というわけで、もう2016年も終わろうとしている。
 わたしは映画が大好きであり、観に行った後に、このBlogに備忘録としていろいろ書いているわけだが、どうやら今年、2016年は映画館へ45本の映画を観に行ったようだ。例年よりちょっと多いかな。それぞれの作品の詳しいことは、それぞれの記事に当たってもらうとして、とりあえず今年劇場へ観に行った映画のタイトルを列挙してみよう。たぶんもう、今年は劇場に観に行く映画はないので。そして、オレベストの選定も行ってみたいと思う。

【1月は4本劇場で観た】
■ 『BRIDGE OF SPIES』ブリッジ・オブ・スパイ 
 面白かった。わたしは恥ずかしながら、この物語の主人公James Donovan氏のことはまるで知らなかった。凄い男ですね、彼は。そして映画としては、ロシア人スパイのおじさんを演じたMark Rylance氏がめっぽう光っていて、素晴らしかった。この映画で今年のアカデミー助演男優賞をゲット!おめでとうございます。
 ■『CRIMSON PEAK』クリムゾン・ピーク
 わたし的にはかなりイマイチ。主演のMia Wasikowskaちゃんは可愛かったし、Tom Hiddleston氏のだめんずぶりも悪くはないものの、いかんせん物語的に、全然Super Natural要素が活かされておらず、単なるサイコ女子のイカれた話だった。そしてそのサイコ女子を演じたJessica Chastainさんは大変美しかったです。
『IN THE HEART OF THE SEA』 白鯨との闘い
 悪くない、けど意外と地味。モービーディックの話ではあるものの、主軸はモービーディックに襲われて難破した後の、漂流生活の方だったので驚いた。いつもはマッチョなThor様ことChris Hemsworth氏がガリガリに痩せた姿となるのは必見かも。あれ、CGかな?
『THE WALK』 ザ・ウォーク
 面白かった。この映画は3Dで観ないと意味がないと思います。超リアルというか超ハラハラドキドキ。そして何気に音楽が素晴らしく印象に残る作品であった。主役のJoseph Gordon-Levitt君はアカデミー賞にかすりもしなかったけど、素晴らしい演技でした。

【2月は3本劇場で観た】
『THE MARTIAN』 オデッセイ
 最高!素晴らしかった!2016年オレ的映画祭2位。物語も映像も文句なし。主人公とともに喜び、怒り、ガッカリし、そして興奮するというような、映画の醍醐味に溢れた超傑作。やっぱり、主人公が頭がいいと、観ていてイライラすることがなくて、大変気持ちがいいですな。I need some Hot Stuff Baby Tonight !!!
『CAROL』 キャロル
 こちらも素晴らしかった。最高です。2016年オレ的映画祭3位。受賞は出来なかったけれど、アカデミー賞授賞式に出席した時のCate Blanchett様の美しさはマジ女神クラスでしたね。そしてお相手のRooney Mara嬢も大変可愛らしいですな。映画としては、極めて美しく、切なくて、わたしとしてはもう手放しで称賛したい。「このうえもなく美しく、このうえもなく不幸なひと、キャロル」というキャッチコピーも素晴らしい。まさにそんな映画でした。
『天將雄師/Dragon Blade』 ドラゴンブレイド
 久しぶりに劇場で観たジャッキー映画は正直イマイチだった。映画としてはかなりよろしくない。ただし、中国のCG技術は、悔しくてたまらないけれど、日本を超えていると認めざるを得ない。

【3月は4本劇場で観た】
『The Hateful Eight』 ヘイトフル・エイト
 悪くない、けど、久しぶりにTarantino監督節が強烈にさく裂していて、正直おなか一杯。そして……ちょっと脚本力が落ちたような気がしてならない……無駄話が多すぎるよ……。それが魅力と言われても、わたしにはもはや魅力には映らないなあ。
『THE BIG SHORT』 マネー・ショート~華麗なる大逆転
 面白かった。正確に言うと興味深かった、の方向かな。たまたまわたしは知識があったので楽しめたけれど、おそらく「金融工学」と呼ばれる現代の錬金術を知らないと、全く話について行けないと思う。
■『家族はつらいよ』
 最高です。かなり笑えて楽しく面白い。2016年オレ的映画祭9位。やっぱり山田洋二監督は、現役最強監督の一人ですな。この映画は、同じく山田監督の『東京家族』と対になっていますので、そちらを観ておくとよりイイと思います。でもまあ、この映画が楽しめるのは40代以上でしょうな。若者に通じるとは思えない。
『BATMAN v SUPERMAN DAWN OF JUSTICE』 バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生
 微妙すぎる。たしかに興奮はした。Batmanがゆとり星人Supermanをボコボコにするところは、わたしもいいぞもっとやれ!と熱くなった。が、脚本的に「?」がありすぎるような……そしてこの映画で一番素晴らしいのは、Wonderwomanを演じたGal Gadot様が美しすぎる点だろう。来年はWonderwoman単独作品も控えており、超期待したいです。

【4月は3本劇場で観た】
『SICARIO』 ボーダーライン
 最高。この映画は相当イイ!2016年オレ的映画祭5位。主役の女子はどうでもいいとして、とにかくおっかないおっさんたちの演技がすごい。そして演出・撮影・音楽など、技術面でも非常に優れている作品だと思う。監督のDenis Vileneuveは、なんと現在、あの『BladeRunner』の続編を撮影中です。そしてやっぱりメキシコは恐ろしい国……。
■『The Revenant』 レヴェナント 蘇えりし者
 ううーーん……微妙……。この作品で念願のアカデミー主演男優賞を受賞したLeonard DiCaprio氏の演技はすさまじく、その顔芸がすげえ。敵役の2代目マッドマックスことTom Hardy氏の眼光も恐ろしく、芝居は素晴らしい。しかし……物語的に、なんか変。突っ込みどころが多い。坂本龍一氏の音楽は全く印象に残らず。
『CAPTAIN AMERICA: CIVIL WAR』 シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ
 超最高。ダントツで2016年オレ的映画祭1位のグランプリ。間違いないっす。最高すぎてもう泣けるぐらい。The MIND(知性)の代表であるトニーと、The Heart(感情)の代表であるキャップの悲しいすれ違い劇。ラストで、実はトニーこそ感情を爆発させ、キャップこそ理性的に行動していたことが判明するくだりは感動的。この映画は、あくまで「キャプテン・アメリカ Part 3」であり、「アベンジャーズ」ではありません。その意味も極めて深い。ホント最高。

【5月は3本劇場で観た】
『ZOOTOPIA』 ズートピア
 かなり面白い。2016年オレ的映画祭10位。Disneyのすごさが実感できる超優良作。物語も映像も超一流。とてもキャラクターが立っていて、日本のコンテンツ業界の人間なら必見だと思う。万人が楽しめる優秀な映画。
『MACBETH』 マクベス
 正直イマイチ。なんで今「マクベス」を映画にしたかったのか全く分からない。ちなみにこの映画の主演男優・主演女優・監督のカルテットは、来年、大人気ゲーム『Assasin's Creed』の映画化で再び集結します。
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』
 最高。とにかくクオリティが高い。そして完全に後乗せサクサクな物語なのに、一切の矛盾なく、つじつまが合っていて、安彦先生の物語力には最敬礼で敬意を表したい。

【6月は6本劇場で観た】
『殿、利息でござる!』
 最高。2016年オレ的映画祭8位。コメディと見せかけて、実は超イイ話だった。「冥加訓」という書物に書かれている、「善を行えば天道にかなって冥加(=神仏の助け・加護)があり、悪を行えば天に見放されて罰が与えられる」という思想は忘れないようにしたいですな。役者陣も素晴らしい。
『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』
 面白い。悪くない。高畑充希ちゃんのしょんぼりフェイスと、はじける笑顔は最高です。彼女のミュージカルに行きてぇなあ、と思ってたのに、チケット獲り損ねたのが悔やまれる……。
『SOUTHPAW』 サウスポー
 悪くない。役者陣の熱演はとても素晴らしい。けど……どうしてこの映画のタイトルを「サウスポー」にしたのか、その点が非常に納得がいかない。もっとボクシング好きをうならせる脚本であって欲しかった。
『DEAD POOL』 デッドプール
 面白い、つーか笑えて楽しい映画であることは間違いない。しかし、笑うためには相当な映画知識やX-MEN知識が必要なはずなのだが、その辺が全くない現代ゆとりKIDSたちがこの映画をどうして受け入れたのか、さっぱりわからない。洋画不振の日本において20億を超える大ヒットとなったのだが、KIDSたちは知識なしに観てどうして楽しめたのかわからん。実際、映画館でゲラゲラ笑ってるのはわたしだけ、場内シーーンであったのが印象的。そして、FOXはこの映画を見に来たお客にこそ、夏の「X-MEN:アポカリス」のプロモーションをかけるべきだったのに。そういう点は、実に腹立たしいというか、FOXのダメさ加減が現れていると思う。
『Money Monster』 マネーモンスター
 面白かった。役者陣も良かったし、演出も実に堅実でよかったと思う。しかしアメリカという国は、やっぱりいろんな点でテキトーなんでしょうな。そんな思いが強まった作品であった。
『10 Cloverfield Lane』 10 クローバーフィールド・レーン
 2016年オレ的観なきゃよかったムービー筆頭クラス。わたしが名作だと思っている「クローバーフィールド」とはまるで別物。カニだ―!わーい!とかぶりついてみたら、カニカマだった!よりも深く激しくガッカリ。

【7月は4本劇場で観た】
『INDEPENDENCE DAY:RESURGENCE』 インディペンデンス・デイ:リサージェンス
 正直イマイチ。人類は成長したんだか、変わらねえんだか……なんか非常に残念な20年ぶりの続編で、観る意味はほぼなかったような気がする。
『BROOKLYN』 ブルックリン
 面白かった。主演のSaoirse Ronanちゃんはこの映画でアカデミー主演女優賞ノミネート。その演技ぶりは確かに素晴らしかった。が、この映画は女子が見たらどうなんだろう?というのが気になったので、後輩女子に薦めてみたところ、数日後に微妙、との返事が来た。そして原作小説はもっと微妙らしく、読んだ後輩女子から逆にぜひ読んでみてくれと言われた。ごめんよ。。。まだ読んでねえや……。
『THE SHALLOWS』 ロスト・バケーション
 面白かった。非常に緊張感あふれる一発モノ。ある意味ソリッドシチュエーション系としてなかなかの出来。カモメ(=Seagal)のスティーブンが健気でイイ。ちなみにその名前の意味、分かりますよね? 分からない人は、7月のわたしの記事を読むか、映画道黒帯の人に聞いてください。
『The Legend of TARZAN』 ターザン:REBORN
 悪くない。「ターザン」という存在が、実はイギリス貴族の物静かな知的な男だということを知らない方は是非ご覧いただきたい。しかし、どうもCGの出来が、本物感という意味では完璧に高品位だけど、妙に動物の頭身がおかしいような……? 気のせいかしら?

【8月は3本劇場で観た】
『X-MEN:APOCALYPSE』 X-MEN:アポカリプス
 超微妙……わたしとしては、既に前作「Days of Future Past」で映画のX-MEN世界は壊れてしまったと思っている。映像やキャラはいいのだが、話がかなりイマイチ。そして結局X-MENシリーズ本編ともいえる本作は日本で10億に届いたかどうかレベルの興行で終了。ホント、なぜ「Deadpool」の客を誘導しようとしなかったのか、理解に苦しむ。FOXはさっさとX-MENの権利をMARVEL-DISNEYへ返却すべきだと思うな。
『The JUNGLE BOOK』 ジャングル・ブック
 面白い。意外と歌が多くて良い。全編CGというのも信じられないほどの映像。わたしとしては、大蛇の声を担当したScarlett Johansson嬢のセクシーボイスが非常に好き。今回なんとエンディングの歌も担当。シビレますな。
『GHOSTBUSTERS』 ゴーストバスターズ
 意外と面白かった。女性にキャストを一新してのバスターズは予想よりずっと面白かったし、すっとぼけ青年を演じたChris Hemsworth氏も大変コメディの才能があることが判明して満足です、オリジナルのバスターズもちらっと登場し、非常に「分かっている」演出だと思った。

【9月は2本劇場で観た】
『SUICIDE SQUAD』 スーサイド・スクワッド
 0点。やり直し!と申し上げたい。ただし、ハーレークィンを演じたMargot Robbie嬢のエロ可愛さと、BATMANとして登場したBen Affleck氏のカッコよさは素晴らしかった。他は一切見るべきところなし。
『SULLY』 ハドソン川の奇跡
 面白かった。やっぱりEastwoodおじいちゃんは最高です。そして何気にこの映画はCGがすごい。わたしも含め、素人目には実物なのかCGなのか、到底判別できない本物感はさすがにハリウッドだと思う。エンディング曲も大変良かった。

【10月は3本劇場で観た】
『生きる』 4Kマスター版_午前十時の映画祭
 何度見ても最高。劇場で意外と笑い声が多かったのが新鮮。そうか、「生きる」ってコメディだったんだと再認識。真面目だけを取柄に生きてきた男の生きざまは、はたから見ると滑稽なんすね。ま、それでもいいさ。わたしも笑われるほど真面目に生きようと思います。
『七人の侍』 4Kマスター版_午前十時の映画祭
 何度見ても最高。ラストのむなしさがすげえグッときますね。そして4Kマスター修復の驚愕のクリアさは本当に凄い。音声もかなり修復されていて聞き取りやすくなっていた。4Kマスター版のULTRA BDが出たら買うしかあるまいて……。
『STAR TREK Beyond』 スター・トレック Beyond
 悪くない、けど、全2作に比べると格段に落ちたという印象。とりわけ前作の「Into Darkness」が本当に素晴らしかっただけに残念無念。まあ、JJは「EP:VII」で忙しかったんでしょうなあ……。作中でエンタープライズ号は大破してしまうけれど、エンディングであっさり再建されるのが、なんか強烈に違和感を感じた。

【11月は8本劇場で観た】
『DOCTOR STRANGE』 ドクター・ストレンジ
 超最高!日本公開が2017年1月27日なので、そんなの我慢できねえ!とうっかり航空券をポチり、台湾へ観に行った。2016年オレ的映画祭6位。映像がすさまじく、見どころ満載。主役のドクターも大変カッコいい。わたくし、大変失礼ながらBenedict Cumberbatch氏を初めてカッコいいと思いました。そしてドクターが纏うマント「Cloak of Levitation」が「アラジン」の魔法のじゅうたん的な意思を持つマントで、主人思いの大変いじらしい奴なのも気に入りました。やっぱり「MCU=Marvel Cinematic Univers」は最高です! 次の「SPIDER-MAN:Home coming」や「Thor:Ragnarock」がとても楽しみですな。
『Remember』 手紙は憶えている
 最高。2016年オレ的映画祭7位。これはラストがすさまじく、脚本的に極めてレベルが高い。役者陣の演技も素晴らしく、全編緊張感に満ちている。主役のおじいちゃんを演じたChristopher Plummer氏は現在86歳。「Sound of Music」のトラップ大佐もすっかりおじいちゃんですが、ピアノ演奏シーンではその腕前が健在であることを見せてくれた。素晴らしいと思います。
『JACK REACHER:Never Go Back』 ジャック・リーチャー:Never Go Back
 面白い。とはいえ、前作の方が面白かったかな。今回は、無敵のジャックが疑似家族を守る良きパパを不器用に好演。悪くないす。自分、不器用なんで。
『INFERNO』 インフェルノ
 悪くない、けど、どうも計画がずさんというか、イマイチキレが悪いというか……。ヒロインを演じたFelicity Jones嬢のげっ歯類のようなデカい前歯が可愛いくて印象的。彼女は声もいいですね。12月の「ROGUE ONE」のヒロインでもあります。
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』
 最高。地球に降りたシャアとララァの出会いが見どころ。さらに人類初のモビルスーツ戦が月面で勃発。そしてとうとう宣戦布告がなされてしまい、「1年戦争」の開戦までが描かれた。次作は、いよいよ「ルウム戦役」です!
『The Girl on the Train』 ガール・オン・ザ・トレイン
 び、微妙……。一人称小説を映像化してしまうとこうなるという悪い見本かもしれない。そして、何より問題なのは……ぜんぜん「ガール」じゃねえじゃん!という点でしょうか。主人公はアル中の33歳女子でした。
『Fantastic Beasts & Where to Find Them』 ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
 悪くない……けど、なんというか無理やりシリーズ化させようとしているような気がする……。もっと素直に、魔法動物とニュートのお話が観たかった。ニュートも、どうもぼんやりしているというか、のんきなのも、ちょっとイラッとしてしまった。さっさと捕まえればいいのに。
『この世界の片隅に』
 超最高!! 2016年オレ的映画祭4位。全く事前知識なく観たのだが、すさまじく心にグッと来た。そして劇場を出てすぐに原作コミックを全巻買って読んでみたところ、かなり原作そのままの映像化だったことを知った。いやー、それにしても、能年玲奈ちゃんことのんちゃんの声は大変ほっこりしますな。実に良いと思います。そして映画としても大変素晴らしい傑作でありました。

【12月は2本劇場で観た】
『海賊とよばれた男』
 面白い。ただし、本作はあくまでフィクションであることを了解しておく必要はありそう。わたしは出光興産の創業者出光佐三氏の物語かと思っていたのだが、映画は非常に美しく泣ける話で、下世話に言えば相当美化してあるのだと思う。その泣かせようとする美化をした原作小説は全く読む気にならん。が、映画は、主役の岡田准一氏はじめ、素晴らしい演技で大満足です。
『ROGUE ONE--STAR WARS STORY』 ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
 面白い。が、どうも乗れなかったというか、コレジャナイ感が残るというか……ラストのX-WING入り乱れる大乱戦は超素晴らしく見ごたえばっちりだけれど、主人公をはじめとしたキャラクターたちの設定が、どうも中途半端というか……イマイチ納得できず。ただし、ラストの狂えるベイダー卿や、設計図を受け取って脱出するレイア姫のくだりは本当に素晴らしかった。もっとなあ……レイアの育ての父であるオーガナ議員が活躍すべきだったと思うのだが……。

 はーーー。やれやれ。長くなったなあ。最後に、2016年オレ的映画祭ベスト10をまとめておきます。
 1位:『CAPTAIN AMERICA: CIVIL WAR』 シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ
 2位:『THE MARTIAN』 オデッセイ
 3位:『CAROL』 キャロル
 4位:『この世界の片隅に』
 5位:『SICARIO』 ボーダーライン
 6位:『DOCTOR STRANGE』 ドクター・ストレンジ
 7位:『Remember』 手紙は憶えている
 8位:『殿、利息でござる!』
 9位:『家族はつらいよ』
  10位:『ZOOTOPIA』 ズートピア
 特別賞:『生きる』 『七人の侍』の4Kマスター版及び『ガンダムTHE ORIGIN』
 とまあ、こんな感じであります。
 来年は、今のところ直近で一番観たいのは『LA LA LAND』かな。ミュージカルが大好きなわたしとしては、歌が肝心だと思うのだが、どうでしょうか。大変期待しています。そして歌と言えば、今年のTONY賞を圧倒したLin-Manuel Miranda氏が書き下ろした楽曲が使用されるDisneyの『モアナと海の伝説』も気になりますね。果たして日本語版キャストの声(歌)を担当したのは誰なのか、気になりますな。

 そしてわたしが大好きなMCUにおいては、既に『SPIDER-MAN:Home Coming』の予告が公開されています。

 IRONMANと共に宙を舞うSPIDER-MAN。これだよ、これを待ってたんだよ! SONY-PicturesがMCUに参加したのはホントに一大決心だろうし、素晴らしいですな。さっさとX-MENもMCUに参加していただきたいものです。あと、↓コイツもヤバいすね……

 前作『プロメテウス』が微妙すぎたので、今回は超期待ですな。この予告は超アガります!5月にUS公開で日本はいつだろうなあ……また夏になっちゃうのかなあ……FOXだからなあ……。同時公開はないだろうなあ……。

 というわけで、結論。
 2016年、わたしは45本の映画を劇場で観た。作品や短評は上記の通りです。そして、会う人会う人に聞かれるのですが……わたしは『君の名は』と『シン・ゴジラ』は、劇場では観てません。が、台湾旅行の際に飛行機で観ました。この2作はうっかり変なことを書くと炎上するので、何も書きません。サーセン。以上。