というわけで、毎週木曜日は『鮫島』ニュースのお時間です。
つーかですね、今日は8月31日ということで、なんというかもう明日から9月かよ、という得も言われぬ虚脱感を感じつつも、今日のような月末日はやたらと仕事が多くて、申し訳ないんですが今週はさらっと終わらせるつもりでいます。――今のところは。
では、まずは今週の週刊少年チャンピオン2017年40号概況です。
■巻頭グラビア:渡邉幸愛嬢。大変結構なお点前ですなあ。良いと存じます。
■弱虫ペダル:小さな約束の巻。手嶋さん!そりゃあそうなるでしょ?な展開です。
■刃牙道:その漢、花山の巻&嘘つきの巻。2本立てです。花山君がカッコ良すぎます!
■BEASTERS:残暑 各々に散らばりての巻。夏休みの終わるレゴシ君たちのそれぞれの夏の総括でありました。しかしルイ先輩はもう戻ってこないのでしょうか……心配す。
■囚人リク:蘇生の巻。リクは無事生還。あー良かった。
■吸血鬼すぐ死ぬ:仁義なきオータムデンジャラの巻。今週も一番笑いました。最高す。
■少年ラケット:輝きのその先への巻。うぉおい!来週最終回か……淋しいす。
てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。
さて、それでは今週の『鮫島』ニュースをお伝えいたします。
先週は、いよいよ迫るVS【天雷】戦を前に、どうも鯉太郎の体?精神?になにやらいつもと違う違和感らしきものが現れたというお話と、【王虎】さんの、「相撲に選ばれた者」だけが横綱【泡影】との戦いに挑めるんだ的な深い解説で終わりました。今週は、すでに国技館の支度部屋に入っている鯉太郎が、四股を踏んでいる情景から始まります。
朝稽古のときから、やたらと四股を踏む鯉太郎に、常がずっと四股ばかり踏んでどうかしましたか?と鯉太郎に声をかけます。鯉太郎は、自分でもわからないけど……的な表情で、常にこう答えました。
「今朝稽古場で四股踏んだ時 スゲー違和感があってな…感覚的に…何つーか……気持ち悪いって言うか…」 この「気持ち悪い」を太文字にしたのは、わたしが強調したかったからで、本文では普通に書かれています。しかし、四股を踏んで気持ち悪い? だと? と我々読者も思うでしょうし、その後ろにいた、一人の力士もその言葉に、な、なんだって!? という顔で反応します。そう、それは比嘉ライアン君こと【丈影】関です。
【丈影】関と言えば、横綱【泡影】関の同門・同期で常に横綱を一番そばで見てきた男です。彼の脳裏には、その横綱【泡影】との会話が蘇ります。
丈「どうしたんですか…最近稽古場で四股しか踏んでないですよね…」
泡「あの気持ち悪さが…薄く…なってきている…」
丈「………?」
てなことが過去にあったようです。これがどのぐらいの過去か良くわかりませんが、自分には意味不明だった「気持ち悪さ」を鯉太郎も感じているのだとしたら――!? 常と鯉太郎のやり取りを聞いてハッとした【丈影】関ですが、鯉太郎が常に、今日はやっぱり寝すぎたんだろ、今はいつも通りしっくり来てる、という話をしているのを聞いて、「まさか……な……」と、とりあえず気のせいだろうと片づけたようです。まあ、気のせいじゃないんですけどね、たぶん!
そして場面は一方の【天雷】のいる東の支度部屋へ移ります。どうやら今日は鯉太郎は西の支度部屋のようですね。で、【天雷】は当然気合十分で、お付きの若い衆も、さすがに今日はピリついてんな、いつもはニコニコ談笑してるのに、それだけ鮫島線は特別ってことだろ、と分かりやすい解説を入れてくれます。そんな、集中して近寄るなオーラを発散している【天雷】関の元に、でかい声で「オイ! コラ! 天雷!」と話しかける男が! 我らが石川大器くん aka【飛天翔】関です!ここでの二人の会話は、なんというか、とてもイイので引用しましょう。
「らしくねーな…まさかビビッてんじゃねーだろーな」
「……ナーバスにもなるさ…ずっと待ってたからな…鮫島との取組を…だから今…気が急いて空回りしそうになるのを必死で抑えてる…悔しかったよ…お前ら2人の取組を見てて…今場所の覚えてるか…? お前が初日 鮫島との取組終わりに叫んだ言葉…」
(出来るか オメーらに!! 出来るか ここまで 勝てるか 俺らに!! のあのシーン)
「きっと今日はお前が 悔しがる…」
「へっ! 心配ねーみてーだな」
「心配してたのか?」
「同期だからな…当たり前だろ…」
「ハハッ お前はいい奴だな山本…」
「石川だ」
まったく、大器はイイ奴ですなあ!! 分かってるくせに名前を間違えられると、分かっていてもカチンときますね。とまあ、こんなお約束で締めた二人の会話が終わり、いよいよ出番、二人とも土俵に向かいます、が、なんとここで! 土俵に向かおうとする鯉太郎に、あのお方から声がかかりましたよ! あのお方って誰? なんて聞かないでください! 【王虎】さんに決まってるじゃあないですか!
「オイ…くだらない仲良しこよしを 見せるんじゃねーぞ」
うお!カッコイイすねえ! そして鯉の答えももちろんこう来ます。その表情は悪タレフェイスですよ!
「俺がそんなもん土俵に持ち込むと思うか…? 王虎(テメー)は黙って見てろ…」
いいすねえ! そして鯉&【天雷】の入場です! NHKアナの解説もかなり血圧が上がっている様子です。相当テンションが上がってますなあ!
「未だ負けなし10連勝! 小兵と言っていいその体で真っ向から強敵を打ち破ってきた その魂の相撲は見る者の心を掴みます! 前頭14枚目 鮫島!!」
「しかし今日の相手は一筋縄ではいきません! ここまでまだ1敗と優勝圏内! 角界一の怪力で間違いなく次の大関はこの力士でしょう! 関脇 天雷!!」
「この大きな山を越えられるか鮫島!! 鮫島の勢いを止めるか天雷!!」
というわけで、入場コールされた二人の顔アップで今週は終了でありました。これはもう、この場の興奮が伝わってきたかの如く、読んでいるわたしも大興奮です! ヤバいすねえ! つか、意外とさっさとハッキョイまで来ちゃいそうな展開ですね。もっと体の状態のこととか、椿ちゃんの想いとかが描かれると思ってましたが、やはり【天雷】戦には、そういう余計?な要素は必要なし、ただただぶつかるのみ、ってことなんでしょうか。実際アリだと思います。いやー、しかしどうなるんだろうなあ……ホント楽しみですなあ! どうやら、覚醒しつつある鯉太郎、そして万感の思いを込めて全力で当たる天雷。こいつはもう、感動なのか、嬉しくてなのか良くわかりませんが、場合によってはわたしは泣く可能性すらありますね。【天雷】との一番が終わってもまだ残り4番あるわけで、まだ泣くところじゃあないと思いますが、マジでヤバいす!
それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
<場所:9月場所>
というわけで、結論。
今週は、意外と早い展開で、もう鯉太郎と【天雷】が土俵に上がるところまで一気に描かれました。しかし、【天雷】の元にやってきた石川くんといい、鯉太郎に余計な一言をかける【王虎】さんといい、大変素晴らしいですな。そして【丈影】関の感じた、鯉太郎と横綱の奇妙な一致点。これは、とうとう鯉太郎が相撲を振り向かせ、相撲に選ばれし者に進化しつつあるという前兆なのでしょうか。はーーーホント今週も無駄に興奮してサーセンした! 以上。
↓ 9月場所の番付が発表されました! 我が愛しの【松鳳山】裕也くんは東の4枚目だそうです。結構枚数があがったね! やったぜ!
つーかですね、今日は8月31日ということで、なんというかもう明日から9月かよ、という得も言われぬ虚脱感を感じつつも、今日のような月末日はやたらと仕事が多くて、申し訳ないんですが今週はさらっと終わらせるつもりでいます。――今のところは。
では、まずは今週の週刊少年チャンピオン2017年40号概況です。
■巻頭グラビア:渡邉幸愛嬢。大変結構なお点前ですなあ。良いと存じます。
■弱虫ペダル:小さな約束の巻。手嶋さん!そりゃあそうなるでしょ?な展開です。
■刃牙道:その漢、花山の巻&嘘つきの巻。2本立てです。花山君がカッコ良すぎます!
■BEASTERS:残暑 各々に散らばりての巻。夏休みの終わるレゴシ君たちのそれぞれの夏の総括でありました。しかしルイ先輩はもう戻ってこないのでしょうか……心配す。
■囚人リク:蘇生の巻。リクは無事生還。あー良かった。
■吸血鬼すぐ死ぬ:仁義なきオータムデンジャラの巻。今週も一番笑いました。最高す。
■少年ラケット:輝きのその先への巻。うぉおい!来週最終回か……淋しいす。
てな感じの週刊少年チャンピオンでありました。
さて、それでは今週の『鮫島』ニュースをお伝えいたします。
先週は、いよいよ迫るVS【天雷】戦を前に、どうも鯉太郎の体?精神?になにやらいつもと違う違和感らしきものが現れたというお話と、【王虎】さんの、「相撲に選ばれた者」だけが横綱【泡影】との戦いに挑めるんだ的な深い解説で終わりました。今週は、すでに国技館の支度部屋に入っている鯉太郎が、四股を踏んでいる情景から始まります。
朝稽古のときから、やたらと四股を踏む鯉太郎に、常がずっと四股ばかり踏んでどうかしましたか?と鯉太郎に声をかけます。鯉太郎は、自分でもわからないけど……的な表情で、常にこう答えました。
「今朝稽古場で四股踏んだ時 スゲー違和感があってな…感覚的に…何つーか……気持ち悪いって言うか…」 この「気持ち悪い」を太文字にしたのは、わたしが強調したかったからで、本文では普通に書かれています。しかし、四股を踏んで気持ち悪い? だと? と我々読者も思うでしょうし、その後ろにいた、一人の力士もその言葉に、な、なんだって!? という顔で反応します。そう、それは比嘉ライアン君こと【丈影】関です。
【丈影】関と言えば、横綱【泡影】関の同門・同期で常に横綱を一番そばで見てきた男です。彼の脳裏には、その横綱【泡影】との会話が蘇ります。
丈「どうしたんですか…最近稽古場で四股しか踏んでないですよね…」
泡「あの気持ち悪さが…薄く…なってきている…」
丈「………?」
てなことが過去にあったようです。これがどのぐらいの過去か良くわかりませんが、自分には意味不明だった「気持ち悪さ」を鯉太郎も感じているのだとしたら――!? 常と鯉太郎のやり取りを聞いてハッとした【丈影】関ですが、鯉太郎が常に、今日はやっぱり寝すぎたんだろ、今はいつも通りしっくり来てる、という話をしているのを聞いて、「まさか……な……」と、とりあえず気のせいだろうと片づけたようです。まあ、気のせいじゃないんですけどね、たぶん!
そして場面は一方の【天雷】のいる東の支度部屋へ移ります。どうやら今日は鯉太郎は西の支度部屋のようですね。で、【天雷】は当然気合十分で、お付きの若い衆も、さすがに今日はピリついてんな、いつもはニコニコ談笑してるのに、それだけ鮫島線は特別ってことだろ、と分かりやすい解説を入れてくれます。そんな、集中して近寄るなオーラを発散している【天雷】関の元に、でかい声で「オイ! コラ! 天雷!」と話しかける男が! 我らが石川大器くん aka【飛天翔】関です!ここでの二人の会話は、なんというか、とてもイイので引用しましょう。
「らしくねーな…まさかビビッてんじゃねーだろーな」
「……ナーバスにもなるさ…ずっと待ってたからな…鮫島との取組を…だから今…気が急いて空回りしそうになるのを必死で抑えてる…悔しかったよ…お前ら2人の取組を見てて…今場所の覚えてるか…? お前が初日 鮫島との取組終わりに叫んだ言葉…」
(出来るか オメーらに!! 出来るか ここまで 勝てるか 俺らに!! のあのシーン)
「きっと今日はお前が 悔しがる…」
「へっ! 心配ねーみてーだな」
「心配してたのか?」
「同期だからな…当たり前だろ…」
「ハハッ お前はいい奴だな山本…」
「石川だ」
まったく、大器はイイ奴ですなあ!! 分かってるくせに名前を間違えられると、分かっていてもカチンときますね。とまあ、こんなお約束で締めた二人の会話が終わり、いよいよ出番、二人とも土俵に向かいます、が、なんとここで! 土俵に向かおうとする鯉太郎に、あのお方から声がかかりましたよ! あのお方って誰? なんて聞かないでください! 【王虎】さんに決まってるじゃあないですか!
「オイ…くだらない仲良しこよしを 見せるんじゃねーぞ」
うお!カッコイイすねえ! そして鯉の答えももちろんこう来ます。その表情は悪タレフェイスですよ!
「俺がそんなもん土俵に持ち込むと思うか…? 王虎(テメー)は黙って見てろ…」
いいすねえ! そして鯉&【天雷】の入場です! NHKアナの解説もかなり血圧が上がっている様子です。相当テンションが上がってますなあ!
「未だ負けなし10連勝! 小兵と言っていいその体で真っ向から強敵を打ち破ってきた その魂の相撲は見る者の心を掴みます! 前頭14枚目 鮫島!!」
「しかし今日の相手は一筋縄ではいきません! ここまでまだ1敗と優勝圏内! 角界一の怪力で間違いなく次の大関はこの力士でしょう! 関脇 天雷!!」
「この大きな山を越えられるか鮫島!! 鮫島の勢いを止めるか天雷!!」
というわけで、入場コールされた二人の顔アップで今週は終了でありました。これはもう、この場の興奮が伝わってきたかの如く、読んでいるわたしも大興奮です! ヤバいすねえ! つか、意外とさっさとハッキョイまで来ちゃいそうな展開ですね。もっと体の状態のこととか、椿ちゃんの想いとかが描かれると思ってましたが、やはり【天雷】戦には、そういう余計?な要素は必要なし、ただただぶつかるのみ、ってことなんでしょうか。実際アリだと思います。いやー、しかしどうなるんだろうなあ……ホント楽しみですなあ! どうやら、覚醒しつつある鯉太郎、そして万感の思いを込めて全力で当たる天雷。こいつはもう、感動なのか、嬉しくてなのか良くわかりませんが、場合によってはわたしは泣く可能性すらありますね。【天雷】との一番が終わってもまだ残り4番あるわけで、まだ泣くところじゃあないと思いますが、マジでヤバいす!
それでは最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
<場所:9月場所>
【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
【白水】西小結
【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝したけど11日目から休場
【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目
6日目:【大山道】西前頭七枚目
7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
9日目:【闘海丸】西小結
10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
11日目:【天雷】東関脇
--------
8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱の弟弟子
9日目:【闘海丸】西小結
10日目:【毘沙門】東前頭五枚目
11日目:【天雷】東関脇
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【王虎】&【猛虎】共に東大関。共に10日目現在10勝0敗。
【天雷】東関脇 10日目現在9勝1敗
【稲虎】田上改め。十両力士に成長してた!
【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。65連勝中。モンゴル人。
他の力士は表にまとめた記事を見て下さい。 【天雷】東関脇 10日目現在9勝1敗
【稲虎】田上改め。十両力士に成長してた!
【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。65連勝中。モンゴル人。
というわけで、結論。
今週は、意外と早い展開で、もう鯉太郎と【天雷】が土俵に上がるところまで一気に描かれました。しかし、【天雷】の元にやってきた石川くんといい、鯉太郎に余計な一言をかける【王虎】さんといい、大変素晴らしいですな。そして【丈影】関の感じた、鯉太郎と横綱の奇妙な一致点。これは、とうとう鯉太郎が相撲を振り向かせ、相撲に選ばれし者に進化しつつあるという前兆なのでしょうか。はーーーホント今週も無駄に興奮してサーセンした! 以上。
↓ 9月場所の番付が発表されました! 我が愛しの【松鳳山】裕也くんは東の4枚目だそうです。結構枚数があがったね! やったぜ!