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 たぶん、わたしの記憶によれば、わたしが平原綾香ちゃん(以下、あーやと略)をかわいい、と初めて思ったのは、2008年にCXで放送されたドラマ『風のガーデン』であったと思う。あーやちゃんは、ご存知の通り2003年に「Jupiter」でデビューして、その頃はすでにもう知名度は上がっていたはずだが、わたしはあーやちゃんに対してほぼノーチェックで、2008年の『風のガーデン』というドラマにチラッと出演しつつ、その主題歌を歌っている姿を観て、初めてわたしは、おっと、ちょっと可愛いんじゃね? と思ったのである。
 そのドラマは、中井貴一氏が主役で、東京の医者の役だったのだが、末期がんであることが判明して、倉本聰氏による脚本ということで舞台は東京から故郷(?)の富良野に移り住む。そして最終的には富良野で静かに亡くなる、というかなり泣ける物語であったが、あーやちゃんは主人公の東京での恋人(?愛人というべきか?)で無名の歌手、という設定で、最終回に、主人公を偲んで主題歌の「カンパニュラの恋」を切々と歌うシーンが素晴らしくて、わたしはもうやけに感動してしまったのである。歌声が素晴らしいのは世に知られている通りだが、とにかく、一筋流す涙に、わたしは完全ノックアウトされたのだった。
 以降、わたしはあーやちゃんをずっと気にしていて、コンサートに行ったことはないけれど、車ではCDをよく聞いていたのだが、まあ、実際それっきりであった。しかし、わたしは2015年に、再びあーやちゃんに大注目することになったのである。それは、わたしの大好きな作品『The Sound of Music』の制作50周年記念として発売されたBlu-rayにおいて、マリア先生の日本語音声版をあーやちゃんが演じたのである。これがもう、超魅力的で、歌はもちろん、演技ぶりも実に素晴らしく、これはすごい、やっぱりあーやちゃんは大変な才能ある人だ、という認識を深めたのであった。
 そして。ミュージカル好きのわたしとしては、その見事なマリア先生ぶりから、いっそ、あーやちゃんはミュージカルに進出すればいいのに、と思っていたのだが、実はすでに2014年の段階で『Love Never Die』に出演されており、まったく気が付かなかったわたしは当然観ておらず、うおお、マジかよ、抜かってた!と自らのボンクラぶりに失望していたのである。
 しかし。そんなわたしの願いをかなえてくれる、あーやちゃん主演のミュージカルが7月から帝劇で始まっており、わたしはもう3月ぐらいだったかな、チケットも早々に入手し、今日、ミュージカルの聖地たる帝劇へ推参した次第である。そのタイトルは『Beautiful~The Carole King Musical』。本場Broadwayでは2014年から今もなお上演されている、アメリカ音楽界のレジェンドともいうべきCarole King女史の伝記的ミュージカルである。
 そしてもう結論を言うが、あーやちゃんの圧倒的な歌唱力と、可愛らしい演技でわたしはもう大感動&大興奮&大満足となったのである。マジ最高でした!
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 ↑帝劇では絶賛上演中だが、来週でもう終わってしまいます。
 ↓そして、上の写真、下の写真でもわかる通り、主役のキャロルは、あーやちゃんと、声優として、そしてシンガーとして大人気の水樹奈々嬢のダブルキャストである。
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 わたしはあーやちゃんが観たくて観に行ったので、水樹奈々嬢Ver.は観ていないわけだが、動画が公開されている二人のパフォーマンスを観ると、相当の違いがあって、歌い方や声など、ある意味全然違う個性があって、水樹奈々嬢Ver.も観に行けばよかったと超今さら深く後悔している。実際のところ、ラスト1週間もまだ平日の昼の回とかならチケット買えるようだが……ちょっと無理だなあ……残念ながら。しかし、あーやちゃんには申し訳ないのだが、チケットの売れ行きはどうやら水樹嬢の回の方が売れているような印象を受けた。まあ、大人気声優だし、さもありなん、とは思うし、そもそもお二人を比べるつもりもないけれど、わたしとしては今日観たあーやちゃんVerは大満足であった。

 ↑こんな感じに、結構違いがあって、ホント両Ver.観に行けばよかったよ……まあ、もはや超今さらなのでどうしようもない。
 で。物語は、Carole King女史のサクセスを追ったものとわたしは思っていたのだが、実際にはそう単純なものではなく、夫となる男との出会いや、出産、大ヒットを飛ばすサクセスの後に訪れる別れ、そして良きライバルとしてしのぎを削った人々との交流などが丁寧に描かれ、大変見応えがあった。もちろん、全編Carole女史の名曲のオンパレードである。
 パンフレットによると、特定のアーティストが手掛けた楽曲でミュージカル・ナンバーを構成する作品を「ジュークボックス・ミュージカル」というのだそうだ。例えば『マンマ・ミーア!』はご存知ABBAの曲だけだし、『ジャージー・ボーイズ』はフランキー・ヴァリの曲で構成されていることは、映画版しか見ていないわたしでも知っての通りで、ああ、なるほど、ジュークボックスか、と納得である。で、こういったジュークボックス・ミュージカルは2系統あるそうで、『マンマ・ミーア!』タイプは「物語型」で、オリジナルの物語に上手く既成曲をあてはめているものを指し、もう一つは「伝記型」で、『ジャージー・ボーイズ』や本作『Beautiful』のように、主人公はそのアーティスト本人で、その人の人生を楽曲で綴るという形になっている。
 正直に告白すると、わたしはCarole King女史といえば、いわゆるシンガー・ソングライターの草分け的なお方だと思っていたのだが、本作を観てそれが全然間違いであることを初めて知った。彼女は、もともとソングライター(作曲担当)であって、自分では歌わない人だったんですね。そして詩は旦那が書いていたんですな。つまり、顔出しはしない、言ってみれば普通の主婦、だったんですな。さらに言うとその夫婦でソングライターをしていた時代の作品が、さまざまな有名な曲として大ヒットしていたんですな。しかし、その後、旦那との悲しいすれ違いの末に離婚を経験し、住み慣れたNYCブルックリンを離れて西海岸LAに引っ越し、そこから初めて、自分で歌うようになったんですね。そうだったんだなあ。全然知らなかったす。
 わたしが今日観て、非常に素晴らしいと感じたのは、あーやちゃんによる演技は、「普通の主婦」という人物像が見事に反映されている点で、確かにその才能は全く普通の人ではないけれど、子を育て、服もメイクも全く普通の女性である、という点にとても興味を持った。
 失礼ながら、あーやちゃんの、健康的な(わたし好みの若干むっちり目な)体つきも、その「普通」な人を表現するのに一役買っているような気がする。たぶん、素のあーやちゃんにもし街で出会ったら、その纏う「普通じゃない」オーラに圧倒されることになるのだろうと想像するが、本作ではそのオーラを封印し、実に「普通」で、実に見事だとわたしは感じた。この点は、かわいくてほっそりして、オーラがバリバリな水樹嬢がどう演じたのか非常に興味があるところだ。キャロルという人物は、ある意味天才タイプだと思うけれど、天才アーティストにありがちな、エキセントリックな行動もないし、まったくの常識人だし、その才能が稼ぎ出したであろう財産も別に浪費することもなく、ひけらかすこともなく、いたって「普通の人」なのだ。なので、正直物語が生まれようがないというか、ヤマ場が作りにくいようにも思う。だけど、そんな普通の女性が、夫との別れを経て、複数の曲を物語として、「アルバム」を出したい!と思うに至る流れは非常に感情移入できるもので、実際とても引き込まれたし、ラスト、とうとうカーネギーホールでのコンサートに至るラストは、観ていて、ホントに良かったね、と心から応援したくなるような爽快感があった。そして何より、あーやちゃんのソウルフルな力強い歌声がもう、ハートに突き刺さりますね。いやあ、本当に素晴らしかったよ。まさしくブラボー! でありました。
 そんなあーやちゃんを支える、5人のキャストを紹介しておこう。
 まず、旦那であるジェリーを演じたのが、伊礼彼方氏。わたしにとって彼は『ミュージカル・テニスの王子様』における六角中の佐伯さんですよ。彼の「一つやり残したことがあってね~」という歌がわたしはかなり好きでしたなあ。もう10年ぐらい前の、わたしが初めて生で観た比嘉中戦でしたな。今やすっかり日本ミュージカル界において様々な役を演じる実力派だけれど、あれから、伊礼氏もずっと鍛錬を重ねていたんだなあと非常に感慨深いです。今回の役は、精神を病んでしまう非常に難しい役だと思うけれど、大変カッコ良かったすね。もっと歌ってもらいたかったなあ。
 そしてCarole女史のライバルとして登場するバリーとシンシアのペアを演じたのが、中川晃教氏とソニンちゃんだ。二人とも、日本ミュージカル界ではおなじみの実力者ですな。中川氏の特徴であるファルセットは炸裂しまくるし、ソニンちゃんも本当に上手い。この二人は、Carole女史のライバルソングライターチームなのだが、決して足を引っ張りあうようなことはなく、常に切磋琢磨し、時に悩みの相談をお互いするような、美しい関係で、とても善良な二人であった。笑わせてくれるようなコメディ・リリーフの役割もあって、大変笑わせてもらいました。二人の歌・演技ともに素晴らしかったと絶賛したい。
 全然関係ないことだが、わたしは、常々、楽器が弾けたらカッコいいだろうなあ……とモテない男として妄想していたけれど、ミュージカルを観るようになってからは、ひょっとしたら楽器が弾けるよりも、歌がうまい方がカッコイイのではないだろうか? と思うようになった。どうすればあんなにカッコ良く歌えるようになるんだろう……訓練あるのみ、だろうけど、一体全体、何をどう訓練すればいいんだろうか……。どっかに教わりに行くしかないすかねえ。
 話がそれた。あと二人。Carole女史の才能を買い、何かと面倒を見てくれるレコード会社の社長ドニーを武田真治氏が、そしてCarole女史のお母さんを元宝塚TOPスター剣幸さんがそれぞれ演じていた。二人ともほぼ歌わないのだが、ドニーのキャラは大変良かったですなあ。こういうお話にありがちな、強欲な社長では全然なく、これがまた超善人だし。そしてお母さんは元々Carole女史を教職につけたくて、音楽の道に進むことを反対していたのに、ラストのカーネギーでのコンサート前には、あたしが歌を教えたのよ、この子ったら教師になるなんて言ってたのに、と調子のいいことをさらっと言っていて、まあそこは大変笑わせてもらいました。
 しかし、カーテンコールでぴょんぴょん飛び跳ねて喜びを全身で表すあーやちゃんは本当に可愛い女子だなあ、とわたしのあーや株はもう急上昇である。いや、この娘はかわいい! と思いを深めるわたしであった。本当に素晴らしかったよ。


 というわけで、もう結論。
 今日、帝劇にて絶賛上演中の『Beautiful~The Carole King Musical』を平原綾香さんVer.で観てきたのだが、まあとにかく大興奮であった。あーやちゃんの歌はホントに凄い。どうすればあんなに歌えるんだろうか? ちょっと想像がつかない。そして、あーやちゃんの演技も実にお見事で、わたしはCarole Kingという人がこんなに普通な女性であることを初めて知った。あーやちゃんは何というか……その声も可愛いし、その体つきも実に普通というか……なんか、人工的じゃないんですよね。無理にダイエットして作り上げた体じゃないというか、実に女性らしいラインで、大変魅力的だと思う。要するに、今日わたしは再び、平原綾香という女性にぞっこんとなったのである。また、ぜひともミュージカルに出演していただきたいと思う。その才能は、本物ですよ。まさしくビューティフル! とにかく、最高でした。以上。

↓ ホント、なんでオレはドレミの歌でこんなにも胸にジーンとくるんだ? というぐらい、平原綾香嬢の吹き替えは素晴らしいと思います。こちらも超必見ですよ!
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2015-05-02

 このBlogで何度か書いている通り、わたしは学生時代に19世紀ドイツ演劇を専攻していたのだが、当然のことながらShakespeareやフランス喜劇、ロシア戯曲なども、日本語で読めるものはかなり片っ端から読んでいる。実のところ、わたしが真面目に勉強していたドイツ演劇よりも、面白い作品はよそにあって、やっぱりShakespeareは確実に別格であろうと思う。わたしは中でも『Henry IV』が一番好きなのだが、Shakespeareは喜劇も面白く、中でも『As you like it』、日本語タイトル「お気に召すまま」も、とても面白かった記憶がある。
 記憶がある、と若干逃げた表現をしたのは、実は正直に自白すると、もう細かいことは憶えていないからだ。何度も読んでいるわけではなく、この「お気に召すまま」は1回しか読んでいないので、主人公のおてんばな女子が男装して大活躍する、ぐらいは憶えているけれど、細かいことはすっかり忘れている。今、わたしの本棚を漁ってみたところ、わたしが持っている岩波文庫版の『お気に召すまま』は1989年11月発行の49刷であった。うーん、もう27年チョイ前か……なんてこった、そりゃあオレも鼻毛に白髪も混じるわけだよ……やれやれ。
 というわけで、今日は日比谷のシアタークリエで上演中の『お気に召すまま』を観てきた。何故かといえば、作品が好きだからでは決してなく、単に、主演がわたしが愛してやまない元・宝塚歌劇団星組のTOPスター、LEGENDこと柚希礼音さん(通称:ちえちゃん)であるからだ。ちえちゃんがミュージカルではなく、普通の、しかもShakespeare劇に出る。そりゃあ、わたしとしては観に行くに決まっているのである。当然というか、もはや義務であろう。そして、観終って思うのは、やっぱちえちゃんは可愛いなあ~、という完全に単なるおっさんファンとしての当たり前な感想であった。かなり女子も板についてきた(?)ちえちゃん。最高でした。

 たぶん、世の中的に、ちえちゃんと言えばまずはダンス、そして歌、というわけで、芝居はその次、なイメージというか評価ではなかろうか? いや、どうだろう、わたしだけかもしれないな、そう思っているのは。いずれにせよ、実はわたしは今日観に行く直前まで、今回は『お気に召すまま』をミュージカル仕立てにしてあるのかな? と盛大な勘違いをしていたのだが、全くそれはわたしの勘違いで、実際、全く普通のストレートプレイであった。故に、ちえちゃんがダンスも歌ナシで芝居だけでShakespeareに挑戦すると知ったときは、かなり驚いた。でも、この挑戦は結果的に非常に素晴らしかったとわたしはうれしく思う。また、今日ちょっと驚いたのは、シアタークリエという中規模劇場で、セリフは生声であった。でも、これはちょっと自信がない。時に双眼鏡も使って観ていたのだが、全員(?)マイクを装着していたのは間違いない、が、明らかに声は舞台から聞こえてきていて、生声のように感じられた。ちえちゃんは、元々声が低く、正直、演劇の通る発声ではない。それでも、後半男装の麗人、という女子を元気にかわいらしくカッコよく、演じ切っていたと思う。
 前半の青いワンピースは可愛かったすね。まあ、華奢には見えなかったけれど、十分以上に女子ですよ。あのウルトラカッコイイ男役としての柚希礼音ではなく、明らかに女子のちえちゃんは、男のわたしから見ると実に可愛いと思う。ラストの純白ウエディングドレスも良かったすね。そしてカーテンコール(というべきかアレ?)で一曲歌ってくれたのは、まあサービスなんでしょうな。久しぶりのちえちゃんの生歌、堪能させていただきました。ちえちゃんは、今後もすでに次のミュージカル出演も決まっているし、ホント順調にキャリアを重ねてますね。今回の芝居だけ、という作品の経験は、そしてShakespeare作品ということですげえ多いセリフ量の芝居を演じ切った経験は、きっと今後につながる貴重な経験になったと思うな。ずっと応援していきたい所存であります。
 で。ちえちゃん以外のキャストでわたしが素晴らしいと思ったのは、やはりロザリンドの親友シーリアを演じたマイコさんだろう。妻夫木くんと結婚したことでも最近おなじみだが、わたしはこの人で一番強烈に印象に残っているのは、チョーヤの梅酒「さ~らりとした~梅~酒」のCMだ。まあ、すっげえ美人ですな。あと、草彅剛くんの映画『山のあなた~徳市の恋』も印象的でしたね。今回のシーリアは、わたしのマイコさんのイメージ(=物静かな和美人)とは違う積極的でよくしゃべる役で、その点もとても新鮮に見えたし、実際、ホントセリフ量も多くてお見事でした。
 それから、わたしは今日初めて知った方だけど、オーランド―を演じたジュリアン君もかなりいいですな。パンフレットによると、彼のお父さんがアメリカ人だそうで、10代まで日本で育ってアメリカに渡り、オフ・ブロードウェーでも活躍した方だそうだ。てことは、彼も歌えるんだろうな。ぜひ一度、彼のミュージカルを観てみたいなあ。かなりカッコいい。そしてかなり鍛えているようで、いい筋肉も見せてくれました。ちょっと名前と顔を憶えておきたいすね。
 キャストに関しては、1人わたしがよく知っている方が出演していた。それは伊礼彼方氏。彼をわたしが見るのは、たぶん10年ぶりぐらい。彼は、わたしが初めて見た『テニスの王子様ミュージカル』で六角中の佐伯虎次郎というキャラ役で出ていたので、わたしは知っていたわけです。あれからもう10年。きっと、不断の努力を続けていたんだろうなと思う。今では結構いろいろなミュージカルに出演しているので、名前はちょこちょこ見かけていたけれど、実際に観劇したのは「テニミュ」以来、今回が初めてだ。『エリザベート』でもルドルフを演じたこともあるんですな。今回は歌がないけれど、わたし、佐伯虎次郎の「ひとつやり残したこと」って歌が好きだったんすよね……。上手いかどうかはともかくw
 あと、そうだもう一人。Shakespeareの作品では、多くの場合「道化」という存在が登場して、意外と重要な役割を演じる場合が多い。そして「道化」は、実は作中人物の中で一番頭が切れて物事の本質を、主要キャラに代わってしゃべる場合が多いのだが、今回の『お気に召すまま』にも道化は出てくる。そして今回その道化役であるタッチストーンというキャラを演じたのが、芋洗坂係長だ。驚いたと言ったら失礼だけれど、滑舌もよく、芝居ぶりも楽しく、非常に良かったと思う。さすがというか、きっちり訓練された演技者として、技ありというか大変素晴らしい芝居ぶりだったと思った。この人、元々ダンサーなんすよね。お見事です。

 というわけで、もうなんか書くことがないので結論。
 今日観に行った『お気に召すまま』は、わたしとしてはちえちゃんを観に行ったわけで、その点では大変満足である。ますます女子化が進行しているちえちゃん。アリです。実にアリですよ。ただ、芝居として、時代設定を1960年代終わり(?)に変換したのは、我々日本人には全く通じないと思う。その点では、正直何だったんだという気がしてならない。我々日本人には全くピンとこないというか、ほぼ意味がなかったように思う。いっそ原作ママのコスチュームプレイでもよかったのかもしれないすね。まあ、変に現代化するよりいいのかな。結論としては、ちえちゃんは大変かわいい。それがわたしの一番言いたいことであります。以上。

↓ わたしが持っているのは岩波文庫版。定価310円でした。今は税込み540円だそうです。
お気に召すまま (岩波文庫 赤 204-7)
ウィリアム・シェイクスピア
岩波書店
1974-05-16

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