毎週木曜日は、今週の『鮫島』ニュースのお時間です。
つーかですね、いよいよあさっての土曜日から今年の「ツール・ド・フランス」が始まるわけで、無事に新城選手も出場が決まり、大変楽しみなわけです。また寝不足の3週間がやって来るのが待ち遠しいですな。今年の第1ステージは、世界遺産のモンサンミッシェルからスタートですよ!!
さて。まずは今週の週刊少年チャンピオン2016年31号の概況です。
■『弱虫ペダル』:悠人、覚醒す!? の巻。ゴールまで残り1km。しかし箱学エースの葦木場くんは山岳賞ラインで足を使ってしまった。ならばお前しかいない。お前はクライマーだ。けど、お前の兄貴は偉大なスプリンターだったから。お前ならいける!!! と葦木場くんの想いを託された悠人がゴールスプリントに挑む!! という、かなり熱い展開で大興奮しました。やっぱりペダルは面白いです。
■『刃牙道』:武蔵、ハエを箸でつかむの巻。そしてピクル、6日間飲まず食わず眠らずで準備完了の巻。
■『囚人リク』:リク、SF展開の巻。クリーチャー、実際コワイ!!
■『少年ラケット』:それぞれの特訓と課題、イチロー君、ヒロ先輩に挑むの巻。
■『Gメン』:伊達先輩、勝太とコンビニ少女の仲に、しょんぼり落ち込むの巻。
■『永遠の一手』:天才脳科学者のお色気お姉さん登場の巻。面白い。
■『AIの遺電子』:鍛冶職人の元にやってきたヒューマノイド。伝統工芸の技術の記録用とのことだが、ヒトの技術を再現できるのか。非常に興味深く、面白い漫画だと思う。けどいかんせんとにかく徹底的に地味。だがそれがいい!!
■ 『六道の悪女たち』:六道くんに惚れたスケバンガール、どんどん可愛くなっていくの巻。ヤバい。面白いぞこの漫画。今後の展開が楽しみです。
とまあ、今週も通常運行の週刊少年チャンピオンでありました。
さて。では、今週の『鮫島』ニュースのお時間です。
先週は、後の大横綱【泡影】と、稽古部屋の土俵で戦った【丈影】が、【泡影】が別次元の存在であることを認識し、それまでの自分を縛っていた鎖から解き放たれ、少しでも【泡影】に近づき、倒すべく、自らを変革していくところまでが描かれました。今週はその続きからです。【丈影】は言います。【泡影】を倒すには、余計な感情はいらない。ただ無心で「あの先」を探求するのみであると。
「あの先」とは、【泡影】が唯一ほほ笑んだ、最後のぶつかり合いのこと。 そして【丈影】は、その後の土俵で着実に結果を残し、限界と言われた十両から幕内へ上がりました。山崎さんは当時の【丈影】を思い出して、橋くんに言います。
「それからだ・・・丈影が気迫を前面に出す相撲から 勝っても負けても感情を出さなくなったのは・・・」
「負けても・・・?」
「あぁ・・・ただ自分の相撲を高めることしか頭にないんだろう・・・でもそれが間違ってないことは 限界と思われた状況から幕内まで上がり 何より目に見えるケガが少なくなっていったことからもわかる・・・相撲のスタイル・・・クセをよく研究し相手の相撲を殺す・・・自分の相撲を最大限に活かすためにな・・・それが角界一冷静でクレバーと言われる丈影の相撲だ・・・鮫島にしたらもっともかみ合わない相手だろーな・・・」
そう、まだ鯉太郎は一度も【丈影】に勝ったことはないようで、常松こと【松明】関も、「いつものように頭から行けば丈影の思う壺です・・・」と心配しています。そんな兄弟力士の会話に、山崎さんが橋くんを連れてきました。橋くんは、いきなり鯉太郎に聞きます。相手が誰であろうと真正面からぶつかるのは何故なのか、丈影もかつてはそうだったけれど、今は違う。鮫島関も、自分のスタイルに疑問を感じたことはないのか、もっと合うスタイルがあるんじゃあないのか、と。しかし、鯉太郎の答えは明解です。
「勝ちてーからに決まってんじゃん・・・」
このセリフの鯉太郎の表情はとてもいいですね。はあ? 何当たり前のこと聞いてるの? 的な、若干ポカンとした表情。それが新米の橋くんにはさっぱり分かりません。なので、【白水】さんや【松明】関がちょっと付け加えてやります。
「丈影は今のスタイルを選択したから今の丈影があるように 鯉太郎さんも今のスタイルを貫いたから 今があるんです・・・幸か不幸かは別にして・・・」
いやあ、ホントに常松もいい奴になったな……『Burst』の時はホントにムカつく野郎だったけれど、分かってるじゃんか、お前……と、我々ファンとしてはしんみりしますね。
そしてとうとう土俵へ向かう鯉太郎と【丈影】。
鯉太郎は、「今日こそ・・・俺の土俵に引き込む」と気合十分。
そして【丈影】は、同じ支度部屋でスタンバイする大関【王虎】に、「しっかり見ているといい・・・ずいぶん鮫島を高く評価しているようですが いつも通り・・・何もさせず終わりですよ・・・」と言葉を残して花道へ向かいます。
その【丈影】の背中に、【王虎】は一言、投げかけます。「フッ・・・いつも通りね・・・」。
【丈影】は振り向きもせず、答えます。「揺らぎはしませんよ・・・誰が相手でも・・・わたしの相撲は高みへ続く道ですから・・・」
と、今週はここまででした。
いやーーーこれは来週からの本割が超楽しみですなあ!!! まあ、要するにやっぱり【丈影】が鯉太郎を嫌うのは、いわゆる同族嫌悪的な感情なんでしょうな。こういうことって、普通の我々の生活にもよくあることですよ。それじゃダメだ、だってオレがダメだったんだから、もう少し賢くなれよ、と若者にイラつくおっさんの図、というのはきっと誰でも身に覚えがあることだと思います。いやあ、ホントにもう、この先の展開が楽しみですね。もちろん鯉太郎は勝って、【丈影】も、フッ……負けたぜ……お前はお前のスタイルを貫けよ……だが!! それじゃあ【泡影】には勝てねえぜ、的な展開を予想しますが、果たしてどんな熱い戦いとなるのか、来週以降も目が離せませんな!! 毎週書いてますが、今週号を読み終わった今、もう早くも来週号が読みたくてたまらんです。佐藤先生、今後も楽しみにしてます!!
というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
というわけで、結論。
今週は、いよいよ入場直前の鯉太郎と【丈影】が描かれましたが、果たして鯉太郎は、【丈影】を「俺の土俵に引き込む」ことができるのか。来週以降の展開が超楽しみです!! 以上
↓ 皆さん準備はいいですか!? (8)巻は来週、7/8(金)発売ですよ!! 当然買いでお願いします。
つーかですね、いよいよあさっての土曜日から今年の「ツール・ド・フランス」が始まるわけで、無事に新城選手も出場が決まり、大変楽しみなわけです。また寝不足の3週間がやって来るのが待ち遠しいですな。今年の第1ステージは、世界遺産のモンサンミッシェルからスタートですよ!!
さて。まずは今週の週刊少年チャンピオン2016年31号の概況です。
■『弱虫ペダル』:悠人、覚醒す!? の巻。ゴールまで残り1km。しかし箱学エースの葦木場くんは山岳賞ラインで足を使ってしまった。ならばお前しかいない。お前はクライマーだ。けど、お前の兄貴は偉大なスプリンターだったから。お前ならいける!!! と葦木場くんの想いを託された悠人がゴールスプリントに挑む!! という、かなり熱い展開で大興奮しました。やっぱりペダルは面白いです。
■『刃牙道』:武蔵、ハエを箸でつかむの巻。そしてピクル、6日間飲まず食わず眠らずで準備完了の巻。
■『囚人リク』:リク、SF展開の巻。クリーチャー、実際コワイ!!
■『少年ラケット』:それぞれの特訓と課題、イチロー君、ヒロ先輩に挑むの巻。
■『Gメン』:伊達先輩、勝太とコンビニ少女の仲に、しょんぼり落ち込むの巻。
■『永遠の一手』:天才脳科学者のお色気お姉さん登場の巻。面白い。
■『AIの遺電子』:鍛冶職人の元にやってきたヒューマノイド。伝統工芸の技術の記録用とのことだが、ヒトの技術を再現できるのか。非常に興味深く、面白い漫画だと思う。けどいかんせんとにかく徹底的に地味。だがそれがいい!!
■ 『六道の悪女たち』:六道くんに惚れたスケバンガール、どんどん可愛くなっていくの巻。ヤバい。面白いぞこの漫画。今後の展開が楽しみです。
とまあ、今週も通常運行の週刊少年チャンピオンでありました。
さて。では、今週の『鮫島』ニュースのお時間です。
先週は、後の大横綱【泡影】と、稽古部屋の土俵で戦った【丈影】が、【泡影】が別次元の存在であることを認識し、それまでの自分を縛っていた鎖から解き放たれ、少しでも【泡影】に近づき、倒すべく、自らを変革していくところまでが描かれました。今週はその続きからです。【丈影】は言います。【泡影】を倒すには、余計な感情はいらない。ただ無心で「あの先」を探求するのみであると。
「あの先」とは、【泡影】が唯一ほほ笑んだ、最後のぶつかり合いのこと。 そして【丈影】は、その後の土俵で着実に結果を残し、限界と言われた十両から幕内へ上がりました。山崎さんは当時の【丈影】を思い出して、橋くんに言います。
「それからだ・・・丈影が気迫を前面に出す相撲から 勝っても負けても感情を出さなくなったのは・・・」
「負けても・・・?」
「あぁ・・・ただ自分の相撲を高めることしか頭にないんだろう・・・でもそれが間違ってないことは 限界と思われた状況から幕内まで上がり 何より目に見えるケガが少なくなっていったことからもわかる・・・相撲のスタイル・・・クセをよく研究し相手の相撲を殺す・・・自分の相撲を最大限に活かすためにな・・・それが角界一冷静でクレバーと言われる丈影の相撲だ・・・鮫島にしたらもっともかみ合わない相手だろーな・・・」
そう、まだ鯉太郎は一度も【丈影】に勝ったことはないようで、常松こと【松明】関も、「いつものように頭から行けば丈影の思う壺です・・・」と心配しています。そんな兄弟力士の会話に、山崎さんが橋くんを連れてきました。橋くんは、いきなり鯉太郎に聞きます。相手が誰であろうと真正面からぶつかるのは何故なのか、丈影もかつてはそうだったけれど、今は違う。鮫島関も、自分のスタイルに疑問を感じたことはないのか、もっと合うスタイルがあるんじゃあないのか、と。しかし、鯉太郎の答えは明解です。
「勝ちてーからに決まってんじゃん・・・」
このセリフの鯉太郎の表情はとてもいいですね。はあ? 何当たり前のこと聞いてるの? 的な、若干ポカンとした表情。それが新米の橋くんにはさっぱり分かりません。なので、【白水】さんや【松明】関がちょっと付け加えてやります。
「丈影は今のスタイルを選択したから今の丈影があるように 鯉太郎さんも今のスタイルを貫いたから 今があるんです・・・幸か不幸かは別にして・・・」
いやあ、ホントに常松もいい奴になったな……『Burst』の時はホントにムカつく野郎だったけれど、分かってるじゃんか、お前……と、我々ファンとしてはしんみりしますね。
そしてとうとう土俵へ向かう鯉太郎と【丈影】。
鯉太郎は、「今日こそ・・・俺の土俵に引き込む」と気合十分。
そして【丈影】は、同じ支度部屋でスタンバイする大関【王虎】に、「しっかり見ているといい・・・ずいぶん鮫島を高く評価しているようですが いつも通り・・・何もさせず終わりですよ・・・」と言葉を残して花道へ向かいます。
その【丈影】の背中に、【王虎】は一言、投げかけます。「フッ・・・いつも通りね・・・」。
【丈影】は振り向きもせず、答えます。「揺らぎはしませんよ・・・誰が相手でも・・・わたしの相撲は高みへ続く道ですから・・・」
と、今週はここまででした。
いやーーーこれは来週からの本割が超楽しみですなあ!!! まあ、要するにやっぱり【丈影】が鯉太郎を嫌うのは、いわゆる同族嫌悪的な感情なんでしょうな。こういうことって、普通の我々の生活にもよくあることですよ。それじゃダメだ、だってオレがダメだったんだから、もう少し賢くなれよ、と若者にイラつくおっさんの図、というのはきっと誰でも身に覚えがあることだと思います。いやあ、ホントにもう、この先の展開が楽しみですね。もちろん鯉太郎は勝って、【丈影】も、フッ……負けたぜ……お前はお前のスタイルを貫けよ……だが!! それじゃあ【泡影】には勝てねえぜ、的な展開を予想しますが、果たしてどんな熱い戦いとなるのか、来週以降も目が離せませんな!! 毎週書いてますが、今週号を読み終わった今、もう早くも来週号が読みたくてたまらんです。佐藤先生、今後も楽しみにしてます!!
というわけで、最後に、毎週のテンプレを貼って終わります。
<場所:9月場所>
【鮫島】東前頭十四枚目(5月場所で東前頭十枚目)
【白水】西小結
【松明】東前頭六枚目。常松改め。本場所は7連勝中
【大吉】序2段【豆助】序ノ口【目丸手】序二段【川口】不明
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1日目:【飛天翔】西前頭十二枚目。石川改め。
2日目:【宝玉光】西前頭十一枚目
3日目:【舞ノ島】西前頭十枚目
4日目:【巨桜丸】西前頭九枚目。新入幕力士
5日目:【岩ノ藤】東前頭七枚目
6日目:【大山道】西前頭七枚目
7日目:【蒼希狼】西前頭六枚目
8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱【泡影】と同期入門
8日目:【丈影】東前頭四枚目。横綱【泡影】と同期入門
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【泡影】東横綱。第72代。29場所連続優勝中。62連勝中。モンゴル人。
というわけで、結論。
今週は、いよいよ入場直前の鯉太郎と【丈影】が描かれましたが、果たして鯉太郎は、【丈影】を「俺の土俵に引き込む」ことができるのか。来週以降の展開が超楽しみです!! 以上
↓ 皆さん準備はいいですか!? (8)巻は来週、7/8(金)発売ですよ!! 当然買いでお願いします。