というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 いやあ、なんつうか、今年の初場所は、わたしとしては大いに熱くなりましたねえ! まず、何といっても【栃ノ心】関の平幕優勝はお見事でした。上位陣がイマイチ……という最大のチャンスを見事にモノにしましたなあ!
 わたしはですね、散々ここで書いている通り、【松鳳山】関が大好きで応援しているわけですが、【松鳳山】関の同期というとですね、この初場所では【錦木】関、怪我からとうとう帰ってきて初入幕の【竜電】関、そして【栃ノ心】関と4人活躍中なわけで(※2006年3月場所初土俵。【千代の国】関は同年5月場所初土俵なので教習所は同期なのかな?)、『鮫島』ファンならば、「同期」と聞けば当然なんかグッと気になる存在になるわけですよ。なので、14日目の、【栃ノ心】VS【松鳳山】の一番は、もうホントに血圧上がりましたわ……優勝のかかる【栃ノ心】関に勝たせてあげたい、けど、久々の二けた白星がかかる【松鳳山】関にも、もちろん勝ってほしい、みたいな、まさにもう、鯉太郎と石川大器くんや【天雷】や【王虎】さんの戦いのようにわたしには思えちゃったのです。いやあ、ホントに興奮しましたわ。
 しかし、【松鳳山】関の千秋楽の相手は、先週わたしがここで注目していると書いた新入幕の【阿炎】関だったわけですが、あの一番は勝って欲しかった……! 【阿炎】関のファンの方には申し訳ないのですが、あの勝負は勝って、顔じゃねーんだよ! と言って欲しかったすねえ……。というわけで、我が【松鳳山】関は9勝6敗で初場所を終え、4~5枚番付を上げられるかもしれないすな。そして千秋楽に【松鳳山】関を下した新入幕【阿炎】関は10勝5敗で見事に敢闘賞をゲット! 三賞インタビューでのガキっぽいVサインは若干イラッとしましたが、まあ実際ガキなので許しましょう。これからも精進していただきたいすね。
 はっ!? イカン、無駄にだらだら書きすぎた! それではまずは今週の週刊少年チャンピオン2018年第10号概況です。
 ■巻頭グラビア:今週は『浦安』25周年祭りにつきどうやら紙雑誌版もナシ、みたいす。
 ■弱虫ペダル:仰ぎ見た空の巻。いやあ!もうわたしも「よっしゃ!」と声をあげそうになりました。手嶋さん! とうとう報われる日が来たね! 山岳賞おめでとう! 泣けたよ! そしてラストの田所さんにまた泣かされたよ……。
 ■刃牙道:おさらばの巻。おおっと、刃牙の反撃開始だ!
 ■囚人リク:対面の巻。いよいよ最終回まで今週入れて3話。長かったね、リク……。
 ■BEASTERS:ご挨拶冷えた口元燃える手にの巻。タイトルがいつも長い……単行本の板垣先生のあとがきによると、描き終わってからタイトルを決めるそうです。
 ■昆虫武将チョウソカベ!:殿はおイチの声を聞くの巻。シリアス展開が続きますが面白いす。
 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 さて。それでは今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 先週はいよいよ始まった鯉太郎VS【王虎】さんの一番の序盤のぶつかり合いが描かれました。今のところ互角のように見えますが、頭と頭をぶつけ合う二人の熱い魂の雄たけびまでが先週は描かれました。今週はそこからの展開です。
 というわけで、今週のオープニングは額を合わせてギシッギシッと押し合う二人の顔アップから始まります。その押し合いの熱はすさまじく、土俵を見つめる田上さんこと【稲虎】関も「王虎(アイツ)があんなに汗を…」と驚くほどの熱量のようです。
 そして鯉太郎の目を見つめる【王虎】さんの脳裏には、鯉太郎への想いが去来します。もうこれ、愛の告白ですよ! 
 「そう…その目 そのクソムカツク目だ…俺を終わらせ…そして始まりとなった目…俺は強くあったぞ…分かるか鮫島…テメーがいつその眼でまた俺の前に現れてもいいように 俺は強くありつづけ待っていた…それを鮫島(テメー)は その目を他者に向け そして勝手に消えかかりやがって…だが誰もテメーについていけなかったんだろ…? 満足できなかったんだろ…? だからまだ土俵(ここ)にいるんだろ…俺に喰われるタメに…ここにいるんだろ…?」
 いやあ……ここの【王虎】さんの表情は、絶対にチャンピオンを買ってその目で確認してください。何とも嬉しそうじゃあありませんか!
 そして【王虎】さんはドッと前に出て鯉太郎を吹き飛ばします! がしかし! 鯉太郎も必死で踏みとどまる! そしてそこに、【王虎】さんの右ショルダーアタックが迫り……ボゴっという音とともに、鯉太郎の胸に王虎さんの右肩が炸裂! 血反吐を吐く鯉太郎、思わず膝がガクッと落ちたか!?
 そしてさらに! 狙いすましたかのような右張り手がアッパーのように下から鯉太郎の顎を直撃―――ッッッッ! コイツはえげつない、容赦ない攻撃! 土俵を見守るみんなにゾクッと悪寒が走る! そしてページをめくると、顎の浮いた鯉太郎にさらにショルダーアタックで追い打ちだ! 【王虎】さん、強ええ!!! 鯉太郎の骨や内臓が悲鳴を上げているぞ!
 しかし、左足を俵にかけ、何とか踏みとどまる鯉太郎は、まだ闘志満々の表情だ! そしてぐぐっと腰を沈め、体勢を整えて……これは! と大器くんも感じるように……高速張り手で応酬!
 白水兄貴「おお! チマゴリ殺法」
 大器くん「よし! そのまま…王虎の上体を起こせ…!」
 しかしページをめくると、そこには【王虎】さんの強烈な右張り手! 今度はフックです! 鯉太郎の顔の左側を強烈な衝撃が襲う! おお! なんと無慈悲! これは鯉太郎の鼓膜すらイッちまったかもしれないほどの強力な右フックが炸裂! 観客席からも「強ぇぇ…」「圧倒じゃん…」といった声が聞こえています。山崎さんも「破格だ…」とその圧倒的破壊神を評価。そして【王虎】さんは、どうやら怒っているようです!!
 「どうした…ナメてるのかテメーは…俺を誰だか忘れたか? 来いよ…何も残さねえほど もっとムキ出しで… テメーが欲しかった場所は ここだろ…」
 崩れ落ちそうな鯉太郎を見つめながら、【王虎】さんはさらに続けます。
 「燃やせ…もっと強烈に…テメーの生命(いのち)を…テメーが生命をかけるほどの 価値が…」
 そしてページをめくると、【王虎】さんが吠える!!!
 「俺にはあるぞ!! 鮫島!!!」
 ここの【王虎】さんの叫びはもう本当に熱くなりましたねえ! なお、正確に言うと、「俺にはあるぞ!!」までが心の中の独白であり、最後の「鮫島!!!」は本当に声に出して叫んだ描写になっております。こんな愛の告白めいた叫びは、当然鯉太郎にも届くわけで、再び鯉太郎の心臓は炎にまみれ、【王虎】さんの胸に強烈なブチカマシをお見舞いします。吹っ飛ぶ【王虎】さん。そんな光景にですね、観ている皆さんの心は様々に分かれるわけですよ……。
 「その…光景に…ある者は目をそむけ(=天雷関の描写)… ある者は奥歯を噛み(=大器くんの顔アップ)… その眼差しに映る 王虎(ソレ)に 嫉妬した…」
 というわけで、今週は鯉太郎と【王虎】さんの関係に、しょんぼりとうつむく椿ちゃんの図で幕でありました……。もうなんなんすかねえ……最高じゃあないですか、今週も! ラストの、椿ちゃんが思わず嫉妬してしまうような、最終ページの鯉太郎の表情も、ぜひチャンピオンで見ていただきたいと思います。いやあ、もうこの二人の間には入れない、という椿ちゃんのつらそうな表情がグッときますねえ……なんなんだよもう……まさか最終回が近いのでしょうか!? なんか本当にそんな空気に包まれていますが、最後の15日目まで、応援を続けたいと存じます!
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけど11日目から休場
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 11日目:【天雷】東関脇
 12日目:【王虎】東大関
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 【王虎】東大関。11日目現在11勝0敗
 【猛虎】東大関。10日目現在10勝0敗。11日目の結果不明
 【天雷】東関脇 12日目現在9勝3敗に←New
 【稲虎】田上改め。十両力士に成長してた!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。66連勝中(11日目現在)。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。 
 
 というわけで、結論。
 今週は鯉太郎への【王虎】さんの熱い想いがあふれ、思わず「鮫島!!!」と叫んでしまった【王虎】さん。そしてその叫びに全力で応えようとする鯉太郎。もうこれは、いわゆるひとつの「愛」ってやつではないでしょうか。そりゃあ椿ちゃんも嫉妬しますよ。これで決まり手が首投げだったら大変なことになりますな。おっと、いかん、変に興奮してしまった……。しかしまあ、はーーー本当に今週も最高でした。この一番はどういう結末になるのか、本当に楽しみです! 以上。

↓ 何気に表紙に松鳳山関が! これは買いかも。