というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 ――と、132週間書き続けた日々は2018年の7月、作者の佐藤タカヒロ先生の急逝により、終了しました。いまやもう、あの日から1年5カ月が経過したんすね……。
 この間も、わたしはずっと『週刊少年チャンピオン』を買って読み続けております。
 『もういっぽん!』は相変わらず最高に楽しませてもらってますし、現在『バキ道』は相撲をメインテーマにしてるんすけど、ちょっと前(2019年44号)の巻末著者コメントで、板垣恵介先生はこんなことを書いてくれました。
 相撲を描きながら、今更ながら思う。佐藤タカヒロとバチバチやりたかった…。
 はあ、ほんと、いまだ悲しみが募るばかりっすね。。。

 で。
 本日発売の週刊少年チャンピオン2020年4+5合併号ですが、『鮫島』を愛する皆さんにはぜひ手に取っていただきたい作品が掲載されています。
 『チャンピオンズ~週刊少年チャンピオンを創った男たちの物語』という作品で、今週の第10話が最終話なんですが、この作品は、これまでの歴代『チャンピオン』編集長がいかにして50年の歴史を作って来たかという物語です。若干、誰得なんだこの漫画? と思わなくもないですが、それぞれの編集長たちのキャラが立っていて、毎週楽しませていただきました。そして……今週の最終話は、2017年27号から現在も編集長を務めている第10代編集長、武川氏のお話であります。
 そして、ズバリ、内容は2018年7月のあの日のことが、そして、その後の、わたし的にはもう伝説ともいうべき気合の入った「追悼号」の制作秘話が描かれています。
 もうね……わたし、朝の電車の中で、ちょっぴり泣いちゃったす……。。。
 1枚だけ、画像をここに貼りつけることを許して下さい秋田書店様!
champion20194-5
 もう、今すぐチャンピオンを買って、読んでいただきたいす……。

 なんつうか、人間悲しいことがあっても、実際フツーーに生きていけるし、わたしだって、そりゃ毎日毎日、『鮫島』のことを考えてるわけではないけれど、やっぱり、毎週『チャンピオン』を読むと、どうしても思い出してしまうわけで、やっぱり忘れられないですなあ……。
 まあ、我々ができることは、ほんと、「ずっと忘れないでいること」しかないので、これからもわたしは佐藤タカヒロ先生に対して、追悼の念を抱いて生きてゆくだろうと思います。

 というわけで、結論。

 今週の『週刊少年チャンピオン』2020年4+5合併号は、『鮫島』を愛した我々は読まねばならない義務があるように思えます。そして漫画としてあの日のことを描いて、掲載してくれたチャンピオン編集部の心意気は、本当に素晴らしくあっぱれだと存じます。ぜひ、お近くの本屋さんかコンビニで買って読んでください。タイミングを逃した方は、電子書籍ならいつでも買えると思います。そして結論としては、もう当たり前ですがこれっすね。
 いやあ、『鮫島』はマジ最高っすね!!! 以上。

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