毎年やっていることが出来ないと、なんつうか非常にストレスなわけですが、このblogに何度も書いている通り、わたしは毎年、富士登山をしていて、2004年から毎年だから、2019年までに16回、登っていたわけです。しかし、去年2020年は、COVID-19が世界を覆い、富士山も登山禁止となってしまったため、わたしの「毎年登る」記録は途絶えてしまったのであります。
これも何度か書いたと思うけど、当然、周りの人には「なんで毎年富士山登ってんの?」と素朴に聞かれることがよくある。その理由として毎回わたしが答えているのは、
「なんかさあ、毎年やってることをやらないとさ、なんかよくないことが起こった時に、ああ、今年富士山に登ってねえからだ、とか思っちゃうような気がするんすよねえ……だから、まあ、登れる体力があるうちは続けようと思ってんだよね」
てな感じである。完全に気のせいだと思うし、他人には理解してもらえないと思うけれど、わたしがそう思っちゃうんだからしょうがないじゃん。ならば登るまで、ですよ。
というわけで、今年2021年は、無事に富士山は山開きが行われ、登山OKとなったので、雨が続いてなかなか行けなかったんだけど、おとといの夜、木曜日は何とか天気持ちそうだな……ならば、行くか……いや、行くべし! と突如心に決め、行ってまいりました。平日に行ったのは初めてっすね。わたしはもはや平日に1日休みを取るなんてことは余裕なので、昨日のうちに会社のことはいろいろ根回しし、今日の超早朝、家を出たのでありました。
というわけで、以下、行動記録を自分用備忘録として記しておこう。
◆02:15起床。当然眠い。
◆02:55家を出発。昨日のうちに愛車のガソリンは満タンにしておいた。装備の準備も完璧。
◆04:25ぐらいに河口湖インターを出る。ガラガラだったけど、途中で雨も。。。
◆04:50ぐらいにスバルラインの5合目の近くに到着。
なんと、今年は5合目の駐車場は「密」を避けるとかそんな理由で駐車できず、5合目から1kmぐらい離れたところに止めさせられた。。。これが半端に遠くて帰りにつらい目に遭うことに。。。
◆05:15ぐらいに5合目を出発、登山開始。
今年の「富士山保全協力金」を払ってもらえるのはこんな札でした。
まあ、1000円ぐらい全然構わん、というか、10,000円ぐらいにしてもいいんじゃね? とも思う。とにかく、ちゃんと保全しないと、どんどん崩れちゃうよ、富士山は。
で、アタックタイムはこんな感じでした。
※2018/06/24、2019/9/14、2021/07/15、そしてベストタイムの2011/07/09の順です。
なお、今年は、途中までは雲間から陽が出たり、雲海もきれいだったんだけど、9合目辺りからかなりの雨が降りはじめ、頂上に着いた時はもうびっしょり。もちろん、ゴアテックスのレインジャケットを着ているので体は一切濡れてません。持ち物も、全部ビニール袋に入れてあるので、びしょびしょになった手袋も頂上で乾いた軍手にチェンジできたので、特にダメージはないです。山頂は、体感温度マイナスだったんじゃないかな、とにかく寒くて手が震えるぐらいの寒さなので、防水機能付きの手袋は絶対必須です。わたしの山用グローブも本来は防水なんだけど、とっくに防水機能は失われており……来年までには新しいの買わないとな……ってもう5,6年言い続けてるオレのバカ……。
ところで、ホントに頭にくるんだけど、頂上の山小屋、あれって、昔々の既得権益を得たどっかの野郎の個人営業なわけで、びっしょりで凍えているわたしが、着替えだけさせてもらえないか……とお願いしたら、なんつったと思う? ああ、なんか食べてもらわないとダメです(しかもそのガキはニヤニヤしてやがった!外道!)だって。今すぐあの山小屋を撤去して、国か、静岡&山梨共同で、山頂の避難小屋を整備すべきだね。金出してもいいぜ、それをやってくれるなら。
これは途中にある山小屋も全部そうで、全く助けてくれやないよ、山小屋のバイトのガキどもは。もう10年以上前に、女子を連れて登った時、膝を痛めた女子に休ませてくれもしないしシップとかそういうものを分けてくれるとか、一切してくれなかったからな。全部潰れて、公営にしていただきたいもんだ。物資だって、ブルドーザーで荷揚げしてるわけで、マジであのブル道も、禁止すべきだと思うね。確実に、毎年富士山を削ってるよ、あいつら。今日は下ってるとき、5台ぐらいブルとすれ違ったんじゃないかな。邪魔だつうの。楽してのぼってやがるくせに、助けもしない下衆だと思う。
というわけで、頂上で極めて不愉快な目に遭ったけど、今回は頂上の浅間大社が開いている時期だったので、お参りもしてきました。いつもは空いてない時期ばっかりなので、開いてるのを見るのはたぶん10年以上ぶりじゃないかな。
で、下山はずっと雨。ただ、雨だと砂利が固まるというか、ずるずる滑らないため、ちょっと歩き(走り)やすかったかも。そして戻ってきた5合目はほぼ誰もおらず、車の場所までトボトボと歩くはめに。一応バスも出てるんだけど、まるで時間が合わなかった。。。
なお、登ってるときは、たぶん40人ぐらいはすれ違ったと思う。全員抜いて、抜かれることは一度もなかった。そして下山時も、30人ぐらいすれ違ったかな。。。一人、何も荷物を持っていないランナーにぶち抜かれました。あいつは速かったなあ!
で、9時チョイすぎには車に戻り、びしょびしょの服を脱いで乾いた服に着替え、一路温泉へ! と爆走したら、わたしが行った温泉は11時オープンでまだ開いてなかった。。。30分ほど、駐車場で待ち、開いてすぐに入って、11時半には離脱し、都内に戻ってきたのは13時ぐらいでした。首都高が凄い渋滞で疲れた。。。
家についてすぐ、びしょ濡れのザックを物干しざおに干し、砂利まみれの靴を洗って干し、濡れた服などを全部洗濯機にブチ込んで洗濯して干し、と片付けが終わったのが14時半ぐらい。90分ほどでザックも靴もすっかり乾きました。服とかタオルは半がわきぐらいかな。おとなしく部屋干しして、明日の朝には乾くだろう。以上、終了! であります!
というわけで、結論。
今年は1月から全くいいことがなく、むしろ最悪の事態が続いており、ある意味厄払いの意味も込めて、今年の富士登山を敢行してきたのだが、まあ、天気はアレだったけど、アタックタイムとしては2017年ぶりに150分をギリ切ることが出来てとてもうれしいです。どうかこれ以上、ヒドイことが起こらないように、心から願っています。。。今年のわたしは、絶望の毎日を送っており、本当にもう、この世には何にも未練はないのだが、わたしはどうでもいいとしても、わたしの周りの人々が健やかでありますように。。。。と、頂上でお祈りしてきました。願いが届くとよいのだが。。。以上。
↓ 2019年から使っているこの靴(わたしのは赤)のせいで2019年のタイムが悪かったんじゃねえかという疑惑は、今年の記録で払しょくされました。疑ってごめんよ!
これも何度か書いたと思うけど、当然、周りの人には「なんで毎年富士山登ってんの?」と素朴に聞かれることがよくある。その理由として毎回わたしが答えているのは、
「なんかさあ、毎年やってることをやらないとさ、なんかよくないことが起こった時に、ああ、今年富士山に登ってねえからだ、とか思っちゃうような気がするんすよねえ……だから、まあ、登れる体力があるうちは続けようと思ってんだよね」
てな感じである。完全に気のせいだと思うし、他人には理解してもらえないと思うけれど、わたしがそう思っちゃうんだからしょうがないじゃん。ならば登るまで、ですよ。
というわけで、今年2021年は、無事に富士山は山開きが行われ、登山OKとなったので、雨が続いてなかなか行けなかったんだけど、おとといの夜、木曜日は何とか天気持ちそうだな……ならば、行くか……いや、行くべし! と突如心に決め、行ってまいりました。平日に行ったのは初めてっすね。わたしはもはや平日に1日休みを取るなんてことは余裕なので、昨日のうちに会社のことはいろいろ根回しし、今日の超早朝、家を出たのでありました。
というわけで、以下、行動記録を自分用備忘録として記しておこう。
◆02:15起床。当然眠い。
◆02:55家を出発。昨日のうちに愛車のガソリンは満タンにしておいた。装備の準備も完璧。
◆04:25ぐらいに河口湖インターを出る。ガラガラだったけど、途中で雨も。。。
◆04:50ぐらいにスバルラインの5合目の近くに到着。
なんと、今年は5合目の駐車場は「密」を避けるとかそんな理由で駐車できず、5合目から1kmぐらい離れたところに止めさせられた。。。これが半端に遠くて帰りにつらい目に遭うことに。。。
◆05:15ぐらいに5合目を出発、登山開始。
今年の「富士山保全協力金」を払ってもらえるのはこんな札でした。
まあ、1000円ぐらい全然構わん、というか、10,000円ぐらいにしてもいいんじゃね? とも思う。とにかく、ちゃんと保全しないと、どんどん崩れちゃうよ、富士山は。
で、アタックタイムはこんな感じでした。
※2018/06/24、2019/9/14、2021/07/15、そしてベストタイムの2011/07/09の順です。
5合目駐車場出発時刻 05:51、 05:50、 05:15、 05:25
6合目指導センター前 0:19:43、0:19:15、0:18:11、0:17:52
7合目花小屋前通過 0:47:02、0:47:00、0:44:48、0:41:11
7合目日の出屋 0:48:53、0:48:54、0:46:28、0:42:44
7合目トモエ館 0:51:39、0:51:43、0:49:11、0:45:00
7合目鎌岩館 0:56:20、0:56:25、0:53:11、0:48:49
7合目富士一館前通過 0:59:00、0:59:21、0:55:35、0:50:36
7合目鳥居荘 1:04:14、1:05:21、1:00:40、0:55:09
7合目東洋館前通過 1:08:10、1:09:42、1:04:51、0:58:27
7合目太子館前通過 1:21:29、1:25:05、1:17:37、1:09:56
8合目蓬莱館前通過 1:25:55、1:31:10、1:21:32、1:13:47
8合目白雲荘前通過 1:39:36、1:48:11、1:35:03、1:25:43
8合目元祖室前通過 1:44:51、1:54:46、1:39:48、1:30:31
8合目富士山ホテル 1:57:33、2:08:42、1:51:17、1:40:39
8合目トモエ館通過 1:59:54、2:11:27、1:53:16、1:42:37
8合5勺御来光館 2:08:36、2:22:10、2:01:52、1:50:37
1本目の鳥居 2:22:20、2:38:25、2:14:14、no data
頂上到着! 2:39:29、2:57:39、2:29:34、2:16:43
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<下山> 2018年 2019年 2021年 2011年
なんか久しぶりに2時間半、150分を切れたのがうれしいす。でも、全盛期は140分切ってたのになあ。。。ホントに衰えたけど、2017年の記録まで戻すことが出来たのが救いだよ。2019年は自己ワーストで、自分でも信じられないほどひどかった……。<下山> 2018年 2019年 2021年 2011年
須走吉田分岐 0:25:30、0:23:20、0:17:05、0:19:27
バイオトイレ 0:56:38、0:56:46、0:47:42、0:49:37
6合指導センター前 1:10:43、1:17:00、1:03:28、1:04:36
ゴール!5合目帰還 1:28:19、1:38:20、1:21:40、1:18:03
なお、今年は、途中までは雲間から陽が出たり、雲海もきれいだったんだけど、9合目辺りからかなりの雨が降りはじめ、頂上に着いた時はもうびっしょり。もちろん、ゴアテックスのレインジャケットを着ているので体は一切濡れてません。持ち物も、全部ビニール袋に入れてあるので、びしょびしょになった手袋も頂上で乾いた軍手にチェンジできたので、特にダメージはないです。山頂は、体感温度マイナスだったんじゃないかな、とにかく寒くて手が震えるぐらいの寒さなので、防水機能付きの手袋は絶対必須です。わたしの山用グローブも本来は防水なんだけど、とっくに防水機能は失われており……来年までには新しいの買わないとな……ってもう5,6年言い続けてるオレのバカ……。
ところで、ホントに頭にくるんだけど、頂上の山小屋、あれって、昔々の既得権益を得たどっかの野郎の個人営業なわけで、びっしょりで凍えているわたしが、着替えだけさせてもらえないか……とお願いしたら、なんつったと思う? ああ、なんか食べてもらわないとダメです(しかもそのガキはニヤニヤしてやがった!外道!)だって。今すぐあの山小屋を撤去して、国か、静岡&山梨共同で、山頂の避難小屋を整備すべきだね。金出してもいいぜ、それをやってくれるなら。
これは途中にある山小屋も全部そうで、全く助けてくれやないよ、山小屋のバイトのガキどもは。もう10年以上前に、女子を連れて登った時、膝を痛めた女子に休ませてくれもしないしシップとかそういうものを分けてくれるとか、一切してくれなかったからな。全部潰れて、公営にしていただきたいもんだ。物資だって、ブルドーザーで荷揚げしてるわけで、マジであのブル道も、禁止すべきだと思うね。確実に、毎年富士山を削ってるよ、あいつら。今日は下ってるとき、5台ぐらいブルとすれ違ったんじゃないかな。邪魔だつうの。楽してのぼってやがるくせに、助けもしない下衆だと思う。
というわけで、頂上で極めて不愉快な目に遭ったけど、今回は頂上の浅間大社が開いている時期だったので、お参りもしてきました。いつもは空いてない時期ばっかりなので、開いてるのを見るのはたぶん10年以上ぶりじゃないかな。
で、下山はずっと雨。ただ、雨だと砂利が固まるというか、ずるずる滑らないため、ちょっと歩き(走り)やすかったかも。そして戻ってきた5合目はほぼ誰もおらず、車の場所までトボトボと歩くはめに。一応バスも出てるんだけど、まるで時間が合わなかった。。。
なお、登ってるときは、たぶん40人ぐらいはすれ違ったと思う。全員抜いて、抜かれることは一度もなかった。そして下山時も、30人ぐらいすれ違ったかな。。。一人、何も荷物を持っていないランナーにぶち抜かれました。あいつは速かったなあ!
で、9時チョイすぎには車に戻り、びしょびしょの服を脱いで乾いた服に着替え、一路温泉へ! と爆走したら、わたしが行った温泉は11時オープンでまだ開いてなかった。。。30分ほど、駐車場で待ち、開いてすぐに入って、11時半には離脱し、都内に戻ってきたのは13時ぐらいでした。首都高が凄い渋滞で疲れた。。。
家についてすぐ、びしょ濡れのザックを物干しざおに干し、砂利まみれの靴を洗って干し、濡れた服などを全部洗濯機にブチ込んで洗濯して干し、と片付けが終わったのが14時半ぐらい。90分ほどでザックも靴もすっかり乾きました。服とかタオルは半がわきぐらいかな。おとなしく部屋干しして、明日の朝には乾くだろう。以上、終了! であります!
というわけで、結論。
今年は1月から全くいいことがなく、むしろ最悪の事態が続いており、ある意味厄払いの意味も込めて、今年の富士登山を敢行してきたのだが、まあ、天気はアレだったけど、アタックタイムとしては2017年ぶりに150分をギリ切ることが出来てとてもうれしいです。どうかこれ以上、ヒドイことが起こらないように、心から願っています。。。今年のわたしは、絶望の毎日を送っており、本当にもう、この世には何にも未練はないのだが、わたしはどうでもいいとしても、わたしの周りの人々が健やかでありますように。。。。と、頂上でお祈りしてきました。願いが届くとよいのだが。。。以上。
↓ 2019年から使っているこの靴(わたしのは赤)のせいで2019年のタイムが悪かったんじゃねえかという疑惑は、今年の記録で払しょくされました。疑ってごめんよ!
SALOMON