いわゆる良くある話のネタとして、「ネコ派? イヌ派?」的な話題がある。わたしは生まれてもう40年以上人間として生きているのだが、その間、我が家に犬か猫が「いなかった」ことがなく、もう多くのわんこ、にゃんことともに暮らし、その死を看取ってきた。他人がなんと言おうと、彼・彼女たちはわたしの可愛い家族であり、その死は常につらく悲しいものだが、最後にわんこが亡くなったのがもう15年前で、それまでわんこ歴20年以上であったのだが、現在我が家に暮らすのは、一人のにゃんこである。
現在共に暮らすにゃんこを溺愛しているわたしだが、元々は野良猫で、ある日ウチの庭先にお母さん猫とともに現れ、そのまま娘の彼女だけ、居ついたわけで、金で買った命ではない。まあ、別に金で買っても構わないけれど、40数年、我が家のわんこ・にゃんこたちは全て縁あってもらって来たり、居ついてしまったというパターンだ。
で、冒頭の「ネコ派? イヌ派?」という話題だが、わたしは実際どちらも大好きなので、どっちでもないというのが正しいと思うが、「どっちでもねーよ」と本音を語ると、冷たい人認定されてしまうのが平成の世である。ので、わたしは問われれば、「まあ、一緒に遊ぶのはわんこの方が楽しいっすね。でも、ねこも普段はツーンとしてても、甘えてくると超可愛いので、実際どっちも好きっす」と、善人の皮をかぶって答えるようにしている。まあ、事実そうなんでお許しいただきたい。そしてその時には、現在我が家に暮らす可愛いけれどスーパー・ツンデレなうちのかわい子ちゃんの、ウルトラ可愛い姿を脳裏に描いている場合が多いので、わたしがどんなツラをして、そう喋っているか、想像もしたくない。ひょっとすると、にやけた不細工ヅラを晒している可能性があるので極めて危険だ。よって、あまりわたしに、猫の話題を振らないでいただきたいと密かに思っている。
なお、わたしは、うちの猫は、この銀河で最も可愛い生物であると信じている。つーか、おそらく間違いない。
というわけで、どうでもいい前振りを書いてしまったが、今朝、新聞を読んでいたら、とある広告が目に留まった。へえ、と思い、ううむ、昼辺り行ってみるか、と心を決め、昼休みの小一時間で覗いてみてきたのが、↓これである。
いやあ、楽しかった。かわええ……とぼんやり見ながらにやけていたような気がするので、まあ、わたしを知っている人に見つかるとヤバいが、いつも通りのボッチ行動なので、思う存分堪能してやりました。
まず場所だが、日本橋三越本店の7階である。わたしの会社から歩いて15分ほどなので、近いのだが、平日の昼という事で、おばさまたちがわんさか来場していた。ガラガラではなく、まあ、そうだなあ、十分余裕のあるほどよい混雑ぶりというレベルだろうと思う。公式サイトはこちらっすね。詳しくはリンク先を見て下さい。もう来週には終わっちゃうのかな。
ところで、現在、本屋さんに行くと、びっくりするぐらい多くの「ねこ写真集」が出版されている。わたしもついうっかり、眺めてしまうわけだが、今回の展示会の写真家、岩合光昭氏は、その「ねこ写真」の第一人者(?)で非常に著名な方だ。まあ、NHK-BSで「岩合光昭の世界ネコ歩き」なんて番組をやってたぐらいだから、ご存知の方も多いだろう。岩合氏自身のWebサイトでも、数多くの写真が観られるので、興味のある方は覗いてみていただきたい。わたしは岩合氏について、全然知らないのだが、元々野生動物専門(?)の写真家で、なんと、かの「ナショナル・ジオグラフィックス」の表紙も2回起用されている凄い人だそうだ。へえ~。
まったくの素人考えだが、おそらく動物写真というもので一番必要なのは、そのタイミングを逃さないことであり、その時が来るのをじっと耐える忍耐力と、一瞬を切り取る判断力が必要になるのだろう。それと、おそらくはほんの少しの「運」というモノも必要か。何しろ、被写体の思考は、さっぱり人間には予測不能だし、外であれば、光の芸術である写真というものには、その時の天候も大きく影響するのだろうし、とにかく、一瞬、なんでしょうな。大事なのは。
今回の展示は、上記に貼ったチラシにも書いてある通り、「ネコは小さなライオンだ。ライオンは大きなネコだ。」というコンセプトの元、ネコとライオンの、とても似ている姿の写真を対にして、数多くの作品が展示されていて、つい、わたしのようなおっさんも、にやけてしまうようなラブリーなショットが多く、また一方では、ライオンのおっかない姿などもあって、大変に楽しめた。会場では、ネコグッズも数多く販売されていたので、全国の猫好きな方には大変おススメのイベントだったと思う。そりゃあまあ、かわええ写真満載だったっす。
しかし、ホント、ネコやイヌが嫌い人はどういう人なんだろう。まあ、一緒に暮らしたことがないんだろうな。アレルギーって言われても……知らんがな。基本的に、ネコやイヌが嫌いと言う人とはなるべく近づかない方がいいとわたしは密かに思っている。もちろん、一緒に暮らしたことのない人も出来ればお断りしたいが、まあ家の環境もさまざまだからなあ……。また、現代の平成の世は、どうも妙な世の中で、逆に異常な溺愛というか、ちょっとどうなんだ? という人もいるので、そちらも実際お断りしたいところだ。その丁度いい塩梅というか、わたしが納得するネコやイヌとの付き合い方を言葉で表現するのは難しいのだが、要するに、嫌いと言う人とは付き合いたくないし、超溺愛している人も遠慮したい。わたし? 溺愛してるけど、結構ドライっすよ。つか、もう、完全に家族なので、居て当たり前というか、だからと言って常に抱っこしてるわけでもなく、普通に共存してます。そもそも、うちの可愛い子は、超超・スーパー・ツンデレ・キャットなので、呼んだって、こっちを向きもしないし、ほぼ常に、ツーンとしてますね。超・自由気ままに生きてますな。おまけに小食でがっつくことが皆無で、ごはんで釣ることも不可能。しかし、どういうわけか、わたしが風呂に入ろうとすると、「あら、あなたお風呂? それを早く言いなさいよ、付いていくわ」という顔をして、何故か急に甘え出し、わたしが全裸になろうとする足元にすり寄って来る不思議キャットである。そしてそれが一通り気が済むと(?)、また元のツーンとした態度で、スタスタスタ……と去っていく。何なんだ一体。まったくもって、実に可愛いネコである。うちのネコについてわたしは、おそらくは、The Most かわいい Cat in the Galaxyであろうとにらんでいるのであります。
というわけで、結論。
現在、日本橋三越本店で開催中の、岩合光昭写真展『ネコライオン』は、大変楽しかった。ちなみに、うちのにゃんこは、黒ベースのキジトラなので、どっちかっつーと、ライオンじゃなくて、虎っすね。歩き方も、すげえ虎っぽくて、この銀河で最も可愛い生物だと思います。以上。
↓ わたし、この写真集を持ってます。岩合氏の作品ではありませんが、超・イイっす。おすすめ。紙の本、電子書籍、両方持ってます。たまに、ぼんやり眺めるといいと思いますよ。
お、Kindle版だと、中がちょっとだけ観られるすね。2枚目のキジトラはうちの銀河一可愛いにゃんこに似てるっす。
現在共に暮らすにゃんこを溺愛しているわたしだが、元々は野良猫で、ある日ウチの庭先にお母さん猫とともに現れ、そのまま娘の彼女だけ、居ついたわけで、金で買った命ではない。まあ、別に金で買っても構わないけれど、40数年、我が家のわんこ・にゃんこたちは全て縁あってもらって来たり、居ついてしまったというパターンだ。
で、冒頭の「ネコ派? イヌ派?」という話題だが、わたしは実際どちらも大好きなので、どっちでもないというのが正しいと思うが、「どっちでもねーよ」と本音を語ると、冷たい人認定されてしまうのが平成の世である。ので、わたしは問われれば、「まあ、一緒に遊ぶのはわんこの方が楽しいっすね。でも、ねこも普段はツーンとしてても、甘えてくると超可愛いので、実際どっちも好きっす」と、善人の皮をかぶって答えるようにしている。まあ、事実そうなんでお許しいただきたい。そしてその時には、現在我が家に暮らす可愛いけれどスーパー・ツンデレなうちのかわい子ちゃんの、ウルトラ可愛い姿を脳裏に描いている場合が多いので、わたしがどんなツラをして、そう喋っているか、想像もしたくない。ひょっとすると、にやけた不細工ヅラを晒している可能性があるので極めて危険だ。よって、あまりわたしに、猫の話題を振らないでいただきたいと密かに思っている。
なお、わたしは、うちの猫は、この銀河で最も可愛い生物であると信じている。つーか、おそらく間違いない。
というわけで、どうでもいい前振りを書いてしまったが、今朝、新聞を読んでいたら、とある広告が目に留まった。へえ、と思い、ううむ、昼辺り行ってみるか、と心を決め、昼休みの小一時間で覗いてみてきたのが、↓これである。
いやあ、楽しかった。かわええ……とぼんやり見ながらにやけていたような気がするので、まあ、わたしを知っている人に見つかるとヤバいが、いつも通りのボッチ行動なので、思う存分堪能してやりました。
まず場所だが、日本橋三越本店の7階である。わたしの会社から歩いて15分ほどなので、近いのだが、平日の昼という事で、おばさまたちがわんさか来場していた。ガラガラではなく、まあ、そうだなあ、十分余裕のあるほどよい混雑ぶりというレベルだろうと思う。公式サイトはこちらっすね。詳しくはリンク先を見て下さい。もう来週には終わっちゃうのかな。
ところで、現在、本屋さんに行くと、びっくりするぐらい多くの「ねこ写真集」が出版されている。わたしもついうっかり、眺めてしまうわけだが、今回の展示会の写真家、岩合光昭氏は、その「ねこ写真」の第一人者(?)で非常に著名な方だ。まあ、NHK-BSで「岩合光昭の世界ネコ歩き」なんて番組をやってたぐらいだから、ご存知の方も多いだろう。岩合氏自身のWebサイトでも、数多くの写真が観られるので、興味のある方は覗いてみていただきたい。わたしは岩合氏について、全然知らないのだが、元々野生動物専門(?)の写真家で、なんと、かの「ナショナル・ジオグラフィックス」の表紙も2回起用されている凄い人だそうだ。へえ~。
まったくの素人考えだが、おそらく動物写真というもので一番必要なのは、そのタイミングを逃さないことであり、その時が来るのをじっと耐える忍耐力と、一瞬を切り取る判断力が必要になるのだろう。それと、おそらくはほんの少しの「運」というモノも必要か。何しろ、被写体の思考は、さっぱり人間には予測不能だし、外であれば、光の芸術である写真というものには、その時の天候も大きく影響するのだろうし、とにかく、一瞬、なんでしょうな。大事なのは。
今回の展示は、上記に貼ったチラシにも書いてある通り、「ネコは小さなライオンだ。ライオンは大きなネコだ。」というコンセプトの元、ネコとライオンの、とても似ている姿の写真を対にして、数多くの作品が展示されていて、つい、わたしのようなおっさんも、にやけてしまうようなラブリーなショットが多く、また一方では、ライオンのおっかない姿などもあって、大変に楽しめた。会場では、ネコグッズも数多く販売されていたので、全国の猫好きな方には大変おススメのイベントだったと思う。そりゃあまあ、かわええ写真満載だったっす。
しかし、ホント、ネコやイヌが嫌い人はどういう人なんだろう。まあ、一緒に暮らしたことがないんだろうな。アレルギーって言われても……知らんがな。基本的に、ネコやイヌが嫌いと言う人とはなるべく近づかない方がいいとわたしは密かに思っている。もちろん、一緒に暮らしたことのない人も出来ればお断りしたいが、まあ家の環境もさまざまだからなあ……。また、現代の平成の世は、どうも妙な世の中で、逆に異常な溺愛というか、ちょっとどうなんだ? という人もいるので、そちらも実際お断りしたいところだ。その丁度いい塩梅というか、わたしが納得するネコやイヌとの付き合い方を言葉で表現するのは難しいのだが、要するに、嫌いと言う人とは付き合いたくないし、超溺愛している人も遠慮したい。わたし? 溺愛してるけど、結構ドライっすよ。つか、もう、完全に家族なので、居て当たり前というか、だからと言って常に抱っこしてるわけでもなく、普通に共存してます。そもそも、うちの可愛い子は、超超・スーパー・ツンデレ・キャットなので、呼んだって、こっちを向きもしないし、ほぼ常に、ツーンとしてますね。超・自由気ままに生きてますな。おまけに小食でがっつくことが皆無で、ごはんで釣ることも不可能。しかし、どういうわけか、わたしが風呂に入ろうとすると、「あら、あなたお風呂? それを早く言いなさいよ、付いていくわ」という顔をして、何故か急に甘え出し、わたしが全裸になろうとする足元にすり寄って来る不思議キャットである。そしてそれが一通り気が済むと(?)、また元のツーンとした態度で、スタスタスタ……と去っていく。何なんだ一体。まったくもって、実に可愛いネコである。うちのネコについてわたしは、おそらくは、The Most かわいい Cat in the Galaxyであろうとにらんでいるのであります。
というわけで、結論。
現在、日本橋三越本店で開催中の、岩合光昭写真展『ネコライオン』は、大変楽しかった。ちなみに、うちのにゃんこは、黒ベースのキジトラなので、どっちかっつーと、ライオンじゃなくて、虎っすね。歩き方も、すげえ虎っぽくて、この銀河で最も可愛い生物だと思います。以上。
↓ わたし、この写真集を持ってます。岩合氏の作品ではありませんが、超・イイっす。おすすめ。紙の本、電子書籍、両方持ってます。たまに、ぼんやり眺めるといいと思いますよ。
お、Kindle版だと、中がちょっとだけ観られるすね。2枚目のキジトラはうちの銀河一可愛いにゃんこに似てるっす。