というわけで、昨日は祝日だったので一日遅れですが恒例の週末映画興行データです。
 この週末は、邦画の注目作2本が公開されました、が、わたしは特に興味がなかったので観に行っていません。それよりも、3日後の3/25(金)からいよいよ始まる『BATMAN v SUPERMAN』が楽しみでならないわけですが、一方では、きっとコレジャナイとため息をつきそうな予感がしてならないため、かなりドキドキです。わたしのような映画オタをぎゃふんと言わせる素晴らしい作品であることを祈っています。当然、金曜日の夜、初日に観に行く予定です。というわけで、あまりネタがないのでランクをさらっと流して終わりにします。

 では、さっそくいつもの興行通信社の大本営発表から。
 1位:『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』はV3達成。昨日の祝日で既に20億突破したとのこと。これは去年よりハイペースか。本当に今年は40億を超えるかも。好調維持。
 2位:『僕だけがいない街』が公開土日で2.2億スタート。期待通りのヒットと言ってよさそう。18億~15億は堅い勢い。20億までは、今のところ厳しめか。今後の状況要チェック。原作コミック、アニメも大ヒット。
 3位:『アーロと少年』が9日間累計で6億チョイか? やはりPIXER作品としてはややおとなしい興行となっている模様。
 4位:『ちはやふる―上の句―』が公開土日で1.7億スタートと、ほんの少し厳しい。原作の人気からすれば、もっと稼ぐと思っていたが、『僕街』の後塵を拝した。恐らくは、『僕街』は、アニメがまだ放送中であるし(今月で終了かな?)、原作漫画も先日完結を迎えて、書店店頭での目立ち具合はきっと『ちはやふる』より上だったのではないかと思う。いや、でも『ちはやふる』の単行本最新刊が3/11発売で出たばかりだから、そんなことないか。これはひょっとすると、いわゆる「2部作連続上映モノ」がお客さんに飽きられてきたor敬遠されている、という事かもしれない。それと、原作の読者層の濃さの違いも影響しているような気もする。一般少女漫画の『ちはやふる』よりも『僕街』のほうが、ファンの熱量は高そうなので。いずれにせよ、広瀬すずちゃんはウルトラ可愛いと思います。
 5位:『エヴェレスト 神々の山嶺』が9日間で6億ほどだろうか。この分で稼いでいけば、15億は行きそうですね。10億に届かないなんてことにはならないと思う。
 6位:『映画プリキュアオールスターズ』が公開土日で1.3億。 これは去年の春のプリキュアと同等の数字。ここ数年ちょっと厳しい状況で10億には届いていない。今回20本目の映画だそうです。
 7位:『家族はつらいよ』が9日間合計で、これも6億ほどかな。わたしも観ましたが、最高でした。やはり平日興行がいいみたいですな。シニア客中心なので、動員数が伸びても単価が安い模様。恐らくは当初予測通り15~16億は稼いでくれると思われます。
 8位:『黒崎くんの言いなりになんてならない』が23日間で8億台に乗ったのではないかと思う。何度も同じことを書きますが、このスクリーン規模なら大健闘だと思います。
 9位:『天使にアイム・ファイン』がランクイン。映画オタクを名乗るわたしが知らない映画があるんだ、と思って調べたら、なるほど、そういうことかと判明。知りたい方は、タイトルに貼ったリンクをどうぞ。
 10位:『オデッセイ』:46日間累計で34億に乗ったかと思われる。35億まで届くか微妙かと先週書いたけど、これは最終的にはなんとか届きそう……かも。頑張れワトニー!

 以下、『信長協奏曲』は最終的に45億まで行く可能性大ですね。まだ行っていないと思うけれど。それから、いよいよ上映終了間近の『スターウォーズ/フォースの覚醒』は115億着地ぐらいで決着になりそうですな。あと、アカデミー助演女優勝を受賞した『リリーのすべて』は13位だそうで、0.5億も届いていないのではないかと思う。スクリーン数も少ないのでやむなしだが、ちょっと興行的には厳しい。わたしの愛する『Carol』もそうだったけれど、もっと公開スクリーンが多くてもいいのになあ。もったいない……。そして『ガルパン』はとうとう動員100万人を超えたそうですね。公式ブログに載っていました。それに、今「4DX」の興行がかなり貢献しているようで、単価が非常に高いことも影響しているようですな。いやあ、本当にすごいことですね。

 というわけで、結論。
 相変わらず毎年恒例の春の『ドラえもん』の強さの前に、今週 公開の『僕だけがいない街』『ちはやふる』は届かず。わたしとしては、『家族はつらいよ』がじわじわと売れ続けてほしいですが、いよいよ来週の『BATMAN v SUPERMAN』は果たして最初の週末でいくら稼ぐでしょうか。ちなみに、前作の『マン・オブ・スティール』が2.6億スタートで最終10億にも届かず。まあ、今回は10億は超えると思うけれど、どうなることか、楽しみっすな。以上。

↓観てない人は、全然話についていけないと思います。今回の『BATMAN v SUPERMAN』は完全に続きのお話だし、前作『マン・オブ・スティール』は非常に特殊な話で、今までのスーパーマンとはまったく違うので。予習は大丈夫ですか!? 
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ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2015-06-17