毎週木曜日は、今週の『鮫島』ニュースです。
 ――が、今週もその前に一言だけ言わせていただきたい。

 へ、変態だーーーーッ!! 『弱虫ペダル』に変態がいまーーーす!! アブアブ泉田くんが乳もまれてまーーーーすっ!! 誰かーーーー警察呼んだげて―――!!

 というわけで、『弱虫ペダル』で、完全に事案発生のニュースです。
 本日、筋肉フェチでアッブない変態としておなじみの箱根学園キャプテンの泉田くんですが、同じく筋肉大好き変態として注目を浴びている京都伏見高校1年生の小鞠くんに、あろうことかレース中にもかかわらず、左大胸筋――通称「フランク」――をもみしだかれるという変態行為を受けました。なお、その際の渡辺先生による書き文字は「もぉみぃっ」だったとのことです。変態小鞠くんは、まったく反省の色がなく「すません ちょっと…暑さでふらついてしまいまして」と痴漢常習者らしいコメントを発しており、前日同じく被害を受けた猫足でおなじみの黒田くんは「てめェ 1年 また同じ口上を!!」と激怒している模様です。また、変態小鞠くんの所属する京都伏見高校のエース、キモー筋くんは、「ププ ホントにキミィは がまんのできん男やね!!」とニヤつくだけで、彼の管理責任も問われる事案と見られております。ただ、事案発生直前に、泉田くんによる、自らの大胸筋を上下に揺らす「大胸筋スクワット」なるアッブねえ変態技も披露されており、しかもその変態技を「ほぅら 見えるかい」などと見せつける挑発行為も行われた模様で、警察はこの変態挑発行為が小鞠くんを無駄に刺激したのではないかとして捜査を続けております。この事件の詳細は、来週また報道される見込みです。それではまた、来週の続報をお待ちください!!

  いやー、すごい変態バトルだったw。やっぱり『弱虫ペダル』も最高ですね。

 さて、気を取り直して今週の『鮫島』ニュースです。
 今週の『鮫島、最後の十五日』から、過去の回想に入る展開だ。入門当時の【蒼希狼】の様子が語られるが、とりわけ新しい情報はない。ほぼ、我々読者がすでに知っている情報がメインだ。ただ、今週描かれた、【蒼希狼】と【大山道】の兄弟弟子の絆は非常に美しく、おそらくは教習所で出会った良きライバルたちよりも、兄たる【大山道】とのつながりの方がきっと【蒼希狼】にとってはかけがえのないものとして、これまで戦ってきたのではないかという想像をかきたてるものであった。今週描かれた【大山道】の言葉は、非常にカッコ良くて、泣けるものだ。モンゴルにいる仲間たちを「腹いっぱい喰わせてやるため」に、そのハングリー精神だけで序ノ口優勝した入門当時。しかし、教習所で鯉太郎たちと出会うことで、壁にぶち当たった【蒼希狼】に、【大山道】は言う。
 「本当に強くなりたきゃ もっと俺を信じて頼れ もう一人で突っ張るな・・・デケーもん背負ってんだ 寄りかかれよ・・・もっと・・・俺を信じるのはタダだぜ蒼・・・」

 なんだよもう、【大山道】すげえいい人&かっこいいじゃんか……ホントもう泣けるわ。
 そんな絆で結ばれた(はずの)【蒼希狼】に一体何が起こったのか。そして、弟にもう一度その背中を見せるために、鯉太郎との割に挑む【大山道】。マジでもう、本当に毎週見逃せない。この漫画、本当に最高だよ。佐藤先生ありがとうございます。つーか、マジで単行本を毎回100冊ぐらい買おうかな…・・・100冊買っても45,000円ぐらいでしょ? 最後まで書き切ってもらうためなら、そのぐらい出してもいいよもう。どうかこのblogを偶然目にした皆さん、頼むから単行本を買ってください。それが、我々読者のできる最大の、そして唯一の応援方法なので、どうかよろしくお願いします。じゃないと、本当に最後まで描き切ってもらえるか、わたし、ホント心配だよ……。

 最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
 <場所:9月場所>
 【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所では東前頭十枚目)
 【白水】西小結
 【松明】東前頭六枚目。常松改め。
 【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明w
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 1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
 2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
 3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
 4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
 5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目 
 6日目:【大山道】西前頭七枚目
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 【天雷】東関脇
 【蒼希狼】??? 最高位は小結。

 というわけで、結論。
 今週の『鮫島』は、大きな動きナシではあるが、ますます【大山道】の男前度が上がるお話であった。【蒼希狼】に何があったのか、ドキドキしながら次週以降の話を待ちたい。
 そして――『弱虫ペダル』も最高です。変態ばっかりですがw

↓2010年のツールで総合優勝したのが、泉田くんの右大胸筋でおなじみのアンディ・シュレック。ただし、パリで表彰台に上ったのはアルベルト・コンタドールで、後にドーピング違反で優勝をはく奪され、2位だったアンディが繰り上げ優勝となったいわくの年だった。レース展開はすごい面白い年だったんだけどな……。この年、左大胸筋でおなじみの兄、フランク・シュレックは、落車して鎖骨を折り、第3ステージでリタイア。残念だった。そして泉田くんの背筋でおなじみのファビアン・カンチェラーラがプロローグとタイムトライアルで勝った年でもある。
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アルベルト・コンタドール
東宝
2010-12-23