というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 寒い……東京の寒さぐらいで寒いとか言っていたら怒られるかもしれませんが、寒いす。そして先週は『鮫島』の最新(16)巻が発売になっていますので、お忘れなきよう購入のほど、よろしくお願いします。わたしはいつも通り電子と紙の両方買いました。

 今回は大興奮の天雷戦の決着直前まで収録です!
 間違えました! (16)巻は大興奮の天雷戦の決着から王虎さんVS百雲戦の途中まで、でした!「十一日目_その後(2)」までですね。ご指摘ありがとうございました!
  それでは、まずは今週の週刊少年チャンピオン2018年第7号概況です。
 ■巻頭グラビア:電子版はナシ。紙雑誌版は欅坂の長濱ねる嬢だそうです。
 ■弱虫ペダル:あの冬の出来事の巻。山岳賞まであとチョイ、でまさかの回想編です。
 ■刃牙道:引き出しの巻。武蔵無双が始まってます! これ、刃牙は勝てるのか?
 ■囚人リク:解放の巻。なんと瀬口先生の巻末コメントによるとあと5回で最終回だとか。マジかよ……今週もすさまじい顔芸がヤバいす。
 ■BEASTERS:仮想遺伝子の値打ちの巻。ルイ先輩のお話です。野菜ジュースが美味い!
 ■吸血鬼すぐ死ぬ:シンヨコ・バトル・ロYヤルの巻。新横がY談空間に!最高ですw
 てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 さて。それでは今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。
 先週はとうとう十二日目の朝を迎え、それぞれの朝稽古の模様と国技館入りまでが描かれました。結論から言うと、今週は鯉太郎と【王虎】さん、二人の運命の土俵入りまでです。冒頭は、興奮するNHKアナの絶叫中継から始まります。
 「本日は何と言っても 優勝に絡むであろう2人の全勝力士の直接対決 黄金世代といわれる 王虎 鮫島!! この大一番に注目が集まっております!」なお、どうやら横綱【泡影】は連勝記録を伸ばしているようですので、当然11日目終わりの状況で11勝、66連勝のようです。まあ当たり前か。
 さあ、いよいよ土俵入りですが、その前に、これまで登場してきた男たちが久しぶりにチラッと出てきます。それぞれの態度が、これまで物語を追いかけてきた我々読者には、なんともイイですね。
 まず登場するのは、あのとんでもないクソヤローでお馴染みの【宝玉光】関です。まーた【寺井】くんに怒鳴ってますよ?
 「何やってんだ寺井!! もたもたすんな! さっさと帰るぞ!!」
 「スミマセン関取…今日は先に帰ってもらえますか…」
 「あぁん?」
 「いや…このあとどうしても見たい取組があって…」
 「チッ…どうせ鮫島王虎だろ…」
 「ハイ…アイツら俺なんて眼中にないッスけど やっぱ同期なんで…正確には1期下…」
 というわけで、【寺井】くんは【宝玉光】関も一緒にどうすか、なんて誘いますが、ふざけんなバカヤローとプンスカ帰っちゃう【宝玉光】関であります。
 そして次は、あの天才?【毘沙門】の兄弟子に当たる、どんぐり君でお馴染みの渡部仁くんです。弟弟子の前で若干のドヤ顔な仁くん。どうやら、「俺は一度鮫島君に勝ってるっての!」と自慢話をしている模様です。しかし弟弟子たちには「ハイハイ」「嘘つくならもっとリアリティある話作ってくださいよ~」なんて言われ、仁くんはしょんぼりしてますが、それは紛れもない事実だということは、我々は良く知ってますよ! アレは見事な取り口だったと言えると思います。そんなしょんぼりな仁くんの背中を叩く男が! おおっと! 田上あらため【稲虎】関じゃあないすか! 「一緒に見ないか 渡部…」なんて、もう、ホント田上さんは良い人だなあ! 仁くんは言います「いつまでたっても僕だけ幕下だし…弟弟子に自慢できることなんてこれくらいしかなくて…」こんなしょんぼりでありながら、鯉太郎に勝ったことを誇りの思っているような表情の仁くん。そんなどんぐり君の肩にそっと手を置き、田上さんあらため【稲虎】関は言います。
 「アイツら二人は 俺も自慢だよ」
 このシーンは何かグッときましたねえ! 大変良いと思います。
 そして次に描かれるのは、かつては同期出世頭だったあの男、そうです、バーキこと【蒼希狼】関です! どうやら今日の取組が終わって、髪を床山さんに直してもらっているようですが、おっと、泣かせる兄貴でお馴染みの【大山道】兄貴が声をかけましたよ。
 「そういや蒼! 王虎と鮫島は同期だったよな どっちが勝つと思う?」
 この兄貴の問いかけに、考えること数秒……。蒼の答えは……
 「俺の方が強い!!」 の一言です。さすがバーキ、そうこなくっちゃな。【大山道】兄貴も嬉しそうに笑ってますね。
 そしていよいよ、【王虎】さん、鯉太郎、ともにそろそろ出番が来ました。描写は土俵上に移りますが、ああ、なんと、そこでは【天雷】関が3敗目を喫している場面でした。うーん、これは相手が誰だかわからないな……どっかに書いてあったっけな……忘れましたが、ともかく【天雷】関は十二日目に痛い黒星、NHKアナの実況も「昨日も鮫島線は激闘でしたからね…」とか言っています。
 そして花道を若干うなだれて引き上げる【天雷】関の前に、【王虎】さんが現れました。【天雷】関は悔しそうな顔で言います。
 「俺は鮫島の 隣に立っていることはできなかった…躊躇なく振り切ってくるアイツに ついていけなかった…引いてしまったんだ…鮫島の覚悟に…俺は鮫島を土俵で1人に…孤独にさせてしまった…だから…」
 そんな痛恨の言葉に、【王虎】さんはほんの少し、口角を上げ、言葉を返します。
 「テメーより鮫島の器が上で あのバカにお前が喰われちまった…それだけだろ…喰ってやるさ…鮫島(アイツ)の全部を…それが許されるのは…俺だけだ…」
 このシーンはですねえ、ぜひ、チャンピオンを買って味わってください。両者の表情はもうわたしには表現できないす。いや、ホント最高ですよ!
 そして一方の鯉太郎が行く通路の先には、石川大器くんこと【飛天翔】関が腕組みして、あぁん? という大器くんにお馴染みの表情で待っています。(たぶん)鯉太郎の脳裏には、昨日の夜の椿ちゃんの「石川君が言ってたの……」という言葉が蘇ります。しかし鯉太郎は、超晴れやかな表情で大器くんに言います。
 「いかねーとよ 王虎が待ってっから…」
 こんな表情でそんなことを言われたら…大器くんはもう、「クソ、このバカが!」とでも言いたげな表情です。「ガキみてーな目しやがって…バカヤローが」としか言えません。そして気合一発、最高の激励を飛ばします!
 「勝てよ! 鮫島!!」
 「ありがとな…石川…」
 このやり取りは、おたがいすれ違った後で、要するに両者ともに背を向けているわけですが、なんかもう、泣けそうですよ……つうかもうこれ、最終回直前ですか!? ここでの鯉太郎と大器くんの表情も、ぜひチャンピオンでご確認ください。相当最高です。
 というわけで、今週は鯉太郎と【王虎】さんが花道を入場する図が描かれたのち、「いよいよ運命の一番です!!」というNHKアナの絶叫で終了でありました。次号はセンターカラーだそうで、もう来週はハッキョイまで行っちゃいそうですね……。はーーーヤバいすなあ……今週もホント興奮しましたが、来週以降も興奮は続きそうで、もう最終回直前のような盛り上がりですが、大丈夫なんでしょうか。まさか、この【王虎】戦がスラムダンク的にいうところの山王戦になりはしないかと本気で心配です。
 それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけど11日目から休場
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
 11日目:【天雷】東関脇
 12日目:【王虎】東大関
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 【王虎】東大関。11日目現在11勝0敗
 【猛虎】東大関。10日目現在10勝0敗。11日目の結果不明
 【天雷】東関脇 12日目現在9勝3敗に←New
 【稲虎】田上改め。十両力士に成長してた!
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。66連勝中(11日目現在)。
  他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。 
 
 というわけで、結論。
 今週は鯉太郎と【王虎】さんそれぞれの花道入場までが描かれ、この取組に向けてかつて戦った男たちの心境もちょっぴり描かれるという、我々読者には大変おいしいお話でありました。いっそジョージ君や【毘沙門】、それから【闘海丸】タンの表情も観たかったと欲張りな想いも致しますが、きっと土俵に注目していることでしょうな。いやあ、しかし年末年始に『バチバチ』『Burst』『鮫島』をまとめて一気読みしてみましたが、ホントに『鮫島』は最高っすねえ! いよいよ始まるVS【王虎】戦、毎週固唾をのんで見守りたいと存じます。以上。

↓ くどいようですが、新刊発売中ですので、買って応援していただければと存じます!