲で横綱を倒すのが…」
 百「倒せるかは分からないよ…けど…胸を張れる相撲をしようと思ってる…そしたら…そしたら… いや……終わってから必ず言うよ…」
 綾「うん! 大丈夫だよ!」
 あかーーーん!! そういう展開はベタだけどグッときちゃうじゃないすか……! 完全に死亡フラグが成立してしまったわけで、まあ、結果は我々の知る通り【ダース百雲】が誕生してしまうわけですが、この気持ちの流れはどう理解すべきなんだろうな……北斗の拳的に言うと、ケンシロウの無想転生を破るためにユリアをその手にかけたラオウ様的心情なのでしょうか?
 「今 ユリアとケンシロウ ふたつを望むことはできぬ!! このラオウの生き方はひとつ!! (クワッ) 許せユリア!! わが内に悲しみとなって生きよ!!」
 というあの超名シーンの再現なんでしょうか!? 相撲と綾子、二つを望むことはできぬ!的な? それとも、単に【泡影】の不気味な、すべてを読まれている相撲に絶望して、やさぐれちゃっただけなんでしょうか? いずれにせよ、こういう闇に迷える力士に対しては、我らが空流の光の戦士の出番ですよ。常よ、【ダース百雲】の良くわからない方向性を正す情熱パワーで闇を祓ってくれ! そして、クソ親父にも再び光を与える相撲を見せてやるのだ!! 頼んだぜ!!
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 --------
 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。64連勝中。モンゴル人。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 
 というわけで、結論。
 今週は完全に【百雲】回でした。そして完全に死亡フラグは確定していしまいました。しかしアレですね、きっと間違いなく、この十日目の国技館には、綾子ちゃんも見に来てるんでしょうな。わたしの望むベタな展開としては、常に負けた百雲が正気を取り戻し、花道を下がる時に綾子ちゃんが登場して、「お帰り……道明さん…」的な感じすね。まあ、正直わたしとしては、【百雲】はほぼどうでもいいので、鯉太郎の十一日目の相手が気になります。まったく根拠なく、次はもう、【天雷】の出番のような気がしますが、先に【白鯨力】かもなあ……正気に戻った【百雲】もあり得るのかなあ……まあとにかく、毎週楽しみすぎて木曜日の朝が一番ドキドキしますよ。ホント『鮫島』は最高ですね。以上。

↓「うぬら下衆にはわからぬ!! 心惹かれた女の情けは男にとって最大の屈辱!!」から山のフドウとの戦いを経て、ユリアを手にかけ、ケンシロウとの最終決戦に挑むラオウ様。シリーズ屈指の泣ける&盛り上がる展開はジャンプコミックスでは(15)巻収録です。


 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、『鮫島』も先週十日目が終わって、主人公・鮫島鯉太郎くんは初日から負けなしの十連勝を飾ったわけですが、番付的には東十四枚目と幕内下位力士なわけで、果たして今後、鯉太郎はどのランクの力士と戦うことになるのか? というのが非常に気になるわけですが、ちょっとここ数年の、実際の大相撲ではどんな例があるのかを調べてみました。
 それほど遡ったわけではないのですが、少なくとも平成25年から先場所までの26場所をチェックしてみると、平幕力士で初日から十連勝した力士はどうやらいないようです。 十日目終了時点で8勝2敗、は結構数多くいましたが、9勝1敗でも、以下の7例だけのようです。
 平成25年7月場所【魁聖】関・東前頭12枚目→残りの5番は全て平幕相手で2勝3敗
 平成26年5月場所【勢】関・西前頭5枚目→残りの5番は大関・関脇戦が1回ずつあって2勝3敗
 平成26年7月場所【高安】関・西前頭11枚目→残りの5番は大関戦が1回あって2勝3敗 
 平成27年5月場所【魁聖】関・東前頭11枚目→残りの5番は大関・小結戦が1回ずつあって3勝2敗
 平成27年9月場所【勢】関・東前頭12枚目→残り5番は大関・小結戦が1回ずつあって2勝3敗
 平成28年9月場所【遠藤】関・東前頭14枚目→残り5番は関脇戦が1回あって4勝1敗
 平成28年11月場所【石浦】関・東前頭15枚目→残り5番は全て平幕相手で1勝4敗
 相撲の割に関しては、わたしも全然詳しくないので良くわかっていませんが、明確な規則性がなくて、基本的に前日、星と番付を勘案して決まるわけです(開幕時だけ2日目まで決まってます)。そして鯉太郎が現在十日目まで全勝で、目立つ存在であっても、果たして本割で横綱【泡影】と戦うことはあり得るのだろうか、ということが気になって調べたのですが、まあ、大関戦はどうやら普通にあり得ると。そして現在の「鮫島」世界には1横綱3大関以上は存在が確認されていますので、横綱【泡影】は残りの5番のうち、3人の大関と戦うのはまず普通でしょうから、あと2つ、対戦相手の席が空いてるわけで、そう考えると星のいい鯉太郎が戦う可能性もどうやら確かにあり得る、というのがとりあえずの結論です。実際、今年の初場所では横綱【白鵬】関は14日目に、10勝3敗と星の目立っていた東前頭10枚目の【貴ノ岩】と戦っています(しかも負けた)。こうなると……鯉太郎VS【天雷】VS【猛虎】あたりを経て、横綱戦という展開なんでしょうかねえ……でも、千秋楽に戦うことはないだろうし……うーん、まあ、とにかく楽しみですな。前にも書いたかもしれませんが、わたしとしては、『バチバチ』の一番最初に素人だった鯉太郎と戦った【猛虎】さんとの戦いが一番観たいんすよね……。
 おっと! どうでもいい前置きが長くなりました。今週の週刊少年チャンピオン2017年20号概況は軽く流します。
 ■巻頭グラビア:今週は紙雑誌版もグラビアはナシ、のようです。
 ■『弱虫ペダル』:浦久保優策の巻。うーーん……広島の過去に興味ないす。
 ■『刃牙道』:絶対的無双の巻。うーん……もう飽きた。
 ■『囚人リク』:助走の巻。レノマ&佐々木!いいっすね!
 ■『Gメン』:兄妹の巻。ま、そうなるわな。 
 ■ 『BEASTERS』:鉄の猛獣使いの巻。ルイ先輩最高です。
 ■『少年ラケット』:追われて追っての巻。イチロー君覚醒です。
 ■『六道の悪女たち』:チーム竜宮の巻。新キャラ登場。乱奈さんの知り合いか!?
 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。
 
 それでは、今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 今週は先週の決着を踏まえ、風呂に入って一息つく鯉太郎の図から始まりました。今日のVS【毘沙門】戦を反芻する鯉太郎の脳裏には、「何度か……不思議な感覚があった……」という思いが去来します。そうです「少しだけ…先が分かったような……相撲が見えてきたような…」という思いです。こ、これは!まさしく横綱【泡影】的な瞬間未来予知能力じゃあないですか! JOJO的に言うところの「キングクリムゾン・エピタフ」ですよ! ヤバいす! 鯉太郎、お前一体……!! しかし、鯉太郎はすでに満身創痍。「だから…まだだ…まだ……あと少しだけ」という鯉太郎の悲痛ともいえる想いが叶うといいのですが、こうなるとホントにもう、残りの5番の相手が気になりますな!!
 そして一方、気合の入った四股を踏む力士がいます。もちろん、すっかり光の戦士と変身した常松こと【松明(まつあかり)】関です。よし、と気合の一言とともに花道入場。会場からは割れんばかりの歓声が【松明】を後押しします。あの常が……こんなに人気者になって……おっさん読者としては胸熱ですよ。場内の「まつあかり~」コールに、一人、缶ビール片手にイラッとしている男がいました。元力士、四股名を【松明(たいまつ)】と名乗っていた常の親父です。自らと同じ四股名を名乗りながら読み方を変えた常に対して、親父はつぶやき、常は胸の中でつぶやきます。
 父「フン…嫌味なヤローだ…」
 常(見てるか…クズ親父…)
 対照的な親子の想いですが、常としては今日は絶対に負けられない戦いが待っています。その相手、【ダース百雲】関も、完全に殺意の波動を身に纏っての花道入場ですが、こちらはもう会場からは激しいヤジです。「何人休場させれば気が済むんだ!!」「テメーがケガして休場しろ!!」「角界の良心と言われたお前はどこいった―――!!」
 そんな【ダース百雲】の入場に、支度部屋の力士たちも「昔はあんなじゃなかったのに…」「今や怖くて付け人すら寄り付かねーもんな…」的な空気で見守ります。鯉太郎の髪をセットする床上手さんも、「やーね…大丈夫かしら常ちゃん…」と心配そう。しかし鯉太郎は断言します。
 「大丈夫ですよ アイツも空流だ…臆する相撲は取りませんよ…ましてや今日は負けられない理由がある…折れませんよ…たとえ何をされようと…決して…強いですよ…今日の松明は」
 まあ、床上手さんも(それが心配なのよね…)と心の中で思うわけですが、いよいよ両者リングインとなりました。NHKアナも好取組と呼ぶ二人の戦いが始まります。NHKアナも、虎城理事長に聞きます。いったいどうして各界の良心とよばれた【百雲】が、【ダース百雲】になってしまったのかと。虎城理事長は多くを語りませんが「それほどのことだったのでしょう あの一番は…」と、横綱【泡影】とのあの一番を指摘します。
 そしてここから、回想編スタートです。「あの一番が……あの男の存在が 俺のすべてを溶かした…全てを…」という【百雲】ですが、どうやら彼は高校時代(大学か?学ラン着用は体育会なら普通にありうる)に全日本相撲選手権大会で、団体戦(や個人戦も?)を制したようです。そして生意気にも、その時すでに彼女がいたようです。その彼女に、君がずっと応援してくれたおかげだよ、次はプロだ、早く一人前になるから、そしたら……なんて、ある意味フラグを立てていた若き日の登馬道明くん。そして新発田部屋に入門し、稽古に励んでいた日々。親方からも、「彼の周りには自然と人が集まり笑顔が増える…本当に太陽のような男ですよ…」と絶賛されていたかつての【百雲】。そんなこともあったのに、今は客席から「やられちまえ百雲!!」「そんな奴ぶっ飛ばしてくれ松明!!」という罵声を浴びる身となってしまいました。一体、どうしてこうなった!? 【泡影】との取組で、「全てが溶けてしまった」とはどういうことなんでしょう? 今週ラストは、罵声を飛ばす客席を「フン…」と睨み返す超おっかねえ【ダース百雲】の顔アップで終了でした。
 ううーーん……この回想も長くかかるかもなあ……そして【百雲】ダークサイド転落の背景には、どうも彼女関係の出来事もあるようですなあ……奴を倒すためには、愛などいらぬ!! 的な展開なのでしょうか……まあ……付き合いましょう、ええ、回想を進めて下さい。しょうがないす。わたしの予想では、この彼女も今日、国技館のどこかでひっそり見守っているような気がしてならないす。常よ、【ダース百雲】の闇を祓うような、素晴らしいナイスファイトを期待してるぜ!
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 --------
 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 
 というわけで、結論。
 今週はVS【毘沙門】戦終了後の鯉太郎の様子と、いよいよ立ち会い間近の【松明】と【百雲】の両者の心のうちが描かれました。そして、どうも【百雲】の回想編も入ってきそうな気配です。まあ、普通に考えて常が勝つのは間違いないところですが、【百雲】を正気に戻す、光の戦士としての真っ向勝負で、情熱が残酷を超える戦いを見せてほしいですね。まったく、常松といい王虎といい、かつての悪党がイイ奴に転じるのはグッときますな。二人とも、Burstではとんでもないクソ野郎だったのに。よくぞここまで更生したものよ……嬉しいす、ホント『鮫島』は最高ですね。以上。
 
 ↓まさか、このBlogを読む人で『Burst』を読んでいない人はいないと思いますが、『鮫島』を読むためには必須かと存じます。 

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、 わたしの会社は去年、靖国神社から歩いて3分のところに引っ越ししたため、現在絶賛満開中の咲き乱れる桜を毎日眺めて、綺麗だなあ~とうっとりしているわけなんですが、今朝、駅で「平成29年奉納大相撲のご案内」なるデカい看板に気づきました。おお、そういやニュースかなんかで観たことあるけど、そうか、そういうのがあるんだ、と朝からテンションが上がりました。開催日は再来週の4月17日(月)だそうで、こりゃあ、朝から仕事をサボっていくべきかもしれねえぞ……とスケジュール調整を検討しようと思います。横綱・大関以下200名の力士が勢ぞろいするそうなので、コイツはマジ要チェックだぜ! という気でおります。ヤバいすね。楽しみっす。
 というわけで、まずは今週の週刊少年チャンピオン2017年19号概況です。
 ■巻頭グラビア:浅川梨奈嬢:電子でも掲載アリ!素晴らしいお体です!
 ■『弱虫ペダル』:削れる命の巻。うーーん……まーた回想に入りそう……。
 ■『刃牙道』:瞬斬の巻。うーん……ほぼ無意味な斬撃殺人のみ。飽きた。
 ■『囚人リク』:煙幕の巻。まーた顔芸が炸裂で最高です。とうとうレノマ合流か!
 ■『Gメン』:恋に恋しての巻。奈々美ちゃんの恋ですが、ま、そうなると思ってましたよ。 
 ■ 『BEASTERS』:地下鉄の風はみずみずしいの巻。巻頭カラーです!そして明日は単行本(2)巻の発売です!買います!そして今週も大変面白かった。
 ■『少年ラケット』:高まる鼓動~SWITCHの巻・大変失礼いたしました。わたくし、ずっと「少年ロケット」とタイプミスしておりました。全然気づかなかった……今週はイチロー君の過去を知る女子が登場で大変イイ展開です!
 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。
 
 それでは、今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 先週はとうとうVS【毘沙門】戦の決着までが描かれました。天才としての才能に覚醒した【毘沙門】でしたが、残酷な現実を情熱が超えるところが観たいという常松こと【松明】の想いは見事鯉太郎に届いたようで、鯉太郎の勝利、で先週は幕を閉じました。なお、先週の記事で、わたしは決まり手を変形の仏壇返しか?と書きましたが、今週の最終ページに、決まり手は「櫓投げ」と書いてありましたので訂正します。今週は、勝負あり―――!! 鮫島これで10連勝―――!! というNHKアナの絶叫から始まります。やった……やった…! とガッツポーズの常松。嬉しそうですね。一方の敗れた【毘沙門】野郎は茫然自失。手が震えています。花道で見守るどんぐり渡部くんも驚きの表情。そして支度部屋のモニターで観ていた、大関【王虎】さんも、ニヤリな表情です。
 「フン…鮫島(アイツ)も陰険なヤローだ…力を引き出すだけ引き出してから あえて正面から喰いやがった…あれじゃ 言い訳のカスも残らねえ…毘沙門(あのガキ)…当分使い物にならねーだろ…」
 いやあ、【王虎】さんかっけえっす! つーかですね、あの【王虎】に、自然に「さん」付けで文章を書いている自分にびっくりですよ。あんなに悪党だったのに……。そして【毘沙門】野郎はうえぇ…ヒックヒック……と人目をはばからず泣いております。この泣き様は、どうやら怖くて泣いているようです。曰く、あの人は全部…見えてたんだ…全部……怖え……だそうで、震えが止まりません。あんな怖え人にどうやって勝てばいいんだよ、もうやだよ俺…と泣く【毘沙門】。こりゃあダメですな、ホントに。
 そして再び場面は支度部屋へ戻り、ニヤリな【王虎】さんに声をかける力士がいました。
 「嬉しそうだね 大関…まぁそういう俺も 鮫島の活躍は嬉し―けどな…」
 おおっと!!! 東関脇の”怪力”【天雷】関の久々の登場です!! 相変わらずイケメンです!
 (天雷)「待っていたからね…ずっと…」
 (王虎)「フン…誰がだ…」
 (天雷)「またまた~~~~…」
 (王虎) 「鮫島(アレ)は俺の道具だ…この先へ、に必要な…俺が泡影を超えるための」
 こんな同世代トークができるようになった【王虎】さんも成長したんすねえ……内容は物騒ですが、ちゃんとその力を認め合うその姿に、いちいち感動してしまいますね。しかし、こんな同世代トークに割り込んでくる力士がいました。そう、かつては「角界の良心」と呼ばれ、現在はスカルデザインのおっかねえ浴衣を羽織った姿でお馴染みの、ダークサイド【百雲】関です!
 (百雲)「チッ…イラつかせるな…テメーらみてーなぬるいガキが泡影を超える? バカも突き抜けると笑いにもならねーな…足りねーよ…テメーらじゃ…」
 (王虎)「フン…ならアンタは足りてるのか……」
 (百雲)「だから俺は 俺を殺した…」
 もう、ほんと意味わからないですねこの【百雲】関は。要するにこれはアレですか、北斗の拳で言うところの、万人に慕われる善のフドウがラオウ様と戦うために「このフドウ汚れなき命のために鬼神となって戦おう!!」 ってあの名シーン的な展開ですか!? でも、【百雲】関は顔じゃない(※相撲用語「顔じゃない」=分不相応)っすねえ。所詮、パルパティーンに突然土下座してダークサイドに堕ちたアナキン小僧レベルでしょうなあ。今日の【百雲】関の相手は常です。そんな取組を前にした常は、花道で鯉太郎を出迎え、深々と頭を下げます。ありがとうございましたと礼を言う常に、鯉太郎はキョトン。大吉もびっくりしますが、常は鯉太郎に、力…もらいました…と改めて言います。鯉太郎も晴れやかに、そうか…と嬉しそう。イイですねえ! 常は、今日、金の無心に来た大嫌いなクソ親父を国技館に招待しています。結果が全ての土俵で、「見せてやろうと思います…あのクズに…今の 俺を………」と決意の表情。鯉太郎も右手を差し出して言います。「あぁ…ブチカマシてこい…」
 今週はこの二人の兄弟力士が軽くグータッチするシーンで終わりでした。
 いやーー。はたしてダークサイド堕ちした【ダース・百雲】がどんなものか、来週からの展開が楽しみですよ。これはもう、ちゃんと常VS【百雲】戦が描かれることは確定なのでしょうか? だといいのですが…まあ、【百雲】関は常に軽くやられてほしいものですねえ! 常よ、鯉太郎にもらった情熱の力で【百雲】をブチカマシ、クソ親父に見せつけてやるのだ! はーーー。マジで今週も最高でした。今週も、絵として非常に素晴らしい仕上がりになっておりますので、絶対にチャンピオンを買って読むべきだと思います!
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 --------
 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 
 というわけで、結論。
 今週はVS【毘沙門】戦終了後の各力士の様子が中心のお話でしたが、やっぱり【王虎】さんがやけにカッコイイのと、久々登場の【天雷】関との同世代トークが最高でした。そして来週からは、鯉太郎の戦いに力をもらった常の出番のようですよ! 常よ、勝つのだ!! いや、漫画として負ける展開はないとは思いますけど、【百雲】の邪気を祓う、善の光というか、情熱の力を見せ付けてほしいすね! いやあ、それにしてもホント『鮫島』は最高です! 以上。

↓明日4/7(金)はチャンピオンコミックス発売日です! わたしはこの2冊を買います。

 

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、先日の日曜日に熱戦の幕を閉じた大相撲3月場所(春場所@大阪)ですが、まあ、ホントに新横綱【稀勢の里】関の奇跡の逆転優勝には熱くなったすねえ……! 13日目のVS【日馬富士】関との取組で負傷し、14日目のVS【鶴竜】関との取組でまったく力が入らない状態を見て、誰しもが、ああ、こりゃあアカン、と思ったと思います。しかし、15日目千秋楽で、本割で【照ノ冨士】関に勝利して相星となり、優勝決定戦でもねじ伏せる展開には、わたしもテレビを見ながら超興奮しました。そしてわたしの一番応援している【松鳳山】関は、最終的には5勝10敗と厳しい星取りとなりましたが、相撲自体は全然悪くないというかいいんすよねえ……勝ち星に繋がらなかったのは残念ですが、今後も応援したいと存じます。来場所は6~7枚目とかその辺りかなあ……もっと下がっちゃうかもなあ……でも、いつか再びの三役返り咲きを期待してるぜ!
 というわけで、まずは今週の週刊少年チャンピオン2017年18号の概況です。
 ■巻頭グラビア:電子版はナシ。紙の雑誌版は乃木坂の秋元真夏嬢だそうです。
 ■ 『弱虫ペダル』:焦る広島の巻。うーん、なんか広島はどうでもいいというか……。
 ■『刃牙道』:恐慌の巻。うーん、なんか武蔵はどうでもいいというか……。
 ■『囚人リク』:1分の巻。天野頑張った!天野のキメ顔がいいすね!
 ■『Gメン』:ななみのアルバイトの巻。妹奈々未ちゃん久々登場。平和回です。
 ■『BEASTERS』:その感情、極彩色の巻。今週も大変イイですね。単行本2巻は来週発売です。当然買いますよ、ええ。
 ■『吸血鬼すぐ死ぬ』ナイスショット&タマちゃんの巻。今週も大変笑えました。チャンピオンギャグマンガで一番面白いす。
 ■『少年ラケット』炎のように揺らめいての巻。なるほど、イチロー君はサウスポーだったんすね!超覚醒で来週からはイチロー君のターンだ!
 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 それでは、今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。今週は、ほとんどNHKアナの実況と、常松こと【松明】の心中の叫びで展開されるため、あまり書くことがないので短くまとめます。
 先週は、トンパチな【毘沙門】野郎が、鯉太郎の放つ圧倒的な殺気と技のキレで、とうとう「天才」としての能力に覚醒してしまい、鯉太郎が土俵際に追いやられてしまうところまでが描かれましたが、今週はその続きです。
 一気に前に出る【毘沙門】に、鯉太郎もすぐさま反応して前に出ます、が、【毘沙門】はその出足を蹴返しで叩き、鯉太郎の勢いを止めます。そして勢いの止まった鯉太郎のまわしをがっちり両手でホールド、二本差しの体勢です。鯉太郎も即座に巻き返しますが、【毘沙門】はそれを許しません。鯉太郎の得意の型、左下手が封じられました! そして内掛けで攻める【毘沙門】、鯉太郎は間一髪でそれを凌ぎますが、もはや土俵際、万事休すか!
 と、この状態で、常の心の語りが始まりますよ! もうですね、全文を記録しておきたいほどの想いがこもっていて、結構泣けるんすよね……!
 「クソ…クソ…知ってるさ…痛いほど…幕内(ここ)は 信じられないほどの化け物たちが巣食う世界 どんなに努力しようが…どんなに重い物を背負っていようが…どんなに負けられない理由があろうが…たとえ誰よりも相撲が好きだという情熱があろうが…より強い才能がそれを凌駕する……残酷な現実…」
 「けど…だけど…鯉太郎さんならそのクソッタレな現実(リアル)を 捩じ伏せてくれると思えるんです 俺は…知ってるから…ボロボロになりながら何度倒されても立ち上がってきた鯉太郎さんの背中を 必死に抗ってきた姿を…だから…だから…俺は見たいんです…情熱が残酷を超える姿を…」
 「頼む…頼む…情熱よ…残酷を…超えろ…!!」
 この、常の心の声が届いたかのように、鯉太郎は【毘沙門】をブン投げるわけですが、この常の心の声の背景に描かれる土俵の上での攻防、そして常や鯉太郎の表情は、もう文字では説明できません。ぜひ、ぜひともこれは、チャンピオンを買って読んでいただきたい! この『鮫島、最後の十五日』という漫画の、メインキャッチが「情熱よ、残酷を超えろ――」というコピーで、単行本1巻の帯にも採用されていましたが、つまりこういうことですよ。ホント、常のナレーションは倉本聡的で泣かせますねえ……。わたしも見たいんです……情熱が残酷を超えるところを!!!
 やっぱり、部下を育てるには、自分自身が熱い戦いをして、それを見せつけてある種のあこがれを抱かせるのが一番だと思います。男ならそういう、部下の目標になる男でありたいすねえ!
 というわけで、今週のラストは【毘沙門】を変形(?)の仏壇返しこと呼び戻しでブン投げる鯉太郎の姿が描かれました。どうやら無事に勝利したようです。はーーー良かった良かった。しかしこの後、鯉太郎の次の相手は誰なのか、そして、ダークサイドへ転落した【百雲】さんと常の戦いは描かれるのか、マジでもう読み終わったそばから来週が楽しみでたまりませんなあ! ホントに『鮫島』は最高です!!!
  それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 --------
 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。
 今週は、ズバリVS【毘沙門】戦の決着まで進みました。そして常の倉本聡ばりのナレーションがマジで泣けました。最高です。ホント最高ですよ。大相撲の【稀勢の里】関の逆転優勝を見て、弟弟子である【高安】関は、号泣したそうですが、そりゃあ泣けたでしょうね。【高安】関も、最高の兄貴をもって幸せですな。来場所の大関取り、ぜひ頑張ってほしいと思います。いやあ、ほんとこういうのに弱いすわ。『鮫島、最後の十五日』は最高です! 以上。

↓ わたしとしては買わざるを得ないような気がします。明日発売かな? 忘れないようにしなくては。
 

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、現在、大相撲3月場所(@大阪)の熱い戦いが毎日繰り広げられているわけですが、昨日の水曜日11日目終了時点で、新横綱【稀勢の里】関が11勝0敗で単独首位、そして弟弟子の【高安】関は昨日負けてしまって10勝1敗と後を追い、他にもカド番大関【照ノ冨士】関と西10枚目の【栃煌山】関が並んで1敗キープという状況です。いやあ、ホントに【稀勢の里】関は安定してますなあ。そしてわたしが応援している【松鳳山】関は、6日目に横綱【鶴竜】関を破って金星Get!なのは良かったのですが、今のところ3勝8敗とすでに負け越しが決まっており、大変厳しい場所となっております。くそーーー……毎回いい相撲なのだが……頑張れ【松鳳山】関! 応援してますよ!
  というわけで、まずは週刊少年チャンピオン2017年17号の概況です。
 ■巻頭グラビア:今週も電子版はナシ。紙の雑誌版は乃木坂の堀未央奈さんだそうです。
 ■ 『弱虫ペダル』:チーム二人加速の巻。でも青八木君の足が!的な展開かな……
 ■ 『刃牙道』:おいたが過ぎますの巻。なお、電子版では付録として、刃牙道の単行本カバーギャラリーがついています。しかし……主人公・刃牙が出てこなくても、単行本のカバーは刃牙なんすね……。
 ■『囚人リク』:無理!無茶!無謀!の巻。最後のページのリクの顔芸が最高です!
 ■『Gメン』:拓美の告白の巻。肝田君は無事振られました。笑えました。
 ■『BEASTARS』:レゴシは朴念仁ですねの巻。久々登場のジュノが可愛いすなあ!
 ■『少年ラケット』:イチロー君出陣の巻。ただし相手のオーラに恐怖を感じて……? マズいすねこれは……。
 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。
 
 それでは、今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 先週はとうとう始まった鯉太郎VS【毘沙門】戦の、頭と頭が激しくぶつかる立ち合いまで描かれましたが、今週はそこからの攻防です。スピードが速いので、あまりいろいろ書けません。たぶん、現実時間で10秒も経過していないのではないでしょうか?
 まず、ブチカマシをキメた鯉太郎、すかさず下から突き上げます。常松こと【松明】もその状況を見て「飛んだだろこれは…いける!! 終わるぞ…」と喜びの表情。男塾的に言うとますます雷電化が進んでますがお前は大丈夫か!?すっかり実況キャラな常は置いといて、しかし、です。【毘沙門】は「飛んで」いるはずなのに、鯉太郎の下からの突き上げをかわして横へ飛びます。そしてまた常は「なんで…飛んでただろーが…」と一転焦りの表情。もう完全に虎丸的なリアクションです。
 【毘沙門】は、どうやらブチカマシから右の突きまでを読んでいたようで、無意識に体が動いてくれたらしく、さすがのトンパチ【毘沙門】も、あっぶねーーーと冷や汗状態です。しかし、息つく暇もなく、横へ飛んだ【毘沙門】を鯉太郎は追撃! 再びの右の突きを繰り出す鯉太郎に対し、【毘沙門】にはその動きが見えていますので、この一発を堪えろ、と覚悟を持って受け止めます。
 しかし! 鯉太郎の攻撃の本命は、左の下手でした! 左下手……それはまさしく鯉太郎にとっての一番得意な形です。実況の常も「左下手!!」と絶叫。いや、見れば分かるって。
 この動きの速い展開に【毘沙門】野郎も心の中は焦りまくっています。嘘だろ、どーなってんだ、先の先を読まれてる、前に取った時とは別人じゃねーか……超えた山だった、既に見下ろす存在だっただろーが……と思う【毘沙門】の脳裏に、【王虎】さんからの一言がよみがえります。
  「お前…相撲取ってて怖いと思ったことないだろ…?」
 【毘沙門】は鯉太郎の殺気溢れる顔を見て、これが【王虎】さんのいってた「恐怖」か、とどうやら悟ったようですね。うわあああと絶叫する【毘沙門】。しかし、それでもやっぱりこの【毘沙門】野郎は只者ではありませんでした。すかさず自分も左下手をねじ込み、鯉太郎のまわしをがっちりつかみます。実況席の虎城理事長ですら、もう遅い、そこから何が出来る…と思う一方で、なんと【毘沙門】の脅威の身体能力が発揮されました。大きくのけぞって、左下手をとらえたまま体を右回転、その勢いをつけて出し投げを繰り出します! そのアクロバティックな動きに、NHKアナも思わず「何だ今のは―――!!?」と絶叫! 堪える鯉太郎に、すぐさま小股を掬いに行く【毘沙門】。それも堪えた鯉太郎、ですが、気が付けば土俵際に追い詰められたのは鯉太郎! 形勢逆転です! やばし!
 この戦いを見つめる【毘沙門】の兄弟子であるどんぐり渡部くんは思います。
 「どうなってんだよ…これは…毘沙門(アイツ)にはムラがあった…それは天才がゆえのムラ…初めて見た………あんなに集中した毘沙門は…誰よりも才に溢れて 誰よりも稽古好きで 鮫島君にあてられた天才が…目を覚ましやがった…」
 そして目を覚ました天才【毘沙門】の反撃開始か―――!? というところで今週は終わりです。はーースピード感あふれる攻防に息止めて読んでたわ……。
 というわけで、鯉太郎的にはマズい展開ですが、覚醒した【毘沙門】野郎との闘いの行方はどうなるるのか、もう来週が待ちきれない思いでありますね。 鯉太郎は勝てるのかな……いや、そりゃ勝つんでしょうな? 勝敗は勿論、体の方も大丈夫か大変心配ですが、15日の戦いを最後まで応援したいと存じます。
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 --------
 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。
 今週は鯉太郎の放つ猛烈な殺気に、天才【毘沙門】が覚醒してしまいました。まあ、鯉太郎は相手も強くしてしまうエネルギーというか、ハートを持っているわけで、そこに読者としてはグッとくるわけですな。いやはや、今週も大変楽しめました。そしてホントに鯉太郎の体が心配です。あと、気になるといえば、鯉太郎の今後の対戦相手も全く読めないですな。前頭14枚目で10日目まで全勝、既に小結戦はあったものの……結局、他の力士の星取り状況にも影響されるからなあ……でも、どう考えても本割で横綱戦があるとは思えないんだけどな……。佐藤先生、ここらで今場所の各力士の星取り状況も教えて下さい! よろしくお願いしゃす! 以上。

↓ 我が愛しの黒ブタこと、【松鳳山】関。実は結構小兵の部類に入ると思いますが、その前へ前へという相撲ぶりは大変カッコイイと存じます! 頑張れ裕也!

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、気付けばもう3月半ば。あと2週間もすれば桜も咲きますなあ。まだ寒いけど、春はもうそこまで来ているんでしょうな。そして、現在熱戦が繰り広げられている大相撲春場所(@大阪)ですが、なんというか、17年ぶりの4横綱がそろった場所となったわけですけど……新横綱の【稀勢の里】関は昨日現在4連勝と順調なのでいいとして、なんと【白鵬】関と【日馬富士】関が2勝2敗、【鶴竜】関も3勝1敗と序盤から大変荒れております。そしてわたしが応援している【松鳳山】関も未だ星があがらず0勝4敗……おまけに今日は【日馬富士】関との割が組まれており、あああ……だ、大丈夫か……と大変心配です。今場所は【照ノ冨士】関が元気ですな。かつての輝きをもう一度取り戻して、カド番脱出は間違いなさそうですね。
 というわけで、まずは 週刊少年チャンピオン2017年第16号の概要です。
 ■巻頭グラビア:電子版はナシ。くそう!紙の雑誌版は乃木坂の斎藤飛鳥嬢のようです。
 ■『弱虫ペダル』:エアチョップドシャークの巻。なんかの料理みてえ……。
 ■『牙刃道』:内閣総理大臣官邸の巻。さあ、今後は戦争だ……!
 ■『囚人リク』:男気の巻。今週もリクやピカソ内海の顔芸が炸裂しまくりですw
 ■『Gメン』:キモ田童貞卒業→調子に乗るの巻。いいすねえ!来週からは拓海回か?大丈夫か…なんかおかしなことになってきたぞ…
 ■『少年ラケット』ジョー先輩勝利の巻。イイ! 大変面白い! 漫画力高し!
 ■『ファインプレー!』先週今週来週の3週短期掲載ですが、非常に画力が高く、面白いすね。かなりレベルが高いす。
 ■『BEASTARS』:ルイ先輩とハルと、そしてレゴシの巻。バッタリ遭遇してしまったレゴシ、どうなるのか来週以降の展開が超楽しみですなあ!
 とまあ、こんな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 それでは、今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。今週は短いです。たぶん現実時間も2秒ぐらいしか進んでないのではないかしら。
 先週はいよいよ時間いっぱい、鯉太郎VS【毘沙門】が始まる直前、NHKアナウンサーの「あっ!?」という絶叫までが描かれましたが、今週はまさにそこからの続きです。そしてその絶叫の意味は見開きの絵で判明しました。なんと、【毘沙門】の野郎は、鯉太郎のぶちかまし対策として、土俵の一番後ろで仕切ったのでありました。場内の観客も、なんだアレ…マジかよ…と騒然とします。解説席の虎城理事長も、明らかなブチカマシ対策でしょうな、と見ていますし、NHKアナも、考えましたね、確かにこれなら強烈な出足を無効にします、なんてのんきなコメントです。そして常松こと【松明】も、「くっ」っと、あの野郎なんてこと考えやがる、的な表情です。お前は雷電か! あわてんなよ常! 鯉太郎の表情を見れば、鯉太郎が上等だぜ、と思ってる事が分かるだろ!
 そうです。鯉太郎はそんな奇策にも動じません。むしろ「いいんじゃねーの…」と闘志がメラメラ燃えてますよ! カッコイイすねえ! そして【毘沙門】の野郎は、そんな動じないどころかむしろ強力な殺気を放つ鯉太郎にイラつきを感じます。
 「仕切ったところでこの距離だぜ…何が出来るってんだよ…調子乗るなよな…弱ーくせによ~~~…この取組は すでに俺がコントロールしてんだよ…」
 はあ……まったく思い上がった傲慢なガキですなあ……ちょっと考えれば、その立ち位置は「もう後がない」俵を背負った背水だってことが分かるだろうに……1歩で土俵割っちゃうぞお前……おまけに、【毘沙門】はもう、両手を土俵に付けています。それは、つまり戦闘開始のタイミングを鯉太郎が握っているという意味です。鯉太郎の意思で、タイミングで、戦いが始まるというわけですから、主導権は鯉太郎にあり、【毘沙門】は受けに回らずを得ません。もう後がないのに。
 そしていよいよ、ハッキョイ! 戦闘開始です!
 「それはまるで獲物を狙う獣のように…静かで…しなやかで…美しい…ブチカマシだった…」と語られる鯉太郎のブチカマシは、距離があっても、もう一歩踏み込むだけで、あっさり【毘沙門】に届きます。その、プラスワンの踏み込みでさらに加速した鯉太郎のブチカマシは、【毘沙門】の想定を超え、奴も過ちを悟ったようです。もはや、いなしもはたきも間に合わない。胸で受けても、その運動エネルギーを堪えるための、空間的余裕がない。エネルギーを吸収できず1歩でも下がれば負け!
 ならば―――!! と【毘沙門】瞬時に選択したのは、衝撃をまともに受けることを覚悟し、自分も同じ角度で頭からブチカマシを迎撃するという方法でした。
 大相撲を見ていると、あまり回数は多くありませんが、まともに頭と頭がぶつかるすげえ立ち合いがありますよね。テレビだというのに、ゴッ!!! とすっげえ音が響くアレです。 あれは生で観戦したらすごいのでしょうなあ……。そして鯉太郎のキツイ一発を覚悟を持って頭で受けた【毘沙門】。「一瞬目から光が零れた…」というところで今週はお終いでした。
 しかし……こんな戦いを続けていたら、慢性外傷性脳症にもなりますよ、そりゃ……。『鮫島』(1)巻で、石川こと【飛天翔】関もそれで引退したわけで、心配というか……心配してももはや手遅れなんだろうけど、鯉太郎の未来に明日はあるのか、あってほしいと信じたいですなあ……。
 というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 --------
 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。
 今週は立ち合いに小癪な策を使った【毘沙門】が、立った瞬間その過ちに気づいて鯉太郎の強力なブチカマシを頭で受け、その瞬間目から光が飛ぶところまでが描かれました。ただムカつくガキですが【毘沙門】も、そう簡単な相手ではないでしょうから、来週以降の展開が大変楽しみです。そして常VS【百雲】も読めると嬉しいのですが……そこんところ、佐藤先生、よろしくお願いいたします! 以上。

↓ 欲しい……売っているのをまったく見かけないけど、ネット専売じゃないよな……? 

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、今週の電子版の週刊少年チャンピオンは、ちゃんと巻頭グラビアがついてました。やっぱり事務所の都合なんでしょうな。しかし「ドカベン」が読めないのは残念だなあ……。そしていよいよこの週末から大相撲三月場所(大阪)が始まります。新横綱【稀勢の里】関の活躍が楽しみですが、わたしとしては応援している東前頭三枚目【松鳳山】関が星を重ねて三役復帰できるかどうか、とても注目しております。三役復帰が叶ったら、後援会に入ってもいいぞ。頑張れ【松鳳山】!!
 では、まずは週刊少年チャンピオン2017年第15号の概要です。
 ■巻頭グラビア:松永有紗嬢。大変お綺麗でよろしいかと存じます。
 ■『弱虫ペダル』:VS広島開幕の巻。さっさとぶち抜いて、先頭に合流してくれ!
 ■『牙刃道』:久々の独歩先生&牙刃の巻。守護るって誰を……。
 ■『囚人リク』:周龍やばしの巻Part2。さあ、とうとう変態内海が本領発揮だ!
 ■『Gメン』:仲良く合コンの巻。日本童貞連盟会長のキモ田がとうとう!!! マジすか!!
 ■『少年ラケット』ジョー先輩熱い!の巻。今週も気合の入った絵とカット割りで、ホント熱いすねえ! でも、掲載順が一番後ろなのが心配だ……そして勝負の行方は来週判明!
 ■『BEASTARS』:裏市の巻Part4。なんか実に味わい深いというか、ホントこの漫画面白いす。単行本2巻が4月発売だそうで、サイン会があるそうです。行くしかねえかも……!
 とまあ、こんな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 それでは、今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 先週は常松が鯉太郎に「本当の強さ」をみる泣かせるお話と、一方でいつまでもバカな【毘沙門】野郎のわかってねえトンパチ振りが描かれ、実に対称的な同期二人の初入幕の頃が描かれました。
 今週は、時は現在に戻って、いよいよ十日目の朝です。「空流三人衆」が部屋から国技館へ向かう所から始まりです。 おっと、三人は同じ車に乗っての国技館入りなんですな。この車はタクシーじゃないみたいですが、ハイヤーなんすかね? たしか、空流部屋は、『バチバチ』(1)巻の説明によると、上野の不忍の池にほど近いところだったはずなので、まあ国技館まで車で10分ほどかな。しかし関取三人が普通車に乗れるもんなのかな? 相当狭そうですな、車内は。
 しかし、車に乗り込もうとする常松は、兄弟子二人に断って、ちょっと待ってくれと言います。部屋の前にたたずむ男に話があるようです。そう、この男は前夜前触れなく訪れてきた、常の父親であります。金の無心に来た親父を常は当然嫌っていますが、もう常は入門当時のギラついたガキじゃあありません。金が欲しければ、今日の場所を見に来い、と告げて、父親に背を向ける常。
 「楽に手には入らねーぞ…この金は…」
 カッコイイじゃあないですか。自分の闘っている姿を見て、その金の価値を、自身も力士の端くれだったのなら思い出せ、てなこことなんでしょうか。 戻って車に乗り込んだ常に、鯉太郎は声をかけます。「大丈夫か…?」常は答えます。「えぇ…きっと…」この、「きっと」には、傍点がついて強調されています。これはつまり、鯉太郎の「大丈夫か」という問いは、常松に向けたものではなく、親父さんに向けた問い、ってことなんでしょうな。それが分かる常も、「きっと(あのクソ野郎にも通じると思います)」という返事なのではないでしょうか。
 一方国技館では、既に【毘沙門】野郎がどんぐり渡部くんを相手に入念なウォーミングアップを開始しています。どんぐりくんはもうヘトヘトの体で、もうそろそろ出番なので体休めた方が、と進言しますが、トンパチ【毘沙門】は余裕の涼しい顔。やっと鯉太郎との再戦が叶ってうれしい様子です。どうやら、先週描かれたように、鯉太郎に勝ったものの、【王虎】 さんに言われた一言でスッキリせず、自分が未だ平幕で足踏みしているのは、あの時のモヤモヤのせいだ、なんて思っているようです。アホかお前。調子に乗ってバク宙まで披露する【毘沙門】は、【王虎】さんにドでかい声で宣言します。
 「今度こそしっかり見ててくださいよ! 大関~~~~~~!!」
 そして、チャッチャと鯉太郎をぶっ飛ばしてスッキリして、さっさと三役に上がって、アンタ倒して、番付も強さも全てで俺が上に行きますから、なんて無邪気発言をかまします。しかし、さすが【王虎】さん。完全ドシカトで余裕の笑みですよ。なんかカッコイイんですけど!【王虎】のくせに!
 そして、そんなうるせえ【毘沙門】野郎に一人の男が注意します。
 「おい…目障りだ…殺すぞ…」
 !? この発言の主は、先週までの回想では「各界の良心」とまで言われていた【百雲】関じゃないすか!! あんた……あんた一体、どうしちまったんだよ……!? 羽織っている浴衣の柄が、超おっかねえドクロ柄なんですけど、大丈夫ですか!? これはもう、第85話(単行本(10)巻収録)で描かれた、横綱【泡影】戦でまさかの金星を挙げてしまったことが関係していることは100%確実ですが、なんと!今日の常松の対戦相手はこの【百雲】であることが判明しました。空流の三人は支度部屋で話をしています。【白水】兄貴も、気を付けろよ、あいつ最近アブないだろ、と常をちょっと心配しますが、常は平気です。ここで【白水】兄貴は非常に気になる一言を言いました「今場所だって百雲(アイツ)のせいで…」おっと? 何があったんだ!? さっぱり見当もつきませんが、何かがあったようです。しかし常は気に掛けず、それよりも、と鯉太郎に【毘沙門】野郎をぶっ飛ばしてくれと言います。【毘沙門】野郎の調子に乗った言動や、鯉太郎を軽く扱う様子ははたから見ていて我慢がならん、オレも堪えるの大変なんす、と。
 「絶対に鯉太郎さんは毘沙門(アイツ)に勝たなくてはいけないんです…かつての俺のように 強さをはき違えたままの毘沙門(アイツ)に…(なぜならアナタこそ…俺にとって…”強さ”そのものなのだから…)」
 常よ…お前の成長にはホント泣けてくるぜ……そして成長させた兄弟子・鯉太郎も、カッコイイですなあ……!! ここの常松こと【松明】関の表情は、チャンピオンを買って読む価値アリです。最高ですわ……。
 というわけで、さっそく鯉太郎VS【毘沙門】の土俵入りです。今週は、時間いっぱいとなったところで、NHK解説の「あっ!!?」という絶叫でお終いでした。
 ちょっとちょっと!!! 一体何が起きたんです!? もう、今読み終わったばかりだというのに、もう来週が待ちきれないす!!! ここで終わりかよ~~~マジか―――一体何が起きたんだ!? くそー……来週からの立ち合いも超楽しみすね!! そして【百雲】VS【松明】も描かれることはもう確実でしょう。楽しみすぎてヤバいっす!! 佐藤先生、熱い戦いを期待してます!!!
 というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 --------
 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。 
 今週はいよいよ鯉太郎VS【毘沙門】の時間いっぱいまでが描かれました。そして常の父への思いの片鱗も垣間見え、おまけに十日目の常の対戦相手が【百雲】であることも判明しました。あの【百雲】が今や完全ヒャッハー的暗黒力士になっちまった経緯も大変気になりますが、鯉太郎よ、【毘沙門】野郎をきっちりぶっ飛ばしてくれよな。またもケガで、グラッ……とかは勘弁してくれよ!応援してますぜ! 以上。

↓ いっそ鮫島も、Figma作ってくれないかな……作ってくれたら買うのに……つーか、大相撲協会で公式フィギュア作ったら、結構売れると思うな。わたしも【松鳳山】なら買います。若い客を呼びたいなら、きっちりMD戦略を推進していただきたいものだ……こうなったらフルスクラッチで作るしかないか……。
 

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、やっぱ電子版の週刊少年チャンピオンだと、巻頭グラビアがないし、「ドカベン」も読めないし、若干問題あるな……以前は巻頭グラビアも電子版に載ってたんだけどな……タレントによって電子アリ・ナシがあるんだろうな……事務所的に。
  ま、いいや。まずは週刊少年チャンピオン2017年第14号の概要です。
 ■巻頭グラビア:電子版はナシですが、紙の雑誌だと欅坂の3人でポスター付きだそうです。
 ■『弱虫ペダル』:チーム二人順調の巻。とりあえず広島には追い付いた、と。
 ■『牙刃道』:別れいッッ!!!の巻。どうすんのこれから……。
 ■『囚人リク』:周龍やばしの巻。今月発売のコミックス告知が最高すぎるwwww
 ■『Gメン』:おうちに帰ろうの巻。勝太の出した結末はいいすねえ!
 ■『少年ラケット』:最終セットへの巻。イヤほんと漫画力高いす。力のこもったペンのタッチが素晴らしいと思うす。試合も盛り上がっております!
 ■『BEASTARS』:裏市のPart3巻。強面ジャイアントパンダがイイすねえ!
 とまあ、こんな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 それでは、今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。最近、ちょっと気合入れて長く書きすぎて時間がかかってしまうので、今週はあっさり目でお届けします。
 先週は、常松こと新生【松明】の新入幕場所の模様が描かれ、4連敗スタートとなった【松明】が5日目の朝げいこで、つい気合が入りすぎて鯉太郎が左膝を痛めてしまうシーンまで描かれました。今週は、その続きです。
  うずくまる鯉太郎に、すみません…すみません! と謝る常ですが、鯉太郎は笑顔で、謝るな常…大丈夫だ、問題ねえと言ってやります。ホッとする常に、鯉太郎は、落ち着けよ、焦んな、一つ一つ丁寧にやればお前は大丈夫だからよ、と大人な対応です。さすが鯉太郎、お前もホント成長したよな。新・空流親方こと【仁王】兄貴も、場所中に猛げいこしたって大した意味はねーからもう上がれとヤレヤレな顔です。
 そして始まった5日目。常は土俵上で気合を入れつつも深呼吸して気を落ち着かせ、鯉太郎の言ってくれた、「一つ一つ、丁寧に」を思い出します。そして勝負は寄り切りか押し出しか、分かりませんがともかく勝利!支度部屋のモニターで見つめる鯉太郎も、笑顔です。常は思います。
 「この幕内初勝利を…この1勝を俺はずっと忘れないだろう…」
 支度部屋へ戻って鯉太郎に礼を言う常。こんな常松の姿に、おっさんファンとしてはもう胸が熱くなりますな。あのクソ生意気だった常がよくぞここまで……。そして常は、鯉太郎に言います。次は鯉太郎さんの番ですよ、毘沙門(アイツ)は調子乗りすぎなんで黙らせてくれ、と。鯉太郎も、まかせとけ的な表情です。
 そして土俵に上がる鯉太郎と【毘沙門】。鯉太郎は全く冷静な表情ですが、バカ野郎な【毘沙門】は、いろいろと小癪なことを考えています。コイツ出世が遅すぎなんだよ、とか、王虎さんにはっきり見せてやるぜ、いずれアンタもコイツと同じになるってことをな、 とか、そんな生意気なことを考えている【毘沙門】野郎ですが、「ハッキョイ!!」の瞬間、鯉太郎の殺気というかオーラが爆発的に増大し、思わず「えっ…」と飲まれかけます。
 しかし! 朝、やっちまった鯉太郎の左膝が、よりによってこの時、ガクッと来てしまい、体勢を崩す鯉太郎。そしてそのブチカマシのエネルギーに、反射的に「わっ…!!」と引いてしまった【毘沙門】。そのまま引きおとして(はたき込みか?)勝負あり。なんてこった!という顔の常松、フン……という顔の【王虎】、そして当の【毘沙門】も、な、なんだ今のは……という表情を一瞬するも、勝負としては勝ったわけで余裕の笑み。ちきしょー!ムカつきますなあ、このガキァア!! しかし常は、すぐに気づきます。あれは今朝の膝のせいだ、と。そしてムカつくことに【毘沙門】野郎は、土俵上で鯉太郎に声をかけます。
 「だから言ったじゃん 鮫島(オマエ)のブチカマシなんて通用しないってさー」
 てめえ!!! お前わかってねえのかこの野郎!!! 腹立つわ……!! わたしは猛烈に頭に来たわけですが、大人な鯉太郎はそんな挑発には乗らず、さっさと退場です。【毘沙門】野郎はそんな鯉太郎に、さらに、チッ…無視かよ~~~~本当響かねぇな~~~とふざけたことを言います。 
 そして花道を引き上げてきた鯉太郎を常松が待っていました。常としては、完全にもう俺のせいだと罪悪感で思わず謝ろうとします、が、今週のハイライトはここですよ。鯉太郎はなんと言ったか分かりますか?
 「謝んな常!! 土俵は結果が全て…俺が弱えーから負けた…それだけだ……」 
 もう、鯉太郎よ、お前、人間出来過ぎだぞ!! この時の鯉太郎は推定20~22歳ぐらいです。 こんなカッコイイ20歳ぐらいの若者がいますか。プロであり、男っすねえ!!
 そして常は黙って鯉太郎に肩を貸し、鯉太郎を担ぎながら思います。ここはもう全文を備忘録として記録しておきたいすね。
 「たった1勝…そのために力士はどれほどの血と汗を流すのだろうか…そして1勝が重いのなら 1敗もまた同等に…いや…それ以上に重い…俺の不注意からこの人のその重い勝ちを奪ってしまった…普通なら恨み言の一つも言いたくなってしかるべき所を この人は自分のせいと笑った…サポーターを付けていなかった左膝は 星の挙がらなかった俺への気遣いだったのだろう…それはまた1勝の重さを この人は知っているからだ………俺はこの人の言い訳も泣き言も聞いたことがない…たとえ…誰かに軽く見られようと…土俵(ここ)では結果が全てと言い切る覚悟と潔さ…それはこの人の強さなのだと思えた…ここで謝ってしまうことは…この人の強さに対して失礼だと言葉を飲んだ…そして俺もその強さを…鯉太郎さんと同じ強さが欲しいと思ったんだ…」
 ヤバイ、今キーボードを打ちながら泣けてきたわ……。 もう完全に倉本総ばりな、北の国から的な泣かせる場面すよ……今週は絶対チャンピオンを買って、この場面を読むべきです。常の表情も最高ですよ。
 そして一方、頭の悪い【毘沙門】野郎は、支度部屋の【王虎】さんのもとへ、見ましたか、これでどっちが上かわかったでしょ、と浮かれて報告に行きます。しかしです。どーってことないですよ鮫島なんて、とはしゃぐバカに、【王虎】さんは、フッ…めでてー奴だな…とばっさり斬り捨てます。いいぞ【王虎】さん!もっと言え!! そして何もわかっちゃいない【毘沙門】野郎にきっちり言ってくれました。
 【王】「お前…相撲取ってて怖いと思ったことないだろ…? だから怖さがないんだよ…テメーの相撲には」
 【毘】「そんなもん思っちまったら 廃業だろ アホか…」
 【王】「ガキが…」
 うおーーー!! 【王虎】さんかっこいい!! マジで【王虎】さんもすげえ成長したんすねえ……!! まあ、『Burst』でのファイナルバトルで鯉太郎と死闘を演じましたからな……。【王虎】さん、さすがですなあ! とにかく落ち着いてるんすよね、鯉太郎も【王虎】さんも。その、落ち着きってやつが、大人なんでしょうな。まあ、二人とも直接会うと一触即発のガルルルル状態になってしまうのは先週描かれましたが、そんなとこも、とてもいいですねえ。ともかく、キャラクターの成長を味わう事がやっぱり物語の一番の醍醐味というか、読者の胸に刺さるポイントでしょうな。素晴らしいと思います。
 いやあ、まーた興奮して長く書いてしまった……わたしもちょっと落ち着かないと。鯉太郎の倍以上の年齢なのに、まったく情けなし、と、急にしょんぼりしてきたので今週はこれまで。
  というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
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 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。 
 今週は常松が鯉太郎に本当の「強さ」を見る、とても重要なお話が描かれました。本当に泣けますね、『鮫島』は。しかしそろそろ時を現在に戻して、クソ生意気な【毘沙門】野郎をぶっ飛ばしてほしいですな。でもただ勝つだけじゃあ、【毘沙門】野郎には響かないだろうし、どんな展開となるか楽しみにして待っていたいと思います。以上。

↓さあ、3/12からいよいよ春場所開幕ですよ! しかしやっぱり全然いい席は取れないですなあ……。。。わたしが愛する【松鳳山】関は前頭三枚目に踏みとどまりました。頑張れ~!!!

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、今週も電子版で買ってみた週刊少年チャンピオンですが、今週号も紙だと巻頭グラビアがあるのに電子版はナシか……うーむ……どうしたものか……でも、朝、起きたらすでにダウンロードされているってのは便利なんだよなあ……捨てる手間もないし……うーむ……一長一短ありますのう……ままならねえ世の中ですな。。。
  ま、いいや。まずは週刊少年チャンピオン2017年第13号の概要です。
 ■巻頭グラビア:電子版はナシですが、紙の雑誌だと欅坂の平手友梨奈さんだそうです。
 ■『弱虫ペダル』:共に進む力の巻。同調直接走法キター!キセキがまた顕現しそうな展開です
 ■『牙刃道』:電撃回復の巻。また一人殺しちゃった……。。
 ■『囚人リク』:ヤバみヤバみ!!!の巻。ピカソ内海の変態ぶりが炸裂して最高ですw ジャアアァアアァという擬音は何だと思ったら、超全力でお漏らししてましたwwww ヤバイのはお前だよ!!! と思わず突っ込んでしまう今週号は、ぜひ自分の目で確かめてください!!! 最高すぎるwwww
 ■『吸血鬼すぐ死ぬ』:新横浜ギルド巻。今回も安定の面白さでした。最高です。
 ■『Gメン』:八神さんの過去Part2の巻。八神さんの差し出すバットを勝太はどうするでしょうか。大変イイ展開です。
 ■『少年ラケット』:ジョー先輩立ち直るの巻。この作品はホント王道の漫画力の高さが光りますね。キャラクターや絵そのものもいいしカット割りの演出も素晴らしい!
 ■『BEASTARS』:裏市のPart2巻。まさかの愛嬌ゼロ!! 強面ジャイアントパンダ見参!! 彼の目的は…!? 次号につづく!! というエンディングのアオリがとてもいいと思います。そしてやけにカッコイイパンダも、その絵だけですげえイイすね!!! 竹担いでるし!
 とまあ、こんな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 それでは、今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 先週は、番付を駆け上がる【毘沙門】の過去話でしたが、今週は、一方そのころ常松は……的なお話です。まず、今週は3年前の11月にさかのぼります。空流部屋の後援会の皆さんが、皆おめでとーとお祝いしてくれていますが、どうやら常松の初入幕が決まったその日のようです。
 照れながらも、一足先に幕内力士となっていた【白水】兄貴や鯉太郎に抱えられて、超いい笑顔でガッツポーズを決める常松改め【松明】。常よ、お前もそんな笑顔をみせるようになったんだな、とわたしとしてはこのページだけでも今週号のチャンピオンを買う価値があると思います。この三人の空流の男たちの笑顔は最高ですよ。鯉太郎も【白水】兄貴も嬉しそうじゃあないですか!
 そして新入幕となった場所が始まります。まあ常識的に考えれば3年前の11月場所(=九州場所)ってことでしょうな。まさか年明けの初場所じゃあないでしょう。うーん、一度やっぱりこれまでの出来事を年表にまとめた方がいいかもしれないすねえ……まいいや。
 ともかく、その新入幕力士として場所を迎えた常松改め【松明】に、クソ生意気な【毘沙門】野郎が、「お前もやっと幕内かよ~~~~~」と寄ってきました。そしてどうやら、常が四股名を変えたのは、十両に昇進して関取となった時のようです。その時のことが【松明】の脳裏に再生されます。常は、大嫌いだった父親の【松明(たいまつ)】という四股名を継ぎたいと、今は亡き先代の空流親方に打ち明けました。曰く、「一度も火が灯らなかったこの名を 俺の力で輝かせたい」んだそうです。しかし先代は言いました。
 「そうか…だがせっかくだ…読み方変えてもっとデカくいこーじゃねーか…己だけじゃなく周りも照らす力士になれ…松明(まつあかり)!!」
 なるほど……そういうことだったんすねえ……これまた泣ける話じゃあないですか……常よ、お前ホントに空流に来てよかったな……最高の兄弟子たち、そして最高の親方じゃんか……
 で、クソ【毘沙門】野郎は、学生横綱から幕下付け出しで各界入りした常松に対し、それでなんで俺より出世が遅いんだよ、とか、常松に言いたい放題です。うるせえっつーの。しかし常は冷静に、「予定通りにはいかなかったよ…」とこれまでの苦闘を告げます。そしてその背後からやってきたのは鯉太郎。確かにお前のスピード出世は大したもんだけど、昇進が早けりゃいい手もんでもねーだろ、と常をバックアップです。しかし、そんな鯉太郎に、チョーシこいた【毘沙門】の口は止まりません。
 「だから鮫島(オマエ)はダメなんだろ~~~~…もう少し焦って頑張れよ…」
 こんな生意気な口を聞いたら、常も黙ってられないすよ。「おい…そこまでにしとけよ…」と若干キレ気味です。しかしかまわず【毘沙門】は、鯉太郎に対して、そんな体で幕内ってのが無理あんだよ、と 無神経な発言です。さらにキレる常松。そして【毘沙門】はさらに、鯉太郎の相撲スタイルについても、ブチカマシブチカマシって通用しねえ、もっと頭使えよ的な、ナメた発言を繰り返します。
 しかし、鯉太郎は、そんな【毘沙門】野郎の大きなお世話の暴言に対して、一言で流しました。
 「…………そうか…」
 この表情もイイすよ、実に。大人というか、これはなんつうんでしょうねえ…… きっと、土俵上の勝敗だけじゃない、本当の強さってものを追求しようとしている男なんでしょうな、鯉太郎は。そしてそんな鯉太郎のリアクションに、【毘沙門】野郎は、なんだよ、響かねえ男だなあ、と半ばヤレヤレ的なことを思い、そして常松は、ダメだ鯉太郎さん…この手の奴は一度ぶっ飛ばしてやらないと調子に乗るだけだ…と、ぐぬぬ…!!な表情です。
 そして!!! そんなやり取りを観ていたのか、一人の力士の登場です!!!!
 「クックック…昔の鮫島(オマエ)なら有無を言わさず殴りかかってたよな~~~~…随分立派になったもんだな…」 
 でたーーー!!! なんなんすかこの悪役感!!! 永遠のライバル【王虎】の登場だ――!!! ここはもう大興奮ですね!!! クックック…って……【王虎】さん、なんかお前、雑魚キャラっぽいぞ!!! そして【王虎】到来に常はヤバッ!! と慌てます。そして何もわかっちゃいない【毘沙門】は、呑気に「何言ってるんスか王虎さ……」と言いかけたところで、鯉太郎&【王虎】がFace to Faceで殺気を漂わせているのに気が付きます。
 鯉「(久し振りに悪タレ凶悪フェイスで)何か言ったか…?」
 王虎「(相変わらずの悪役フェイスで)ニコニコしてろよ さっきみてーに…」
 この対峙はまさしく『バチバチ』『Brust』時代そのものですな。あれから2年ぐらい経っているはずですが、いまだこの二人は、文字通りバチバチのライバルなんですなあ。そりゃそうだよ。そして、慌てて止めに入る常松や、逆にキレて「テメーコラ鮫島!! 誰に物言ってんだ」とわめく【毘沙門】野郎ですが、 この場を収めたのは、先週「各界の良心」と評された【百雲】でした。
 「やめないかお前たち…! 土俵入り前に何をやっている!」
 そんな【百雲】の一喝に、鯉太郎は「ボケが…」と捨て台詞を残し、【王虎】 は「アホが…」とにやにや笑いです。バカな【毘沙門】も、まったくなんだってんだ、身の程を知れってんだよ、とすっかり【王虎】サイドのつぶやきを発します。しかし、【王虎】は言います。
 「身の程を知るのは毘沙門(テメー)だ天然… 鮫島(あのアホ)は毘沙門(テメー)より上だよ…」
 おい! 【王虎】さん! なんだよお前、分かってるじゃないの!! 【王虎】よ、お前もちゃんと成長してたんだな。おっさん読者としてはこの【王虎】のセリフがやけにかっこよく聞こえてしまうじゃないか! いいすねえ! 今週号はマジでぜひ、買って読むことをお勧めします。
 そして幕が開いた【松明】の新入幕場所ですが、気合とは裏腹に4連敗でのスタートとなったそうです。しかも4敗目は、あの因縁の【宝玉光】だったみたいすね。そりゃあプレッシャーもあったでしょうし、勝たないと、という焦りもあったと常は述懐します。そんなとき、頼れる鯉太郎は、常松改め【松明】に、切り替えて行け、一度星上げればお前の力なら大丈夫だから…とアドバイス。【松明】も、すなおに「はい…」と良い表情で応えられるようになっていました。それは、2週前に描かれた通り、「自分の弱さを飲み込めたから」なわけですよ。いいすねえ……やはり、上司や先輩に恵まれると、成長できるんですなあ。グッときますね!
 そして支度部屋では、【毘沙門】野郎が翌日の割を見て興奮しています。どうやら翌日は、鯉太郎との割が組まれたようです。「鮫島(アイツ)が本当に俺より上なのかどうなのか…はっきりさせようなねーか…」と闘志をみなぎらせる【毘沙門】。そして場面は翌日朝の空流部屋に変わって、稽古に励む関取たちの様子が描かれます。とりわけ常松は、今日こそは、と気合が入っているようです。おっと、この時点ではすでに親方が【仁王】兄貴になってますので、先代が亡くなったのは3年前の11月以前のようですな。そして新たに親方となった【仁王】兄貴は常松に指導です。「コラ常! 強引になるな! ケガすんぞタコ!」そしてその親方の指導の直後! ゴギッ!と不吉な音が空流部屋に響きます!!!
 ああ、なんと! 今週号最終ページは、左ひざを抱えて土俵に倒れる鯉太郎の姿でした。やっばい! やっちまったのか!? そういえば、5週前(104話)では【毘沙門】は本割では鯉太郎と当たったことがないようなことを言ってましたが、4週前(105話)では前に顔合わせた時は楽勝だった、と言ってました。 しかも105話の一コマでその相撲の様子が描かれていて、立ち合いでブチカマシに行った鯉太郎を軽く引いて突き落としたような画になってましたっけ。まあ、いずれにせよ、鯉太郎は左ひざをやっちまったことは間違いないようです。そんな鯉太郎に楽勝して、それでまた【毘沙門】野郎は調子に乗っちゃったんですかねえ……あかんわ……そういうときこそ、常がきっちりケジメ取ってほしいものですが、さあ来週はどんな展開が待っているのでしょうか。超楽しみですなあ!!
 というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 --------
 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。 
 今週は常松が【松明】と四股名を改めたのは十両に昇進した時のことであり、さらに読み方を、父親の「たいまつ」ではなくて「まつあかり」とした理由が描かれました。泣ける……! そしてますます調子に乗る【毘沙門】野郎との本割の当日の朝、どうやら鯉太郎は左ひざをやっちまったことも判明しました。しかし、鯉太郎と【王虎】のやり取りは最高ですね。そして鯉太郎と常松の関係も、実に美しく泣かせますな。はーーーくそう、【毘沙門】野郎のような調子に乗ったガキはさっさとぶっ飛ばしていただきたいのだが……今後の展開がますます楽しみです! 以上。

↓ 買ってない人はいないすね? 大丈夫すね!? 常に携帯するのが男のたしなみですよ。
 

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、今週も電子版で買ってみた週刊少年チャンピオンですが、うーーん……やっぱり『ドカベン』が読めないのがなんか淋しいというか残念だなあ……あと、今週は巻頭グラビアも電子版だとカットされてます。やっぱり普通に紙の雑誌に戻すべきか……悩みますなあ……まあ、ともあれ、我らが『鮫島』の最新単行本(11)巻が発売になってますので、絶対に買いでお願いします。わたしは電子版と紙の単行本両方買いました。

 というわけで、まずは週刊少年チャンピオン2017年第12号の概要です。
 ■巻頭グラビア:今週は<電子版>ではナシ。なんですが、どうも紙の雑誌版ではちゃんとグラビアがあるみたいです。SKEの大場美奈さんみたいすね。未確認ですが。
 ■『弱虫ペダル』:手嶋さんピンチの巻。しかし純太のピンチにはこの男が!泣ける!
 ■『牙刃道』:武蔵電撃を喰らうの巻。まあ、どうせこれも……。。
 ■『囚人リク』:ピカソ内海の陰謀の巻。やっぱり敵っぽいすね。当たり前か。
 ■『吸血鬼すぐ死ぬ』:半田のお父さん巻。ロナウドも苦労が絶えないすなあw
 ■『Gメン』:八神さんの過去の巻。数年前の因縁の話です。そして薫君強し。
 ■『六道の悪女たち』:転校生の巻。新章開幕で、新キャラ登場です。
 ■『BEASTARS』:裏市の巻。くせ毛を気にするジュノが可愛い!面白し。
 とまあ、こんな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 では、今週の『鮫島』ニュースをお送りします。
  先週は、5年前までクソ野郎だった常松の、心の転換点ともいうべき鯉太郎とのやり取りが描かれ、常松がやっと空流の力士として前を向いた、的な超泣ける話が描かれました。そして今週からは、現・幕内力士【毘沙門】の過去話が本格的に始まりましたよ。
 しかしですね、この【毘沙門】野郎は、今のことろズバリ言えば好きになれないので、この過去話を延々と描かれるとやだな……というのがわたしの偽らざる本音であります。ま、ちょっとならいいんすけどね……
 というわけで、【毘沙門】は、どうやら柔道出身であるそうです。高校生時代の本名、速川くん時代の活躍がまずは描かれました。この、出身高校には注目ですよ。なんと柔道着に書かれている高校名は「国見舘」。そうです。我々はこの高校名を知ってるはずです。佐藤タカヒロ先生が『バチバチ』の前に連載していた柔道漫画『いっぽん!』に出てきた高校すね。 なので、わたしは、やっばい、まさか速川くんは『いっぽん!』にすでに登場してたのか? と慌てて『いっぽん!』をあさってみたのですが、どうも速川君の名前は出てこないようです。ざっとしかチェックしてないので自信はありませんが。しかし、こういうときに電子書籍はやっぱり便利ですな。わたしはタブレットに『いっぽん!』も『バチバチ』も『Burst』も全巻ダウンロードしてあるので、すぐに電車内でチェックできました。ちなみに豆知識ですが、『いっぽん!』には、吽形さんも柔道時代の吉田くんの名前で出てきますし、現在週刊トップの記者である橋くんも、『いっぽん!』では主人公と同じ高校のレギュラーとして登場してます。
 それはともかく。柔道時代の速川くんは、これがまた天才と呼ばれるほど才能あふれた選手だったようで、オリンピックさえ期待されていた逸材だったようです。しかし、高校2年で全国を獲った時点で、「ん~~~~~~…もう柔道はいいかな~~~~~…」とあっさり見切りをつけてしまったようです。というのも、全日本強化指定選手合同合宿で、憧れていたA代表選手をブン投げてしまい、確実に自分の方が上だなあ、と実感して冷めてしまったそうです。
 なるほど、そうなんすね。まあ、実際その気持ちはわからんでもないですなあ……。でもお前、それならもっと強い奴と戦うためにオリンピックでも目指せばいいじゃんか! と言う気もするわけで、真のTOPを極めてないうちに、そう言って辞めちゃうのはもったいないというか、うーーん……井の中の蛙というか、二流なんだろうな……。
 そしてそんな時に相撲部屋からスカウトが来て、何の冗談だよと思いつつも、柔道にはないプロの世界であり、その頂点は神をも宿す存在になれる、という話を聞いてどんどん興味がわいたそうで、柔道を辞め、相撲部屋に入門したことが正解だった、と確信したのは、2週前に描かれた教習所時代に鯉太郎との稽古でブン投げられたとき、だそうです。
 それ以来、速川くんはことあるごとに鯉太郎に勝利の報告に現れます。序二段優勝、幕下昇進、そして十両昇進と着実に番付を駆け上がる速川くん。そして十両でも勝ちを積み重ね、鯉太郎に言います。
 「よお…次勝ち越せばアンタより先に幕内だよ 鮫島…」
 とうとう呼び捨てですよ。クソ生意気ですなあ!! しかし、わたしの怒りを常松が代弁してくれました。いいぞ常松!!
 「おいっ! お前最近調子に乗りすぎだぞ!!」
 「当たり前だろ…番付は今や俺の方が上なんだぜ…つーかお前も誰に物言ってんだ?強い奴が偉いって、お前が言ってたことだろ…低すぎたんだよね…鮫島(アンタ)は俺の山としちゃ…」
 かーームカつく!! しかしこう言われてしまうと、常松もぐぬぬ……と何も言えないすなあ。そして、まだ髷も結えないうちに幕内力士【毘沙門】となった速川くん。鯉太郎をあっさり追い越し、相撲熱も冷めるのかと思いきや、そうではありませんでした。新たな山を見つけたのです。それは新入幕力士として参加した巡業の時でした。
 申し合い稽古で、いつものように空気を読まず、次!次は俺!と元気よく申し合いに参加するも、誰も幕内力士は相手にしません。とある力士は「どけ…顔じゃねえ…」とあっさり申し合いを断ります。逃げてんじゃねーぞ!と切れたところで、別の力士が言います。
 「ハハハ いいじゃねーか…元気があって…」
 こう言ったのは誰か、そして「顔じゃねえ…」と断ったのは誰か!? わたしは期待でドキドキしながらページをめくりましたよ。まさか……まさかこの力士は……!!
 「ひとつ相手してやれよ…王虎…」
 キターーーー!! 【王虎】が久々キター! そして、なんと【王虎】にそう言ったのは、『鮫島』での新キャラ【百雲】関だそうです。だそうです、と書いたのは、顔を見てもわたしにはわからなかったからなんですが、【百雲】は、第71話(単行本(9)巻収録)で初登場した力士で、あの時は「時に徹底した非情さで相手を沈める」関脇として、おっかない顔の横顔しか描かれてなかったわけで、今回のような温和な顔の【百雲】関は初めてです。しかも、周りの力士の会話では
 「さすが百雲…」「王虎に物を言える数少ない力士の一人…」「角界の良心と言われる男…」
 だそうで、ちょっと第71話の時の【百雲】関からは想像がつかない評価です。こりゃあ、【百雲】回も今後あるかもしれないすね……
 ともかく、【王虎】も、【百雲】関にそう言われては仕方ありません。「一番だけだぞ…」と嫌そうに申し合いを受けることにしました。そして……結果は【王虎】の完勝、【毘沙門】の負けです。この【王虎】VS【毘沙門】の戦いは、稽古とは言え激しいものがあります。何しろ稽古だってのに、そして相手は【王虎】だってのに、立ち合いはいきなりの張り差しで、【王虎】をひっぱたいたわけで、そんな戦いに、周りの力士たちは、稽古だってのに何やってんだよとブーイング。ちなみにこの中には、【闘海丸】くんもいて、【王虎】の攻めを全部いなした【毘沙門】に、一人こっそりこいつは要注意だぞ的な表情です。ブーイングの先輩力士たちに、【毘沙門】は、はぁ?何言ってるのかマジでわからねえ、という顔で、「何やってるって…勝とうとしただけだろ…」と戸惑いフェイスです。
 そんな【毘沙門】に、【百雲】関も、これは大したタマだと感心のご様子。そしてひっぱたかれた【王虎】も言います。
 「おいサーカス野郎…テメー名前は…」
 「毘沙門ッス! ※超満面の笑み」
 「次張り差ししたら殺すぞ…」
 というわけで、速川くん改め幕内力士【毘沙門】は、【王虎】という高い山を見つけたのでありました……というところで今週は終わりです。
 しかしまあ、5年前に入門して、まだ髷も結えないうちに幕内力士になったということは4年前ぐらいなんですかね? てことは4年間、平幕なわけで、その間【王虎】はもう大関になってるわけだから、【毘沙門】もずっと【王虎】やほかの力士に負けているってことになるんでしょうな。高い山がいっぱいあったと、そういうことなんすかね。うーん、意外と大したことがないような……まあ、何らかの壁にブチあたったということなのかな。そのあたりが来週以降描かれるのかもしれないですな。楽しみですが……あまり回数を長く続ける必要はないような気もします、コイツには。 とりあえず、来週以降も楽しみです!
 というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
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 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。 
 今週は【毘沙門】回で、元々柔道選手で各界入りし、スピード出世で番付を駆け上がったその背景が描かれました。どうやらコイツには心・技・体の「心」が足りないみたいすね。でも、『バチバチ』や『Burst』時代はまったく「心」が足りていなかった【王虎】が今や大関。そしてそれは鯉太郎との激闘があったから、とわたしとしては思いたいわけで、この【毘沙門】野郎にも、きっちり教えてやってほしいですな。頼むぜ鯉太郎!以上。

↓ こちらも面白いです。全巻買うのはもはや義務だと存じます。

 

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、3週間前かな、とうとう週刊少年チャンピオンも、紙媒体と電子版の同時発売が始まりました。で、今週から試しで電子で買ってみたのですが、やっぱいいすね! たまったチャンピオンを捨てるのも、若干面倒なわけで、わたしが愛用している電子書籍販売サイトBOOK☆WALKERでは、毎週予約をポチっておくと、勝手に決済まで完了して、朝起きたらダウンロードも完了しているわけで、これでもう、コンビニの店員さんがもたもたして電車に乗り遅れる!と、プチイラつくこともないわけですよ。まあ、読み終わったら削除してもいいし、単行本が出るまでほっといてもいいし、少なくともわたしにとっては、マイナス点はないすね。あ! マジか! ひとつ残念なお知らせがあるな……マジかよ……『ドカベン』だけ電子版には掲載されてないな……ぐぬぬ……ううう……ど、どうしよう……。ちなみに、今週いっぱいは,過去のバックナンバーが10円で買えるようなので、買い逃した方はぜひ! なんと今なら今週号も10円ですぜ!※2/12の23:59までの限定価格。Kindleだと99円みたいです。
 そして、昨日、『鮫島』の最新刊が発売となっておりますので、こちらはもう義務ですよ! 少なくともこのBlogを読んだ方は、もれなく買いでお願いします。

 さてと。というわけで、まずは週刊少年チャンピオン2017年第11号の概況です。
 ■巻頭グラビア:内山莉彩さん&渡邉幸愛さんのお二人。『六道の悪女たち』とコラボ企画ですな。
 ■『弱虫ペダル』:フェイズ99完遂の巻。集団VS総北&箱学!手嶋さぁぁーーーーーん!!
 ■『牙刃道』:両断の巻Part3。もう落としどころが全く見えないす……。
 ■『囚人リク』:脱獄チーム分散の巻。周龍&ピカソ内海の組はいろんな意味でやばそうすね!
 ■『吸血鬼すぐ死ぬ』:半田&お母さんの巻。いやー、マジ笑える。べたですが最高です。
 ■『Gメン』:Gメン登場の巻Part2。いよいよボス戦に突入しそうです。薫君がカッコいいすね。
 ■『六道の悪女たち』:新展開への序章の巻。ようやく乱奈さん主役回になりそう、かも!
 ■『BEASTARS』:レゴシの妹!? の巻。今週も新キャラ登場で、大変イイですね!面白い!
 とまあ、こんな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 では、今週の『鮫島』ニュースをお送りします。
 先週は、教習所時代の常松の様子が描かれ、後に【毘沙門】と四股名を変える当時のトンパチ速川君が順調に本割で勝ち星を挙げるのに反して、学生横綱として幕下からデビューした常松が、入門2場所目でも4勝3敗と、ようやくの勝ち越しを決めるのが精一杯だったという、皮肉な過去がラストで描かれました。
 今週は、さらに入門3場所目の7戦目の模様から描かれます。入門3場所目は、3勝3敗で迎えた7戦目。力士にとっては勝ち越しと負け越しでは天と地の差があるほど、後に大きく響きます。周りの親方衆も学生横綱と鳴り物入りで入門した常松のそんな苦戦をみて、「少々期待ハズレでしたな…」なんてことを言っています。
 そして、7戦目、相手はどうやら、鯉太郎や石川と同期の、あのどんぐり渡部君のようです。しかし……常松は、全く集中していません。常松が見ているのは、どんぐり渡部君ではありません。常松の脳裏には、クソ野郎だった父親や、そんなダメ力士だった父親をバカにする虎城親方の姿といった、いわば雑念が渦巻いています。そうです。常松はこの時、次のような思いで頭がいっぱいだったのです。
 「俺にとって相撲はただ金を稼ぐための手段…憎悪と嫌悪を固く握り 必死にそう言い聞かせていた……」わけです。思い出しますねえ、『Burst』の頃を。常は当時、鯉太郎に向かって言いましたよね。相撲界に入ったのはいわば就職だ、と。
 そして、そんな雑念に捕らわれていれば、どんぐり渡部君に勝てるわけもなく、あっさり負ける常松。入門3場所目は負け越しで場所を終えることになりました。そんな土俵を見ていたトンパチ速川は、あからさまに「うっわ~~~~~ダッセ~~~~」なんて笑ってます。しかし、同じく常の相撲を見守っていた鯉太郎は、心配そうな顔です。
 そして場面が変わって、国技館横のテラスでうつむく常松。この時の常松の脳裏には、妹や母の顔が浮かんでいます。心配しないで、俺は父親(アイツ)とは違うから。俺が必ず、楽させるから。そんなことを妹や母に言って角界入りしたのに「何をやってんだ…俺は………」と悩める常松。そこに、缶コーヒーを持って現れた男がいました。もちろん、我らが鯉太郎ですよ。そんな鯉太郎の気遣いに、常松はまた生意気なことを言います。
 「………やめてもらえますか…こういうの…気持ち悪いんで…」
 「ハハハ かってーなーお前は…本当よく似てるよ 俺とよ…」
 鯉太郎のこの笑顔は、とてもいいですなあ!優しく強い男の笑顔ですよ。しかし、常松は、そんな鯉太郎の言葉に、一瞬はっとして、すぐにまた怖い顔になって、鯉太郎と自分が似てるだなんて、冗談でも笑えない!と怒ります。なぜなら、鯉太郎は、なにしろ大関の息子。そして自分は三段目どまりでハイエナ芸者と揶揄されるようなダメ力士の息子。能力も性格も、生き方さえも遺伝でほぼ決まる、プロに入った途端、取組中にあのクズ野郎が頭によぎるんだ!と、常松は吠えます。
 しかし、鯉太郎は、静かに語ります。自分の父、元大関【火竜】も、親らしいことなんてしてもらったことはねえクソオヤジだったと。そして、言います。
 「ただよ…クソオヤジのせいでいろいろと生き辛かったけど オレに相撲を残してくれたことは感謝してる…お前も…そうだろ…」
 「………俺にとっては相撲はただ金を稼ぐ手段…それだけですよ…」
 「金のためだけなら お前ほど頭の回る奴…他でもっと稼げるだろ…好きなんだよ…相撲が……」
 「いや…俺は…」
 「じゃねーとそんなに負けて落ち込まねーし悔しくねーだろ…」
 もうですね、今週は本当に、皆さん、チャンピオンを買って読むべきですよ!!! マジで泣けるわ……鯉太郎の語りは続きます。
 「覚えてるか…お前が石川にのされた後 親方(オヤジ)に言った一言…あれは、己の弱さを知ってるからこそ吐けるんだよ…」
 「何を……勝手なこと…」
 「俺もクソ弱えーからよく分かるんだ…別に俺はお前に変われって言ってんじゃねえ…俺らみてーなのは意地張ってねーと立ってられないとこもあるからな…ただよ…もう少しいらねー力抜けよ…たとえ憎んだオヤジが相撲取りだったとしても…相撲は敵じゃねーからよ…」
 鯉太郎よ、お前ホントにすげえ奴だよ。お前だって『バチバチ』の最初の頃は超とんがってたのに、なんていい奴に成長したんだ!それもこれも、阿形さん、吽形さん二人の熱い戦いや、白水の兄貴の意地のようなものをしっかりと見つめ続けて、「空流部屋の魂」をきっちり自分に刻み込んだからだよな。もう、おっさん読者としては鯉太郎の成長は本当に泣けますな!! そしてそんな、鯉太郎の心は、常松のハートにも響くわけですよ。
 常松は今週ラスト、当時をこう振り返ります。
 「俺は空流に入らなければ…鯉太郎さん(このひと)と出会わなければどうなっていたのだろうか…必死に握りしめていたものは、恨みなどではなく…自分を支えていた大切なものなのだと そしてこの時初めて飲み込めた…俺は相撲が好きなんだと……」
 どうやら【松明】として立派な関取となった今の常松が誕生した瞬間のようですね。ラストの二人の会話もいいすねえ。常松は、ぼそっと小声で言います。
 「空流(ここ)でよかった……」
 「んっ?何か言ったか?」
 「いや…鯉太郎さんの今日の取組 脇が開きすぎて隙が多かったって言ったんですよ…」
 「ハハハ うるせーよ!負け越した奴が!」
 「くっ…見てて下さいよ…あなたより先に関取になってみせますから…」
 もうこのラストの会話で、『Burst』でクソ野郎だった常松が、『鮫島』ではデータ力士としてすっかり頼れる味方になった【松明】へ変身した経緯が明確に分かりましたね。そういうことだったんすねえ……いやあ、ホントにマジでお願いします。今週号は、ぜひチャンピオンを買って、実際に絵を見ながら読んでください。電子なら今すぐ買えますよ!! しかも今なら10円です!※2/12の23:59までの限定価格
 ホントに『鮫島』は最高すね!!! この常松回は、わたしとしては現状での『鮫島』最高のエピソードですね。はあ……もう【毘沙門】なんてどうでもいいぐらいす。鯉太郎よ、「強い」ってことがまるで分ってねえ、新弟子から「まるで成長していない」トンパチ【毘沙門】野郎をぶっ飛ばしてくれ!! 頼むぜ!!!
 というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
 ------
 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 --------
 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。
 今週、我々読者はとうとう、クソ野郎だった常松が【松明】として立派な関取となる誕生の瞬間を見届けました。いやー、なんというか、これは全国の部下を持つおっさん中間管理職にはぜひ読んでいただきたいすね。クソ生意気な部下を持つ方には特におすすめですよ。器ってやつですなあ、人間としての。そして、生意気なクソガキの部下は、結局自分を写す鏡だってことですなあ。マジで『鮫島』は最高です。さっさと【毘沙門】をぶっ飛ばして、再び【天雷】や【王虎】、そしてもちろん【猛虎】さんとの取り組みも読みたいですね! 絶対【猛虎】さんとは対戦してほしいなあ……なにしろ素人時代の借りがありますからね。佐藤先生、超楽しみに待ってます! 以上。

↓ そしてこの漫画はやっぱり単行本を買うべきだな……つーか、さっき買いました!電子で。ドヤァッ!

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、先日の横綱【稀勢の里】関の明治神宮奉納土俵入りをご覧になりましたか!? わたしが大好きな【松鳳山】関が堂々露払いとして参加したわけで、わたしはそっちに大興奮ですよ!同じ二所ケ関一門の関取として、【松鳳山】関も嬉しそうでしたな。そして横綱【稀勢の里】関の弟弟子である【高安】関も、太刀持ちとして一緒の時を過ごせて本当にうれしそうで、、なんかみんなが幸せそうなのがいいすね。しかし、【松鳳山】関は相変わらず黒いし、【高安】関は毛むくじゃらだし、面白い露払いと太刀持ちコンビで、わたしとしては大変ウケました。次の大阪場所がとても楽しみですな!
 というわけで、まずは週刊少年チャンピオン2017年第10号の概況です。
 ■巻頭グラビア:今週はナシ。
 ■『弱虫ペダル』:京伏ヤマさんの決意の巻。さあ、追いついちゃいましたよ!どうする泉田君!
 ■『牙刃道』:両断の巻Part2。完全に殺人犯ですね。クローン武蔵篇はもう飽きたっす。
 ■『囚人リク』:中門通過の巻Part2。面白キャラ玉木の面白さがまだ発揮されてません。
 ■『Gメン』:Gメン登場の巻。土井君ナイス!! これで形勢逆転だ!
 ■『六道の悪女たち』:平和な日常の巻Part2。乱奈さんはホント可愛いなあちくしょう!
 ■『BEASTARS』:雌鶏のプライドの巻。この雌鶏もナイスキャラで今週は超傑作ですよ。最高!
 とまあ、こんな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 では、今週の『鮫島』ニュースをお送りします。
 と、その前に、最新刊11巻の発売が先週から告知されています。

 この鮫島ニュースを毎週チェックしている方は、購入は義務ですのでよろしくお願いします。
 さて。先週からいよいよ10日目に入り、どうやら常松主役回のようです。『Burst』でとんでもないクソ野郎だった常松は現在、東前頭の立派な関取として、四股名も【松明】 と改め、妹や母親の面倒を見るイイ奴に変身したわけですが、そんな常松の教習所時代が先週のラストから始まりました。
 先週、常松は、自分の教習所時代を 何も分かっていない「どうしようもねえアホ」だったと述懐しました。しかし、今週いくつか新たに判明したことがあります。まず、常松が教習所に通っていたのは「5年前」だそうです。そして常松の初土俵は5月場所で、教習所に通っていたのは6月のことのようです。つまりですね、常松は鯉太郎の激闘、そして幕下優勝を見届けた後、ということになります。ここは重要なポイントですね。『鮫島』(2)巻で描かれた、まだ関取になる前の鯉太郎が【宝玉光】にガイにされたのも5年前。あの時、常はまだ髷も結えない状態でしたが、既にイイ奴になっていたので、どうやらやっぱり鍵は教習時代にありそうですな。
 で、教習所では、ゆとり力士養成員たちが、おしゃべりに夢中でまともに稽古していません。教官も大層おかんむりですが、その原因は、先週描かれた通り、常松が指導員の先輩力士をぶっ飛ばしてしまったからです。なので、指導員たちもすっかり縮み上がっていると、そんな状況です。
 そんな中、後に【毘沙門】と名乗ることになる、当時の速川君は、常と一番取りたくてたまらない様子です。常は偉そう言います。お前らのレベルに合わせて稽古したって何のメリットもないと。
 お前なあ……親方に強くなりたいって言ったのに、なんだよその態度は!
 しかし、トンパチな速川君も引きません。つか、コイツ、マジでバカなんですかね?デカい声でわめきます。
 「チッ…何だよ!逃げんなよ!! つまんねーなー!どっちがここで一番偉いのか 決めようって言ってるだけじゃん…」
 こんなことを言われては、常も黙ってはいません。あぁ?と凄んだところで、教習所に、さらにでかい声が響き渡ります。
 「オイオイオイ何だ何だ何だ!! この覇気がねー空気は!!?」
 この声の主はまさか!? わたしはドキドキしながらページをめくりました。たぶん、わたしはうれしくてにやけていた可能性が高いです。電車の中でしたが。 
 そうです! 我らが鯉太郎&石川のバチバチトンパチコンビの入場です!! そう、教官はたるんだ空気を壊すには「こいつらを呼ぶのがベストだろうと思っ」たのだそうです。教官、ナイスです!
 そして鯉太郎は、ゆとり養成員どもに言います。
 「オイ…挨拶は…!? 挨拶は!!!?」
 「ハイッ お疲れ様でございます!!」 と、一発でビビるゆとりども。いいですねえ! 
 しかし、トンパチな速川君はイマイチわかってません。まーた威張ってるのが来たね~~~~みたいな反応です。そして常に聞きます。どうするの常松君、またやっちゃう?と。しかし常は、もう場所での鯉太郎の熱い戦いを観ていますので、そんな馬鹿なことはしません。スッと鯉太郎の前に行き、きっちりと頭を下げて言います。
 「お疲れ様でございます…」
 鯉太郎も笑顔で、「おう!」と嬉しそうですよ。あのクソ生意気な常が、きちんと頭を下げるなんて、ホントうれしいじゃないですか。そもそもですね、常は大卒、つまりこの時23歳ぐらい。そして鯉太郎は、前の年に(?)高校中退(たぶん)で入門したわけですから、まだ17~18歳ぐらいですよ。歳の差が5歳はあるわけですが、この世界のルールがちゃんとわかってきた常に、おっさん読者としては胸が熱くなります。
 そして、常のそんな態度に、トンパチ速川君は、どういうこと?とハテナ顔ですが、【大吉】が教えてやります。
 「あの石川ってヤンキーみたいな人は 場所で常ちゃんを一撃で倒しているんだ…そしてその石川さんを倒しているのが幕下優勝してる鮫島鯉太郎さんだ 常ちゃんよりも強い同部屋の兄弟子だよ」 当然『Burst』を読んでいる我々はその時のことをよく知っています。ホントに一発でしたなあ。
 それを聞いて、またも「うはっ!」と嬉しがる速川君。
 「ちょっと! 邪魔! どけよ常松! 鮫島さん!俺と一番取ってもらえますか!」
 お前なあ!さっきまで「常松君」って言ってたくせに、もう呼び捨てかよ!そして鯉太郎は、まだ入門したばかりで腹筋の割れている速川君に、稽古をつけてやることにします。というわけで、鯉太郎と速川君は土俵に入りました。速川君は、右か左か、いや、絶対まっすぐ来る、と鯉太郎の動きを予想します。そしてその予想通り真正面からぶつかる鯉太郎。そこで、速川君は、石川ですら、「おっ……速ーぞあのガキ……」と心の中で思うほどのスピードで変化しました! しかし! そんな変化に全く慌てず、右手をハズにかけて、あっさり速川君を投げ飛ばします! 石川も思います。「まあ…俺らの比じゃねーがな……」
 土俵に大の字になった速川君は、その驚きに、爆笑で答えます。
 「強っえーーーーー!! アーハハハハ」
 まわりのゆとり養成員たちも鯉太郎の実力に唖然。そして、「つーか何笑ってんのアイツ……」と速川君の態度にも呆然です。そんな周りを一切気にせず、興奮気味に速川君は言います。
 「俺 速川って言うんス! スゲェっス鮫島さん! まさか今の動きに付いて来れるなんて…」
 「正面から来いよ正面から…今から稽古でそんなだとクセがついちまうぞ…」
 「でも…俺…軽いっスから…頭使わねーと…」
 「俺も入門した頃は虫みてーな腹してたんだよ…んなもんこの世界で言い訳にはなんねーぞ ただお前のスピードは大したもんだよ…それを逃げに使わず攻めに使えよ…」
 「うはっ! もう一丁いいっスか!?」
 「オウ! いくらでも来いよ…」
 鯉太郎はカッコいいすねえ!教官も、「あの鮫島(トンパチ)も成長したな…」と嬉しそうです。そして傍らの常に言います。
 「なぁ常松…上に行く力士ってのは度量もあるもんなんだぞ…お前には力がある…小さな力士になるなよ…」
 そんな優しい言葉に、この頃の常は変わりつつあるとはいっても、まだこんなことを言いました。
 「関係ないでしょ…学生ならまだしもここはプロの場だ…確かに鯉太郎さんの強さは認めるが オレは彼とは違う…何より考えるべきはどう番付を上げるか…自分がどう強くなるかそれだけでしょう…」
 まだ常は、「強い」ということがどういうことか、もがいていたわけですな……そして教習前期が明けた名古屋場所(七月場所)では、明暗が分かれます。なんと序の口を全勝優勝したのは速川君。そして常松は4勝3敗と何とか勝ち越しを決めるのがやっとでした。この時の常松は幕下かな? 三段目には落ちてないと思うけど、まだ幕内の壁を破れないでいたようです(※鯉太郎は、前場所で幕下優勝したわけですが、稽古のまわしが黒なので、まだ十両昇進には至ってなかった模様)。速川君が大喜びで鯉太郎に全勝優勝を報告に来て浮かれているそばで、常はタオルを頭からかぶって「こんなはずじゃ…こんなはずじゃねえ」とつぶやく有様。この時のことを、常松はこう述懐します。
 「あの時の俺はただ 突き付けられるリアルを視界から逸らし 崩れる自我を支えるのに必死だった…」
 そうか……常よ、今の【松明】になるまで、辛い日々があったんだな、やっぱり。そりゃあ、学生横綱を張った男だもんね、年下の力士に苦戦していては、プライドも何もズタズタでしょうよ。しかし、それでも今は立派な関取なわけで、きっと、鯉太郎をはじめとする空流部屋の兄貴たちの背中をしっかり目に焼き付けてきたんでしょうな。もう、何かそれだけで泣けるっすね。来週以降の展開も楽しみっす!

 というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
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 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。 
 どうやら、本当に常松主役回の様相を呈してまいりました。いいですねえ!大変イイと思います。そして、実はわたしは、『Burst』から『鮫島』に至るまでにどのくらいの時が経ったのか、はっきり分かっていなかったのですが、今週のお話で明確に5年と判明しました。【宝玉光】にガイにされていた頃が5年前だったので、あれはこの常の教習時代とほぼ同時期なんすね。これは、ちょっと『バチバチ』から『Burst』を経て『鮫島』に至る、年表的なものをまとめておいた方がいいような気がしますな。リクエストがいっぱい来たら、記事にまとめようとと思います。いやー、それにしてもホント、常松話は泣けそうですよ! 以上。

↓ というわけで、わたしはいつも通り、紙と電子の両方を買って応援します!

 

 というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、先日の日曜日に熱戦の幕が閉じた大相撲ですが、わたしの愛する【松鳳山】関は、中盤は負けが込んでいたのですが後半は3連勝で最終的には7勝8敗と惜しくも負け越しで終了しました。惜しかったなあ……ホントに。って、それよりもですね、とうとうあの【稀勢の里】関が優勝し、そして昨日、ついに第72代横綱へと昇進いたしました。わたしは、強い相手に対しては強さを発揮するものの、格下相手にはするっと負けてしまったりすることのある【稀勢の里】関は、ホントにこの人は強いんだか弱いんだかわかんねえ、とか思っていたわけです。しかし去年は優勝回数0回なのに年間最多勝を獲り、いよいよその強さは本物になってきたぞ、と今場所は期待していたので、千秋楽で横綱【白鵬】関を下した相撲にはもう大興奮ですよ。あの千秋楽で負けていたら、横綱昇進もなかったかもしれないわけで、大変血圧が上がりました。【稀勢の里】関、本当におめでとうございます!! 今場所は本当にカッコ良かったぞ!
 というわけで、まずは週刊少年チャンピオン2017年第9号の概況です。
 ■巻頭グラビア:久松郁美嬢。実に素晴らしいBODYですね。
 ■『弱虫ペダル』:全員丸坊主の巻。京伏ヤマさん……なんかよく分かんねえ決意すね。
 ■『牙刃道』:両断の巻。もうみんな囲んで撃っちゃえばいいんじゃね……?
 ■『囚人リク』:中門通過の巻。妙な面白キャラは玉木進之介というそうです。
 ■『Gメン』:勝太大ピンチの巻。これは土井君が援軍を呼んでいる展開と思いたい。
 ■『六道の悪女たち』:平和な日常の巻。乱奈さんと幼田さんの関係もいいすね。
 ■『BEASTARS』:レゴシ君尻尾を振るの巻。この先、ルイ先輩も絡んでくるのかな?
 ■『サウエとラップ~自由形』:なんとあの名作『いきいきごんぼ』の陸井先生が大復活ッ!!!でもちょっと……どうなんでしょう、これは……。
 とまあ、こんな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

  さて。では、今週の『鮫島』ニュースをお送りします。
 先週は、とうとう鯉太郎の十日目の相手が、新キャラの【毘沙門】であることが判明しました。しかも【毘沙門】は、北里部屋所属であり、我々『バチバチ』時代からのファンには「どんぐり」君でおなじみの渡部仁くんの弟弟子であることも判明しました。 おまけに【毘沙門】は、常松こと【松明】や【大吉】と同期であることも判明しています。今週は、その北里部屋の十日目の朝げいこの模様から始まります。
 朝げいこで、どんぐり渡部君たちを相手に汗を流す【毘沙門】。もう十日目だというのに疲れを見せないタフな男のようです。しかも、これ以上は、とヘトヘトなドングリ渡部くん に対して、弟弟子だってのに、生意気なことを言います。
 「頼むよ~~~~仁パイセン~~~~…そんなんだからいつまでたっても関取になれないんだよ~~~」
 そんな無尽蔵のスタミナを誇る【毘沙門】に、どんぐり渡部君は思います。こういう奴を観ているとつくづく自分が凡人だと思う、幕内になる人間はやはりモノが違う、と。そして、こんなに稽古が好きな奴はいないんじゃないかと思う一方で、どんぐり君の脳裏には、いやいや、他にも一人いたな、と教習所時代の記憶がよみがえります。そうです。どんぐり君の同期である我らが鯉太郎ですよ。
 「さすが鮫島君に憧れてることはあるよ…君と稽古してると、彼との教習所時代を思い出す……」
  しかし、生意気な【毘沙門】は、こんなことを言います。
 「ハァ? アハハハ  ちょっとやめてよーーー憧れてるっていつのことだよそれ!たしかに昔はカッコ良かったけどさ~~~鮫島(アイツ)今はお話にならねーじゃん……前に顔合わせた時なんて楽勝だったし」
 どうやら鯉太郎と【毘沙門】はもう1回以上は対戦したことがあるようです。そしてさらに【毘沙門】はチョーシこいたことを抜かします。
 「今は番付も強さも俺の方が上だよ~~~? 昔教えてもらったんだよね~~~……この世界 強さが全てだってさ~~~……鮫島(アイツ)はもう俺よりも下だよ」
 なかなかムカつく野郎のようですよ、この【毘沙門】て野郎は。そして場面は空流部屋に移ります。入念にストレッチをしている鯉太郎。曰く、ちゃんと体と会話して、どこにガタが来ていてどこが動くのかを把握しておくのだそうです。そんな鯉太郎を切なげに見つめる椿ちゃん。もちろん、美和子先生に言われたことが頭によぎります。心配だよね……そりゃあもう。
 そしてその脇では、【白水】兄貴と常松こと【松明】が稽古中です。常松の激しい稽古に、【白水】兄貴も、場所中なんだからこれ以上は取組に支障をきたすぞと心配です。そうです。先週明らかになったように、常松の頭の中は、大嫌いな親父の影がちらついているわけです。子供のころ、ダメな父親に、どうせ俺の子供なんだからお前なんかダメに決まってると言われた常松。 それでも必死に頑張り、学生横綱のタイトルを獲って空流部屋に入門した当時、鯉太郎や【白水】兄貴を舐めきって、【王虎】や当時の【石川】に負け、悔しくて泣いたときに、今は亡き先代の空流親方がかけてくれた言葉を思い出す常松であります。
 「要するによ……強くなりてーーんだろ…?」
 あのシーンは『Burst』でもかなりいいシーンですね。まあ、ズバリ言うと『SLUM DUNK』の「バスケがしたいです……」でおなじみのあのシーンと同じですが。
 ともあれ、常松は、先代の言葉を思い出しながら、ふとつぶやきます。
 「俺は……強くなったんでしょうか……」 
 その言葉に、鯉太郎はハッとします。そして椿ちゃんは、何言ってんの、幕内の力士が、と元気づけます。弟弟子たちも、そおっすよ!松明かり関の相撲の強さは誰しがみとめるとこじゃないっスか! と言ってくれます。しかし常松は、「強さ」が、単純な相撲の勝負だけのものではないことを、今やしっかり理解しているのでありました。常よ、お前本当に成長したな!! 常松は言います。
 「いや………そうじゃねぇんだ…いや……その強さだけじゃなかったんだ……」
 というわけで、常松の教習所時代に時はさかのぼります。我々は『Burst』時代のクソ生意気な常松を知っていますので、想像は尽きますね? その想像通り、やっぱり教習所でも、クソ生意気なガキでした。 指導員の先輩力士に礼を失した態度で当たり、稽古でも腕を極めてヤマ行かせるような態度です。生意気なクソ野郎だった常松は、こんなことを偉そうに言ったようです。
 「分かりました……? あんたらは俺より下だ…今後一切俺に馴れ馴れしい口を利かないでもらえますか…? この世界 土俵の上では対等でしょ…いや…強い奴が偉いんだよ…」
 そしてこんな生意気な言葉に、一人の新弟子が目を輝かせて「うはっ!」と反応します。そうです。後に四股名を【毘沙門】とする、当時の新弟子北里部屋の速川君でありました。
 そういうことだったんすね!! どうやら今回は、やっぱり常松回のようですな。常松は当時の自分をこう表現して、今週は終わります。
 「あの頃の俺はナマイキでイジけてて…”強さ”とは何か まるで分かっちゃいない…どうしようもねえアホだった…」
 いいすねえ―――!! 今回もとてもイイですよ。あの頃の「どうしようもねえアホ」だった常松のことは、我々は『Burst』でいやというほどよく知っています。 あの常が、今や立派な関取。そこには兄弟子たちの背中をしっかり見てきた歴史があるわけです。泣かせるわ……もう常松のエピソードだけで泣けますね。
 しかし一方の速川君こと【毘沙門】は、未だそれが分かっていないわけで、こりゃあ鯉太郎との取り組みがものすごく楽しみですなあ!!  しかしまた、回想が結構入ってきそうな予感がしますが、大変大変楽しみであります!

 というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭5枚目。←今週番付判明!!
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 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。 
 どうやら、十日目は【毘沙門】との対戦というより常松が中心のお話になりそうな予感ですが、その展開は大変期待できそうですな。常はホント嫌な奴だったからなあ……。「強いとは何なのか?」。これは『はじめの一歩』でも大変おなじみのテーマですが、あの常松が、それを真摯に考え続けてきたというだけでわたしはもう泣きそうですよ。やっぱり、鯉太郎は背中でいろいろ語って来たんすねえ。いやー、ほんと『鮫島』は最高っす!以上。

↓ 現実世界では稀勢の里関の横綱昇進で大変盛り上がっております。


 

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