昨日の夜、WOWOWで録画しておいた映画を観て、こ、これは考えを改めねばなるまい、と深く実感した事件が出来した。一つは、その監督の評価を今まで軽んじてて本当にオレは節穴だったぜ、ということ。そしてもう一つは、どうやら「オレ的ハリウッド美女ランキング」更新の時が来たようだな……ということである。
 昨日、わたしをしてそう思わせた映画とは、『Magic in the Moonlight』(邦題:マジック・イン・ムーンライト)。日本では2015年4月(US公開は2014年)に公開された作品である。大変面白かった。
 
  物語は、もう上記予告の通りである。つーかもう全部見せてんじゃん、というレベルの親切すぎる予告と言ってよかろうと思うので、もはやストーリーは説明しません。
 まず、監督についてだが、本作はほとんど毎年1本は作品を発表し続けている超ベテランのWoody Allen監督である。70年代からとにかくコンスタントに作品を作り続け、Wikiによれば、アカデミー賞ノミネートは24回と最多記録保持者だそうだ。もう80歳なんですな。わたしは勿論映画オタクとして良く知っているし、作品もかなり観ている方だと思うが、実は、どうもそのシャレオツ風味があまり得意でなく、中学か高校のときに見た『The Purple Rose of Cairo』(邦題:カイロの紫のバラ)以外はあまり好きじゃない、と常々偉そうに言ってきたのである。
 が、昨日観た作品『Magic in the Moonlight』は、どことなく懐かしい感じの、まあ甘いと言えばそれまでだが、非常に楽しい映画であったことを認めざるをえないのである。音楽や撮影、それから役者陣の演技ぶりなど、どれもがなんとなくわたしが少年時代にTVで観ていた70年代アメリカンコメディ風な空気感が溢れていて、おそらくそこにわたしは懐かしさを感じたのだと思う。観ていて、ついニヤけてしまうようなロマンティックコメディで、お話の内容的にも、わたしのようなおっさんに勇気を与える、素敵なラブコメ(?)で大変気に入ってしまったのである。最後に、おもわず「めでたしめでたし」と言いたくなるようなストーリーは大変お見事であった。今まで、テキトーな評価しかしてなくて、ホントにサーセンっした。本当にごめんなさい。

 そして、もう一つ、この映画でわたしが声を大にして申し上げたいのは、ヒロインの可愛らしさである。ヒロインを演じるEMMA STONEちゃんが超絶に可愛くて、完全Fall in Loveと相成ったわけである。いやー、参った。非常に可愛かった。EMMAちゃんの可愛さにぞっこんLOVEとなったわたしとしては、冒頭に書いた通り、これはちょいと「オレ的ハリウッド美女ランキング」更新の時が来てしまったようだな……と認めざるを得なかったわけあります。
 これまで、わたしは何度かこのBlogに、「オレの愛するハリウッド三大美女」を表明し、その御三方が不動のオレ的美女だったわけだが、どうも今年に入ってから、御三方を上回る「神クラス」およびラブリーな「天使クラス」という新たなカテゴリーを設置する必要があろう、という事も判明し、昨夜開催された、わたしの脳内取締役会において、ランク更新の件が承認可決してしまったので、ここで発表することとした。恐らくは数年後、ああ、オレはなんでこんな記事を恥ずかしげもなく書いたんだろう、と後悔することになるのはほぼ確実だとは思うが、もう、いいの。それほど、昨日の夜観た映画が気に入ったんだから。
 というわけで、大変急で恐縮だが、ここで「オレ的ハリウッド美女TOP10+α」を発表します。
 <神様クラス>・・・その存在を神々に感謝しつつ、崇め奉りたいレベル。
  ◆GAL GADOT様・・・美しすぎて可愛い。会ったら失神あるいは失禁するのは確実。
  ◆CATE BLANCHETT様・・・このうえなく美しいひと。先週また来日されてましたね。
 
 <天使レベル>・・・新設カテゴリー。その可愛さ、もはやAngelとしか言いようなし。
 ◆EMMA STONEちゃん・・・昨日観た映画のヒロイン。超絶可愛い。
 ◆DAISY RIDLEYちゃん・・・とにかく表情豊かで可愛い。笑顔も怒り顔もイイ!
 <元祖・三大美女>・・・不動のTOP3だったのだが、上がいるんすなあ……。
 ◆JENNIFER LAWRENCE嬢・・・とりわけしょんぼりツラとガラガラ声がイイ。
 ◆SCARLETT JOHANSSON嬢・・・とりわけ声がイイ。超ハスキー&セクシー。
 ◆AMANDA SEYFRIED嬢・・・広いデコがたまらん。デコピンしたくなる。
 <そのほかのTOPランカー>・・・一日眺めていても飽きない方々
 ◆ELIZABETH OLSEN嬢・・・最近妙に気になる。笑顔が可愛い癒し系(?)
 ◆ANNA KENDRICK嬢・・・最強歌姫。ちびっ子なのもイイ。大変可愛い。
 ◆JESSICA CHASTAIN嬢・・・この人、最近どんどん好きになってきた。美しい。
 ◆MIA WASIKOWSKA嬢・・・天使クラスに入れるか悩む。可愛い。

 というわけで、以前からEMMA STONEちゃんが可愛いことは知っていたし、彼女の出演している映画はもう散々観ているわたしだが、どういうわけか、昨日観た『Magic in the Moonlight』での彼女が飛びきりキュートで参ってしまい、急遽、ランキング上位に躍り出てしまったのである。
 わたしは、基本的に、しょんぼりした、どこか放っておけない空気を纏っているとか、声に妙に特徴があるとか、若干変なところにグッと来るのだが、この映画でのEmmaちゃんは、霊能力者ということでちょっと世間ズレしていて、尚且つ実はしたたかというキャラクターを演じていて、非常に笑顔が可愛く、まあ、正統派の美女だと思う。なんか、若いころのJodie Forster女史に似てますな。歯並びがとてもきれいで、アゴのラインがわたしは大変気に入った。
 ただ、ここまで絶賛しておいてアレなのだが、この映画、ひょっとしたら女性が観たら、全然評価されないかもしれない。何しろ、物語的に、Colin Firth氏55歳が演じる中年のおっさんと、Emmaちゃん27歳女子のラブコメなので、完全に、男目線ファンタジーなのだ。なので、女性が観たら、ああ、これはないわ、とズバッと斬り捨てられてしまうような気もしてならない。実際のところ、物語も古臭さは否めないし、今の現代日本の女子は向かないような気がする。
 だが、いいの。だって、監督は80歳のおじいちゃんだし、わたしもりっぱなおっさんだもの。たまには夢見せてよ。なので、日々仕事に疲れ、精神をすり減らしている社畜乙なおっさんたちには、大変おススメです。わたしは大変気に入りました。

 というわけで、結論。
 Woody Allen監督による『Magic in the Moolight』は、ヒロインが大変可愛く、そして世のおっさんに夢を与えるとても楽しい映画でありました。結果、わたしのお気に入りハリウッド美女ランキングも最新版に更新せざるを得ないこととなったわけで、また、新たな美女を発見したらランク更新したいと思う。なお、万一、オレ的日本版ランキングを知りたい人がいたらご連絡ください。ご要望によっては発表しまので。以上。

↓ この時から、可愛いなあ……と思ってました。映画としてもなかなか笑える。この映画でちょっとしたカギになる駄菓子「Twinkie」を、元部下のA嬢に出張土産で買ってきてもらったこともありましたな……。超・油で胸焼けします。
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2013-09-03