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 昨日は早めの昼食をとってから、一路有楽町へ馳せ参じ、ミュージカルの聖地でお馴染みの帝国劇場、略して帝劇へ行ってきた。理由はもちろん、現在帝劇で絶賛上演中のコイツを観るためである。
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 ジャニーズきってのミュージカル俳優として名高いKinki Kidsの堂本光一氏と、ミュージカル界のプリンスでお馴染みの井上芳雄氏のダブル主演作、『Knights Tale―騎士物語―』であります。まあ、結論から言うと、古臭いというとネガティブだが、ある意味様式美ともいえる非常にShakespeare的セリフ回しで、このBlogでも何度か書いたことがあるけど、わたしは日本語で読めるShakespeare作品をほぼすべて読んでいるので、なんか懐かしさも感じ、大変楽しめたのであった。そして、もちろん、光一氏&芳雄氏の歌は素晴らしいし、さらに言うと、二人のヒロインがもの凄く良かった! のである。いやあ、参ったすね。わたしは初めて上白石萌音ちゃんの歌を聞いたけど、この方は相当イイ! 全然知らなかったので、非常に驚いたっす。

 さてと。まずは物語からまとめると、二人の仲良しの騎士がいて(二人はいとこ同士)、同じ女性を好きになり、その取り合いで絆が壊れてしまうけれど、全く別の女子が片方の騎士を好きになって、まあ、結果めでたしめでたしになるというお話である。サーセン。超はしょりました。詳しくは公式サイトをチェックしてください。
 この物語は、Shakesperare作品を大抵読んでいるわたしであっても、実は全然知らなくて、こんな作品があることすら、情けないことに知らなかった。というのも、もともとGeoffery Chaucerの『The Canterbury Tale』(読んだことあるけど全然覚えてないす)の中の『The Knight's Tale』が原典だそうだが、どうやらこの作品の原作である『二人の貴公子』という戯曲は、ShakespreareとJohn Fletcher氏の合作だそうで、英文科の人なら常識かもしれないけど、そうでないわたしは恥ずかしながら全く知識がなかったのである。どうも、わたしがShakespeareを読みふけっていた1990年当時は全然日本で紹介されておらず、日本語訳も出版されていなかったみたいですな。しかし、わたしは今回舞台を観ながら、なんかこの話知ってるような気がする……という思いが離れず、さっき調べてみたらその理由があっさり判明した。そう、わたしの愛する宝塚歌劇で、一度上演されていたのだ。それは2009年のバウ公演、当時の月組の若手であった龍真咲さんと明日海りおさんの、世に言う「まさみり」時代に上演された『二人の貴公子』で、わたし、WOWOWで思いっきり観ていたのである。なので、さっき、そうか、アレか! と超謎が解けてスッキリしたのであった。あまりに懐かしいので、後ほどBlu-rayに保存してあるまさみり版も観てみようと思います。【2018/08/16追記:さっそく、まさみり版『二人の貴公子』を観てみたところ、大筋は同じでもエンディングはまったく違っていて、悲劇的エンディングだったので驚いた。原作に忠実なのはどっちなんだろうか? まあとにかく、まさおもみりおちゃんも若くて、大変結構なお点前でした。みりおちゃんが研7、この後すぐ『エリザベート』の新公でトート様をやる直前だったようです】
 というわけで、各登場キャラクターと演じた役者陣をまとめておこう。
 ◆アーサイト:二人の騎士A。テーベの騎士。敵国アテネに捕虜として連行され、牢獄の窓の外に見たエミーリアにひとめぼれ。後に彼は賠償金が払われて釈放されるも、森で出会ったダンサーたちに潜入し、アテネにとどまり、エミーリアの従者に。しかし残された親友との再会が悲劇を―――的な展開。演じたのはジャニーズの誇るミュージカルスター堂本光一氏。わたしは初めて生の光一氏のパフォーマンスを観た。一言で言えば、さすが、すね。歌もダンスもやっぱり一流ですよ。本作はShakespeare作品ではある意味お馴染みのギャグというか喜劇なわけで、意外なほど客席からは笑いが起こってました。光一氏はそんな辺りも余裕でこなしてましたね。お見事っす。ちなみに宝塚版で演じたのはみりおちゃんす。
 ◆パラモン:二人の騎士B。テーベの騎士。アーサイトと同じくエミーリアにひとめぼれ。ただし彼はずっと虜囚のままであり、ちくしょうおのれ、と思っていたところ、門番の娘がパラモンにぞっこんLOVEとなり、その手引きで脱獄に成功。そして親友アーサナイトとの決闘へ――的な展開。演じたのはプリンス井上芳雄氏。芳雄氏のパフォーマンスはもちろんいつも通り見事。喜劇もお手の物ですな。しかし、芳雄氏の歌い方は明らかに藝大で鍛えた声楽系で、光一氏の歌とのハーモニーは……どうだろう、合ってたのかな……その辺は観た人それぞれの評価にお任せします。わたしとしては……若干芳雄氏の声ばかり耳に入ってきたような気がする。宝塚版ではまさおが演じた役ですな。
 ◆エミーリア:アテネの大公の妹。二人の騎士に惚れられちゃう女子。演じたのは、元雪組TOPスター音月桂さん。わたしは宝塚時代の音月さんを何度も観ているが、まあ、やっぱり美しく、可愛いですよ。歌も素晴らしく、すっかり美しい女子に戻りましたな。とにかく、明らかに鍛えている体が素晴らしくキレイ。とりわけ、程よく筋肉の付いたほっそりした二の腕がウルトラビューティフル! 最高でした。あと、一つだけ、ショックなのは……エミーリアの台詞で「まあダメ男だけど顔はイイし」的な発言があって、ほぼ女性客9割の場内は笑いの渦でしたが、残念ながらイケメンに生まれなかったわたしは、ちぇっ、なんだよ! イケメンなら許されんのかよ! としょんぼりしたっす。まあ、しょうがないよね、それは。
 ◆牢番の娘:パラモンに惚れてしまい、脱獄の手引きをするが、パラモンはエミーリアLOVEであっさり振られてしまい、そのショックで一時気が狂ってしまうが、エミーリアの看護で正気に戻り、二人の騎士の決闘に割って入り――的な展開。演じたのは上白石萌音ちゃん20歳。わたしは彼女について、『君の名は』のヒロインの声の人でしょ、ぐらいしか知らなかったのだが、もうホントおみそれしました。超イイじゃあないですか! すっごいちびっ子(身長が座ってる芳雄氏と同じぐらいしかない!)のに、歌は猛烈にパワフルで、ダンスもすっごいエネルギッシュ! こういうある種のギャップは最強の萌えですよ! 足はサリーちゃんだし、腰のくびれもない、完全幼児体型だけど、この才能はホンモノすね。あまりにちびっ子なので、役が限定されちゃうかもしれないけど、今後、大人になって幼児体型も解消されていくことでしょう。彼女の今後には、マジでチェックが必要ですな。またその素晴らしいパフォーマンスを観たいものです。なお、宝塚版では蘭乃はなちゃんが演じたようです。後でチェックしてみよう。【2018/08/16追記:チェックした結果、蘭はなちゃんが月組時代、たぶん研4ぐらいか? 大変可愛かったす】
 ◆ヒポリタ:元々アマゾン族(?)の女性だが、ある意味虜囚としてアテネの大公の嫁に。物語上のキーキャラの一人。演じたのは、子役時代のロビンちゃんでお馴染み島田歌穂さん。歌穂さんは何歳なんだろうな……全く謎だけど、まあ綺麗ですよ。顔が小さく、非常なる美人です。そして歌ももう圧倒的存在感で、ソロで歌い出すともう場を支配しますな。お見事でした。
 ◆シーシアス:アテネの大公。演じたのは、Cube三銃士Non-STARSのメンバーでお馴染み岸祐二氏。この人は元々「激走戦隊カーレンジャー」(1996年だからもう20年以上前か!)のレッドでデビューしたお方で、声優としても様々な仕事をされているお方だし、ミュージカルアクターとしても有名人だが、わたしは今回初めて生のパフォーマンスを観た。ゴツイ体と迫力のイケボイスはさすがすね。大変カッコ良かったと存じます。
 とまあ、こんなところかな。あ、あと一つ。冒頭の「三人の王妃」が歌うハーモニーがすごく綺麗で、この三人は相当デキル方々だぞ……と思って、帰って来てパンフをチェックしたところ、TVのカラオケバトルでお馴染みの七瀬りりこさん、レミゼなどのミュージカルでお馴染みの青山郁代さん、折井理子さんのお三方だったようで、なるほど、さもありなん、と納得の実力者であった。お三方は多くの場面でコーラス的に歌っておられて、非常にお見事なハーモニーであったと思う。
 ところでわたしは今回、東宝のナビサーブでチケットを普通に申し込んで普通に買えたのだが、どうやらチケットはかなり獲るのが難しかったようで、先日わたしのヅカ師匠の美しきお姉さまに、おれ、今度帝劇で『ナイツテイル』観てくるっす、と軽~く報告したところ、「な、なんですって! わたしはナビサーブは落ちたし、光一君のファンクラブ経由でも獲れなかったのよ!」とすごい勢いで話し始めたので、あ、じゃあ、一緒に行きましょうよ、まだ誰も誘ってないすから、師匠なら大歓迎っす、というわけで、いつも宝塚歌劇のチケットを獲ってもらっている恩返しができて、その点でも良かったす。

 というわけで、結論。
 現在帝劇にて絶賛上演中の『KNIGHTS TALE―騎士物語―』を観てきたのだが、主役の二人である堂本光一氏と井上芳雄氏のパフォーマンスは、もちろんのこと文句なく素晴らしく、ブラボーであった。そして、わたしがとにかく素晴らしいと感じたのは二人のヒロインで、元雪組TOPスターの音月桂さんはすっかり美しい女性として、歌も芝居も素晴らしく、また体つきも明らかに鍛えていてとてもBeautifulであった。そしてもう一人、弱冠20歳の上白石萌音ちゃんは、わたしは全く知らなかったがこれまで舞台経験も多く、その非常にちびっ子&幼児体形BODYからは想像の付かないようなパワフルな歌と、エネルギッシュなダンスは観ていて感動的ですらあった。あれっすね、完全にわたしは、頑張る娘を見守るお父さん的まなざしで観ていたように思う。いやあ、素晴らしい女優ですよ彼女は。そして、書き忘れたけど、本作はオーケストラに加え、和太鼓&三味線&横笛も非常に印象的な使い方をしていて、特に和太鼓のビートがすっげえカッコ良かったす。ラストの決闘シーンの二人の騎士は、鎧武者のような衣装だったし、そこはかとなく漂う「和」のテイストは、演出としてとても良かったと存じます。一言でいうと、最高でした。以上。

↓これか……読んでみたくなったすね。面白そうす。
二人の貴公子
ウィリアム・シェイクスピア
白水社
2018-03-20

 ほぼ1年前のこのBlogにおいても書いたが、わたしの愛するWOWOWは、今年も『トニー賞』授賞式を生放送してくれた。今年で第71回になるトニー賞だが、去年も書いたので今さらトニー賞ってなんぞ? とはもう説明はしません。まあ、素人的には演劇のアカデミー賞的な理解で十分だと思う。詳しくは、WOWOWのWebサイトでも見といてください。http://www.wowow.co.jp/stage/tony/
 さてと。まあ、今年もWOWOWの放送は大変頑張ってくれたわけで、4時間半ぐらいの大ボリュームで楽しませてくれたのだが、わたしは例年、PCのディスプレイの片隅にWOWOWのオンデマンド放送を写しながら、仕事中に観ていたのだが、昨日は若干忙しくて、帰ってからゆっくり録画を観た。
 えーと、どうしようかな、わたしが面白かったポイントをそれぞれ箇条書きにして、コメントを付けていくとするか。思い出した順なので、式の進行と一致しないであろうことをお断りしておく。
 ◆WOWOWの司会&ゲスト
 今年も、メイン進行は八嶋智人氏&宮本亜門氏のコンビで、八嶋氏のちょっとしたボケや亜門氏の熱いトークは毎年大変楽しめますね。亜門氏はホントに大変凄い人なので、日本人はもっと亜門氏をスゲエと思っていいと思うんだ……。そして、今年も歌って盛り上げてくれたのはご存知プリンス井上芳雄氏。もうお馴染みですな。若手ナンバーワンと呼ばれるミュージカル界の実力者。何気に背が非常に高いすねえ。で、今年はもうひとり、最後まで芳雄氏とともに一緒に盛り上げてくれたのが、ジャニーズ界のナンバーワン・ミュージカルアクターとしてもうお馴染みの、V6の坂本昌行氏。今回、冒頭で芳雄氏と坂本氏が、二人で『LA LA LAND』の「City of Stars」と「Another Day of Sun」を歌って踊ってくれました。大変カッコイイ! でも、『LA LA LAND』の曲は男二人じゃなくて、女子と絡んでほしかった……。
 ◆今年の司会は―――Kevin Spacyおじさんだ!
 わたし的にKevin氏の名を聞いて真っ先に思い出すのは、『SEVEN』のあの犯人役かな。最近のTV的には『HOUSE OF CARD』でもお馴染みだろう。ハリウッドが誇るオスカー男優である。そんな映画・映像界の大御所的存在ですが、この人は実は結構歌えるおじさんで、すでに1991年にトニー賞も受賞している実力派だ。まあ、今回の司会振りは、それほど超すごくはなかったけれど、おじさんなりに超大変頑張っているのが伝わってきて、上から目線で大変恐縮だが、なんか好感が持てましたな。

 ↑ これは冒頭の司会者パフォーマンス。Kevinおじさん大活躍で、作品賞ノミネートの各作品のメドレー。オレが司会なんてできるのかなあ?的なストーリーになっていて、歴代司会者が大丈夫だよ、とちらちらと出てくる。とにかく歌を聞いてみてくださいよ。大変イイ感じです。去年のJames Corden氏のような軽妙さ、3年前のHugh Jackman氏の強力なパフォーマンスとはちょっと違う方向の、やや落ち着きのある堅実な司会振りだったと思う。ラストのタップダンスも大変お見事でした。
 ◆そして伝説へ――大御所Bette Midlerおばさま、ブロードウェイに帰還!
 今回のトニー賞で大きな話題となっていたのが、御年71歳の大御所Bette Midlerおばさまが40年ぶりぐらい(?)にブロードウェイの舞台に立って主演した『Hello, Dolly!』だ。もう、各専門家は、Betteおばさまの受賞は当たり前すぎて授賞式要らねえんじゃね?というほどの大絶賛で、連日満員の大変素晴らしいパフォーマンスらしい。まあ、結果、ミュージカル主演女優賞を受賞され、大変うれしそうなおばさまでした。ただ、トニー賞授賞式の一番の特徴は、ミュージカル部門でノミネートされている作品は舞台上でパフォーマンスをしてくれる(=歌ってくれる)のがお約束なんだけど、Betteおばさまの歌が聞けなかったのは大変残念でした。なんでも、現在上演中の『Hello, Dolly!』は、宣材写真とか映像は、1枚のスチル以外は一切なくて、観に来れば分かる、的なプロモーションなんですと。受賞とスピーチの様子は↓こんな感じ。

 スピーチが長くて、音楽がかかって来ても、ちょっと、人がしゃべってるのに音楽流さないでくれる!? とお茶目に喋り続けてましたw
 ◆我が愛しの女神、Cate Blanchett様、ブロードウェイ初見参&トニー賞初ノミネート!
 もうホントお美しい……何度もこのBlogで書いていますが、おそらくわたしは、Cate様を目の前にしたら、全身の力が抜け、自然と額づいてしまうと思うね。しかし! あろうことか! 実に残念なことに! Cate様がブロードウエイ初主演された『The Present』という作品(※ミュージカルではなくストレートプレイ)は、もう上演が終わっているのです。たぶんそのせいだと思うのだが、Cate様は授賞式は欠席でした。はーーーー超残念。また美しいドレスを纏った女神の姿を拝謁できると思ってたのに……。
 ちなみに、トニー賞には、ノミネートも当然そうだし、プレゼンターとしても、ハリウッドスターが数多く登場し、映画オタクのわたしでも大変楽しめるのであります。今年は、例えば演劇部門の主演男優賞を受賞したのはKevin Klein氏(最近では『Beauty and the Beast』のBelleのお父さん役でお馴染み)だし、プレゼンターでは、わたしの大好きなScarlett Johansson嬢やAnna Kendrick嬢といった美女たちも登壇してくれました。そういや、JEDIの騎士ルーク・スカイウォーカーでお馴染みのMark Hamill氏も登壇されてたっすね。
 ◆ミュージカル界の新星登場!
 わたしは当然観ていないので、どんなもんじゃろう?と思っていたのが、今回ミュージカル作品賞にノミネートされ、結果として見事栄冠を手にした作品『Dear Evan Hansen』。この作品で主演し、見事ミュージカル部門主演男優賞を受賞したのがBen Platt君23歳。で、実際に歌を聞いてみたところ、これは本物だ。スゲエ。

 この動画単体ではわからないかもしれないけれど、歌、というか、演技というか、その両方が自然と一体化してるんですな。芳雄氏、坂本氏、亜門氏、八嶋氏揃って大絶賛でしたね。
 ◆おめでとう、ローリー!
 おととしわたしがブロードウェイで観て、大興奮した、Stephen King原作の舞台版『MISERY』。そこでタイトルロールのミザリーを演じたのがLaurie Metcalfさんなのだが、今回、『人形の家Part2』(なんとあのイプセンの名作のその後を描いた続編だって!)という作品で演劇部門の主演女優賞を受賞され、わたし的に大変うれしかったすね。ミザリーもすごいお芝居で、超怖かったす。ずっと前に貼った写真をもう一回貼っとくか。
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 あーあ……またNYCに行きてえなあ……なお、去年の授賞式は会場はセントラルパークの方のだいぶ北にある劇場だったのだが、今年は再びRADIO CITYに戻りました。
RADIOCITY
 でもなあ、NYCは一人で行っても淋しいだけだからなあ……特に夜は……なんか予定をきっちり詰め込んで淋しさを感じる暇がないようにしないと、わたしのようなぼっち野郎にはちょっとキツイ街っす。
 ◆WOWOW恒例ゲスト――『Beautiful』なお二人と『Billy Eliot』の少年二人のお見事なパフォーマンス!
 今回は、ラストにゲストとして、来月から日本で上演が始まる『Beautiful』から、W主演の平原綾香ちゃんと水樹奈々ちゃん、それからもう一つ、『ビリー・エリオット~リトルダンサー』からは二人のちびっ子コンビが登場し、それぞれ歌と踊りを披露してくれた。わたしは両方ともすでにチケットをGetしているので、超楽しみですな! 『Beautiful』の二人は、やっぱり当然歌い方や声が違うわけで、わたしが観に行くのは平原綾香ちゃんVerだけれど、俄然、水樹奈々ちゃんVerも観たくなったすね。そして『ビリー』のちびっ子のまあなんと達者なことよ! 凄いなあ! 1年にわたって超特訓して上演に備えているそうで、まあホントご両親からすれば可愛くてたまらない自慢の息子でしょうな。こちらも、わたしは出演する元宝塚TOPスター柚希礼音さん目当てで観に行くつもりだったけど、ちびっ子たちは相当、強力に、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれそうですよ。コイツは楽しみだぜ!
※追記:東宝が平原綾香ちゃんと水樹奈々ちゃんのWOWOWでのパフォーマンスをUPしてくれたので貼っときます。


 というわけで、もう長いので結論。
 昨日、帰ってから真っ先に観始めた第71回トニー賞授賞式だが、今年も大変大変楽しめた。まあ、はっきり言って同時通訳は例年通りのクオリティで若干アレですが、週末には字幕版も放送されるので、そちらでももう一度楽しみたいと思う。そしてWOWOWのミュージカル推しは大変ありがたく、スタジオゲストもたいへん楽しませてくれた。ホント、WOWOWは分かってますな。大変よろしいかと存じます。そして、ミュージカル好きはWOWOWに加入するのはもはや義務なんじゃねえかしらと思います。以上。

↓ 一応、事前にちゃんと予習しておく予定です。ずっと前にWOWOWで放送されたのを保存してあるはず……。

 何度もこのBlogで書いている通り、わたしは40代のれっきとしたおっさんである。しかし、もう20年近く前になるのかな、仕事上での必要性があって、今現在いわゆる「ライトノベル」と呼ばれる小説作品にかかわり、せっせと読み続けたこともあって、今でも全く普通に「ライトノベル」を読んでいるわたしである。まあ、最近の作品はめったに面白い作品に出会わないけれど、おっさんのわたしが読んで面白いという作品がゼロではないわけで、中でも、『ソードアート・オンライン』という作品は最初に発売になった2009年からずっと新刊が出るたびに読み続けているシリーズのひとつだ。おそらくこのシリーズは現在のライトノベル界の頂点に位置するもので、世間的にも非常にに広く知られているだろうと思う。先日、わたしが最新(19)巻を電車の中で読んでいたら、隣の推定50代~60代ぐらいのおとっつあんが、同じ『ソードアート』の(13)巻を読んでいるのに気が付いて、すげえびっくりした。ま、それだけもう、かなり幅広い読者を獲得している作品である。
 というわけで、今日は劇場作品として公開となった『ソードアート・オンライン―オーディナル・スケール―』を観に行ってきた。実は今日わたしが一番観たかった映画『CELL』が午後から1回しか上映がないので(昨日の金曜日公開なのにもう1日1回上映!泣ける!)、ま、午前中はこれでも観るか、という気になったのだが、場内は当然10代と思われるKIDSばかりで、想像していたキモオタ的年齢不詳の方々はそんなにはいなかったすね。かなりの混雑ぶりで、ざっとチェックした感触では、週明け月曜日の興行ランキングで3位以内は固いと見た。※2017/2/20追記:週末ランキング堂々1位獲得!良かったすね!
 さてと。以下、物語の筋を書き連ねるつもりはないけれど、色々な意味でネタバレに触れる可能性が高いので、読む場合は自己責任でお願いします。
 
 ――とりあえず、わたしは上記予告を全く見ずに観に行ったのだが、仮に予告を観ていても、えーと、どういう話? と全く見当がつかなかっただろう。わたしがうすらぼんやり知っていたのは、今回はフルダイブVRが舞台ではなく、ARゲームがメインとなる、そんなことだけだ。
 なので、わたしが観る前に、えーと、どんな話だろう? とぼんやり思っていたのは、次の点である。
 1)AR……つまり拡張「現実」。てことは……?
 『ソードアート・オンライン』と言えば、完全没入型のVRゲームと現実のリンクが一番のキモであり、物語の舞台はほとんどがゲーム内、すなわち「VR=仮想現実」内で展開する。VRだからこそ、主人公のキリトくんは無敵で最強の男なわけで、現実世界ではただの高校生、たぶんわたしが一発殴れば鼻血を出してぶっ倒れるであろう生身の人間である。そんなキリトくんが、ARゲームでどう活躍するんだろう? というのがまず一番大きな疑問だ。ARゲームと言えば、最近では(と言ってもすっかり下火になってる気もするが)かのポケモンGO!を思い起こすと思うが、あれは、スマホの画面上で現実の風景にポケモンが登場して、とっ捕まえるゲームであり、プレイする人間は全くそのまま普通に現実世界にいる。えーと……てことは、どんなゲームなんじゃろか? 『ソードアート・オンライン』で出てくるフルダイブVRゲームというのは、ある意味映画『AVATAR』の状況に似ていて、プレイヤーはどこかで寝てる(睡眠しているという意味じゃなくて、横になって寝っ転がってるという意味)わけで、自分の体は別にある。しかし、ARだとそうはいかんだろう、だから自分自身の体を使うゲームなんだろうな、と理屈ではわかるのだが、観る前はイマイチピンと来ていなかった。
 2)タイトル―オーディナル・スケール―はどういう意味なんだ?
 わたしの英語力では、オーディナル、と聞いて、すぐにはぱっと思い浮かばなかった。最初、audinalというつづりかな、つまり音響が関係しているのか? とか、まるで見当違いの想像をしていたが、調べればすぐにわかる通り、Ordinalが正しく、これはつまり「順序」とか「序数」を表す言葉だ。FirstとかSecond、Third、の、あの序数ね。で、Scaleはスケール、目盛りとか階級とかのことだろうから、つまり直訳すれば「順序の目盛り」的な意味であろう。しかし意味やなんとなくのイメージはつかめても、やっぱりピンとこない。しかし、著者の川原礫先生は、自ら用いる英語表現に明確な意味を持たせる作家なので、間違いなく観れば意味が分かるんだろうな、と思って今日、劇場へ参上した次第である。
 で、結論から言うと、上記2点のわたし的ポイントは、観ればちゃんと分かる内容になっていた。まず、ARについては、わたしの予想通り、自分の体を使って、(あくまでARとして)街中に現れるモンスターを戦って倒すもので、剣や銃器を使う、AR版モンスターハンター的ゲームであった。これは、従来の『ソードアート・オンライン』とは完全に方向性が違い、実に興味深かった。そして、わたしの心配した通り、キリトくんは普通の高校生なので、当然苦戦する。剣技(=ソードアート=Sword Art)が使えなきゃ、まあ普通の剣道経験ありの子供だからしょうがないわな、そりゃ。なので、この点をどう克服するんだろうと思っていたのだが、基本的にはBATMAN的にもう一度剣道の特訓をする的シーンが10秒ぐらいあったので、えーと、つまりちゃんと体を鍛え直した、ってこと、か、と納得することにした。ラストバトルでは、ARからVRへ切り替えていつもの無敵剣士に戻るので、その流れはちょっと驚いたけど、アリとしたい。ただし、今回のライバルキャラが、ARだというのに超絶な身体能力を発揮してくるのは、これはどういうことだろう?と感じたが、どうやら黒幕から得た謎技術によってスーパー身体能力を発揮していたらしい。ええと、そういうことでいいのかな?
 そしてタイトルの意味も、その黒幕の話す内容から大体理解することができた。そもそも、いわゆるMMOゲームというのは、Massively Multiplayer Onlinegameのことで、日本語訳すれば大規模複数参加オンラインゲーム、のことである。まあ『ソードアート・オンライン』という小説においてはそれをVR空間で行うためVRMMOと呼ばれているわけだが、普通、MMOの場合は、プレイヤーの「レベル」が重要であって、レベルアップするにしたがって強くなるわけだ。そして同レベルのプレイヤーも数多く存在している。しかし、今回のARゲームでは、明確に設定される「ランキング」が重要らしく、ランキングを上げること、がゲームの目的らしい。ランキングが上がると、現実社会でいろいろな特典があったりするようで(たとえば飲食店のクーポンになったりとか)、そのランキング=序列、を測るものという意味だったみたい。これはわたしも結構ふわっとした理解なので、あまり自信はないです。まあ、何人が参加しているものなのか数字は説明があったような気がするけど忘れました。その割には、4桁~5桁ぐらいのランキングしか登場してなかったような気もする。てことは10万もいないのかな? よく分からんす。
 しかし、改めて考えてみると、このゲームをプレイするための「オーグマー」なるガジェットは、要するに同じ川原先生による別の作品『アクセル・ワールド』における「ニューロリンカー」のプロトタイプ的なものなわけだが……これ、外せばいいだけ、だよね……? おまけに、非装着者から見たら、相当、あいつらなにやってんだ?感があるよな……。作中ではもうほとんどすべての人々が装着しているような描写だったけれど、実際、こういうガジェットは、流行りものが大好きな、そして人と同じことをしたがる日本ではあっという間に広まるかもしれないすね。作品世界は2026年、9年後を舞台としているのだが、意外と今ある技術の延長線上で実現できるかもとは思った。ま、わたしはきっと買わないだろうけど。なんか、勝手にお勧めのケーキまで出される「便利な」世の中は、わたしが望む未来じゃあないだろうな、とわたしは強く思ったりもした。

 ところで。わたしは実のところ、本作を積極的に観に行くつもりは当初なかったのだが、とあるキャスティングを聞いて、これは要チェックだぜ、と思って今日の初日の第1回に観に行ったわけで、それは、日本が誇る二人(ホントは三人)のミュージカルスターが声優として出演することを知ったからである。わたしはミュージカルが大好きなので、神田沙也加ちゃんとプリンス井上芳雄氏の二人が出演すると聞いては、もう観に行くことは確実なのだ。
 で、実際その声優ぶりに関して言うと、まず、神田沙也加ちゃんは完璧だったと言ってもいいのではなかろうか。彼女が演じたのは、今回の物語オリジナルの、ARとして登場する歌姫役と、そのモデルとなった黒幕の娘役だが、まあとにかくうまい。歌も、どうやら5曲ぐらい歌ってくれる。わたしは、戦闘時に流れる彼女の曲をもっと前面に出してほしいのに!と思ったぐらいだ。もともと沙也加ちゃんは、オタクカルチャーにも理解がある人だし、ミュージカルで鍛えた歌声は、既に『アナ雪』でもお馴染みだけれど、今回も素晴らしかったと思う。彼女主演のミュージカルが今度あるのだが、やっぱりチケット獲るべきだったかもな……もう東京公演は売り切れなんだよな……わたしは1回だけ沙也加ちゃんをミュージカルで生で観たことがあるけれど、やっぱり可愛いしイイすね。大変お見事でありました。
 そしてプリンス芳雄氏だが、ズバリ、初めての声優挑戦であることを割り引いても、やっぱりまだ若干違和感あり、かも。彼が演じたのは今回の物語の、キリトくんと対決するクール(?)なライバルなのだが、チョッと背景的にも小者だったかなあ……。ただし、普段のミュージカルのように、決めるところはバシッと決めてカッコよく、この人、本気で声優の経験を積んだら相当凄いんじゃないかというポテンシャルは感じますな。そもそも芳雄氏は歌も芝居も抜群に凄い男なので、ぜひまた、声優にも挑戦してほしいと思う。つーかですね、芳雄氏を起用して歌わせないとは……その点だけ、ミュージカルファンとしては物足りなかったす。歌ってほしかった……!
 で、最後。上の方に(ホントは三人)と書いたのは、黒幕的存在を、日本ミュージカル界の大御所鹿賀丈史氏が演じているからである。ま、演じぶりは……ちょっとアレですかねえ……でも、本作は、エンドクレジットが全部終わったとに、30秒ぐらい(?)のおまけ映像がついているのだが、そこでの鹿賀氏の演じぶりは結構カッコ良かったと思います。でも、まあ、鹿賀氏を起用する意味はあんまりなかったんじゃないすかね。

 というわけで、全く取り留めないけど結論。
 『劇場版 ソードアート・オンライン―オーディナル・スケール―』は、シリーズを読んできたファンには大変楽しめると思う。まあ、全くモテない人間としては、相変わらずのキリトくんとアスナさんのアツアツぶりに、ぐぬぬ……と憤死寸前になることは間違いなかろうと思います。ま、わたしはシノン派なので、別にいいっすけど。今回、シノンはちょっとだけ活躍してくれますよ。そして、わたしがとても期待した神田沙也加ちゃんの声優ぶりは最高でした。でも歌が! わたしとしては歌をもっとちゃんと聞きたかった!!! そして、当然今後、「アリシゼーション編」のアニメ化を期待していいんすよね? あの、エンディング後のおまけ映像はそう受け取っていいんすよね!? 楽しみにしてますぜ! 以上。

↓ 最新刊発売中です。「アリシゼーション編」の「大戦後」のお話。面白かったす。



 

 今週の月曜日は、アメリカで第70回TONY AWARDの授賞式があった(※現地は日曜夜)。
 TONY賞ってなんぞ? と言う人はいないとは思うが、Wikiからそのまま引用すると、
 <トニー賞は、正式にはアントワネット・ペリー賞と呼ばれる、アメリカン・シアター・ウィングおよび全米劇場プロデューサー連盟により授与される、アメリカ合衆国の演劇及びミュージカルの賞>である。まあ、一般人的には、アメリカの演劇版アカデミー賞、みたいな理解でいいんじゃないかと思う。正確には全然違うけれど。
 このTONY AWARDは、2年前からWOWOWでその授賞式を生放送で観ることができるため、わたしも2年前から観て楽しませてもらっている。2年前の司会はHugh Jackmanだったが、まあ、そのパフォーマンスの凄さは、観てない人にはうちに呼んで観せてやりたいほどだ。本当にカッコ良くて素晴らしかった。そして2年前は、『Aladdin』のパフォーマンスが凄くて、こりゃあ観たいとワクワクしたものだ。そして去年は、我らがKEN WATANABE氏が『The KING and I』でノミネートされ、しかもそのパフォーマンスは恐ろしくカッコ良くて、ああ、オレたちの謙さんはもはや完全に世界のKEN WATANABEになったんだ、と改めて嬉しくなったものである。 
 ところで、さっきから、わたしは何度も「パフォーマンス」と言う言葉を使っているが、ここが映画のアカデミー賞とちょっと違うところで、ミュージカル部門のノミネート作は、劇中歌をステージで1曲か2曲、歌ってくれるんだな。本番の衣装で。そして、司会もめっちゃ歌うわけです。 ミュージカルを愛してやまないわたしのような人間には、それがもうたまらんわけであります。

 ↑これは、今年の司会のJames Corden氏の、オープニングのパフォーマンス。司会者からしてこれだもの。ホント凄いわ。ちなみにこの人は、えーと、分かるように説明すると……そうだなあ、日本では去年公開された映画版の『Into the Woods』のパン屋さんを演じたあの人っすね。US本国では、CBSの深夜番組『The Late Show with James Corden』の司会者としてお馴染みで、歌って踊れる太っちょなおっさんとして有名で、この人自身も、2012年のTONY WINNERです。
 で、↓のこれは今年の大本命『HAMILTON』のパロディを司会者がやる場面。ほんとにもう、芸達者極まりないすな。

 そして↓これが、授賞式の途中でも流されていた、『HAMILTON』の主役であり、脚本を書き、曲を書いた現代の超天才、Lin-Manuel Miranda氏(=助手席のロン毛の男)と一緒に、マンハッタンを車で流しながら歌いまくる動画です。まずは『HAMILTON』の曲を歌いながら、3分20秒ぐらいに参加してくるほかの3人と『RENT』の「Seasons of Love」や、『Jersey Boys』でお馴染みの「Can't  take my eyes off」、それからラスト、8分20秒ぐらいからは『Le Miserables』の「One Day More」といった、有名な名曲をカラオケで熱唱してくれます。最後のレミゼの歌は、第1幕のラストの、あのすげえ盛り上がる曲なので、ご存知の方も多いでしょう。つか、知ってる人なら、この動画を観たら、マリウスのエポニーヌの扱いに笑えるはずです。ヒドイ扱いで可哀相・・・・・・ww とにかく、すっごいよ。ホントにもう感動的で超必見です。

 これは前述の『The Late Show with James Corden』の、「Carpool Karaoke」という名物コーナっすね。リンク先の、VIDEOってところをクリックすると、他にもいろんな超豪華な、スーパー・アーティストと車の中で歌いまくってる動画がいっぱい見られます。ちゃんと公式サイトなので、違法動画ではないのでご安心を。この企画、絶対日本でも面白いと思うのだが、テレビ東京あたりでパクらないかな……。
 とまあ、こういった動画を観ると、うおー、すげーー、と思うでしょ? え? 思わない? そうすか……残念ながらわたしと友達にはなれそうもないですな。さよなら。

 というわけで、わたしと友達になれそうな方は、以下、続きます。
 今年のこの授賞式の会場は、これまでの「RADIO CITY」から場所を移し、アッパー・ウエストの「Beacon Theater」で行われたそうです。セントラルパークの左っかわの、American Museun of Natural History(アメリカ自然史博物館=映画『ナイト・ミュージアム』の舞台)まで北に行かないあたりのBroad Way沿いみたいすね。位置的には。要するに、Times Squareからかなり北の方ですな。で、WOWOWの放送で言っていたけど、入場料が1,500US$だそうだ。つか、チケット買えば一般人でも入れるってことなのかな? まあ、そうなんだろうな。しかし1,500$って……17万弱だよな。高っけえ。でも、WOWOWの解説によると、キャパが「RADIO CITY」よりかなり小さいので、チケット代も値上がったんですと。
 で。
 結論から言うと、もう既にいろいろなところで報道されている通り、今年は『HAMILTON』が11部門で受賞してミュージカル部門は圧勝だったわけですが、ここで一つちょっと説明しておくと、カテゴリー的には、
 ◆ミュージカル部門
 ◆リバイバル・ミュージカル部門
 ◆演劇部門
 ◆リバイバル演劇賞
 と、4つに分かれていて、それぞれで作品賞が決まり、主演男優/女優、助演男優/女優といった個人賞はミュージカルと演劇と2つのカテゴリーになる。その際、新作でもリバイバルでもどちらでもOK、なんじゃないかな。去年の謙さんは、リバイバル作品での主演男優賞ノミネートだったわけだ。
 で、ですね。わたしが何ゆえここまでTONY AWARDはすげえ、と興奮しているかというと、実は映画ファンが観ても非常に面白いんだな。なぜなら、ハリウッドスターもかなりノミネートされるし、プレゼンターでも出てくるし、とにかく豪華なわけです。今年もですね、ノミネートされたハリウッドスターとしては、演劇主演男優賞にノミネートされたセクシーハゲでお馴染みのMark Strong氏だとか、演劇助演男優賞では、『Man of Steel』のゾット将軍でお馴染みのMichael Shannon氏だとかがノミネートされているし、プレゼンターでは、先日わたしは観たばかりの『SOUTHPAW』で主役を演じたJake Gyllenhaal氏も出てきたし、何よりですね、今現在、わたしが一番好きなハリウッド女優であるCate Blanchett様も出てくるわけですよ。まあ、そりゃあ、Cate様の美しさといったら、本当にもう、たぶんわたしは生で出会ったら失神するだろうね。確実に。
 とにかく、そういったスター勢ぞろいで、おまけに歌のパフォーマンスも素晴らしく、完全にSHOWなわけです。これは、USアカデミー賞の授賞式でも同様で、楽しいわけ。観てるだけで。
 で、観ていて思ったわけです。
 日本の、「日本アカデミー賞」でしたっけ? あの貧相なことと言ったらもう、恥ずかしくなるね、と。なんでアレ、ホテルの広間で、おまけに丸テーブルでやってんだろう? 映画の祭典だったら劇場でやればいいのに。帝劇でも、シアターオーブでもいいと思うんだけど、まあ、なんか事情があるんだろうな……すぐ、席から立てないからダメなのかな……。まったく興味ないからもう最近は観てもいないけれど、ホント、あれじゃあなあ……完全に身内のお疲れ会じゃん……てなことを思ったわけです。おそらくは、一番肝心なのは、司会を出来る役者がいない、ってことなんだろうなと思う。これじゃあ、本当にどんどん邦画はガラパゴス化してしまうというか……それでいいのかねえ……。なんか、邦画の未来は明るくねえなあ、と、TONY AWARD授賞式を観て思ったのでした。

 というわけで、結論。
 実は一番言いたかったのは、Cate Blanchett様が相変わらずお美しく、もうドキドキしながら楽しく観たよ、ってことです。そして、また今年もNYCへ行くべきかもな……という気がしてきた。とにかく、NYCに5~7泊ぐらいして、毎日Broad Wayでミュージカルと芝居を観まくりたいですな。あと、WOWOWの中継はとても素晴らしいと思います。今回はいろいろなゲストが出てくれて素晴らしかったし、オープニングの井上芳雄氏のパフォーマンスも、やっぱりカッコ良かった。芳雄ちゃんは絶対に英語を勉強して、Broad Wayへ進出すべきだと思います。以上。

↓ NYCに行く前に、きっちり予習しておかないと……わたしの英語力では確実についていけない……。しかしこのロゴデザインのセンスも抜群だと思いませんか?
Obc: Hamilton
Original Broadway Cast
Atlantic
2016-01-15

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