というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つうかですね、昨日で11日目までを終えた大相撲5月場所、通称「夏場所」ですが、なんつうかもう栃ノ心関の強さは本物ですなあ! 強い。昨日、琴奨菊関をもう力づくでぶん投げるの図には痺れたっすねえ! 間違いなく大関は手中にするでしょうし、一気に横綱まで行っちゃいそうな勢いすね。わたしとしては、栃ノ心関の強力なパワーは、なんだか「怪力・天雷」を思い出さずにはいられないのですが、強引に吊りに行ったりぶん投げたりする栃ノ心関は大変カッコ良いと存じます。そして、わたしの一番応援している松鳳山関は、その栃ノ心関と同期であり、幕内力士の中では明らかに小兵なわけですが、さすがに鯉太郎のようには行かず、現在5勝6敗と後がなくなりつつある戦いを繰り広げております。しかし昨日は活躍著しい阿炎関をぶっ飛ばしたので、その勢いのまま、勝ち越してほしいす。
 それにしても今日の結びの一番、栃ノ心関VS白鵬関の戦いも相当血圧が上がる激闘となる予感すね。今日は、職権を濫用して17時半からは会社のTVをつけようと存じます!
 さて、それではまずは今週の週刊少年チャンピオン2018年26号概況です。
 ■巻頭グラビア:小倉優香嬢。Wikiによると「リアル峰不二子」だそうで、極上す。
 ■弱虫ペダル:捕食の巻。とうとうキモー筋先頭へ!やっぱりこの人一番強いよ……。
 ■BEASTERS:ただの抱擁は布団にでも託しますの巻。タイトルがw
 ■吸血鬼すぐ死ぬ:オータムより新たなる刺客の巻。タイトル通りw 一番笑いました。
 ■開田さんの怪談:グリーンフィーバーの巻。絵はとても好きなんすけどね……。
 ■昆虫武将チョウソカベ!:きりんさんの心と殿の巻。イイお話なんですが、本筋はどうなったんだ……
 どうも、ここ1年ぐらいのチャンピオンの新しい作品がイマイチわたし的に盛り上がらないす……。ううむ……ジャンプはまた面白い漫画が増えてきているのですが……。。。
 
 さて。それでは今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 先週は土俵入りからハッキョイ1秒前までの様子が主にNHKアナと虎城理事長の掛け合いで描写され、鯉太郎から噴出される熱は国技館を興奮のるつぼとし、対する【猛虎】先生も静かに熱く燃え上がっているという対照的な様子が描かれたわけですが、さあ! いよいよ! 今週から闘いが始まりますよ!
 というわけで、扉はもう臨戦態勢の二人です。【猛虎】先生は既に両手をついておりますので、鯉太郎の左腕が土俵に着いた瞬間、戦闘開始となります。そんなバトル1秒前の状況で、橋くんは、国技館全体の熱にあてられた鯉太郎を前にして「少しも揺るがない」【猛虎】先生に驚愕しています。NHKアナも実況を続けています。
 「猛虎の構えはダラリと両手をおろす 力の抜けた独特な…異様ともいえる仕切りですね…」確かに、見たことのないその仕切りの型は特殊なフォームです。それを虎城理事長は以下のように解説します。
 「だが隙がない…開始の主導権は鮫島のふり下ろす手にあるが 呼吸は既にあっていると言っていいでしょう…たとえどんな嵐に襲われようとも…心ひとつ乱れることのない 精神力 愚直に積み上げ確立した 断固とした己の相撲への自信 そこからくる揺るぎない 強固な我 超一流ですよ 猛虎という力士は…」
 なるほど。「どんな嵐に襲われても心ひとつ乱れない」。いい言葉ですなあ。まあ、サラリーマンも20年もやってると、どんなピンチな状況に直面しても、大抵は、既に経験している、知っているピンチに思えて、まあ何とかなるだろという気になるような気がしますが、アスリートは何万何十万という練習(稽古)によって、そういう経験を積んでいくわけで、それが自信につながるんでしょうな。
 そして、そんな【猛虎】先生を前に、鯉太郎はもう、なにやらワクワクな表情?であります。思わず「スゲェ…」と声を漏らす鯉太郎。鯉太郎の脳裏には、【猛虎】先生と初めて出会った『バチバチ』第1巻第1話のあのシーンが蘇っております。
 「あの時とはすべて違う……ここで…また巡り会えてよかった…」
 さあ、【猛虎】先生から発せられるプレシャーがまた一段と増したようです! 凄い迫力の絵だ! コイツはヤバげです!
 鯉「真っ直ぐ…俺だけに当たる 俺だけに見える強烈な重さ…」
 猛「こい…」
 鯉「最高だ…」
 そしてページをめくると、おおっと! そこには見開きで! 「俺の全部をくれてやる…」とうとう鯉太郎の左手が土俵に着いた――!! ハッキヨイ!! バトルスタートの瞬間です!!! 行け―――!
 さらに次のページも見開きです! おおっと! 鯉太郎の出足が速いぞ! あーーーっと! 常松こと【松明】関の口からは「勝っ…た…」の一言が漏れている! オイィ! 常! ホントかそれ!? ナレーションにはこう書いてあります!
 「無意識に松明の口から その言葉が漏れた…それほどまでに無駄のない完璧な それでキマるほどの鮫島のブチカマシだった」
 マジかよ! キマるのか!? そしてページをめくると、「しかし…すぐに気付く…違和感…」というナレーションとともに、両者「ゴン」とぶつかるの図です! こ、これは!?
 あああーーーっと!!! 次のページに進むと、ああ、なんてこった! ジーザス! 
 「打ち勝ったのは猛虎!!!
 の図が見開きで描かれております! イった―――ッ! コイツは強烈だ!! この図は、もう絶対にチャンピオンで確認する必要がありますよ! ヤバイ! 鯉太郎! 大丈夫じゃないぞこれは!!!
 そしてページをめくると、鯉太郎のあのひたいの傷から血が噴き出ております! これは! まさしく『バチバチ』第1巻第1話の再現か!? この様に、場内「えっ…!!?」と一瞬静まり、田上さんこと【稲虎】関は「よしっ…」とこぶしを握り、常はまーた青ざめて「なっ…」と驚愕しております! 常の「何で…!!?」という思わず出ちゃった一言ですが、鯉太郎も思いは同様なのか、何が起きたか理解が追いついておりません。
 「タイミングは 完璧だった…が…そこにはいなかった… スカされた…? いや、そこにはいた…何で…何でだ…」
 『バチバチ』第1巻第1話では、若き幕下【猛虎】も相打ちで意識が吹っ飛んだはずです。しかし今回は、まったく違う状況。今週は、一瞬混乱している鯉太郎の右に、【猛虎】先生がすかさず回ってもう次のモーションに入る、その瞬間で幕、でありました。
 ラストのコマの鯉太郎の表情は、疑問が頭に渦巻いてしまっていて、ある意味意識が飛んでいるのかもしれません。完全に【猛虎】先生の動きを見失っています。さらに加えて【猛虎】先生の動きが速い! 鯉太郎からすると、消えた!? ぐらいなイメージなのかもです。はーーーこれはヤバいすなあ……! 右側に回られたので、鯉太郎の得意の左下手は無理か?  逆に【猛虎】先生は左上手をがっちり取れそうな位置取り。果たしてまわしを取りに行くのか、それとも右で張りに行くのか? さっぱりこの後の展開が分かりませんが、今のわたしの気持ちを一言で言うと、「未来のオレ、今すぐ来週号を持って来い!」であります。一言じゃないけど。いやーーーマズいなあ……ヤバイなあ……今後の展開がホント楽しみですね! なお、おそらく単行本(19)巻も、今週のここまでの収録となるはずなので、単行本派の方も、ぐぬぬ、(20)巻早よ!とギリギリすることでしょう。 はーーーホント『鮫島』は最高っすね!
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけど11日目から休場
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 11日目:【天雷】東関脇
 12日目:【王虎】東大関
 13日目:【猛虎】東大関
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 【王虎】東大関。12日目現在11勝1敗。鯉太郎に敗北!
 【猛虎】東大関。10日目まで10勝、その後【泡影】に1敗した模様
 【天雷】東関脇。12日目現在9勝3敗に
 【稲虎】田上改め。十両力士に成長してた!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。67連勝中(12日目現在)。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。 

 というわけで、結論。
 今週はとうとうハッキヨイ、鯉太郎VS【猛虎】先生のバトルスタートから、ファーストブチカマシが見事吹っ飛ばされ、混乱の鯉太郎に【猛虎】先生の次の手が迫る!! という超ヤバイ状況までが描かれました。しかし、ここで『バチバチ』第1巻第1話のリベンジという展開は、本当にお見事ですなあ! いや、そりゃあですね、鯉太郎が楽勝で勝つわけはないと分かってますし、そういう意味では予想通りではありますよ? でもですね、ここまで興奮させてくれる『鮫島』という漫画は本当に素晴らしいとわたしは思うわけです。とりわけ今週の【猛虎】先生の絵は、まさしく渾身のもので、佐藤タカヒロ先生を大絶賛いたしたく存じます。カッコイイすねえ【猛虎】先生は! ホント、『鮫島』は最高っすわ! 以上。

↓ そういえば昨日のNHK解説は元大関・琴欧洲でお馴染みの鳴門親方でした。栃ノ心関はヤマ行って険しい道のりを経てきましたが、今の栃ノ心関は、なんか全盛期の琴欧洲関を思い出しますなあ……