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 どういうわけか、このどうでもいいことしか書いていないBlogにおいて、TOPクラスのPVを誇る記事が、わたしが愛用しているAndroid TabletのNEXUS9についての記事だ。
 『Nexus9をAndroid6.0にアップデートしようとしたら文鎮化してしまい、修理に出した件
 良くわからんけれど、この記事は、書いたのがもう1年以上前の2015年10月27日なのに、いまだにやけにPVを集めている。それほどまでに、NEXUSを使っている人でトラブルに陥った人が多いということなのだろうか?
 で。
 わたしがTabletを何に使っているかというと、これもこのBlogでは何度も書いているが、ほぼ、電子書籍閲覧専用機として使っている。わたしは月に1万円ぐらい書籍購入に費やす男であるのだが、れっきとした昭和の男なので、そもそもは紙の本の方がずっと好きだし、今でもやっぱり紙の方に愛着があるのは間違いない。が、いかんせん、読み終わった本を収納する空間と、さらには地震が来た時に崩れないようにきちんと整理整頓する手間、など、そう言う点では若干困っている部分があった。事実、3.11の時には、家に帰りついたら部屋がとんでもないことになっており、まさしく足の踏み場もないほど本が散乱していて参ったこともある。ま、そんなのは片づければいいだけなのでどうでもいいのだが、しかし、そんなことがあっても、電子書籍なるものに対しては、ケッ!本は紙に決まってんだろうが!! オレは昭和の男だぞこの野郎!! と全く無駄な抵抗をしていたわけである。
 しかし。わたしの元部下の、サイバーなY君がバンバン電子書籍を買い、「いやー、マジ便利っすよ。つーか、もう紙には戻れねえっす」とかほざいているのを横で聞きながら、「そんな便利かねえ?」とある日、会社の備品の古~いAndroid TabletにY君コレクションを入れてちょっと借りて読んでみたところ――あっさりわたしもその便利さに目覚めてしまったのである。こ、これはやっぱり超便利だ、と。
 以来、わたしもすっかり電子書籍野郎に変身中である。Y君は、本当にもう紙の本は買わないようだが、わたしの場合は「紙でしか売っていない本」は当然紙で買うわけで、現状の比率は、おそらく紙35:電子65ぐらいの割合だと思う。テキトーですけど。

 そして2014年の年末に買ったのが、Googleのリファレンス機であるところのNEXUS9というマシンである。電子書籍のために買うので、画面は16:9よりも、なるべく4:3がいいなー、と思っていたので、悩みに悩んで、このTabletを買った。そして約2年使い込んできたわけで、その間、OSのアップグレードに失敗して製造メーカーであるHTCのサポートに送ったり、あるいは容量いっぱいまでデータを詰め込んでしまってハングアップ→オールリセット→データがパーになったり、なかなか手を焼かせてくれたものの、全般的には非常に大活躍してくれてわたしはとても満足していた。
 しかし、である。時代は加速度的に流れてゆき、今現在の状況からすると、致命的な2つの困ったポイントがあった。ひとつは、ズバリ「重いこと」である。
ZenPad003
 ↑こんな感じ。その重さ、429g。これがですね、別に普段はとりわけ重いとは全然感じないのだが、やっぱり、電車内で片手で持って電子書籍を読んでいるとですね……15分もすればすげえ手が痛くなるのです。マジで。つまり、変な言い方だけれど、絶妙に重い、んだな、これが。
 そしてもうひとつのわたし的難点は、SIMはおろか、外部ストレージ(MicroSDカードとか)さえ一切使えない点にある。100歩譲って、SIMは許すとしよう。どうせスマホでテザリングれば済むことだし。でも、SDカードが使えないと……わたしの場合は、せっかく買った電子書籍を「一部」しか持ち歩けないわけです。
 そもそも、電子書籍に乗り移った理由は、いつでもどこでも好きな本を好きな時に!読めることにあるわけです。たとえば、急に『北斗の拳』が読みたくなったらどうしますか? 急に、「あ、あのセリフはJOJOの何巻だっけ!?」と思ったらどうしてくれるんだよ。そういうことのために、わたしとしては、なるべくすべての購入書籍をダウンロードしておきたいわけです。だけど、32GBモデルだと、どうしても上限があって無理なわけで、現在わたしは電子書籍を900冊ぐらい買っているわけですが、コミックが中心のため、1冊1冊のデータサイズも大きく、全てをダウンロードして常時携帯することは、どうしても無理、なのが現実であった。
 Y君は、「そんなの読みたい時にテザリングしてダウンロードすりゃいいじゃあないですか。何が不満なのか意味わかんねえす」と至極ごもっともな意見を抜かしていたが、いや、そりゃそうなんだけど、そうじゃねえんだよなあ……分かってもらえねえかなあ……要するにわたいは、結構何事においても手元に貯めこむのが好きな性質を持っているのかもしれない。
 
 というわけで、NEXUS9を愛用しつつも、若干の不満点があって、これらを解消してくれるマシンが出ねえかなーと思うこと約2年。この2年は、AndroidTabletはもう生産をやめるメーカー続出で、今後、わたしの希望にかなうモノは発売されないかもな……と軽い絶望を味わっていたところ、結構急に、わたし的には前触れなく、とあるマシンが発売になった。スペックを観ると、NEXUS9より若干画面は小さいようだが、100gぐらい軽いし、Micro-SDは当然使用可能、あまつさえ、SIMフリーにも対応!! とある。おまけに画面解像度も2,048×1,536であり、NEXUS9と同じである!
 なので、発売の記事を観た時は、マ、マジか……とわたしはかなり興奮した。しかも、発売になる、という記事ではなく、発売されました、という記事であったのだ。おお、なんとわたしのチェックの杜撰なことよ!! と嘆く一方で、コイツは……買いだぜ!? とわたしの内面でささやかれる声を聴いたような気がするので、よっしゃ、買ったるわい!! とすかさずポチろうと思ったものの、どこの販売サイトも品切れのオンパレード。買えないじゃん!! という状態が約1.5カ月ほど続いたのである。人気ってことなのか、そもそも人気がなくて生産台数が少ないのか、その真偽のほどは全く不明だが、とにかく売ってない。チキショーーーとギリギリすること約50日。つい先日、わたしの愛してやまないYODOBAHI.comにて、「在庫有ります」の表示を観た時のわたしの喜びは並々ならぬものがあり、よっしゃ、1台ワイに寄こさんか!! と元気にポチッたわけである。それがこの、ASUS謹製の「ZenPad3 8.0」である。
ZenPad001
 さっそく開封し、128GBのMicro-SDをブッ刺し、まずは体重測定をしてみた。
ZenPad004
 ご覧の通り、その体重314g。NEXUS9より100gほど軽いわけである。よーし、これだよこれ!! そして、せっかくSIMフリー端末であるので、今回SIMも用意してみた。
 わたしは既にスマホをSIMフリーマシンにチェンジし、1枚MVNOのSIMを使っている。なので、実は最初、ちょっとだけ悩んだ。SIMフリースマホ、もういらねえんじゃね?この新Tabletがあれば十分だろ、と。だから使ってるSIMをそのまま新Tabletにブッ刺せばいいのでは? 計ったかのようにSIMサイズもMicroで同じだし、と2日間ほど、いろいろなシチュエーションを考えて検討してみた。確かに……確かに!! 考えれば考えるほど、それでいいかな、とは思った。けれど、SIMフリースマホの、携帯性(=要するに小さく軽い)や、何気にデジカメとしても愛用している点を考えると、ちょっと捨てるには惜しい、けれど、その度にSIMを抜き差しするのもアホらしい、さてどうすんべ? と半ば思考はデッドロック、『聖闘士聖矢』で言うところの千日戦争(サウザンドウォーズ)になりかけてしまったのだ。
 そんな時、ふと見つけたのが、So-net謹製の「ゼロSIM」である。
 詳しいことは、公式Webサイトで観ていただきたいが、要するに500MB/月は無料で使えるSIMである。もちろん音声通話やショートメッセージなどは別料金だし、500MBを超えると、結構割高な料金がかかるので要注意だが、純粋にデータ通信だけなら、500MBまでタダ。そこで、わたしは一体毎月どのくらいのデータ量を通信しているか、使用しているMVNO-SIMの実績を調べたところ、笑っちゃうことに毎月300~600MBしか使ってないことを発見した。そりゃそうだよ、家も会社もWi-Fiだし、使うのは通勤途中の電車の中と休日だけだし、それもメールチェックとちょっとした調べものにWebブラウジングするだけだもの。その、使用しているMVNO-SIMは、月額900円で3GBまで、使い切れなかった分は翌月持ち越し可能で、毎月わたしの場合6GBまで使える状態になっているが、まったく余裕で、実際残っていた。
 つまり……わたしの場合、「ゼロSIM」はアリであるッ!! という結論に8分ほどで到達し、超幸運なことに、その結論を得たのが11/09(水)のことであった。なんと、どうやら大人気だからなのか、「ゼロSIM」は「ゼロのつく日」=毎月10日20日30日の3回しか申し込めないのである。なので、さっそく翌日の11/10に申し込み完了。わたしの手元に「ゼロSIM」が届いたのが2日後だったかな、ちょうど新Tabletが届いた翌日のことであった。
 フッ……全て計算通り!!! 何をやらせても完璧だぜ……。
 と、ひとり悦に入るおっさんの図は想像しないでください。実際、悦に入りましたけどね。

 さて、最後に、NEXUS9と新Tabletこと、ZenPad3 8.0のツーショット写真を載せて終わりにしよう。サイズ感が結構違うし、画面も、当たり前だけどやっぱりちょっと小さくなっている。
ZenPad002
 こんな感じ。小さい方が、新TabのZenPad3 8.0で、ブルーライトカットフィルターをオンにしているので、ちょっと色味が違います。けど、まあ、十分許容範囲かな。男の場合、40歳を過ぎるとてきめんに「老眼」が始まるわけで、わたしもその例に漏れないわけだが、やっぱり、コミックの小さい字は正直読みにくいです。が、ちょっとピンチアウトで拡大すればいいだけだし、それはむしろ紙の本ではできない利点でもあるので、まあアリ、としたいと思う。
 そしてさっそく、約800冊ほど、Micro-SDにコミック中心の電子書籍を保存してみたところ(すげえ時間がかかった)、やっぱり、たまにちょっとだけ、挙動が引っかかる。超サクサクのヌルヌル、ではない。けれど、十分これも許容範囲内かな、と思う。念願の、『北斗の拳』『花の慶次』『蒼天の拳』『男塾』『ブラックジャック』『JOJO全部』『HUNTER×HUNTER』『バチバチ』『バチバチBrust』『鮫島最後の十五日』『弱虫ペダル』といった大好きなコミックシリーズ全巻、それに小説でも例えば『銀河英雄伝説』全巻やたくさんの好きな小説をダウンロードした状態で、現在約32GBほど。今までのNEXUS9では100%無理だったことが実現出来てわたしは大変満足である。調子に乗って、また今後も、好きな作品を一気に買い揃えてしまおうと思っている。
 また、初めて使ってみた「ゼロSIM」も、APN設定なんて、既にあるリストから選択するだけでOKだったし、通信速度も全く問題ナシ。つか、さすがのnuroはむしろかなり速いんじゃなかろうか。あとは、普段は「モバイルネットワーク」をオフにして、使う時だけオンにする運用で、500MBの壁は十分守れると思う。通信量ゼロだと契約解除されちゃうのかな? なのでたまに使わないとな。

 最後に、手元に届いてさっそくいじっている中で発見した不満点を書いておこう。まず、OSについては、Android6.0なので、NEXUS9が既に7.0に移行していること考えれば、不満と言えなくもない。この点は今後のVersionUPを期待するしかないが、ま、実際のところあまり重要ではない。それより、もっと大きな不満は、とにかくプリインストールされているクソ要らねえアプリが多いことだ。これもまあ、今後せっせとアンインストールするなりして消していくしかないな……めんどくさいけど、それぐらいは受け入れるしかあるまい。

 というわけで、結論。
 とうとう、2年間行動を共にしてきたNEXUS9とお別れする日がやってきた。今後、NEXUSには、「友達に貸してあげられない」という電子書籍の唯一の弱点を克服するために、人に一時的に貸してやる専用マシンとして活躍していただこうと思う。そして新TabのZenPad3には、これからわたしとともに、どこへ行くときも常に同行していただくことになろう。わたしは外出する時、小さいカバンが好きなので、それにも余裕で入るキミが、すげえ気に入ったぜ!! 以上。

↓ 今はそれなりに流通してるのかな? わたしはYODOBASHIで39,730円で買いました(溜まってたポイント使用で現金3万円だけ出した)。高いところで買ってはいけません。そして、マイナー機種なのか、画面保護シールやケースが全然店頭で売ってない!!





 

 昨日の朝、わたしが愛用しているAndroid TABLETである「Nexus9」の電源を入れたところ、こんなメッセージが来ていた。
android7
 おっと!? システムアップデート、しかも、「Android 7.0」だとう!? というわけで、わたしの脳裏によぎったのは、当然、去年の「6.0」へアップデートした時の悪夢である。
 その時の顛末は、このBlogで「Nexus9をAndroid6.0にアップデートしようとしたら文鎮化してしまい、修理に出した件」という記事に書いて、かなりのPVとなったのだが、まあ結論から言うと、記事のタイトルの通り、「6.0」にアップデートしようとしたら文鎮化した、のである。
 なので、今回も、おおっと、マジか、大丈夫か!? という心配が真っ先に浮かんだわけで、コイツは……うっかり手を出すのは危険だぜ……? と約2分悩んだものの、ま、とりあえず会社行ってから考えよう、と、メッセージを見なかったことにして電源OFF、すぐ家を出て出勤した。
 わたしは電車内でほぼ100%何か本を読んでいるのだが、昨日は電子書籍を読んでいるところで、当然「Nexus9」の電源ONである。そしてまた現れるメッセージを、とりあえず無視し、電子書籍アプリを立ち上げて読書にいそしんだ。電車に乗っている時間は25分ぐらいなので、本を読んでいると、結構あっという間に会社最寄り駅につく。そして会社について、再び「Nexus9」を起動し、今度は約30秒ほど、どうすっか……と考え、まあ、ダメだったら、今度こそ買い替える自分的言い訳にもなるしな、とひらめてしまい、「ええい、ままよ!」とアップデートを開始することにした。
 そうなんです。わたし、何度かこのBlogに書いている通り、もはや購入した電子書籍が1000冊近くあり、とっくに「Nexus9」には保存しきれず、かと言ってこのタブレットには外部SDカードなどのスロットもなく、そして何気に重量も重くて、買い替えようかなあ……と思っていたのです。
 なのでわたしとしては、「……ふん……まあいい……貴様には実験台になってもらうッッ!!」という気分でもあったので、早速アップデートを始めた。
 実は、前回の「6.0」の時は、空き容量が0.9GBぐらいしかないような状況で、アップデートを開始したことが文鎮化の原因ではないかと密かに思っているのだが、今回はかろうじて3.0GBぐらいの空き容量もあるので、更新ファイルが756.9MBとデカいサイズでもまあ大丈夫じゃね? と深く考えずに実行した。
 結果的に、アップデートはたぶん1時間かからないぐらいで終了し、エラーも起きず、無事にわたしの「Nexus9」は、「Android 7.0」へアップデートを果たしたのである。

 で。
 「7.0」の新機能としては、いろいろあるみたいだけど、まあ詳しくはIT-Mediaの記事でも見てもらうとして、わたし的に、お、コイツは使えるかも、と思ったのは、やはり今回のアップデート最大の売りであろうと思われる「画面を二分割してのマルチタスク」機能の実装だ。これ、使いどころによっては便利かも。
NEXUS9_02
 ↑これは、上段にWebブラウザ(=わたしの場合Chrome)、下段に電子書籍アプリを起動している状態をカメラ撮影したものです。上下の大きさは、真ん中の境界線を上下にドラッグすることで変えられます。
 ただし、分割表示できるアプリと、出来ないアプリがあるようで、わたし的に、上段にGmailアプリ、下段に添付ファイルを開いたExcelなりWordなりが開けたら便利じゃね? と思って実験してみたところ、MS-Officeアプリは現状では分割非対応でダメでした。それから、画面を横にしてみると、上下ではなく左右に分割されました。
 まあ、今後対応していくんだろうな、ということで、とりあえずは良しとしたい。
 実際、今までって、二つのアプリを同時に1画面表示させることは、出来るようで出来なかったことなので、実際使う場面が頻繁にあるかどうかわからないけど、使ってみたら意外と便利かも、と思った。
 
 というわけで、結論。
 さっそくやってきたドロイド7であるが、「6.0」の悪夢は再発せず、ごくあっさり、無事にアップデートが完了したのであった。ああ、よかった。そして、画面分割は、使う時が来るか分からないけれど、あればあったで便利のような気がしておりますので、もしお使いの端末に、Google神から「7.0」降臨のお告げが来たら、謹んでお受けして大丈夫っぽいですよ。以上。

↓ 何度も取り上げていますが、コイツにLTEが付いていたら迷うことなく買うのだが……。はっきり言って「Nexus9」は重いっす。
 

 昨日おとといと、ふと思いついて、PC2台をWindows10にアップグレードしてみた。
 とりあえず特に理由はないのだが、「今月中は無料」という言葉に負けたというか、もう、そろそろやっとくか、と思った次第である。
 実のところ、わたしはもう数か月前に、愛用のノートパソコンをWin10にアップグレードして、いろいろいじってみてテスト済みであった。結論としては、そんなに変わらないけれど、いくつかうっとおしい点もあり、まあ微妙かなあ、ぐらいの意見しかなかったのだが、目立った不都合もないので、実に普通に使えていた。
 というわけで、おとといの夜は自宅のメインPCを、そして昨日の朝は会社のマシンをそれぞれWindows10にアップグレードしてみたわけである。
 まず、自宅のPCだが、もうけっこう古いので、スペック的にはこんな感じである。
 CPU:i7-3820 3.60GHz
 メモリ:4GB ※ホントは16GBなのに、SIMMソケットがイカれて4GBしか認識しなくなった
 元OS:Windows7-Pro
 グラフィック:GeForce GTX-560
 プライマリ:120GB-SSD
 セカンダリHDD:500GB SATA3
 こいつにWindows10アップグレードを施してみたところ、だいたい30分ほどで終了。全く問題なく動作しているし、動かなくなったアプリケーションもない。ハードウェア的にも、動作しなくなってしまったものもなく、結論から言うと問題なし、であった。
 で、問題は会社のマシンである。会社の方は、動かなくなると大変困る業務用アプリケーションがいくつかあるのだ。一般的なMS-OFFICEやAdobe CCの各ソフトはもうちゃんと動くことを確認済みなのだが、会社の方だけで使っている会計ソフト、e-TAX、それからブラウザ上だがネットバンキングも動かないと困る。
 で、マシンスペックとしてはこんな感じである。
 CPU:i7-4790 3.60GHz
 メモリ:16GB
 元OS:Windows8.1 Pro
 グラフィック:GeForce GTX-750Ti
 プライマリ:120GB-SSD
 セカンダリHDD:500GB SATA3 
 というわけで、自宅のマシンのCPUとグラフィックが新しくなってるぐらいの違いしかない。 
 そして、会計ソフトなど、重要な仕事に使うソフトも、Win10対応であることが確認できたので、オラアッ!! と気合一発、Windows10へのアップグレードを実行した。結果、こちらは30分かからないぐらいで完了し、全く問題なくそれぞれのソフトが動くことも確認できた。よし、これでOK、というわけで、とりあえずは一安心、である。
 
 で。実のところ、想像よりもごくあっさり終了し、懸案のアプリケーションソフトの動作もまるで問題なく、実際、アップグレードしない理由はなかったというのが結論なのだが、まあ、人によっては動かなくなるものもあるだろうから、そこは自己責任でお願いしたい。実際、ゲームの大好きなYくんは、ゲームによっては動かないものもあるらしくて、まだ躊躇しているそうだ。まあ、少なくともビジネスユースでは問題ないけれど、逆にビジネスでも、馬鹿みたいに大金を突っ込んで構築した「システム」なるものを動かしている会社では、すぐの対応は難しいかもしれないですな。どうせグズグズしてるだけなのは間違いないですが、たぶん、会社のシステム担当部署から、「絶対アップグレードしないでください」とお触れが出てることでしょうから、やめといたほうがいいでしょうな。
 なお、わたしがWindows10 Proにアップグレードして、これは……ちょっとウザいな……と思ったのは、以下の点についてである。これはまあ、きっと誰でもウザいだろうな、と思う。
 1)Cortana
 ある意味、Windows10の目玉かもしれないけれど、ま、残念ながら一生使わないだろうな。このCortanaとは、要するにGoogleの検索窓的なものであり、あるいはSiri的なものであり、スケジュールの統合管理など実はもっといろいろ機能はあるようだが、使う人っているのかね? ちなみに、使わない方は、「タスクバーからピン留めを外す」でいいと思います。
 2)Microsoft-Edge
 これは、まあ要するにWebブラウザなのだが、もはやわたしはChromeを使っているので、こちらも使うことはないでしょうな。これも 「タスクバーからピン留めを外す」で。
 ただし、Webサービスのいくつかは、Internet Exploreを未だに指定するものもあって、このEdgeで代用すればいいのかというと、これまたそうもいかず、IEを別途使用する必要がある。わたしの場合、インターネットバンキングは、実際のところChromeでも動くものが多いのだが、仕事で使っている法人口座の方は、電子認証なんかもあるので、安全をとってきちんとIEを使うことにしている。Win10でIEを使うには、【スタート】→【すべてのアプリ】→【Windowsアクセサリ】とクリックしていくと、IEがいるので、右クリックで【その他】→【タスクバーにピン留めする】にしておけばいいと思う。若干ウザいすな。
 3)MS-IME
 どうもよくわからないのだが、自宅マシンは、ほとんどデフォルトになってしまったけれど、会社マシンは意外とちゃんと設定を引き継いでいて、何が違っていたのか良くわからない。ので、自宅マシンのようにデフォルト設定に戻っちゃった場合は、好みの設定をまた自分でやるしかないみたい。ま、しょうがないか。この辺はよくわからない。
 4)ファイルの関連付け
 アップグレードしたときに、メディアファイル系の関連付けをちゃんとやっておかないと、好みのアプリとの関連付けは当然パーになり、Windows10標準のアプリに関連付けが直されちゃう。ま、これもしょうがないといえばしょうがないけど、逆に、いろいろ元のPCの関連付けを踏襲してくれる部分もあって、そこは親切だと思った。たとえば、わたしの場合、txtファイルはテキストエディターに関連付けしているわけだが、 ちゃんとそのままで、Windows標準の「メモ帳」に書き換えられてはいなかったのは偉いと思った。あと、右クリックでの「送る」(Send to)も、以前のままきちんと保持されているのも気が利いて好感が持てた。
 ちなみに、ファイルの関連付けは、【スタート】→【設定】→【システム】→【既定のアプリ】→【ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶ】で設定するか、エクスプローラーでそのファイルを右クリックして、【プログラムから開く】→【別のプログラムを選択】で実行ファイルを指定しても行けると思う。ただ、わたしはMS-OFFICEを2003と2013を使い分けているのだが、この切り替えは何度やってもうまくいかなかった。どうもこれはレジストリをいじる必要があるらしくて、もうあきらめた。

 というわけで、ごくあっさり無事終了、なわけだが、世の中にはとにかく文句を言わないと気が済まない人が多いようで、Microsoftはいろいろな批判を受けている。OSのVersionUp、更新はもはや避けられないもので、どれだけユーザーの負担を軽くしようとしても、「めんどくさい」という人が多いのは、実によくわからない世界だ。まあ、クソ古いPCをずっと使っている人も良くわからないが、よほど古いマシンでない限り、今回のWin10は全然問題ないのではなかろうか。ウザくとも、仕方ないことなので、わたしはせっせと更新したわけだが、更新せずに放っておいて、自身のPCが脅威にさらされても、まあ今回ここまでしつこく更新をお知らせしたのだから、あとはもう、Microsoftとしては知ったことか、でしょうな。
 そして、株式会社林檎製のファッキントッシュをご利用の方は、ますますもってわたしには理解しがたい。もう、Macでしかできないことなんて皆無なのに。ビジネスの世界は完全にWindowsの世界である。仕事でWindows-PCを使う人が、自宅でMacを使う意味って、なんなんだろう? さっぱりわからない。なんかあるのかな、特別な意味が。ま、どうでもいいけど。

  というわけで、結論。
 Windows10へのアップグレードは、とりあえずわたしは何の問題もなし、である。 正直今までとあまり変わらないけれど、なんか新しさ感があって、快適です。わたしがイラッとしたのは、最初にテストでアップグレードしたノートPCで、スライドパットにちょっと手が触れてしまったときに、デスクトップ上のアイコンサイズが小さくなったり大きくなったりしちゃったことぐらいかな。デスクトップPCでは全然問題なしです、はい。なので、迷ってる方は、もう、YOU、やっちゃいなよ、と無責任におススメします。ま、どうなってもわたしは責任は取りません。以上。

↓ だいぶ安くなってきたので、そろそろ買っちまおうかな……という気がしてきた。電子書籍端末として使っているNexus9がもう、どうにも容量がいっぱいなので……。

 はーーー。なんか忙しい。
 というわけで、今日は、現在読んでいる本(『毒味師イリーナ』を読んでます)が、本当は昨日には読み終わるだろう、と思っていたのにまだ60Pほど残っていて読み終わることができず、そのため全くネタがないので、最近、こ、これは……!? と思って思わず買ってしまったブツを紹介してお茶を濁すの巻です。

 近年、もう完全にパソコンのモニターやテレビという物体は、かつてのブラウン管が絶滅し、液晶パネルに入れ替わったわけだが、この液晶モニターというものの、最大の特徴は、「薄い」という点にあると言えるような気がする。勿論、省電力だったり、重量的に軽いとか、いろいろなメリットはあるわけだが、この、「ブツとしての薄さ」に関しても、何かと優位性があるんじゃなかろうかと思う。
 しかし、一方で、どんどん大画面化してきた現在において、意外と置く場所を占有する物体でもあって、薄いがゆえに、ちょっとしたプチ困るポイントというか、 「この上にモノが置けたらなー」と思う人も世には数多く存在しているのではなかろうか。
 かく言うわたしも、机の上に32インチ液晶モニターを設置して仕事をしているので、意外と横幅があって、作業効率的には大画面&高解像度(2560×1440で使用中)で大変具合が良いのだが、 いかんせん机の上がいっぱいいっぱいで、ちょっとした筆記用具やメモ類などを置くスペースがかなり減ってしまったわけです。なので、何気にわたしとしては、「液晶モニターの上になんかちょっとした置き場スペースがあるといいんだけどなー」と切望していたため、わたしがほぼ毎日チェックしている、Impress社のWeb媒体、WATCHシリーズでこの記事を見かけた時、「こ、これは……アリかも!!?」と俄然欲しくなってしまい、購入に至ったわけです。 ↓ これ。

 詳しい説明は、KINGJIMの公式Webサイトを見てもらった方が良いだろう。上記にリンクを貼った、Impress家電Watchの記事を見たのが、3月8日。価格は3500円だそうで、これなら、買った後でアチャーな事態となっても、まあ笑って許せるだろうと思い、即、買ってみようとしたところ、発売は3月24日だという。なーんだ、まだ買えないんだ、と思って、そのまま放っておいたら、近年、病的に記憶力の低下が著しいわたしであるので、忘れてしまう事はもう確実である。なので、付箋に「3/24・ボード」と書いて貼っておいたのだが、これまた余裕で意識の外に追い出され、はっ!? と気が付いたのは3/29のことだった。
 で。思ったら即行動を旨とするわたしである。まず、そもそも本当にもう売ってるのか、まずは愛するYODOBASHIドットコムにて、商品検索してみた。すると、すぐに出てきた。おお、売っとる。こいつか。なるほど。よし、じゃあ昼にでも買いに行くか、と思ったら、店頭在庫はなく、お取り寄せだという。もーーテンション下がるぜ、と思うものの、ここでまた今度にしよう、と先送りにしたら、これまた確実に忘却の彼方に流れてしまうので、ヨドバシAKIBAの店頭引き取りで、発注することにした。ま、ポイントもたまってるし、3000円出して残りはポイント使用にしちゃおうと決めた。すると、それから数日後の4月1日に、「商品届いたんで引き取りよろしく~」的なメールがYODOBASHIドットコムから来たので、さっそく取りに行き、すぐさま会社に戻って、すぐに設置してみたわけである。それが↓ こんな感じ。
DB-500f
 どういう仕組みになっているかと言うと、先ほどリンクを貼ったKINGJIMのWebサイトにある通りだが、要するにこういう仕組みである。
DB-500-KJ
 わたしとしては、このメカというか構造が大変ユニーク(?)で面白いと思った。ちなみに実験したところ、49インチの4Kテレビにも問題なく取り付けできました。
 どうでしょう、耐荷重量は1Kgということで、あまりめったやたらにモノを置くことはできないが、筆記用具やメモ、未整理の名刺とか携帯やスマホなんかは余裕である。ちょっと便利じゃね? わたしの使用中の写真で分かるかな、手前が溝になってて、ボールペンが置いてある部分があるでしょ? ここにですね、スマホを立てかけられるんだな。スマホスタンドとしても、この溝部分は使用できました。ああ、その様子を写真にとりゃ良かったっすね。気が利かなくてサーセン。
 わたしは、まあ、正直プチ高いような気がしてならないが、とりあえず使えるので気に入った。ただ、本当にくれぐれも置きすぎ禁止である。あぶねえっす。 いつか絶対、ガシャーーーン!! という悲劇が起きるような気がしてならず、わたしも、大丈夫かこれ……?  と若干ビビりながらの使用である。なので、ちょっと気になった方は、とりあえずは店頭で観て、ははあ、こういうものか、と確認してから買った方がいいと思いますよ。ま、3500円+税なので、そのぐらい気にならない方はどうぞお試しください。

 というわけで、結論。
 いつも、ちょっとした工夫で面白い商品を作ることでお馴染みの、KINGJIM謹製「ディスプレイボードDB-500」は、ちょっとしたアイディアで「薄い液晶モニターの上に物置スペース」を提供してくれる優れたアイテムである。ぜんぜん調べていないけれど、他にも同じようなものがあるのかもしれないっすな。でも、いいの。もう買っちゃったので。とりあえず気に入ってます。以上。

↓ 今、わたしは切実にシュレッダーが欲しい……ちまちました奴じゃなくて、気合の入った、ガガガゴン!! と裁断してくれる、男らしいマシンが欲しいのだが……いいのがないんだよね……。

 わたしは、わたしを知る人々から、「時間に正確な男」として知られている(たぶん)。
 まず、何についても「遅れること」がほぼないのでそう思われているのだが、ある人は、「あいつは時間にきっちりしてる奴だよね」と方向性としてはポジティブに評価してくれるし、また別な人には「あの人って時間に神経質なのよね」と、逆にネガティブなコメントをされる場合もある。
 一応、わたしの言い分もある。わたしが時間に正確なのは、明確な理由があるのだ。
 というのも、わたしは時間の余裕を持つことが何よりも大事だと思っているのである。例えば、わたしは癖として、ひとつの仕事をこなすにも、大体、タイムを計っていることが多い。これはわたしが長いことランニングやトライアスロン等で身に付いてしまった習性なのだが、常に、何をするにしても大体必要な時間を思い浮かべて、自分に制限時間を課して(=すなわち自分的締め切りを設定して)、いかにそのタイム内でより速く終わらせるか、を、結構無意識に計っている。そして、よし、余裕が出来た、と、思えると、ちょっと、やったぜ!! 的に気分が良くなるのだ。
 そもそも、なぜ時間の余裕を持つことが重要なのかというと、わたしは、「時間の余裕=心の余裕」だと信じているからだ。 わたしは、ほとんど宗教的敬虔さを持ってこの信念を抱いてる。
 なので、わたしは、「時間が狂っている時計」がこの世で最も嫌いなもののひとつである。たまに、自分の時計を5分進めておいて、余裕を持つようにしてるんだー、と無邪気に話す人に出会うが、わたしにはまったく意味が分からない。だって、あんた、その時計が5分狂ってること知ってるんでしょ? 意味なくね? まったく分からん。わたしが時計に求めるのは、1秒の狂いもない正確な時間を教えてくれることである。
  こんなわたしなのだが、現在は腕時計を3本所有している。それぞれ用途によって使い分けているのだが、要するにこんな感じである。
 【腕時計A】:スイス製高級品。これはスーツを着用しているときに使う。休みの日には使ってない。きっちりしている男を自己演出するためのモノであり、完全に仕事用。高くて自分ではとても買うつもりになれないものだが、親父の形見としてもらった。
 【腕時計B】:フィンランド製中級品。これは登山時に使う。電磁コンパスや高度計、気圧計搭載のデジタルWatch。デザインが気に入っているので、休みの日はもっぱらこれ。電池が2年ぐらいであっさり切れる。安いとはいえないかもしれないがそんなに高くもない。
 【腕時計C】:日本製デジタル。完全にスポーツ用。ラップタイムをたくさん取れるので、時刻というよりストップウォッチ機能メイン。1万円程度の安物なので、金持ってるぞアピールがないし、万一の紛失リスクに備えて、旅行の際にもコイツを着用することが多い。
 で、この3点とはもうかなり長い付き合いなのだが、わたしとしては大変残念なことに、コイツら、狂うんですよね。1秒単位で正確であって欲しいわたしには、とても正確な時間を教えてくれるものとは言えないんだな。
 まず【腕時計A】の場合は、そもそも自動巻きなので、土日に使用しないと月曜の朝には止まってることが多い。なので毎週月曜にあわせても、確実に金曜日には、1分以上の誤差が発生する。また、カレンダーも、30日の次は当たり前のように31日になるので、その修正も必要になる。実にイラつく。
 【腕時計B】も、比較的時間が狂う。月に1分とは言わないけど、数10秒単位で狂う。そしてコイツの場合多機能過ぎて、時刻修正はあっちこっちのボタンを押す必要があって、非常にめんどくさい。実にイラつく。
 【腕時計C】は日本製だけあって一番ずれが少ないような気がする、けど、コイツは着用する機会が一番少なく、たまにつけると大抵微妙に時間が狂っている。なので、修正するわけだが、これもボタンがいっぱいあって、しかもたまにしか使わないからいつも、マニュアルを探して、ええと、どうするんだっけ、とやらないといけない。頭にきたので探したら、こいつにはpdf版のマニュアルが用意されていたので、わたしのPCのデスクトップに置いておくことにした。とにかく、イラつく。

 というわけで、いつもの通りクソ長いが、以上は前置きである。
 実は、今日、2016年3月18日は、わたしにとってはちょっとした忘れられない日になった。とある出来事があり、恐らくわたしは、今後の人生において2016年3月18日のことは忘れないだろう、という事件である。わたしのことをご存知の方は、何のことか知ってるよね。なので書きませんが、とにかく、わたしは今日の日付を忘れないこと、そして、今日の初心を忘れないでおきたい、と思ったのだが、それを記念して、そうだ、時計を、常に身に付ける腕時計を買おう!! と突如思い立った。腕に巻かれたコイツを見て、今日の日のことを思い出すんだ。そんな風に思ったのである。
 ま、実はそう思ったのは昨日なんですけどね。
 なので、昨日の夜、何がいいかしらん? と、ぼんやりとわたしの愛するYODOBASHIドットコムにて物色してみたところ、「こ、これこそオレの求める時計の理想型だ!!!」という物を発見し、今日の帰りにYODOBASHI-AKIBAへ寄って、ほぼ迷うことなく買ってきたのである。
 ↓コイツです。どう? カッコ良くないですか!?
Atessa
 こいつは、CITIZEN謹製のATTESA F900モデル、型番CC9015-54Eである。
 電波・ソーラー・GPS。もう、完全にわたしとしては究極ですよ。
 ■電波時計である=1秒も狂わない(たぶん)。
 ■ソーラー=電池交換不要
 ■GPS=NYへ行こうが台湾へ行こうが、ボタン一発で現地時間に。日本時間とデュアルタイム表示可能。
 まさに完璧ッ!! これだよ、オレが腕時計に求めるのはコイツだよ!! ということで、大変満足である。これなら、スーツのときでも、休日でも、服装を選ばないし、何気に、デキる男アピールもスポーツ野郎的雰囲気もあって大変気に入った。まあそれなりに高かったので、旅行に連れ出すかは微妙なところだが、せっかくのGPS機能は海外へ行くときに真価を発揮するのだろう。気に入ったぜ!!
 (※2016/11/05追記:その後、先日台湾に行ったときに試してみたところ、屋外の、開けたところでは、ボタン長押しでグルーーーリと針が回って現地時間になりました。そのギミックが観てて楽しかったです。、そして、帰って来て、羽田からモノレールの中でもやってみたところ、当たり前だけどちゃんと日本時間に戻りました。ま、台湾とは時差1時間しかないんだけど、なんかカッコいい!)
 実は昨日の夜、突如思い立った時には、対抗馬として、SEIKO謹製のASTRONシリーズもいいな、と悩んだのだが、なんとなくの好みとして、CITIZEN-ATTESAに軍配を上げた。
↓悩んだ相手はコイツ。どうだろう? やっぱりSEIKOブランドのほうがよかったかな?
astron
 まあ、別にどっちでも良かったのだが、どうせなら第一印象で気に入ったATTESAにしようということで、深く考えずに決めてしまった。実際、機能や性能はほぼ一緒だろうし。もう、いいの。気に入ったんだから!!
 ただ、ひとつだけ、わたし的にちょっとこれは……とほんの少しだけテンションが下がった点がある。それはですね、わたし、生意気に【腕時計A】をもう20年以上着用してたわけですよ。で、あのスイス製高級Watchはですね、ずっしりと重さがあって、重厚感があるんですな。いってみれば高級感? みたいな重さがあるのです。しかし、今回わたしが購入したCITIZEN-ATTESAはですね……すっげえ軽いのです。もちろんそれは、バンドもケースも「チタン製」ということで、高級素材を使ってるがゆえの軽さなので、実際のところこの時計のウリでもあるのですが、【腕時計A】のずっしり感に慣れたわたしには、その軽さが安っぽさに感じてしまうのだ。まあ、これはきっとすぐに慣れると思うので、問題なし、と思うことにします。チャリンコ野郎であり、山男であるわたしにとっては、「軽いは正義」だしね。

 というわけで、結論。
 CITIZEN-ATTESA CC9015-54Eはカッコイイ!! わーい!! と喜ぶわたしであった。
 そして今日、2016年3月18日、今のわたしの初心を、ずっと忘れないでいたいと思う。真面目に、誠実に生きて行こうと思います。以上。

↓ 文章から想像できた人はわたしと友達になれると思いますが、わたしの【腕時計B】はコイツのことです。色は全然違うけど。わたしがもう15年愛用しているこいつは、限定カラーのシャンパンゴールド。
 

 3日前、使っているTabletがイカれたときの記事で書いたが、現在契約しているDocomoのスマホがとにかく気に入らないわたしであった。改めて理由を列挙すると、
 ■最近、やけに電池の持ちが悪くて、電子書籍を読んだり、ちょっとテザリングをしたりという、スマートフォンであるからこそ期待している機能を使う時間が増えると、確実に家に帰るまで電源が持たない。イラつく。
 ■さすがに3年近く使っているので、結構まめにアプリをきちんと終了させたりメモリクリーニングしているのに、動作が若干遅い、ような時がある。
 ■やはり、サイズ感的に半端にデカく、半端に重い。
 ■そもそも、電話ってほぼ使わないんですけど。
 ■てゆうか、月額6.300円ほどって、やっぱり安くはねえわな。
  というわけで、月末でもあるし、思い切ってガラケーに機種変更してきた。そして、前にも書いたが、やはり常時、ネット接続環境がないのはプチ不安もあるので、SIMフリースマホ&MVNO_SIMを導入することにした。 そして帰って来て、真っ先にやったことは、様々な設定ではなく、とりあえず↓これだ。
NCM_0126
  まあ、そういう事です。とりあえず、ガラケー&SIMフリースマホともども、「STARK INDUSTRIES」社製にラッピングしてやったった。カッコいい……とひとり悦に入るおっさんの図は、くれぐれも想像しないでください。

 まずガラケーである。久しぶりに使ってみると、なんというか懐かしいというか、やっぱり小さくて軽くていいですな。まあ、わたしに電話がかかってくることは、月に数回もないので、正直どうでもいいのだが、どうしてもまだ、docomo.ne.jpのキャリアメールを捨てる決心はつかなかった。電話番号だけであれば、MNPで持って行けるのだが……ボッチ野郎のわたしでも、まだdocomo.ne.jpのメールは月に数件は確実に来るので、捨てられなかったのがちょっと我ながら男らしくなかったと反省している。ま、しょうがない。
 この機種変更により、おそらくはi-modeなどメール以外は全く使わないはずなので、Docomoへの月々の支払は約1,600円となり、約4,700円お安くなった。これは結構大きいのではなかろうか。ちなみに、機種は、以前使っていたのと同じFシリーズなので、メニュー構成とかが変わっていないため、すらすら使える。なお、元の本体カラーはGOLDで、そこにメタリックレッドのシートを貼っています。詳しくはこちらの記事参照

 次。まずはSIMカードをどうするか考えた。が、今の世の中、いわゆるMVNO、仮想移動体通信事業者(Mobile Virtual Network Operator)と呼ばれる事業者がバカみたいにいっぱいあり、またプランも多く、正直どれを選べばいいのかさっぱりわからないという消費者不在の戦国時代となっている。
 しかし、しょせんこのMVNO事業者は、DocomoやKDDIの回線を「卸してもらって」いるだけなので、回線クオリティ的には別にどこであろうと劇的な違いはねえのでは? と結論付けた。いろいろなIT系サイトにおいては徹底比較的な記事がいっぱいあるけれど、はっきり言ってまったく参考にならないというか、結論を出していないところが多いので、記事を読んでも、じゃあだからどれがいいんだよ、と思うのが普通ではなかろうか。なので、
 ■データ通信のみ。音声通話やSMSは不要!!
 ■ひょっとしたらSIMの枚数を増やすこともあるかも。
 ■月額データ容量は3GBもあれば十分。2GBだと若干心配かも?
 ■余った容量は翌月繰越可能であっていただきたい。
 ■できれば、公衆Wi-fiもセットで使えると有り難し。
 ■1,000円以上払う気はないッ!! 解約も自由にさせていただくッ!!
 という条件で、10分ぐらい悩んだところ、特に決め手はないけれど、とある事業者のSIMにすることとした。たいていのIT系Webサイトでせっせと調べて記事にしている回線スピードは、それほど重視しなかった。別に動画を見るわけでもねえし、メールの確認とブラウジングができりゃいいんだから。で、選んだSIMは月額900円ナリ。これでDocomoスマホよりも、ガラケー料金を含めて3,800円安くなったと。うーん、まあ微妙だけど、お得ではあるわな。もちろん、即、使いたいので、愛するヨドバシ店頭にてSIMカードを入手し、帰ってすぐにアクティベートした。専用Webサイトでチョチョイと支払のカード情報やSIMの番号を入れるだけ。すぐに申し込みは完了し、ネット接続も確認できた。

 で。最後はハードウェア、SIMフリースマホである。コイツはすごく悩んだ。
 ■スマホが嫌な理由はでかくて重いからなのに、またスマホってオレはアホですか?
 ■やっぱり、Xperia Z3 tablet compactのSIMフリー香港版をEXPANSYSで買うか?
 ■でも、せっかくNEXUS9があるのに……もったいねえのでは?
 ■じゃ、いっそWi-fiルーターにSIMブッ刺せばいいんじゃね?
 ■いやでも、いちいちNEXUS出すのもねぇ。その度にルーティングってのも電池の持ちもなあ。
 というあんばいで、完全にわたしの脳内取締役会は紛糾し、一時は、もうめんどくせえから、Docomoスマホのまんまでいいんじゃね? という一番最悪の保守派の意見が通りそうになって困った。その時、いつもはほとんど発言しないことでおなじみの、わたしの中に眠る積極派が突然、それじゃあ意味ねえでしょうが!! と怒鳴りつけたような気がするので、まずは行動あるのみ、と、docomoショップでガラケーに機種変更して退路を断ち、SIMも決めて、ヨドバシに行こう、そして実機をいろいろいじくってみよう、という事になったわけである。
 そして――ごくあっさりASUS社謹製の「ZenFone2 Laser」にした。ごく単純に、赤い美しいボディに惚れたからである。

 はっきり言ってスペック的には全く普通というか決してハイエンドではない。最強スペックならば、同じシリーズでもZE551MLという上位シリーズもある。その上位シリーズにも同じ赤いボディがある。なのに、なぜこれにしたかというと、上位シリーズよりもサイズ・重さがコンパクトで、値段も手頃だったからである。はっきり言ってスペックは要求していない。これで十分すぎる、と判断した。

 こうしてみると、結局スマホのデカさや重さにイラついていたわたしなのに、変わってねえじゃん!? おまけにひとつ、ガラケーが増えちゃったよ。むしろ総重量は増えたのに、なにしてんのあんた? と思われる方もいるだろうと思う。実際、まったくもってその通り。しかし、やっぱり新品は速いし、重量も軽くなってる。なにより、カッチョイイ。ので、わたしとしてはこれで良いのだ。ガラケーも、圧倒的に電話しやすいね。

 というわけで、結論。
 とりあえず、docomoへの月額支払いはぐんと軽くなった。けれど、ガラケー約4万、SIMフリースマホ約3万。この7万を取り返すには、約18カ月必要である。ますますもって、何もしない方が良かったのでは? といまだ私の脳内保守派がささやきかけてくるが、これでいいの!! 気に入ってんだから!!


↓ コイツも美しい機体ではあったが、悩んでZenFone2 Laserにした。だって赤がカッコイイんだもん。 

 どうもわたしは、いわゆる「スマートフォン」というものが気に入らない。何気にデカいし、そのくせ情報ウィンドウとなるディスプレイは、半端に小さい。なので、もう3年ぐらい使っているが、今月末にいっそガラケーに機種変して戻そうかと思っている。だが、ガラケーでは、もはや日々の行動に際しての情報端末としては非常に不満というか、実際役に立たない部分が多いので、ならば常に携帯できる範囲内の大きさで、Tabletに格安SIMでもブッ挿すか、と考えている。が、いいのがねえんだよなー、というのが実感で、非常に困っている。
 実はすでに、わたしはとあるTabletをほぼ電子書籍専用端末として愛用しているのだが、いわゆるWi-fiモデルなので、常時接続ができない。このTabletに別れを告げて、新たなSIMフリーTabletを買うか、それともそのまま使い続けて、メール確認&テザリング専用として小さめのSIMフリースマホを買うか、現在悩み中だ。つーか、切りのいい月末には結論を出さないといけないので、今週中にけりをつけるつもりでいる。
 で。現在わたしが愛用しているTabletが、Googleのリファレンス端末として去年の暮れぐらいに登場した、「Nexus9」という製品である。(2015/12/16追記:なお、買ったのはヨドバシAKIBA店頭)

 製造は台湾のHTCである。まあ、さすがにMade in KOREAやMade in CHINAの製品を買う気にはなれないというか、わたしとしてはあり得ないが、台湾ならば全く問題ない、というなんじゃそりゃと突っ込みを受けそうなオレルールではあるが、まあそういうことである。
 このTabletは、わたしが買った1か月後にSIMフリーのLTE版も発売になっており、それまで待てばよかったのだが、実際我慢できずにまあWi-fiで十分だろ、必要ならばテザリングすればいいし、なんて軽く考えて買ったのだが、正直、今となってはやっぱりSIMフリー版にすりゃ良かったと思っている。
 使用感としては、わたしとしては全く問題なし。描画もきれいだし十分速い。画面サイズも、電子書籍を読むのに非常に最適な大きさで、16:9ではなく4:3である点もわたし好みである。もちろん、株式会社林檎ことAppleを心から憎むわたしとしては、当然のことながらあそこの製品を買う事は生涯ないと言ってもよいので、実際のところ、ほかに選択肢はなかったという事情もある。
 なので、十分に気に入っている、と言ってよいTabletなのだが、わたしとしてちょっとこれは……と実際に使い倒すようになってから判明した、困ったポイントが二つある。
 一つは、重さだ。カタログ重量435g。手に持った感じは、別に重いとは感じない、のだが、これがですね、30分も電車内で吊革につかまって、片手で電子書籍を読んでいると……やっぱり重いんだな。かのXperia Z3 Tablet Compact や、Xperia Z4 Tabletに比べると、明らかに重い。ので、まあ、一応は許せる範囲内ではあるけれど、Xperiaの軽さは、内心では非常にうらやましいと思っている。くそう。
 もう一つは、外部ストレージが使えないという点だ。このNexus9は、Micro-SDカードスロットがなくて、内部ストレージしかないんだよね……わたしが使っているNexus9は32GBモデルで、まあそんだけあればいっか、と思っていたのだが、残念ながら、既に電子書籍を600冊以上買っているわたしには、まったくもって足りなかった。この点はすげえがっかりである。まあ、その600冊のうち、コミックが500冊以上なのでファイルサイズもデカく、仕方ないのだが……やっぱりきちんとMicro-SDの使えるXperiaが正直うらやましい。くっそう!!

 というわけで、気に入ってはいるものの、若干のイラつきポイントも併せ持つNexus9だが、Googleのリファレンスモデルであるために、Androidのバージョンアップ対応が早く、その点のケアは手厚いのだが……ちょっと前の10/14に、Android6.0へのシステムアップデートの通知が来て、何も考えずに実行してみたところ……何かがエラーになったために起動しなくなってしまい、見事文鎮化してしまったのである。
 もちろん、その日はいろいろ試してみた。Web上での情報はだいたい見たと言ってもよかろう。どうやら、わたしのようにNexus9を使っていて、Android6.0へのアップデートで文鎮化したという症例は、とりあえず見かけなかった。ちっくしょうと最終的には、全データ消失も覚悟し、wipe data/factory resetも実行した。が、起動しない。 これはアカン奴や、ということで、翌日HTCのサポートに電話し、症状を話したところ、リペアセンター行きが決定し、その日のうちに発送した(もちろん着払い)。で、サポートの女子(声は可愛い女子だった)曰く、大変申し訳ないが最大で3週間ぐらいかかるかも、なんて話だったが、その「申し訳ないのですが」という心は十分伝わったので、まあ別に良かろうと思っていたところ、先週の金曜日、すなわちわたしが発送してからちょうど1週間であっさり返ってきた。
 原因は良くわからないのだが、
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 この度の診断におきまして、
 お客様のNEXUS9におきまして
 ご申告症状である、OS起動不可を確認いたしました。
 ご申告症状につきましては、
 グーグル社配信のアップデートファイルに存在する、
 特定の条件下にて発生するバグ(不具合)が原因であるため、
 ソフトウェア再書込により症状が改善されましたことをご案内申し上げます。
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 だそうで、rootを取って自分でバリバリいじっている人なら、余裕であっさり直る類のものだったと思う。で、返ってきたNexus9はOSも6.0になっていて、正直全く使い勝手は変わっていないのだが、無事に再び戻ってきてくれたので、許してやろうと思う。HTCのサポートは、わたしの感覚からすれば十分丁寧で、文句の付けどころはとりあえずない。
 原因はいまだ良くわからないが、「特定の条件下で発生するバグ」に関しては、ひとつ、わたしの方に原因があったのだろう、と思い当たる節がある。実は、わたしは最初に書いた通り、電子書籍専用端末としてバリバリに使用していたため、ストレージの空き容量が1GBチョイしかなかったのだ。アップデートファイルは771MBだったかな、そんなサイズだったので、たぶん、というか確実にそれが原因であろうと思う。でもさ、それなら警告してくれたっていいじゃん。ねえ?

 というわけで、結論。
 Nexus9を使っている人で、これからAndroid6.0にアップデートしようとしている人は、ストレージの空き容量に気を付けた方がいいかもしれないですよ。万一文鎮化したら、自分でいろいろいじっていない人は、素直にHTCのサポートに電話するしかないっすな。わたしの場合は、丁寧で意外と早い対応をしてくれました。
 ※2016/09/15追記:先日、とうとうAndroid7.0が降臨し、問題なくアップデートできました

↓ くっそう……こいつに乗り換えたいような気がしてきた。でも16:9じゃ電子書籍読みにくいんだよね……。どうすべか……。

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