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 わたしは大学時代、19歳で中型自動二輪免許を取って以来、10年ぐらいバイクに乗っていたのだが、20代後半に父が亡くなった時、やたらと車を運転しなくてはいけないことが多くなった。その当時の家の車は、トヨタの9代目(8代目かも)クラウンだったのだが、その当時のクラウンは、とにかくハンドルもサスペンションもふわっふわで、なんつうか接地感がなく、恐ろしく運転がしにくい車だったため、くそう、やっぱオレの自分の車が必要だ、と思うに至り、わたしは人生で最初の「自分の車」としてマツダの初代デミオを買うことにしたのだった。
 以来、もう20年以上、わたしは自分の車を途切れることなく所有しているが、若かった当時は車よりバイクの方が楽しかったけど……いざ自分の車を持ってみると、バイクと比較してとにかく楽であり、荷物も人も積めるという点でも圧倒的に便利であるため、今やすっかり車の方が好きになってしまった。
 もちろん、ドライブも大好きだし、車の運転で疲れることもあまりない。バイクの時は(タンク容量が小さいので)180km程度でガソリンの心配をしなきゃいけないし、バイクに乗っている時特有の、360度全周囲への注意力に比べると、とにかく車は楽だ。
 そんな、今やすっかり車好きのおっさんと化したわたしは、ほぼ毎日車情報サイトをチェックするなど、恐らく普通の人以上に車に詳しいつもりだが、今週末から公開になっている映画『FORD v FERRARI』は、その題材は勿論超興味あるし、そして作品の出来としてもとても評判が良いこともあって、公開前から楽しみにしていたのであります。
 というわけで、さっそく観てきたのだが、噂にたがわぬ素晴らしい演技や、迫力あるレースシーンとその爆音、そして、なんつうかな、画面から感じられる「ガソリンの匂い」に酔いしれる153分であったと思う。わたしはもう、超大満足であります! もう、1991年のMAZDA 787B優勝の物語も映画にしてほしいわ!!

 まあ……なんつうか、いつものFOXクオリティの予告はアカンというか……この予告のラストに、当時のFORDの社長(=Henry Ford II氏。FORD創始者Henry氏の孫)を「FORD GT40」に乗せて、泣かすシーンがあるじゃないすか。このシーンは、この予告では何かふざけた?ツッコミを入れているけれど、本編では超グッとくるシーンなんすよ! 泣きながら、「おじいちゃんにこの車を見せたかった、この車におじいちゃんを乗せたかった!」と感極まっているところで、これで主人公は社長の信頼を得る、重要なシーンなのに! FOX JAPANのセンスを疑うわマジで。
 ともあれ。
 物語は、1966年にFORDが念願の「ル・マン24時間」に勝利するまでの経緯を描いたプロジェクトXめいたお話である。まあ、その経緯はもはや伝説として有名かもしれないけれど、車好きのわたしでも知らなかった点が多くて、わたしはとても楽しめた。
 また、本作は、いわゆる「突き詰めた才能を持つ男」VS「大企業」の方がメインで、FERRARIはその男たちが超えることを誓った目標に過ぎず、男たちの本当の敵は「大企業=FORD社」の方だ。
 1960年代初頭、時代はオイルショック前。天下の大企業FORDも車が売れなくなってきており、打開策として、1945年の終戦を迎えた兵士たちが帰国して、いわゆるベビーブームが始まる直前に、その1945年以降に生まれた若者たちにアピールする車の開発が必要だった。そしてそれは、マーケティング的には「速くて強くてカッコいい車」が最適であり、そのためにFORDは、当時ル・マンを3連勝していたFERRARIをぶっ飛ばすのが一番の宣伝になると考えていた。
 さらに、当時FERRARIも深刻な経営危機に陥っていて、大企業FORDは、FERRARIを買収してレース部門を任せればいいじゃん、という案をひらめく。そしてすぐにイタリアに渡り、FERRARIの創始者Enzo Ferrari氏に合併話を持ち込むが……土壇場でイタリアのFIATがFERRARI救済に動き(※今でもFERRARIはFIATの子会社です)、合併はご破算に。あまつさえEnzo氏は、「FORDは醜い車を醜い工場で大量生産してればいい」とか捨て台詞を吐く。それを聞いたFord社長は激怒、フェラーリをぶっ飛ばせ! という方向に会社は舵を切る。ちなみにFORDのお偉方の大半はレース参戦に反対していたが、当時マーケティング担当役員だったLee Iacocca氏(=のちのFORD社長でMUSTANGを作った人、だけど、この人も凄いドラマがあるのでWiki参照)が社長のフェラーリブッ殺せ宣言をバックにのし上がると。
 で、Iacocca氏が目をつけていたのが、当時アメリカ人で唯一ル・マンを勝った男であり、自ら手掛けた車をデザイン設計販売まで行う会社も経営するCaroll Shellby氏だ。車好きなら絶対に知ってる名前でしょう、かの「シェルビー」のご本人ですよ! そして彼は心臓の持病でもうレースから離れていたため、開発のメカニック兼レーサーとして抜擢したのがKen Miles氏だ。イギリス人であり、偏屈なMiles氏はFORD重役たちと話が合うわけもなく、間にShellby氏が立って、何とかル・マンを戦う車FORD GT40を仕上げていく。たけど常にFORDの重役の邪魔が入ってさまざまなドラマが展開する様相は、非常に現代にも通じる「大企業病」のようで、観ていてほんとイラつくっすね。だけど、そんな様々な障害を乗り越えて勝利する様は、観ていてとても胸がすくし、フェラーリをブチ抜いた時はもう一緒に、グッと拳を握っちゃったぐらいだ。
 だけど、物語はラスト、非常にビターな展開になる。これはもう、劇場で見て確かめてほしい。Miles氏の、駆け抜けた人生は、とてもドラマチックで、非常にグッと来たっすわ。
 そしてそのドラマを盛り上げた役者陣の演技がもう本当に素晴らしくて、実に最高だったと思う。
 ◆ケン・マイルズ:イギリス人として第2次大戦に出征、壊れた戦車でベルリン陥落に乗り込むなどの経験あり。戦争後は、アメリカでしがない自動車整備工場をやりながらレースに参戦していたが、経営破綻したところでシェルビーに「FORDル・マン制覇PJ」に誘われる。天才肌のメカニックでもあり、車と対話しながら最強の車を作り上げ、自らレースに挑むカッコイイ男。車にのめり込んでいるけど、家族を愛した良き夫であり良き父でもあった。演じたのはChristian Bale氏。超熱演。まず喋り方からしてイギリス訛りがすごいというか、いつもと全然違うのに驚き。いい演技でしたなあ、ホントに。自らに「譲れないモノ」を持つ男ってのはカッコイイですなあ。Bale氏の徹底的な役作りは本作でもいかんなく発揮されており、変わり者の天才だけど愛妻家で息子を愛する父でもあって、ル・マンでの最後の決断と裏切られた表情は極めて上質だったすね。実にカッコ良かったよ!
 ◆キャロル・シェルビー:元々天才肌のレーサーでアメリカ人として初めてル・マンを勝った男(その時の車はアストンマーチン)。しかし心臓の持病でレーサーを引退、その後は自らの会社をたててスポーツカー「シェルビー・コブラ」などを作って販売していた。FORDにスカウトされ、「打倒フェラーリ」の陣頭指揮を執る。演じたのはMatt Damon氏。現場もよくわかってる、けど大人として(?)、お偉いさんたちへの対応もこなして間を取り持ち、まあ相当ストレスはたまったでしょうなあ。非常に素晴らしい演技でありました。FORDには「シェルビー」を関する名車がいっぱいあったわけで、自動車好きなら絶対知ってるお方ですよ。FORDはもう日本から撤退してしまったけれど、ホントはわたしが一番欲しい車はFORD MUSTANG GT Shellbyなんだよな……現行車は世界で一番かっこいいと思うすね。イギリス仕様の右ハンドル車が欲しい。。。
 ◆モリー・マイルズ:ケンの奥さんであり、ケンの理解者。非常に魅力的な女性で、「ゴムの焼ける匂いとガソリンの匂いが大好きな女よ!」と言って現れた時は、その台詞にグッときましたね。そしてケンが何も言わないでいろいろやっちゃうことにブチ切れて、ケンを助手席に乗せて一般道をぶっ飛ばすあのシーンも最高でした。舐めてんじゃないわよ!!とキレられたら、さすがのケンも、サーセン、俺が間違ってました! と認めざるを得ないすね。素晴らしい女性です。演じたのはCatriona Balfeさんで、モリーをとても魅力的に演じてました。Balfeさんは、アイルランド人か。すごい訛りのある英語だったけど、ありゃアイルランド訛りだったのか? 米語ではなかったすね、明らかに。いずれにせよとても良かったす。
 ◆リー・アイアコッカ:FORDのマーケティング担当役員で、一応、ケン&シェルビーコンビのFORD側の唯一の味方、と言っていいのかな。いや、実際は自らの野望のために味方したというべきかも。演じたのはテレビ版『PUNISHER』でお馴染みJon Brenthal氏。なかなかカッコイイすね。
 そして本作を撮ったのが、かの名作『LOGAN』を作り上げたJames Mangold氏ですよ。この人の撮る、乾いた砂漠っぽい、アメリカ中西部的な広大な景色ってのは味がありますねえ! 砂埃と夕焼けが似合うような画が、とても特徴的だと思う。そしてル・マンをはじめとするレースシーンもとてもダイナミックかつドラマチックで大変素晴らしかったと思います。
 とまあ、映画そのものについては以上かな。
 そして、わたしは本作を見ながら、マジでトヨタとホンダの人間は全員この映画を見てくれ!!と思ったすね。わたしはホンダもトヨタも買ったことがあし、現在もトヨタ製の車に乗ってるけれど、今、はっきり言ってこの車が欲しい! という車がまるでないんだよね。確かに日本では車が売れないし、海外を見据えるのは、そりゃあ企業として止む無いだろうと思う。だけど、自分の作った車に乗ってみてほしい。乗ってて楽しいか? だいたい、幅1845mmはデカすぎて、完全に日本の道に合わないし、メーター回りも古すぎるよ!! 明らかにBMWやAUDIやMercedezに負けてる部分が多いことをちゃんと自覚して、これでいいや、じゃなく、くそう奴らをブッ飛ばしてやる!! というガッツを見せてほしい。セダンが売れないから作らない!? そうじゃねえんだよ! 乗りたいセダンがないから、しょうがなくSUVに乗ってんだよ!! 次のISがまたデカくなっちゃったら、わたし、もうNXたたき売って次はLEXUS買ってやらんからな!!

 というわけで、最後は観ていてムラムラ感じた怒りになっちゃったので結論。

 車好きのわたしとしては非常に期待した映画『FORD v FERRARI』が公開になったので、さっそく観てきたところ、噂にたがわぬ素晴らしい映画でありました。役者陣の熱演も素晴らしいし、監督の技量も大変見事で、非常にクオリティの高い作品だったと思います。車好きは観てて燃えますよ、間違いなく。画面から感じられるガソリン臭はたまらんすね! この映画は、全日本車メーカーの社員全員が観るべきだと思います。そして、熱いハートを取り戻してほしい! 心からそう願います。ガッツあふれるカッコイイ車を作ってください! うるせーお偉方は、車そのものでで黙らせてほしい! 今、車が売れないのは、そりゃあ若者の経済力の問題もあるだろうし、公共交通機関網の発達もそりゃあるだろう。でも、はっきり言っておきますが、最大の問題は、魅力的な車がないからですよ。それはもう断言できるね。日本の道に合った、コンパクトで、カッコ良く、楽しい車があれば絶対売れると思う。圧倒的ナンバーワンであるトヨタが率先しないでどうする! 全トヨタ社員はこの映画を見て、心たぎらせてください! 以上。

↓ 今の愛車。2台乗り継いだISがいつまでたってもモデルチェンジしないので、しょうがなく去年のマイナーチェンジ版を選んだだけ。NXも最高にカッコ良くて気に入ってはいるけど、メーター回りが古すぎる……。。。

 さんざん、何度もこのBlogで、わたしは映画オタクを名乗っているし、わたしの周りの人々からも、ああ、アイツは映画に異常に詳しい、もはや気持ち悪いぐらい何でも知ってる奴だな、と認識されているのは事実だが、そんなわたしでも、当然、世の映画を全て観ているわけではなく、意外と有名な映画でも、スルーしている場合が何気に多い。
 というわけで、先日、わたしが見逃していて、いつか観てえなあ、と思っていた映画がWOWOWで放送されたので、おっと、なんで今頃放送されるんだろう? と思いつつ、録画し、昨日の夜、ぼんやり観てみたわけである。
  その映画のタイトルは、『The Machinist』。日本公開タイトルはそのまま『マシニスト』というサスペンス(?)映画である。2004年の作品なので(日本公開は2005年だったらしい)、もう10年以上前の作品であるため、超今更なのだが、わたしはずっと観たいと思っていてその機会がなく、今回初めて観てみた。そして、結構面白くて、ははあ、なるほど、これはよく出来ている、と大変楽しんだわけで、やっぱりわたしが観てない面白い映画はいっぱいあるんだなーと、当たり前のことを改めて認識した次第である。

 ここに貼り付けた動画は、ちょっと出自が不明でひょっとしたら違法動画かもしれないけれど、まあ予告編だし、10年以上前の作品だし、まあいいか、と思ったので貼っておきます。
  この予告を見れば、タイトルからすぐに思い出せなくても、「ああ、Christian Baleが超ガリッガリにダイエットして話題になったアレか!!」と思い出す人も多いだろう。そう、アレです。そしてどうでもいいけど予告の最後に出てくるURLは、さっきブラウザに打ち込んでみたらもう存在していなくて、なんかへんなサラ金サイトにつながるので、やめといたほうがいいですよ。
 あと、この予告には「体重49Kg」とまで出てくるけど、映画本編では、確か119ポンド(=54.0kgと字幕では出てた)までしか痩せていないので、予告詐欺ですな。ちなみに、体重54kgは、現在のわたしと同じなので、結構わたし的には、なんだ、普通じゃんと思ってしまったのだが、先ほど調べてみたところBale氏は身長183cmらしいので、わたしより11cm背が高いため、わたしと同等に考えることは不可能なわけで、確かにもう、ビジュアル的にガリッガリで、どうしちゃったんだこの人、と心配になるレベルのやせ方であった。それと、わたしは、だんだん痩せていく、つまりわたしの愛するStephen King氏の『痩せゆく男』的なお話なのかな? と思っていたけれど、実はちょっとだけ似ている、けど、全然違ってました。

 で。物語を簡単に説明しておくと、タイトルの「マシニスト」とは、カタカナで読むとなんのこっちゃ? とすぐに意味が理解できないかもしれないが、英語で「The Machinist」と見れば分かる通り、「機械工(=マシーンを扱う人)」のことである。主人公は、町工場に勤める機械工で、冒頭からもうガリガリ君である。どうやら不眠症らしく、毎夜通う空港のカフェの仲のいいウェイトレス(いや、仲のいい娼婦に語るんだったかな?)に語るところによると、もう1年、眠っていないらしい。そんな不眠症の機械工だが、きちんと家賃は払っているし、やたらとメモを取る几帳面な男で、仕事もちゃんと真面目にこなしている。が、ある日、休憩で自分の車でタバコを吸っていると、見慣れない男に声をかけられる。なんでも、ずっと前から同じ工場で働いてるらしいのだが、まったく見覚えはない。そしてこの男と出会ってから、主人公の回りには不可解なことが起こり始め、主人公の精神はどんどん削られていき――てなお話で、ポイントは、いったい主人公は何故眠れないのか、謎の男は何者なのか、そして、主人公の身の回りに起こる出来事は果たして現実なのか? ということになる。
 わたしは、これってまさか、夢オチで終わるんじゃねえだろうな……!? と、中盤からどんどん心配になってきたが、最終的には意外と現実的な、ああ、そういうことだったんですね、というはっきりした結末が待っていたので、わたしとしては非常にすっきりした。あれっ!? これもネタバレかな? まあいいや。
 ある意味、『Memento』チックな展開だけれど、普通の男の普通の毎日が舞台なので、妙に生活感漂っていて、そこがやけリアルなので、そこに加わる不思議な現象がとても浮き立って、なんだか観ていて非常に不安感が煽られる物語になっている。ただ、結末知った今、物語を思い出して観ると、じゃあ、あそこのシーンって……と、いろいろ説明しがたい不思議な脚本なので、若干の破綻もなくはないような気もするが、わたしとしては、見終わったときに感じた、非常に面白い映画だったという結論は変えないでおきたい。
 
 というわけで、物語はきっちりと計算されて練りこまれており、脚本は大変クオリティが高いと思う。また、撮影も演出も、想像していたよりもずっとレベルは高く、かなりイイ。また、音楽の使い方も巧妙で、なにかヒントになるようなことや、不可思議現象が起きたときに、必ず流れる曲(というか音?)も、大変使い方が上手だと感じた。なんかですね、ゲームっぽいんだな。なにかアイテムをGetしたときとか、手がかりを得た時にゲームだと、それと分かるような音が流れますよね。あの雰囲気に非常に似ているように感じられた。
 この監督と音楽は誰なんだろうと、さっき調べてみたが、わたしの知らない方で、まず監督だがBrad Anderson氏は、まあ、それなりに作品を発表しているようだがわたしはどうも1本も観たことがない監督らしい。音楽を担当したのは、Roque Banos氏という方で、スペイン人の作曲家で数多くの作品を担当しているようだが、はやりわたしの知らない方であった。どうもホラー系が得意な方っぽいですな。そう、本作は、舞台はLAのようだが、撮影はスペインで行っているらしく、スペインとアメリカの合作らしい。どういう経緯なのかさっぱり分からんけれど、まあそういうことだそうです。
 で、役者に関しては、もう主役のChristian Bale氏は説明不要だろう。なので、別の役者を紹介したいのだが、わたしの知っている役者は主役以外には2人しかいなかった。まず、主人公が癒しを求める中年娼婦を演じたのが、Jennifer Jason Leighさん。撮影当時、えーと、42歳ぐらいかな? この方は若い頃から散々いろいろな映画で観ているけれど、若い頃から脱ぎっぷりが良かったけれど、なんとこの映画でも脱いでます。ちょっと驚いた。最近では、Tarantino監督の『The Hateful Eight』にも出てました。元気に活躍中すね。
 もう一人は、主人公のうっかりミスで旋盤に腕を巻き込まれて、腕をなくしてしまうベテラン機械工を演じたMichael Ironside氏66歳。わたしはこの人を80年代からずっと知ってて、顔に非常に特徴があるので、一発で分かった。この人といえば真っ先に思い出すのがDavid Croneberg監督の名作『Scanners』ですよ。あの、強力なスキャナー、ダリル・レボックを演じたあの人ですね。あー懐かしい。あの映画は、1981年公開で、わたしはたしか千葉まで観に行ったなあ。まだちゃんとパンフレット持ってます。しかしもう36年前か……遠い昔の話ですなあ……。Ironside氏はその後、『TOPGUN』とか『TOTALL RECALL』なんかにも出てたけど、そういや最近はすっかり見かけないすね。元気にやっているといいのだが。

 というわけで、結論。
 とにかくこの映画は、Christian Bale氏の激ヤセ・ダイエットばかりが話題になっていたが、確かにそのビジュアルもショッキングではあるけれど、演出・脚本・撮影・音楽とも、非常にレベルの高い作品であった。US本国での評価はどうだったのだろう、と、さきほどRotten Tomatoesをチェックしてみたところ、まずまずの評価なので、世間的にもこの映画の評価は悪くないようである。上映時間100分ほどと短いので、観ていない方には結構おススメです。インターネッツにあふれる世のレビューはひどいものがあるようだけど、まあ、ズバリ無視していいと思います。わたしは大変面白かったす。以上。

↓ これっすね。今観ると相当古いけれど、36年前に観たとき、わたしは大興奮して、ずいぶん長いこと、この映画をネタにしたギャグをやってました。腕の血管を浮き上がらせて「スキャナーズ!!」とかw バカなガキでしたw
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