先週読んでみて、超面白かったスウェーデンの小説、『幸せなひとりぼっち』。
その面白かった感想は先週の記事を読んでもらうとして、 その時も書いたけれど、去年映画が日本でも公開されていて、おまけにこの前発表されたアカデミー賞でも、外国語映画賞にノミネートされたほど、非常に評価が高かったらしいことを小説を読んで初めて知った。日本での公開は、もうとっくにファーストランは終わってしまっているのだが、先週読み終わって、何だよくそー、映画も観ればよかった!と抜かっていた自分に地団駄を踏んだわけだが、映画の公式サイトで上映館を調べたら、なんと3/18(土)から、新宿シネマートという小さい映画館で上映されるという情報を得た。
おおっと、マジか。と、いうわけで、今日3/18(土)に、さっそく観に行ってきた。結論から言うと、まあ、やっぱり小説の方が濃度が濃いとは思うけれど、映画は映画で、やっぱりビジュアルの力は強いわけで、とりわけ過去の回想部分は大変良く、気持ちよく映画館を後にすることができた。いいすねえ、やっぱり。ほんと、主人公オーヴェは幸せですよ。まったくもって、なんというか……うらやましいす。わたしから見ると。
ちょっと先週とは違う動画を貼りつけておこうかな。もう、物語は先週の小説版の記事で散々書いたので説明しません。詳しくはそちらを読んでください。59歳の偏屈オヤジが周りの人々と交流を持つことで、幸せなひとりぼっちを生き抜くお話である。
まあ、映画になって、小説とここが違う、あのエピソードがない、とか、そういうことをあげつらっても仕方ないけれど、たぶん、この映画単体だけ、よりも、小説も読んでおくとより一層楽しめるのではないかと思います。ズバリ、小説からは結構カットされている部分が多いので。
まず、主人公の偏屈オヤジ、オーヴェだが、映画になってビジュアルを得たことで、オーヴェの偏屈オヤジぶりはより具体的というか、形になっていて、面白さは増している、とは思うのだが、若干、小説の方が偏屈ぶりは強烈であったように感じる。映画版のオーヴェは、意外といい人でした。演じたのは、Rolf Lassgardさんというおっさんで、まあ、見るからにおっかなそうなおっさんである。この人、わたしが一番苦手だった教授にそっくりで笑える。いや、笑えるのはわたしだけですけど。しかし、原作にある細かい点、たとえば、かならずドアは鍵がかかってるか3回引っ張るとか、蹴って確かめるとか、当たり前だけどきっちり再現されてて、原作読んどいてよかったと思った。
しかし、映画になってより一層魅力的に、映画ならではの良さが一番感じられるのは、亡き妻・ソーニャだろうと思う。非常に可愛い、イメージ通りのソーニャで素晴らしかったすね。演じたのはIda Engvollさん。笑顔がとにかくかわいい!85年生まれだそうなので、今年32歳になるのかな。いやあ、最近北欧出身のハリウッドスターが非常に多いので、彼女の今後もとても楽しみですね。主に地元スウェーデンのTVで活躍されてるみたいです。笑顔がですね、新生STAR WARSのレイでお馴染みのDaisy Ridleyちゃんに似てる感じなんすよね。やっぱり、女子は笑顔に限りますな。とても良かったと思います。
あと、若き頃のオーヴェを演じたFilip Berg君も、イランからの移民の妊婦パルヴァネを演じたBahar Parsさんも、ともに大変良かったですね。読んでいるときはもっと若いイメージ、そう、日本でお馴染みのサヘル・ローズさん的な美人を想像していたのだけれど、結構もっと迫力があって、十分アリでした。映画を観た今となっては、もうパルヴァネはBaharさんしかありえないすね。大変素晴らしかったと思う。
そして、映画で相当凄い演技を披露してくれたのは、名前を付けてもらえない猫ちゃんですよ。まあ、なんて美猫なんでしょう。かわええ……毛長種なんですな。この猫様の演技が素晴らしいんすよ。ちゃんと、小説通りのふてぶてしさもあるし、健気にオーヴェに付き従う姿が最高だったすね。
つーかですね、もう小説の方で散々書いてしまったから書くことがあまりないんすよね……。
というわけで、短いけどもう結論。
映画版『幸せなひとりぼっち』を、今日、まさしく一人ぼっちで観てきた私だが、言いたいことは以下の通りである。
◆面白かった!映画は映画で魅力あふれるキャラクターが生き生きとして素晴らしい。
◆とりわけ、若きソーニャが超イイ!
◆そして猫も大変よろしい。すげえ演技ぶりで驚き!
◆ただし、内容的にはやっぱり小説の方が濃いと思う。
◆なので、もし映画だけの人は、ぜひ小説も読んでほしい。超オススメ!
でな感じです。手抜きでサーセン。以上。
↓ ぜひ読んでいただきたい!
その面白かった感想は先週の記事を読んでもらうとして、 その時も書いたけれど、去年映画が日本でも公開されていて、おまけにこの前発表されたアカデミー賞でも、外国語映画賞にノミネートされたほど、非常に評価が高かったらしいことを小説を読んで初めて知った。日本での公開は、もうとっくにファーストランは終わってしまっているのだが、先週読み終わって、何だよくそー、映画も観ればよかった!と抜かっていた自分に地団駄を踏んだわけだが、映画の公式サイトで上映館を調べたら、なんと3/18(土)から、新宿シネマートという小さい映画館で上映されるという情報を得た。
おおっと、マジか。と、いうわけで、今日3/18(土)に、さっそく観に行ってきた。結論から言うと、まあ、やっぱり小説の方が濃度が濃いとは思うけれど、映画は映画で、やっぱりビジュアルの力は強いわけで、とりわけ過去の回想部分は大変良く、気持ちよく映画館を後にすることができた。いいすねえ、やっぱり。ほんと、主人公オーヴェは幸せですよ。まったくもって、なんというか……うらやましいす。わたしから見ると。
ちょっと先週とは違う動画を貼りつけておこうかな。もう、物語は先週の小説版の記事で散々書いたので説明しません。詳しくはそちらを読んでください。59歳の偏屈オヤジが周りの人々と交流を持つことで、幸せなひとりぼっちを生き抜くお話である。
まあ、映画になって、小説とここが違う、あのエピソードがない、とか、そういうことをあげつらっても仕方ないけれど、たぶん、この映画単体だけ、よりも、小説も読んでおくとより一層楽しめるのではないかと思います。ズバリ、小説からは結構カットされている部分が多いので。
まず、主人公の偏屈オヤジ、オーヴェだが、映画になってビジュアルを得たことで、オーヴェの偏屈オヤジぶりはより具体的というか、形になっていて、面白さは増している、とは思うのだが、若干、小説の方が偏屈ぶりは強烈であったように感じる。映画版のオーヴェは、意外といい人でした。演じたのは、Rolf Lassgardさんというおっさんで、まあ、見るからにおっかなそうなおっさんである。この人、わたしが一番苦手だった教授にそっくりで笑える。いや、笑えるのはわたしだけですけど。しかし、原作にある細かい点、たとえば、かならずドアは鍵がかかってるか3回引っ張るとか、蹴って確かめるとか、当たり前だけどきっちり再現されてて、原作読んどいてよかったと思った。
しかし、映画になってより一層魅力的に、映画ならではの良さが一番感じられるのは、亡き妻・ソーニャだろうと思う。非常に可愛い、イメージ通りのソーニャで素晴らしかったすね。演じたのはIda Engvollさん。笑顔がとにかくかわいい!85年生まれだそうなので、今年32歳になるのかな。いやあ、最近北欧出身のハリウッドスターが非常に多いので、彼女の今後もとても楽しみですね。主に地元スウェーデンのTVで活躍されてるみたいです。笑顔がですね、新生STAR WARSのレイでお馴染みのDaisy Ridleyちゃんに似てる感じなんすよね。やっぱり、女子は笑顔に限りますな。とても良かったと思います。
あと、若き頃のオーヴェを演じたFilip Berg君も、イランからの移民の妊婦パルヴァネを演じたBahar Parsさんも、ともに大変良かったですね。読んでいるときはもっと若いイメージ、そう、日本でお馴染みのサヘル・ローズさん的な美人を想像していたのだけれど、結構もっと迫力があって、十分アリでした。映画を観た今となっては、もうパルヴァネはBaharさんしかありえないすね。大変素晴らしかったと思う。
そして、映画で相当凄い演技を披露してくれたのは、名前を付けてもらえない猫ちゃんですよ。まあ、なんて美猫なんでしょう。かわええ……毛長種なんですな。この猫様の演技が素晴らしいんすよ。ちゃんと、小説通りのふてぶてしさもあるし、健気にオーヴェに付き従う姿が最高だったすね。
つーかですね、もう小説の方で散々書いてしまったから書くことがあまりないんすよね……。
というわけで、短いけどもう結論。
映画版『幸せなひとりぼっち』を、今日、まさしく一人ぼっちで観てきた私だが、言いたいことは以下の通りである。
◆面白かった!映画は映画で魅力あふれるキャラクターが生き生きとして素晴らしい。
◆とりわけ、若きソーニャが超イイ!
◆そして猫も大変よろしい。すげえ演技ぶりで驚き!
◆ただし、内容的にはやっぱり小説の方が濃いと思う。
◆なので、もし映画だけの人は、ぜひ小説も読んでほしい。超オススメ!
でな感じです。手抜きでサーセン。以上。
↓ ぜひ読んでいただきたい!