毎週木曜日は今週の『鮫島』ニュースのお時間です。
つーかですね、全然関係ないのですが、この「鮫島ニュース」は、毎週(ほぼ)必ず、スイスからアクセスされている方がいらっしゃることは以前書いたような気がしますが、その後、どういうわけか、フランスとシンガポールとメキシコからも定期アクセスが観測されており、実はそろそろやめようかと思っていたものの、日本を遠く離れた地でも、『鮫島』が気になって仕方ない方々がいるならば、まだ続けようかな……と思い直した次第です。電子書籍なら、海外でも買えますので、ぜひ、単行本化の折は海外の皆さんも買ってください!! そして日本国内の人は、ちゃんとチャンピオンを買いましょう!
※ちなみに、わたしが使っている電子書籍販売サイトBOOK☆WALKERは海外から買えるのか、先日台湾で実験してみたところ、ちゃんと買えました。ただし、作品によってはダメなものもあるようです。
今週号には、次の最新(10)巻の発売告知がありましたので貼っときます。12/8(木)発売ですよ!
というわけで、まずは、いつも通り今週の週刊少年チャンピオン2016年51号の概況です。
■巻頭グラビア:今週は武田玲奈嬢。極上です。非常に美しいですな。
■『弱虫ペダル』:キモー筋再び坊主頭の巻。今年の総北は厳しいだろうなあ……。
■『刃牙道』:お見それしました!の巻。戦い終えた本部&牙刃の語らいです。
■『囚人リク』:逃がっさ―――ん!! の巻。まさかのピカソ内海の大復活に爆笑です。
■『少年ラケット』:イチロー君、再会を喜び健闘を誓うの巻。いよいよ公式戦かしら?
■『Gメン』:2学期編開始!の巻。非常にイイ展開が来ましたね!! 今後が楽しみ。
■『六道の悪女たち』:当たり前に理由はいらない!! の巻。六道君男を見せますな。そして乱奈さんが可愛いです。
■『BEASTERS』:部長&レゴシ君の巻。いやーホントに部長のキャラがイイ!!
■『放課後ウィザード倶楽部』:那由多、拉致されるの巻。おっと、新展開きましたよ!!
とまあ、こんな感じの週刊少年チャンピオンでありました。
さて。では、今週の『鮫島』ニュースのお時間です。
そして今週は巻頭カラーです!!! 皆さん、チャンピオンを買いましょう!!
先週は鯉太郎の兄弟子であり、空流部屋の部屋頭である【白水】兄貴と、かつて現在の空流親方が関脇【仁王】だった時代にしのぎを削っていた大関【天鳳】との取組の立ち合い直前までが描かれましたが、今週はいよいよ時間いっぱい、バトルスタートです。
現在の【白水】兄貴の心の中では、(1)ボロボロになりながら戦う弟弟子・鯉太郎に、兄貴として誇れる姿を見せてやりたい (2)周りの親方衆から風当たりの強い空流親方に、あんたのハートをしっかり継いでるぜ、という姿を見せたい (3)ついでに言うと、真琴姉ちゃんにもカッコイイところを見せたい というような想いがあるのだと思われます。要するに、「部屋頭の自分が空流のぶっとい頼りになる柱だってことを見せて」やりたいわけで、気合十分ではあり、その気合に反応して大関【天鳳】も、「アハッ・・・ワクワクサセルジャ~~~ン・・・」と取組を楽しんでいるわけなんですが……この漫画において、力士たちは全員「自分」のために相撲を取っているのであって、「相撲」が好きで好きでしょうがない連中ばかりなわけですよ。この【白水】兄貴の想いは美しくはあるものの、ある意味「他人の目・他者からの評価」を気にしている時点で、マズいような気がしますね……。
そういうわけで、そんな心中の【白水】兄貴は、ハッキョイとともに当然必殺の「ゴリラ張り手」を繰り出します。そしてその張りが大関【天鳳】の顔面にクリーンヒット!! 空流の弟たちも、やった!! 的な顔で土俵を見守ります。しかし!! 大関【天鳳】はノーダメージ!! まるでSGGKでお馴染みの若林くんのような余裕です。驚く【白水】兄貴にすかさず右のショルダータックルで【天鳳】は反撃!! おもわずNHKの解説も「あ―――!! 白水の巨体が弾け飛ぶ――!!」と絶叫、空流の弟たちも顔面蒼白!
「内臓が爆発したと思った――・・・なんつー破壊力だよ・・・・・・クソ~~~~だが引かねえぞ・・・もう一度だ・・・」と、辛くも耐えた【白水】兄貴は思います。
しかし、この後の【白水】兄貴と大関【天鳳】関の心のうちが、わたしは非常に対照的だと思いました。
まず、【白水】兄貴は、反撃するにあたって、こう思います。
「さっきのはきっと当たりが弱かったんだ・・・もう一発・・・俺のゴリラ張り手は最強だ・・・!!」
そして大関【天鳳】はこう思ってます。
「イイネ~~~・・・楽シーナーコイツ~~~・・・サッスガ仁王の弟子ジャ~~~ン・・・デモマダ足リナイ・・・俺ニ今必要ナノハ新弟子(あのころ)ノヨウナ楽シサ・・・馴レルナ・・・今ニ 楽シメ・・・モット・・・」
どうですか。これじゃあ、【天鳳】こそ空流の弟子のようじゃあないですか?
そして二人が放ったのは、二人ともが「ゴリラ張り手」!! その時の二人の顔もまた対照的です。決死の表情の【白水】兄貴に対して、なんと【天鳳】の楽し気な笑顔でしょう!! そして見開きで描かれる、二人の顔面に炸裂するお互いの張り手。【白水】兄貴は白目をむき、【天鳳】は「コンナ感ジ?」と嬉しそうです。そして崩れ落ちようとする【白水】兄貴は、薄れゆく意識の中でこんなことを思います。
「だ・・・駄目だ・・・やっぱ俺はアンタみてーにはなれねーよ・・・仁王さん・・・」
そして今週のラストカットは、審判席に座る【仁王】兄貴こと現・空流親方の大激怒です。
「この バカヤローが!!」
まったくですよ……わたしもそう思いました。このバカヤローが……!!! 【白水】さん……それじゃあ、ダメでしょうが……!!! まあ、親方として【仁王】兄貴がきちんと言葉に出来なかったのが悪いんすかねえ……オレの背中を見ておけ、というのが最高の教育だというのは、実のところわたしも大変頷けます。けれど、なんかちょっと変な方向に行ってしまったら、やっぱり指導してやらんとイカンのでしょうなあ……。一歩間違えばただの放任、指導者・管理者としての責任放棄だからな……。
はーーー。なんというか、部下を持つ人間ならば一度は必ず悩むわけで、このあたりは、先代が急逝してしまったために【仁王】兄貴はまったく受け継げなかったとしても仕方ないすねえ……。まだ全然若いしなあ……。新寺親方に相談した方がいいっすよ、マジで。とにかく、鯉太郎の体も大変心配ですが、【白水】兄貴と【仁王】兄貴も、おっさん読者としては心配でなりません。がんばれ空流部屋!!
というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
とうとうはじまった、【白水】兄貴VS大関【天鳳】関戦だが、ちょっとどうもまだ貫目が違うんすかねえ……悲壮な決意の【白水】兄貴と、周りからもうアイツは終わったなんて言われてもなお、相撲が楽しくてしょうがない【天鳳】関。これは最初から勝負は見えてたと言わざるを得ないのかなあ……でも、空流親方の大喝で、【白水】兄貴大復活&大勝利の図もあり得るかもしれないので、この勝負、まだ見えたとは思いたくありませんな。来週が楽しみです!!! 以上。
↓しつこいですが、次の(10)巻は12/8(木)発売ですので、この「鮫島ニュース」を読んだ方は義務として、必ずご購入いただきたく存じます。わたしはいつも通り、応援のために紙と電子両方買うぜ!!
つーかですね、全然関係ないのですが、この「鮫島ニュース」は、毎週(ほぼ)必ず、スイスからアクセスされている方がいらっしゃることは以前書いたような気がしますが、その後、どういうわけか、フランスとシンガポールとメキシコからも定期アクセスが観測されており、実はそろそろやめようかと思っていたものの、日本を遠く離れた地でも、『鮫島』が気になって仕方ない方々がいるならば、まだ続けようかな……と思い直した次第です。電子書籍なら、海外でも買えますので、ぜひ、単行本化の折は海外の皆さんも買ってください!! そして日本国内の人は、ちゃんとチャンピオンを買いましょう!
※ちなみに、わたしが使っている電子書籍販売サイトBOOK☆WALKERは海外から買えるのか、先日台湾で実験してみたところ、ちゃんと買えました。ただし、作品によってはダメなものもあるようです。
今週号には、次の最新(10)巻の発売告知がありましたので貼っときます。12/8(木)発売ですよ!
というわけで、まずは、いつも通り今週の週刊少年チャンピオン2016年51号の概況です。
■巻頭グラビア:今週は武田玲奈嬢。極上です。非常に美しいですな。
■『弱虫ペダル』:キモー筋再び坊主頭の巻。今年の総北は厳しいだろうなあ……。
■『刃牙道』:お見それしました!の巻。戦い終えた本部&牙刃の語らいです。
■『囚人リク』:逃がっさ―――ん!! の巻。まさかのピカソ内海の大復活に爆笑です。
■『少年ラケット』:イチロー君、再会を喜び健闘を誓うの巻。いよいよ公式戦かしら?
■『Gメン』:2学期編開始!の巻。非常にイイ展開が来ましたね!! 今後が楽しみ。
■『六道の悪女たち』:当たり前に理由はいらない!! の巻。六道君男を見せますな。そして乱奈さんが可愛いです。
■『BEASTERS』:部長&レゴシ君の巻。いやーホントに部長のキャラがイイ!!
■『放課後ウィザード倶楽部』:那由多、拉致されるの巻。おっと、新展開きましたよ!!
とまあ、こんな感じの週刊少年チャンピオンでありました。
さて。では、今週の『鮫島』ニュースのお時間です。
そして今週は巻頭カラーです!!! 皆さん、チャンピオンを買いましょう!!
先週は鯉太郎の兄弟子であり、空流部屋の部屋頭である【白水】兄貴と、かつて現在の空流親方が関脇【仁王】だった時代にしのぎを削っていた大関【天鳳】との取組の立ち合い直前までが描かれましたが、今週はいよいよ時間いっぱい、バトルスタートです。
現在の【白水】兄貴の心の中では、(1)ボロボロになりながら戦う弟弟子・鯉太郎に、兄貴として誇れる姿を見せてやりたい (2)周りの親方衆から風当たりの強い空流親方に、あんたのハートをしっかり継いでるぜ、という姿を見せたい (3)ついでに言うと、真琴姉ちゃんにもカッコイイところを見せたい というような想いがあるのだと思われます。要するに、「部屋頭の自分が空流のぶっとい頼りになる柱だってことを見せて」やりたいわけで、気合十分ではあり、その気合に反応して大関【天鳳】も、「アハッ・・・ワクワクサセルジャ~~~ン・・・」と取組を楽しんでいるわけなんですが……この漫画において、力士たちは全員「自分」のために相撲を取っているのであって、「相撲」が好きで好きでしょうがない連中ばかりなわけですよ。この【白水】兄貴の想いは美しくはあるものの、ある意味「他人の目・他者からの評価」を気にしている時点で、マズいような気がしますね……。
そういうわけで、そんな心中の【白水】兄貴は、ハッキョイとともに当然必殺の「ゴリラ張り手」を繰り出します。そしてその張りが大関【天鳳】の顔面にクリーンヒット!! 空流の弟たちも、やった!! 的な顔で土俵を見守ります。しかし!! 大関【天鳳】はノーダメージ!! まるでSGGKでお馴染みの若林くんのような余裕です。驚く【白水】兄貴にすかさず右のショルダータックルで【天鳳】は反撃!! おもわずNHKの解説も「あ―――!! 白水の巨体が弾け飛ぶ――!!」と絶叫、空流の弟たちも顔面蒼白!
「内臓が爆発したと思った――・・・なんつー破壊力だよ・・・・・・クソ~~~~だが引かねえぞ・・・もう一度だ・・・」と、辛くも耐えた【白水】兄貴は思います。
しかし、この後の【白水】兄貴と大関【天鳳】関の心のうちが、わたしは非常に対照的だと思いました。
まず、【白水】兄貴は、反撃するにあたって、こう思います。
「さっきのはきっと当たりが弱かったんだ・・・もう一発・・・俺のゴリラ張り手は最強だ・・・!!」
そして大関【天鳳】はこう思ってます。
「イイネ~~~・・・楽シーナーコイツ~~~・・・サッスガ仁王の弟子ジャ~~~ン・・・デモマダ足リナイ・・・俺ニ今必要ナノハ新弟子(あのころ)ノヨウナ楽シサ・・・馴レルナ・・・今ニ 楽シメ・・・モット・・・」
どうですか。これじゃあ、【天鳳】こそ空流の弟子のようじゃあないですか?
そして二人が放ったのは、二人ともが「ゴリラ張り手」!! その時の二人の顔もまた対照的です。決死の表情の【白水】兄貴に対して、なんと【天鳳】の楽し気な笑顔でしょう!! そして見開きで描かれる、二人の顔面に炸裂するお互いの張り手。【白水】兄貴は白目をむき、【天鳳】は「コンナ感ジ?」と嬉しそうです。そして崩れ落ちようとする【白水】兄貴は、薄れゆく意識の中でこんなことを思います。
「だ・・・駄目だ・・・やっぱ俺はアンタみてーにはなれねーよ・・・仁王さん・・・」
そして今週のラストカットは、審判席に座る【仁王】兄貴こと現・空流親方の大激怒です。
「この バカヤローが!!」
まったくですよ……わたしもそう思いました。このバカヤローが……!!! 【白水】さん……それじゃあ、ダメでしょうが……!!! まあ、親方として【仁王】兄貴がきちんと言葉に出来なかったのが悪いんすかねえ……オレの背中を見ておけ、というのが最高の教育だというのは、実のところわたしも大変頷けます。けれど、なんかちょっと変な方向に行ってしまったら、やっぱり指導してやらんとイカンのでしょうなあ……。一歩間違えばただの放任、指導者・管理者としての責任放棄だからな……。
はーーー。なんというか、部下を持つ人間ならば一度は必ず悩むわけで、このあたりは、先代が急逝してしまったために【仁王】兄貴はまったく受け継げなかったとしても仕方ないすねえ……。まだ全然若いしなあ……。新寺親方に相談した方がいいっすよ、マジで。とにかく、鯉太郎の体も大変心配ですが、【白水】兄貴と【仁王】兄貴も、おっさん読者としては心配でなりません。がんばれ空流部屋!!
というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
<場所:9月場所>
【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
【白水】西小結
【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目
6日目:【大山道】西前頭七枚目
7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
9日目:【闘海丸】西小結。いよいよ三役戦!!
8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
9日目:【闘海丸】西小結。いよいよ三役戦!!
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【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。63連勝中。モンゴル人。
というわけで、結論。とうとうはじまった、【白水】兄貴VS大関【天鳳】関戦だが、ちょっとどうもまだ貫目が違うんすかねえ……悲壮な決意の【白水】兄貴と、周りからもうアイツは終わったなんて言われてもなお、相撲が楽しくてしょうがない【天鳳】関。これは最初から勝負は見えてたと言わざるを得ないのかなあ……でも、空流親方の大喝で、【白水】兄貴大復活&大勝利の図もあり得るかもしれないので、この勝負、まだ見えたとは思いたくありませんな。来週が楽しみです!!! 以上。
↓しつこいですが、次の(10)巻は12/8(木)発売ですので、この「鮫島ニュース」を読んだ方は義務として、必ずご購入いただきたく存じます。わたしはいつも通り、応援のために紙と電子両方買うぜ!!
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