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 というわけで、月曜日恒例の週末映画興行データです。
 わたしは昨日おとといの記事を観ていただければわかる通り、『バットマンVSスーパーマン』に大興奮だったわけですが、金曜の夕方、劇場に入る時、ちょうど『暗殺教室』の上映終了時間だったらしく、かなり多くのお子さんたちが観に来ている様子を目撃していたので、ああ、こりゃあ強い、と思っていたのだが、やはり数字的にも大変立派なスタートを切った模様です。すげえなあ。『BvS』は結構ガラガラだったのに。

 では、さっそくいつもの興行通信社の大本営発表から見てみよう。
 1位:『暗殺教室―卒業編―』が公開土日で6.39億。絶好調と言って良さそう。去年の前作が4.1億スタートで最終27.7億だったので、初動が対前作150%以上てことは、40億超はもう確定か、というぐらいの勢いですね。おお、今調べた結果、今年公開された作品で最高の初動じゃないか(2位は僅差でドラちゃんの6.37億、3位も僅差で信長協奏曲の6.15憶)。なお、金曜から公開されているので3日間だと8億超えてるのかな。わたしは毎週ジャンプを買って読んでますので、当然原作は良く知ってますが、わたし的には「ネウロ」の方が好きなので、映画もあまり興味なしです。
 2位:『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』は23日間合計で25億ぐらいでしょうか、ほぼ去年並みになってきました。今年こそは40億を超えたいがどうでしょうか……。
 3位:『バットマンVSスーパーマン』が公開土日で3.7億ほど。金曜公開なので3日間で5億強だそうです。金額順では2位じゃないかな。前作と言っていい2013年公開の『マン・オブ・スティール』は2.6億スタートで最終10億にも届かず。TVスポットもバンバン打ってましたので、前作よりはいい数字になりそうで安心しました。似たような初動の洋画を探すと、ちょうど「ダークナイト・ライジング」(最終19.7億)とほぼ同じぐらいですね。なので、20億は厳しいかな、15~17億と予測しておきます。わたしの感想に興味のある人がいるとは思えませんが、2回にわたって書いた、無駄に超・長文のレビューはこちら→レビュー(1)レビュー(2)。ただわたしが興奮しているだけの駄文なので、読んでも何の足しにもならないと思います。なお、US本国でも本作の公開が始まっており、US本国で1.7憶ドル、全世界で4億ドルを超える巨額の興収を稼いだ模様、なんですが、どうも評価はかなり悪いようです(Rotten TomatoesMetacritic)。くわしくはリンクを張った記事をどうぞ。あれっ!? 朝見たときよりさらに評価下がってる!! マジか……!!
 4位:『仮面ライダー1号』が公開土日で1.5億ぐらい。このところ数字があまり良くないライダーですが、今回もここ数年の春ライダーでは一番厳しいか。ちょっと「ゴースト」がなあ……。1号を出してもちびっ子はなんのこっちゃだろうし……。
 5位:『僕だけがいない街』が9日間合計で6億以上7億以下ぐらい。15億~18億と先週予想しましたが、変えないでおきます。ちょっとイマイチ観客層の想像がつかない……。情報不足……。
 6位:『アーロと少年』が16日間累計で10億届かずか? うーん……PIXER作品としては厳しめか。
 7位:『ちはやふる―上の句―』が9日間合計で6億届いてないかも? 先週に引き続きちょっと厳しい。10億は超えると思うけれど、15億も厳しい可能性アリ。
 8位:『映画プリキュアオールスターズ』が9日間合計で3億チョイか。去年の春キュアよりも若干弱く、去年の秋キュアぐらい、の模様。
 9位:『家族はつらいよ』が16日間合計で9億以上10億以下ぐらいと見る。「東京家族」よりちょっと低めで推移か。となると、15億ぐらいが天井か? もっと売れてほしいのだが……。
  10位:『エヴェレスト 神々の山嶺』が16日間で7.5億ぐらいは行ってると思う。なので最終的に15億は届くと信じたい。どうだろう? チョイ厳しいか?

 以下、ランク外では『黒崎くんの言いなりになんてならない』が30日間で10億を超えたのではないだろうか? 確認データ収集中。159スクリーンでこの成績は立派です。ほか、『リリーのすべて』はまだ1億チョイと苦戦、そして『マネー・ショート』はどうも5億を超えたのではないかと思われる。本当なら、この洋画が厳しい日本市場でこの題材、と考えるとかなり頑張ったた数字と言えると思う。

 以上、昨日おととい書きすぎたので、短いですが結論。
 殺せんせーは、Batman やSupermanよりも日本では大人気であった。なんというか、まあ、いい悪いの話ではなくて、それが今の日本の姿ということで。以上。

↓先週のジャンプで完結した「殺せんせー」、最終巻は21巻で7月発売って書いてありました。この18巻は今月の新刊で、4月には19巻がもう出るるらしいです。

 というわけで、昨日は祝日だったので一日遅れですが恒例の週末映画興行データです。
 この週末は、邦画の注目作2本が公開されました、が、わたしは特に興味がなかったので観に行っていません。それよりも、3日後の3/25(金)からいよいよ始まる『BATMAN v SUPERMAN』が楽しみでならないわけですが、一方では、きっとコレジャナイとため息をつきそうな予感がしてならないため、かなりドキドキです。わたしのような映画オタをぎゃふんと言わせる素晴らしい作品であることを祈っています。当然、金曜日の夜、初日に観に行く予定です。というわけで、あまりネタがないのでランクをさらっと流して終わりにします。

 では、さっそくいつもの興行通信社の大本営発表から。
 1位:『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』はV3達成。昨日の祝日で既に20億突破したとのこと。これは去年よりハイペースか。本当に今年は40億を超えるかも。好調維持。
 2位:『僕だけがいない街』が公開土日で2.2億スタート。期待通りのヒットと言ってよさそう。18億~15億は堅い勢い。20億までは、今のところ厳しめか。今後の状況要チェック。原作コミック、アニメも大ヒット。
 3位:『アーロと少年』が9日間累計で6億チョイか? やはりPIXER作品としてはややおとなしい興行となっている模様。
 4位:『ちはやふる―上の句―』が公開土日で1.7億スタートと、ほんの少し厳しい。原作の人気からすれば、もっと稼ぐと思っていたが、『僕街』の後塵を拝した。恐らくは、『僕街』は、アニメがまだ放送中であるし(今月で終了かな?)、原作漫画も先日完結を迎えて、書店店頭での目立ち具合はきっと『ちはやふる』より上だったのではないかと思う。いや、でも『ちはやふる』の単行本最新刊が3/11発売で出たばかりだから、そんなことないか。これはひょっとすると、いわゆる「2部作連続上映モノ」がお客さんに飽きられてきたor敬遠されている、という事かもしれない。それと、原作の読者層の濃さの違いも影響しているような気もする。一般少女漫画の『ちはやふる』よりも『僕街』のほうが、ファンの熱量は高そうなので。いずれにせよ、広瀬すずちゃんはウルトラ可愛いと思います。
 5位:『エヴェレスト 神々の山嶺』が9日間で6億ほどだろうか。この分で稼いでいけば、15億は行きそうですね。10億に届かないなんてことにはならないと思う。
 6位:『映画プリキュアオールスターズ』が公開土日で1.3億。 これは去年の春のプリキュアと同等の数字。ここ数年ちょっと厳しい状況で10億には届いていない。今回20本目の映画だそうです。
 7位:『家族はつらいよ』が9日間合計で、これも6億ほどかな。わたしも観ましたが、最高でした。やはり平日興行がいいみたいですな。シニア客中心なので、動員数が伸びても単価が安い模様。恐らくは当初予測通り15~16億は稼いでくれると思われます。
 8位:『黒崎くんの言いなりになんてならない』が23日間で8億台に乗ったのではないかと思う。何度も同じことを書きますが、このスクリーン規模なら大健闘だと思います。
 9位:『天使にアイム・ファイン』がランクイン。映画オタクを名乗るわたしが知らない映画があるんだ、と思って調べたら、なるほど、そういうことかと判明。知りたい方は、タイトルに貼ったリンクをどうぞ。
 10位:『オデッセイ』:46日間累計で34億に乗ったかと思われる。35億まで届くか微妙かと先週書いたけど、これは最終的にはなんとか届きそう……かも。頑張れワトニー!

 以下、『信長協奏曲』は最終的に45億まで行く可能性大ですね。まだ行っていないと思うけれど。それから、いよいよ上映終了間近の『スターウォーズ/フォースの覚醒』は115億着地ぐらいで決着になりそうですな。あと、アカデミー助演女優勝を受賞した『リリーのすべて』は13位だそうで、0.5億も届いていないのではないかと思う。スクリーン数も少ないのでやむなしだが、ちょっと興行的には厳しい。わたしの愛する『Carol』もそうだったけれど、もっと公開スクリーンが多くてもいいのになあ。もったいない……。そして『ガルパン』はとうとう動員100万人を超えたそうですね。公式ブログに載っていました。それに、今「4DX」の興行がかなり貢献しているようで、単価が非常に高いことも影響しているようですな。いやあ、本当にすごいことですね。

 というわけで、結論。
 相変わらず毎年恒例の春の『ドラえもん』の強さの前に、今週 公開の『僕だけがいない街』『ちはやふる』は届かず。わたしとしては、『家族はつらいよ』がじわじわと売れ続けてほしいですが、いよいよ来週の『BATMAN v SUPERMAN』は果たして最初の週末でいくら稼ぐでしょうか。ちなみに、前作の『マン・オブ・スティール』が2.6億スタートで最終10億にも届かず。まあ、今回は10億は超えると思うけれど、どうなることか、楽しみっすな。以上。

↓観てない人は、全然話についていけないと思います。今回の『BATMAN v SUPERMAN』は完全に続きのお話だし、前作『マン・オブ・スティール』は非常に特殊な話で、今までのスーパーマンとはまったく違うので。予習は大丈夫ですか!? 
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2015-06-17
 

 というわけで、毎週月曜日は恒例の週末映画興行データです。
 この週末は、昨日の日曜日に『家族はつらいよ』を観てきました。詳しくは明日書きますが、超・最高です。なので、今日もランキングと数字だけでさらっと流します。 今週もドラちゃん強しでV2ですな。さすがです。

 ではさっそく、いつもの興行通信社の大本営発表から。
 1位:『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』は9日間合計で12億は超えたか。V2達成。2週目で若干前作を上回りつつある動き。てことは、今年こそ40億届くのか!? これは要注目だと思います。
 2位:『アーロと少年』が公開土日で2.3億スタート。PIXERモノとしてはちょっとおとなしいスタート。3月公開は初めてじゃなかろうか? ドラちゃんとガチなので、実際厳しいのでは……?
 3位:『エヴェレスト 神々の山嶺』が公開土日で2億チョイ。うーん、このスタート数字だけではまだなんとも……。ほぼ同じ数字の過去作を見ると、12億~15億は堅い初動なのだが、たまに同じぐらいでも10億行かない作品もあったので、今後の動向次第か。現状ではちょっと最終見込みは想像つかない……。
 4位:『家族はつらいよ』は公開土日で1.7憶ほど。まったく同じキャストの『東京家族』が、公開週末で2億稼いで、最終的に18.2憶だったので、15億~16億着地という事か。くっそーーーもうちょっと売れてほしいな……超面白かったので、40代以上の方には絶対のおススメです。詳しくは明日、レビュー書きます。
 ※2016/03/15追記:というわけで、書いたのでこちらをどうぞ
 5位:『黒崎くんの言いなりになんてならない』16日間で6億以上7億以下ぐらいだと思われる。スクリーン規模が小さい割に、この数字は大健闘なのではなかろうか?
 6位:『オデッセイ』:39日間累計で32億台ぐらいかと思われる。35億まで届くか微妙? だいぶ上映回数も減ってきた。
 7位:『信長協奏曲』:51日間合計で43億台かな? 本当に大変失礼ながら、ここまで売れるとは予想外です。44億~45億まで行くと、去年の邦画ランキングに当てはめれば4位に入る数字。すごい。
 8位:『マネー・ショート』が10日間合計で3億チョイかな。やはりやや苦しい闘いです……。
 9位:『プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』は公開週末で0.4億。これはタカラ・トミーのIPですな。BANDAI以外でもこのような筐体型女児ゲームが儲かっているというのは、業界ネタ的に要チェックですね。アニメは土日じゃなくて、月曜の夕方18:30のテレ東にて放映中。これもまた珍しいというか、最近なかった時間帯ですね。珍しいというか、部外者にはわからない、想像を超える努力のたまものでしょうな。
 10位:『劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』は公開週末で0.3億。わたしは仮面ライダーは好物なのですが、ウルトラマンは全然不勉強でして……テレ東にて毎週火曜日18時より放送していた「新ウルトラマン列伝」に登場していたヒーローだそうです。
 というわけで、以下、ランク外に落ちた『スターウォーズ/フォースの覚醒』がどうなったかというと、87日間合計で114億ほど。120億はもう無理、ということで、当初予想通り110億チョイでの決着になりそうです。そして『ガルパン』がずーーーっと売れ続けている模様で、15億突破したかどうか確認中。突破したとは思うけど。あとは動員が100万人に届くかどうかですね。あとチョイだと思う。
 という感じが今週の動きのようです。

 というわけで、結論。
 わたしとしては『家族はつらいよ』を激賞したいのだが……今後、30代以下の若者層が観に来てくれるとは思えないし、手堅い数字で15億届けば喜ぶべきなのか……ううむ、もっと売れてほしいものだ。40代以上のおっさんおばさんは、超必見です。明日、くわしくレビュー書きますので。以上。

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