というわけで、もう2017年も終わろうとしている。
 わたしは映画が大好きであり、観に行った後に、このBlogに備忘録としていろいろ書いているわけだが、どうやら今年、2017年は映画館へ49本の映画を観に行ったようだ。去年よりちょっと多いか。それぞれの作品の詳しいことは、それぞれの記事に当たってもらうとして、とりあえず今年劇場へ観に行った映画のタイトルを列挙してみよう。たぶんもう、今年は劇場に観に行く映画はないので。そして、オレベストの選定も行ってみたいと思う。※去年の2016年のオレベストはこちらへ

【1月は4本劇場へ観に行った】
『湯を沸かすほどの熱い愛』
 本作は2016年の10月?ぐらいに公開になった作品で、とっくに終わったと思っていたのだが、正月、TVを観ていたら磯野貴理子女史が激賞していたので、探したら有楽町でまだ続映中とのことで観に行った。お話はともかく、とにかくキャスト陣の熱演が泣けた。宮沢りえさん、杉咲花ちゃん、伊東蒼ちゃん揃って素晴らしい!
『Silence』 沈黙―サイレンス―
 かなりイイ。正直、宣教師ロドリゴの心理は、キリスト教への深い信仰など持ち合わせていないわたしには良くわからない。しかし、本作に登場する日本人たちの気持ちには深く共感できた。わたしも、棄教を勧める役人のように、本心では信仰をもち続けていいから、形だけでいいから、どうか踏み絵を踏んでくれ、と思ってしまったし。そしてなんと言ってもキチジローの行動は、一見とんでもないように見えて実に人間らしい振る舞いだと思った。
『The Accountant』 ザ・コンサルタント
 かなりイイ。会計士が凄腕の殺し屋という事で、Ben Affleck氏演じる主人公のキャラはとてもイイ! のだが、若干脚本的に整理されていないような……ヒロイン?のAnna Kendrickちゃんが大変可愛い。まあ、キャラがイイだけに今後続編もあるかもしれないすね。
『DOCTOR STRANGE』 ドクター・ストレンジ
 前年に台湾へ観に行ったので、日本公開されたときに再び観に行ったけど記事は書かなかった。字幕で見て、ようやくわかった部分もあったり、やっぱり大変面白かった。台湾で観た時の記事は、若干勘違いが残っているような気がして恥ずかしいけれど、そのまま加筆修正はしないでおくことにした。自らの愚かさを忘れないために。この映画自体は最高です。
 そしてついさっき、WOWOWで放送されたのを久しぶりに見たけれど、ドクターが事故る直前の電話で、「空軍大佐」の「脊椎損傷」という患者が、という電話を受け、「ああ、そりゃ私じゃなくても直せる」とあっさり断るシーンがあるけれど、あれって、まさしく『CIVIL WAR』のローディーのことだったんだな、と超今さら気が付いた。

【2月は6本劇場へ観に行った】
『THE MAGNIFICENT SEVEN』 マグニフィセント・セブン
 なかなかよろしい。つうかですね、わたしが今、一番好きなハリウッド女優Haley Bennettちゃんが超エロカワいくて最高です。映画としては黒澤明監督の『七人の侍』のハリウッドリメイクした『荒野の七人』の最新リメイク、ですな。男たちはみなカッコ良く、Haleyちゃん演じるヒロインはエロ可憐でした。
『ALLIED』 マリアンヌ
 なかなか面白かった。何と言うか、非常に時代がかったメロドラマで、宝塚歌劇の演目のようにわたしは感じた。久しぶりの正統派イケメンを演じたBrad Pitt氏はやっぱりカッコよく、ヒロインを演じたフランス美女Marion Cotillardさんも美しかった。ラストがかなりショックなエンディングだったのが印象的。そしてRobert Zemeckis監督の何気ないCGの使い方も非常に絶妙であった。
『A Hologram for the King』 王様のためのホログラム
 「The Circle」という小説を読んで、その作家に興味がわいて調べたら、今度その作家の小説が映画化されると知って観に行った作品がこれ。正直イマイチ。主人公にまったく共感できず、どうもイライラしてしまった。演じたのは名優Tom Hanks氏。Tom氏に問題があったわけではなく、そもそものキャラクターと物語自体が微妙すぎたような……。
『CELL』 セル
 わたしが世界一好きな小説家、Stephen King大先生原作。原作小説を読んだのはもう10年ぐらい前か? 新潮社は発売告知を「携帯ゾンビ」という仮タイトルで行っていたが、まさにそんなお話。残念ながら、King大先生の映画化作品としては、珍ムービーとして後世に名が残りそうな一品。あまり面白くないす。
『劇場版 ソードアート・オンライン―オーディナル・スケール―』
 ライトノベル界の頂点に立つ作品『ソードアート・オンライン』の劇場オリジナル映画。勿論面白かったけれど、残念ながらわたしはそれほど大興奮はしなかった。が、とにかくこの映画の見どころは、神田沙也加さんの声優ぶりであると思う。完璧。実にお見事で、さーやさんの才能は素晴らしいと思います。しかし、ミュージカル界のプリンス井上芳雄さんも声優に起用しておきながら歌わせないとは……実に残念す。
『LA LA LAND』 ラ・ラ・ランド
 最高。2017年オレベスト第2位。役者陣の演技も文句なしだし、ダンスシーンは長回しの一発撮りで実にダイナミックだし、可愛い衣装やポップな色使いなど、全編夢のような世界を見せてくれた大傑作。男女でかなり意見は分かれそうだと思ったが、わたしは男として、男主人公セブの気持ちが痛いほどわかってホントに心に刺さったっす。Emma Stoneちゃんはマジ天使ですな。アカデミー作品賞発表の時のまさかのミスはびっくりでしたね。Emmaちゃんはこれでアカデミー主演女優賞を獲得。ホントに良かったね!

【3月は6本劇場へ観に行った】
『Assassin's Creed』 アサシン クリード
 ううーーーむ……物語的にちょっと正直良くわからん。やっぱりゲームをプレイしている人向けだったと言えそうで、わたしのような素人にはちょっとハードル高すぎたか。ただし、まさしくゲーム画面のような映像自体はかなりの出来で、その点ではすごい作品です。
『MOANA』 モアナと伝説の海
 お話的にはあまり深くない。わたし的には前年の『Zootopia』の方が好きではあるけれど、とにかく映像のクオリティがすさまじく高いのと、楽曲の素晴らしさは最高レベル。曲を担当したLin-Manuel Mranda氏は現在Broadwayで最も注目される天才と言っていいような気がします。この人のミュージカルを観に行きたい!
『En man som heter Ove』 幸せなひとりぼっち(映画版)
 公開されたのは数か月前らしいが、全然気が付かず、その後原作小説『幸せなひとりぼっち』を読んだら最高に面白く、とてもグッとくるお話なので、映画版があるなら見たいなあ、と思ったらまだ新宿でひっそり上映中だったので慌てて観に行った。スウェーデンのお話です。わたしとしては小説版の方がグッと来たけれど、映画は映画でやっぱりいいすね。猫の演技が超絶妙。そして主役のおじさんもなかなかでした。ちなみにアカデミー外国映画賞ノミネート(受賞はならず)。
『ひるね姫~知らないワタシの物語~』
 はっきり言ってかなり微妙。ただし、何といっても高畑充希ちゃんの声が最高すぎてその点は大変良かった。また、充希ちゃんの歌う主題歌「Daydream Believer」が超最高。一日中聞いていても飽きないす。
『PASSENGERS』 パッセンジャー
 かなりイイ。CGの出来や宇宙船のデザインは相当素晴らしい。そして主役の二人もかなりGOOD。ただ、元々の設定的に、絶対起こらない事故が起きた、ということで、何の救済方法も用意されていないというのはかなりの鬼設定だと思った。だってこれ、十分起こりうる事故だろうに……。まあ、Chris Pratt氏も良かったし、Jennifer Lawrenceちゃんもやたらとエロ可愛いので細かい突っ込みは野暮の極みなんすかね。
『KONG:SKULL ISLAND』 キングコング:髑髏島の巨神
 うーーん……微妙。何が微妙かと言うと、やっぱり物語で、ツッコミどころがかなりあるし、演出もかなりチープ。単に巨大生物の島に上陸した人間たちが逃げ惑うだけで、いわゆるアトラクションムービーとしては上出来なのかもしれないけれど、やたらと鼻に着く中国アピールがわたしをしてつまらんと思わせた最大要因かもしれない。この映画で描かれる時代は、デタントで緊張緩和に向かっていたとはいえアメリカと中国はまだ国交すらないんですけど。

【4月は3本劇場へ観に行った】
『HARDCORE HENRY』 ハードコア
 全編GoProで撮影した、完全1人称映画。意外と面白かった。つうか、たった5万もしないカメラで映画が撮れる時代なんですなあ。そして、本編に出てくる謎の美女を演じたHaley Benettちゃんが今回も超セクシー。わたしの好みに完全ジャストミートなんですけど、どうしたらいいでしょうか。いや、どうにもならんすね。とにかくHaleyちゃんは最高であります。
『BEAUTY AND THE BEAST』 美女と野獣
 最高。2017年オレベスト第10位。ハーマイオニーでおなじみのEmma Watsonちゃんが演じるベルは最高でした。歌も良かったすね。アニメ版をほぼ完璧に実写化。そして野獣の毛のモフモフぶりも超リアル。日本語吹替版も、ベルを昆夏美ちゃん、野獣に山崎育三郎氏という日本のミュージカル界の誇る二人を起用するなど気合の入ったキャスティングだったので観たかったが、見事に見逃した。どうやら2月にWOWOW放送があるらしいので要チェックだぜ。←サーセン!これ、嘘情報でした!わたしの勘違い。。。2月じゃないみたいす……。
『Deepwater Horizon』 バーニング・オーシャン
 凄い。かなり見ごたえはあった。物語としては、世界的石油会社BPによる無理な採掘が事故を生んだというものだったが、現場の皆さんの意見は重要ではあるものの、親会社としてはグズグズしている現場に業を煮やしたという部分もあるはずで、少し美化しなのでは、とも感じた。まあ、巨大企業の宿命ですな。

【5月は4本劇場へ観に行った】
『GUARDIANS OF GALAXY VOL.2』 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス
 最高。ただし、肝心のMCUにつながるような物語ではなく、その点では若干不満かも。いずれにせよガーディアンズのみんなの大ハッスルには大興奮。ピーターの出生の秘密の部分はイマイチだったけれど、わたしはやっぱりガーディアンズの中では、ロケットが一番好きです。一番有能だし。そして前作で枝一本になっちゃったグルートは絶賛生育中です。次の『Infinity War』でいよいよ合流するガーディアンズのみんなの活躍が楽しみですな!
『SPLIT』 スプリット
 全く面白くない。本作をもって、わたしはもうM・Night Shyamalan監督作品は劇場へ観に行くのをやめます。本作はいわゆる多重人格モノで、US国内では大ヒットをかまし、今度こそ大丈夫かな……と思ったわたしが愚かだった。Shyamalan監督の映画を見に行くことは、例えると、臭いと分かってても何故か自分の足のにおいをかいでしまう的な、我ながら良くわからない行動だが、もうホント、これっきりにしたいと存じます。
『ARRIVAL』 メッセージ
 最高。2017年オレベスト第3位。やっぱりDenis Villeneuve監督の実力は本物ですよ。元々はドSF小説が原作で、正直物語を理解するのはかなり難しい。というのも、「時間」の概念が我々と本作に登場する異星人でまるで違うためなのだが、そういった物語の難しさはあるとはいえ、撮影、音楽、CGすべてがハイクオリティで、断然格が違う映画であったと思う。そしてDenis監督の腕は、秋の『BLADERUNNER2049』でも証明されたわけだが、とにかく画面の質感が現状世界一レベルに凄いお方です。
『家族はつらいよ2』
 うーん、まあ、前作の方がわたしは面白かったかな。今回は、お騒がせオヤジの免許返納の話と、かつての旧友の急死にまつわるお話。ともに、意外とわたしには他人ごとではなく、結構笑えないシーンが多かったような気がする。そして結局一番いい人は、家族になったばかりの蒼井優ちゃんでしたな。しかし残念ながら興行的には10億届かずだったのではなかろうか。もうこれ以上の続編は望めないのかなあ……。★追記:「3」は5月公開だそうです。今度は一番常識人?の夏川結衣さん演じる長男のお嫁さんが主人公っぽいすね。

【6月は4本劇場へ観に行った】
『LOGAN』 ローガン
 最高。2017年オレベスト第6位。ここ数作の「X-MEN」映画のダメっぷりに、わたしはさっさとFOXは「X-MEN」の権利をMarvel=Disneyに返還してほしいと訴え続けていたけれど、DisneyによるまさかのFOX買収という事態になり、これでX-MENやFantastic4のキャラがMCUに参戦する下地が整ったぜ、とわたしは大歓喜であります。そして本作はダメFOX謹製X-MENを終わらすにふさわしい、見事なエンディングで、うっかりわたしは涙しそうになったぐらい胸に刺さりました。Hugh Jackman様、あなたの演じるウルヴァリンは最高でした。本当にお疲れ様でした。
『PATRIOTS DAY』 パトリオット・デイ
 かなり面白かった。2013年のボストンマラソンでの爆弾テロ事件を描いた作品。犯人像がやや薄く、なんでまたこのガキたちは爆弾テロを実行したのか、については、正直いまだに良くわからない。本当にバカなガキとしか思えないし、その友達どもも、とんでもないゆとり小僧でとにかく腹が立った。そして、捜査を指揮するFBI捜査官を演じたKevin Bacon氏がウルトラカッコよくて、しびれました。この映画は、そういうテロによる傷を乗り越えるのは「愛」しかない、という結論であったけれど、どうかなあ……そうだといいと心から思うけど、人類はまだそこまで進化してないんじゃないかなあ……。
『劇場版 魔法科高校の劣等生―星を呼ぶ少女』
 ライトノベル界の王者、電撃文庫の2TOPの一角である『魔法科高校の劣等生』の劇場オリジナルストーリー。まあ、ファンディスク的な付け足し、でしょうか。わたしはTVアニメを観ていなかったので、魔法が発動するビジュアル的表現が非常に新鮮に観えた。やっぱ面白いすね。
『HACKSAW RIDGE』 ハクソー・リッジ
 若干微妙。一時期ハリウッドから干されていたMel Gibson氏監督作品。第2次大戦末期の沖縄戦を舞台とした物語。まあ、そりゃメリケン人が見たら感動的なんでしょう。しかしわたしには、主人公の心理が良くわかりません。銃は触れない。ならなんで兵隊やってんの? US国内には「良心的兵役拒否」という制度がきちんとあるんだから、軍に入隊する意味がわからん。確かに主人公の行為は英雄的であるのは間違いないかもしれない。けど、その前に戦争してちゃダメなんじゃね?

【7月は2本劇場へ観に行った】
『John Wick:Chapter 2』ジョン・ウィック:チャプター2
 最高。2017年オレベスト第8位。オレたちのキアヌ兄貴 as ジョン先輩が帰ってきた! 深く考えず、こういう映画でストレス発散するのもいいと思います。とにかく主人公のキャラクターが素晴らしく、また、殺し屋協会の面々もとてもイイ。ただ、分かりやすさから言えばやっぱり前作の方が痛快かな。今回、とうとう殺し屋協会からも追放されたジョン先輩。きっと製作されるであろう次回作での戦いが今から待ち遠しいっす。
『LIFE』 ライフ
 なかなか面白かった。人類初の「地球外生命体」を発見したISS内での悲劇を描く、「エイリアン」の1番最初の作品にちょっと近いお話。われらが日本代表として真田広之氏も出演。意外と豪華キャストで、Dead PoolことRyan Reynolds氏も出演(ただし一番最初に殉職するので出番は少ない)。CGの出来も良く、結構クオリティの高い作品であった。

【8月は4本劇場へ観に行った】
『SPIDER-MAN:Home Coming』 スパイダーマン ホ-ムカミング
 最高。2017年オレベスト第4位。SONY PICTURESの英断により、ついにMCUへ参戦したSPIDER-MANが主役のお話。またしてもトニー・スタークが良かれと思ってやったことが裏目に出てしまったという残念な物語で、実にリアルなものだった。そしてなにより興奮したのが、ラストのピーターの決断で、なんと原作コミックの『CIVIL WAR』とは正反対の結末になっており、わたしはここにMCUの素晴らしさを見出したのであります。実にお見事でした。
『BABY DRIVER』 ベイビー・ドライバー
 結構面白かった。なんというか、少年版「DRIVE」という感じかな。非常にポップでどことなく漂うシャレオツ感はやや鼻に付くけれど、悪くないす。ヒロインを演じたLily James嬢のダイナーの制服姿がやけにかわいかったすな。
『WONDER WOMAN』 ワンダーウーマン
 最高。この映画は本当にもう最高なんですが、なぜこの映画をきちんと踏まえた『Batman v Superman』を撮らなかったのか、全くもってCD-Extended Universは分かってないとしか言いようがない。しかしまあ、何といってもWONDER WOMANを演じたGal Gadot様は、美しく、可愛く、セクシーであることは間違いなく、最高でした。完全に女神というよりほかないす。
『関ケ原』
 これはナシ。まったくわかってないとしか言いようがないのではなかろうか……。物語として全く焦点があっておらず、有名な出来事を次々入れ込んでしまって完全にピンボケ、とわたしは感じた。おそらく関ケ原についてかなりの知識がないとまったくわからないと思う。そして知っていても、この事件を入れるなら何であれを入れないんだ、という取捨選択が理解できず、非常にストレスを感じた。ただし、演じたキャスト陣の熱演はもう最高レベルで、役者陣には一切責任はないことは明らかであろう。岡田准一氏演じる光成、役所広司氏演じる家康、ともに過去最高レベルに素晴らしかった。

【9月は4本劇場へ観に行った】
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 激突 ルウム会戦』
 最高。今年は1本だけだったか。ついに始まった「1年戦争」序盤のルウム戦役から、悪魔の作戦「ブリティッシュ作戦」の全貌が初めて映像化。これは、かつてガンダムに燃えたおっさんは絶対に見ないといけないと思う。超ハイクオリティで文句は何一つなし。完璧です。
『DUNKIRK』 ダンケルク
 面白かった、のは間違いないけれど、わたしにはやや物足りなさを感じた。Christopher Nolan監督が現代の世界最高監督の一人であることは間違いないけれど、Nolan監督の持ち味はやっぱりフィクションだと思う。Nolan監督の描く「リアル」は、あくまでフィクションという「たった一つの嘘」がスパイスとして効いているからこそ、より一層際立つのであって、リアルだけの実話ベースのお話では、ちょっとキャラクターに入っていけない気がした。とはいえ、世間的には大絶賛の嵐なので、わたしの指摘は意味がないかもしれないけど、まあ、今回、わたしとしては、秒針の音を思わせる音楽が、超ドキドキを演出する素晴らしい使い方だと思いました。まさしくタイムサスペンス、でしたね。
『ALIEN COVENANT』 エイリアン コヴェナント
 び、微妙……物語としては、前作である超問題作『プロメテウス』の直接的な続編であった。そしてなぜ、未知の惑星に普段着で降り立ったんだ……どう考えても、酸素マスクや防護服を着用して完全防備で上陸するのが当然だろうに……ただ、主人公の女性とエイリアンの最終バトルは、『2』のリプリーVSクイーンを思わせるファイトで興奮はした。けど……ディヴィッドよ……お前は何がしたいんだ……。
『SWISS ARMY MAN』 スイス・アーミー・マン
 これは笑えました。無人島に流れ着いた男が、死体を超便利なスイス・アーミー・ナイフのように使うという一発ネタではあったが、その「死体」を演じたハリー・ポッターことDaniel Radcliffeくんの超熱演が最強に凄い! どう凄いかは、下ネタバリバリなのでここに記すのは控えます。超下品ですので。

【10月は4本劇場へ観に行った】
『アウトレイジ 最終章』
 最高。2017年オレベスト第7位。とうとう最終作を迎えた『アウトレイジ』。主人公、大友のけじめの取り方はこれしかないというもので、残念だけれどカッコよかった。この映画は、責任を取らないクソ野郎どもや、実力もないくせに偉そうなゴミどもにきっちりけじめを取らせる男の物語で、日頃、そういうクソ野郎ばっかりを見ているサラリーマンにはかなり痛快だと思う。会社というものには、そういう奴らが嫌になるほど多いからなあ……。
『WAR FOR THE PLANET OF THE APES』 猿の惑星 聖戦記<グレート・ウォー>
 面白かった。わたしとしては前作よりよかったように思う。前作でとうとう猿VS人間の戦争が始まってしまったが、前作で主人公シーザーは対立する猿を殺してしまったわけで、その「猿は猿を殺さない」という掟を破ったことに苦悩するシーザーがもう完全に人間の表情で、そのCGもとにかくすごい。着ぐるみ感ゼロ。この映画も、シーザーはきっちり自分のけじめをつけたわけで、大変カッコよかった。
『ATOMIC BLONDE』アトミック・ブロンド
 若干微妙。わたしはてっきり、女性版「ジョン・ウィック」的な痛快アクション映画なんだろう、と盛大な勘違いしていたが、中身は結構真面目なスパイミステリーで、だまし合いが意外と複雑な物語だった。しかし主人公を演じたCharlize Theron様のカッコ良さはもうほれぼれするほどで、まさしくShe is a Killer Queenでありました。
『BLADE RUNNER 2049』ブレードランナー2049
 超最高。栄光の2017年オレベスト第1位です。まさかここまで完璧とは。おっさん大歓喜の大傑作ですよ、この作品は。本作をもって、わたしの中の序列ではDenis Villenueve監督>Christopher Nolan監督の図式ができてしまったほど。エンンディングの雪の中で見せる、やり遂げた表情のRyan Gosling氏は渾身の演技でしたね。そしてわたしは早くJOYちゃんが商品化されることを切に望みます。とにかく最高でした。

【11月は4本劇場へ観に行った】
『IT』イット ※2017年公開映画版
 最高。2017年オレベスト第5位。Stephen King大先生が大好きなわたしにはもうたまらない出来でした。ただし、元々「IT」は、現代の大人編と過去の子供時代編が交差する物語で、今回の作品は完全に大人編をカットした、子供時代編のみ。わたしは大人編を一切描かなかった決断はすごいと思うし、実際大成功だったと思う。どうやら大人編は2年後ぐらいの公開予定らしいですな。なので、物語は真のエンディングを迎えておりません。しかしそれでも、子役たちの演技は素晴らしかったと大絶賛したいと思う。完璧でした。
『THOR:RAGNAROK』マイティ・ソー:バトルロイヤル
 び、微妙……いや、そりゃ確かに、笑わせてもらいましたよ? そういう意味ではとても面白かったですよ? でも! オレが観たかったTHORはコレジャナイんだよ! MCU的なつながりもほぼなく、この物語を描く意味があったのだろうか、という気さえする。片目を失い、大切なムジョルニアすらも失ってしまったTHOR様。はたして次の『Infinity War』で活躍できるのでしょうか? はっ!? ま、まさか、ドクターの「時間魔法」で回復させるとか? 嘘だろ……その展開だけはナシでお願いします!
『The Circle』ザ・サークル ※2017年公開映画版
 まずまず面白かった、と言っておこう。原作小説では、主人公がとんでもないクソ女だったのだが、映画版はかなりまともな女性になってて一安心。ただ、そのことによって、原作小説がアルコール度数70%ぐらいのきっついウォッカだとしたら、映画版はノンアルコールビールのようになっていて、毒気がかなり抜けてました。いずれにせよ、SNSなんぞで繋がってるとか言ってる方は是非ご覧ください。
『JUSTICE LEAGUE』 ジャスティス・リーグ
 これは……どうなんだ……。本作の一番のポイントは、一切予告に登場しない、けど、誰もが登場することを分かっているSUPERMANの劇的な大復活にある、とわたしは思っていたのだが、かなりグダグダな展開に……墓を掘り起こして死体を見せる意味は100%なかったと思います。ただし、冒頭のアクションシーンでの、我が女神WONDER WOMANの美しさとカッコ良さは、まさしくWONDERで、その点だけは素晴らしかったです。

【12月は 本劇場へ観に行った】
『STAR WARS Episode:VIII The Last Jedi』スター・ウォーズVIII 最後のジェダイ
 わたしが2017年に劇場へ観に行った映画49本の中で、最も期待していた作品であり、最も失望したがっかり作品。これでいいのか? わたしが観たのは、本当に本物のSTRA WARS Ep:VIIIだったのか? ファンメイドの偽物だったのではないかといまだに信じられない。この作品を面白かったという人がいるとすれば、おそらくはSTAR WARSに何ら思い入れのない人でしょうな。断然ナシ。0点です。議論の余地はありません。
『MURDER ON THE ORIENT EXPRESS』オリエント急行殺人事件
 結構面白かった。豪華キャストに豪華衣装、セット、CGなどすべてがハイクオリティ。堂々たる演技合戦でしたな。おそらく、結末を知っていても楽しめると思う。ラスト、ポアロは「エジプトで事件が起こった」事を聞いて急ぎ去っていくわけですが、次の「ナイル殺人事件」が無事に制作されることを切に望みます。シリーズ化してほしいす。
『FLATLINERS』 フラットライナーズ ※2017年版
 まずまず面白かった。26年前に観た『FLATLINERS』をリメイクした本作は、まさかの主人公途中退場というショッキングな展開で、大変驚いた。前作で主人公を演じたKiefer Sutherland氏が今回の主人公たちの先生として出演。しかしそれなら、ちゃんと「前作の主人公のその後」として、物語に絡んでほしかった。前作とは全くつながりのない作品であったのがちょっとだけ残念。
『gifted』gifted/ギフテッド
 これは泣けました。今年一番泣けたかも。なので2017年オレベスト第8位とします。天才児を演じたちびっ子の涙には勝てないす。そして、久しぶりにキャップ以外の役を演じたChris Evans氏が、意外と言ったら失礼だけど大変に素晴らしかった。Marc Webb監督はやっぱりなかなかのワザマエですな。久しぶりに『(500)Days of Summer』が観たくなったっす。

 はーーー。疲れた。最後に、2017年オレベストをまとめておきます。
 1位:『BLADE RUNNER 2049』ブレードランナー2049
 2位:『LA LA LAND』 ラ・ラ・ランド
 3位:『ARRIVAL』 メッセージ
 4位:『SPIDER-MAN:Home Coming』 スパイダーマン ホ-ムカミング
 5位:『IT』イット ※2017年公開映画版
 6位:『LOGAN』 ローガン
 7位:『アウトレイジ 最終章』
 8位:『John Wick:Chapter 2』ジョン・ウィック:チャプター2
 9位:『gifted』gifted/ギフテッド
  10位:『BEAUTY AND THE BEAST』 美女と野獣
 とまあ、こんな感じであります。
 来年は、わたしの大好きなMCUは、2月の『BLACK PANTHER』に続いて、いよいよGWには『AVENGERS:INFINITY WAR』が公開されますので、もうホント、超楽しみです。あれかな、秋には『ANT-MAN AND THE WASP』が公開されるんだっけ? 果たしてInfinity Warを経た後で、我らが蟻男がどんな活躍をするのか、そちらも楽しみですな。
 あと、STRA WARS公式外伝シリーズ第2弾の『SOLO』も公開されますな。そちらもどんな物語なのか大変気になりますね。

 というわけで、結論。
 今年2017年は49本の映画を劇場で観たわたしだが、その作品と短評は上記の通りです。しかし、ホント、邦画で観たい作品がないんすよね……なんか、突如スゲエ才能が出現したりしないもんかなあ……つうかですね、日本国内だけを想定した作品を撮ってちゃあ、ダメでしょうな。金のお問題も大きいし……。いろいろ残念す。以上。

↓ というわけでわたしはULTRA HD版か3D版か、悩み中です
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