というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
 つーかですね、やっぱ電子版の週刊少年チャンピオンだと、巻頭グラビアがないし、「ドカベン」も読めないし、若干問題あるな……以前は巻頭グラビアも電子版に載ってたんだけどな……タレントによって電子アリ・ナシがあるんだろうな……事務所的に。
  ま、いいや。まずは週刊少年チャンピオン2017年第14号の概要です。
 ■巻頭グラビア:電子版はナシですが、紙の雑誌だと欅坂の3人でポスター付きだそうです。
 ■『弱虫ペダル』:チーム二人順調の巻。とりあえず広島には追い付いた、と。
 ■『牙刃道』:別れいッッ!!!の巻。どうすんのこれから……。
 ■『囚人リク』:周龍やばしの巻。今月発売のコミックス告知が最高すぎるwwww
 ■『Gメン』:おうちに帰ろうの巻。勝太の出した結末はいいすねえ!
 ■『少年ラケット』:最終セットへの巻。イヤほんと漫画力高いす。力のこもったペンのタッチが素晴らしいと思うす。試合も盛り上がっております!
 ■『BEASTARS』:裏市のPart3巻。強面ジャイアントパンダがイイすねえ!
 とまあ、こんな感じの週刊少年チャンピオンでありました。

 それでは、今週の『鮫島』ニュースをお送りいたします。最近、ちょっと気合入れて長く書きすぎて時間がかかってしまうので、今週はあっさり目でお届けします。
 先週は、常松こと新生【松明】の新入幕場所の模様が描かれ、4連敗スタートとなった【松明】が5日目の朝げいこで、つい気合が入りすぎて鯉太郎が左膝を痛めてしまうシーンまで描かれました。今週は、その続きです。
  うずくまる鯉太郎に、すみません…すみません! と謝る常ですが、鯉太郎は笑顔で、謝るな常…大丈夫だ、問題ねえと言ってやります。ホッとする常に、鯉太郎は、落ち着けよ、焦んな、一つ一つ丁寧にやればお前は大丈夫だからよ、と大人な対応です。さすが鯉太郎、お前もホント成長したよな。新・空流親方こと【仁王】兄貴も、場所中に猛げいこしたって大した意味はねーからもう上がれとヤレヤレな顔です。
 そして始まった5日目。常は土俵上で気合を入れつつも深呼吸して気を落ち着かせ、鯉太郎の言ってくれた、「一つ一つ、丁寧に」を思い出します。そして勝負は寄り切りか押し出しか、分かりませんがともかく勝利!支度部屋のモニターで見つめる鯉太郎も、笑顔です。常は思います。
 「この幕内初勝利を…この1勝を俺はずっと忘れないだろう…」
 支度部屋へ戻って鯉太郎に礼を言う常。こんな常松の姿に、おっさんファンとしてはもう胸が熱くなりますな。あのクソ生意気だった常がよくぞここまで……。そして常は、鯉太郎に言います。次は鯉太郎さんの番ですよ、毘沙門(アイツ)は調子乗りすぎなんで黙らせてくれ、と。鯉太郎も、まかせとけ的な表情です。
 そして土俵に上がる鯉太郎と【毘沙門】。鯉太郎は全く冷静な表情ですが、バカ野郎な【毘沙門】は、いろいろと小癪なことを考えています。コイツ出世が遅すぎなんだよ、とか、王虎さんにはっきり見せてやるぜ、いずれアンタもコイツと同じになるってことをな、 とか、そんな生意気なことを考えている【毘沙門】野郎ですが、「ハッキョイ!!」の瞬間、鯉太郎の殺気というかオーラが爆発的に増大し、思わず「えっ…」と飲まれかけます。
 しかし! 朝、やっちまった鯉太郎の左膝が、よりによってこの時、ガクッと来てしまい、体勢を崩す鯉太郎。そしてそのブチカマシのエネルギーに、反射的に「わっ…!!」と引いてしまった【毘沙門】。そのまま引きおとして(はたき込みか?)勝負あり。なんてこった!という顔の常松、フン……という顔の【王虎】、そして当の【毘沙門】も、な、なんだ今のは……という表情を一瞬するも、勝負としては勝ったわけで余裕の笑み。ちきしょー!ムカつきますなあ、このガキァア!! しかし常は、すぐに気づきます。あれは今朝の膝のせいだ、と。そしてムカつくことに【毘沙門】野郎は、土俵上で鯉太郎に声をかけます。
 「だから言ったじゃん 鮫島(オマエ)のブチカマシなんて通用しないってさー」
 てめえ!!! お前わかってねえのかこの野郎!!! 腹立つわ……!! わたしは猛烈に頭に来たわけですが、大人な鯉太郎はそんな挑発には乗らず、さっさと退場です。【毘沙門】野郎はそんな鯉太郎に、さらに、チッ…無視かよ~~~~本当響かねぇな~~~とふざけたことを言います。 
 そして花道を引き上げてきた鯉太郎を常松が待っていました。常としては、完全にもう俺のせいだと罪悪感で思わず謝ろうとします、が、今週のハイライトはここですよ。鯉太郎はなんと言ったか分かりますか?
 「謝んな常!! 土俵は結果が全て…俺が弱えーから負けた…それだけだ……」 
 もう、鯉太郎よ、お前、人間出来過ぎだぞ!! この時の鯉太郎は推定20~22歳ぐらいです。 こんなカッコイイ20歳ぐらいの若者がいますか。プロであり、男っすねえ!!
 そして常は黙って鯉太郎に肩を貸し、鯉太郎を担ぎながら思います。ここはもう全文を備忘録として記録しておきたいすね。
 「たった1勝…そのために力士はどれほどの血と汗を流すのだろうか…そして1勝が重いのなら 1敗もまた同等に…いや…それ以上に重い…俺の不注意からこの人のその重い勝ちを奪ってしまった…普通なら恨み言の一つも言いたくなってしかるべき所を この人は自分のせいと笑った…サポーターを付けていなかった左膝は 星の挙がらなかった俺への気遣いだったのだろう…それはまた1勝の重さを この人は知っているからだ………俺はこの人の言い訳も泣き言も聞いたことがない…たとえ…誰かに軽く見られようと…土俵(ここ)では結果が全てと言い切る覚悟と潔さ…それはこの人の強さなのだと思えた…ここで謝ってしまうことは…この人の強さに対して失礼だと言葉を飲んだ…そして俺もその強さを…鯉太郎さんと同じ強さが欲しいと思ったんだ…」
 ヤバイ、今キーボードを打ちながら泣けてきたわ……。 もう完全に倉本総ばりな、北の国から的な泣かせる場面すよ……今週は絶対チャンピオンを買って、この場面を読むべきです。常の表情も最高ですよ。
 そして一方、頭の悪い【毘沙門】野郎は、支度部屋の【王虎】さんのもとへ、見ましたか、これでどっちが上かわかったでしょ、と浮かれて報告に行きます。しかしです。どーってことないですよ鮫島なんて、とはしゃぐバカに、【王虎】さんは、フッ…めでてー奴だな…とばっさり斬り捨てます。いいぞ【王虎】さん!もっと言え!! そして何もわかっちゃいない【毘沙門】野郎にきっちり言ってくれました。
 【王】「お前…相撲取ってて怖いと思ったことないだろ…? だから怖さがないんだよ…テメーの相撲には」
 【毘】「そんなもん思っちまったら 廃業だろ アホか…」
 【王】「ガキが…」
 うおーーー!! 【王虎】さんかっこいい!! マジで【王虎】さんもすげえ成長したんすねえ……!! まあ、『Burst』でのファイナルバトルで鯉太郎と死闘を演じましたからな……。【王虎】さん、さすがですなあ! とにかく落ち着いてるんすよね、鯉太郎も【王虎】さんも。その、落ち着きってやつが、大人なんでしょうな。まあ、二人とも直接会うと一触即発のガルルルル状態になってしまうのは先週描かれましたが、そんなとこも、とてもいいですねえ。ともかく、キャラクターの成長を味わう事がやっぱり物語の一番の醍醐味というか、読者の胸に刺さるポイントでしょうな。素晴らしいと思います。
 いやあ、まーた興奮して長く書いてしまった……わたしもちょっと落ち着かないと。鯉太郎の倍以上の年齢なのに、まったく情けなし、と、急にしょんぼりしてきたので今週はこれまで。
  というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
 7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
 8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
 9日目:【闘海丸】西小結
 10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
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 【王虎】&【猛虎】共に東大関
 【天雷】東関脇  【田上】番付不明※王虎の付け人をやってることが判明!!
 【闘海丸】西小結 他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。
 【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。

 というわけで、結論。 
 今週は常松が鯉太郎に本当の「強さ」を見る、とても重要なお話が描かれました。本当に泣けますね、『鮫島』は。しかしそろそろ時を現在に戻して、クソ生意気な【毘沙門】野郎をぶっ飛ばしてほしいですな。でもただ勝つだけじゃあ、【毘沙門】野郎には響かないだろうし、どんな展開となるか楽しみにして待っていたいと思います。以上。

↓さあ、3/12からいよいよ春場所開幕ですよ! しかしやっぱり全然いい席は取れないですなあ……。。。わたしが愛する【松鳳山】関は前頭三枚目に踏みとどまりました。頑張れ~!!!