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 というわけで、昨日は祝日だったので一日遅れですが恒例の週末映画興行データです。
 この週末は、邦画の注目作2本が公開されました、が、わたしは特に興味がなかったので観に行っていません。それよりも、3日後の3/25(金)からいよいよ始まる『BATMAN v SUPERMAN』が楽しみでならないわけですが、一方では、きっとコレジャナイとため息をつきそうな予感がしてならないため、かなりドキドキです。わたしのような映画オタをぎゃふんと言わせる素晴らしい作品であることを祈っています。当然、金曜日の夜、初日に観に行く予定です。というわけで、あまりネタがないのでランクをさらっと流して終わりにします。

 では、さっそくいつもの興行通信社の大本営発表から。
 1位:『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』はV3達成。昨日の祝日で既に20億突破したとのこと。これは去年よりハイペースか。本当に今年は40億を超えるかも。好調維持。
 2位:『僕だけがいない街』が公開土日で2.2億スタート。期待通りのヒットと言ってよさそう。18億~15億は堅い勢い。20億までは、今のところ厳しめか。今後の状況要チェック。原作コミック、アニメも大ヒット。
 3位:『アーロと少年』が9日間累計で6億チョイか? やはりPIXER作品としてはややおとなしい興行となっている模様。
 4位:『ちはやふる―上の句―』が公開土日で1.7億スタートと、ほんの少し厳しい。原作の人気からすれば、もっと稼ぐと思っていたが、『僕街』の後塵を拝した。恐らくは、『僕街』は、アニメがまだ放送中であるし(今月で終了かな?)、原作漫画も先日完結を迎えて、書店店頭での目立ち具合はきっと『ちはやふる』より上だったのではないかと思う。いや、でも『ちはやふる』の単行本最新刊が3/11発売で出たばかりだから、そんなことないか。これはひょっとすると、いわゆる「2部作連続上映モノ」がお客さんに飽きられてきたor敬遠されている、という事かもしれない。それと、原作の読者層の濃さの違いも影響しているような気もする。一般少女漫画の『ちはやふる』よりも『僕街』のほうが、ファンの熱量は高そうなので。いずれにせよ、広瀬すずちゃんはウルトラ可愛いと思います。
 5位:『エヴェレスト 神々の山嶺』が9日間で6億ほどだろうか。この分で稼いでいけば、15億は行きそうですね。10億に届かないなんてことにはならないと思う。
 6位:『映画プリキュアオールスターズ』が公開土日で1.3億。 これは去年の春のプリキュアと同等の数字。ここ数年ちょっと厳しい状況で10億には届いていない。今回20本目の映画だそうです。
 7位:『家族はつらいよ』が9日間合計で、これも6億ほどかな。わたしも観ましたが、最高でした。やはり平日興行がいいみたいですな。シニア客中心なので、動員数が伸びても単価が安い模様。恐らくは当初予測通り15~16億は稼いでくれると思われます。
 8位:『黒崎くんの言いなりになんてならない』が23日間で8億台に乗ったのではないかと思う。何度も同じことを書きますが、このスクリーン規模なら大健闘だと思います。
 9位:『天使にアイム・ファイン』がランクイン。映画オタクを名乗るわたしが知らない映画があるんだ、と思って調べたら、なるほど、そういうことかと判明。知りたい方は、タイトルに貼ったリンクをどうぞ。
 10位:『オデッセイ』:46日間累計で34億に乗ったかと思われる。35億まで届くか微妙かと先週書いたけど、これは最終的にはなんとか届きそう……かも。頑張れワトニー!

 以下、『信長協奏曲』は最終的に45億まで行く可能性大ですね。まだ行っていないと思うけれど。それから、いよいよ上映終了間近の『スターウォーズ/フォースの覚醒』は115億着地ぐらいで決着になりそうですな。あと、アカデミー助演女優勝を受賞した『リリーのすべて』は13位だそうで、0.5億も届いていないのではないかと思う。スクリーン数も少ないのでやむなしだが、ちょっと興行的には厳しい。わたしの愛する『Carol』もそうだったけれど、もっと公開スクリーンが多くてもいいのになあ。もったいない……。そして『ガルパン』はとうとう動員100万人を超えたそうですね。公式ブログに載っていました。それに、今「4DX」の興行がかなり貢献しているようで、単価が非常に高いことも影響しているようですな。いやあ、本当にすごいことですね。

 というわけで、結論。
 相変わらず毎年恒例の春の『ドラえもん』の強さの前に、今週 公開の『僕だけがいない街』『ちはやふる』は届かず。わたしとしては、『家族はつらいよ』がじわじわと売れ続けてほしいですが、いよいよ来週の『BATMAN v SUPERMAN』は果たして最初の週末でいくら稼ぐでしょうか。ちなみに、前作の『マン・オブ・スティール』が2.6億スタートで最終10億にも届かず。まあ、今回は10億は超えると思うけれど、どうなることか、楽しみっすな。以上。

↓観てない人は、全然話についていけないと思います。今回の『BATMAN v SUPERMAN』は完全に続きのお話だし、前作『マン・オブ・スティール』は非常に特殊な話で、今までのスーパーマンとはまったく違うので。予習は大丈夫ですか!? 
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ヘンリー・カビル
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2015-06-17
 

 というわけで、毎週月曜日は恒例の週末映画興行データです。
 今日は特にネタがないので、データを並べてさらっと流します。
 今週末は、『マネー・ショート』 を観てきましたが、ズバリ、金融知識がないとちょっと難しいのでは? と思いました。詳しくはおとといのレビューをどうぞ。ネタバレ……かな……なので、自己責任でお願いします。
 
 ではさっそく、いつもの興行通信社の大本営発表から。
 1位:『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』は公開土日で6.3億で1位発進。毎年3月1週目に公開される映画ドラちゃんですが、今年も盤石の1位です。去年が6.4億スタートだったので、ほぼ同等ですね。例年通り推移するなら、今年も39億ぐらいは行くのでしょう。素晴らしいですな。
 2位:『黒崎くんの言いなりになんてならない』9日間で4.5億ぐらいと思われます。
 3位:『オデッセイ』:32日間累計で30億まで届いた模様。しつこいですが、わたしの2016年暫定ナンバーワン。最終30億±2億ぐらいの当初予想よりかなり上に行きそうな気配。読みが甘かった。勢いが維持されているので、このままだと35億は行きそうです。
 4位:『マネー・ショート』が金曜公開なので3日間合計で1.5億まで行っていない状況か。まあ、数字的には良くないし、おそらくアカデミー賞も脚色賞だけだったので、今後の伸びもあまり期待できない。とにかくこの映画、金融知識が必要です。最終的に、10億はまず難しい情勢。
 5位:『信長協奏曲』:44日間合計で41億~42億ほどか。大変失礼ながら、驚きの好成績です。おみそれしました。今後の上映スケジュールをまだ調べてないので何とも言えないが、過去データを参照すると45億弱は堅そう。
 6位:『スターウォーズ/フォースの覚醒』:80日間合計で113億ぐらいか。3/25での上映終了がでっかく新聞広告で謳われてましたな。あれには驚いた。US本国では、早くもBru-layの発売が告知されたそうです。2016/04/05発売だそうで、日本はいつなんだ!?
 7位:『X-ミッション』:16日間合計で4億以上5億未満。予測よりも結構上ですね。5億届くとは思ってなかったので。大変失礼いたしました。この分だと、5億は軽く超えそうです。
 8位:『ザ・ブリザード』が9日間合計で2.5億ぐらい? これは5億に行くか微妙。だと思う。たぶん。
 9位:『さらば あぶない刑事』:37日間合計で15億まで届かずか? これはちょっと16~17億程度着地と最初の予想より低めになりそうな予感。
 10位:『Born in the EXILE 三代目J Soul Brothersの奇跡』:23日間合計で5億強かな? 凄いと思う。

 以下、ベスト10以降は相変わらず『ガルパン』が入っていて、この分だと15億も超えてくるのではないかしら。すごいなあ。また、アカデミー賞関連で言うと、タランティーノの『ヘイトフル・エイト』は上映館も少なく数字的には苦戦中の模様。わたしは観たけど……うーん……。くわしくは先週のレビューへ。

 というわけで、もう今日はネタがないので、今後のわたしが観る予定作品をちょっと自分用にまとめておこう。
 【3/12-13週末】 『家族はつらいよ』・・・山田洋次監督最新作(完成はもうずいぶん前らしいけど)。絶対観ます。そういや昨日だかおととい、地上波で『東京家族』を放送してましたな。まったく同じキャストで描く喜劇。これは必見でしょう。

 【3/19-20週末】『リリーのすべて』が3/18(金)公開。観るか微妙。どうしようかな……。
 【3/26-27週末】『バットマンVSスーパーマン』が3/25(金)公開。これは絶対観ます。たぶん、金曜日の夜、帰りに観ちゃいますね。早く観たくて我慢できないので!! でも2h32mnと長いんだよなあ……。そして、コレジャナイと失望する可能性が非常に高い予感。

 【4/2-3週末】うーむ、特になし。
 【4/9-10週末】『ルーム』が4/8(金)公開だけどたぶん観ない。それより、『SICARIO』(邦題:ボーダーライン)を絶対観に行きます。これはずっと日本公開を待ってたぜ!! 楽しみ。

 【4/16-17週末】アカデミー作品賞受賞作品『スポットライト』が4/15(金)公開。たぶん観ないかな。
 【4/23-24週末】アカデミー監督賞受賞作品『レヴェナント』が4/22(金)公開。これは絶対観る。金曜の帰りに観るのはきついかもな……2h31minと長いし、話も重いので……。体調万全で見た方がいいかも。

 【4/30-5/1週末】わたしが今年一番観たい映画かもしれない『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』が4/29(金)公開。スーパー楽しみすぎて血圧上がる!! 今すぐ観られるなら10万円ぐらい払ってもいいぜ!! と今書いてみたところ、↓キャップはこんなことを言ってます。偶然で笑った。


 というわけで、結論。
 ドラちゃん強し!! そしてこれからの映画公開もそれぞれ楽しみです!! 以上。 

 というわけで、毎週月曜日は恒例の週末映画興行データです。
 今日は、第88回アカデミー賞の発表があったので、週末興行ランクはさらっと流して、後半はアカデミー賞ネタをお送りします。

 ではさっそく、いつもの興行通信社の大本営発表から。
 1位:『黒崎くんの言いなりになんてならない』が公開土日2日間で1.9憶。講談社別冊フレンド連載中。ほぼ興味なし。
 2位:『オデッセイ』:25日間累計で27億超か。アカデミー賞にかすりもせずだが、わたしの2016年暫定ナンバーワン。最終30億±2億ぐらいの当初予想より上に行きそうな気配。
 3位:『信長協奏曲』:37日間合計で40億間近。まだチョイ届いてないぐらいと見る。40億程度とした当初予想を大幅に超えそう。43~45億着地ぐらいは確実?
 4位:『ザ・ブリザード』が公開土日で0.9億。スクリーン数からするとかなり厳しめ。5億に行くか微妙。
 5位:『Born in the EXILE 三代目J Soul Brothersの奇跡』:16日間合計で5億を超えたか。凄い!
 6位:『X-ミッション』:9日間合計で3億以上4億未満。予測よりもチョイ上かも。
 7位:『スターウォーズ/フォースの覚醒』:73日間合計で112億。120億はちょっと厳しい情勢。
 8位:『さらば あぶない刑事』:30日間合計で14億。うーむ、18億届くかどうか?
 9位:『ヘイトフル・エイト』が公開土日で0.47億。上映館が少なくて、観に行きたいのに困る……。
 10位:『ガールズ&パンツァー』がまだランクイン。13奥は越えてるはず。ホントにすごい。

 ほか、『SHERLOCK/忌まわしき花嫁』:10日間合計で2億行ったかぐらい。わたし激賞の『キャロル』は18日間合計で2億程度と厳しい。アカデミー賞もかすらず、非常に残念。でもオススメですので、ホントにもっと売れて欲しいです……。とまあ、今週末のランクはこんな感じのようでした。

 で。今日は第88回アカデミー賞の授賞式が行われました。ちらちらと、WOWOWメンバーズオンデマンドで観ていましたが、字幕版を後ほどゆっくり見てみようと思います。
 以下、受賞リストです。主要賞だけでいいよね? また、基本的に各賞は個人に与えられるものですが、役者と監督以外は、作品名だけでお許しいただければと。
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■作品賞:『Spotlight』 邦題『スポットライト 世紀のスクープ』4/15(金)公開予定
■監督賞:Alejandro Gonzalez Inarritu 『The Revenant』 邦題は『レヴェナント 蘇えりし者』4/22(金)公開
■主演男優賞:Leonard DiCaprio  『The Revenant』 
■主演女優賞:Brie Larson 『Room』 4/8公開予定。邦題はそのまま『ルーム
■助演男優賞:Mark Rylance 『Bridge of Spies』 公開済み。
■助演女優賞:Alicia Vikander 『The Danish Girl』 邦題『リリーのすべて』3/18公開予定
■脚本賞:『Spotlight』
■脚色賞:『The Big Short』 邦題:『マネー・ショート 華麗なる大逆転』3/4(金)公開
 ※脚本賞と脚色賞ってどう違うのと聞かれることがありますが、英語にすれば一目瞭然です。
 脚本賞はWriting Original Screenplay→オリジナル作品ってことですな。
 脚色賞はWriting Adapted Screenplay→つまり原作アリ作品ってことです。
■撮影賞:『The Revenant』
■編集賞:『MADMAX:Fury Road』 公開済み
■美術賞:『MADMAX:Fury Road』
■衣装デザイン賞:『MADMAX:Fury Road』
■音響編集賞:『MADMAX:Fury Road』
■録音賞:『MADMAX:Fury Road』
■作曲賞:『The Hateful Eight』 公開中
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 というわけで、わたしは特に予想は立ててなかったけれど(いや、だって観てない映画ばかりだし)、もちろん、Stallone隊長が取れなかったのは残念ですが、それでも、助演男優賞をわたしが激賞した『ブリッジ・オブ・スパイ』のおじさんが受賞したのは嬉しいですな。素晴らしい演技でした。
 それから、制作系の主要部門を何気に『MADMAX』が独占したのは驚きだし(衣装デザイン賞まで獲るって、どうなのよ? という気もしなくもない)、 作曲賞に、スーパー大ベテランのEnnio Morricone氏が獲ったのも、これが初受賞だと知って驚いた。もうとっくに受賞したことがあるのかと思っていたほど数多くの作品を手掛けているので、ご本人も嬉しかったでしょうな。
 ほか、監督賞、主演男優賞を『The Revenant』チームが獲ったのは、まあ大本命ってことでいいんでしょうな。DiCaprio氏も助演1回主演4回のノミネートを経てようやくのオスカー像ゲット。良かったですね。監督も2年連続受賞は史上3人目だそうで、歴史に残る偉大な監督となりましたな。当然、わたしも4月公開の『The Revenant』は観に行きます、つーかさっさと公開してもらいたいものですね。あと、助演女優賞を受賞した、Alicia Vikander嬢が高度なAIを搭載したアンドロイド役で出演している『Ex Machina』は果たして日本公開はいつなんだろう? 今回、視覚効果賞も受賞したし、わたしはそっちを観たくてたまらないんですけど……日本公開しないつもりかな? US国内では2015年4月にとっくに公開されているのだが……なんか事情があるのかな!? さっさとGAGAあたりが買い付けて、公開していただきたいものだ。
  
 ところで、ほとんど根拠はないが、今後の日本公開で、大ヒットと言えるほど興収を稼ぐのは、おそらく『The Revenant』だけだと思う。今まで、アカデミー賞を獲った作品でも、そのほとんどが、日本ではそれほど大きなヒットにはなっていない。恐らくその反省から、今年のノミネート作はそれぞれ賞の発表から少し時間をおいての公開が組まれていると思うのだが、結局賞を獲れなかった作品は、ほとんど売れずに終わってしまうんだろうな……。それなら、ノミネートの時点で公開して、もっと国内でもUSアカデミー賞合わせで盛り上げた方が、よっぽどお客さんは来るんじゃなかろうか。作品賞が『Spotlight』となったのは、わたしとしては若干驚いたわけだが、観ていないので何も言えないけれど、きっと日本じゃ売れないと思う。わたしもあまり見る気になっていない。なぜならキャスト的にも、内容的にも、イマイチわたし好みでないからだが、全く若者を呼べそうにないし、公開も1カ月以上先だし、興行の行方が心配だ。それでもきっと、作品賞を受賞したので、期待を込めた厚いプロモーションを行うような気がするけれど、まあ、やめておいた方がいいと思いますよ。金をかけすぎて、それが回収できるとはあまり思えないので。……ま、余計なお世話ですかね。

 というわけで、結論。
 とりあえず、この週末の動きは新作が順当にランクインするも、まだまだ『オデッセイ』『信長協奏曲』が上位で頑張っていますね。アカデミー賞で受賞した作品群がどれだけ日本で売れるかを注目していく予定です。

↓ もういっそ、海外版のBlu-ray買っちまおうかな……どうやらスペイン版は日本語字幕が入ってるっぽいので。


 というわけで、毎週月曜日は恒例の週末映画興行データです。
 全国的にあまり天気のいい週末ではなかったですが、 洋画新作2本の公開があったものの、1位は3週連続で『オデッセイ』だったようです。ああ、そういえば、来週の今頃は、第88回アカデミー賞が発表されてますね。何が獲るか楽しみだなー。あと、今日はネタとして、『七人の侍』と『生きる』の4K修復記事を見かけたので、最後にそれを紹介しときます。オタク心にグッとくる記事でしたので。

  ではさっそく、いつもの興行通信社の大本営発表から。
 1位:『オデッセイ』:18日間累計で22億超。これで三週連続1位。今のところ、わたしの2016年暫定ナンバーワン。最終30億±2億ぐらいの当初予想は変更なし。もうチョイ上かも?
 2位:『信長協奏曲』:30日間合計で37億弱か? 当初予想の35億~40億は軽く超えそう。先週比較した去年の『HERO(最終46.37億)』は、5週目では38億超えてたので、43~45億着地か?
 3位:『X-ミッション』:公開2日間で1.4億スタート。懐かしの『ハート・ブルー(原題:Point Break)』のリメイク。洋画としては並の初動。10億行くか今後次第。まだ観てないけど、オリジナルは好きだったなあ。
 4位:『さらば あぶない刑事』:23日間合計で12億ほど? 当初予測の最終20億に届くかどうかぐらいから変更なし。ただ、ちょっと厳しそう。『母と暮らせば』とほぼ同じくらいの数字で推移しているので、行っても18億ぐらいか。
 5位:『スターウォーズ/フォースの覚醒』:66日間合計で110億は突破。最終的に110億近辺という最初の予測から変更なし。だいぶ上映館/上映回数も減ってきた。120億までは難しいかな。どうだろう。
 6位:『Born in the EXILE 三代目J Soul Brothersの奇跡』:9日間合計で4億弱か。3.7億ぐらいかな。十分立派な数字ではなかろうか。
 7位:『SHERLOCK/忌まわしき花嫁』:公開3日間で1億チョイ届かずか。まあ、公開規模が105Scrと小さいけど、わたしとしてはもっと稼ぐのかと思っていた。残念。NHK-BSの放送は全部見たけれど、劇場は今のところあまり行く気なし。
 8位:なんと『ガールズ&パンツァー』が上映館が増えてランク返り咲き!! ホントすごいわこれ。11億はとっくに突破しているので、もう12億間近では。すげえ。
 9位:『同級生』:公開2日間で0.3億ぐらい? サーセン……勉強不足で実はよく知らないの……BLっすよね?でも人気が高いんでしょうな。立派ですわ。
 10位:『妖怪ウォッチ』:65日間合計で54億弱か。粘る。前作比較ではずいぶん落ちてしまったけれど、『ポケモン』の落ちを補って余りある働きは賞賛されていいのでしょうね。

 ほか、ランク外では、わたしが激賞している『キャロル』:11日間でまだ2億も行ってない気配。超おススメなのに、公開規模が57Scrと少ないのが悲しい……来週のアカデミー賞発表で、賞を獲って、ぐっと公開規模が広がることを心から望みます……。  
 
 で。
 まあ、わたしは生粋の80年代ハリウッド大作育ちの映画オタなわけだが、日本映画も当然それなりに観ており、、とりわけ黒澤明作品は大好きなのです。わたしの年代だと、『影武者』か『乱』以降しか劇場で観ていないわけですが、わたしも公開時に見たのは『』以降だけで、『乱』『夢』『八月の狂詩曲』『まあだだよ』は、ちゃんと劇場に観に行った男であります。『乱』を観に行った時のことは今でも覚えてる。有楽町マリオンの、日劇東宝だったと思うのだが、確か、「千葉県民の日」で学校がお休みだった6月15日に観に行ったはずだ。今調べてみたところ、県民の日が制定されたのが1984年で、『乱』の公開は1985年6月1日だったそうだから、どうやら制定された翌年だったようだ。ま、どうでもいいかそんなことは。
 なので、黒澤明監督作品のほかの作品は、わたしが大学院生の時に、銀座にあった今はなき「並木座」での、「黒澤映画連続上映」に毎週通って見たのである。毎週2本立てで、たしか2カ月ぐらいは毎週通った覚えがある。入場料は500円とか600円じゃなかったかな? 1000円はしなかったと思う。ま、今は全作品ブルーレイで持っているけど。
 で、問題はですね、古い作品の、「音声」なのです。映像じゃなくて。一度でも黒澤作品の古い作品を見たことのある人ならご存知の通り、これがまた非常にセリフが聞き取りにくいのですよ。なので、映像技術がガンガン進歩している今、映像の修復は想像を絶する高画質に生まれ変わることもあるんだろうな、と思っていたのだが、音声については、この記事を読んで驚いた。そんな方法があったのか!! と超・目から鱗である。思わず今日は、朝から「な、なんだってーーーー!?」と叫んでしまった。
 詳しくはこちらの、Impress AV WATCHの記事を読んでもらいたい。音声に関する記事は真ん中よりちょっと下の部分にあります。そもそも、「サウンドトラック」って、もはやご存じでない若者の方が多いかもしれないな……。「光学録音」について説明するのはわたしじゃ難しいので、TDKのWebサイトのここを見てもらえばいいかな。今回の修復作業では、なんと音声を「光学的に」記録した部分(=サウンドトラック)を、「画像データとして取り込み、修復して音声化する」という技法を使っているようです。すげえ。確かに、考えてみればその手があった!! 従来は、フィルムを回して、再生した音声を「録音」して、その録音データを加工・修復するのが一般的だったはずだが、なんとサウンドトラックを波形データとしてとらえるとは。これは超・興味がありますね。もちろん、映像も最新デジタル技術で生まれ変わっているはずだから、今年の「午前十時の映画祭」で上映される『七人の侍』と『生きる』は、超必見だと思います。あー、『アマデウス』ももう一度劇場で観たいなあ。忘れないうちに上映期間をGoogleカレンダーに入れておこう。これは映画好きを名乗るなら、マジで劇場へ馳せ参じる価値はあるんじゃなかろうか。わたしは行きますよ、絶対に!!

 というわけで、結論。
 依然として『オデッセイ』好調で大変うれしいです。そして、『CAROL』はなんとしてでも来週のアカデミー賞を獲り、興行ももっと盛り上がることを期待します。難しいかな……ま、発表を楽しみに待とうと思います。以上。

↓ Bru-layで映像はかなりクリアになったのだが、音声はなあ……まだまだ超・聞き取りにくいんすよね……。

 
↓ わたし的には、黒澤映画入門者には、この2つをオススメ。超・現代性にあふれてて、とても昭和20年代の話とは思えないと驚くと思う。 
<あの頃映画> 醜聞(スキャンダル) [DVD]
三船敏郎
SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D)
2013-01-30
※こちらはアイドルの恋愛スキャンダルの話。
 公開は昭和25年だよ?信じられん!! 

※こちらは、梅毒に感染してしまった医者の話。
 ラストの三船の激しい感情の爆発がすごい。
 超傑作。昭和24年公開。
 

 アメリカでは2015年10月から公開され、わたしもNYでポスターを見かけ、観たいけど時間が合わず、早く日本で公開されないかな、と待ちに待った映画が公開された。そして、昨日の夜、さっそく観てきた。いやー、面白かった。映画を観終わってこんなに興奮したのは久しぶりである。
 その映画は『The Martian』である。
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 ↑NYではこんな感じ。しかし日本では、なぜか「オデッセイ」という日本語タイトルになってしまった。原作小説の日本語タイトルの通り、元々の意味は『火星の人』である。また、「70億人が彼の還りを待っている」という日本のキャッチコピーもどうもピントがズレているような気がする。元々のキャッチコピーは上の写真にある通り「Bring Him Home」。彼を生還させよ、という意味であって、それは火星で一人頑張る主人公を何とか生還させようと努力する人々の合言葉である。NYタイムズスクエアとロンドンのトラファルガー広場に集まって中継を見守る人々の様子が映されるけれど、観てるだけで別に何もしていない。あくまで努力を重ねている当事者たちの気持ちの言葉だ。
 わたしがこの映画で気に入らないのは、それだけ。いや、もうひとつあるな。それはあとで書きます。とにかくタイトルとキャッチコピーは全くダメだと思うが、映画自体は、それはもう、素晴らしかった。最高です。
 
 基本的に物語はこの予告に描かれている通りである。年代は明示されないが、現在NASAが進めている火星への有人探査飛行が達成されているのだから、まあ近未来と言っていいだろう。
 火星で地質調査をする6人の宇宙飛行士=科学者たち。全くどうでもいい無駄話をしながら、ある意味楽しげに作業を続ける彼らだったが、なにやら嵐がやってきそうだという気象情報を得る。着陸船が横倒しに倒れてしまっては、周回軌道上に残してきた宇宙船ヘルメス号に戻れない=地球に帰れなくなる。なので、調査途中で残念だけど、撤収するしかない。だが嵐の規模と速度は想定を超え、着陸船に戻る際に、吹っ飛んできたアンテナが一人の宇宙飛行士に直撃、LOST CONTACTとなってしまう。もはやどうすることも出来ず、女性船長は皆を守るため、5人で離陸し、火星から離脱する。が、吹っ飛ばされた宇宙飛行士は生きていた。もはや帰る手段のない彼には、残された食料も水も、とてもじゃないが次回の探査飛行までもつわけもない。そこから、たった一人の、人類の知恵と経験を武器とした生き残り大作戦が始まる――という、予告そのままのお話である。
 とにかく、彼の生き残り大作戦がいちいち素晴らしく、賞賛に値する戦いぶりなのだ。
 食料、水、通信手段。それらを次々と何とかしようとする姿は、恐ろしくカッコイイ。どうすればいいか、その方法に関して、科学者の彼には十分な知識がある。なので彼は、まず調査し、計算し、仮説を立て、実験し、うまく行くこともあれば失敗もし、また別の方法を次々に実践していく。 凄いよこの人は。わたしは観ていて、もう完全に物語りに入り込み、主人公と一緒に喜び、一緒にがっかりし、一緒に絶望したりと、まさしく映画の醍醐味とはこういうものだという2時間20分を堪能させてもらった。わたしが特に感動したのは、水の生産方法と、通信手段の確保の様子である。地球サイドでも、最初は完全に死んだと思って、盛大な葬式までやった後で、ほんのちょっとしたことから、主人公がまだ生きていることを確信するに至り、また、宇宙から撮影している遠い映像だけしかないのに、「アイツ……何やってるんだろう……あーーーっ!! 分かった!! そういうことか!!、 よし、じゃあこっちもアレを用意しよう!!」と、主人公の行動の意味が通じる様は、わたしは非常に感動した。しかもその、通信手段のキーとなるデバイスが、科学ファンにはお馴染みのアレ<マーズ・パスファインダー>だったりして、もう大興奮である。わたしはこのくだりが今回一番感動した。まさかアレを使うとは……!! しかも静止画しか送れないアレを使って、ASCIIコードを使ったTEXTでやりとりすることをひらめくなんて、もう科学技術好きにはたまらない展開である。素晴らしい!! やっぱり、このような頭のいい人たちのひらめきや行動は、全く無駄がなく、観ていてとても気持ちのいいものだ。
 映画や小説などを観たり読んだりしていて、わたしが一番イライラするのは、キャラクターの行動の意味が分からない時だ。なんでそんなことするの? という意味不明の行動をされると非常にイラッとする。そうじゃなくて、こうすればいいじゃん、と思ってしまうと、もうその世界から気持ちが離れてしまう。たとえアホらしい行動であっても、そのキャラクターならそう行動するだろう、と理解できればいいのであって、そこには頭の良し悪しはあまり関係がない。もちろん、アホらしい行動には、理解は出来たとしても気持ちが醒めてしまうので、あまり気持ちのいいものでないが、この映画には、そういう、理解できない行動やアホらしいことは一切ない。すべてがきっちりと筋が通っており、実に爽快なのだ。 
  また、わたしの心を打ったのは、膨大だったり複雑だったり、恐ろしく面倒なことも、黙ってせっせとコツコツ取り組む主人公の姿勢である。わたしが良く、部下を指導する際に言うことは、「難しいこと」と「めんどくさいこと」は全く別物だぞ、ということである。つまり、どうやったらいいかわからないことは、難しい問題だから一緒に考えるけれど、「こうすればいいんじゃね?」とひらめいたことは、それがどんなに作業量が膨大で複雑で時間がかかることでも、それはやればいいだけの話で難しいことじゃない、単にめんどくさいだけなんだから、さっさとはじめようぜ。とにかく手と頭を動かせ、という意味である。この映画では、主人公も、主人公を救おうとする人々も、あらゆる知識や経験をフル動員して、とにかく行動する。まったくもってお見事であった。ラスト近く、主人公が「オレは人類初の宇宙海賊だぜ!!」と名乗るところは、わたしはもう嬉しくてたまらなかったな。キャプテン・ハーロック誕生だよ!! ホント素晴らしい。
 
 で。役者陣と監督についてちょっと触れておこう。
 まず、主人公マーク・ワトニーを演じたのは、Matt Damon氏。本作でアカデミー主演男優賞にノミネートされている。ほぼ完璧な演技で、今、この映画を観て興奮冷めやらないわたしとしては、アカデミー賞をあげてほしいと思うぐらい良かった。また、この映画はある意味漂流サバイバルを描いているので、今回もかなりげっそり痩せた彼の姿を観ることができる、いつもは結構マッチョな彼だが、相当減量したんでしょうな。あれまさかCGかな?? いずれにしても、前向きで明るいキャラクターは、Matt Damon氏ならではの持ち味であろうと思う。
 ほか、競演陣はかなりのメジャー級俳優が多くて、誰を取り上げたものかと思うが、ざっとチェックしておくと、まず彼を火星に置き去りにしてしまった仲間のクルーたちだが、女性船長を演じたのがJessica Chastainさん。今回は彼を置き去りにしてしまったことに強い後悔の気持ちを持ちながら、毅然とした実に立派な船長を見事に演じてくれた。特に、ラスト近くの主人公救出アクションは、わたしが行く!! という強い意志がとても伝わる素晴らしい表情だった。非常に良かったと思います。やっぱりこの人、綺麗だなあ……。で、他の4人の仲間は、『ANT-MAN』の親友役などでお馴染みMichael Pena氏がいつも通り、一番明るい面白キャラを演じて緊張を和らげてくれるし、主にコンピューター系で活躍してくれる生真面目な女性クルーは、『Fantastic 4』でインビジブル・ウーマンを演じたKate Maraちゃん。PCオタクとしての彼女の私物が主人公を救うところもあって何気に活躍してくれました。そしてその彼女と、若干いい雰囲気を醸し出して、事件後結婚したらしいイケメンクルーを演じたのは、『CAPTAIN AMERICA』の親友バッキーことウインターソルジャーでお馴染みのSebastian Stan氏。もう一人のドイツ人クルーはよく知らない方で、実際はドイツ人ではなく、ノルウェー人のAksel Hennie氏という俳優さんみたいですな。というわけで、Marvelヒーロー関連の方が3人いるのもちょっとした奇遇ですね。また、地球サイドでは、『12Years a Slave』でお馴染みとなったChiwetel Ejiofor氏や、イギリス人のコワモテの人、みたいな役の多いSean Bean氏など、結構なメジャー級が揃っている。 
 そして監督は、世界最強監督選手権で確実に優勝候補の一角に名が挙がるであろうSir Ridley Scott様78歳である。やっぱり、広大な火星をあれほど美しく撮れるのはこの人以外にはいないと思う。以前も書いた通り、正直ここ数年、若干イマイチな作品が続いたが、本作は本当に素晴らしい。光とスモークを撮らせたら世界最強なのは間違いなかろう。ただ今回は、意外とクリアと言うかパキッとした画作りで、ちょっと今までにないような感じがしなくもない。わたしは冒頭のタイトルが出るまでの2分ぐらいの画は、監督の代表作『ALIEN』の冒頭に非常に似ているような気がした。音楽のトーンやタイトルの出方など、たぶんわたしはここだけで、この作品の監督が誰だか分かったと思う。アカデミー監督賞にノミネートもされなかったのが非常に残念です。
 はーーー、もう語りたいことはまだまだあるが、この辺にしておこう。最後にひとつだけ、冒頭に書いた気に入らないことの3つ目を記しておきます。これは若干ネタバレなんだけど……『GRAVITY』(邦題:ゼロ・グラビティ)において中国が活躍するのを観てぐぬぬ……と思ったわたしだが、今回も、まーた中国だよ……。まあ、製作出資者にチャイナマネーが入っているのだろうなという邪推はともかく、事実として日本の宇宙開発は遅れているのだろうと思う。こういうところで日本じゃないのが、本当にわたしは残念だ。日本の科学者、技術者の皆さん、どうか頑張ってください。わたしは猛烈に悔しかったです。
 ※2016/02/07追記:この映画について、Web上では「まさに火星版DASH村」として盛り上がってるらしいtweetを見た。確かにw でも城島リーダーのコラは反則ですww  笑わせてもらいました。

 というわけで、結論。
 まだ2月だけれど、わたしにとってこの映画『The Martian』は、2016年暫定No.1ムービーである。今すぐ、劇場へGO!! でお願いします。超おススメですので。なお、本作は、US国内で2億ドル以上、全世界でも6億ほど稼いでおり、大ヒットしております。また、格付けサイトでも非常に高評価で、観ない理由は何ひとつありませんので、絶対に劇場へ観に行ってください。以上。

↓ 原作にも俄然興味が出てきた。読むか……? どうしよう。元々はオンライン小説だったそうですね。
火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)
アンディ・ウィアー
早川書房
2015-12-08


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