というわけで、NYCに着きましたよっと。
 飛行機のフライトは12時間半、時差がマイナス14時間なので、きのう書いた通り2時間ほど時をさかのぼることになる。不思議。逆に帰りは、フライトが14時間かかるし、地球の自転方向と逆回りなので、28時間後に到着、というわけだ。わたしはこれまで海外は台湾と香港しか経験がないので、ここまで長いフライトは初めてで、まあ、結構つらいものがあった。しかも席は真ん中なので、トイレに行くにも隣のおっさんに気を使うので、基本的に寝るか、映画を観るか、本を読むかしかない。寝ないと時差ボケが、と、なんだか妙に焦るのも初めてなのでしかたないところか。今からもう、帰りが思いやられるわ……。 
 で。映画を見て過ごすつもりでいたのだが、すごいがっかりなことに、ほとんど既に観た映画ばかりで、ちょっと残念であった。新作として、たぶんウリなのではという映画が『ANT-MAN』『Fantastic 4』『Jurrassic Park』『MADMAX』あたりで、後なにがあったかな、『Mission Impossible:Rogue Nation』ぐらいか。まあ、もう一度『ANT-MAN』でも観るかと思ったのだが、邦画の方で『進撃の巨人』があったので、お、こいつは観てないぜ! ということで、さっそく観た。結論。くっそつまらねえ。なるほどね、これはひどい。これでは叩かれても仕方あるまい。脚本も演出も相当ダメ。そして、哀しいことに役者陣の芝居ぶりも完全に学芸会レベルで酷かった。いつから三浦春馬くんはあんなに下手になったんだろう? 脚本がクソすぎて、やる気なしだったのかな? 実にお粗末であった。続いて、『ストレイヤーズ・クロニクル』を観るも、サーセン。途中で寝ちゃった。こちらは、脚本や演出はまだ許せるレベルだったけれど、やっぱり芝居ぶりが今一つ。なんか、乗れなかったな。で、本を読もうと思っても、機内は暗くされてしまうので、目が付かれてイマイチ集中できず。Nexus9というTabletで読んでいたのだが、うーん、機内で読むには不向きかもな。なので、眠れないけれどじっと目をつぶっていたり、そのうちいつの間にかうとうとしたり、断続的な短い睡眠がどうだろう、3時間ぐらいだろうか、まあ、そのぐらいしか眠れなかった。やれやれだ。あと、全然動いていないのに、どんどん食べ物や飲み物がやって来るので、なんというか、窮屈になってきてイラついたのも、映画や読書に集中できなかった原因であろうと思う。
 で、一つ、わたしが観ていない映画があったので、それを観た。タイトルは『MAX』というもので、軍用犬の物語。イラクにも軍用犬はかなりの数が投入されていたそうで、MAXというけなげなわんこもその一匹だ。ハンドラーのご主人を戦闘で亡くし、その亡くなったご主人の実家に引き取られるという話だ。まあ、正直たいしたことはなかったけれど、そのわんこにゲームオタクの弟が救われ、弟も主人を亡くしたわんこを救うという話だ。
 
 ただ、日本でそういう話を作ったら、確実にお涙頂戴ムービーとなるのは確実だけれど、ちょっとだけひねってあって、なんだか変な方向に話が進むので、なんというか、うーん、まあ暇つぶしにはなりました。この映画は日本公開されているのかよくわからない。たぶん公開されてないのではなかろうか。

 とまあ、こんな感じで機内を過ごし、当たり前だけど12時間半後、わたしはUnited States of Americaに入国した。しかし、アメリカってのは……やっぱり良くわからない国だと改めて認識した。
 ■入国・・・入管職員がぞろぞろいるのに窓口3つで大渋滞。お前ら仕事しろw おまけに、なんでヴィザのはんこを変なページに押すわけ? めちゃくちゃ後ろに押しやがって、ホント腹が立つわ。
 ■とりあえずSIMを探せ!・・・あっさり、JFKの到着ロビーを出たところにこんなの見つけた。
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 ので、真ん中の青の20$のデータSIMを試しに購入。さっそくSIMフリースマホにブッこんでみたところ、すぐには使えなかったので、なんだよこれ!! 使えねーじゃねーか!! と思ったら、15分後ぐらいにいつの間にか使えるようになってた。で、バカみたいにSkypeやGoogleMapを使いまくってしまったのだが……どうやら1MBあたり0.29$ということで、30$分使えるらしいから、要するに103MBほど、しか使えないという事になる。しかしそこまで計算せずに、さくっと買ってしまったので、1日が終了するころにはもう数ドル分しか残ってねえぜ、とSMSが来た。マジか。なんだよ、くそう。というわけで、基本ホテルのWi-fi、日中の非常用としてモバイルデータ通信はやめとくことにした。うわー、我ながらアホだ。で、のちにあっさりデータを使い切りそうになることは全く気が付かないまま、TAXIでマンハッタンへ。トヨタのカムリか? プリウスよりちょっとだけでかい日本では見かけないハイブリッド車でJFKからマンハッタンまでぶっ飛ばす。しかしこの運転がすげえ荒くて、スピードも、まあ高速だろうから当たり前だろうけど、80Mile/hぐらいでぶっ飛ばすし、コーナーもあって横Gで振り回されたおかげで、一発で酔った。12時間ぶりにニコチン補給したばかりでくらくらしていたのも効いたね。だけど、運ちゃんは、ずっと黙ってたけど、マンハッタンに入って事故の横を通るとき、目が合って、わたしが、アチャー、という顔をしたら、ニヤリと笑顔になって、降りる時はとても丁寧にいろいろ話しかけてくれた。運転は乱暴だけどいい奴でしたw ライセンスの名前を見た限り、中東系の人だったと思う。
 で、ホテルに着いたはいいけれど、着いた時間がAM11時ぐらい。JFKから35分ぐらいだったので、相当飛ばしのかもしれない。ともかく、チェックインまで相当早い時間だったので、とりあえずフロントで、荷物だけ預かってくれよとお願いして、もちろんよ、とちょっとかわいい東洋系女子とやり取りをして、さっさと身軽になった。
 ホテルは、TIMES SQUAREから歩いて15秒なので、まずはTIMES SQUAREを歩き回っていろいろチェック。今回の旅のメインであるミュージカル鑑賞は、今回は『WICKED』と『ALADDIN』の2本にしたので、その劇場はどこかな、と探したら、『ALADDIN』の劇場はホテルから歩いて3分、『WICKED』の方は歩いて8分ぐらいという事が分かった。しかし、途中で、げえーーー!!! な、なにィ―――!!? というのを発見してしまった。↓これ。
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 反射して見えにくいけど、分かるかな? なんと、ダイ・ハード野郎としておなじみのセクシーハゲこと、Bruce Willis主演の芝居がやっていた。しかも、演目は、わたしが世界一好きな作家でおなじみStephen Kingの『MISERY』だ。こ、これは観るしかないのでは? ちょっと今日、チケット買いに行ってみるわ。チケット取れることを祈りたい。
 あと、映画館もいくつかあって、↓これも見たいと思ってる。
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 日本では2月公開の『The MARTIAN』も絶賛上映中なので、これも明後日かな、観てきます。いや、時間ないかな、まあ、行ければ、ですな。もちろん、こちらでは『007SPECTRE』も絶賛上映中だが、これは日本ではもう2週間後には観られるので、スルーでいいや。ところで、この『The MARTIAN』はなんで邦題が「オデッセイ」なのかよくわからない。観れば謎が解けるのかな?
 というわけで、TIMES SQUAREからぶらぶらと、マジソンスクエアガーデンまで歩いてみた。そこで、PENN Stationというアムトラックの駅をチェックして、そこから地下鉄でマンハッタンの一番南の、サウスフェリーまで行ってみた。地下鉄は、Metro=CARDを20$購入してみた。しかし、カードと言ってもペラペラの紙みたいなもので、ホント、アメリカってのは妙にクオリティの低いところがあるなーとしみじみ思う。香港も台湾も、SUICA的なICカードで、街中のコンビニでも使える便利なものがあるのに、ここNYはいまだ磁気カードですよ。ダッサイのう……まあ、一律料金で降りる時に改札通らないからな。ICではダメなんだろうなと思ったけれど、やっぱり、アメリカって、妙に遅れてるというか、良くわからん国だ。なんか、ダサいっつーか、洗練されてない。

 というわけで、結論。
 DAY-01 TIMES SQUARE編は以上です。
 アメリカ……とにかく人種のるつぼですな。なんというか、「アメリカ」というオリジンがないような気がするね、やっぱりこの国は。

↓『MISERY』は原作もすごいし、映画も素晴らしい。とにかく、おっかねえ話です。タイトルロールを演じたCathy Batesはこの作品でアカデミー主演女優賞受賞。
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1991-02