というわけで、『STAR WARS:Episode VII The Force Awakens』である。
 昨日の夜、興奮のままに前半90分ぐらいのところまでは紹介した
 一晩経って、少し冷静になってきた今日は、その続きです。もちろんネタバレです。
(※2015/12/21追記:結構ストーリーの順番・流れ・セリフがかなり適当ですが、致命的じゃないものはそのままにしておいた。わたしの勝手な脚色入りです)

  誰しもこんな経験はあるだろうと思う。
 大好きな人が、実はその人もわたしのことが大好きでした、と。そしてラブラブ&イチャイチャで、非常に楽しいデートをしていて、いよいよ……というところで、はっと目が覚める。何だよ夢かよ!! でも夢でもいいや。つーか今の続きを見せてお願い神様!!! と思いながら二度寝をする。みたいな感じ。
 昨日公開された『STAR WARS:Episode VII The Force Awakens』は、まさしくこんな、もう続きが気になって仕方がない、実に幸福な夢そのものであった。

 というわけで、劇中の90分頃の、レイがレンに捕まって連れ去られるところから、続きである。
 
 【2.多くの謎を提示したまま、物語はクライマックスへ】 
 ソロ船長・チューバッカ・フィンはファースト・オーダーに包囲され、絶体絶命のピンチ!! そこを救ったのは、新型X-WINGを駆るポー・ダメロンだ。登場もカッコイイ。けど、どうやって撃墜されたタイファイターから脱出していたのかは分からない。ともかく、X-WING部隊の到着で一気に形勢逆転して、ソロ船長たちは助かるのだが、その隙に、レイはレンに捕まり、連行されてしまう。レイは既にBB-8が保持していたMAP画像を見ているので、レンとしてはBB-8にはもはや用ナシ、我がフォースで、その脳みそに直接聞いてくれるわ、クックック……というわけだ。
 ここまでが昨日、わたしが100点満点をつけてもいいと思った前半の物語である。
 ここから先が……ちょっとわたしには問題アリだと思えて仕方がない。
 事態は鎮圧され、X-WINGファイターたちの後にやってきた兵員輸送艇から出てきたのは、いまやレジスタンスの将軍であるオーガナ将軍、すなわち元プリンセス・レイアである。ソロ船長もまた、レイアとの子供がルークに反乱を起こしたことに責任を感じ、かつての密輸業に戻っていたので、レイアと会うのは気まずい状態であった、けど、もうどうしようもない。一旦、みんなでレジスタンス本拠地へ戻ると。ここの設定は弱いよなあ……。あくまでソロ船長は、ルークの行方を追う極秘任務中でいてほしかった。
 で。カイロ・レンは、レイの脳みそに直接ルークの居場所を記したMAPの様子を聞こうとする。レイは、そんなマスクかぶってちゃ、しゃべれでしょ!!教えるわけない、と挑発。レンは、あっさりとマスクを取る。レンの素顔の登場だ。だけど、このカイロ・レンがマスクを取って以降、わたしは急激に、それまでの熱が醒めてしまった。何しろ、弱っちい。おまけに、全然ガキである。よくよく見ると、体もやけに手足がひょろ長くて、妙に華奢だ。ズバリ言うと、まったく強そうに見えない。おまけに、肝心のフォースも、ぐぬぬぬぬ、とレイに向けるも、あっさりレイの気合に負けて、結局何の情報も得られない。で、何かとレンに対して張り合うようなところを見せる、ライバルの将軍に、やっぱりコイツ、ダメっショ、と最高指導者・スノークの前で言われてしまう。ぐぬぬ、としょんぼりするカイロ・レン。わたしはもう、だんだん、何なんだコイツ、とイライラし始めてしまった。
 で。レジスタンスの基地では、コルサントもどきの共和国本部の星が消滅させられてしまい、今後の作戦会議が開かれる。どうするよ、あの超兵器搭載惑星<スターキラー>、マジでヤバイな。新たなデススターだよ。いやいや、デススターのなん10倍もデカイので、もっとやばいよアレは。破壊する方法なんてあるのか? シールドに守られてるんだぜ? というところで、元・ゆとりトルーパーのフィンが、あ、オレ、昨日まであそこで働いてたんで、中のこと知ってるっす。シールドの発生装置の部分をぶっ壊わせば、超兵器動力源への攻撃もイケルっす、と軽く守秘義務違反をかまし、ようし、やったるか!! と、スターキラー攻撃作戦が発動。シールド解除班(班長:ソロ船長)と超兵器動力源破壊班(班長:ポー・ダメロン)に分かれて行動開始である。フィンも、レイを救うためにシールド解除班に参加し、ソロ船長の案内役となる。
 このくだりは、まさしく『EP:VI』そのものだ。シールド発生装置を破壊するために、エンドアへ向かうソロ船長、建造中の第2デススター攻撃に向かうランド・カルリジアン将軍、の、あの構図と一緒である。この流れは、非常に美しくわたしのようなおっさんファン歓喜の展開である。が、正直なところ、またこの展開? という気もしなくもない。が、出撃するソロ船長とレイアのやり取りは、非常に素晴らしく、その点で見飽きた作戦でもわたしは十分許せた。息子はオレが連れて帰る、けど、ルークですら出来なかったことを、オレにできるのかな……と一瞬弱気になるソロ船長を、レイアは「ルーク兄さんはジェダイ。でも、あなたは父親でしょう?」とやさしく鼓舞するあのシーンは、今回の一番の見所と言ってもいいのではないかとわたしは思う。
 だが実際のところ、カイロ・レンが「わたしにはまだまだ暗黒面の力が足りません。光の誘惑が怖い。もっともっと非情にならないと……修行が足りません……ベイダーおじいちゃん、私を導いてください」みたいなことを言ってくよくよするシーンなどもあって、はっきり言えば、ソロ船長が「息子を取り返す」と決意した時点で、完全に死亡フラグが立ってしまっていた。これこそまさしく、I have bad feeling  about this、であるが、この「悪い予感」はのちに的中してしまう。今回の『VII』において、最もショッキングなシーンであろう。極めて悲しい、残念なシーンだ。
 まず、レイは、レンの精神的拷問を切り抜けたことで、「あたし、ちょっとフォースの素質あるかも?」と気づき(まさしくここがThe Force Awakens)、早速フォースを使ってまんまと拘束から逃れる(※この時レイのフォースに操られるストームトルーパーがDaniel Craigらしいですよ!!)。一方、ソロ船長たちも、ハイパードライブで亜空間を地表すれすれまでぶっ飛ばせばシールドを通過できる、という荒業というかトンデモ理論で、スターキラーに到着し、バトルスタート。そして、これも本当にわたしは残念だと思うのだが、今回初登場キャラとして注目されていた、銀色に輝く女性トルーパー、キャプテン・ファズマの扱いが超軽い。潜入したソロ船長たちは、昨日までフィンの上司だったファズマを、チューバッカのあびせ倒しで一発KO、捕虜としてあっさりシールドを解除させることに成功してしまうのだ。用済みのファズマの処分については、ダストシュートにでも放り込んでおけ、粉砕機付きの奴があるんだろ、と『IV』での経験を元にニヤリとするソロ船長。もちろんオレ知ってるっす、オレ、掃除係だったんで!! と嬉々とする元ゆとりトルーパーのフィン。あのなあ、オレが観たかったのはお前らのそんなやり取りじゃなくて、ファズマの素顔だよ!! このゆとり小僧が!! 業務上知り得た秘密をそんな軽くバラして、お前、訴えられるぞ!! とわたしは猛烈に腹が立った。わたしは、絶対に、ファズマがマスクを取るシーンがあって、マスクを取ると、ファサァ……と髪がこぼれて、ウホッ! いい女!! ということが明らかになると思っていたのに。ここだけは、JJ、あんたわかってねえな、と申し上げたい。まあ、今後の『VIII』以降での活躍を心から願っております>キャプテン・ファズマ様。
 あと、まったくどうでもいいけれど、わたしとしては、せっかく『VI』の「これは罠じゃ!!」の名台詞でおなじみのアクバー提督がレジスタンスで健在であることを映したのだから、こんなにあっさりシールド解除しないでほしかったです。やっぱり、アクバー提督にはもう一回、「It's a Trapp!!」と叫んでほしかったな。
 で。シールドは解除した。あとはレイを救助してさっさとおさらばだぜ!! というところで、自力脱出していたレイと合流。ついでに苦戦しているX-WINGチームを援護するために、爆薬仕掛けてトンズラだ!! という展開になる。
 そして、とうとう対面してしまうソロ親子。ここはちょっと悲しすぎる。もう予想してたとはいえ、この展開は……残念だ……しかし、『III』において、パルパティーンに忠誠を誓ったアナキンは、JEDI-Councilの罪なき子供たちをぶった斬りまくってダークサイドの力を得た。そのとき、一筋の涙を流して。同じように、カイロ・レン、本名ベン・ソロもまた、赤いライトセーバーを父親にブッ刺す。この時、やっぱり涙を明確に一筋、流してほしかったのだが、ちゃんと描写されてたかどうか、記憶にない。かなり涙目でウルウルだったが、涙が流れたんだっけ? 来週もう一度観てちゃんと確認しておきます(※12/21確認した。あのガキ、泣いてない!!)。まあ、悲しく残念な展開ではあるけれど、ジャンプ読者の我々にとっては、はっきり言ってよくある展開なので、十分物語的には受け入れられるものである。まさしく、『北斗の拳』における聖帝サウザーの有名な台詞「愛などいらぬ!!」でおなじみの展開だ。でも、サウザーでさえ、愛する師父を殺すことで最期の涙を流し、一切の愛と情と決別するんだから、やっぱりカイロ・レンにもそういったエモーショナルな演出が絶対必要だったと思うが、かなりドライに終わってしまったのも、やっぱり残念ポイントの一つだ。このシーンで一番すばらしかったのは、ソロ船長がやられた直後にみせる、チューバッカの激情だ。あのチューバッカが、たぶん、シリーズ全編通して、初めて明確に、怒りを爆発させる。あのメイクで、明らかに怒りと悲しみが爆発していることがはっきり分かるのは、本当に素晴らしい演技を見せてくれたと思う。
 そして物語はファイナルバトルへ。仕掛けた爆薬が大爆発、後は逃げるだけ、というところで、レイとフィンの前にカイロ・レンが立ちふさがる。ルークのものだという青いライトセーバーで立ち向かうフィン、だが、あっという間にやられてしまい、ルークのライトセーバーは雪の中に。「それはオレのものだ!!」というレンが、フォースを使って手元に引き寄せようと右手をかざす。が、ライトセーバーが飛んでいったのは、レイの元だった!! ここは興奮しましたね。非常にカッコイイ演出でした。レイはそれまで、ライトサーベルに触るとまたフラッシュバックが起きるので、触るのもいやよ!! と言っていたのだが、とうとう決意を固めて、スイッチオンだ。
 そして、ライトセーバー同士の激しいチャンバラが始まる。のだが、こういう展開では、ありがちの展開で、慣れないレイが勝てっこない、けれど、絶体絶命になると突如強くなる、という我々ジャンプ読者にはおなじみの流れである。まさしく『流浪人剣心』的な、「ブチ切れて怒ったら無敵になる」あの展開だ。まあ、世のヒーローは絶体絶命になってから、それまでの戦いぶりがうその様に強くなるのが基本なので、驚きはない。もちろん、レイも例外ではなく、最終的にはほぼ圧勝と相成る。だが、どう落とし前をつけるのかと思ったところで、地面が割れ、X-WING班の活躍で無事に超兵器も破壊されて惑星崩壊が始まり、決着は次回以降へ持ち越しとなった。
 そして引き上げたレジスタンス基地から、ルーク失踪後は自動スリープモードで眠っていたのに突如目覚めた良く分からない仕掛けのR2-D2を伴い、レイはチューバッカとともにファルコン号で一路ルークがいる海の惑星へ。そしてとうとう対面。ルークのライトセーバーをと渡そうと手を差し伸べて、今回はここまで、終了である。

 はー、長かった。ストーリーは、大体こういう感じであった。

 【3.残された謎と、問題点についてのまとめ】
 というわけで、前半最高、後半うーん、な『STAR WARS:EPISODE VII』であったが、次の『VIII』は、2017年公開だそうで、2年後である。2年間もやきもきして待つのかよ……というのはつらいところだが、まあ、今まで散々待ってきた我々ファンとしては、2年と明示してくれていることは嬉しいし、2年なんてあっという間、待ち上等であろう。
 なので、次への課題となった謎と今回の問題点を自分用備忘録としてまとめておきます。結構いっぱいあるんだよなあ……。思いついた順なので、重要順とかではないのであしからず。
 1)ロア・サン・テッカって……誰?
 →おそらくは今後も謎のままなのではなかろうか。もう今更語る必要ないし。でも、ルークの居場所を知っていた重要人物として、わたしとしてはもうチョイ、何者か知りたいところである。せっかくMAX VON SYDOW氏を起用しているんだから、謎は解いてほしいものだ。な、なにーー!? という驚きの展開を希望します。※12/21追記:このおじいちゃんは、「長いこと銀河を旅してきた」そうで、カイロ・レンがベン・ソロだった時代を知ってる存在でした。
 2)ポー・ダメロンは、どうやってタイファイターから脱出してたんだ?
 →これももはや今更なので、謎のままであろう。でも、せめてもうチョイ明確にしてほしかった。あと、墜落したタイファイターは何故砂漠にズズズ…と沈みだして爆発したの? わたしはまた、砂漠に住む巨大生物がガバァッと大口を開けて出てくるのかとドキドキしたのに。あの惑星がタトウィーンで、巨大生物がボバ・フェット消化中のサルラックだったら面白かったのにね。で、ボバがペッと吐き出されたら最高だったんだけどな。
 3)結局、レイは何者なんですか?
 →この謎は明らかに次回以降で解き明かされるだろう。幼少期にルークと出会っていて、JEDIの才能もあることはもう確実だ。順当ならルークの娘なんだけど、どうなのでしょうか。その場合の母は誰なのかも気になるところ。今後最大の謎のひとつでありましょう。
 4)結局、フィンって何者なんですか?
 →これも、きっと後々解き明かされると期待したい。今後、まったく何も触れられず、単に幼少期にファースト・オーダーに誘拐されただけだったら、超がっかりです。今のままだと、フィンが職場放棄した理由が弱すぎる。じゃあなんで他のトルーパーは仕事熱心なのか説明がつかない。一応、ジャクーが故郷ってことでいいのかな? あとね、キミ、両手剣の持ち方が全然ダメ。右手はつば部分、左手は柄尻、と両手の間を離さないと、剣は振るえないよ。バットじゃないんだから。黒澤映画を観て勉強したって言ってたような気がするけど、全然勉強が足りないよ。0点。
 5)カイロ・レンことベン・ソロ君について。
 →はっきり言ってこいつがわたしの本作に対する満足度を大いに損ねる原因となった野郎である。弱い。貧弱。イケてない。そして、なにより愚か者。おそらくは、今後改心する展開だろうけど、遅せえっつうの。オレたちのヒーロー、ソロ船長をよくも殺ってくれたなこの野郎!! 今回の黒幕である、ファースト・オーダー最高指導者スノークがまったく謎の存在なので、カイロ・レン誕生の経緯も分からず、非常にストレスである。まあ、ルークに指導されていたのだから、当然コイツも、幼少時代のレイに出会っているはず。また、ソロ船長とレイアの息子なのだから、もしレイがルークの娘なら、いとこ同士だし、ルークにとっても甥っ子になる。劇中で言うように、ベイダー卿の孫ですな。しかし……このガキが物語の主軸となるのは、現時点のわたしとしては耐え難いイライラだ。こんなチンケな親への反抗期にあるガキを、メインに据えないでほしいものだ。
 6)で、スノークって、誰なのよ?
 →これも、今後確実に解き明かされるであろう謎である。正直、別に過去の物語とリンクしている必要はなく、まったくの新規キャラで構わないのだが、何ゆえルークを恐れるのか、何が目的なのかは明確に提示していただきたい。今のところ、この謎の存在は、「ケンシロウをトキにあわせてはならん!!」と恐れるウィグル獄長的存在ですね。果たしてルークと対面したレイは、ケンシロウ的救世主になるのか、楽しみに待っていよう。また、ウィグル獄長はあくまで拳王様の命令に従っていただけなので、スノークの上に更なる悪の存在がいるのかどうかも大変気になるところである。どうでもいいけど、ホロビジョンでしか現れないスノークですが、デカ過ぎ。なんであんなデカイ像なの? 理由あるのかな?
 7)キャプテン・ファズマの今後
 →今後も出てくるか実に怪しいが、わたしとしては、先ほども書いたとおり、マスクを脱いだら、あらやだ美人!! 的キャラとして、次回作にも出てきていただきたいと心から願います。ちなみに、↓「これが限定パンフレット」なんですが……
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 キャプテン・ファズマ様が表紙なのに、今回の扱いはひどすぎです。わたしとしては、ドSの女王様、だけど後半デレていく展開を希望します。
 8)惑星タコダナのバーの女主人、マズ・カナタって結局何者なんです?
 →彼女も、今回はまったく良く分からない重要人物の一人。まあ、彼女はルークのライトセーバーを預かっていた重要人物なので、今後その正体も明かされていくと信じたい。ルークとの関係、ソロ船長との関係、ともに謎であるが、チューバッカを「可愛い坊やMy Boy Friend」呼ばわりしていることから明らかなように、相当な年齢で(あのバーは1000年営業中らしい)、かつ、男を見る目はありそうですね。フォースは使えないといっていたので、その点では一般人のようですが、今回だけではまったく謎です。
 9)やっぱりよく分からない、銀河の政治的情勢
 →今回、わたしが気になっていたのは、一昨日書いたとおり、皇帝パルパティーンが死んだからといっても、まだ膨大な兵員・兵器は保有していた銀河帝国はどうなったのか、という点である。30年間に何があったのか、結局のことろ今回の『VII』では、きわめてフワッとしか説明はなされなかった。これは、ルークの謎にもつながるので、ひょっとしたら今後、きちんと語られることもありうるが、どうでしょう……。だいたい、ファースト・オーダーって何なんだというのも、イマイチ、ピンと来ないまま終わってしまったのは残念。まあ、説明ばかりじゃ物語の進行を妨げるので仕方ないけれど、そのために、冒頭の銀河に流れる字幕があるのにね……。もうチョイ、説明してほしかったです、はい。
 10)最期に、やはり最大の謎、ルークは一体何してるの??
 →ま、これは次回以降確実に語られるはず、なので、2年ほど待てば分かることだろう。だが、今回の最終カットは、たとえますます謎が深まったとしても、ルークが一言しゃべったところで終わってほしかった。今回台詞は一切なし。でも、容貌は非常にカッコ良く、ちゃんとダイエットしてくれたことは大いに評価したい。眼光も鋭く、雰囲気は抜群に良かった。だからこそ、ライトセーバーを差し出すレイに、最期に一言何か発してほしかった。
 ルークに関して現状分かっていることは、
 ■パルパティーン打倒後、新たなJEDIを育てるべく養成所開校。
 ■その養成所も、一番有力視していたベン・ソロのダークサイド転向で崩壊
 ■その責任を感じて隠棲(ソロ、レイア談)
 ■養成所崩壊時、レイも養成所に所属していた(?)
 ■養成所崩壊時、R2に何かを託す(隠棲先のMAP?)
 ■養成所の場所は良く分からん。
 ■が、崩壊後は初期JEDI-TEMPLE巡礼をすると言ってたような(ソロ談)
 とまあこんな感じだが、とんだ引きこもりニートになってしまったルーク。でもそれは、とある重要なことを行っていた……ことが次回以降明らかになってほしいと、心から願います。

 というわけで、結論。
 『STAR WARS:EPISODE VII The Force Awakens』は、謎が謎のままで、どうやらこの作品単体で評価することは出来ないようである。散々文句も書いたけれど、SAGA全体できちんと消化されていれば全然許せるし、実際、大画面で見る真正『STAR WARS』はやっぱり最高ですね。来週、また3D版を観に行くので、何度でもこの作品については語るつもりであります。以上。

↓ わたし、本気で思うのですが、『STAR WARS』ファンは絶対読んだほうがいいと思います。