というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つうかですね、明日6/8(金)は、コミックス単行本の最新第(18)巻が発売になりますので、是非とも購入のほど、よろしくお願いいたします。毎回書いてますが、わたしは電子と紙の両方買って応援いたしたく存じます。

 表紙にキャラ単独でないのは、『鮫島』シリーズ初であります。内容は、第152話から第160話までとなるはずですので、【王虎】さんとの闘いが終わってVS【猛虎】先生がドーンと発表されるところまでだと思われます。わたしとしては、おそらく何度も何度も読むことになるでありましょう。今後復習するためにも必携の書ですので、どうか皆さん、買って応援していただければと存じます。
 さて、それではまずは今週の週刊少年チャンピオン2018年28号概況です。
 ■巻頭グラビア:久松郁実嬢。大変結構なお点前であります。イイすねえ……。
 ■弱虫ペダル:鳴子特急!! の巻。ホント、いつも鳴子くんには泣かされますよ……。クソカッコエエすねえ……今回はきっちりボケー筋に勝ってほしいす!
 ■BEASTERS:僕らの血は下水でも分離しているだろうかの巻。えっ、この世界では異種婚で子供もできるんですか!? ははあ、なるほど、レゴシ君はコモドオオトカゲの血が1/4入ってるクオーターだったんすね。へええ!?
 ■吸血鬼すぐ死ぬ:無限修正のオートグラフの巻。や~~い半田~~~ドジっ子ピッピ 鼻毛がボーン にわたしはもう電車内で肩を震わせるしかなかったす。オチも最高す。
 ■昆虫武将チョウソカベ!:殿はなにしにかわなかしまへ?の巻。ケンシン公VSシンゲン公の戦いに殿は……! という展開は意外と真面目で漫画らしく、面白かったす。
 てな感じの週刊少年チャンピオン2018年28号でありました。

 さて。それでは今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 ついに始まったVS【猛虎】先生との取組ですが、先週は立ち合いで後れを取った鯉太郎に【猛虎】先生のハイスピードな攻めが次々に繰り出され、鯉太郎も応戦するも後手に回るというか、起死回生のブチカマシさえ「パスッ…」と受け止められてしまうところまでが描かれました。また、同時に、虎城理事長による【猛虎】先生への教えも回想で描かれ、かつての大横綱・虎城の相撲を最も忠実?に体現しているのがまさしく今の【猛虎】先生である的なことも描かれました。
 というわけで、今週はその「パスッ…」からの続きです。入ったはずのブチカマシが入っていない。すぐさま【猛虎】先生の右手が鯉太郎に迫りますが、ゾクッと危機を察した鯉太郎はバッと離れ、距離を置きました。
 そして、NHKの実況が入りますが、この内容が結構驚きのものであります。
 「!? どうした鮫島 ブチカマシを軽く当てたと思ったら急に距離を取った!!」
 そうなんです。どうやら、第三者目線で土俵を見ている者には、「鯉太郎が軽く当てた」ように見えるのでありました。これは興味深い現象です。そして虎城理事長の解説が入ります。
 「脳をつかまれましたな…鮫島は… そうなることを予測するのではなく、そうなるように仕向ける技術…」
 な、なるほど? 言葉では理解できます。ブチカマシが来る!と予測していたのではなく、ブチカマシを来させるよう、【猛虎】先生が仕向けていたというわけですが、NHKアナも「??」と理解できていませんし、土俵を見つめる常松も、「何で途中でブチカマシを辞めちまうんだ…」といつもの顔面蒼白フェイスでつぶやきます。そして田上さんこと【稲虎】関は、「スゴイ……猛虎さんの言ったとおりだ……鮫島の相撲が届かない」と汗だくでやったぜフェイス。空流部屋と虎城部屋で明暗が分かれました。
 これは一体……という表情の鯉太郎。そこに【王虎】さんの独白がかぶります。
 「魔法か何かにかかったみてーだろ…鮫島……」
 そしてページをめくった先は、再び鯉太郎のブチカマシが発射されます! そして再び【王虎】さんの解説です。
 「人間は視覚から得られる情報から 己がどう動くのかを脳が定める…」
 描写としては、【猛虎】先生が「ぐんっ」と前に出、鯉太郎は「よし…」と思っている模様ですが、【王虎】さん曰く「まずは前に出ることを見せることにより 鮫島にブチカマシの最大威力で当たれる距離を予測させる…」
 そして鯉太郎は「!」と何かを見つけたか!? 【王虎】さんの解説は続きます。「その上で半身をさげ インパクトの距離をズラす… そのわずかなタイミングの時間のズレが 最大の威力を逃がし…消す…」 な、なるほど!? だんだんわかってきましたね……【猛虎】先生の秘密が。あっと、再びのブチカマシも、またも「パスッ」とナイスキャッチされた模様です!
 そしてページをめくった先では虎城理事長が、若干のドヤ顔で一言発します。
 「ピンと空間を把握し ピッと距離を掌握する」
 なるほど、これは分かります。なんというか、高度な物理演算を瞬時に行っている感じでしょうか。【王虎】さんの解説も続きます。
 「立ち合いの当たり負けも マワシを簡単にとられたのも 鮫島は視覚からの距離時間の予想を意図的にハズされたからだ…そして視覚から入る情報からのズレは 脳がパニックを起こし 思考が一瞬空白という隙をつくる ストループ効果…そして猛虎にはそのわずかの隙を逃さないスピードをうむ ヒザの抜きがある…」
 なるほど……なるほどっすね……ストループ効果という言葉、ご存知でしょうか? いや、恥ずかしながらわたしは無知で知りませんでしたが、詳しくはWikiへのリンクを張っておいたので、そちらをご覧ください。二つの情報が干渉しあうために起こる脳の情報処理がワンテンポ遅れる現象なんすな。なるほど。そしてその「一瞬生まれた隙」を【猛虎】先生は逃さないと。なるほど……! 大体わかって来ました。というわけで、再びの「パスッ」に対して、【猛虎】先生が攻撃に入ります!! そして理事長ふたたびの解説です!
 「ふみ込む力が重要なのではなく 大切なのはどう動きたいのか 体に任せる抜き…」
 【猛虎】先生のハズに構えたもろ手突き? が鯉太郎の胸にヒット!!! 鯉太郎の上体が崩れる! コイツはマズい!
 「闇雲に力を入れたところで それが間違っとれば何の意味もない…力ではないのです…これを理解できたのは 数いる弟子の中で猛虎だけです…」
 そして【猛虎】先生は体勢の崩れた鯉太郎に対し、右の張りを発射する準備を完了しているぞ! イカン!! これはキツイのが来る! 【王虎】さんの言葉が入ります!
 「相撲にすべてを捧げ…狂いぬき…妥協なき探求から猛虎が辿り着いた境地だ…」
 あーーっと! めっくったページの先は、1ページブチ抜きで【猛虎】先生渾身の右ストレートが鯉太郎の顔面にヒ―――ッット! マズイ! 鯉太郎いきいきごんぼ!(※半死半生のさまを指す言葉。サーセン、使ってみたかっただけっす)
 そして【猛虎】先生は戦いのさなかに思います。「どうした 鮫島… さぁ見せてみろ…お前の中にある王虎を…感じさせてくれ お前の中にある 大横綱虎城の 存在を…」
 この言葉に呼応するかのように、鯉太郎は反り返った体で無理矢理耐えます。思わずゾッとする【猛虎】先生。そして心臓が「ボッ」と音を立てたぞ! そしてめくったページの先は、見開きで鯉太郎が「ハッ…ハハッ」と笑い声をあげ、お返しの右ストレートの構えだ! この見開きは素晴らしいすね! 【猛虎】先生も「そうだ! それを期待してるんだ!」的な嬉しさと、「まだ来るか!」的な驚きの入り混じったニヤリです! そしてさらにページをめくった先も見開きです! そこには、鯉太郎の全体重が乗せられたような渾身の右の張りが「ゴボォン」という迫力の書き文字とともに、【猛虎】先生の顔面をとらえるの図であります!
 しかし! ああ、なんてこった!! 今週最後のページは3コマで表現されています。
 1コマ目:どうだ! 的鯉太郎のしてやったりフェイス
 2コマ目:【猛虎】先生の表情は描かれず、ふしゅう……と霧が晴れていく様子
 3コマ目:鯉太郎の、「な、なにい!?」的驚愕フェイス
 こ、これは……! 鯉太郎渾身の張りにも、【猛虎】無傷!! なのでしょうか? 今週はこれにて幕でありましたが、これは大変な戦いになってまいりました。ただこのままだと、決まり手がないというか、現在両者は離れて戦っていますが、勝負の行方はまわしを取っての投げに行くのか、それともがっぷり組んでの寄りになるのか、ちょっと想像がつかないす。鯉太郎的には、是非とも左下手が欲しいすね……。フィニッシュホールドとしては、やっぱり「虎城キラー」であった先代空流親方直伝の必殺技、そう、「アレ」が炸裂したら、わたし的に最強に興奮するんすけど……敢えて、火竜と虎城の時を超えた対決だけではなく、虎城キラー小結(?)【春風】のDNAも取り込んだ鯉太郎、がわたし的に一番熱くなるような気がします。わたしの希望としては、その時カットインで、吽形さんの「ヨシッ!」的な表情が観たいんすねえ……! はーーーホント、今週も興奮してサーセンした!
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけど11日目から休場
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 11日目:【天雷】東関脇
 12日目:【王虎】東大関
 13日目:【猛虎】東大関
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 【王虎】東大関。12日目現在11勝1敗。鯉太郎に敗北!
 【猛虎】東大関。10日目まで10勝、その後【泡影】に1敗した模様
 【天雷】東関脇。12日目現在9勝3敗に
 【稲虎】田上改め。十両力士に成長してた!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。67連勝中(12日目現在)。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。 

 というわけで、結論。
 今週はVS【猛虎】先生との闘いも中盤という感じでしょうか。そして、虎城理事長や、とりわけ【王虎】さんのお言葉で、だいぶ【猛虎】先生の相撲の秘密? が分かってきたように思います。まあ、ジャンプ的バトル漫画だと、確実に「ならば目を捨てる!」的に目を閉じたりして戦っちゃうような気がしますが、果たして鯉太郎は大横綱虎城の相撲を色濃く受け継ぐ【猛虎】先生に、どのように勝利を得るのか、実に今後の展開が楽しみであります。打撃系はもはや通用しないみたいですし、組技しかないように思いますが、まあ、きっとそんなわたしの浅はかな考えの上を行く展開となろうことは間違いないでしょう。しかし、「虎退治」には「アレ」しかないと思うのですが、果たしてどうなるか、鯉太郎の今後を熱く応援いたしたく存じます。いやあ、ほんと『鮫島』はマジ最高っすね! 以上。

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